JP2008225681A - クライアント端末の動作確認方法、通信システム、クライアント端末及び動作確認サーバ - Google Patents

クライアント端末の動作確認方法、通信システム、クライアント端末及び動作確認サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2008225681A
JP2008225681A JP2007060677A JP2007060677A JP2008225681A JP 2008225681 A JP2008225681 A JP 2008225681A JP 2007060677 A JP2007060677 A JP 2007060677A JP 2007060677 A JP2007060677 A JP 2007060677A JP 2008225681 A JP2008225681 A JP 2008225681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
client terminal
failure
operating environment
server
environment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007060677A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Soejima
真 副島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Networks Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Networks Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Oki Networks Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2007060677A priority Critical patent/JP2008225681A/ja
Publication of JP2008225681A publication Critical patent/JP2008225681A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】クライアント端末の動作環境が障害の原因であるか否かを迅速に判断することが可能な、新規かつ改良されたクライアント端末の動作確認方法、通信システム、クライアント端末及び動作確認サーバを提供すること。
【解決手段】インターネットプロトコルネットワーク130を介して、クライアント端末120と、動作環境確認サーバ150とが接続された通信システムにおけるクライアント端末の動作確認方法において、クライアント端末が、クライアント端末の障害発生時の動作環境情報を収集し、クライアント端末が、障害発生時の動作環境情報を動作環境確認サーバに送信し、動作環境確認サーバが、障害発生時の動作環境情報と、予め記録されたクライアント端末が動作可能な動作可能環境情報とを比較し、動作環境確認サーバが、比較の結果から、クライアント端末の動作環境が障害の原因であるか否かを判断することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、クライアント端末の動作確認方法、通信システム、クライアント端末及び動作確認サーバに関する。
IP電話機として使用するパーソナルコンピュータ等のクライアント端末が接続された電話交換システムは、例えば、図1に示すような構成を有する。図1は、従来の電話交換システムを示すブロック図である。
電話交換システムは、例えば、IPネットワーク30に接続されたソフトスイッチ・ゲートキーパー10とソフトフォンクライアント20とを有する。ソフトスイッチ・ゲートキーパー10は、IPネットワーク30を端末の中継交換機として使用し、ソフトウェアを用いた電話交換サービスを実現させる。また、ソフトスイッチ・ゲートキーパー10は、電話番号とIPアドレスの対応付けなどを管理・運用する制御用サーバである。ソフトフォンクライアント20は、IP電話機として使用できるように、クライアント用のアプリケーションソフトウェア22がインストールされたパーソナルコンピュータ等である。
ソフトスイッチ・ゲートキーパー10と、ソフトフォンクライアント20とを使用した電話交換システムで生じる障害には、次のようなものがある。例えば、(1)IPネットワーク30における障害、(2)ソフトスイッチ・ゲートキーパー10におけるサーバ装置やサーバソフトウェアによる障害、(3)ソフトフォンクライアント20に導入されたアプリケーションソフトウェア22による障害、(4)ソフトフォンクライアント20の動作環境、例えばCPUの種類、メモリ容量、起動プロセス、無線LAN環境等による障害などがある。
なお、特許文献1では、システム障害が発生した後の復旧時に生じる障害を防止するシステム障害対策方法が開示されている。また、特許文献2では、クライアント端末がサーバにおいて生じた不具合を障害発生として検知する障害検知方法が開示されている。
特開2005−148794号公報 特開2000−029745号公報
ところで、上記の電話交換システムで生じる障害のうち、(1)IPネットワーク30における障害、(2)ソフトスイッチ・ゲートキーパー10におけるサーバ装置やサーバソフトウェアによる障害については、利用者(ユーザ)からの問い合わせに対応するヘルプデスク40やシステム管理者40によって常時監視されている。
一方、ソフトフォンクライアント20における障害については、複数のソフトフォンクライアント20が、例えばパーソナルコンピュータであるため、それぞれ異なる動作環境が設定されていたり、常時利用していないことも多かったりするため、電話交換システム管理の対象外とされてきた。
しかし、ソフトフォンクライアント20上で障害や不具合が発生した場合、ヘルプデスク40又はシステム管理者40が、次のような対応を行う必要があったため、障害や不具合を解決するまでに多くの時間がかかるという問題があった。即ち、(1)ソフトフォンクライアント20まで出張しない場合、ヘルプデスク40は、利用者からの問い合わせに対して、電話にてソフトフォンクライアント20の動作環境を聞き出す必要があった。そして、その場合、パーソナルコンピュータの操作に不慣れな利用者に電話にて指示を出さなければならなかった。
または、(2)システム管理者40は、問い合わせのあった利用者のソフトフォンクライアント20まで出張して、その場所でソフトフォンクライアント20の動作環境などの調査をする必要があった。このように、利用者やヘルプデスク40又はシステム管理者40を介して、ソフトフォンクライアント20の障害の原因の調査を開始しなければならず、障害の発生から原因の特定まで非常に時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、クライアント端末の動作環境が障害の原因であるか否かを迅速に判断することが可能な、新規かつ改良されたクライアント端末の動作確認方法、通信システム、クライアント端末及び動作確認サーバを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、インターネットプロトコルネットワークを介して、クライアント端末と、動作環境確認サーバとが接続された通信システムにおけるクライアント端末の動作確認方法において、クライアント端末が、障害の発生に応じて、クライアント端末の障害発生時の動作環境情報を収集し、クライアント端末が、障害発生時の動作環境情報を動作環境確認サーバに送信し、動作環境確認サーバが、障害発生時の動作環境情報と、予め動作環境確認サーバに記録されたクライアント端末が動作可能な動作可能環境情報と、を比較し、動作環境確認サーバが、比較の結果から、クライアント端末の動作環境が障害の原因であるか否かを判断することを特徴とするクライアント端末の動作確認方法が提供される。
かかる構成により、クライアント端末は、クライアント端末内部の動作環境情報を収集し、収集した動作環境情報を動作環境確認サーバに送信する。動作環境確認サーバは、受信した動作環境情報と、予め記録されている動作可能環境情報とを比較して、比較の結果から、クライアント端末の動作環境が障害の原因であるかを判断する。そのため、障害の発生から原因の指摘までの時間を短縮することができる。
上記動作環境確認サーバが、障害の原因がクライアント端末の動作環境ではないと判断した場合、動作環境確認サーバが、通信システムにおける障害の有無を監視する監視装置に、クライアント端末において障害が発生し、障害の原因がクライアント端末の動作環境ではないことを通知してもよい。かかる構成により、監視装置が障害の発生や、障害の原因がクライアント端末の動作環境ではないことが分かるため、原因を解消するための迅速な対応を行うことができる。
上記動作環境確認サーバが、障害の原因がクライアント端末の動作環境であると判断した場合、動作環境確認サーバが、クライアント端末に、障害の原因がクライアント端末の動作環境であることを通知してもよい。かかる構成により、クライアント端末では、障害の原因が、クライアント端末の動作環境であることが分かるため、原因を解消するための迅速な対応を行うことができる。
上記クライアント端末は、障害の発生に応じて、クライアント端末に設定された環境確認プロセスを起動し、環境確認プロセスが、クライアント端末の障害発生時の動作環境情報を収集してもよい。かかる構成により、クライアント端末の利用者が意識することなく、クライアント端末が、クライアント端末の動作環境情報を収集する。また、迅速に情報の収集を行うことができる。
上記環境確認プロセスは、クライアント端末が、障害の発生に応じて、障害が発生したことを動作確認環境サーバに通知し、動作確認サーバが、クライアント端末に環境確認プロセスを送信することによって、クライアント端末に導入され、設定されてもよい。かかる構成により、障害が発生することによって、環境情報の収集、送信を行う環境確認プロセスが、クライアント端末に導入され、設定される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、インターネットプロトコルネットワークを介して、クライアント端末と、動作環境確認サーバとが接続された通信システムにおいて、クライアント端末は、障害の発生に応じて、クライアント端末の障害発生時の動作環境情報を収集する収集部と、障害発生時の動作環境情報を動作環境確認サーバに送信する送信部とを備え、動作環境確認サーバは、障害発生時の動作環境情報と、予め動作環境確認サーバに記録されたクライアント端末が動作可能な動作可能環境情報とを比較する比較部と、比較の結果から、クライアント端末の動作環境が障害の原因であるか否かを判断する判断部とを備えることを特徴とする通信システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、インターネットプロトコルネットワークを介して、動作環境確認サーバに接続されたクライアント端末において、障害の発生に応じて、障害が発生したことを動作確認環境サーバに通知する通知部と、動作確認サーバから、環境確認プロセスを受信するプロセス受信部と、環境確認プロセスが導入され、設定される格納部と、障害の発生に応じて、格納部に設定された環境確認プロセスを起動し、障害発生時の内部の動作環境情報を収集する収集部と、障害発生時の動作環境情報を動作環境確認サーバに送信する情報送信部とを備えることを特徴とするクライアント端末が提供される。
上記動作環境確認サーバが、障害の原因がクライアント端末の動作環境であると判断した場合、動作環境確認サーバから、障害の原因が動作環境であるという通知を受信する結果受信部を備えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、インターネットプロトコルネットワークを介して、クライアント端末に接続された動作環境確認サーバにおいて、クライアント端末が動作可能な環境情報である動作可能環境情報を記録した記録部と、クライアント端末の障害の発生に応じて、クライアント端末から障害が発生したことの通知を受信する通知受信部と、クライアント端末に、環境確認プロセスを送信するプロセス送信部と、クライアント端末から、環境確認プロセスが収集した障害発生時のクライアント端末の動作環境情報を受信する情報受信部と、障害発生時の動作環境情報と、記録部に記録された動作可能環境情報とを比較する比較部と、比較の結果から、クライアント端末の動作環境が障害の原因であるか否かを判断する判断部とを備えることを特徴とする、動作環境確認サーバが提供される。
上記判断部が、障害の原因がクライアント端末の動作環境ではないと判断した場合、通信システムにおける障害の有無を監視する監視装置に、クライアント端末において障害が発生し、障害の原因がクライアント端末の動作環境ではないことを通知する第1の結果送信部を備えてもよい。
上記判断部が、障害の原因がクライアント端末の動作環境であると判断した場合、動作環境確認サーバが、クライアント端末に、障害の原因がクライアント端末の動作環境であることを通知する第2の結果送信部を備えてもよい。
本発明によれば、クライアント端末の動作環境が障害の原因であるか否かを迅速に判断することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態の構成)
まず、本発明の第1の実施形態に係る電話交換システム100の構成について説明する。電話交換システム100は、パーソナルコンピュータ等をIP電話機として使用することができるように構築されている。図2は、本実施形態に係る電話交換システム100を示すブロック図である。なお、電話交換システム100は、通信システムの一例である。
電話交換システム100は、IP(インターネットプロトコル)ネットワーク130と、IPネットワーク130に接続されたソフトスイッチ・ゲートキーパー110と、ソフトフォンクライアント120と、監視装置140と、動作環境確認サーバ150とを有する。以下に、電話交換システム100の各構成要素について詳細に説明する。
IPネットワーク130は、インターネットプロトコル技術を利用してコンピュータ・ネットワークが相互接続された広範囲のネットワークである。本実施形態の電話交換システム100を構築するため、IPネットワーク130は、端末の中継交換機として使用される。IPネットワーク130には、ソフトスイッチ・ゲートキーパー110と、複数の端末であるソフトフォンクライアント120と、監視装置140と、動作環境確認サーバ150とが同一のネットワークに接続されている。
ソフトスイッチ・ゲートキーパー110は、IPネットワーク130に接続されている。ソフトスイッチ・ゲートキーパー110は、IPネットワーク130を端末の中継交換機として使用可能にし、ソフトフォンソフトウェア122を用いた電話交換サービスを実現させる。また、ソフトスイッチ・ゲートキーパー110は、電話番号とIPアドレスの対応付けなどを管理・運用する制御用サーバであり、ハードウェアとしてのサーバ装置やサーバソフトウェアを有する。
ソフトフォンクライアント120は、IPネットワーク130に接続されている端末、例えばパーソナルコンピュータであり、IP電話機として使用される。なお、ソフトフォンクライアント120は、クライアント端末の一例である。ソフトフォンクライアント120は、IPネットワーク130に複数台接続されて、マイクやスピーカなどを介して相互に通話が可能である。ソフトフォンクライアント120は、例えば、ソフトフォンソフトウェア122と、WEBブラウザソフトウェア124とがインストール(設定)されている。
ソフトフォンソフトウェア122は、パーソナルコンピュータをIP電話機として使用するためのアプリケーションソフトウェアである。WEBブラウザソフトウェア124は、ウェブページを表示するアプリケーションソフトウェアであり、HTMLファイル等をパーソナルコンピュータにダウンロードすることができる。WEBブラウザソフトウェア124は、例えば、インターネットエクスプローラ(IE)等である。ソフトフォンクライアント120は、WEBブラウザソフトウェア124を用いることで、動作環境確認サーバ150にアクセスして、HTMLプロトコルによって動作環境確認サーバ150と情報交換が可能となる。
ソフトフォンクライアント120は、ソフトフォンクライアント120で発生した障害又は不具合を検知する障害発生検知部と、障害が発生したことを動作環境確認サーバ150に通知する通知部と、動作環境確認サーバ150からActiveXのモジュール(IE子プロセス)である環境確認プロセスを受信するプロセス受信部と、受信した環境確認プロセスを保存する格納部などの機能ブロックを有する。
通知部は、例えば、WEBブラウザソフトウェア124を介して、動作環境確認サーバ150のURLアドレスへアクセスすることで、障害の発生を動作環境確認サーバ150に通知することができる。
環境確認プロセスは、インターネットエクスプローラ(IE)の子プロセスとして起動する。環境確認プロセスは、利用者が動作環境確認サーバ150へアクセスした後、ActiveX機能によって起動される。
環境確認プロセスは、障害発生時のソフトフォンクライアント120の動作環境のデータ(動作環境情報)を収集する収集部と、収集した動作環境データを動作環境確認サーバ150に送信する情報送信部などの機能ブロックを有する。ここで、動作環境のデータとは、例えば、ソフトフォンクライアント120のCPUの種類、メモリ容量、起動中の他のプロセス(競合不可能なソフトウェア情報)、無線LANの利用環境などである。
更に、ソフトフォンクライアント120は、障害発生の原因が、ソフトフォンクライアント120の動作環境である、又は動作環境以外であるという動作環境確認サーバ150の判断結果の通知を受信する結果受信部と、その判断結果を表示する結果表示部などの機能ブロックを有する。
監視装置140は、IPネットワーク130に接続されており、IPネットワーク130とソフトスイッチ・ゲートキーパー110とを常時監視する。監視結果から障害発生時には、ヘルプデスク又はシステム管理者が障害発生原因を分析して、障害を解消する対応を行う。
監視装置140は、例えば、ソフトフォンクライアント120に障害が発生していること、及び、動作環境確認サーバ150がソフトフォンクライアント120の動作環境には障害の原因がないと判断した結果を受信する結果受信部と、障害の発生や動作環境確認サーバ150の判断結果を表示する結果表示部などの機能ブロックを有する。
動作環境確認サーバ150は、IPネットワーク130に接続されている。動作環境確認サーバ150は、ソフトフォンクライアント120でソフトフォンソフトウェア122が動作可能な環境情報を予め記録している記録部152と、ソフトフォンクライアント120から障害発生の通知を受信する通知受信部と、環境確認プロセスをソフトフォンクライアント120に送信するプロセス送信部と、ソフトフォンクライアント120から障害発生時のソフトフォンクライアント120の動作環境のデータを受信する情報受信部などの機能ブロックを有する。動作環境確認サーバ150は、ハードウェアとしてのサーバ装置やサーバソフトウェアを有する。記録部152が記録している動作可能環境情報とは、例えば、ソフトフォンクライアント120が動作可能なことが確認されているCPUの種類、メモリ容量、起動中の他のプロセス(競合不可能なソフトウェア情報)、無線LANの利用環境などである。
更に、動作環境確認サーバ150は、ソフトフォンクライアント120から通知された障害発生時の動作環境データと、記録部152に記録されたソフトフォンクライアント120の動作可能環境情報とを比較する比較部と、その比較の結果から、ソフトフォンクライアント120の動作環境が原因で障害が発生しているか否かを判断する判断部などの機能ブロックを有する。また、動作環境確認サーバ150は、障害発生の原因が、ソフトフォンクライアント120の動作環境であるか否かをソフトフォンクライアント120に送信する第1結果送信部と、ソフトフォンクライアント120に障害が発生していること、及び、ソフトフォンクライアント120の動作環境には障害の原因がないことを監視装置140に送信する第2結果送信部などの機能ブロックを有する。
比較部は、障害発生時のソフトフォンクライアント120の動作環境データが、動作可能環境情報の条件を満たしているか否かを比較する。そして、判断部は、障害発生時のソフトフォンクライアント120が、動作可能環境情報の条件を満たしている場合は、動作環境が原因で障害が発生していないと判断する。一方、動作可能環境情報の条件を満たしていない場合は、動作環境が原因で障害が発生していると判断する。
なお、上述したソフトフォンクライアント120は、障害発生時に利用者がいかなる種類の障害が発生しているかを選択することができるメニュー選択部と、選択されたメニュー情報を監視装置140に送信するメニュー情報送信部を有してもよい。そして、監視装置140は、ソフトフォンクライアント120から選択されたメニュー情報を受信するメニュー情報受信部を有することができる。ソフトフォンクライアント120上で選択可能なメニューは、例えば、(1)通話時の音が途切れ途切れになる、(2)片通話になる、(3)通話中に突然切断される、(4)音が小さくなる、(5)その他、などがある。
(第1の実施形態の動作)
次に、本実施形態に係る電話交換システム100の動作について説明する。図3は、本実施形態に係る電話交換システム100の動作を示すシーケンスチャートである。
図3は、ソフトフォンクライアント120において障害が発生してから、ソフトフォンクライアント120に障害の原因の通知、又は監視装置140に障害発生の通知をするまでの本実施形態の電話交換システム100の動作を示している。
まず、ソフトフォンクライアント120において、ソフトフォンソフトウェア122を用いて電話交換システム100を使用している際に、何らかの障害又は不具合が発生したとする。このとき、ソフトフォンクライアント120では、障害発生が検知される(ステップS102)。障害発生の検知は、利用者が検知するとしてもよく、ソフトフォンクライアント120がプログラム上で検知することができるとしてもよい。
問題発生が検知された場合、利用者は、ソフトフォンクライアント120にインストールされているWEBブラウザソフトウェア124を使用して、予め登録されている動作環境確認サーバ150のURLアドレスへ1(ワン)クリックでアクセスする(ワンクリックアクセス)(ステップS104)。このワンクリックアクセスによって、ソフトフォンクライアント120は、障害の発生に応じて、障害が発生したことを動作環境確認サーバ150に通知することができる。
動作環境確認サーバ150は、ソフトフォンクライアント120からのアクセスを受けたことによって、インターネットエクスプローラ(IE)ActiveX機能を使用して、ActiveXのモジュール(IE子プロセス)である環境確認プロセスをソフトフォンクライアント120にダウンロードする(ステップS106)。
そして、ソフトフォンクライアント120は、Windows(登録商標)OSのsystem32フォルダ配下に、環境確認プロセスを保管する(ステップS108)。但し、図示しないが、今回障害が発生したソフトフォンクライアント120が、既に過去に一度動作環境確認サーバ150にアクセスしたことがある場合には、環境確認プロセスはダウンロード済みであるため、環境確認プロセスのダウンロード(ステップS106)及び保管(ステップS108)を省略することができる。
次に、ソフトフォンクライアント120は、環境確認プロセスをインターネットエクスプローラ(IE)の子プロセスとして起動する(ステップS110)。なお、利用者が動作環境確認サーバ150へアクセスした後、環境確認プロセスは、ActiveX機能によって起動される。そのため、環境確認プロセスは、利用者が意識することがなく、即ち、利用者の観点からは自動化されて起動される。
環境確認プロセスが起動されると、環境確認プロセスは、障害発生時のソフトフォンクライアント120の動作環境のデータ、例えば、CPUの種類、メモリ容量、起動中の他のプロセス(競合不可能なソフトウェア情報)、無線LANの利用環境などのデータを収集する(ステップS112)。
そして、収集されたソフトフォンクライアント120の動作環境データは、ソフトフォンクライアント120から動作環境確認サーバ150に通知される(ステップS114)。次に、動作環境確認サーバ150は、通知された障害発生時の動作環境データと、予め動作環境確認サーバ150に記録されたソフトフォンクライアント120の動作可能環境情報とを比較する(ステップS116)。動作環境確認サーバ150は、障害発生時の動作環境データと動作可能環境情報を比較することによって、ソフトフォンクライアント120の動作環境が原因で障害が発生しているか否かを判断する(ステップS118)。
次に、障害発生について、ソフトフォンクライアント120の動作環境が原因であると判断した場合、動作環境確認サーバ150は、ソフトフォンクライアント120に動作環境に原因があることを通知する(ステップS120)。この通知を受けたソフトフォンクライアント120は、障害発生の原因がソフトフォンクライアント120の動作環境であることを表示する。
一方、障害発生について、ソフトフォンクライアント120の動作環境に障害の原因がないと判断した場合、動作環境確認サーバ150は、ヘルプデスク又はシステム管理者が監視している監視装置140にSNMPプロトコルTRAPを利用して、ソフトフォンクライアント120に不具合が発生していることを通知する(ステップS122)。また、ほぼ同時に、動作環境確認サーバ150は、ソフトフォンクライアント120に動作環境に原因がないことを通知する(ステップS124)。この通知を受けたソフトフォンクライアント120は、障害発生の原因がソフトフォンクライアント120の動作環境ではないことを表示する。
なお、上記のソフトフォンクライアント120が、更に、メニュー選択部と、メニュー情報送信部とを有し、監視装置140が、メニュー情報受信部を有する場合、利用者は、障害が発生して、ソフトフォンクライアント120から動作環境確認サーバ150にアクセスする際に、障害発生の具体的な内容を予め用意されたメニューの中から選択することができる。そして、動作環境確認サーバ150が、障害の原因はソフトフォンクライアント120の動作環境ではないと判断した場合には、ヘルプデスク又はシステム管理者が監視する監視装置140に利用者が選択したメニュー情報を送信することができる。このような構成により、より早い対応を行うことができ、障害発生の原因を解決するための時間をより短縮することができる。
例えば、記録部152に記録されている動作可能環境情報のうち、CPUの種類という項目がある場合について説明すると、記録部152には、動作可能環境情報として、CPUの種類項目に、例えば、CPU=(Pentium(登録商標)3&850MHz以上)or(Pentium4&1GHz以上)と予め登録しておく。
ソフトフォンクライアント120は、ActiveXにより起動されたdll(ダイナミックリンクライブラリ)ファイルによって、WindowsのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を利用して(例えば、cpuinfoを実行して)、ソフトフォンクライアント120のCPUの種類等を取得する。
そして、取得されたCPUの種類が、Pentium4&2GHzであった場合、動作環境確認サーバ150は、CPUの種類について記録部152に記録されているCPU項目と比較を実施し、(Pentium4&1GHz以上)に該当するため、ソフトフォンクライアント120は動作可能環境の条件を満たすため、障害発生の原因がソフトフォンクライアント120の動作環境ではないと判断する。
上述したとおり、本実施形態によれば、ソフトフォンソフトウェア122を用いて電話交換システム100を使用している際に、ソフトフォンクライアント120において、何らかの障害又は不具合の発生が検知されたとき、障害の原因が、ソフトフォンクライアント120の動作環境、例えばCPUの種類、メモリ容量、起動プロセス、無線LAN環境等によるものであるか否かを迅速に判断することができる。
そして、障害の原因が、IPネットワーク130、ソフトスイッチ・ゲートキーパー110におけるサーバ装置やサーバソフトウェア、又はソフトフォンクライアント120に導入されたソフトフォンソフトウェア122ではなく、ソフトフォンクライアント120の動作環境である場合、障害発生から、障害発生の原因の指摘までほぼリアルタイムに通知されるため、問題の解析にかかる時間を大幅に短縮することができる。また、障害発生の原因を解消するためヘルプデスクへ連絡をする必要がある場合でも、原因が解明されているため、問題を解決するまでの時間が短縮できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
従来の電話交換システムを示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る電話交換システムを示すブロック図である。 同実施形態に係る電話交換システムの動作を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
100 電話交換システム
110 ソフトスイッチ・ゲートキーパー
120 ソフトフォンクライアント
122 ソフトフォンソフトウェア
124 WEBブラウザソフトウェア
130 IPネットワーク
140 監視装置
150 動作環境確認サーバ

Claims (11)

  1. インターネットプロトコルネットワークを介して、クライアント端末と、動作環境確認サーバとが接続された通信システムにおけるクライアント端末の動作確認方法において、
    前記クライアント端末が、障害の発生に応じて、前記クライアント端末の前記障害発生時の動作環境情報を収集し、
    前記クライアント端末が、前記障害発生時の動作環境情報を前記動作環境確認サーバに送信し、
    前記動作環境確認サーバが、前記障害発生時の動作環境情報と、予め前記動作環境確認サーバに記録された前記クライアント端末が動作可能な動作可能環境情報と、を比較し、
    前記動作環境確認サーバが、前記比較の結果から、前記クライアント端末の動作環境が前記障害の原因であるか否かを判断することを特徴とする、クライアント端末の動作確認方法。
  2. 前記動作環境確認サーバが、前記障害の原因が前記クライアント端末の動作環境ではないと判断した場合、前記動作環境確認サーバが、前記通信システムにおける障害の有無を監視する監視装置に、前記クライアント端末において前記障害が発生し、前記障害の原因が前記クライアント端末の動作環境ではないことを通知することを特徴とする、請求項1記載のクライアント端末の動作確認方法。
  3. 前記動作環境確認サーバが、前記障害の原因が前記クライアント端末の動作環境であると判断した場合、前記動作環境確認サーバが、前記クライアント端末に、前記障害の原因が前記クライアント端末の動作環境であることを通知することを特徴とする、請求項1又は2記載のクライアント端末の動作確認方法。
  4. 前記クライアント端末は、前記障害の発生に応じて、前記クライアント端末に設定された環境確認プロセスを起動し、
    前記環境確認プロセスが、前記クライアント端末の前記障害発生時の動作環境情報を収集することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のクライアント端末の動作確認方法。
  5. 前記環境確認プロセスは、
    前記クライアント端末が、前記障害の発生に応じて、前記障害が発生したことを前記動作確認環境サーバに通知し、
    前記動作確認サーバが、前記クライアント端末に前記環境確認プロセスを送信することによって、前記クライアント端末に導入され、設定されることを特徴とする、請求項4記載のクライアント端末の動作確認方法。
  6. インターネットプロトコルネットワークを介して、クライアント端末と、動作環境確認サーバとが接続された通信システムにおいて、
    前記クライアント端末は、
    障害の発生に応じて、前記クライアント端末の前記障害発生時の動作環境情報を収集する収集部と、
    前記障害発生時の動作環境情報を前記動作環境確認サーバに送信する送信部と、
    を備え、
    前記動作環境確認サーバは、
    前記障害発生時の動作環境情報と、予め前記動作環境確認サーバに記録された前記クライアント端末が動作可能な動作可能環境情報と、を比較する比較部と、
    前記比較の結果から、前記クライアント端末の動作環境が前記障害の原因であるか否かを判断する判断部と、
    を備えることを特徴とする、通信システム。
  7. インターネットプロトコルネットワークを介して、動作環境確認サーバに接続されたクライアント端末において、
    障害の発生に応じて、前記障害が発生したことを前記動作確認環境サーバに通知する通知部と、
    前記動作確認サーバから、環境確認プロセスを受信するプロセス受信部と、
    前記環境確認プロセスが導入され、設定される格納部と、
    前記障害の発生に応じて、前記格納部に設定された前記環境確認プロセスを起動し、前記障害発生時の内部の動作環境情報を収集する収集部と、
    前記障害発生時の動作環境情報を前記動作環境確認サーバに送信する情報送信部と、
    を備えることを特徴とする、クライアント端末。
  8. 前記動作環境確認サーバが、前記障害の原因が前記クライアント端末の動作環境であると判断した場合、前記動作環境確認サーバから、前記障害の原因が動作環境であるという通知を受信する結果受信部を備えることを特徴とする、請求項7記載のクライアント端末。
  9. インターネットプロトコルネットワークを介して、クライアント端末に接続された動作環境確認サーバにおいて、
    前記クライアント端末が動作可能な環境情報である動作可能環境情報を記録した記録部と、
    前記クライアント端末の障害の発生に応じて、前記クライアント端末から前記障害が発生したことの通知を受信する通知受信部と、
    前記クライアント端末に、環境確認プロセスを送信するプロセス送信部と、
    前記クライアント端末から、前記環境確認プロセスが収集した前記障害発生時の前記クライアント端末の動作環境情報を受信する情報受信部と、
    前記障害発生時の動作環境情報と、前記記録部に記録された前記動作可能環境情報と、を比較する比較部と、
    前記比較の結果から、前記クライアント端末の動作環境が前記障害の原因であるか否かを判断する判断部と、
    を備えることを特徴とする、動作環境確認サーバ。
  10. 前記判断部が、前記障害の原因が前記クライアント端末の動作環境ではないと判断した場合、前記通信システムにおける障害の有無を監視する監視装置に、前記クライアント端末において前記障害が発生し、前記障害の原因が前記クライアント端末の動作環境ではないことを通知する第1の結果送信部を備えることを特徴とする、請求項9記載の動作環境確認サーバ。
  11. 前記判断部が、前記障害の原因が前記クライアント端末の動作環境であると判断した場合、前記動作環境確認サーバが、前記クライアント端末に、前記障害の原因が前記クライアント端末の動作環境であることを通知する第2の結果送信部を備えることを特徴とする、請求項9又は10記載の動作環境確認サーバ。
JP2007060677A 2007-03-09 2007-03-09 クライアント端末の動作確認方法、通信システム、クライアント端末及び動作確認サーバ Withdrawn JP2008225681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007060677A JP2008225681A (ja) 2007-03-09 2007-03-09 クライアント端末の動作確認方法、通信システム、クライアント端末及び動作確認サーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007060677A JP2008225681A (ja) 2007-03-09 2007-03-09 クライアント端末の動作確認方法、通信システム、クライアント端末及び動作確認サーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008225681A true JP2008225681A (ja) 2008-09-25

Family

ID=39844253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007060677A Withdrawn JP2008225681A (ja) 2007-03-09 2007-03-09 クライアント端末の動作確認方法、通信システム、クライアント端末及び動作確認サーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008225681A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011055436A1 (ja) * 2009-11-04 2011-05-12 富士通株式会社 運用管理装置及び運用管理方法
JP2022011496A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 Necプラットフォームズ株式会社 音声品質解析装置、音声品質解析システム、及び音声品質解析方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011055436A1 (ja) * 2009-11-04 2011-05-12 富士通株式会社 運用管理装置及び運用管理方法
US8650444B2 (en) 2009-11-04 2014-02-11 Fujitsu Limited Operation management device and operation management method
CN102597966B (zh) * 2009-11-04 2014-08-20 富士通株式会社 运行管理装置以及运行管理方法
JP2022011496A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 Necプラットフォームズ株式会社 音声品質解析装置、音声品質解析システム、及び音声品質解析方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6167448A (en) Management event notification system using event notification messages written using a markup language
KR101120783B1 (ko) 연결 촉진 응용 프로그램을 통하여 광역 컴퓨터 네트워크에 대해 로컬 컴퓨터 네트워크를 보호하는 방법 및 컴퓨터 판독 가능 기록 매체
Zheng et al. Distributed QoS evaluation for real-world web services
US8549639B2 (en) Method and apparatus for diagnosing and mitigating malicious events in a communication network
EP3248330B1 (en) Method and system for isp network performance monitoring and fault detection
JP2003058437A (ja) ネットワーク監視装置、ネットワーク監視プログラム、及びネットワーク監視方法
EP1884124A2 (en) Wireless data device performance monitor
US20020178243A1 (en) Apparatus and method for centrally managing network devices
JP5625605B2 (ja) Os動作状態確認システム、確認対象装置、os動作状態確認装置、os動作状態確認方法およびプログラム
JP2008225681A (ja) クライアント端末の動作確認方法、通信システム、クライアント端末及び動作確認サーバ
WO2004017199A1 (en) Method for monitoring and managing an information system
EP3607767B1 (en) Network fault discovery
US9379939B2 (en) Self troubleshooting home router
KR100693663B1 (ko) 노드 장애 감지 방법 및 시스템
CN112202643B (zh) 网络检测方法、装置、测试主机及存储介质
Cisco Appendix A. BAMS, Cisco MGC, and CMNM Messages
JP2007267099A (ja) 基地局管理装置及び基地局管理方法
CN110716841A (zh) 监控数据收集方法、装置及设备
JP2003223689A (ja) 監視システム
JP4327525B2 (ja) ケーブルモデムシステム
JP6835700B2 (ja) 通信障害区間切り分け装置、通信障害区間切り分け方法、及びプログラム
JP4716720B2 (ja) ネットワーク監視装置、ネットワーク監視方法、及びネットワーク監視プログラム
JP5764090B2 (ja) 端末状態検知装置および端末状態検知方法
CN115277834B (zh) 任务数据的处理方法、装置和服务器
JP2007299270A (ja) 情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100511