JP2008222689A - 化粧料 - Google Patents

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Keisuke Nakano
恵介 中野
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Abstract

【課題】
優れた美白作用を有するトコフェロール誘導体の析出を防止し、安定に含有することのできる皮膚外用剤を提供すること。
【解決手段】
次の成分(a)ないし(c);
(a)下記一般式(1)
【化4】
Figure 2008222689

(式中、Rはグルコースおよびマルトースから選ばれる糖の残基を示す)
で表されるトコフェロール誘導体
(b)ジプロピレングリコール
(c)イソステアリン酸
を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
【選択図】 なし

Description

本発明は特定の構造を有するトコフェロール誘導体を含有する皮膚外用剤に関するものであり、さらに詳細にはこのトコフェロール誘導体の析出を防止し安定に含有することのできる皮膚外用剤に関するものである。
従来より、ビタミンEとして知られているトコフェロール及びその誘導体の持つ生理活性は広く認識されており、様々な産業分野で応用がなされている。化粧品分野においても例外ではなく、例えば特許文献1ではセラミダーゼ阻害剤としての使用が提案されており、特許文献2や3ではトコフェロール及びその誘導体を配合した老化防止化粧料や皮膚外用剤が提案されている。
本出願人は、既に下記一般式1で表される特定構造を有するトコフェロール誘導体が、従来提案されているトコフェロール誘導体よりも高いチロシナーゼ活性阻害作用及びメラニン生成抑制作用を有し、このトコフェロール誘導体を配合した皮膚外用剤が優れた美白効果を有することについて報告した(特許文献4)。
Figure 2008222689
(式中、Rはグルコースおよびマルトースから選ばれる糖の残基を示す)
しかしながら、このトコフェロール誘導体を配合した皮膚外用剤、特に化粧水、美容液等の液状化粧料においては、析出して沈殿を生じやすく、長期間に渡る安定性の確保が困難であり、配合に制限があった。
したがって、上記一般式(1)で表されるトコフェロール誘導体を安定に含有することのできる皮膚外用剤の開発が求められていた。
特開2006−273789号公報 特開2005−112742号公報 特開2005−15388号公報 特開2000−128762号公報
本発明は上記技術背景に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、上記一般式(1)で表されるトコフェロール誘導体の析出を抑制し、安定性の優れた皮膚外用剤を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、前記一般式(1)で表されるトコフェロール誘導体を、ジプロピレングリコールおよびイソステアリン酸を組み合わせた溶媒に溶解させることにより、長期間保存してもトコフェロール誘導体が析出することなく安定性に優れ、かつ高い透明性の外観を有する皮膚外用剤を得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、
次の成分(a)ないし(c);
(a)下記一般式(1)
Figure 2008222689
(式中、Rはグルコースおよびマルトースから選ばれる糖の残基を示す)
で表されるトコフェロール誘導体
(b)ジプロピレングリコール
(c)イソステアリン酸
を含有することを特徴とする皮膚外用剤である。
本発明によれば、優れたチロシナーゼ活性阻害作用およびメラニン生成抑制作用を有する前記一般式(1)で表されるトコフェロール誘導体の沈殿の析出を長期間に渡って抑制することができる。
したがって、本発明の皮膚外用剤は、このトコフェロール誘導体の有する優れた美白作用を有効に発揮させ、長期間その効果を持続できるものである。
また本発明の皮膚外用剤は、その外観を透明性の高いものとすることができるため、特に外観の透明性が要求される化粧水や美容液などの皮膚外用剤に有利に利用することができる。
本発明に用いられる成分(a)の前記一般式(1)の化合物(以下、「化合物(1)」という)は、トコフェロールの配糖体であり、トコフェロールとしては、d体、l体もしくはdl体のいずれでもよく、またα体、β体、γ体もしくはδ体のいずれでもよい。具体的にはdl−α−トコフェリルグルコシド、dl−α−トコフェリルマルトシド、dl−β−トコフェリルグルコシド、dl−β−トコフェリルマルトシド、dl−γ−トコフェリルグルコシド、dl−γ−トコフェリルマルトシド、dl−δ−トコフェリルグルコシド、dl−δ−トコフェリルマルトシド、d−α−トコフェリルグルコシド、d−α−トコフェリルマルトシド、d−β−トコフェリルグルコシド、d−β−トコフェリルマルトシド、d−γ−トコフェリルグルコシド、d−γ−トコフェリルマルトシド、d−δ−トコフェリルグルコシド、d−δ−トコフェリルマルトシド、l−α−トコフェリルグルコシド、l−α−トコフェリルマルトシド、l−β−トコフェリルグルコシド、l−β−トコフェリルマルトシド、l−γ−トコフェリルグルコシド、l−γ−トコフェリルマルトシド、l−δ−トコフェリルグルコシド、l−δ−トコフェリルマルトシド等が例示される。これらは一種または二種以上を組み合わせて用いることができる。また、この化合物(1)は公知の化合物であり、その製造方法としては例えば前記特許文献4に記載の方法により製造することができる。
上記成分(a)である化合物(1)の、皮膚外用剤中の配合量は特に限定されるものではないが、0.0001〜10質量%(以下単に「%」と略す)が好ましく、さらに好ましくは0.001〜5%である。この範囲にあると良好な安定性が得られることから好ましい。
また本発明に用いられる成分(b)のジプロピレングリコールは、成分(a)の化合物(1)の溶解性を向上させ、皮膚外用剤の安定性を良好なものとするために必須の成分である。この成分(b)の配合量は0.01〜20%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜10%である。この範囲にあると良好な安定性が得られるため好ましい。
本発明に用いられる成分(c)のイソステアリン酸も、成分(a)の化合物(1)の溶解性を向上させ、皮膚外用剤の安定性を良好なものとするための必須成分である。この成分(c)の配合量は0.01〜10%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜5%である。この範囲にあると、良好な安定性が得られるため好ましい。
本発明の化粧料における上記成分(a)ないし成分(c)の配合質量比は、特に制限されるものではないが、(a):(b):(c)=1:0.01〜20:0.01〜10の範囲であると安定性が良好となるために好ましい。さらには、(a):(b):(c)=1:0.1〜10:0.1〜5の範囲であると、本発明の効果がより顕著となり、さらに優れた安定性が得られることから特に好ましい。
本発明の皮膚外用剤においては、上記必須成分に加え、さらに成分(d)として非イオン性界面活性剤を含有することにより、安定性をより向上させることができる。この非イオン界面活性剤としては、モノステアリン酸グリセリン等のグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル、モノステアリン酸ソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、モノステアリン酸ポリエチレングリコール等のポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンコレステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル等が挙げられ、これらの1種または2種以上を使用することができる。
これらのうち、好ましい非イオン界面活性剤として、イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンコレステロールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテルが挙げられ、これらの市販品としては、イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としてEMALEX RWIS−150(日本エマルジョン社製)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としてNIKKOL HCO―60(日光ケミカルズ社製)が、ポリオキシエチレンコレステロールエーテルとしてEMALEX CS−10(日本エマルジョン社製)が、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテルとしてEMALEX BPS―30(日本エマルジョン社製)が例示できる。
本発明に用いられる成分(d)の配合量は特に限定されるものではないが、安定性、安全性の観点から0.01〜20%が好ましく、さらに好ましくは1〜10%である。
本発明の化粧料には、さらに必要に応じ本発明の効果を損なわない範囲において、通常化粧料、医薬部外品、医薬品等で使用される成分を配合することが出来る。このような任意成分としては例えば、上記成分(d)の非イオン界面活性剤以外の界面活性剤、油性成分、粉体、保湿剤、低級アルコール、増粘剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、防腐剤、紫外線吸収剤、美容成分、塩類、殺菌剤、香料、色素、顔料などが挙げられる。
成分(d)以外の界面活性剤は、上記成分(a)の化合物(1)の分散性向上のため、また、油性成分を可溶化したり、洗浄効果を付与する等の目的で配合されるものである。さらに、本発明の皮膚外用剤の剤型を水中油型とする場合には、上記成分(d)の非イオン界面活性剤とその他の界面活性剤を適宜組み合わせて使用することにより、安定性を更に向上することができる。この成分(d)以外の界面活性剤としては、例えば脂肪酸塩、アルキルスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルリン酸ナトリウム、N−アシルグルタミン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩等のアニオン性界面活性剤、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等のカオチン性界面活性剤、塩酸アルキルアミノエチルグリシン液、ジメチルアルキルカルボキシメチルアンモニウムベタイン、レシチン等の両性界面活性剤等が例示できる。
油性成分は、エモリエント感の付与、感触調整等の目的で配合されるものであり、また、本発明の皮膚外用剤の剤型を水中油型とする場合には必須の成分となる。この油性成分としては、動物油、植物油、合成油等の起源及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等の油剤が挙げられる。
上記油性成分として、より具体的には、流動パラフィン、α−オレフィンオリゴマー、セレシン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、ワセリン等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ヤシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油、グレープシード油、アボガド油、卵黄油、硬化油等の油脂類、ミツロウ、ゲイロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ステアリン酸ブチル、オレイン酸オクチルドデシル、コレステロール脂肪酸エステル等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルデカノール等のアルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン等のシリコーン類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等を例示できる。
粉体は、着色剤、隠蔽剤、紫外線遮断剤、感触調整剤等の目的で配合されるものである。この粉体としては、通常の化粧料等に使用される粉体を用いることができ、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されるものではない。
上記粉体として、より具体的には、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイカ、合成マイカ、セリサイト、合成セリサイト、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタイト、窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化鉄処理雲母、酸化鉄処理雲母チタン、有機顔料処理雲母チタン、アルミニウムパウダー等の光輝性粉体類、ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル・メタクリル酸共重合体パウダー、塩化ビニリデン・メタクリル酸共重合体パウダー、ポリエチレンパウダー、ポリスチレンパウダー、オルガノポリシロキサンエラストマーパウダー、ポリメチルシルセスキオキサンパウダー、ポリテトラフルオロエチレンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、N・アシルリジン等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体等が挙げられ、また、これら粉体は一種又は二種以上の複合化したものを用いても良く、金属石ケン、ロウ、界面活性剤、油脂、炭化水素等を用いて公知の方法により表面処理を施したものであっても良い。
保湿剤は、みずみずしさやしっとり感を付与し、保湿効果を高めるために配合され、この保湿剤として、例えばグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、プロピレングリコール、ソルビトール、エリスリトール、キシリトール、ポリエチレングリコールなどの多価アルコール、アミノ酸、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等のNMF成分、ヒアルロン酸、コラーゲン、ムコ多糖類、コンドロイチン硫酸等の水溶性高分子物質等が例示できる。
また、低級アルコールとしては、例えばエタノール、イソプロパノール等が例示でき、清涼感の付与、感触調整等の目的で配合される。さらに、増粘剤としては、例えばアルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウム、マルメロ種子抽出物、トラガカントガム、デンプン等の天然高分子物質、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、可溶性デンプン、カオチン化セルロース等の半合成高分子物質、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール等の合成高分子物質等を使用することができ、粘性を付与し使用性や安定性の改善、感触調整等のために配合される。
また、酸化防止剤は品質安定性保持等の目的で配合され、例えばジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンE及び上記化合物(1)以外のビタミンE誘導体、没食子酸プロピル等が例示できる。また、キレート剤としては、例えばエデト酸、エタンヒドロキシジホスフェート、ピロリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、クエン酸、酒石酸、グルコン酸並びにこれらの塩類等を使用することができる。さらに、pH調整剤として、例えば水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、アミノメチルプロパノール、乳酸、乳酸ナトリウム、リンゴ酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸、ホウ酸、ホウ砂、リン酸二水素ナトリウム、リン酸一水素ナトリウム等が挙げられ、防腐剤として、例えばパラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、デヒドロ酢酸、サリチル酸、安息香酸、ソルビン酸、塩化ベンザルコニウム等が挙げられる。さらに、紫外線吸収剤として、例えば2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチルパラアミノベンゾエート、メトキシケイ皮酸オクチル、オクチルトリアゾン等を使用することができる。
さらにまた、美容成分としては、ビタミン類、アミノ酸類が挙げられ、保湿効果等の肌効果改良や感触調整等の目的で配合することができる。ビタミン類としては、例えばビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンF、ビタミンK、ビタミンP、ビタミンU、カルニチン及びその誘導体、ビタミンE及び上記化合物(1)以外のビタミンE誘導体等が挙げられる。アミノ酸類としては、例えばグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジン及びこれらの誘導体等が挙げられる。
本発明の皮膚外用剤は、上記必須成分および必要に応じ任意成分を配合し、常法に従って製造することができる。また、本発明の皮膚外用剤とは、化粧料、医薬部外品、医薬品等を包含するものであり、その性状や剤型も特に限定されず、目的に応じて選択することができる。本発明の皮膚外用剤の性状としては、液状、粉末状、固形状、乳液状、クリーム状、ゲル状等のいずれであってもよく、またその剤型も油性、可溶化型、油中水型、水中油型などのいずれの剤型であってもよいが、これらの中でも可溶化型又は水中油型の剤型は、高い外観透明性が得られるために好ましい。
本発明の皮膚外用剤の例としては、化粧水、美容液、乳液、クリーム、パック料、マッサージ料、洗顔料、クレンジング料、日焼け止め料等のスキンケア化粧料、ボディーパウダー、ボディーローション等のボディケア化粧料、下地料、ファンデーション、白粉、コンシーラー、アイカラー、口紅等のメーキャップ化粧料、軟膏、エアゾール、貼付剤等が挙げられる。この中でも、化粧水、美容液、パック等がより成分(a)の化合物(1)による美白効果を有効に発揮できるために好ましく、中でも化粧水、美容液はさらに優れた外観透明性が得られるため特に好ましい。
以下に参考例および実施例を挙げて本発明をさらに詳述するが、本発明はこれらによりなんら制限されるものではない。
参 考 例 1:dl−α−トコフェリルグルコシドのグリコールへの溶解性
下記表1に示す組成物を80℃に加熱してdl−α−トコフェリルグルコシドのグリコールへの溶解性を調べた。結果を表1に併せて示す。
Figure 2008222689
参 考 例 2:dl−α−トコフェリルグルコシドの脂肪酸への溶解性
下記表2に示す組成物を80℃に加熱してdl−α−トコフェリルグルコシドの脂肪酸への溶解性を調べた。結果を表2に併せて示す。
Figure 2008222689
参 考 例 3:dl−α−トコフェリルグルコシドのグリコールおよび脂肪酸への溶
解性
下記表3に示す組成物を80℃に加熱してdl−α−トコフェリルグルコシドのグリコールおよび脂肪酸への溶解性を調べた。結果を表3に併せて示す。
Figure 2008222689
実 施 例 1
乳化型化粧水:
下記表4に示す組成の化粧水を下記製造方法により製造した(本発明品1〜3および比較品1〜4)。得られた化粧水について、下記評価方法により安定性及び外観透明性を評価した。結果を表4に併せて示す。
(安定性評価方法)
50℃の恒温槽に3ヶ月間保存後、沈殿の有無を目視にて観察し、下記基準にて評価した。
○:全く沈殿が生じなかった。
△:若干の沈殿が生じた。
×:多量の沈殿が生じた。
(透明性評価方法)
製造直後の化粧水について、分光光度計UV−2500PC(島津製作所社製)を用いて波長550nmの透過率を測定することにより評価した。本発明品1の透過率を100として、本発明品2及び3、比較品1ないし4の透過率を換算して透明性を評価した。
(製造方法)
1.成分(1)〜(9)を均一に混合し、75℃に加熱する。
2.成分(10)〜(12)を均一に混合し、70℃に加熱する。
3.2に1を添加し、均一に混合した後、40℃まで冷却する。
4.3に成分(13)を加え均一に混合し、乳化型化粧水を得る。
Figure 2008222689
表4の結果から明らかなように、本発明品1〜3の化粧水は、3ヶ月の長期間にわたって沈殿が全く生じない安定性に優れたものであった。さらに、比較品1〜4に比べ透明性が高く外観にも優れていた。
実 施 例 2
下記の処方および製法により乳液を製造した。
乳液:
(処方) (%)
(1)ポリオキシエチレン(10E.O.)ソルビタンモノステアレート 1.0
(2)ポリオキシエチレン(60E.O.)ソルビタンテトラオレエート 0.5
(3)グリセリルモノステアレート 1.0
(4)ステアリン酸 0.5
(5)ベヘニルアルコール 0.5
(6)スクワラン 8.0
(7)イソステアリン酸 1
(8)防腐剤 適量
(9)dl−α−トコフェリルグルコシド 0.5
(10)dl−α−トコフェリルマルトシド 0.5
(11)ジプロピレングリコール 5
(12)カルボキシビニルポリマー 0.1
(13)水酸化ナトリウム 0.05
(14)精製水 残量
(15)エチルアルコール 5.0
(16)香料 適量
(製法)
A.成分(1)〜(11)を加熱混合し、75℃に保つ。
B.成分(12)〜(14)を加熱混合し、70℃に保つ。
C.BにAを加え混合し、均一に乳化する。
D.Cを冷却後(15)、(16)を加え、均一に混合して乳液を得た。
実 施 例 3
下記処方および製法により乳液を製造した。
乳液:
(処方) (%)
(1)ポリオキシエチレン(10E.O.)ソルビタンモノステアレート 1.0
(2)ポリオキシエチレン(60E.O.)ソルビタンテトラオレエート 0.5
(3)グリセリルモノステアレート 1.0
(4)ステアリン酸 0.5
(5)ベヘニルアルコール 0.5
(6)スクワラン 8.0
(7)イソステアリン酸 5
(8)4−メトキシケイ皮酸―2−エチルヘキシル 2.0
(9)dl−α−トコフェリルグルコシド 3
(10)防腐剤 適量
(11)ジプロピレングリコール 10
(12)グリチルリチン酸ジカリウム(*1) 0.1
(13)カルボキシビニルポリマー 0.1
(14)水酸化ナトリウム 0.05
(15)精製水 残量
(16)エチルアルコール 5.0
(17)香料 適量
*1 丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(11)を加熱混合し、70℃に保つ。
B.成分(12)〜(15)を加熱混合し、70℃に保つ。
C.BにAを加え混合し、均一に乳化する。
D.Cを冷却後(16)、(17)を加え、均一に混合して乳液を得た。
実 施 例 4
下記処方および製法によりクリームを製造した。
クリーム:
(処方) (%)
(1)ポリオキシエチレン(40E.O.)ソルビタンモノステアレート 2.0
(2)グリセリルモノステアレート(自己乳化型) 5.0
(3)ステアリン酸 5.0
(4)ベヘニルアルコール 0.5
(5)スクワラン 0.5
(6)イソオクタン酸セチル 5.0
(7)イソステアリン酸 5.0
(8)4−メトキシケイ皮酸―2−エチルヘキシル 2.0
(9)dl−α−トコフェリルマルトシド 1.0
(10)防腐剤 適量
(11)ジプロピレングリコール 10
(12)1,3−ブチレングリコール 5.0
(13)精製水 残量
(14)香料 適量
(製法)
A.成分(1)〜(11)を加熱混合し、75℃に保つ。
B.成分(12)、(13)を加熱混合し、70℃に保つ。
C.AにBを加え混合し、均一に乳化する。
D.Cを冷却後(14)を加え、均一に混合してクリームを得た。
実 施 例 5
下記処方および製法によりクリームを製造した。
クリーム:
(処方) (%)
(1)ポリオキシエチレン(40E.O.)ソルビタンモノステアレート 2.0
(2)グリセリルモノステアレート(自己乳化型) 5.0
(3)ステアリン酸 5.0
(4)ベヘニルアルコール 0.5
(5)スクワラン 0.5
(6)イソオクタン酸セチル 5.0
(7)イソステアリン酸 0.5
(8)4−メトキシケイ皮酸―2−エチルヘキシル 2.0
(9)グリチルレチン酸ステアリル(*2) 0.2
(9)dl−α−トコフェリルマルトシド 0.2
(10)防腐剤 適量
(11)ジプロピレングリコール 1
(12)1,3−ブチレングリコール 5.0
(13)精製水 残量
(14)香料 適量
*2 丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(11)を加熱混合し、75℃に保つ。
B.成分(12)、(13)を加熱混合し、70℃に保つ。
C.AにBを加え混合し、均一に乳化する。
D.Cを冷却後(14)を加え、均一に混合してクリームを得た。
実 施 例 6
下記処方および製法により軟膏を製造した。
軟膏:
(処方) (%)
(1)ステアリン酸 18.0
(2)セタノール 4.0
(3)イソステアリン酸 0.5
(4)dl−α−トコフェリルグルコシド 5.0
(5)ジプロピレングリコール 5.0
(6)2−ヒドロキシー4−メトキシベンゾフェノン 2.0
スルホン酸ナトリウム(*3)
(7)グリセリン 0.5
(8)リン酸L−アスコルビルマグネシウム(*4) 1.0
(9)トリエタノールアミン 2.0
(10)防腐剤 適量
(11)精製水 残量
*3 メルク社製
*4 和光純薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(6)を加熱混合し、75℃に保つ。
B.成分(7)〜(11)を加熱混合し、75℃に保つ。
C.BにAを加え混合し、均一に乳化する。
D.Cを冷却後、軟膏を得た。
実 施 例 7
下記処方および製法によりゲル軟膏を製造した。
ゲル軟膏:
(処方) (%)
(1)アルキル変性カルボキシビニルポリマー 1.0
(2)トリエタノールアミン 1.0
(3)精製水 残量
(4)エチルアルコール 20.0
(5)ジプロピレングリコール 5.0
(6)dl−α−トコフェリルグルコシド 3.0
(7)dl−α−トコフェリルマルトシド 0.01
(8)イソステアリン酸 0.5
(9)パルミチン酸レチノール(*5) 1.0
(10)テトラパルミチン酸L−アスコルビル(*6) 1.0
(11)2−ヒドロキシー4−メトキシベンゾフェノン(*7) 0.05
*5 日本ロシュ社製
*6 日本サ−ファクタント社製
*7 シグマ社製
(製法)
A.成分(1)〜(3)を加熱混合し、75℃に保つ。
B.成分(4)〜(11)を加熱混合し、75℃に保つ。
C.AにBを加え混合し、均一に乳化する。
D.Cを冷却後、ゲル軟膏を得た。
実 施 例 8
下記処方および製法によりパックを製造した。
パック:
(処方) (%)
(1)ポリビニルアルコール 20.0
(2)グリセリン 5.0
(3)精製水 残量
(4)カオリン 6.0
(5)イソステアリン酸 0.05
(6)dl−α−トコフェリルマルトシド 0.01
(7)ジプロピレングリコール 1.0
(8)防腐剤 適量
(9)エチルアルコール 20.0
(10)香料 適量
(製法)
A.成分(1)〜(4)を混合し、70℃に加熱し、攪拌する。
B.成分(5)〜(7)を加熱混合し、75℃に保つ。
C.(8)、(9)を均一に混合する。
D.AにBを加え、均一に混合する。
E.Dを冷却後、C、(10)を均一に分散してパックを得た。
実 施 例 9
下記処方および製法によりリキッドファンデーションを製造した。
リキッドファンデーション:
(処方) (%)
(1)ラノリン 7.0
(2)流動パラフィン 5.0
(3)イソステアリン酸 0.01
(4)ステアリン酸 2.0
(5)セタノール 1.0
(6)dl−α−トコフェリルグルコシド 0.005
(7)ジプロピレングリコール 0.01
(8)マイカ 15.0
(9)タルク 6.0
(10)着色顔料 6.0
(11)トリエタノールアミン 1.0
(12)カルボキシメチルセルロール 0.7
(13)精製水 残量
(14)グリセリン 5.0
(15)香料 適量
(製法)
A.成分(1)〜(7)を混合し、75℃に加熱し、攪拌する。
B.Aに成分(8)〜(10)を加え、均一に混合し70℃に保つ。
C.成分(11)〜(14)を均一に混合し、70℃に保つ。
D.BにCを添加して、均一に乳化する。
E.Dを冷却後、成分(15)を添加してリキッドファンデーションを得た。
実施例2及び3の乳液、実施例4及び5のクリーム、実施例6の軟膏、実施例7のゲル軟膏、実施例8のパック、実施例9のリキッドファンデーションはいずれも安定性に優れるものであった。
本発明によれば、優れたチロシナーゼ活性抑制作用及びメラニン生成抑制作用を有するトコフェロール誘導体を安定して含有することができるため、その美白作用を有効に発揮できる皮膚外用剤として有利に利用できるものである。またその外観を透明性の高いものとすることができるため、特に外観透明性が要求される化粧水や美容液に有利に利用することができる。

Claims (5)

  1. 次の成分(a)ないし(c);
    (a)下記一般式(1)
    Figure 2008222689
    (式中、Rはグルコースおよびマルトースから選ばれる糖の残基を示す)
    で表されるトコフェロール誘導体
    (b)ジプロピレングリコール
    (c)イソステアリン酸
    を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 成分(a)ないし(c)の配合質量比が、(a):(b):(c)=1:0.01〜20:0.01〜10であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. さらに、成分(d)として非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の皮膚外用剤。
  4. 水中油型化粧料である請求項1ないし3のいずれかの項に記載の皮膚外用剤。
  5. 可溶化型化粧料である請求項1ないし3のいずれかの項に記載の皮膚外用剤。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013209334A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd 表皮肥厚促進剤
JP2016521697A (ja) * 2013-06-03 2016-07-25 ピエール、ファブレ、デルモ‐コスメティークPierre Fabre Dermo−Cosmetique レチンアルデヒドおよびグリシルグリシンオレアミドを混合した化粧用または皮膚用組成物、ならびにそれらの化粧的または皮膚科学的使用

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