JP2008218417A - 平面表示装置用板ガラス及びその評価方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間での急速な熱処理の際に破壊を起こさない平面表示装置用板ガラス及びその評価方法を提供する。
【解決手段】本発明の平面表示装置用板ガラス1は、高歪み点のアルミノ珪酸塩ガラスからなり、フロート法によって1.1〜2.8mmの所定厚さに成形され、画像を表示する平面部2と、平面部2に連続するR面取り仕上げされた端部3とを備え、端部3が表面全体に亘って表面粗さのRa値が0.2μm以下になっている略矩形状の板ガラスからなり、一面の平面部2に、端面から約25mmの位置から中央側に亘ってヒータ6を付設し、平面部2を5〜15K/分の昇温速度で加熱して、端面から約35mmの位置でヒータ6が表側に位置する裏面の温度T1と端面から約15mmの位置の裏面の温度T2との差が90Kに達した時に、端部3及びその近傍から破壊を起こさないと評価されたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、高い強度を有する平面表示装置用板ガラス及びその評価方法に関し、特に、プラズマ表示装置の用途に適する平面表示装置用板ガラス及びその評価方法に関する。
従来、平面表示装置用板ガラス、例えば、図4に示すように、プラズマ表示装置に使用される平面表示装置用板ガラス1は、画像を表示する平面部2と面取り仕上げされた端部3を備えている。
平面表示装置用板ガラス1を使用してプラズマ表示装置を作製する場合には、図4に示すように、平面表示装置用板ガラス1はセッター4上に載置された状態で種々の熱処理が施される。
また、特許文献1には、平均破壊強度が78MPa、79MPa及び83MPaであるプラズマディスプレイに使用されるフラットパネルディスプレイ用ガラス基板が記載されている。
特開2001−261355号公報
しかしながら、近年、プラズマ表示装置を増産するために、熱処理に要する時間を短縮する傾向にあり、それに起因して、平面表示装置用板ガラス1の画像を表示する平面部2の中央部と端部3付近の周縁部との間に温度差が生じ、この温度差が大きくなってくると端部3に引張応力が集中して破断が起きるという問題点がある。
また、平面表示装置用板ガラス1の平面部2の中央部と端部3付近の周縁部との間の温度差を小さくしようとすると、クリーン環境下で温度分布を精密制御することが可能な非常に高額な熱処理設備を要するという問題点がある。
さらに、このような高額な熱処理設備を導入した場合でも、平面表示装置用板ガラス1の破壊応力が低い場合には、温度差に対する許容範囲が小さくなるため、熱処理時間の短縮の限界も低くなり、頭打ちになる問題がある。
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決し、短時間で所定の熱処理を行った際に破壊を起こさない平面表示装置用板ガラスを提供することを目的とする。
本発明に係る平面表示装置用板ガラスは、高歪み点のアルミノ珪酸塩ガラスからなり、フロート法によって1.1〜2.8mmの所定厚さに成形され、画像を表示する平面部と、該平面部に連続するR面取り仕上げされた端部とを備え、該端部が表面全体に亘って表面粗さのRa値が0.2μm以下になっている略矩形状の板ガラスからなり、一面の前記平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱することにより、前記端面から約35mmの位置で前記加熱手段が表側に位置する裏面の温度と端面から約15mmの位置で前記加熱手段が表側に位置しない裏面の温度との差が90Kに達した時に、端部及びその近傍から破壊を起こさないことを特徴とする。
また、平面表示装置用板ガラスは、略矩形状の板ガラスの一面の平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱することにより端部に応力を負荷して破壊させた際に、破断面のミラー半径から算出された破壊応力が70MPa以上であることを特徴とする。
本発明で、平面表示装置用板ガラスの破壊応力としては、70MPa以上であることが平面表示装置用板ガラスを短時間で熱処理する上で重要である。
本発明の平面表示装置用板ガラスとしては、高歪み点のアルミノ珪酸塩ガラス材質が適している。加熱手段としては、一定の表面を同時に加熱可能であればよく、シート状のヒータ等が適している。また、加熱手段の付設位置としては、平面表示装置用板ガラスの表面に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って付設することが端部に所定の引張応力を再現性よく負荷する上で重要である。温度測定位置としては、前記端面から約35mmの位置で加熱手段が表側に位置する裏面と前記端面から約15mmの位置で加熱手段が表側に位置しない裏面であることが端部に所定の引張応力を再現性よく正確に負荷する上で重要である。昇温速度が5K/分未満の場合、加熱部と端部にうまく温度差をつけることができず、端部に所定の引張応力を負荷することが難しい。他方、昇温速度が15K/分を超える場合、平面表示装置用板ガラスの温度追従性が追いつかない。昇温速度としては、5〜15K/分であることが重要である。
さらに、本発明の平面表示装置用板ガラスは、平面表示装置が、プラズマ表示装置であることを特徴とする。
本発明に係る平面表示装置用板ガラスの評価方法は、略矩形状の板ガラスの一面の平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱することにより、前記端面から約35mmの位置で前記加熱手段が表側に位置する裏面の温度と端面から約15mmの位置で前記加熱手段が表側に位置しない裏面の温度との差が90Kに達した時に、端部及びその近傍から破壊を起こすか否かを評価することを特徴とする。
また、平面表示装置用板ガラスの評価方法は、略矩形状の板ガラスの一面の平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱し、端部に応力を負荷して破壊させ、破断面のミラー半径から破壊応力を算出することにより、破壊応力が70MPa以上であるか否か強度測定することを特徴とする。
本発明で、平面表示装置用板ガラスの評価方法で強度測定する破壊応力の値としては、70MPa以上であることが平面表示装置用板ガラスを短時間で熱処理する上で重要である。
さらに、本発明の平面表示装置用板ガラスの評価方法は、平面表示装置が、プラズマ表示装置であることを特徴とする。
本発明の平面表示装置用板ガラスは、高歪み点のアルミノ珪酸塩ガラスからなり、フロート法によって1.1〜2.8mmの所定厚さに成形され、画像を表示する平面部と、該平面部に連続するR面取り仕上げされた端部とを備え、該端部が表面全体に亘って表面粗さのRa値が0.2μm以下になっている略矩形状の板ガラスからなり、一面の前記平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱することにより、前記端面から約35mmの位置で前記加熱手段が表側に位置する裏面の温度と端面から約15mmの位置で前記加熱手段が表側に位置しない裏面の温度との差が90Kに達した時に、端部及びその近傍から破壊を起こさないので、90Kに達するような温度差が端部付近に生じる短時間の熱処理を行っても破壊を起こすことがない。
また、本発明の平面表示装置用板ガラスは、略矩形状の板ガラスの一面の平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱することにより端部に応力を負荷して破壊させた際に、破断面のミラー半径から算出された破壊応力が70MPa以上であるので、端部に70MPa未満の応力が負荷されても破壊を起こすことがない。
さらに、本発明の平面表示装置用板ガラスによれば、平面表示装置が、プラズマ表示装置であるので、大画面で省スペースを実現するプラズマ表示装置に短時間の熱処理及び高速搬送等に耐えうる平面表示装置用板ガラスを使用することが可能になる。
本発明の平面表示装置用板ガラスによれば、短時間の熱処理及び高速搬送等に耐えうる高い強度を有する平面表示装置用板ガラスを使用することが可能になるので、大画面で省スペースを実現するプラズマ表示装置を高い生産効率で製造することが可能となる優れた効果を奏するものである。
本発明の平面表示装置用板ガラスの評価方法は、略矩形状の板ガラスの一面の平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱することにより、前記端面から約35mmの位置で前記加熱手段が表側に位置する裏面の温度と端面から約15mmの位置で前記加熱手段が表側に位置しない裏面の温度との差が90Kに達した時に、端部及びその近傍から破壊を起こすか否かを評価するので、評価を満たす平面表示装置用板ガラスは、90Kに達するような温度差が端部付近に生じる短時間の熱処理を行っても破壊を起こすことがない。
また、本発明の平面表示装置用板ガラスの評価方法は、略矩形状の板ガラスの一面の平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱し、端部に応力を負荷して破壊させ、破断面のミラー半径から破壊応力を算出することにより、破壊応力が70MPa以上であるか否か強度測定するので、評価を満たす平面表示装置用板ガラスは、端部に70MPa未満の応力が負荷されても破壊を起こすことがない。
さらに、本発明の平面表示装置用板ガラスの評価方法によれば、平面表示装置が、プラズマ表示装置であるので、大画面で省スペースを実現するプラズマ表示装置に短時間の熱処理及び高速搬送等に耐えうる平面表示装置用板ガラスを使用することが可能になる。
本発明の平面表示装置用板ガラスの評価方法によれば、短時間の熱処理及び高速搬送等に耐えうる高い強度を有する平面表示装置用板ガラスを使用することが可能になるので、大画面で省スペースを実現するプラズマ表示装置を高い生産効率で製造することが可能となる優れた効果を奏するものである。
以下、本発明の平面表示装置用板ガラス及びその評価方法について、図を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る平面表示装置用板ガラスの説明図であって、1は平面表示装置用板ガラスを、2は平面部を、3は端部を各々示している。また、図2は、平面表示装置用板ガラスの強度を測定する測定装置の説明図であって、6はヒータを、7は第一熱電対を、8は第二熱電対を、各々示しており、先出の図4と同じ部分には同じ符号を付して示している。
本発明の実施の形態に係る平面表示装置用板ガラス1は、高歪み点のアルミノ珪酸塩ガラスからなり、フロート法等の既存の成板方法によって1.1〜2.8mmの所定厚さの大板に成形した後、1000mm×1500mmに切断し、その端部にR面取り加工を施すことにより作製した。平面表示装置用板ガラス1は、図1に示すように、画像を表示する平面部2と、平面部2に段差が殆どなく連続しており所定の曲率半径を有するR面取り仕上げされた端部3とを備えている。このR面取り仕上げされた端部3は、表面全体に亘って研磨仕上げされて表面粗さのRa値が0.2μm以下になっている。
本発明の平面表示装置用板ガラス1を評価する強度測定装置は、図2(A)に示すように、平面表示装置用板ガラス1の一面の平面部2に、端部3の端面から25mmの位置から中央側に亘って、例えば、200mm×300mmのヒータ6を付設してあり、端面からヒータ6の裏面側35mmの位置に温度T1を測定する第一熱電対7が、端面から15mmの表面にヒータ6が位置しない裏面に温度T2を測定する第二熱電対8が固定されており、ヒータ6には電力供給装置が接続され、平面表示装置用板ガラス1の平面部2を5〜15K/分の昇温速度で加熱することができるようになっている。
図2(A)に示す上記の強度測定装置を用いて、10枚の平面表示装置用板ガラス1を測定した。
また、破壊応力σ(単位:MPa)は、図2(B)に示すように、破断後の破断面Xでミラー半径と呼ばれる破断の開始点から楕円状に鏡面になっている部分の半径rを測定し、以下のような数1の計算式により算出した。数1中Kはミラー定数と呼ばれる定数であり、この場合、21.6である。
Figure 2008218417
その結果、全ての平面表示装置用板ガラス1が温度T1とT2との間に90Kの温度差が生じても破壊を起こさなかった。その後、破壊が起こるまで温度差を大きくしていったところ、破断面Xのミラー半径rから算出された破壊応力σの最小値が72MPa、最大値が120MPa、平均値が88MPaと、全ての平面表示装置用板ガラスが70MPa以上の破壊応力σを有するものであり、短時間の急激な熱処理に十分耐えるものであった。
これに対して従来の平面表示装置用板ガラスは、50〜80Kの温度差で破壊を起こし、その破壊応力σは70MPa未満と、熱処理の際に平面表示装置用板ガラスに生じる温度差を小さくする必要があり、熱処理に長時間を要するものであった。
本発明の他の実施形態では、図3に示す透明導電膜5が形成された平面表示装置用板ガラス1は、端部3にR面取り加工を施された1000mm×1500mm×厚さ2.8mmの板ガラスの表面に、真空蒸着法やスパッタ法等によりITO膜等の透明導電膜5を形成することにより作製した。本発明の平面表示装置用板ガラス1の平面部2には、厚さが約100nmのITO膜等からなる透明導電膜5が形成されている。
先記の強度測定装置を用いて、図2と同様にして強度の測定を行った。
その結果、透明導電膜5が形成された全ての平面表示装置用板ガラス1が温度T1とT2との間に90Kの温度差が生じても破壊を起こさず、また、破壊応力σの最小値が72MPa、最大値が120MPa、平均値が88MPaと、全ての平面表示装置用板ガラスが70MPa以上の破壊応力σを有するものであり、急激な短時間の熱処理に耐えるものであった。
これに対して従来の透明導電膜が形成された平面表示装置用板ガラスは、50〜80Kの温度差で破壊を起こし、その破壊応力σは70MPa未満と、熱処理の際に平面表示装置用板ガラスに生じる温度差を小さくする必要があり、熱処理に長時間を要するものであり、大きな外力が負荷される高速搬送には向かないものであった。
本発明の平面表示装置用板ガラスを作製する場合、フロート法等の既存の成板方法によって厚さ2.8mmの大板に成形した後、表面を傷つけないように注意して1000mm×1500mmに切断する。次に、画像を表示する平面部に段差が殆どなく連続しており所定の曲率半径のR面取り仕上げを行う。この際、R面取り仕上げされた端部表面全体に亘って表面粗さのRa値が0.2μm以下になるように研磨仕上げすることが、表面のクラック層を取り除いて高い強度を維持する上で肝要である。
なお、上記実施の形態の平面表示装置用板ガラス及びその評価方法は、プラズマ表示装置に適するものであるが、これに限らず、他の大型の平面表示装置等にも適用可能である。
本発明の平面表示装置用板ガラスの説明図であって、(A)は斜視図、(B)は端部の拡大断面図。 本発明に使用する強度測定方法の説明図であって、(A)は強度測定装置の説明図、(B)は破壊応力を測定する破断面の拡大図。 本発明に係る他の平面表示装置用板ガラスの説明図であって、(A)は斜視図、(B)は端部の拡大断面図。 従来の平面表示装置用板ガラスの説明図。
符号の説明
1 平面表示装置用板ガラス
2 平面部
3 端部
4 セッター
5 透明導電膜
6 ヒータ
7 第一熱電対
8 第二熱電対
X 破断面

Claims (6)

  1. 高歪み点のアルミノ珪酸塩ガラスからなり、フロート法によって1.1〜2.8mmの所定厚さに成形され、画像を表示する平面部と、該平面部に連続するR面取り仕上げされた端部とを備え、該端部が表面全体に亘って表面粗さのRa値が0.2μm以下になっている略矩形状の板ガラスからなり、一面の前記平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱することにより、前記端面から約35mmの位置で前記加熱手段が表側に位置する裏面の温度と端面から約15mmの位置で前記加熱手段が表側に位置しない裏面の温度との差が90Kに達した時に、端部及びその近傍から破壊を起こさないことを特徴とする平面表示装置用板ガラス。
  2. 略矩形状の板ガラスの一面の平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱することにより端部に応力を負荷して破壊させた際に、破断面のミラー半径から算出された破壊応力が70MPa以上であることを特徴とする請求項1に記載の平面表示装置用板ガラス。
  3. 平面表示装置が、プラズマ表示装置であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の平面表示装置用板ガラス。
  4. 略矩形状の板ガラスの一面の平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱することにより、前記端面から約35mmの位置で前記加熱手段が表側に位置する裏面の温度と端面から約15mmの位置で前記加熱手段が表側に位置しない裏面の温度との差が90Kに達した時に、端部及びその近傍から破壊を起こすか否かを評価することを特徴とする平面表示装置用板ガラスの評価方法。
  5. 略矩形状の板ガラスの一面の平面部に、その端面から約25mmの位置から中央側に亘って加熱手段を付設し、平面部を5〜15K/分の昇温速度で加熱し、端部に応力を負荷して破壊させ、破断面のミラー半径から破壊応力を算出することにより、破壊応力が70MPa以上であるか否か強度測定することを特徴とする請求項4に記載の平面表示装置用板ガラスの評価方法。
  6. 平面表示装置が、プラズマ表示装置であることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の平面表示装置用板ガラスの評価方法。
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