JP2008219479A - 画像伝送システム、撮像装置、及び画像伝送方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ネットワークの負荷状況が変化しても、撮像画像のリアルタイム表示や滑らかな動画表示ができる画像伝送システム、撮像装置、及び画像伝送方法を得ることを目的とする。
【解決手段】 撮像データに送信時刻を特定した第1の画像番号を付加して送信する送信情報付加手段と、ネットワークを経由して第1の画像番号を付加した撮像データを受信し、第1の画像番号に対応した第2の画像番号を生成して返信する受信情報付加手段と、第1の画像番号とネットワークを経由して受信した第2の画像番号とからネットワークの遅延時間を検出する遅延時間検出手段と、遅延時間に基づいてネットワークの負荷状況を判定するトラフィック判定手段と、トラフィック判定手段の判定結果に従い、遅延時間に基づいて決定した伝送量削減率に応じて撮像データの伝送量を制御する伝送量制御手段とを備えてなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 撮像データに送信時刻を特定した第1の画像番号を付加して送信する送信情報付加手段と、ネットワークを経由して第1の画像番号を付加した撮像データを受信し、第1の画像番号に対応した第2の画像番号を生成して返信する受信情報付加手段と、第1の画像番号とネットワークを経由して受信した第2の画像番号とからネットワークの遅延時間を検出する遅延時間検出手段と、遅延時間に基づいてネットワークの負荷状況を判定するトラフィック判定手段と、トラフィック判定手段の判定結果に従い、遅延時間に基づいて決定した伝送量削減率に応じて撮像データの伝送量を制御する伝送量制御手段とを備えてなる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ネットワークを経由して撮像データを伝送する画像伝送システム、撮像装置、及び画像伝送方法に関するものである。
ネットワークを経由して撮像データを伝送する画像伝送システムでは、ネットワークの負荷状況によって撮像データの伝送時間が遅延し、リアルタイムでの画像表示が困難となる場合があった。そこで、撮像データが伝送される時間を計測し、伝送時間が1フレームの撮像周期よりも長くなる場合に、フレームを間引きして伝送することでリアルタイムの撮像データを表示する撮像サーバが提案されている。(例えば特許文献1参照。)
しかし、上記のような撮像サーバでは、フレームを間引きすることによって画像の欠落、いわゆるコマ落ちが生じてしまい、滑らかな動作の動画を伝送することが困難となるという問題があった。そこで、ネットワークの負荷が重くなり、伝送速度が低下した場合に、撮像データの伝送量を圧縮することにより、ネットワークが混雑している場合でも、コマ落ちのない動きの滑らかな動画を表示できる撮像装置が提案されている。(例えば特許文献2及び特許文献3参照。)
しかしながら、上記のように伝送速度が低下した場合に撮像データの伝送量を圧縮するものでは、ネットワークの負荷状況による伝送速度が想定範囲を超えて低下した場合に、伝送時間が撮像周期を超えることになる。このため、撮像データをスムーズに伝送できず、撮像データのリアルタイム表示や滑らかな動画表示が行えないという問題があった。また、伝送速度の低下を過大に想定した場合、伝送量が必要以上に圧縮され、画像が劣化してしまうという問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、ネットワークの負荷状況が変化しても、撮像画像のリアルタイム表示や滑らかな動画表示ができる画像伝送システム、撮像装置、及び画像伝送方法を得ることを目的とする。
この発明にかかる画像伝送システムは、ネットワークを経由して撮像データを伝送する画像伝送システムにおいて、前記撮像データに送信時刻を特定した第1の画像番号を付加して送信する送信情報付加手段と、前記ネットワークを経由して前記第1の画像番号を付加した撮像データを受信し、前記第1の画像番号に対応した第2の画像番号を生成して返信する受信情報付加手段と、前記第1の画像番号と前記ネットワークを経由して受信した前記第2の画像番号とから前記ネットワークの遅延時間を検出する遅延時間検出手段と、前記遅延時間に基づいて前記ネットワークの負荷状況を判定するトラフィック判定手段と、前記トラフィック判定手段の判定結果に従い、前記遅延時間に基づいて決定した伝送量削減率に応じて前記撮像データの伝送量を制御する伝送量制御手段とを備えてなる。
この発明によればネットワークの負荷状況を判定し、この判定結果に従い、ネットワークの遅延時間に基づいて決定した伝送量削減率に応じて撮像データの伝送量を制御することにより、ネットワークの負荷状況が変化しても、撮像画像のリアルタイム表示や滑らかな動画表示ができる画像伝送システムを得ることができる。
実施の形態1.
図1〜図3は、本発明の実施の形態1に係る画像伝送システムを示すもので、図1は、画像伝送システムの要部構成を示すブロック図、図2は画像伝送システムの機器構成を示すブロック図、図3は図2の部分構成を示すブロック図である。図1に示す画像伝送システムは、具体的には、図2、図3に示す撮像装置と画像処理装置内の電気回路などのハードウェア、プログラムにより動作するソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより構成される。そこで、撮像装置9と画像処理装置8について説明した後、画像伝送システムについて説明する。
図1〜図3は、本発明の実施の形態1に係る画像伝送システムを示すもので、図1は、画像伝送システムの要部構成を示すブロック図、図2は画像伝送システムの機器構成を示すブロック図、図3は図2の部分構成を示すブロック図である。図1に示す画像伝送システムは、具体的には、図2、図3に示す撮像装置と画像処理装置内の電気回路などのハードウェア、プログラムにより動作するソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより構成される。そこで、撮像装置9と画像処理装置8について説明した後、画像伝送システムについて説明する。
[撮像装置の説明]
図2に示すように、撮像装置9は、撮像処理手段11、ネットワーク接続手段12、記憶手段13と、制御手段10を有し、それぞれ汎用バス14によって接続されている。
図2に示すように、撮像装置9は、撮像処理手段11、ネットワーク接続手段12、記憶手段13と、制御手段10を有し、それぞれ汎用バス14によって接続されている。
撮像処理手段11は、図3に示すように固体撮像素子15を用いて撮像を行う、いわゆるカメラ部分である。撮像処理手段11は、CCD(Charge Couple device)などの固体撮像素子15と、固体撮像素子15からのアナログ信号にCDS(Correlated Double Sampling)処理を行うアナログ信号処理手段16と、アナログ信号処理手段16のアナログ出力をデジタル信号に変換するA/D変換手段17を有する。さらに、固体撮像素子15の有効画素を水平、垂直方向で所定の画素数に分割した測光窓を設け、測光窓毎にA/D変換手段17の出力を積算する積算手段18と、積算手段の出力をもとに、後述する方法で露出を制御する露出制御手段19と、固体撮像素子15のタイミングのパルスを生成するタイミング生成手段20と、A/D変換手段17の出力にデジタル信号処理を行うカメラ画像生成手段21を有する。
固体撮像素子15は、被写体からの光信号を受光し、光電変換するフォトダイオードと、フォトダイオードの信号を垂直転送CCD、水平転送CCDと経由し、電気信号として取り出すための手段を有するCCDセンサーである。そして、1フレーム期間内(撮像周期)ごとにフォトダイオードに蓄積した電荷は、後述するタイミング生成手段20からの電荷読み出しパルスの印加により、垂直転送CCDに読み出すことができる。また、タイミング生成手段20の電荷掃き出しパルスにより、フォトダイオード内の蓄積電荷を固体撮像素子15の基板電位へ掃き出すことができる。この掃き出し電荷パルスの印加を止めて、電荷読み出しパルスで垂直転送CCDに蓄積電荷を読み出すまでの時間が電荷蓄積時間となり、電荷蓄積時間を調整(露出制御手段19→タイミング生成手段20)することで、シャッタースピードを調整する。
また、固体撮像素子15に上記のようなCCDを用いる場合、一般的にドラフトモード、モニターモード、画素混合駆動、間引きモードと呼ばれる駆動モードがあり、これらのモードを使用することによって、読み出し画素数を減少させ、高速に読み出すことが可能となる。また、CCDの場合、水平画素混合読み出しによる水平画素方向の間引きも存在するが、垂直CCDの読み出しラインを間引くことで画素数を制御する構成が多い。
なお、露出量や読み出し画素数の調整による高速読み出し手段を備えることができるなら、固体撮像素子15には光電変換機能を有するCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサーを使用してもよい。CMOSセンサーを使用した場合、画素単位で読み出す画素の位置、ならびに画素数を切り替えることができ、ROI(Region Of Interest)や、上述した間引きモードと呼ばれる駆動モードを用いることで、読み出し画素数を調整することができる。
アナログ信号処理手段16は、固体撮像素子15からの撮像信号をCDS処理し、処理したアナログ信号を出力する。また、露出制御手段19からの指令により、利得を調整して露出制御する場合もある。
A/D変換手段17は、アナログ信号処理手段16から出力されたアナログ信号をデジタル変換し、デジタル信号として出力する。
積算手段18は、所定の手順で定めた測光窓毎にA/D変換手段17のデジタル信号出力を積算する。例えば、有効画素数が640×480の場合、測光窓の大きさを10画素×10画素とすると、有効画素内に64×10個の測光窓が得られる。そして、得られた測光窓のうち、測光に必要な位置の測光窓に対応するデジタル信号出力について積算する。なお、測光窓のサイズおよび、使用する測光窓の位置や窓数は、撮像装置の仕様により、任意のサイズ、任意の位置、任意の窓数に設定することができる。
露出制御手段19は、積算手段18の測光窓毎の積算値に基づいて、経験的に統計的に得られるアルゴリズムに従い、有効な測光窓を選択し、選択した測光窓の積算値が、APL(Average Picture Level)になるように被写体の露出条件を求める。そして、タイミング生成手段20の電子シャッタパルスのパルス数を調整して、固体撮像素子15の露光時間を制御する。あるいは、アナログ信号処理手段16の利得を制御する。
タイミング生成手段20は、固体撮像素子15の駆動タイミングパルスを生成する手段を有する。駆動タイミングパルスは、例えばCCDセンサーでは、水平CCDの電荷転送を行う水平転送パルス、垂直CCDの電荷転送を行う垂直転送パルス、蓄積された電荷をCCD基板電位へ掃き出し、電子シャッタを行う電荷掃き出しパルス、水平CCDの水平転送された電荷を画素毎にリセットするリセットパルスなどのパルスである。さらに、タイミング生成手段20は、アナログ信号処理手段16のサンプリングパルスと、A/D変換手段17のA/Dクロックを生成する手段も有する。
さらに、画素間引きを行う際には、画像読み出しパルス、水平転送パルス、垂直転送パルスを画素間引きに適応した駆動タイミングに切り替える手段も有する。
なお、上述した固体撮像素子15にCMOSセンサーを用いる場合には、アナログ信号処理手段16、A/D変換手段17、タイミング生成手段20をワンチップで実現し、小型化することも可能である。
カメラ画像処理手段21は、A/D変換手段17から入力されたデジタル信号に、ホワイトバランス、補間処理によるRGB信号生成、YCbCr変換、カラーマトリクス、階調変換を行う手段を有する。そして、カメラ画像処理手段21は、これらの手段により処理された、一般的な画像表示手段で画像を表示させることができる撮像信号Xaを出力する。撮像信号Xaは、例えば、8ビット階調で水平640×垂直480画素に2次元配列された赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の撮像信号(以下RGB信号と称す)である。なお、Mを水平画素位置、Nを垂直画素位置とすると、撮像信号XaのR信号レベルはR(M,N)、撮像信号XaのG信号レベルはG(M,N)、撮像信号XaのB信号レベルはB(M,N)と表記できる。
カメラ画像処理手段21の撮像信号Xaは、RGB信号に限らず、YCbCr信号、L*a*b*信号、又はHSV(Hue Saturation Value)信号などであってもよい。その場合、撮像装置9は、各色空間の信号をRGB信号に色変換処理する色変換手段(図示せず)を備える必要がある。また、撮像信号Xaの階調数は、8ビットに限定されることは無く、静止画ファイルで用いられる10ビットまたは12ビットなどの他の階調数であってもよい。さらに、撮像信号Xaの画素数も、水平1024×垂直960画素などの他の画素数であってもよい。
そして、カメラ画像処理手段21は、汎用バス14に接続され、図2に示す制御手段10からの指示により、露出制御、カラー信号時にホワイトバランスのオートトラッキングなどの制御を行う。
また、カメラ画像処理手段21は、上述した表示装置での表示が可能な撮像信号Xaを静止画として伝送するためのJPEG圧縮や、動画として伝送するためのMPEG、モーションJPEGなどの圧縮処理を行う手段を有し、制御手段10からの指示により圧縮率を制御して伝送するための撮像データのデータ量を調整できる。本画像伝送システムでは、ネットワークの混雑情況に応じて、制御手段10の指示により、伝送に最適な圧縮率で撮像データのデータ量を調整する。
そして、カメラ画像処理手段21は、制御手段10からのDMA(Direct memory Access)転送要求に基づき、撮像データのDMA転送を行い、記憶手段13に記憶させる。記憶手段13に記憶された撮像データは、ネットワーク接続手段12を経由して、ネットワークを経由して伝送される。
ネットワーク接続手段12は、撮像処理手段11から出力された撮像データをネットワーク6、7を介して、画像処理装置8へ伝送するためのインターフェースである。ネットワーク接続手段12は、汎用バス14に接続されており、制御手段10の画像伝送要求に応じて、記憶手段13内に記録された撮像データを第1のネットワークデータとしてネットワーク6へ伝送する。また、反対に画像処理装置8からのデータを、制御手段10の制御により、第2のネットワークデータとしてネットワーク7を経由して入手し、記憶手段13に出力することもできる。なお、本実施の形態では便宜上、第1のネットワークデータと第2のネットワークデータを伝送するネットワークの番号を別番号で表記しているが、同一のものであってもよい。
図4は、プロトコルにTCP(Transmission Control Protocol)を用いた第1のネットワークデータの例である。第1のネットワークデータは、ネットワークのプロトコルにより規定されるネットワークヘッダー(図中2点鎖線より上)と、撮像データを伝送する際に設けられる画像ヘッダーと、撮像装置9の撮像データで構成される。
ネットワークヘッダーは、以下のフィールドで構成されている。送信元ポート番号は送信元(撮像装置9)のポート番号を示すフィールド、シーケンス番号はデータ位置を示すフィールド、ACK(ACKnowledgement)番号は次に送られてくるべきシーケンス番号を示すフィールド、データオフセットはデータの開始位置を示すフィールド、制御ビットはACK番号使用の有無、上位層へのデータの受渡しタイミング指定等の制御を示すフィールド、ウィンドウは一度に受信できるデータ量を示すフィールド、チェックサムはデータ誤りを検出するためのフィールド、緊急ポインタは制御ビットのURG(緊急処理用ビット)がオン時に緊急データ位置を示すフィールド、パディングはTCPヘッダーが32ビットの倍数になるように調整するフィールドである。
画像ヘッダーは、フレーム単位や、数フレームをまとめた画像パケット単位で生成する送信画像番号の情報を有している。送信画像番号は、撮像装置9から送信される際に、撮像データを判別するために、撮像画像データの送信順番、送信時間を特定できるように個別につけられる番号であり、以下、第1の画像番号と称する。また、送信された複数の第1の画像番号に関する履歴・情報は、撮像装置9内の記憶手段13内に保持され、後述する遅延時間検出に用いることができる。
ネットワーク伝送においては、Ethernet(米国Xerox Corporationの登録商標)プロトコルなど、プロトコルごとに固有のヘッダー構造を持つが、これらはネットワークヘッダーに含まれるものとする。なお、Ethernet(R)パケットの構造については、実施の形態3にて述べる。
記憶手段13は、汎用バス14に接続されたフラッシュメモリ、SDRAMなどの一時記憶装置である。そして、記憶手段13は、制御手段10の指示により、撮像処理手段11の画像データを記憶する。また、画像ヘッダーの履歴と、送信時間に関する第1の画像番号の情報も保持しており、制御手段10の指示にて読み出すことができる。
制御手段10は、撮像処理手段11の撮像データをDMA転送させる機能や、撮像処理手段11の露出制御などのカメラ制御機能を有する。また、ネットワーク接続手段12を制御し、撮像データをネットワーク伝送する機能や、画像処理装置8からの第2のネットワークデータ及び、記憶手段13に保持された送信画像情報に基づいて、撮像データの伝送に要する時間を算出し、伝送するデータの最適なサイズを算出する機能を有する。
[画像処理装置の構成]
次に、画像処理装置の8の構成を図2のブロック図を用いて説明する。画像処理装置8は、汎用バス26によって接続されたストレージ手段22と、ネットワーク接続手段23と、記憶手段24と、画像処理手段25と、第2の制御手段27とで構成している。
次に、画像処理装置の8の構成を図2のブロック図を用いて説明する。画像処理装置8は、汎用バス26によって接続されたストレージ手段22と、ネットワーク接続手段23と、記憶手段24と、画像処理手段25と、第2の制御手段27とで構成している。
ネットワーク接続手段23は、ネットワーク6,7を経由してネットワークに接続されている。画像処理装置8から撮像装置9へ送信するデータは、第1のネットワークデータにより伝送された第1の画像番号に対して第2の画像番号を付加した第2のネットワークデータである。また、撮像装置9の露出、画素数、ホワイトバランスなど、撮像装置9の設定状態を撮像装置9の外部装置(画像処理装置8)から調整するためのデータも含むことができる。
ネットワーク接続手段23は、ネットワーク6,7を経由して得たデータを、汎用バス26を介して記憶手段24へDMA転送する機能や、記憶手段24に保持された情報を、ネットワーク6,7を経由して撮像装置9に伝送する機能を有する。
記憶手段24は、ネットワーク情報や、画像処理した画像データの一時記憶を行うフラッシュメモリ、SDRAMなどの一時記憶装置である。
画像処理手段25は、第1のネットワークデータとして撮像装置9から伝送された撮像データに画像処理をする機能を有する。画像処理としては、ノイズ除去、階調制御、圧縮画像の解凍処理などの画像処理と、撮像画像から特徴点を抽出し、特徴点検出、認証処理などを行うことができる。
第2の制御手段27は、記憶手段24に保持されたデータを解析する処理機能を有する。解析処理の一例として、第1のネットワークデータから画像ヘッダー情報と画像データに分離して、画像ヘッダーより第1の画像番号を検出する。また、ネットワーク線6,7を経由して得たネットワーク情報から、画像データを取り出すネットワーク処理機能も有し、画像情報を規定のメモリ空間へ展開する。
また、第2の制御手段27は、画像処理装置8を用いるユーザや管理者のシステム要求により、撮像装置の電源ON/OFF、撮像サイズ、レンズズーム制御など撮像装置9の動作状態を制御する動作状態制御機能も有する。
ストレージ手段22は、ネットワーク6,7を経由して得た撮像データを記録・保持する機能を有する。
図5は、画像処理装置8から撮像装置9へネットワーク伝送される第2のネットワークデータを示す。送信元ポート番号を画像処理装置8のポート番号を用いる点と、宛て先ポート番号に撮像装置9のポート番号を用いる点を除いては、第1のネットワークデータ(図4)と同様の構成である。
第2のネットワークデータには、ネットワークヘッダーに続いて、第1のネットワークデータから抽出された第1の画像番号に対する第2の画像番号が付加される。第2の画像番号は、受信した第1のネットワークデータから抽出したデータの内、画像処理手段25で画像処理を行う画像データに対応する第1の画像番号から生成する。これにより、撮像装置9において、第2の画像番号を受信した際も、撮像装置9自身が送信した画像データの第1の画像番号と対応付けすることができる。画像データの全データの受信を確認し、第2のネットワークデータを送信する。
以上説明を行った画像処理装置8は、パーソナルコンピュータ、ハードディスクストレージ用コントローラなどの機能を満たす。
「画像伝送システムの構成」
次に、画像伝送システムについて説明する。画像伝送システムは、図1に示すように送信情報付加手段1、遅延時間検出手段3、トラフィック判定手段4、伝送量制御手段5が構築された撮像装置9と、受信情報付加手段2が構築された画像処理装置8とがネットワーク6,7を経由して接続されることによって構成されている。
次に、画像伝送システムについて説明する。画像伝送システムは、図1に示すように送信情報付加手段1、遅延時間検出手段3、トラフィック判定手段4、伝送量制御手段5が構築された撮像装置9と、受信情報付加手段2が構築された画像処理装置8とがネットワーク6,7を経由して接続されることによって構成されている。
送信情報付加手段1は、撮像処理手段11で撮像される撮像画像のフレーム単位に第1の画像番号を付加するもので、撮像装置9の制御手段10(図2)内に構築されたソフトウェアで構成している。第1の画像番号は、フレーム単位でインクリメントされており、異なるフレームでは、異なる第1の画像番号を有する。フレーム単位は、撮像処理手段11において、撮像を周期的に行う時間(逆数はフレームレート)の1周期を示しており、異なる画像間の第1の画像番号の差分値にフレームレートの逆数を乗算することで、第1の画像番号の差分値に相当する画像の撮影した時間を求めることができる。
また、送信情報付加手段1は、第1の画像番号を含む画像ヘッダーと、第1の画像番号に対する撮像データを、画像ヘッダー情報に追加して、ネットワーク接続手段12を経由し、ネットワーク6へ伝送する。このとき、送信した第1の画像番号は、撮像装置9内の制御手段10によって記録手段13内で保持されており、遅延時間を検出する際に利用することができる。
なお、送信情報付加手段1は、カメラ画像処理手段21のハードウェア内に構築することもできる。
受信情報付加手段2は、ネットワーク経由で得た送信情報付加手段1からの第1の画像番号に対し、画像データを正常に受信した結果を示す第2の画像番号を第2のネットワークデータに付加するもので、画像処理装置8の第2の制御手段27(図2)内に構築されたソフトウェアで構成している。第2の画像番号を有する第2のネットワークデータは、ネットワーク接続手段23を介して、ネットワーク7を経由し、遅延時間検出手段3に伝送される。
なお、受信情報付加手段2は、画像処理装置8内の画像処理手段25のハードウェア内に構築することもできる。
遅延時間検出手段3は、撮像装置9内の制御手段10(図2)に構築され、第1の画像番号を送信してから、第2の画像番号を受信するまでに経過したフレーム数に対応する時間から、ネットワークでのデータ転送に要する時間(以降遅延時間と称する)を検出する。または、受信した第2の画像番号に対応した第1の画像番号と、現在伝送を行おうとする撮像データに対する第1の画像番号の差分から遅延時間を検出する。
遅延時間検出手段3で検出する遅延時間は、ネットワークの負荷が重く、混雑している場合(または、画像データ伝送量が多い場合)、送信情報付加手段1が第1の画像番号を送信してから、遅延時間検出手段3が第2の画像番号を受信するまでの時間がかかり、増大する。一方、ネットワークの負荷が軽い場合は、第1の画像番号が、受信情報付加手段2へスムーズに伝送できるため、第2の画像番号を受信するまでの時間が短くなる。このように、ネットワークの負荷状況により、遅延時間は増減する。
トラフィック判定手段4は、撮像装置9内の制御手段10(図2)に構築され、遅延時間検出手段3により検出された遅延時間から、ネットワークのトラフィック状況、つまり負荷状況を判定する。以下、詳細に示す。
第1の画像番号を伝送し、第2の画像番号を受信するまでの時間(T)は、
T=τ1+τ2+τ3+τ4
となる。ここで、τ1は、送信情報付加手段1から受信情報付加手段2にいたる第1のネットワークデータを伝送する時間。τ2は、画像処理装置8で第1の画像番号を解析し、第2の画像番号を生成し、ネットワークへ伝送するまでの時間。τ3は、受信情報付加手段2から遅延時間検出手段3へいたる第2のネットワークデータの伝送時間。τ4は、撮像装置9で第2の画像番号から遅延時間を検出するまでの時間である。
T=τ1+τ2+τ3+τ4
となる。ここで、τ1は、送信情報付加手段1から受信情報付加手段2にいたる第1のネットワークデータを伝送する時間。τ2は、画像処理装置8で第1の画像番号を解析し、第2の画像番号を生成し、ネットワークへ伝送するまでの時間。τ3は、受信情報付加手段2から遅延時間検出手段3へいたる第2のネットワークデータの伝送時間。τ4は、撮像装置9で第2の画像番号から遅延時間を検出するまでの時間である。
τ2とτ4は、画像処理装置8と撮像装置8内の処理時間である。つまり、τ2とτ4の和は画像処理装置8と撮像装置8固有の処理時間であるので、構成した機器自身の性能によって規定され、一定値(k)を取ると考えられる。
τ2+τ4=k ・・・(1)
τ2+τ4=k ・・・(1)
したがって、ネットワークの負荷状況で変化するのは、時間τ1とτ2であり、時間τ1と時間τ2を加算した値を遅延時間をTDとすると、
T=TD+k ・・・(2)
となる。よって、あらかじめkを計測しておくことで、
TD=T−k ・・・(3)
で、遅延時間TDを求めることができる。
T=TD+k ・・・(2)
となる。よって、あらかじめkを計測しておくことで、
TD=T−k ・・・(3)
で、遅延時間TDを求めることができる。
続いて、ネットワークによる撮像データの伝送が正常にできる場合の遅延時間TDの上限値をTD1とする。つまり、第1の画像番号を送信し、第2の画像番号を受信するまでの時間T(遅延時間TD+定数k)が1フレームの撮像周期以下となる遅延時間の上限値である。一方、ネットワークの負荷が増大して、正常に撮像データの伝送が行えない場合の遅延時間をTD2とする。つまり、次のフレームに移っても第2の画像番号を受信できない場合であって、画像処理装置8に、完全に撮像データが伝送される前に次のフレームの撮像データの伝送に移る場合の遅延時間である。すると、TD1とTD2は、ネットワークの負荷状況により変化するΔTDによって以下のように表すことができる。
TD2=TD1+ΔTD・・・(4)
TD2=TD1+ΔTD・・・(4)
ここで、TD2がTD1より大きい、つまりΔTDが正の値ならば、ネットワークは負荷が重く伝送速度が低下しており、TD2がTD1より小さい、つまりΔTDが0以下ならば、ネットワークの負荷は少なく、正常に撮像データが伝送できることになる。つまり、トラフィック判定手段4は、ΔTDの値が0より小さいか、0を超えているかでネットワークの負荷状況を判定することができ、その判定結果を遅延時間とともに伝送量制御手段5に出力する。
このように簡単な演算と、少ないデータで、ネットワークの負荷状況を判定することができる。また、単純な演算処理であるので、撮像装置9を構成する制御手段10内に構築することが可能となり、低コスト化、サイズの小型化などの効果を有する。
また、遅延時間TDの検出の際、毎回遅延時間TDの履歴を取っておき、遅延時間TDが極端に増加した場合は、ネットワークの負荷が異常に増大していると判別し、撮像を中止する、または、ネットワークの負荷量が軽減されるまで撮像データを伝送せずに記録しておくなどの処置を施すこともできる。
伝送量制御手段5は、カメラ画像処理手段21(図3)内のFPGA(図示せず)などのハードウェアロジックで構築され、トラフィック判定手段4から、ネットワークの負荷が増大しているとの判定結果を受けると、遅延時間TDに基づいて下記の方法で決定した伝送量削減率に応じて撮像データの伝送量を制御する。
ネットワークの負荷が軽いときに、時間TD1内に撮像データを伝送できる伝送量をP1とすると、ネットワークの負荷が増大しているとき(遅延時間=TD2)に、同じ時間TD1内に伝送できる撮像データのデータ伝送量P2は、
P2=TD1×(P1/TD2) ・・・(5)
となる。
P2=TD1×(P1/TD2) ・・・(5)
となる。
したがって、ネットワークの負荷が増大した場合においても、データ伝送に要する時間を撮像周期内に収めるには、撮像データの伝送量をTD1内に伝送できるように削減する必要がある。このときの削減率は、
α=1−(P2/P1)
=1−TD1×(P1/TD2)/P1
=1−1/(1+ΔTD/TD1) ・・・(6)
となる。つまり、正常時の遅延時間TDの上限値TD1に対する、遅延時間の変化量δTDを測定することで、撮像データの伝送量の削減率を得ることができる。図6に式(6)による伝送時間増加率(ΔTD/TD1)と撮像データの削減率との関係を示す。正常状態の遅延時間TD1に対して撮像周期内に1フレームの撮像データを伝送するために必要な画像伝送量の削減率は、ΔTDの増加に伴って増大させる必要があることがわかる。
α=1−(P2/P1)
=1−TD1×(P1/TD2)/P1
=1−1/(1+ΔTD/TD1) ・・・(6)
となる。つまり、正常時の遅延時間TDの上限値TD1に対する、遅延時間の変化量δTDを測定することで、撮像データの伝送量の削減率を得ることができる。図6に式(6)による伝送時間増加率(ΔTD/TD1)と撮像データの削減率との関係を示す。正常状態の遅延時間TD1に対して撮像周期内に1フレームの撮像データを伝送するために必要な画像伝送量の削減率は、ΔTDの増加に伴って増大させる必要があることがわかる。
このように、撮像装置9および画像処理装置8内部での、つまり、機器固有の処理時間kと、遅延時間の上限値TD1、及び遅延時間TDから、撮像データの削減率が得られる。
但し、上記削減率はネットワークの負荷状況が遅延時間TDを検出した後も変化しない場合を想定したものであり、多少の増加を見込んで(安全率を考慮して)削減率を多めに設定するようにしてもよい。
なお、伝送量制御手段5は、上述したFPGAなどのハードウェアロジックに構築された場合には、高速処理が可能となる。一方、制御手段10(図2)のソフトウェアに構築することもでき、その場合、信頼性の高いアルゴリズムを構築することができ、ソフトのためハードウェアで実現する際のゲート規模増大や、コスト増加などを防ぐことができる
撮像データのデータ削減率の調整方法としては、JPEG、MPEGなど、画像圧縮率を制御することで実現できる。
ここで、ネットワークの負荷が変化することにより、伝送速度が異なる場合での動作について説明する。
[負荷が軽い状態の動作説明]
ネットワークの負荷が軽く、正常に画像伝送システムが動作しているノーマル状態の動作について説明を行う。図7、図8、図9は、正常時の動作(シーケンス)を示すシーケンス図、タイミング図、および説明図である。
[負荷が軽い状態の動作説明]
ネットワークの負荷が軽く、正常に画像伝送システムが動作しているノーマル状態の動作について説明を行う。図7、図8、図9は、正常時の動作(シーケンス)を示すシーケンス図、タイミング図、および説明図である。
図7および図8のS1からS6は、処理ステップの動作を示し、同一番号は、同一の処理を示す。なお、図8に示すVDは、撮像の1フレームの期間を示す垂直同期信号である。以下、ステップごとに処理の詳細を説明する。
ステップ1(S1)は、画像処理装置8から撮像装置9への撮像開始要求である。撮像開始要求を撮像装置9が受信すると、撮像を開始し、ネットワーク経由で、画像処理装置8に向け、撮像データを伝送する準備が整う。
ステップ2(S2)は、撮像装置9が撮像開始要求を受け、撮像を実際に開始する。このとき、送信情報付加手段1は、撮像画像に対する第1の画像番号をフレームごとに生成する。
ステップ3(S3)は、撮像状態であり、送信情報付加手段1は、撮像処理手段11で撮像された撮像データに第1の画像番号を付加し、第1のネットワークデータとして送信する。
ステップ4(S4)は、画像処理装置8が第1のネットワークデータを受信するステップである。
ステップ5(S5)は、画像処理装置8において、第1のネットワークデータが全データ受信された確認を行う。受信情報付加手段2は、全データ受信確認後、画像ヘッダー内の第1の画像番号を解析した結果をもとに、第2の画像番号を生成する。また、生成した第2の画像番号を画像ヘッダーに付加して、第2のネットワークデータを生成し、撮像装置9へ転送する。また、このとき、画像処理装置8は受信した撮像データを表示するための処理を並行して行っている。
ステップ6(S6)は、撮像装置9において、第2のネットワークデータを受信し、画像ヘッダー内の第2の画像番号を検出する。遅延時間検出手段3は、第2の画像番号から対応する第1の画像番号をもとめ、受信するまでの時間遅延TDが得られる。
トラフィック判定手段4が構築されている制御手段10内には、あらかじめ、TD1及びkのデータを保持しており、遅延時間がTD1以下である場合、ΔTD=0とし、ネットワークの伝送量の負荷状態が軽いと判断する。ΔTD/TD1=0となるため、伝送量の削減率は0%、つまり、伝送率は100%となり、伝送量を削減することなく画像伝送を行う。以下、ステップ4以降の処理を繰返す。
図9は、画像データ量を画像の大きさで示したイメージ図である。図9に示すように、フレーム1からフレーム3において、同一の伝送量の撮像データを伝送することができる。
[負荷が重い状態で伝送量の制御を実施しない場合の動作説明]
次に、ネットワークの負荷が重くなって、伝送速度が遅くなった場合に、伝送量の制御を実施しない場合(異常時)の動作について、図10のタイミング図、図11の説明図を用いて説明を行う。
次に、ネットワークの負荷が重くなって、伝送速度が遅くなった場合に、伝送量の制御を実施しない場合(異常時)の動作について、図10のタイミング図、図11の説明図を用いて説明を行う。
先に説明した正常状態における処理ステップ番号と同一の番号は、同一の処理である。ネットワーク負荷が重いため、撮像処理装置9からネットワークの伝送遅延が発生している。図では、ステップ3の開始点から第2の画像番号を受信するステップS6までの時間が、負荷が軽い状態の時間に比べ長くなる(ΔTD>0)。このため、ΔTD分の遅延時間が増大し、フレーム6(FR6)で画像の欠落が発生する。次のフレームでは、フレーム6内にステップ5の応答が無かったため、ステップ2(S2の処理を開始し、正常な画像を転送している。よって、図11に示すとおり、フレーム6で画像の欠落が発生している。
図11において、フレーム6の画像欠落後、フレーム7にて欠落が発生していない。これは、画像の欠落があったことを判断してデータをリセットし、撮像データを再送したためである。しかし、この場合、ネットワークの負荷の状態に応じて、リセットが多くなることで、ネットワークの負荷が重くなるとともにコマ落ちも発生する。なお、続くフレーム内で、撮像装置において、リセット処理が無い場合や、ネットワーク負荷が異常に高い場合は、画像の伝送が行えないため、フレーム内の全撮像データ欠落や、連続したフレームで画像が欠落するなどの問題が発生する。
[負荷が重い状態で本実施の形態おける伝送量の制御を実施する場合の動作説明]
本発明の実施の形態1による画像伝送システムによる動作を、図12〜図14を用いて説明を行う。図12は本実施の形態における動作を示すシーケンス図、図13はタイミング図、図14は説明図である。なお、これまでの処理ステップと同一ステップ番号は、同一の処理を示している。
本発明の実施の形態1による画像伝送システムによる動作を、図12〜図14を用いて説明を行う。図12は本実施の形態における動作を示すシーケンス図、図13はタイミング図、図14は説明図である。なお、これまでの処理ステップと同一ステップ番号は、同一の処理を示している。
ステップ8(S8)で、ネットワーク負荷が高いため、撮像データの伝送時間に遅延が発生し、遅延時間の増加、つまり遅延増加時間ΔTDを検出する。
遅延増加時間ΔTD>0の場合は、トラフィック判定手段4は、ネットワークの負荷状況が重いと判定する。ここで、遅延増加時間ΔTDがTD1と同じ大きさの場合、判定結果を受けた伝送量制御手段5は、撮像データでの伝送量を1/(1+(ΔTD/TD1))=1/2=50%となるように撮像データの削減率を決定する。
撮像装置9から画像処理装置8への撮像データの伝送量が、半分に削減できたことで、撮像データの伝送に要する時間がTD1に一致する。伝送時間が撮像周期TFR内に短縮されたことで、1フレーム期間TFR内で、撮像データの伝送が行え、欠落は発生することが無い。
ステップ9からステップ12は、伝送量変更後の処理である点が違うのみで、それぞれ、ステップ2からステップ5と同一の処理である。
図14に効果を示している。このようにネットワークの負荷が重く、混雑している状態においても、遅延時間と定数kとの和が撮像周期TFRに等しくなるように画像の伝送量を削減し、画像の欠落を防止することができる。また、画像の圧縮(削減)量は画像の欠落を防止するのに必要最低限にしているので、画像の劣化を抑制し、ネットワークで伝送できる画像として最適の画像を伝送することができる。
[復帰処理の動作説明]
図15と図16は復帰処理を示すタイミング図と説明図である。フレーム11(FR11)で時間がTD4(TD4<TD1)と伝送時間増加量が0以下になったことが確認できる。ネットワークの負荷状況が軽減され、画像の伝送量を増やすことが可能であると判断できるため、画像の削減率を減少させる。
図15と図16は復帰処理を示すタイミング図と説明図である。フレーム11(FR11)で時間がTD4(TD4<TD1)と伝送時間増加量が0以下になったことが確認できる。ネットワークの負荷状況が軽減され、画像の伝送量を増やすことが可能であると判断できるため、画像の削減率を減少させる。
画像伝送量を増やす割合を求める。負荷が軽い状態の単位時間当たりの伝送量は、P2/TD4となる。なお、P1とP2は、画像サイズ示し、図16の画像のデータ量(画素数×階調数)と一致する。
よって、システムが正常動作の遅延時間TD1の伝送量は、
P1=TD1×(P2/TD4)
となり、
P1/P2=TD1/TD4=(ΔTD+TD4)/TD4
=1+(ΔTD/TD4)
となる。
よってΔTDの余裕分に相当する画像伝送量(P2×ΔTD/TD4)を増加させることができる。このように画像が圧縮された状態から復帰することができるので、画像の欠落を防ぎながら、撮像データの伝送量を増やすことができる。
よって、システムが正常動作の遅延時間TD1の伝送量は、
P1=TD1×(P2/TD4)
となり、
P1/P2=TD1/TD4=(ΔTD+TD4)/TD4
=1+(ΔTD/TD4)
となる。
よってΔTDの余裕分に相当する画像伝送量(P2×ΔTD/TD4)を増加させることができる。このように画像が圧縮された状態から復帰することができるので、画像の欠落を防ぎながら、撮像データの伝送量を増やすことができる。
なお、上記削減率の変更は、上述のように復帰という概念ではなく、撮像周期ごとに算出した削減率αに基づいて、撮像データの伝送量を調整してもよい。
本実施の形態1に係る画像伝送システムによれば、撮像データに送信時刻を特定した第1の画像番号を付加して送信する送信情報付加手段1と、ネットワーク6,7を経由して第1の画像番号を付加した撮像データを受信し、第1の画像番号に対応した第2の画像番号を生成して返信する受信情報付加手段2と、第1の画像番号とネットワーク6,7を経由して受信した第2の画像番号とからネットワーク6,7の遅延時間TDを検出する遅延時間検出手段3と、遅延時間TDに基づいてネットワーク6,7の負荷状況を判定するトラフィック判定手段4と、トラフィック判定手段4の判定結果に従い、遅延時間TDに基づいて決定した伝送量削減率αに応じて前像データの伝送量を制御する伝送量制御手段5とを備えたことにより、ネットワーク6,7の負荷状況に対応した撮像データの伝送量の制御が可能となり、ネットワーク6,7の負荷状況が変化しても、撮像画像のリアルタイム表示や滑らかな動画表示ができる画像伝送システムを得ることができる。
とくに、伝送量制御手段5は、遅延時間TDと、撮像装置9と画像処理装置8固有の処理時間kとの和が撮像装置9の撮像周期に一致するように伝送量を制御するので、機器の特性およびネットワークの負荷状況に対して撮像データの伝送量を最適化できる。そのため、負荷がどのように変化しても、1フレームの撮像データを伝送するのに要する時間が、撮像周期に一致し、コマ落ちなく、撮像データのリアルタイム表示や滑らかな動画表示を確実に実行できる画像伝送システムが得られる。
また、本実施の形態1に係る撮像装置によれば、撮像データに送信時刻を特定した第1の画像番号を付加して送信する送信情報付加手段1と、ネットワーク6,7を経由して第1の画像番号を付加した撮像データを受信し、第1の画像番号に対応した第2の画像番号を生成して返信する受信情報付加手段からネットワーク6,7を経由して受信した第2の画像番号とからネットワーク6,7の遅延時間TDを検出する遅延時間検出手段3と、遅延時間TDに基づいてネットワーク6,7の負荷状況を判定するトラフィック判定手段4と、トラフィック判定手段4の判定結果に従い、遅延時間TDに基づいて決定した伝送量削減率αに応じて前像データの伝送量を制御する伝送量制御手段5とを備え、ネットワーク6,7の負荷状況に対応して撮像データの伝送量を制御したので、ネットワーク6,7の負荷状況に対応した撮像データの伝送量の制御が可能となり、ネットワーク6,7の負荷状況が変化しても、撮像画像のリアルタイム表示や滑らかな動画表示ができる画像伝送システムを構築可能な撮像装置を得ることができる。
実施の形態2.
図17は、本発明の実施の形態2に係る画像伝送システム(実施の形態2に係る撮像方法を実施する装置)の撮像処理手段11の構成を示すブロック図である。実施の形態1の撮像処理手段11と比べ、タイミング生成手段33の構成が異なるのみで、その他の手段の構成は同一である。
図17は、本発明の実施の形態2に係る画像伝送システム(実施の形態2に係る撮像方法を実施する装置)の撮像処理手段11の構成を示すブロック図である。実施の形態1の撮像処理手段11と比べ、タイミング生成手段33の構成が異なるのみで、その他の手段の構成は同一である。
タイミング生成手段33は、汎用バス14を介して、図2の制御手段10より、固体撮像素子15の駆動タイミングを制御することができる。
制御手段10において、ネットワーク負荷が高いと判断した場合、固体撮像素子15の読出し画素数の情報が図18の全画素伝送(a)から(b)、(c)に示すように画素を間引いて出力するようにタイミングを制御する。
固体撮像素子15がCCDの場合は、高速読み出しを行うために垂直方向の電荷量を高速に読み出す機能を有する。高速に読み出す機能としては、一般的には、ドラフトモード、モニターモード、画素混合駆動、間引きモードと呼ばれる駆動モードであり、固体撮像素子からの読み出す画素数を制御することができる。また、CMOSセンサーの場合は、読み出す画素の位置ならびに画素数を切替る動作モードが標準としてあり、一般には、ROI(Region Of Interest)や、前述の間引きモードと呼ばれる駆動モードを用いることで、読み出す画素数を制御することができる。
本実施の形態2においては、伝送量制御手段5の一部を撮像装置9のタイミング生成手段20(図2)に構築し、さらに遅延時間を基に算出した削減率αに応じて、固体撮像素子15の駆動を制御して画素を間引き、撮像データの伝送量を削減することによって、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、カメラ画像処理手段21などの、後段のハードウェア(FPGA)にデータ量を削減する機能を持たせる必要が無くなり、実装する際のゲート規模を削減する効果を有する。
なお、画素間引きの方法は、図18に示すような方法のほかに、間引く割合を適宜変更することにより、削減率に応じた撮像データの伝送量を制御することができる。また、上述したカメラ画像処理手段21による画像圧縮と併用してもよい。
実施の形態3.
図19は、本発明の実施の形態3に係る画像伝送システム(実施の形態3に係る撮像方法を実施する装置)の撮像装置9の構成を示すブロック図である。実施の形態1の撮像装置9と比べ、ネットワーク伝送においては、Ethernet(R)パケットの構造を有し、撮像処理手段31がネットワーク接続手段30へ直接接続されている点が異なるのみで、その他の手段の構成は同一である。
図19は、本発明の実施の形態3に係る画像伝送システム(実施の形態3に係る撮像方法を実施する装置)の撮像装置9の構成を示すブロック図である。実施の形態1の撮像装置9と比べ、ネットワーク伝送においては、Ethernet(R)パケットの構造を有し、撮像処理手段31がネットワーク接続手段30へ直接接続されている点が異なるのみで、その他の手段の構成は同一である。
ネットワーク接続手段30を撮像処理手段31に直接接続することで、機器固有の処理時間kを短くすることができる。これにより、高速にネットワークへ伝送することができるとともに、汎用バスを用いた場合の、制御装置10や、OSなどの処理による時間のバラツキを同期設計することで少なくすることができる。つまり、遅延時間TDの検出精度が向上することで、撮像データの伝送量の削減率を正確に設定することができ、より最適な画像伝送のための伝送量制御ができる。
また、Ethernet(R)パケット構造を用いることで、ネットワーク伝送を行う場合、図20と図21に示すように負荷を軽減するプロトコルを使用することができる。つまり、ネットワークのプロトコルの判別を行う必要がなく、ゲート規模が小さく、ネットワークの判別処理を軽減することができる。
本実施の形態3によれば、Ethernet(R)パケットの構造を有し、撮像処理手段31とネットワーク接続手段30とを直接接続することで、制御手段10の汎用バスの占有時間の制限が無く、高速にネットウェワークに画像伝送が行える効果を有する。また、高速に伝送が行えることで、定数kが小さくなり、遅延時間の検出精度が向上し、撮像データの伝送量削減率の最適化も容易となる。
1 送信情報付加手段、 2 受信情報付加手段、 3 遅延時間検出手段、 4 トラフィック判定手段、 5 伝送量制御手段、 6,7 ネットワーク、 8 画像処理装置、 9 撮像装置
Claims (7)
- ネットワークを経由して撮像装置からの撮像データを画像処理装置へ伝送する画像伝送システムにおいて、
前記撮像データに送信時刻を特定した第1の画像番号を付加して送信する送信情報付加手段と、
前記ネットワークを経由して前記第1の画像番号を付加した撮像データを受信し、前記第1の画像番号に対応した第2の画像番号を生成して返信する受信情報付加手段と、
前記第1の画像番号と前記ネットワークを経由して受信した前記第2の画像番号とから前記ネットワークの遅延時間を検出する遅延時間検出手段と、
前記遅延時間に基づいて前記ネットワークの負荷状況を判定するトラフィック判定手段と、
前記トラフィック判定手段の判定結果に従い、前記遅延時間に基づいて決定した伝送量削減率に応じて前記撮像データの伝送量を制御する伝送量制御手段とを備えた、
ことを特徴とする画像伝送システム。 - 前記伝送量制御手段は、前記遅延時間と、前記撮像装置と前記画像処理装置固有の処理時間との和が前記撮像装置の撮像周期に一致するように前記伝送量削減率を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像伝送システム。
- 前記遅延時間検出手段は、前記第1の画像番号を付加した撮像データを送信してから、前記第2の画像番号を受信するまでに経過した前記撮像装置のフレーム数に対応する時間から前記遅延時間を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像伝送システム。
- 前記遅延時間検出手段は、受信した前記第2の画像番号に対応した前記第1の画像番号と、送信しようとする撮像データの送信時刻を特定した第1の画像番号との差分に対応する時間から前記遅延時間を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像伝送システム。
- 前記撮像装置は、
画像を撮影して撮像信号を出力する撮像処理手段と、
前記撮像信号をネットワーク伝送するネットワーク接続手段を有し、
前記撮像処理手段を前記ネットワーク接続手段に直接接続することを特徴とした請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像伝送システム。 - ネットワークを経由して撮像データを伝送する画像伝送システムに用いられ、前記撮像データを出力する撮像装置であって、
前記撮像データに送信時刻を特定した第1の画像番号を付加して送信する送信情報付加手段と、
前記第1の画像番号を付加した撮像データを受信して、前記第1の画像番号に対応した第2の画像番号を生成する受信情報付加手段から前記ネットワークを経由して受信した第2の画像番号と前記第1の画像番号とからネットワークの遅延時間を検出する遅延時間検出手段と、
前記ネットワークの遅延時間に基づいてネットワークの負荷状況を判定するトラフィック判定手段と、
前記トラフィック判定手段の判定結果に判定結果に従い、前記遅延時間に基づいて決定した伝送量削減率に応じて前記撮像データの伝送量を制御する伝送量制御手段とを備えた撮像装置。 - ネットワークを経由して撮像装置からの撮像データを画像処理装置へ伝送する画像伝送方法において、
前記撮像データに送信時刻を特定した第1の画像番号を付加して送信する送信情報付加ステップと、
前記ネットワークを経由して前記第1の画像番号を付加した撮像データを受信し、前記第1の画像番号に対応した第2の画像番号を生成して返信する受信情報付加ステップと、
前記第1の画像番号と前記ネットワークを経由して受信した前記第2の画像番号とから前記ネットワークの遅延時間を検出する遅延時間検出ステップと、
前記遅延時間に基づいて前記ネットワークの負荷状況を判定するトラフィック判定ステップと、
前記負荷状況の判定結果に従い、前記遅延時間に基づいて決定した伝送量削減率に応じて前記撮像データの伝送量を制御する伝送量制御ステップと、
を備えたことを特徴とする画像伝送方法。
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