JP2008222492A - 窒化ガリウム単結晶育成用融液組成物および窒化ガリウム単結晶を育成する方法 - Google Patents

窒化ガリウム単結晶育成用融液組成物および窒化ガリウム単結晶を育成する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】Ga−Na系融液を用いてGaN単結晶をフラックス法で育成するのに際して、結晶の不純物帯発光を低減し、透明度の良好な結晶を得、結晶の平坦性も向上させる方法を提供する。
【解決手段】窒化ガリウム単結晶をフラックス法によって育成するために、ガリウム、ナトリウム、バリウムおよびリチウムを含有させた融液組成物を使用する。原料であるガリウムを除いたその組成比は、ナトリウムの量を100mol%としたとき、バリウムとリチウムとの合計量を0.02〜1.0mol%とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、窒化ガリウム単結晶育成用融液組成物および窒化ガリウム単結晶を育成する方法に関するものである。
窒化ガリウムは、優れた青色発光素子として注目を集めており、発光ダイオードや半導体レーザーダイオード用材料として実用化されている。最近、融液からフラックス法によって窒化ガリウム単結晶を育成する方法が注目されている。
Ga-Na-A(Li, K, Rb,
Cs, Fr)-B(Ca, Sr, Ba, Ra)系の組成を有する融液を用いてフラックス法によってGaN単結晶を育成することが特許文献1に開示されている。ただし、ここで、A群の元素とB群の少なくとも一方の中から1個以上の元素を選択する。
PCT WO 2004/013385 A1
更に、Ga-Li-A(Na, K, Rb,
Cs, Fr)-B(Ca, Sr, Ba, Ra) 系の組成を有する融液を用いてフラックス法によってGaN単結晶を育成することが特許文献2に開示されている。ただし、ここで、A群の元素とB群の少なくとも一方の中から1個以上の元素を選択する。
PCT WO 2004/067814 A1
更に、Ga-Na-A(少量のアルカリ土類)系の組成を有する融液を用いてフラックス法によってGaN結晶を育成することが特許文献3に開示されている。アルカリ土類の添加量はGaの1モル量に対して0.002から0.05モルとしている。特許文献3の実施例IIIでは、ナトリウム、ガリウムおよびバリウムを含有する融液を使用してGaN単結晶の育成を試みている。
US Patent 5,868,837
Naフラックス法によるGaN結晶の育成において、融液にLiを添加すると、結晶の平坦度や透明度が向上することが知られている(非特許文献1)。
Jpn. J. Appl. Phys. 42 (2003)L565.
また、Li添加量が多いと、GaN結晶中にLiが取り込まれることがわかっている(非特許文献2)。GaN単結晶中にLiが取り込まれると、中心波長約511nmの不純物帯発光が増加する。
2005年秋季 第66回応用物理学会学術講演会予稿集I、7a-X-7
本発明者は、Ga−Na系融液を用いてGaN単結晶をフラックス法で育成するのに際して、Liに代わる添加金属元素として、種々の元素を検討した。この結果、アルカリ金属元素であるカルシウムを添加した場合には、結晶色は灰色かつ透明であったが、結晶から青色の発光が観察され、またアルミナルツボが激しく腐食した。また、ストロンチウムを添加した場合には、やはり結晶から黄緑色の発光が観測された。
特許文献3のように、ガリウムおよびバリウムを含有する融液を使用したGaN単結晶の育成も試みた。この結果として、結晶からの発光が抑制されることを見いだした。しかし、得られた結晶の平坦性が低くなることも判明した。結晶の平坦性が悪くなると、歩留りが低下し、また素子としての特性が低下する。
本発明の課題は、Ga−Na系融液を用いてGaN単結晶をフラックス法で育成するのに際して、結晶の不純物帯発光を低減し、透明度を向上させると共に、得られた結晶の平坦性も向上させることである。
本発明は、窒化ガリウム単結晶をフラックス法によって育成するための融液組成物であって、ガリウム、ナトリウム、バリウムおよびリチウムを含有することを特徴とする。
また、本発明は、前記融液組成物からフラックス法によって窒化ガリウム単結晶を育成する方法に係るものである。
本発明によれば、比較的透明なGaN単結晶が得られるだけでなく、不純物元素の単結晶中への取り込みに起因する不要な発光が著しく低減され、しかも結晶の平坦性が向上する。
例えばリチウム、カルシウム、ストロンチウム元素はアルカリ金属、アルカリ土類金属元素であるが、Ga−Na融液にカルシウムを添加すると、青色の不純物帯発光が見られた。また、Ga−Na系融液にストロンチウムを添加すると、黄緑色の不純物帯発光が見られた。この発光は、リチウムを添加した場合に類似していた。更に、Ga−Na融液(添加金属なし)で単結晶を育成した場合にも、得られた単結晶には青色の発光が観測される。
特許文献3では、ガリウムおよびバリウムを含有する融液を使用したGaN単結晶の育成は試みられているが、結晶からの発光については記載がなく、予測もできない。
従って、Ga−Na系融液に対してバリウムとリチウムとを同時に添加した場合に、GaN単結晶からの発光を著しく低減でき、しかも結晶の平坦性を向上させ得ることは、これらの従来技術からは予測できない作用効果である。
本発明の融液組成物を製造する際には、少なくとも、ガリウム原料物質、ナトリウム原料物質、バリウム原料物質、およびリチウム原料物質を混合し、溶融させる。
ガリウム原料物質としては、ガリウム単体金属、ガリウム合金(例えばGaNa)を適用できるが、ガリウム単体金属が取扱いの上からも好適である。
ナトリウム原料物質としては、ナトリウム単体金属、ナトリウム合金(例えばGaNa)を適用できるが、ナトリウム単体金属が取扱いの上からも好適である。
バリウム原料物質としては、バリウム単体金属、バリウム合金(例えばBaGa、GaGa、BaGa、Ba10Ga)、バリウム化合物(例えばBa)を適用できるが、単体金属が取扱いの上からも好適である。
リチウム原料物質としては、リチウム単体金属、リチウム合金(Ga14Li、GaLi、GaLi)、リチウム化合物(LiGaN)を適用できるが、リチウム単体金属が好適である。
融液におけるガリウムとナトリウムとのモル比率は特に限定されない。例えば、ナトリウムの量を100mol%としたとき、ガリウムのモル数は、10mol%以上であることが好ましく、25mol%以上であることが更に好ましい。また、ガリウムのモル数は、60mol%以下であることが好ましく、50mol%以下であることが更に好ましい。ナトリウムに対して、ガリウムが少ないと、結晶成長によるガリウム原料が枯渇しやすく、多すぎると窒素溶解度が少なくなり、結晶成長が困難となる。
融液におけるナトリウムと、バリウムおよびリチウムの合計量とのモル比率は特に限定されない。例えば、ナトリウムの量を100mol%としたとき、バリウムとリチウムとの合計モル数は、0.02mol%以上であることが好ましく、0.1mol%以上であることが更に好ましい。また、バリウムとリチウムとの合計モル数は、1.0
mol%以下であることが好ましく、0.6mol%以下であることが更に好ましい。
融液におけるナトリウムとバリウムとのモル比率は特に限定されない。例えば、ナトリウムの量を100mol%としたとき、バリウムのモル数は、0.01mol%以上であることが好ましく、0.05mol%以上であることが更に好ましい。また、バリウムのモル数は、0.5mol%以下であることが好ましく、0.3mol%以下であることが更に好ましい。少なすぎると効果が得られにくく、多すぎると、多核発生しやすくなり、良質な結晶が得られにくくなってしまう。
融液におけるナトリウムとリチウムとのモル比率は特に限定されない。しかし、例えば、ナトリウムの量を100mol%としたとき,リチウムのモル数は、0.01mol%以上であることが好ましく、0.05mol%以上であることが更に好ましい。また、リチウムのモル数は、0.5mol%以下であることが好ましく、0.3mol%以下であることが更に好ましい。少なすぎると添加する効果が現れにくく、多すぎると結晶中に取り込まれやすくなり、不純物帯発光が増えてしまう。
融液には、ガリウム、ナトリウム、バリウム、リチウム以外にも、例えばカルシウム、アルミニウム、インジウム、錫、亜鉛、ビスマス、アンチモン、シリコン、マグネシウムなどを添加できる。
融液の反応を行なうための育成容器の材質は特に限定されず、目的とする加熱および加圧条件において耐久性のある材料であればよい。こうした材料としては、金属タンタル、タングステン、モリブデンなどの高融点金属、アルミナ、サファイア、イットリアなどの酸化物、窒化アルミニウム、窒化チタン、窒化ジルコニウム、窒化ホウ素などの窒化物セラミックス、タングステンカーバイド、タンタルカーバイドなどの高融点金属の炭化物、p−BN(パイロリティックBN)、p−Gr(パイロリティックグラファイト)などの熱分解生成体が挙げられる。これらの中でも、アルミナ(サファイア)が最も好適である。
本発明を実施する際には、例えば、少なくとも窒素ガスおよび/またはアンモニアを含む雰囲気下で、原料混合物を溶融させ、融液を生成させる。そして、所定の単結晶成長条件とする。このような条件は限定されないが、雰囲気の全圧は、3〜200MPaとすることが好ましい。また、育成温度は、800〜1200℃とすることが好ましく、850〜1000℃とすることが更に好ましい。
雰囲気中の窒素、アンモニア以外のガスは限定されないが、不活性ガスが好ましく、アルゴン、ヘリウム、ネオンが特に好ましい。
窒化ガリウム結晶をエピタキシャル成長させるための育成用基板の材質は限定されないが、サファイア、AlNテンプレート、GaNテンプレート、シリコン単結晶、SiC単結晶、MgO単結晶、スピネル(MgAl)、LiAlO2、LiGaO2、LaAlO,LaGaO,NdGaO等のペロブスカイト型複合酸化物を例示できる。また組成式〔A1−y(Sr1−xBa〕〔(Al1−zGa1−u・D〕O(Aは、希土類元素である;Dは、ニオブおよびタンタルからなる群より選ばれた一種以上の元素である;y=0.3〜0.98;x=0〜1;z=0〜1;u=0.15〜0.49;x+z=0.1〜2)の立方晶系のペロブスカイト構造複合酸化物も使用できる。また、SCAM(ScAlMgO)も使用できる。
AlNテンプレートとはAlN単結晶エピタキシャル薄膜をサファイア単結晶基板上に作成したものを言う。GaNテンプレート基板は、サファイア基板上にGaN単結晶エピタキシャル薄膜を作成したものを言う。テンプレートの膜厚は適宜であってよいが、育成開始時にメルトバックする膜厚以上が必要である。AlNテンプレートの方が、GaNテンプレートよりもメルトバックしにくく、例えば、AlNテンプレートの場合は1ミクロン以上、GaNテンプレートの場合は3ミクロン以上の膜厚があればよい。
単結晶育成装置において、原料混合物を加熱して融液を生成させるための装置は特に限定されない。この装置は熱間等方圧プレス装置が好ましいが、それ以外の雰囲気加圧型加熱炉であってもよい。
単結晶製造の際には、例えば図1に模式的に示すように、複数の発熱体6A、6B、6Cを上下方向に設置し、発熱体ごとに発熱量を独立して制御する。つまり、上下方向へと向かって多ゾーン制御を行なう。圧力容器内は高温、高圧となるので、上下方向の温度勾配を制御することは一般には難しいが、複数の発熱体を上下方向に設置し、各発熱体をゾーン制御することによって、融液内部における温度差を最適に制御できる。
各発熱体を発熱させ、気体タンク1、圧力制御装置2、配管3を通して、雰囲気制御用容器4内の育成容器7へと窒素含有雰囲気を流し、加熱および加圧すると、育成容器内で混合原料がすべて溶解し、融液を生成する。ここで、所定の単結晶育成条件を保持すれば、窒素が育成原料融液中に安定して供給され、種結晶上に単結晶膜が成長する。
発熱体の材質は特に限定されないが、鉄-クロム-アルミ系、ニッケル-クロム系などの合金発熱体、白金、モリブデン、タンタル、タングステンなどの高融点金属発熱体、炭化珪素、モリブデンシリサイト、カーボンなどの非金属発熱体を例示できる。
(比較例1)
金属ナトリウム0.88g(0.038モル)、金属ガリウム1g(0.014モル)(金属ナトリウム100モル%に対して37mol%)、金属リチウム(Na100mol%に対して0.5mol%)をグローブボックス内で秤量した。この原料を、内径φ17mmのアルミナ製ルツボ育成容器に充填した。この際、ルツボ育成容器の底部に種結晶基板を設置した。種結晶基板として、10mm角のGaNテンプレート基板を用いた。ルツボ育成容器の底に、テンプレートの単結晶薄膜が上向きとなるように基板を水平に配置した。
次いで、ルツボを育成装置内にセットし、窒素ガスで3.5MPaに加圧した。870℃で100時間保持してGaN単結晶を育成した。この際、揺動の周期は10rpmとし、揺動角度は15°とした。室温まで自然放冷した後、育成装置からルツボ育成容器を取り出し、エタノール中で処理することにより、Na、Baを溶解させた。その後、薄い塩酸につけ、残ったGaを除去し、GaN単結晶を取り出した。得られたGaN単結晶は、ほぼテンプレートと同じ形状であり、1周り大きくなっていた。結晶の寸法は、約11mm×11mm×厚さ約0.6mmであった。結晶は少し褐色を呈していたが、透明であった。クラックや雑晶の取り込みは見られなかった。この写真を図2に示す。
この結晶に紫外線ランプを照射し、紫外線カットフィルターを通して可視光のみを顕微鏡にて観察し、不純物帯発光を観察したところ、黄緑色の発光が観測された(図3)。
(実施例1)
比較例1と同様にしてGaN単結晶を育成した。ただし、前記融液に対して、金属バリウムも添加した(Na100mol%に対してBa0.27mol%)。また、金属リチウムの量は、Na100mol%に対してLiを0.25mol%添加した。得られたGaN単結晶は、ほぼテンプレートと同じ形状であり、1周り大きくなっており、約11mm×11mm、厚さは約0.8mmであった。色はほとんど無色透明であった。クラックや雑晶の取り込みは見られなかった。この写真を図4に示す。
この結晶を同様に蛍光顕微鏡にて不純物帯発光を観察したところ、黄緑色の発光がわずかに観測された(図5)。BaとLiとを同時に添加することで、図5に示すようにステップ成長するようになり、結晶表面の平坦度が向上した。また、Liのみで育成する場合に比べて、Li添加量を少なくできるため、Liのみ添加した場合に比べて不純物帯発光の量が減少していることが確認できた。
(比較例2)
比較例1と同様にしてGaN単結晶を育成した。ただし、Liは添加せず、SrをNa100mol%に対して0.27mol%添加した。得られたGaN単結晶は、ほぼテンプレートと同じ形状であり、1周り大きくなっており、約11mm×11mm、厚さは約0.7mmであった。色は大部分は灰色を呈しており、エッジ部分は茶色く着色していた。クラックや雑晶の取り込みは見られなかった。この写真を図6に示す。
この結晶を同様に蛍光顕微鏡にて不純物帯発光を観察したところ、黄緑色の発光が観測された(図7)。また、アルミナるつぼと、種基板として用いたGaNテンプレートのサファイア部分とが、少し腐食された。
(比較例3)
比較例1と同様にしてGaN単結晶を育成した。ただし、Liを添加せず、CaをNa100mol%に対して0.1mol%添加した。得られたGaN単結晶は、ほぼテンプレートと同じ形状であり、1周り大きくなっていた。厚さは約0.6mmであった。色は大部分は濃い灰色を呈していたが透明であった。クラックや雑晶の取り込みは見られなかった。この写真を図8に示す。
この結晶を、比較例1と同様に蛍光顕微鏡にて不純物帯発光を観察したところ、青色の発光が観測された(図9)。なお、アルミナるつぼが激しく腐食され、種基板として用いたGaNテンプレートのサファイア部分の厚さが薄くなっており、溶けていることが確認された。
本発明の実施の際に使用できる育成装置を模式的に示すブロック図である。 リチウムを添加した比較例1において、GaN単結晶の外観を示す写真である。 リチウムを添加した比較例1において、GaN単結晶の蛍光顕微鏡写真である。 リチウムおよびバリウムを添加した実施例1において、GaN単結晶の外観を示す写真である。 リチウムおよびバリウムを添加した実施例1において、GaN単結晶の蛍光顕微鏡写真である。 ストロンチウムを添加した比較例2において、GaN単結晶の外観を示す写真である。 ストロンチウムを添加した比較例2において、GaN単結晶の蛍光顕微鏡写真である。 カルシウムを添加した比較例3において、GaN単結晶の外観を示す写真である。 カルシウムを添加した比較例3において、GaN単結晶の蛍光顕微鏡写真である。
符号の説明
1 気体タンク 2 圧力制御装置 3 配管 4 雰囲気制御用容器 6A、6B、6C 発熱体 7 育成容器

Claims (5)

  1. 窒化ガリウム単結晶をフラックス法によって育成するための融液組成物であって、
    ガリウム、ナトリウム、バリウムおよびリチウムを含有することを特徴とする、融液組成物。
  2. ナトリウムの量を100mol%としたときのバリウムとリチウムとの合計量が0.02〜1.0mol%であることを特徴とする、請求項1記載の融液組成物。
  3. ナトリウムの量を100mol%としたときのバリウムの量が0.01〜0.5mol%であることを特徴とする、請求項1または2記載の融液組成物。
  4. ナトリウムの量を100mol%としたときのリチウムの量が0.01〜0.5mol%であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つの請求項に記載の融液組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つの請求項に記載の融液組成物からフラックス法によって窒化ガリウム単結晶を育成する方法。
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