JP4735847B2 - 無線通信装置の取り付け装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、家屋やマンションなどの住戸の壁面に無線通信装置を取り付けるための取り付け装置に関する。
例えば、家屋やマンションなどの住戸などに設置されるプロパンガスの使用量を、ガスメータに接続された無線通信装置により電波を用いて検針センターに無線送信し、検針センター側では、受信した各住戸の使用量に基づいて、ガスボンベの補充や交換を適宜に行うことができるようにするシステムが提供されている。
この場合に、図8に示すように、無線通信装置1は、一般に、戸外に設置されるガスボンベの近傍のガスメータ(図8では図示を省略)に接続されて、家屋やマンションなどの住戸の外壁面2に固定されて取り付けられる。この場合に、無線通信装置1のアンテナ3は、棒状アンテナが用いられており、その棒状アンテナの中心線方向が、鉛直方向に沿う、したがって、外壁面2に平行になるような状態とされて、送受信性能が最良となるように、無線通信装置1は外壁面2に固定されるようにされている。
関連する技術の特許文献は、次の通りである。
特開2005−353724号公報
ところで、無線通信装置1を取り付けた壁内に、鉄筋が入っていたり、当該無線通信装置1を取り付けた外壁面に対応する住戸内側に、強力な電磁波を発生するような電気製品が配置されていたりした場合には、無線通信装置1の無線通信の妨害が生じたり、送受信能力の低下を招くという問題があった。
従来は、図8に示すように、無線通信装置1のアンテナ3を、この無線通信装置1の筐体の側面に取り付けるようにすると共に、このアンテナ3を、当該取り付け部を回動軸として回動可能にする構造とし、図8において矢印に示すように、アンテナ3を外壁面2からできるだけ離間させるように回動させるようにすることで、上記の問題を解決するようにしている。
しかしながら、前述のように、無線通信装置1のアンテナ3は、本来は、図8において実線で示すように、鉛直方向に配される状態が最も無線通信性能がよい。このため、図8の破線で示すように鉛直方向に対して斜めとなるような状態になると、アンテナ3の本来の性能が得づらくなるという問題があり、精々、鉛直方向から30度程度しか回動させることができなかった。
しかし、この程度の回動による外壁面2からアンテナ3までの離間距離では、上述した壁面内の鉄筋や屋内からの電磁波妨害に対して十分な問題解決を図ることはできなかった。
また、無線通信装置1は、屋外に設置されることが多いため、防水および防塵構造として、できるだけ、密閉される構造とされることが望ましいが、アンテナ3を筐体1の側面に取り付けるようにした場合には、当該アンテナ3の取り付け部分を防水および防塵構造とするため、パッキンやシールド部材を用いる必要がある。これらのパッキンやシールド部材は、経年変化により防水性能、防塵性能が劣化するおそれがあり、完全な防水、防塵の構造とすることが困難であった。また、それらのパッキンやシールド部材の保守点検が必要であり、面倒であった。
この発明は、以上の点にかんがみ、取り付け壁内に鉄筋が入っていたり、屋内からの電磁波妨害があったりしたとしても、より確実に、上記の問題点を解決して、無線通信装置の無線通信性能を維持することができるようにした無線通信装置の取り付け装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、
所定の相手装置との間で所定の情報を電波により無線通信するためのアンテナを備え、その筐体が壁面に取り付けられて固定される無線通信装置を、前記壁面に取り付けるようにする取り付け装置であって、
前記無線通信装置の筐体と、前記無線通信装置の筐体を前記壁面から所定距離だけ離間させるようにするための非磁性体からなるブラケット部材とからなり、
前記無線通信装置の筐体は、当該筐体の第1の面側を前記壁面に対接させた状態で前記壁面に対して少なくとも2個の取り付け位置で前記無線通信装置を固定させることを可能にする少なくとも2個の第1取り付け部を備え、
前記ブラケット部材は、
前記所定距離だけ離隔する第2の面および第3の面と、
前記第2の面側を前記壁面に対接させた状態で前記壁面に対して少なくとも2個の取り付け位置で前記ブラケット部材を固定させることを可能にする第2取り付け部と、
記第3の面に設けられ、前記ブラケット部材に対して、前記少なくとも2個の第1取り付け部により、前記無線通信装置の筐体を固定させるための少なくとも2個の第3取り付け部と、
を備え、
前記ブラケット部材を前記壁面と前記無線通信装置の筐体との間に介挿させることで、前記所定距離だけ前記壁面から前記筐体を離間させて前記無線通信装置を前記壁面に固定するようにする取り付け装置において、
前記ブラケット部材は、
前記第2の面側に設けられる第4取り付け部と、
前記第2の面および第3の面に直交する方向を回転中心軸線方向として180度回転させた他のブラケット部材の前記第2の面側の前記第4の取り付け部と対応する前記第3の面側の位置に形成される、前記第4の取り付け部と結合可能な第5取り付け部と、
をさらに備え、
前記180度回転させて2個のブラケット部材を前記回転中心軸線方向に重ねて結合したときにも、前記無線通信装置の前記少なくとも2個の第1取り付け部を固定する前記少なくとも2個の第3取り付け部は、前記第3の面上で同じ配置位置となる
ことを特徴とする無線通信装置の取り付け装置を提供する。
上述の構成のこの発明によれば、無線通信装置の筐体は、壁面に固定されたブラケット部材に対して、固定されるように構成される。ブラケット部材は、無線通信装置の筐体を壁面から所定距離だけ離間させるようにするための非磁性体からなるものであるので、無線通信装置のアンテナは、ブラケット部材により、確実に所定距離だけ壁面から離間させられる。
したがって、取り付け壁内に鉄筋が入っていたり、屋内からの電磁波妨害があったりしたとしても、無線通信装置のアンテナでの送受信に対する影響を除去することが可能になる。そして、無線通信装置のアンテナは、従来のように、回動させる等の構造とする必要はないので、最高性能が出せる状態で筐体に固定的に取り付ける構造することが可能である。このため、防水、防塵のための構造とすることも容易である。
この発明によれば、無線通信装置のアンテナは、ブラケット部材により、確実に所定距離だけ壁面から離間させられ、取り付け壁内に鉄筋が入っていたり、屋内からの電磁波妨害があったりしたとしても、無線通信装置のアンテナでの送受信に対する影響を除去することが可能になる。また、無線通信装置のアンテナは、最高性能が出せる状態で筐体に固定的に取り付ける構造することが可能であるため、防水、防塵のための構造とすることも容易である。
以下、この発明による無線通信装置の取り付け装置の実施形態を、プロパンガスの検針システムに適用した場合を例に、図を参照しながら説明する。
図2は、プロパンガスの検針システムのシステム構成の概要を説明するためのブロック図である。この検針システムは、各住戸のプロパンガスの使用量を集中的に管理するための検針センター4と、各住戸のプロパンガスボンベ(図示を省略)からのプロパンバスの使用量を測定するガスメータ5にそれぞれ接続されて、各住戸に設置される無線通信装置10の複数個と、それら複数個の無線通信装置10からのガス使用量データを受け取って、例えば携帯電話網6を通じて検針センター4に送る検針データ送信親機7とを備えている。
検針データ送信親機7と各無線通信装置10との間では、例えば429MHzの電波を用いて、例えば100メートル程度の範囲内におけるデータ通信が可能とされている。検針データ送信親機7を中心とするデータ通信が可能となる範囲が限られているので、検針データ送信親機7に対して所定以上離れて、検針データ送信親機7と直接の無線通信が不能になるときには、中継機8が用いられて、無線通信装置10からのガス使用量データが検針データ送信親機7に送信されるようにされている。
以上のように、この実施形態の無線通信装置10は、比較的短距離の電波を用いた無線通信を行なうものであり、アンテナ10Aとしては、棒状アンテナが使用され、当該棒状アンテナが鉛直方向に配置される状態が最も送受信性能が高いものとされている。
したがって、無線通信装置10は、各住戸のガスメータ4の近傍の壁面に、アンテナ10Aが鉛直方向を向くように取り付けられる。なお、ここで、無線通信装置10が取り付けられる壁面は、住宅の屋外に面する外壁面のみならず、ガスメータが屋内に設置されている場合には、屋内の壁面の場合もあることは言うまでもない。
この場合に、鉄筋が入っていない壁や、他の電子機器や電気機器からの電磁波妨害を受けない環境の壁面へ無線通信装置10を取り付ける場合には、当該無線通信装置10自身を直接、壁面に取り付けて固定するようにすることができる。
しかし、課題の欄で述べたように、壁内に鉄筋が入っていたり、他の電子機器や電気機器からの電磁波妨害を受けたりする場所に、無線通信装置10を取り付ける場合には、この実施形態では、図1のように、ブラケット部材20を、壁面2と、無線通信装置10の間に介挿するようにして、無線通信装置10を壁面2に対して固定するようにする。
図1(A)は、ブラケット部材20を介挿した状態で無線通信装置10を壁面2に対して固定した状態を、壁面2に直交する方向から見た図であり、また、図1(B)は、その固定状態を壁面2に沿う方向から見た図である。図1(A)では、ブラケット部材20は点線で示している。
この実施形態では、まず、ブラケット部材20が、図1(A)に示す取り付けねじ31および32により、壁面2に対して、取り付けられて固定される。次に、ブラケット部材20の上に無線通信装置10が載置され、取り付けねじ33および34により、ブラケット部材20に対して無線通信装置10が固定される。
このようにして、無線通信装置10がブラケット部材20を介挿した状態で壁面2に固定されることで、アンテナカバー部11内に存在する棒状アンテナ10Aは、鉛直方向になるように配置されても、ブラケット部材20の分だけ、壁面2から離間されて、無線通信性能の劣化の問題が回避される。
そして、後述するように、この実施形態では、ブラケット部材20は、複数個を重ね合わせて結合することができる構造とされており、1個のブラケット部材20では、無線通信性能の劣化の問題を回避できるだけの壁面20からの離間距離が稼げないときには、複数個のブラケット部材20を無線通信装置10と壁面2との間に介挿させるようにして、無線通信装置10を壁面2に固定するようにすることにより、確実に、無線通信性能の劣化の問題を回避できるようにしている。
次に、この実施形態の無線通信装置10の構成と、ブラケット部材20の構成とを、以下に、より詳細に説明する。
[無線通信装置10]
図3は、無線通信装置10の概観を説明するための図であり、図3(A)は、無線通信装置10を壁面2に取り付けたときに、壁面2に直交する方向から見た図であり、この明細書では、これを無線通信装置10の正面図とする。図3(B)は、無線通信装置10の側面図であり、図3(C)は、無線通信装置10の底面図である。
また、図4は、無線通信装置10の各構成部品を説明するための図である。図4(A)は、無線通信装置10の筐体構成部品を示す図であり、また、図4(B)は、無線通信装置10の筐体内部の回路構成部品を示す図である。
この実施形態の無線通信装置10の筐体は、アンテナカバー部11を除くと、方形の箱型形状をしており、図4(B)の回路構成部品を内部に収容するように筒状に構成された筐体本体12と、筐体カバー13とからなる。これら筐体本体12と、筐体カバー13と、さらには、アンテナカバー部11は、この実施形態では、非磁性体である樹脂により構成されている。
筐体本体12には、中空円錐台形状のアンテナカバー部11が一体的に接合されている。この場合に、アンテナカバー部11の中空部が、筐体本体12の内側空間と連通するように接合されている。筐体本体12にアンテナカバー部11が接合した筐体部品としては、防水および防塵処理の必要のない樹脂の一体物と同等の構成物となる。つまり、アンテナカバー部11と、筐体本体12との接合部には、パッキンやシールド部材は不要である。
図4(B)に示すように、回路構成部品14は、プリント配線基板15と、例えば樹脂からなる配線基板保持部16とからなる。プリント配線基板15は、配線基板保持部16に、例えばねじ止めされて固定されている。プリント配線基板15上には、種々の電子部品17a,17b,17c,17d,17eなどが電気的に接続されて設けられている。
そして、棒状アンテナ10Aは、このプリント配線基板15に形成されたアンテナ給電点に対して接続されて、プリント配線基板15に対して固定されている。
そして、このような構成の回路構成部品14が、筐体本体12内に、棒状アンテナ10Aが、アンテナカバー部11内に収容されるように収められる。このとき、プリント配線基板15の、棒状アンテナ10Aが接続されている側の端縁は、図示は省略したが、筐体本体12の内部において形成されている嵌合凹溝に嵌合して係止するように構成されている。
そして、回路構成部品14は、その配線基板保持部16が、筐体本体12に、図3(C)に示すように、背面側から、ねじ止めされることにより、筐体本体12に対して固定される。図示は省略したが、プリント配線基板15の筐体の底面側にはリード線接続部が設けられ、図3(C)に示すリード線導出部161から、ガスメータ5に接続されるリード部が導出される。
そして、筐体本体12内に、回路構成部品14が固定された後、筐体カバー13が筐体本体12に嵌合されて、ねじ35により、当該筐体カバー13が、配線基板保持部16にねじ止めされることにより筐体本体12に対して固定される。
そして、この実施形態においては、図3および図4に示すように、無線通信装置10の筐体はアンテナカバー部11の延長方向を長手方向とした箱型形状をしているが、筐体本体12の、その長手方向の中間部には、筐体本体12の左右の側面から外方に突出するようにして、壁面への取り付け部121および122が設けられている。
この2個の取り付け部121および122は、図3(B),(C)に示すように、無線通信装置10の筐体の背面側に設けられており、取り付け部121および122には、無線通信装置10の筐体の背面側の面に対して垂直な方向に取り付け用貫通孔123および124が穿かれている。取り付け用貫通孔123および124の径は、前記のねじ33,34が貫通する大きさとされている。
ブラケット部材20を用いずに、無線通信装置10を壁面2に取り付けて固定する場合には、無線通信装置10の背面側を壁面2に対接させた状態で、この2個の取り付け部121,122の貫通孔123,124に、取り付け用ねじ33,34を通して、この取り付け用ねじ33,34により、無線通信装置10を壁面2にねじ止め固定する。
[ブラケット部材20]
この実施形態のブラケット部材20の構造を、図5に示す。図5(A)は、ブラケット部材20を壁面2に取り付けたときに、壁面2に直交する方向(壁面2に対するブラケット部材20の取り付け方向)から見た図であり、この明細書では、これをブラケット部材20の正面図とする。図5(B)は、ブラケット部材20の側面図、図5(C)は、ブラケット部材20の背面図、図5(D)は、ブラケット部材20の底面図である。そして、図5(E)は、ブラケット部材20の斜視図である。
このブラケット部材20は、通常は、図5(C)に示す背面側を壁面2に対接させて、壁面に取り付けられる。ただし、図5(A)の正面側を壁面2に対接させて、ブラケット部材20を壁面に取り付けることも可能である。
この実施形態のブラケット部材20は、無線通信装置10の筐体と同様の、非磁性体材料である樹脂により構成されており、図5から分かるように、概観としては、ほぼ直方体形状をしている。そして、ブラケット部材20は、前記直方体形状の長辺方向(長手方向)の一端側から他端側に渡って、短辺方向の中央部が矩形状に大きく穿かれた形状の凹部21を備えるものとされている。
この凹部21の存在により、ブラケット部材20は、その長辺方向に沿って、短辺方向の両側に、2個の矩形状壁部22,23を備える構成となっている。この2個の矩形状壁部22,23の正面側の平面22a,23aは、ブラケット部材20の背面201と平行とされており、図5(B)および(D)に示すように、前記背面201からの距離(ブラケット部材20の高さ)がhとされている。
この距離hは、通常の壁内の鉄筋の存在や、他の電子機器や電気機器から壁を貫通して漏洩する電磁波の影響を抑えて、無線通信装置10のアンテナ10Aの無線通信性能が、十分に保たれるように、無線通信装置10のアンテナ10Aを壁面から離間させるようにする値に選定されている。
発明者の研究によると、一般的には、アンテナ10Aを壁面から4〜5センチメートル離間させると、殆どの場合、アンテナ10Aの無線通信性能が十分に保たれることが分かっている。
そこで、ブラケット部材20の高さhは、無線通信装置10におけるアンテナ10Aの位置を考慮して、アンテナ10Aを壁面から4〜5センチメートル離間させることができるような値とされている。
この実施形態のブラケット部材20は、背面側に位置する凹部21の底部の、前記長辺方向の一端および他端において、当該ブラケット部材20を壁面2にねじ止め固定するためのねじ孔211および212を備える。つまり、ブラケット部材20は、長手方向の一端および他端において、短辺方向の中央の位置を、壁面に対する固定位置としている。
そして、この実施形態のブラケット部材20には、無線通信装置10の筐体本体12に設けられている2個の取り付け部121,122に対応するように、2個の矩形状壁部22.23の長手方向の中央部から外方に突出するようにして、無線通信装置の取り付け部24,25が設けられている。
この2個の第1の取り付け部24,25は、図5(D)および(E)に示すように、平面22a,23aと面一の平面24a,25aを備えると共に、ブラケット部材20の高さ方向の全体に渡って背面側まで延長されて形成されている。
そして、この取り付け部24,25には、ブラケット部材20の正面側から背面側に貫通する貫通孔241,251が形成されている。この2個の貫通孔241および251間の距離は、無線通信装置10の筐体本体12の取り付け部121および122の貫通孔123および124間の距離dと等しい距離とされている。この貫通孔241,251の径は、前述したねじ33,34がねじ込まれる大きさとされている。
また、この実施形態のブラケット部材20は、同一構造の他のブラケット部材20を、高さ方向に積み上げて結合することができる構造を備える。
すなわち、この実施形態のブラケット部材20においては、正面側から見て、左側の矩形状壁部22の長手方向の一端および他端には、正面側から背面側に渡って貫通する貫通孔221および222が設けられる。この実施形態においては、この2個の貫通孔221,222間の距離も、前記dと等しく選定されている。この2個の貫通孔221,222の径も、ねじ33,34がねじ込まれる大きさとされている。
一方、ブラケット部材20の右側の矩形状壁部23の長手方向の一端および他端においては、凹部21の底部と面一となる位置まで矩形状壁部23の内側(凹部21側)がU字状に穿かれ、かつ、凹部21の底面と面一となる部分に、背面側まで貫通する貫通孔231および232が設けられる。この場合、この2個の貫通孔231,232間の距離も、前記dと等しく選定されている。この2個の貫通孔231,232の径は、ねじ33,34と同じねじが貫通する大きさとされている。
この場合、貫通孔221,222の形成位置と、貫通孔231,232の形成位置は、ブラケット部材20の長手方向の端部からの距離が等しくなる、互いに対応する位置とされる。つまり、あるブラケット部材20の正面側の面の上に、他のブラケット部材20を180度回転させた状態で、その背面側を対接させたときに、貫通孔221と貫通孔232とが同じ位置となり、かつ、貫通孔222と貫通孔231とが同じ位置となって重なり合うように構成されている。
さらに、この実施形態では、左側の矩形状壁部22の長手方向の中央位置においては、凹部21の底部と面一となる位置まで矩形状壁部23の内側(凹部21側)がU字状に穿かれ、かつ、凹部21の底面と面一となる部分に、背面側まで貫通する貫通孔223が設けられている。この貫通孔223の径は、ねじ33,34と同じねじが貫通する大きさとされている。
また、右側の矩形状壁部23の長手方向の対応する中央位置には、正面側から背面側に渡って貫通する貫通孔233が形成されている。この貫通孔233の径は、ねじ33,34と同じねじがねじ込まれる大きさとなっている。
そして、この場合、あるブラケット部材20の正面側の面の上に、他のブラケット部材20を、凹部21の中心を通る高さ方向に回転軸を仮想したときその回転軸を中心に180度回転させた状態で、その背面側を対接させたときには、貫通孔223と貫通孔233とが同じ位置となるように構成されている。
以上のような構成により、あるブラケット部材20の正面側の面に、他のブラケット部材20を、前記のように180度回転させた状態で、その背面側を対接させたときには、貫通孔221と貫通孔232とが同じ位置となり、また、貫通孔222と貫通孔231とが同じ位置となり、さらに、貫通孔223と貫通孔233とが同じ位置となって重なり合う。
したがって、同じ位置となっている貫通孔同士を通して、ねじ33,34と同じねじをねじ込んで、2個のブラケット部材20同士を高さ方向に重ねて結合することができる。さらに、同様にして、他のブラケット部材20高さ方向に重ねて結合することにより、3個以上のブラケット部材20を、高さ方向に結合することが可能である。その場合には、結合するブラケット部材20同士は、互いに前記のように180度回転させた状態にする必要があるのは、前述した通りである。
[ブラケット部材20を用いた無線通信装置10の壁面2への固定方法]
前述したように、無線通信装置10は、ブラケット部材20を用いずとも、2個の取り付け部121および122において、取り付けねじを、貫通孔123および124を通し、壁面2にねじ込むことにより、壁面2に取り付けることができる。
しかし、壁面内部の鉄筋や屋内からの他の機器から漏洩する電磁波の影響により、アンテナ10Aの無線通信性能が十分に得られないときには、ブラケット部材20を無線通信装置10と、壁面との間に介挿する。
まず、図6に示すように、凹部21の貫通孔211,212が鉛直方向に並ぶようにして、ブラケット部材20の背面201側を壁面に対接させ、取り付けねじ31,32を、凹部21の底面の貫通孔211および212をそれぞれ通して、壁面にねじ込んで、ブラケット部材20を壁面に固定する。
次に、ブラケット部材20の正面側の、第1の取り付け部24,25の平面24a,25aに、無線通信装置10の取り付け部121および122の背面側を対接させて、貫通孔123,124と、貫通孔241,251とが同じ位置となるように位置合わせをした後、ねじ33,34を、貫通孔123,124を通して貫通孔241,251にねじ込む。すると、無線通信装置10は、ブラケット部材20に固定される。
ブラケット部材20は、壁面に固定されているので、これにより、無線通信装置10は、壁面に固定される。そして、ブラケット部材20の高さh分だけ、壁面2から離間された状態で、壁面に固定されることになり、無線通信装置10の無線通信性能の劣化の問題を回避することが可能である。
しかし、このように1個のブラケット部材20を介挿させただけでは、無線通信装置10の無線通信性能の劣化の問題を十分に解決することができない場合も、まれにある。そのような場合には、複数個のブラケット部材20を高さ方向に結合したものを、壁面2と無線通信装置10の間に介挿することで、無線通信装置10の無線通信性能の劣化の問題を回避する。
2個のブラケット部材20Aおよび20Bを、壁面2と無線通信装置10との間に介挿する場合の取り付け方法を、図7を参照しながら説明する。
まず、図7において、ブラケット部材20Aを、図6の場合と同様にして、壁面にねじ止め固定する。
次に、ブラケット部材20Bを、ブラケット部材20Aの上に、高さ方向に重ねるが、このときブラケット部材20Bは、凹部21の中心を通る高さ方向に回転軸を仮想したときその回転軸を中心に180度回転して、高さ方向に重ね、貫通孔221と貫通孔232とが同じ位置となり、また、貫通孔222と貫通孔231とが同じ位置となり、さらに、貫通孔223と貫通孔233とが同じ位置となるようにする。
そして、同じ位置となっている貫通孔同士を通して、ねじ33,34と同じねじをねじ込んで、2個のブラケット部材20Aおよび20Bを高さ方向に重ねて結合する。
次に、無線通信装置10を、図6の1個のブラケット部材20を介挿する場合と同様にして、ブラケット部材20Bに対して、ねじ33,34により固定する。
以上により、無線通信装置10は、2個のブラケット部材20A,20Bの合計の高さ2h分だけ、壁面2から離間された状態で、壁面2に固定されることになり、無線通信装置10の無線通信性能の劣化の問題を回避することが可能である。
なお、この実施形態では、2個の取り付け部121,122は、無線通信装置10の筐体の背面側に突出するようなものとなっているが、図3(B)および図4(A)に示すように、筐体の背面側には、この2個の取り付け部121,122と同じ高さ分だけ、背面側から突出する突出部125,126などが形成され、これらの突出部125,126なども壁面2およびブラケット部20の面に対接して、安定に無線通信装置10の筐体を固定できるようにしている。
[他の取り付け方法]
上述の説明では、ブラケット部材20は、壁面2に取り付け固定するとき、凹部21の貫通孔211,212を鉛直方向に並ぶようにして、ブラケット部材20の背面側を壁面に対接させ、無線通信装置10の取り付け部121,122を、ブラケット部材20の取り付け部24,25に対して取り付けるようにしたが、この実施形態のブラケット部材20においては、次のような取り付け方法を採用することもできる。
第1の方法は、ブラケット部材20の凹部21の貫通孔211,212を水平方向に並ぶようにして、ブラケット部材20の背面側を壁面に対接させた状態で、ブラケット部材20を壁面に取り付け固定する。つまり、ブラケット部材20を、前述の図6および図7の場合とは、90回転させた状態で壁面に取り付け固定する。
次に、無線通信装置10の取り付け部121,122の貫通孔123,124と、ブラケット部材20の貫通孔221,222とを位置合わせして、ブラケット部材20の正面側面に無線通信装置10の背面側を対接させ、ねじ33,34により、ブラケット部材20に対して無線通信装置10を取り付け固定する。
第2の方法は、上述の例では、すべてブラケット部材20の背面側を壁面に対接させた場合であるのに対して、ブラケット部材20の正面側を壁面に対接させる方法である。この場合には、ブラケット部材20を壁面に取り付けるときに長いねじが必要となる。しかし、貫通孔221,222,223,231、232,233,241,251の位置関係は、背面側と正面側とで同じになるので、無線通信装置10の背面側と、ブラケット部材20の背面側とが対接する状態になる点が異なるだけで、上述した取り付け方法と同様にして、無線通信装置10を取り付け固定することが可能である。
この第2の方法によれば、取り付ける壁面に凹凸が存在しているときに、凹部21により、その凹凸部分を回避するようにして、無線通信装置10を、ブラケット部材20を介挿して壁面に取り付け固定することができる。
[他の実施形態および変形例]
上述の実施の形態では、ブラケット部材20同士を結合するために用いる貫通孔221および222間の距離並びに貫通孔231および232間の距離をdとしたが、無線通信装置10の筐体を、ブラケット部材を90度回転させた状態でも取り付けるようにすることを考えない場合には、前記貫通孔221および222間の距離並びに貫通孔231および232間の距離はdでなくともよい。
また、ねじがねじ込まれる貫通孔221,222,233,241,251は、ブラケット部材20を、正面側を壁面に対接させて取り付ける態様を考慮しない場合には、貫通孔である必要はない。
また、上述の実施形態の説明では、無線通信装置10の取り付け部は、筐体側面の2個としたが、2個以上の取り付け部を備えるものであっても良い。そのようにする場合にはブラケット部材20の構成も、それに応じて変更すればよい。
また、上述の実施形態では、アンテナ10Aは、防水、防塵の効果をより強固に得るために、プリント配線基板に固定して、筐体内に収納される構造としたが、このような構造に限られるわけではない。例えば、従来と同様に、アンテナの向きを調整可能にして、調整後にその状態で固定するようにする、いわゆる半固定の状態でアンテナを筐体に取り付けるようにしても良い。
また、上述の実施形態では、無線通信装置は、プロパンガスの使用量を検針センターに無線送信するシステムに使用される場合であるが、この発明は、これに限られるものではなく、壁面に取り付けられて、電波で所定の情報を無線通信(送信および/または受信)する無線通信装置のすべてを、壁面に取り付ける場合に適用可能である。
この発明による無線通信装置の取り付け装置の実施形態の概要を説明するための図である。 実施形態の無線通信装置が使用されるシステムの構成例を示すブロック図である。 実施形態の無線通信装置の概観の例を示す図である。 実施形態の無線通信装置の構成例を説明するための図である。 実施形態のブラケット部材の構成例を説明するための図である。 この発明による無線通信装置の取り付け装置の実施形態を説明するための図である。 この発明による無線通信装置の取り付け装置の実施形態を説明するための図である。 無線通信装置の壁面への取り付け固定方法の従来例を説明するための図である。
符号の説明
10…無線通信装置、10A…アンテナ、11…アンテナカバー部、20…ブラケット部材、121,122…無線通信装置の取り付け部、21…凹部、211,212…ブラケット部材の壁面への取り付け用貫通孔、24,25…無線通信装置の取り付け部、221,222,223,231、232,233,241,251…貫通孔

Claims (3)

  1. 所定の相手装置との間で所定の情報を電波により無線通信するためのアンテナを備え、その筐体が壁面に取り付けられて固定される無線通信装置を、前記壁面に取り付けるようにする取り付け装置であって、
    前記無線通信装置の筐体と、前記無線通信装置の筐体を前記壁面から所定距離だけ離間させるようにするための非磁性体からなるブラケット部材とからなり、
    前記無線通信装置の筐体は、当該筐体の第1の面側を前記壁面に対接させた状態で前記壁面に対して少なくとも2個の取り付け位置で前記無線通信装置を固定させることを可能にする少なくとも2個の第1取り付け部を備え、
    前記ブラケット部材は、
    前記所定距離だけ離隔する第2の面および第3の面と、
    前記第2の面側を前記壁面に対接させた状態で前記壁面に対して少なくとも2個の取り付け位置で前記ブラケット部材を固定させることを可能にする第2取り付け部と、
    記第3の面に設けられ、前記ブラケット部材に対して、前記少なくとも2個の第1取り付け部により、前記無線通信装置の筐体を固定させるための少なくとも2個の第3取り付け部と、
    を備え、
    前記ブラケット部材を前記壁面と前記無線通信装置の筐体との間に介挿させることで、前記所定距離だけ前記壁面から前記筐体を離間させて前記無線通信装置を前記壁面に固定するようにする取り付け装置において、
    前記ブラケット部材は、
    前記第2の面側に設けられる第4取り付け部と、
    前記第2の面および第3の面に直交する方向を回転中心軸線方向として180度回転させた他のブラケット部材の前記第2の面側の前記第4の取り付け部と対応する前記第3の面側の位置に形成される、前記第4の取り付け部と結合可能な第5取り付け部と、
    をさらに備え、
    前記180度回転させて2個のブラケット部材を前記回転中心軸線方向に重ねて結合したときにも、前記無線通信装置の前記少なくとも2個の第1取り付け部を固定する前記少なくとも2個の第3取り付け部は、前記第3の面上で同じ配置位置となる
    ことを特徴とする無線通信装置の取り付け装置。
  2. 請求項1に記載の無線通信装置の取り付け装置において、
    前記第4取り付け部および前記第5取り付け部は、前記少なくとも2個の前記第1取り付け部に対応して少なくとも2個設け、
    前記ブラケット部材の前記第4取り付け部および前記第5取り付け部に対して、前記第1取り付け部により、前記無線通信装置の前記筐体を固定可能とする
    ことを特徴とする無線通信装置の取り付け装置。
  3. 請求項1に記載の無線通信装置の取り付け装置において、
    前記アンテナは棒状アンテナであり、前記壁面に取り付けられたときに、前記壁面に沿う方向に延長する状態で前記無線通信装置に固定されている
    ことを特徴とする無線通信装置の取り付け装置。
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