JP2008225935A - 顧客操作型自動発券端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客操作形自動発券端末において、連続して使用する操作者がいない場合に省エ
ネルギーモードに入り、消費する電力を極限まで落とす運用を行っている。そのため、し
ばらくして次の操作者が操作しようとすると、その準備を行う時間が必要となり待ち時間
が必要となるが、その回避策として顧客が近付くことを検知して操作を行う前に準備を行
っている。この問題点として、装置の前を通り過ぎる人、荷物を積んだ台車、人以外の動
物に反応してしまう。
【解決手段】複数備える顧客の接近を検知するセンサの検知時間、そのセンサ間の検知時
間差、などより、端末を真に操作したい顧客を判定し、前面を通過するだけの顧客、台車
等の物体、人以外の動物などをによる無駄な動作、そしてそのエネルギーの消費を損なわ
ず、また通過するだけの人に対して、そのメカニズム作動音、音声ガイダンスなどにより
驚かせない。
【選択図】図1
ネルギーモードに入り、消費する電力を極限まで落とす運用を行っている。そのため、し
ばらくして次の操作者が操作しようとすると、その準備を行う時間が必要となり待ち時間
が必要となるが、その回避策として顧客が近付くことを検知して操作を行う前に準備を行
っている。この問題点として、装置の前を通り過ぎる人、荷物を積んだ台車、人以外の動
物に反応してしまう。
【解決手段】複数備える顧客の接近を検知するセンサの検知時間、そのセンサ間の検知時
間差、などより、端末を真に操作したい顧客を判定し、前面を通過するだけの顧客、台車
等の物体、人以外の動物などをによる無駄な動作、そしてそのエネルギーの消費を損なわ
ず、また通過するだけの人に対して、そのメカニズム作動音、音声ガイダンスなどにより
驚かせない。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動発券を目的とした端末において、効果的なエネルギーの消費を行うこと
を目的とした端末に関するものである。
を目的とした端末に関するものである。
現状の顧客操作型自動発券端末においては、世間の要求から、連続して使用する操作者
がいない場合に省エネルギーモードに入り、消費する電力を極限まで落とす運用を行って
いる。そのため、しばらくして次の操作者が操作しようとすると、その準備を行う時間が
必要となり待ち時間が必要となるが、その回避策として顧客が近付くことを検知して操作
を行う前に準備を行っている。この問題点として、装置の前を通り過ぎる人、荷物を積ん
だ台車、人以外の動物に反応してしまうことがあった。
がいない場合に省エネルギーモードに入り、消費する電力を極限まで落とす運用を行って
いる。そのため、しばらくして次の操作者が操作しようとすると、その準備を行う時間が
必要となり待ち時間が必要となるが、その回避策として顧客が近付くことを検知して操作
を行う前に準備を行っている。この問題点として、装置の前を通り過ぎる人、荷物を積ん
だ台車、人以外の動物に反応してしまうことがあった。
下記する特許文献1には、自動改札機において、近接センサの信号から人がいない時に
低消費モードとする技術が開示されている。
低消費モードとする技術が開示されている。
また、引用文献1には、低消費モードになることについて記述してあるが、本発明は低
消費モードからの復帰についてのものであり、関連はあるものの相違している。
消費モードからの復帰についてのものであり、関連はあるものの相違している。
特許文献2の要旨は、自動取引装置において、省エネモード時に顧客の操作をきっかけ
として省エネモードから復帰する点にある。
として省エネモードから復帰する点にある。
本発明とは、省エネモードから復帰のタイミングを顧客操作としている点で
相違しており、また、本発明は操作の前の接近時点で復帰することを目的としていて、操
作する少し前に復帰することから、復帰の為の時間を稼ぐことができ、快適な操作を提供
できる。
相違しており、また、本発明は操作の前の接近時点で復帰することを目的としていて、操
作する少し前に復帰することから、復帰の為の時間を稼ぐことができ、快適な操作を提供
できる。
特許文献3の要旨は、自動取引装置において、近接センサにより接近する物体との距離
を測る点にある。
を測る点にある。
本発明とは、検知距離が2種類のセンサを使用している点が、距離という点で類似して
いるが、本発明は左右のセンサが検知する時間も視野に入れ、前方左右に移動する顧客を
対象外にできる点で優位性がある。
いるが、本発明は左右のセンサが検知する時間も視野に入れ、前方左右に移動する顧客を
対象外にできる点で優位性がある。
特許文献4の要旨は、自動取引装置において、セキュリティ向上を狙い、対人セ
ンサが顧客を検知していないときには現金出金扉を開かないように制御する点にある。
ンサが顧客を検知していないときには現金出金扉を開かないように制御する点にある。
本発明とは、対人センサを用いる点で類似であるが、出金時の安全性を目的としている
点で相違している
特許文献5の要旨は、情報を表示するスクリーンの前にセンサを置き、これにより前を
通る人の反応を観察し、興味を持たれる情報の収集や、興味を持った顧客への集中的な拡
販、情報の加速、顧客の移動に合わせた情報の移動という点にある。
点で相違している
特許文献5の要旨は、情報を表示するスクリーンの前にセンサを置き、これにより前を
通る人の反応を観察し、興味を持たれる情報の収集や、興味を持った顧客への集中的な拡
販、情報の加速、顧客の移動に合わせた情報の移動という点にある。
本発明は、端末の省エネを目的とし、必要でないときには省エネモードを持続させるこ
とを目的としており、引用文献5との関連性は低い。
とを目的としており、引用文献5との関連性は低い。
従来技術は、連続して使用する操作者がいない場合に省エネルギーモードに入り、消費
する電力を極限まで落とす運用を行っている。そのため、しばらくして次の操作者が操作
しようとすると、その準備を行う時間が必要となり待ち時間が必要となるが、その回避策
として顧客が近付くことを検知して操作を行う前に準備を行っている。この問題点として
、装置の前を通り過ぎる人、荷物を積んだ台車、人以外の動物に反応してしまうことがあ
った。
する電力を極限まで落とす運用を行っている。そのため、しばらくして次の操作者が操作
しようとすると、その準備を行う時間が必要となり待ち時間が必要となるが、その回避策
として顧客が近付くことを検知して操作を行う前に準備を行っている。この問題点として
、装置の前を通り過ぎる人、荷物を積んだ台車、人以外の動物に反応してしまうことがあ
った。
顧客の接近を検知するセンサを複数備えることで、そのセンサが検知する時間差などを
使用することで、装置を使用するために接近してきた人かそれ以外かの判断を行う。
使用することで、装置を使用するために接近してきた人かそれ以外かの判断を行う。
本発明により、無駄な動作、そしてそのエネルギーの消費をさらに低減できることと、
通過するだけの人に対して、そのメカニズム作動音、音声ガイダンスなどにより驚かせな
いことが実現できる。
通過するだけの人に対して、そのメカニズム作動音、音声ガイダンスなどにより驚かせな
いことが実現できる。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。なお、各図面に共通な要素には
同一符号を示す。
同一符号を示す。
図1は、本発明で機能を有する顧客操作形自動発券端末を前面からみたところである。
一般的な顧客操作形自動発券端末の操作方法について以下簡単に説明をする。
装置の正面に顧客が立ったまま、指タッチで操作を行えるタッチパネルと液晶画面を備
えた操作部1があり、操作部1に表示されるガイダンスに従い操作を実施し、顧客が希望
する券片を選択する。選択された券片の料金表示も操作部1に表示し現金またはカードに
よるクレジット購入を選択した後、カード購入の場合は、カード出入り口2へカードを挿
入する。また現金購入する場合は金額に応じ、硬貨投入口4および紙幣投入口5にそれぞ
れ現金を投入する。取引完了後はお釣りが、紙幣放出口6、硬貨放出口7に排出され、購
入した券片は、発券口3より発券される。
えた操作部1があり、操作部1に表示されるガイダンスに従い操作を実施し、顧客が希望
する券片を選択する。選択された券片の料金表示も操作部1に表示し現金またはカードに
よるクレジット購入を選択した後、カード購入の場合は、カード出入り口2へカードを挿
入する。また現金購入する場合は金額に応じ、硬貨投入口4および紙幣投入口5にそれぞ
れ現金を投入する。取引完了後はお釣りが、紙幣放出口6、硬貨放出口7に排出され、購
入した券片は、発券口3より発券される。
顧客操作形自動発券端末の正面下部にあるのが顧客の接近を検知するセンサ9〜12で
ある。センサ9〜11は、近距離(仮に1mとする)で検知するセンサとし、センサ12
は、遠距離(仮に3mとする)で検知するように検知する距離に差を設ける。またセンサ
9〜11は普通の人体の胸あたり(仮に1.2mとする)の高さとし、センサ12は腰の
下あたり(仮に0.6mとする)とし、高低差を与える。このセンサが感応したことによ
り物体が接近してきたか遠ざかるか判断する。図3を例にとり説明する。歩行者(a)が
装置の前を通り過ぎると、センサ11、センサ10、センサ9が順に検知している。この
ように時間差を持って接近してきた場合は、通り過ぎる可能性があり、センサ10の前で
ある一定時間停止している場合のみ省エネルギーモードからの解除を行う。通り過ぎる場
合には解除を行わない。
ある。センサ9〜11は、近距離(仮に1mとする)で検知するセンサとし、センサ12
は、遠距離(仮に3mとする)で検知するように検知する距離に差を設ける。またセンサ
9〜11は普通の人体の胸あたり(仮に1.2mとする)の高さとし、センサ12は腰の
下あたり(仮に0.6mとする)とし、高低差を与える。このセンサが感応したことによ
り物体が接近してきたか遠ざかるか判断する。図3を例にとり説明する。歩行者(a)が
装置の前を通り過ぎると、センサ11、センサ10、センサ9が順に検知している。この
ように時間差を持って接近してきた場合は、通り過ぎる可能性があり、センサ10の前で
ある一定時間停止している場合のみ省エネルギーモードからの解除を行う。通り過ぎる場
合には解除を行わない。
次に図4を例に取り、装置に接近してくる場合を説明する。ある距離まで来ると、セン
サ12が検知し、何かの接近に気が付く。この後、センサ9〜11が検知したことで、顧
客の接近と判断し、省エネルギーモードからの解除を行う。
サ12が検知し、何かの接近に気が付く。この後、センサ9〜11が検知したことで、顧
客の接近と判断し、省エネルギーモードからの解除を行う。
次に図5を例にして、動物が接近してきた例を説明する。動物、この場合犬が近寄って
くると、センサ12が検知する、しかし、背の高さが低いことでセンサ9〜11は検知し
ない。この場合は省エネモードを解除しない。
くると、センサ12が検知する、しかし、背の高さが低いことでセンサ9〜11は検知し
ない。この場合は省エネモードを解除しない。
これらから、真に操作しようとしている顧客を判断する。
本発明の採用により、顧客操作形自動発券端末だけでなく、その他の自動機に応用が可
能である。
能である。
1…操作部、2…カード出入り口、3…発券口、4…硬貨投入口、5…紙幣投入口、6
…紙幣放出口、7…硬貨放出口、8…スピーカ、9〜12…顧客の接近を検知するセンサ
。
…紙幣放出口、7…硬貨放出口、8…スピーカ、9〜12…顧客の接近を検知するセンサ
。
Claims (1)
- 装置本体の前面に顧客の接近を検知するセンサを複数備え、顧客の接近を検知して発券
機能の余熱、搬送メカニズムの初期設定動作、制御系の省エネルギモードからの復帰、音
声ガイダンスによる誘導を行う顧客操作形自動発券端末において、その複数備えるセンサ
間の検知時間差などより、端末を真に操作したい顧客を判定し、前面を通過するだけの顧
客、台車等の物体、人以外の動物などをによる無駄な動作、そしてそのエネルギーの消費
を損なわず、また通過するだけの人に対して、そのメカニズム作動音、音声ガイダンスな
どにより驚かせないことを特徴とする顧客操作形自動発券端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007064334A JP2008225935A (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | 顧客操作型自動発券端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007064334A JP2008225935A (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | 顧客操作型自動発券端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008225935A true JP2008225935A (ja) | 2008-09-25 |
Family
ID=39844464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007064334A Pending JP2008225935A (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | 顧客操作型自動発券端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008225935A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011150554A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 自動取引装置 |
JP2011180940A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Oki Electric Industry Co Ltd | チェックイン端末 |
CN102750763A (zh) * | 2012-06-29 | 2012-10-24 | 北京宝盾门业技术有限公司 | 一种保安门及其通行手拉行李箱识别系统、安保控制系统 |
JP2014056617A (ja) * | 2013-12-25 | 2014-03-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | 発券端末 |
-
2007
- 2007-03-14 JP JP2007064334A patent/JP2008225935A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011150554A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 自動取引装置 |
JP2011180940A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Oki Electric Industry Co Ltd | チェックイン端末 |
CN102750763A (zh) * | 2012-06-29 | 2012-10-24 | 北京宝盾门业技术有限公司 | 一种保安门及其通行手拉行李箱识别系统、安保控制系统 |
JP2014056617A (ja) * | 2013-12-25 | 2014-03-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | 発券端末 |
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