JP2008224499A - 試料用チップ - Google Patents

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Abstract

【課題】逆止弁を設ける必要がない簡易な構成で、生体試料用チップの試料経路内に生体試料を移送させることができる押圧手段を有する生体試料用チップを提供することを目的とする。
【解決手段】板状の基板と、生体試料を移送するための試料用経路を構成する経路構成穴が設けられ、前記基板に装着される板状の経路構成部材と、前記経路構成穴を覆うように前記経路構成部材に装着され、弾性を有する天板と、前記天板の前記経路構成穴に対応する部位を押圧する押圧手段と、を備える。
【選択図】図1A

Description

本発明は、試料を移送するための微小な流路を備える試料用チップに関し、特に、微小な流路内へ試料を導入するための押圧手段を備える試料用チップに関する。
近年、DNA、RNA、細胞といった種々の生体試料等に対する生化学的な分析操作を行うにあたり、生体試料用チップが広く利用されている。この生体試料用チップは、ガラス、ポリマー等からなる基板と、基板上に載置され、流路パターンを有する貫通穴が形成されたポリマーからなる流路構成部材と、流路構成部材上に載置される天板と、から構成される生体試料用チップも利用されている。このような生体試料用チップの微細な流路もしくは貫通溝は、半導体集積回路に用いられる微細加工技術等が利用されて形成される。
さらに、上記した生体試料用チップの天板もしくは流路構成部材は、流路に連通する供給口を備え、生体試料を注入するための液送チューブを供給口に直接差し込んで固定したり、基板にチューブを埋設したりしている。生体試料等の測定対象物は、上記供給口を介して流路内へ加圧ポンプなどで圧送され、生体試料の破砕、測定、分離等が行われる。
流路内へ生体試料を移送する手段として、従来から使用されているダイヤフラム式ポンプがある。このダイヤフラム式ポンプを利用する場合には、逆止弁を組み込むことにより生体試料の逆流を防ぎつつ、ダイヤフラムの往復運動させ生体試料を一方向に流す構成である(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−139065
上述した従来の生体試料用チップが備えるダイヤフラム式ポンプは、生体試料が逆流することを防止するための逆止弁を設ける必要があるため、生体試料用チップの構造が複雑となり、小型化が困難である。
そこで、本発明は、逆止弁を設ける必要がない簡易な構成で、試料用チップの試料経路内に試料を移送させることができる押圧手段を有する試料用チップを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の試料用チップの第1の態様は、板状の基板と、試料を移送するための試料用経路を構成する経路構成穴が設けられ、前記基板に装着される板状の経路構成部材と、前記経路構成穴を覆うように前記経路構成部材に装着され、弾性を有する天板と、前記天板の前記経路構成穴に対応する部位を押圧する押圧手段と、を備える。
また、上記課題を解決するための本発明の試料用チップの第2の態様は、試料用チップであって、板状の基板と、試料を移送するための試料用経路を構成する経路構成溝が設けられ、前記経路構成溝を覆うように前記基板に装着され、弾性を有する経路構成部材と、前記天板の前記経路構成溝に対応する部位を押圧する押圧手段と、を備える。
さらに、本発明の試料用チップの第3の態様によれば、前記試料用経路は、前記試料が導入される投入槽と、前記投入槽とは離間する排出槽と、前記投入槽と前記排出槽とを連通する流路と、を有し、前記押圧手段は、前記投入槽に対応する部位を押圧する。
本発明の試料用チップの第4の態様によれば、前記押圧手段は、圧電素子、電歪素子若しくは磁歪素子を有するアクチュエータである。
本発明の試料用チップの第5の態様によれば、さらに、前記試料用経路内に電気浸透流を生じさせるための手段を備える。
なお、上記押圧手段は、天板若しくは経路構成部材を押圧すると、天板若しく経路構成部材は凹み(撓み)、試料が放射状に進むように、試料用経路内に存在する試料に押圧力が加わる。そして、押圧力の、試料用経路へ向かう成分により試料が試料経路内を進んでいく。換言すると、本発明は、流体である試料の前進接触角と後退接触角との差を利用して流路内で試料を移動させる構成である。
本明細書中の試料用経路とは、試料を移送し検査、分離、破砕等するために試料チップに設けられ、試料が移動する通路である。例えば、試料用チップに試料が投入される投入槽と、試料を排出する廃液槽と、投入槽と廃液槽とを連通する流路と、が形成されている場合には、投入槽、廃液槽、及び流路を含む。
本発明によれば、試料用チップの天板の経路構成溝もしくは流路構成部材の経路構成穴に対応する部位を押圧するという簡易な構成により、試料を試料用経路内を移送することができる。よって、従来の逆止弁を設ける必要のない試料用チップを提供できる。結果的に試料用チップの構成を簡易にできる。
以下、本発明の試料用チップを生体試料用チップに適用した実施形態について図面を参照しつつ説明する。各図面中、同一要素は同一符号で示してある。
(実施形態1)
本発明の実施形態1の生体試料用チップについて、図1A、1Bを参照しつつ説明する。図1Aは生体試料用チップの平面図であり、図1Bは図1Aの線IB−IBに沿った断面図である。
実施形態1の生体試料用チップ103は、略直方体形状の基板105と、基板105の平坦な上面105aに載置され、生体試料を移送するための試料用経路110を構成する経路構成溝(凹部)114が刻設された経路構成部材109と、を備える。経路構成溝114は、その延在する方向に対して垂直方向の断面は、略矩形状である。
経路構成部材109は、PDMSからなる略矩形状の薄板部材である。また、経路構成部材109の経路構成溝114は、投入槽119及び排出槽117を構成し、丸みを帯びた一対の三角形状溝部と、流路115を構成し、図中の左右方向に延びる流路溝部と、備える。経路構成部材109は、経路構成溝115が形成されている面109bが、基板105に接するように装着(積層)される。
また、経路構成部材109には、経路構成溝114に連通し、経路構成部材109の厚さ方向(図1Bの上下方向)に貫通する供給口111及び生体試料を排出する排出口113が設けられている。しがたがって、経路構成溝114と基板105の上面105aにより画成される試料用経路110内への生体試料の導入は、供給口111を介して行われ、経路構成溝114からの生体試料の排出は、排出口113を介して行われる。
上記構成の経路構成部材109は、経路構成溝114が設けられている下面109bを下にして基板105に貼り付けることにより、生体試料用チップ103が完成する。そして、生体試料を貯留している不図示の生体試料貯留部から圧送ポンプにより供給口111を介して試料用経路110内に生体試料を導入する。
さらに、生体試料用チップ103は、押圧手段である圧電素子を用いたアクチュエータ、すなわち公知のピエゾ素子アクチュエータ123を備える。ピエゾ素子アクチュエータ123は、不図示のピエゾ素子と、ピエゾ素子に連結されたピストンロッド125と、を備え、駆動信号を受けたピエゾ素子を駆動すると、ピストンロッド125が矢印z方向に往復運動し、経路構成部材109の上面109aの所定箇所x127に微小振動を付与する。なお、実施形態では所定箇所xは、流路115と投入槽119の連結部と供給口111との間に位置する。このように、経路構成部材109の上面109aであって、流路115の近傍で、かつ、投入槽119に対応する領域内の部位x127を押圧すると、生体試料が流路115内へ押し出される。そして、ピストンロッド125が戻る(部位xから離間し押圧力が解放される)と、生体試料は投入槽119内に戻る。次に、経路構成部材109がピストンロッド125により押圧される時には、流路115内の生体試料が到達した領域(壁面115a、115b等)は生体試料で濡れている。濡れている領域を通過させるために必要なエネルギは、濡れていない領域を進ませるために要するエネルギに比べ非常に少なく、ほとんどエネルギを消費しないとみなせる。結果的に、前回進んだ領域を超えて未だ濡れていない領域へと生体試料が流路内を進んでいく。このようにピストンロッド125からの振動を所定部位x127に付与することにより、生体試料は投入槽119から流路115と介して排出槽117内へ移送される。
なお、投入槽119と排出槽117とが生体試料により短絡した後は、他の手段により生体試料を移送する構成とすることも可能である。例えば、投入槽119及び排出槽117のそれぞれに、生体試料に接すように電極を配置し、電気浸透流若しくは電気泳動を起こし貯留槽119と廃液槽117との間で生体試料の移送を行う。
(経路構成部材の製造方法の一例)
経路構成部材の製造方法について簡単に説明する。まず、縦26mm、横76mmで所定厚さを有する、表面がほぼ平坦のガラス板を用意する。次に、ガラス板上に、縦10mm、横20mm、厚さ1mmの矩形状のガラスチップを載置する。そして、厚さ1.5mmのシリコンゴムを、ガラスチップの周囲を囲むようにガラス板上に載置する。なお、ガラスチップ上には、ネガレジスト(化薬マイクロケム株式会社製のSU−8)によって試料用経路とは逆パターン(流路、投入槽、排出槽を構成する凸状部を有する部分)が形成されている。
そして、シリコンゴムで囲まれた領域内にポリジメチルシロキサン(PDMS)を流し込む。その後、60°Cに調整されたオーブンで約60分間焼成し、ガラスチップを剥がし、PDMSシートを得る。このように、試料用経路のパターンが転写された、厚さ約0.5mmのPDMSシートを得る。そして、酸素プラズマを用いて、PDMSシートのガラス基板に接する面にプラズマ処理を行い親水性を持たせる。
このように作製されたPDMSシートを洗浄したのち、試料用経路が形成された面側がガラス基板等に接するように貼り付け、生体試料用チップが完成する。
(実施形態2)
本発明の実施形態2である生体試料用チップについて、図2A〜2Bを参照しつつ説明する。図2Aは、生体試料用チップの平面図であり、図2Bは図2Aの線IIB−IIBに沿った断面図である。
本実施形態の生体試料用チップ203は、略矩形状の薄板部材である基板205と、生体用経路を構成する所定パターンの貫通口である経路構成穴212が設けられ、基板205の上に配置される経路構成部材207と、経路構成部材207に形成された経路構成穴212を閉じるように配置される略矩形状の薄板である弾性の天板209と、を備える。
天板209は、経路構成部材207の経路構成穴212に連通し、生体試料を試料用経路210内に供給するための生体試料供給部材225、例えばチューブを収容し係止する供給口211、排出口213を有する。供給口211、排出口213は、天板209の左右方向に離間して設けられ、両開口の形状及び寸法は同一である。
経路構成部材207の経路構成穴212は、図中横方向に延びる流路215を構成する流路構成穴部と、流路215の長手方向両端部にそれぞれ接続する平面視略三角状の投入槽219、排出槽217を構成する槽構成穴と、から構成される。投入槽219から投入された生体試料は、流路215を通り排出槽217に移動し生体試料が排出される。
供給口211は、生体試料を貯留する生体試料貯留部(不図示)に連通しており、不図示の圧送ポンプにより、生体試料が供給口211を介して投入槽212内に導入される。
上記のように構成された基板205、経路構成部材207、天板209を、その順に積み重ねて(積層して)固定する。さらに、天板209の押圧箇所x227にピストンロッド225が押圧できるように、押圧手段であるピエゾ素子アクチュエータ223を配置する。ピエゾ素子アクチュエータ223は、不図示のピエゾ素子及びピエゾ素子に連結され往復運動するピストンロッド225を備える。ピエゾ素子アクチュエータ223を駆動すると、ピストンロッド225が、天板209の上面209aに対してほぼ垂直方向に上下動し、振動を天板209に付与する。
なお、基板205をガラスから作製し、経路構成部材207天板209を、ポリジメチルシロキサン(PDMS)から作製し、PDMSの自己吸着力を利用して接着剤無しで互いに貼り付ける構成とする。
上記構成において、圧送ポンプ等により投入槽213内に供給口211を介して生体試料が供給される。生体試料を排出槽217内に移送するために、ピエゾ素子アクチュエータ223により押圧位置x227に振動を与える。実施形態1と同様に、徐々に流路215を進んで行き最終的に排出槽217に到達する。
なお、実施形態2については、専ら実施形態1と異なる構成について説明した。従って、特に明記しない部分については実施形態1と同様の構成及び作用である。
上記本実施形態1、2において、流路115、215の途中に、平面視で略三角形状の破砕構造体(すなわち略三角柱形状)を配置する構成の生体試料チップとし、生体試料の破砕装置として使用することも可能である。破砕構造体は、流路115、215の底面を構成する基板105、205の上面105a、205aに対して鉛直方向上方に延び、かつ、鋭角の頂部が流路115、215の投入槽側を向いて配置される。また、破砕構造体と流路115、215の側壁115a、115b、215a、215bとの間隔は、破砕する対象である生体試料の寸法(例えば外径)より小さく寸法付けされている。破砕構造体は、経路構成部材109、207と共に感光性樹脂材料から形成されることが好ましい。従って、投入槽119、219から流路115、215内に導入された生体試料は破砕構造体により破砕され、下流側の排出槽117、217にて回収される。
(押圧手段の他の態様)
図3Aは、圧電性薄膜構造のアクチュエータを適用し生体試料用チップの模式図であり、図3Bは、バイメタル構造のアクチュエータを適用した生体試料用チップの模式図である。
実施形態1、2で用いたピエゾ素子アクチュエータ以外にも、種々の押圧手段を利用することができる。例えば、図3Aに示すように、圧電性薄膜323が経路構成部材309に形成される構成である。圧電性薄膜323に電圧を加えるとz方向に伸縮し、圧電性薄膜323が振動する。
また、図3Bに示したバイメタル構造のアクチュエータは、熱膨張係数の異なる2種の部材426、428を貼り合わせたバイメタル部423と、バイメタル部423の一端および経路構成部材409を連結する連結部425と、を備える。バイメタル部423を加熱すると、2種の部材の熱膨張係数の違いから経路構成部材409に近づくように(矢印y方向に)撓み、押圧部材を押圧する。
なお、図3A、3Bの押圧手段は、実施形態1に適用した例であるが、実施形態2の生体試料用チップにも適用できることは言うまでもない。
さらに、磁場を掛けることにより変形する部材からなる磁歪素子を用いたアクチュエータを用いることも可能である。このように、押圧手段は、生体試料用チップの天板や経路構成部材を押圧できる構成であれば適宜変更できることは言うまでもない。
なお、実施形態1の天板を有する構成としたが、実施形態2のように天板を有さない構成とすることもでき、また、実施形態2の生体試料用チップを天板を有する構成とすることができることは言うまでもない。
また、経路構成部材及び天板は弾性を有する材料で種々のものが適用できる。また、経路構成部材及び天板を押圧する構成としたが、基板に弾性を有する部材を用い、基板を押圧する構成として経路内の生体試料を移送する構成とすることができることは言うまでもない。
なお、基板、経路構成部材、天板等の材料は、上記実施形態で採用したものに限らず種々のものが使用でき、例えば樹脂材料、金属材料、無機材料(ガラス)等など、生体物質の特性に合わせて選定することができる。但し、生体物質が滑らかに移動できる程度に、流路底板及び流路天板の流路を構成する面の表面粗さを加工できる材料とする必要がある。
また、ポリジメチルシロキサン(PDMS)の他に、メタクリル酸メチル(PMMA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)等のポリマ使用できる。なお、基板をガラス部材から作製した場合には、ガラス基板等に対する優れた自己吸着性を有する材料であるPDMSを持ちいて経路構成部材や天板を作製することが好ましい。実施形態1の天板もしくは実施形態2の経路構成部材にPDMSを使用した場合には、PDMSの自己吸着力を利用して接着剤なしで天板もしくは経路構成部材をガラス製の基板に固定することができる。
実施形態1、2では、投入槽と廃液槽とを略三角形状としたが、本発明はこの構成に限定されず、丸形状、角形状、楕円形状等の種々の形状を採用できることは言うまでもない。
実施形態1、2において、押圧手段により、天板もしくは経路構成部材の上面に対してほぼ垂直な方向から押圧する構成とした。本発明は、この構成に限定されず、投入槽内の生体試料に対して、流路方向成分の力が掛かる方向への押圧力であれば押圧力の方向は適宜変更できる。
本発明の試料用チップで移送する対象は、実施形態で示した生体試料に限定されるものではなく、生体試料以外の種々の試料を移送するための試料用チップとして利用できる。
この発明は、その本質的特性から逸脱することなく数多くの形式のものとして具体化することができる。よって、上述した実施形態は専ら説明上のものであり、本発明を制限するものではないことは言うまでもない。
実施形態1の生体試料用チップの平面図である。 図1Aの線IB−IBに沿った断面図である。 実施形態2の生体試料用チップの平面図である。 図2Aの線IIB−IIBに沿った断面図である。 圧電性薄膜構造のアクチュエータを適用し生体試料用チップの模式図である。 バイメタル構造のアクチュエータを適用した生体試料用チップの模式図である。
符号の説明
103、203 生体試料用チップ
105、205 基板
109、207 経路構成部材
209 天板
111、211 供給口
113、213 排出口
110、210 試料用経路
115、215 流路
123、223 ピエゾ素子アクチュエータ
127、227 押圧箇所

Claims (5)

  1. 試料用チップであって、
    板状の基板と、
    試料を移送するための試料用経路を構成する経路構成穴が設けられ、前記基板に装着される板状の経路構成部材と、
    前記経路構成穴を覆うように前記経路構成部材に装着され、弾性を有する天板と、
    前記天板の前記経路構成穴に対応する部位を押圧する押圧手段と、を備える試料用チップ。
  2. 試料用チップであって、
    板状の基板と、
    試料を移送するための試料用経路を構成する経路構成溝が設けられ、前記経路構成溝を覆うように前記基板に装着され、弾性を有する経路構成部材と、
    前記天板の前記経路構成溝に対応する部位を押圧する押圧手段と、を備える試料用チップ。
  3. 前記試料用経路は、前記試料が導入される投入槽と、前記投入槽とは離間する排出槽と、前記投入槽と前記排出槽とを連通する流路と、を有し、前記押圧手段は、前記投入槽に対応する部位を押圧する請求項1又は2に記載の試料用チップ。
  4. 前記押圧手段は、圧電素子、電歪素子若しくは磁歪素子を有するアクチュエータである請求項1〜3のいずれか一項に記載の試料用チップ。
  5. さらに、前記試料用経路内に電気浸透流を生じさせるための手段を備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の試料用チップ。
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