JP2008217597A - 自動取引装置およびそれを用いた自動取引システム - Google Patents
自動取引装置およびそれを用いた自動取引システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】現金自動預払機の取引における状況の変化に即座に対応することができ、顧客や係員の負担を軽減する手段を提供する。
【解決手段】多数の硬貨を一括して投入する一括投入口23と、硬貨を数枚ずつに分けて投入する逐次投入口24とを備えた現金自動預払機1が、一括投入口23および逐次投入口24のいずれか一方の選択入力を受付ける手段と、この選択された投入口を、硬貨投入口として設定する手段とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】多数の硬貨を一括して投入する一括投入口23と、硬貨を数枚ずつに分けて投入する逐次投入口24とを備えた現金自動預払機1が、一括投入口23および逐次投入口24のいずれか一方の選択入力を受付ける手段と、この選択された投入口を、硬貨投入口として設定する手段とを備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、金融機関の店舗に設置された硬貨取扱部を有する現金自動預払機等の顧客との現金による取引を自動で行う自動取引装置およびそれを用いた自動取引システムに関する。
従来の現金自動預払機は、多数の硬貨を一括して投入すると共に、出金する硬貨を一括して払出す硬貨の一括投入口を備え、硬貨を用いる取引のときに一括投入口により硬貨を一括して受入れている(例えば、特許文献1参照。)。
また、硬貨を数枚ずつに分けて投入する逐次投入口と、出金する硬貨を一括して払出す取引口とを備え、硬貨の入金時には逐次投入口から投入させ、硬貨の出金時には取引口から払出して、異物の投入を防止しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平11−283079号公報(主に第4頁段落0016、第5頁段落0024、第1図)
特開平10−255104号公報(主に第3頁段落0022−第4頁段落0025、第1図)
また、硬貨を数枚ずつに分けて投入する逐次投入口と、出金する硬貨を一括して払出す取引口とを備え、硬貨の入金時には逐次投入口から投入させ、硬貨の出金時には取引口から払出して、異物の投入を防止しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、上述した従来の特許文献1および特許文献2にかかる現金自動預払機は、それぞれ別個の機種として製造されており、これを設置する金融機関は導入時にいずれの機種を選定するか決定しなければならず、後日に、多数の硬貨の受入れが多くなったことによる顧客の負担を軽減するために投入口の形式を一括投入口に変更したい場合や、異物の誤投入による不具合の頻発による店舗の係員の負担を軽減するために投入口の形式を逐次投入口に変更したい場合には、所望の形式の投入口を供えた現金自動預払機または硬貨取扱ユニットを再購入しなければならないという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、自動取引装置の取引における状況の変化に即座に対応することができ、顧客や係員の負担を軽減する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、多数の硬貨を一括して投入する一括投入口と、硬貨を数枚ずつに分けて投入する逐次投入口とを備えた自動取引装置において、前記一括投入口および前記逐次投入口のいずれか一方の選択入力を受付ける手段と、該選択された投入口を、硬貨投入口として設定する手段とを備えることを特徴とする。
これにより、本発明は、新たな自動取引装置の導入や、硬貨取扱ユニットの購入等を行うことなく、設定の変更を容易に行うことができ、自動取引装置の硬貨を用いる可能性を有する取引における状況の変化への対応を即座に行うことができると共に、顧客や係員の負担を軽減することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による自動取引装置の実施例について説明する。
図1は実施例1の現金自動預払機を示すブロック図、図2は実施例1の硬貨取扱部を示すブロック図である。
図1において、1は自動取引装置としての現金自動預払機であり、銀行や郵政公社等の金融機関の支店や郵便局、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、顧客との間での取引処理を自動で行う。
図1において、1は自動取引装置としての現金自動預払機であり、銀行や郵政公社等の金融機関の支店や郵便局、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、顧客との間での取引処理を自動で行う。
2は金融機関のセンタに設置された上位装置としてのホストコンピュータであり、店舗に設置されている現金自動預払機1と専用回線や電話回線等の通信回線3を介して接続しており、口座開設者である顧客を個別に識別するための顧客識別子である顧客IDに対応させて顧客の口座の金融機関名、店番号、口座番号、口座科目等の口座情報やその暗証番号、口座残高等の顧客情報を保有して顧客の口座を管理する。
なお、本実施例では、顧客IDとして顧客の口座の口座番号が用いられる。
5は現金自動預払機1の主制御部であり、通信回線3を介してホストコンピュータ2と接続しており、現金自動預払機1内の各部を制御して取引処理等を実行すると共にデータ通信等も制御する。
6は主記憶部であり、主制御部5が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび主制御部5による処理結果等が格納される。
5は現金自動預払機1の主制御部であり、通信回線3を介してホストコンピュータ2と接続しており、現金自動預払機1内の各部を制御して取引処理等を実行すると共にデータ通信等も制御する。
6は主記憶部であり、主制御部5が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび主制御部5による処理結果等が格納される。
7は表示部であり、現金自動預払機1の前面に設けられた顧客操作部に設けられ、LCD等の表示画面を備えており、取引選択画面や各種の入力画面、顧客の処置を促す画面等を表示する機能を有している。
8は現金自動預払機1の顧客操作部に設けられた入力部であり、表示部7の表面に設けられたタッチパネル等を備えており、顧客からの金額入力や、選択入力等の各種の入力を受付ける機能を有している。
8は現金自動預払機1の顧客操作部に設けられた入力部であり、表示部7の表面に設けられたタッチパネル等を備えており、顧客からの金額入力や、選択入力等の各種の入力を受付ける機能を有している。
9はカード取扱部であり、挿入された顧客のキャッシュカード等の取引媒体としての取引カードの磁気ストライプやICチップ等に記録されている口座情報等のカード情報を読取る機能を有すると共に、明細票等に取引内容等を印刷する機能等を有している。
10は通帳取扱部であり、挿入された顧客の通帳の磁気ストライプやICチップ等に記録されている通帳情報を読み書きする機能を有すると共に、取引内容等を顧客の通帳に記帳する機能を有している。
10は通帳取扱部であり、挿入された顧客の通帳の磁気ストライプやICチップ等に記録されている通帳情報を読み書きする機能を有すると共に、取引内容等を顧客の通帳に記帳する機能を有している。
11は係員操作部であり、現金自動預払機1の背面側に設けられ、LCD等の表示画面とタッチパネル等の入力手段との組合せで構成されており、表示画面に係員が行う業務処理および取引モードの設定等の各種の設定等を行う業務選択画面を表示すると共に、入力手段により係員からの入力を受付ける機能を有している。
12は紙幣取扱部であり、入金取引時等に顧客が投入した紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して紙幣収納庫に収納し、出金取引時等に紙幣収納庫から顧客に支払う紙幣を繰出し、これを計数して顧客に払出す機能を有している。
12は紙幣取扱部であり、入金取引時等に顧客が投入した紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して紙幣収納庫に収納し、出金取引時等に紙幣収納庫から顧客に支払う紙幣を繰出し、これを計数して顧客に払出す機能を有している。
20は硬貨取扱部であり、入金取引時等に顧客が投入した硬貨を受入れ、これを鑑別および計数して収納し、出金取引時等に顧客に支払う硬貨を繰出し、これを計数して顧客に払出す機能を有しており、図2に示す構成を備えている。
図2において、21は硬貨取扱部20の制御部であり、主制御部5からの指令により、硬貨取扱部20の各部を制御して硬貨の取込処理や収納処理、出金処理等の各種の硬貨処理を実行する。
図2において、21は硬貨取扱部20の制御部であり、主制御部5からの指令により、硬貨取扱部20の各部を制御して硬貨の取込処理や収納処理、出金処理等の各種の硬貨処理を実行する。
22は、硬貨取扱部20の記憶部であり、制御部21が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび制御部21による処理結果等が格納される。
23硬貨の一括投入口であり、一括投入口23を開閉するためのシャッタが設けられており、顧客が投入した多数の硬貨を一括して受入れる機能等を有している。
24硬貨の逐次投入口であり、逐次投入口24を開閉するためのシャッタが設けられており、顧客が数枚ずつに分けて投入した硬貨を受入れる機能等を有している。
23硬貨の一括投入口であり、一括投入口23を開閉するためのシャッタが設けられており、顧客が投入した多数の硬貨を一括して受入れる機能等を有している。
24硬貨の逐次投入口であり、逐次投入口24を開閉するためのシャッタが設けられており、顧客が数枚ずつに分けて投入した硬貨を受入れる機能等を有している。
25は硬貨の鑑別部であり、搬入された硬貨の真偽、正損、金種等を鑑別して金種別に計数する。
26は硬貨の一時保留部であり、一括投入口23または逐次投入口24に投入され、鑑別部25で鑑別、計数された硬貨を金種別に集積して一時待機させると共に、一時待機させていた硬貨を繰出す機能を有している。
26は硬貨の一時保留部であり、一括投入口23または逐次投入口24に投入され、鑑別部25で鑑別、計数された硬貨を金種別に集積して一時待機させると共に、一時待機させていた硬貨を繰出す機能を有している。
27は硬貨収納庫であり、硬貨を循環使用するために入金が確定された硬貨を金種別に収納する収納庫であって、出金する硬貨を繰出す機能も備えている。
28は硬貨のリジェクト口であり、鑑別部25で偽硬貨や外国硬貨等と鑑別されたリジェクト硬貨や、変形硬貨、クリップ、指輪等の異物等が搬送されて集積され、集積されたリジェクト硬貨や異物を顧客に返却する機能を有している。
28は硬貨のリジェクト口であり、鑑別部25で偽硬貨や外国硬貨等と鑑別されたリジェクト硬貨や、変形硬貨、クリップ、指輪等の異物等が搬送されて集積され、集積されたリジェクト硬貨や異物を顧客に返却する機能を有している。
硬貨取扱部20には、上記の他に、一括投入口23または逐次投入口24に投入された硬貨を1枚ずつ分離する図示しない分離部や、各部の間を搬送ベルトやシュータ等により硬貨を搬送する硬貨搬送路が設けられ、これらの硬貨搬送路の分岐部には硬貨の搬送方向を振分ける硬貨振分機構が設けられている。
上記の現金自動預払機1の主記憶部6には、顧客が選択した取引の入力を受付け、これを基にホストコンピュータ2と交信して顧客との取引を自動で行う機能等を有する通常の取引処理プログラムに、入金取引や振込取引、両替取引等の硬貨を取扱う可能性のある取引(有硬貨取引という。)のときに用いる硬貨投入口(一括投入口23または逐次投入口24)の設定の入力を受付け、設定された硬貨投入口を用いて有硬貨取引を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
上記の現金自動預払機1の主記憶部6には、顧客が選択した取引の入力を受付け、これを基にホストコンピュータ2と交信して顧客との取引を自動で行う機能等を有する通常の取引処理プログラムに、入金取引や振込取引、両替取引等の硬貨を取扱う可能性のある取引(有硬貨取引という。)のときに用いる硬貨投入口(一括投入口23または逐次投入口24)の設定の入力を受付け、設定された硬貨投入口を用いて有硬貨取引を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
硬貨取扱部20の記憶部22には、主制御部5からの指令により、設定された硬貨投入口を用いて受入れた硬貨の搬送や鑑別、収納、繰出し等により取込処理や収納処理、出金処理等の硬貨処理を実行する硬貨処理プログラムが予め格納されており、制御部21が実行する硬貨処理プログラムのステップにより本実施例の硬貨取扱部20のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部22には有硬貨取引に用いる硬貨投入口の設定を保存する投入口設定保存エリアが確保されている。
ホストコンピュータ2には、現金自動預払機1と交信して本人認証や顧客の口座の入出金を管理する機能等を有する通常の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
ホストコンピュータ2には、現金自動預払機1と交信して本人認証や顧客の口座の入出金を管理する機能等を有する通常の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図3に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の投入口設定処理について説明する。
金融機関の店舗の係員が、現金自動預払機1へ電源を投入すると、現金自動預払機1の主記憶部6に格納されている業務処理実行プログラムが自動的に起動される。
S1、硬貨の投入口の設定を行う係員は、係員操作部11を用いて、硬貨投入口設定画面の表示操作を行う。
金融機関の店舗の係員が、現金自動預払機1へ電源を投入すると、現金自動預払機1の主記憶部6に格納されている業務処理実行プログラムが自動的に起動される。
S1、硬貨の投入口の設定を行う係員は、係員操作部11を用いて、硬貨投入口設定画面の表示操作を行う。
この表示操作を受付けた現金自動預払機1の主制御部5は、業務処理実行プログラムにより、係員操作部11の画面に、硬貨の投入口を一括投入口23に設定するための「一括投入」ボタン、硬貨の投入口を逐次投入口24に設定するための「逐次投入」ボタン等の指示ボタンを表示した硬貨投入口設定画面を表示する。
S2、係員は、硬貨の投入口を選択し、硬貨の投入口を一括投入口23に設定するときは「一括投入」ボタン、硬貨の投入口を逐次投入口24に設定するときは「逐次投入」ボタンを押下する。
S2、係員は、硬貨の投入口を選択し、硬貨の投入口を一括投入口23に設定するときは「一括投入」ボタン、硬貨の投入口を逐次投入口24に設定するときは「逐次投入」ボタンを押下する。
S3、係員の選択入力を受付けた主制御部5、押下された指示ボタンを「一括投入」ボタンと認識したときは、硬貨の投入口を一括投入口23とするための一括指定とした硬貨投入口設定を、押下された指示ボタンを「逐次投入」ボタンと認識したときは、硬貨の投入口を逐次投入口24とするための逐次指定とした硬貨投入口設定を主記憶部6に格納して投入口設定処理を終了させ、現金自動預払機1の運用を開始する。
以下に、図4に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の有硬貨取引処理について説明する。
SA1、現金自動預払機1の運用を開始した主制御部5は、業務処理実行プログラムにより、表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
取引選択画面には、取引選択ボタンの押下を促す旨の文言と出金取引のための「お引き出し」ボタンおよび入金取引のための「お預け入れ」ボタン、振込取引のための「お振り込み」ボタン、口座残高を照会する残高照会取引のための「残高照会」ボタン、通帳に未記入の取引データを記帳する通帳記帳取引のための「通帳記帳」ボタン、紙幣や硬貨からの両替取引を行うための「両替」ボタン等の取引を選択するための取引選択ボタンが表示される。
SA1、現金自動預払機1の運用を開始した主制御部5は、業務処理実行プログラムにより、表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
取引選択画面には、取引選択ボタンの押下を促す旨の文言と出金取引のための「お引き出し」ボタンおよび入金取引のための「お預け入れ」ボタン、振込取引のための「お振り込み」ボタン、口座残高を照会する残高照会取引のための「残高照会」ボタン、通帳に未記入の取引データを記帳する通帳記帳取引のための「通帳記帳」ボタン、紙幣や硬貨からの両替取引を行うための「両替」ボタン等の取引を選択するための取引選択ボタンが表示される。
本実施例では、顧客は所望の取引を選択し、顧客操作部の入力部8によって選択した取引の取引選択ボタンを押下する。
SA2、顧客の押下した取引選択ボタンの内容を認識した主制御部5は、認識した取引が、入金取引や振込取引、両替取引等の有硬貨取引である場合はステップSA4へ移行する。認識した取引が有硬貨取引以外の他の取引の場合はステップSA4へ移行する。
SA2、顧客の押下した取引選択ボタンの内容を認識した主制御部5は、認識した取引が、入金取引や振込取引、両替取引等の有硬貨取引である場合はステップSA4へ移行する。認識した取引が有硬貨取引以外の他の取引の場合はステップSA4へ移行する。
SA3、選択された取引を有硬貨取引以外の他の取引と判定した主制御部5は、選択された他の取引の取引処理を実行する。この場合の取引処理の作動は通常の場合と同様であるのでその説明を省略する。
選択された他の取引の取引処理の実行を終えた主制御部5はその取引処理を終了させ、ステップSA1へ戻って表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
選択された他の取引の取引処理の実行を終えた主制御部5はその取引処理を終了させ、ステップSA1へ戻って表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
SA4、選択された取引を有硬貨取引と判定した主制御部5は、主記憶部5に格納されている硬貨投入口設定を読出し、硬貨投入口設定を添付した投入口設定指令を硬貨取扱部20の制御部21へ送出する。
投入口設定指令を受けた制御部21は、硬貨処理プログラムにより、投入口設定指令に添付された硬貨投入口設定を記憶部22の投入口設定保存エリアに保存し、保存終了通知を主制御部5へ送出する。
投入口設定指令を受けた制御部21は、硬貨処理プログラムにより、投入口設定指令に添付された硬貨投入口設定を記憶部22の投入口設定保存エリアに保存し、保存終了通知を主制御部5へ送出する。
SA5、保存終了通知を受けた主制御部5は、通常の場合と同様にして、カード情報の読取処理、暗証番号の入力処理、ホストコンピュータ2との交信処理等を実行すると共に、選択された取引を実行するための硬貨処理指令を硬貨取扱部20の制御部21へ送出する。
硬貨処理指令を受けた制御部21は、記憶部22の投入口設定保存エリアの硬貨投入口設定を参照しながら、硬貨処理指令により指示された硬貨処理を実行する。
硬貨処理指令を受けた制御部21は、記憶部22の投入口設定保存エリアの硬貨投入口設定を参照しながら、硬貨処理指令により指示された硬貨処理を実行する。
この場合の硬貨処理の作動は、通常の作動と同様であるので、その作動の説明は省略する。この場合において、硬貨の投入を受入れる際には、制御部21は投入口設定保存エリアの硬貨投入口設定を参照し、それが一括指定の場合は硬貨投入口が一括投入口23であることを認識し、そのシャッタを開放して多数の硬貨の投入を受入れ、硬貨投入口設定が逐次指定の場合は硬貨投入口が逐次投入口24であることを認識し、そのシャッタを開放して硬貨の数枚ずつの投入を受入れる。
なお、入金取引処理等において投入された硬貨を返却する場合や、振込取引処理において釣銭を返却する場合、両替取引処理において両替後の硬貨を出金する場合等の硬貨の払出しを行うときは、一括投入口23に硬貨を集積して顧客に払出す。
そして、硬貨処理を終えた制御部21は、硬貨処理終了通知を主制御部5へ送出する。
硬貨処理終了通知を受けた主制御部5は、選択された有硬貨取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
そして、硬貨処理を終えた制御部21は、硬貨処理終了通知を主制御部5へ送出する。
硬貨処理終了通知を受けた主制御部5は、選択された有硬貨取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
このようにして、本実施例の有硬貨取引処理が実行される。
上記のように、本実施例の現金自動預払機1の硬貨取扱部20においては、硬貨の一括投入口23および逐次投入口24が設けられており、その硬貨投入口の設定を係員操作部11の指示ボタンの押下により行うようにしたので、新たな現金自動預払機1の導入や、硬貨取扱ユニットの購入等を行うことなく、現金自動預払機1の有硬貨取引における状況の変化への対応を、設定の変更のみにより容易に行うことができ、顧客や係員の負担を軽減することが可能になる。
上記のように、本実施例の現金自動預払機1の硬貨取扱部20においては、硬貨の一括投入口23および逐次投入口24が設けられており、その硬貨投入口の設定を係員操作部11の指示ボタンの押下により行うようにしたので、新たな現金自動預払機1の導入や、硬貨取扱ユニットの購入等を行うことなく、現金自動預払機1の有硬貨取引における状況の変化への対応を、設定の変更のみにより容易に行うことができ、顧客や係員の負担を軽減することが可能になる。
以上説明したように、本実施例では、現金自動預払機に、多数の硬貨を一括して投入する一括投入口と、硬貨を数枚ずつに分けて投入する逐次投入口とを設け、係員に一括投入口および逐次投入口のいずれか一方の選択させてその入力を受付け、選択された投入口を硬貨投入口として設定するようにしたことによって、現金自動預払機の有硬貨取引における状況の変化に即座に対応することができると共に、顧客や係員の負担を軽減することができる。
図5は実施例2の有硬貨取引処理を示すフローチャートである。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の現金自動預払機1の主記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、有硬貨取引ときに、取引毎に設定した入金想定枚数を基に、取引に用いる硬貨投入口(一括投入口23または逐次投入口24)を設定し、設定された硬貨投入口を用いて有硬貨取引を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の現金自動預払機1の主記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、有硬貨取引ときに、取引毎に設定した入金想定枚数を基に、取引に用いる硬貨投入口(一括投入口23または逐次投入口24)を設定し、設定された硬貨投入口を用いて有硬貨取引を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、主記憶部6には、取引に対応させて硬貨の入金想定枚数が格納され、その入金想定枚数を基に、一括投入口23および逐次投入口24のいずれを用いるかを判定するための閾値である投入口判定枚数が格納されている。
本実施例では、各有硬貨取引の入金想定枚数として、入金取引においては多数の硬貨の投入が予測され、振込取引においては振込手数料程度の少数の硬貨の投入が予測され、両替取引においては硬貨の投入は稀であるので、入金取引の入金想定枚数は最大に設定され、両替取引の入金想定枚数は最小に設定され、振込取引の入金想定枚数はこられの中間に設定されており、投入口判定枚数は、入金取引の設定値より小さく、振込取引の設定値より大きい枚数に設定されている。
本実施例では、各有硬貨取引の入金想定枚数として、入金取引においては多数の硬貨の投入が予測され、振込取引においては振込手数料程度の少数の硬貨の投入が予測され、両替取引においては硬貨の投入は稀であるので、入金取引の入金想定枚数は最大に設定され、両替取引の入金想定枚数は最小に設定され、振込取引の入金想定枚数はこられの中間に設定されており、投入口判定枚数は、入金取引の設定値より小さく、振込取引の設定値より大きい枚数に設定されている。
本実施例の硬貨取扱部20の記憶部22には、上記実施例1と同様の硬貨処理プログラムが予め格納されており、制御部21が実行する硬貨処理プログラムのステップにより本実施例の硬貨取扱部20のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部22には上記実施例1と同様の投入口設定保存エリアが確保されている。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部22には上記実施例1と同様の投入口設定保存エリアが確保されている。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図5に示すフローチャートを用い、SBで示すステップに従って本実施例の有硬貨取引処理について説明する。
本実施例のステップSB1〜SB3の作動は、上記実施例1のステップSA1〜SA3の作動と同様であるので、その説明を省略する。
SB4、選択された取引を有硬貨取引と判定した主制御部5は、主記憶部5に格納されている選択された有硬貨取引の入金想定枚数と投入口判定枚数とを読出す。
本実施例のステップSB1〜SB3の作動は、上記実施例1のステップSA1〜SA3の作動と同様であるので、その説明を省略する。
SB4、選択された取引を有硬貨取引と判定した主制御部5は、主記憶部5に格納されている選択された有硬貨取引の入金想定枚数と投入口判定枚数とを読出す。
SB5、入金想定枚数および投入口判定枚数を読出した主制御部5は、これらを比較し、入金想定枚数が投入口判定枚数以上の場合はステップSB7へ、入金想定枚数が投入口判定枚数未満の場合はステップSB6へ移行する。
SB6、入金想定枚数が投入口判定枚数未満と判定した主制御部5は、硬貨投入口を逐次投入口24とするための逐次指定とした硬貨投入口設定を主記憶部6に格納する。
SB6、入金想定枚数が投入口判定枚数未満と判定した主制御部5は、硬貨投入口を逐次投入口24とするための逐次指定とした硬貨投入口設定を主記憶部6に格納する。
SB7、入金想定枚数が投入口判定枚数以上と判定した主制御部5は、硬貨投入口を一括投入口23とするための一括指定とした硬貨投入口設定を主記憶部6に格納する。
SB8、硬貨投入口設定を格納した主制御部5は、硬貨投入口設定を添付した投入口設定指令を硬貨取扱部20の制御部21へ送出する。
投入口設定指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA4と同様にして、硬貨投入口設定を投入口設定保存エリアに保存し、保存終了通知を主制御部5へ送出する。
SB8、硬貨投入口設定を格納した主制御部5は、硬貨投入口設定を添付した投入口設定指令を硬貨取扱部20の制御部21へ送出する。
投入口設定指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA4と同様にして、硬貨投入口設定を投入口設定保存エリアに保存し、保存終了通知を主制御部5へ送出する。
保存終了通知を受けた主制御部5は、実施例1のステップSA5と同様にして、選択された取引を実行するための硬貨処理指令を硬貨取扱部20の制御部21へ送出する。
硬貨処理指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA5と同様にして、指示された硬貨処理を実行する。
そして、硬貨処理を終えた制御部21は、硬貨処理終了通知を主制御部5へ送出する。
硬貨処理指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA5と同様にして、指示された硬貨処理を実行する。
そして、硬貨処理を終えた制御部21は、硬貨処理終了通知を主制御部5へ送出する。
硬貨処理終了通知を受けた主制御部5は、選択された有硬貨取引処理を終了させ、ステップSB1へ戻って表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
このようにして、本実施例の有硬貨取引処理が実行される。
上記のように、本実施例の現金自動預払機1の硬貨取扱部20においては、硬貨の一括投入口23および逐次投入口24が設けられており、その硬貨投入口の設定を予め取引毎に設定した入金想定枚数と投入口判定枚数とを比較して設定を行うようにしたので、新たな現金自動預払機1の導入や、硬貨取扱ユニットの購入等を行うことなく、現金自動預払機1の有硬貨取引における状況の変化への対応を容易に行うことができ、顧客や係員の負担を軽減することが可能になると共に、入金枚数の少ない取引における異物の誤投入を防止することができる。
このようにして、本実施例の有硬貨取引処理が実行される。
上記のように、本実施例の現金自動預払機1の硬貨取扱部20においては、硬貨の一括投入口23および逐次投入口24が設けられており、その硬貨投入口の設定を予め取引毎に設定した入金想定枚数と投入口判定枚数とを比較して設定を行うようにしたので、新たな現金自動預払機1の導入や、硬貨取扱ユニットの購入等を行うことなく、現金自動預払機1の有硬貨取引における状況の変化への対応を容易に行うことができ、顧客や係員の負担を軽減することが可能になると共に、入金枚数の少ない取引における異物の誤投入を防止することができる。
また、硬貨投入口の設定を現金自動預払機1が自動的に行うので、係員の負担を更に軽減することができる。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、硬貨投入口の設定を予め取引毎に設定した入金想定枚数と投入口判定枚数とを比較して設定するようにしてことによって、有硬貨取引における硬貨投入口の設定を自動的に行うことが可能になり、入金枚数の少ない取引における異物の誤投入を防止することができると共に、係員の負担を更に軽減することができる。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、硬貨投入口の設定を予め取引毎に設定した入金想定枚数と投入口判定枚数とを比較して設定するようにしてことによって、有硬貨取引における硬貨投入口の設定を自動的に行うことが可能になり、入金枚数の少ない取引における異物の誤投入を防止することができると共に、係員の負担を更に軽減することができる。
図6は実施例3の有硬貨取引処理を示すフローチャートである。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の現金自動預払機1の主記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、有硬貨取引ときに、取引毎に計数した硬貨の入金枚数の平均値(平均入金枚数という。)を基に、取引に用いる硬貨投入口(一括投入口23または逐次投入口24)を設定し、設定された硬貨投入口を用いて有硬貨取引を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の現金自動預払機1の主記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、有硬貨取引ときに、取引毎に計数した硬貨の入金枚数の平均値(平均入金枚数という。)を基に、取引に用いる硬貨投入口(一括投入口23または逐次投入口24)を設定し、設定された硬貨投入口を用いて有硬貨取引を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、主記憶部6には、取引に対応させて計数された硬貨の入金枚数の履歴を格納する入金枚数履歴情報格納エリアおよび取引毎の平均入金枚数を格納する平均入金枚数格納エリアが確保され、その入金枚数を基に、一括投入口23および逐次投入口24のいずれを用いるかを判定するための閾値である投入口判定枚数が格納されている。
本実施例では、平均入金枚数として、それぞれの有硬貨取引における硬貨の入金枚数の最近の所定回数(例えば20回)の平均値が更新されながら格納され、投入口判定枚数は、逐次投入口24による投入回数が一定の回数以下になるように、例えば3回以下になるように15枚に設定されている。
本実施例では、平均入金枚数として、それぞれの有硬貨取引における硬貨の入金枚数の最近の所定回数(例えば20回)の平均値が更新されながら格納され、投入口判定枚数は、逐次投入口24による投入回数が一定の回数以下になるように、例えば3回以下になるように15枚に設定されている。
本実施例の硬貨取扱部20の記憶部22には、上記実施例1と同様の硬貨処理プログラムが予め格納されており、制御部21が実行する硬貨処理プログラムのステップにより本実施例の硬貨取扱部20のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部22には上記実施例1と同様の投入口設定保存エリアが確保されている。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部22には上記実施例1と同様の投入口設定保存エリアが確保されている。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図6に示すフローチャートを用い、SCで示すステップに従って本実施例の有硬貨取引処理について説明する。
本実施例のステップSC1〜SC3の作動は、上記実施例1のステップSA1〜SA3の作動と同様であるので、その説明を省略する。
SC4、選択された取引を有硬貨取引と判定した主制御部5は、主記憶部5の平均入金枚数格納エリアから選択された有硬貨取引の平均入金枚数と投入口判定枚数とを読出す。
本実施例のステップSC1〜SC3の作動は、上記実施例1のステップSA1〜SA3の作動と同様であるので、その説明を省略する。
SC4、選択された取引を有硬貨取引と判定した主制御部5は、主記憶部5の平均入金枚数格納エリアから選択された有硬貨取引の平均入金枚数と投入口判定枚数とを読出す。
SC5、平均入金枚数および投入口判定枚数を読出した主制御部5は、これらを比較し、平均入金枚数が投入口判定枚数以上の場合はステップSC7へ、平均入金枚数が投入口判定枚数未満の場合はステップSC6へ移行する。
SC6、平均入金枚数が投入口判定枚数未満と判定した主制御部5は、硬貨投入口を逐次投入口24とするための逐次指定とした硬貨投入口設定を主記憶部6に格納する。
SC6、平均入金枚数が投入口判定枚数未満と判定した主制御部5は、硬貨投入口を逐次投入口24とするための逐次指定とした硬貨投入口設定を主記憶部6に格納する。
SC7、平均入金枚数が投入口判定枚数以上と判定した主制御部5は、硬貨投入口を一括投入口23とするための一括指定とした硬貨投入口設定を主記憶部6に格納する。
SC8、硬貨投入口設定を格納した主制御部5は、硬貨投入口設定を添付した投入口設定指令を硬貨取扱部20の制御部21へ送出する。
投入口設定指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA4と同様にして、硬貨投入口設定を投入口設定保存エリアに保存し、保存終了通知を主制御部5へ送出する。
SC8、硬貨投入口設定を格納した主制御部5は、硬貨投入口設定を添付した投入口設定指令を硬貨取扱部20の制御部21へ送出する。
投入口設定指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA4と同様にして、硬貨投入口設定を投入口設定保存エリアに保存し、保存終了通知を主制御部5へ送出する。
保存終了通知を受けた主制御部5は、実施例1のステップSA5と同様にして、選択された取引を実行するための硬貨処理指令を硬貨取扱部20の制御部21へ送出する。
硬貨処理指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA5と同様にして、指示された硬貨処理を実行する。
このとき、制御部21は、硬貨処理時に計数した入金された硬貨の枚数を記憶部22に一時保存する。
硬貨処理指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA5と同様にして、指示された硬貨処理を実行する。
このとき、制御部21は、硬貨処理時に計数した入金された硬貨の枚数を記憶部22に一時保存する。
そして、硬貨処理を終えた制御部21は、記憶部22に一時保存した硬貨の入金枚数を添付した硬貨処理終了通知を主制御部5へ送出する。
SC9、硬貨処理終了通知を受けた主制御部5は、硬貨処理終了通知に添付された硬貨の入金枚数を、選択された取引に対応させて入金枚数履歴情報格納エリアに格納すると共に、選択された有硬貨取引を基に、主記憶部6の入金枚数履歴情報格納エリアからの最近の所定回数分の入金枚数を抽出し、これらを平均して平均入金枚数を求め、これを当該取引の平均入金枚数格納エリアに格納して当該取引の平均入金枚数を更新し、選択された有硬貨取引処理を終了させ、ステップSC1へ戻って表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
SC9、硬貨処理終了通知を受けた主制御部5は、硬貨処理終了通知に添付された硬貨の入金枚数を、選択された取引に対応させて入金枚数履歴情報格納エリアに格納すると共に、選択された有硬貨取引を基に、主記憶部6の入金枚数履歴情報格納エリアからの最近の所定回数分の入金枚数を抽出し、これらを平均して平均入金枚数を求め、これを当該取引の平均入金枚数格納エリアに格納して当該取引の平均入金枚数を更新し、選択された有硬貨取引処理を終了させ、ステップSC1へ戻って表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
このようにして、本実施例の有硬貨取引処理が実行される。
上記のように、本実施例の現金自動預払機1の硬貨取扱部20においては、硬貨の一括投入口23および逐次投入口24が設けられており、その硬貨投入口の設定を取引毎に計数して求めた平均入金枚数と投入口判定枚数とを比較して設定を行うようにしたので、新たな現金自動預払機1の導入や、硬貨取扱ユニットの購入等を行うことなく、現金自動預払機1の有硬貨取引における状況の変化への対応を、自動的に行うことができ、顧客や係員の負担を軽減することが可能になると共に、入金枚数の少ない取引における異物の誤投入を防止することができる。
上記のように、本実施例の現金自動預払機1の硬貨取扱部20においては、硬貨の一括投入口23および逐次投入口24が設けられており、その硬貨投入口の設定を取引毎に計数して求めた平均入金枚数と投入口判定枚数とを比較して設定を行うようにしたので、新たな現金自動預払機1の導入や、硬貨取扱ユニットの購入等を行うことなく、現金自動預払機1の有硬貨取引における状況の変化への対応を、自動的に行うことができ、顧客や係員の負担を軽減することが可能になると共に、入金枚数の少ない取引における異物の誤投入を防止することができる。
また、取引毎に計数して求めた最近の平均入金枚数により硬貨投入口の設定を行うので、係員の負担を更に軽減することができる。
なお、本実施例では、平均入金枚数を算出する最近の所定の回数は20回として説明したが、所定の回数は前記に限らず、2回以上であれば何回であってもよい。要は現金自動預払機1の有硬貨取引における状況の変化を反映させるに足る回数であればよい。
なお、本実施例では、平均入金枚数を算出する最近の所定の回数は20回として説明したが、所定の回数は前記に限らず、2回以上であれば何回であってもよい。要は現金自動預払機1の有硬貨取引における状況の変化を反映させるに足る回数であればよい。
また、本実施例では、平均入金枚数を算出するときに抽出する入金枚数は最近の所定の回数として説明したが、最近の2週間、1月間、3月間等の所定の期間であってもよい。
更に、本実施例では、投入口判定枚数は15枚として説明したが、投入口判定枚数は前記に限らず、2枚以上であれば何枚であってもよい。要は現金自動預払機1の有硬貨取引における逐次投入口24による投入回数が、顧客に煩わしさを感じさせない回数となる枚数であればよい。
更に、本実施例では、投入口判定枚数は15枚として説明したが、投入口判定枚数は前記に限らず、2枚以上であれば何枚であってもよい。要は現金自動預払機1の有硬貨取引における逐次投入口24による投入回数が、顧客に煩わしさを感じさせない回数となる枚数であればよい。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、硬貨投入口の設定を取引毎に計数して求めた平均入金枚数と投入口判定枚数とを比較して設定するようにしてことによって、有硬貨取引における硬貨投入口の設定を自動的に行うことを可能にして現金自動預払機の有硬貨取引における状況の変化への対応を自動的に行うことができ、入金枚数の少ない取引における異物の誤投入を防止することができると共に、係員の負担を更に軽減することができる。
図7は実施例4の現金自動預払機を示すブロック図、図8は実施例4の有硬貨取引処理を示す流れ図である。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7において、31はホストコンピュータ2の取引情報データベースであり、顧客の有硬貨取引における異物の投入回数を累積加算した異物投入回数と、その顧客の顧客IDとからなる取引情報を格納している。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7において、31はホストコンピュータ2の取引情報データベースであり、顧客の有硬貨取引における異物の投入回数を累積加算した異物投入回数と、その顧客の顧客IDとからなる取引情報を格納している。
本実施例の現金自動預払機1の主記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、有硬貨取引ときに、ホストコンピュータ2から取得した顧客の異物投入回数を基に、取引に用いる硬貨投入口(一括投入口23または逐次投入口24)を設定し、設定された硬貨投入口を用いて有硬貨取引を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、主記憶部6には、異物投入回数の多寡により、一括投入口23および逐次投入口24のいずれを用いるかを判定するための閾値である逐次投入判定回数(本実施例では、3回)が格納されている。
本実施例の硬貨取扱部20の記憶部22には、上記実施例1と同様の硬貨処理プログラムが予め格納されており、制御部21が実行する硬貨処理プログラムのステップにより本実施例の硬貨取扱部20のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
本実施例の硬貨取扱部20の記憶部22には、上記実施例1と同様の硬貨処理プログラムが予め格納されており、制御部21が実行する硬貨処理プログラムのステップにより本実施例の硬貨取扱部20のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部22には上記実施例1と同様の投入口設定保存エリアが確保されている。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムに現金自動預払機1から受信した顧客IDを基に、取引情報データベース31から当該顧客IDに対応させて格納されている異物投入回数を抽出し、これを送信元の現金自動預払機1へ送信する機能を有するアプリケーションプログラムが追加された管理処理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する管理処理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムに現金自動預払機1から受信した顧客IDを基に、取引情報データベース31から当該顧客IDに対応させて格納されている異物投入回数を抽出し、これを送信元の現金自動預払機1へ送信する機能を有するアプリケーションプログラムが追加された管理処理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する管理処理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図8に示す流れ図を用い、ステップに従って本実施例の出金取引処理について説明する。
なお、ステップ名は現金自動預払機1の場合をSDで、ホストコンピュータ2の場合をSHで表す。
本実施例のステップSD1〜SD3の作動は、上記実施例1のステップSA1〜SA3の作動と同様であるので、その説明を省略する。
なお、ステップ名は現金自動預払機1の場合をSDで、ホストコンピュータ2の場合をSHで表す。
本実施例のステップSD1〜SD3の作動は、上記実施例1のステップSA1〜SA3の作動と同様であるので、その説明を省略する。
SD4、選択された取引を有硬貨取引と判定した主制御部5は、表示部7の画面に取引カードの挿入を促す旨の文言を表示した取引カード挿入依頼画面を表示し、顧客はこれに従って取引カードをカード取扱部9に挿入する。
このとき、主制御部5はカード取扱部9によって取引カードに記録されている顧客ID等のカード情報を読取り、これを主記憶部6に一時保存する。
このとき、主制御部5はカード取扱部9によって取引カードに記録されている顧客ID等のカード情報を読取り、これを主記憶部6に一時保存する。
SD5、カード情報を読取った主制御部5は、カード情報から読出した顧客IDを添付した異物投入回数取得依頼を、通信回線3を介してホストコンピュータ2へ送信する。
SH1、管理処理プログラムにより現金自動預払機1からの異物投入回数取得依頼の着信を待って待機していたホストコンピュータ2は、異物投入回数取得依頼を受信すると、添付されている顧客IDを基に取引情報データベース31を検索し、当該顧客IDの異物投入回数を抽出する。
SH1、管理処理プログラムにより現金自動預払機1からの異物投入回数取得依頼の着信を待って待機していたホストコンピュータ2は、異物投入回数取得依頼を受信すると、添付されている顧客IDを基に取引情報データベース31を検索し、当該顧客IDの異物投入回数を抽出する。
SH2、異物投入回数を抽出したホストコンピュータ2は、抽出した異物投入回数を通信回線3を介して送信元の現金自動預払機1へ送信する。
SD6、ホストコンピュータ2からの異物投入回数を受信した主制御部5は、取引を行っている顧客の過去の異物投入回数を認識すると共に、主記憶部6から逐次投入判定回数を読出す。
SD6、ホストコンピュータ2からの異物投入回数を受信した主制御部5は、取引を行っている顧客の過去の異物投入回数を認識すると共に、主記憶部6から逐次投入判定回数を読出す。
SD7、逐次投入判定回数を読出した主制御部5は、受信した異物投入回数と読出した逐次投入判定回数とを比較し、異物投入回数が逐次投入判定回数以上の場合はステップSD9へ、異物投入回数が逐次投入判定回数未満の場合はステップSD8へ移行する。
SD8、異物投入回数が逐次投入判定回数未満と判定した主制御部5は、硬貨投入口を一括投入口23とするための一括指定とした硬貨投入口設定を主記憶部6に格納する。
SD8、異物投入回数が逐次投入判定回数未満と判定した主制御部5は、硬貨投入口を一括投入口23とするための一括指定とした硬貨投入口設定を主記憶部6に格納する。
SD9、異物投入回数が逐次投入判定回数以上と判定した主制御部5は、硬貨投入口を逐次投入口24とするための逐次指定とした硬貨投入口設定を主記憶部6に格納する。
SD10、硬貨投入口設定を格納した主制御部5は、硬貨投入口設定を添付した投入口設定指令を硬貨取扱部20の制御部21へ送出する。
投入口設定指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA4(カード読取処理を除く。)と同様にして、硬貨投入口設定を投入口設定保存エリアに保存し、保存終了通知を主制御部5へ送出する。
SD10、硬貨投入口設定を格納した主制御部5は、硬貨投入口設定を添付した投入口設定指令を硬貨取扱部20の制御部21へ送出する。
投入口設定指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA4(カード読取処理を除く。)と同様にして、硬貨投入口設定を投入口設定保存エリアに保存し、保存終了通知を主制御部5へ送出する。
保存終了通知を受けた主制御部5は、実施例1のステップSA5と同様にして、選択された取引を実行するための硬貨処理指令を硬貨取扱部20の制御部21へ送出する。
硬貨処理指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA5と同様にして、指示された硬貨処理を実行する。
この場合に、制御部21は、硬貨処理時に異物が投入されたことを検出したときは、異物検出の旨を記憶部22に一時保存する。
硬貨処理指令を受けた制御部21は、実施例1のステップSA5と同様にして、指示された硬貨処理を実行する。
この場合に、制御部21は、硬貨処理時に異物が投入されたことを検出したときは、異物検出の旨を記憶部22に一時保存する。
そして、硬貨処理を終えた制御部21は、記憶部22に異物検出の旨が保存されているときは、異物検出有の旨を添付した硬貨処理終了通知を、記憶部22に異物検出の旨が保存されていないときは、異物検出なしの旨を添付した硬貨処理終了通知を、主制御部5へ送出する。
SD11、異物検出の有無が記された硬貨処理終了通知を受けた主制御部5は、硬貨処理終了通知に異物検出有の旨が添付されている場合は、硬貨投入時に異物が投入されたことを認識してステップSD11へ移行する。
SD11、異物検出の有無が記された硬貨処理終了通知を受けた主制御部5は、硬貨処理終了通知に異物検出有の旨が添付されている場合は、硬貨投入時に異物が投入されたことを認識してステップSD11へ移行する。
硬貨処理終了通知に異物検出なしの旨が添付されている場合は、選択された有硬貨取引処理を終了させ、ステップSD1へ戻って表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
SD12、硬貨投入時に異物が投入されたことを認識した主制御部5は、主記憶部6に保存したカード情報から顧客IDを読出し、これに異物検出有の旨を添付した取引情報を、通信回線3を介してホストコンピュータ2へ送信し、選択された有硬貨取引処理を終了させ、ステップSD1へ戻って表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
SD12、硬貨投入時に異物が投入されたことを認識した主制御部5は、主記憶部6に保存したカード情報から顧客IDを読出し、これに異物検出有の旨を添付した取引情報を、通信回線3を介してホストコンピュータ2へ送信し、選択された有硬貨取引処理を終了させ、ステップSD1へ戻って表示部7の画面に取引選択画面を表示して待機する。
SH3、現金自動預払機1からの取引情報の着信を待って待機していたホストコンピュータ2は、取引情報を受信すると、添付されている顧客IDを基に取引情報データベース31を検索し、当該顧客IDの異物投入回数に「1」を加えてその異物投入回数を更新し、ステップSH1、SH3により現金自動預払機1からの異物投入回数取得依頼または取引情報の着信を待って待機する。
このようにして、本実施例の有硬貨取引処理が実行される。
上記のように、本実施例の現金自動預払機1の硬貨取扱部20においては、硬貨の一括投入口23および逐次投入口24が設けられており、その硬貨投入口の設定をホストコンピュータ2から取得した異物投入回数と逐次投入判定回数とを比較して設定を行うようにしたので、新たな現金自動預払機1の導入や、硬貨取扱ユニットの購入等を行うことなく、現金自動預払機1の有硬貨取引における硬貨投入口の選択を自動的に行うことができ、異物投入回数の多い顧客による異物の誤投入を防止することができると共に、係員の負担を軽減することができる。
上記のように、本実施例の現金自動預払機1の硬貨取扱部20においては、硬貨の一括投入口23および逐次投入口24が設けられており、その硬貨投入口の設定をホストコンピュータ2から取得した異物投入回数と逐次投入判定回数とを比較して設定を行うようにしたので、新たな現金自動預払機1の導入や、硬貨取扱ユニットの購入等を行うことなく、現金自動預払機1の有硬貨取引における硬貨投入口の選択を自動的に行うことができ、異物投入回数の多い顧客による異物の誤投入を防止することができると共に、係員の負担を軽減することができる。
なお、本実施例では、逐次投入判定回数は3回として説明したが、逐次投入判定回数は前記に限らず、1回以上であれば何回であってもよい。要は現金自動預払機1の有硬貨取引における異物の誤投入による係員の負担を軽減できる回数であればよい。
また、本実施例では、取引情報データベース31は、ホストコンピュータ2に設けるとして説明したが、ホストコンピュータ2とは別に設置した管理サーバに設けるようにしてもよく、取引カードに現金自動預払機1が記録するようにしてもよい。
また、本実施例では、取引情報データベース31は、ホストコンピュータ2に設けるとして説明したが、ホストコンピュータ2とは別に設置した管理サーバに設けるようにしてもよく、取引カードに現金自動預払機1が記録するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、多数の硬貨を一括して投入する一括投入口と、硬貨を数枚ずつに分けて投入する逐次投入口とを設け、硬貨投入口の設定をホストコンピュータから取得した異物投入回数と逐次投入判定回数とを比較して設定するようにしてことによって、有硬貨取引における硬貨投入口の設定を自動的に行うことが可能になると共に、異物投入回数の多い顧客による異物の誤投入を防止することができる。
なお、上記各実施例においては、顧客IDは口座番号であるとして説明したが、顧客IDは前記に限らず、顧客を個別に識別する識別記号(数字を含む。)を設定して取引カードに記録するようにしてもよく、取引カードから読取ったカード情報の店番号や口座番号等を基に顧客IDを生成するようにしてもよい。要は取引カードのカード情報から読取ることができる記号および/もしくは数字により顧客を個別に識別するものであればどのようなものであってもよい。
1 現金自動預払機
2 ホストコンピュータ
3 通信回線
5 主制御部
6 主記憶部
7 表示部
8 入力部
9 カード取扱部
10 通帳取扱部
11 係員操作部
12 紙幣取扱部
20 硬貨取扱部
21 制御部
22 記憶部
23 一括投入口
24 逐次投入口
25 鑑別部
26 一時保留部
27 硬貨収納庫
28 リジェクト口
31 取引情報データベース
2 ホストコンピュータ
3 通信回線
5 主制御部
6 主記憶部
7 表示部
8 入力部
9 カード取扱部
10 通帳取扱部
11 係員操作部
12 紙幣取扱部
20 硬貨取扱部
21 制御部
22 記憶部
23 一括投入口
24 逐次投入口
25 鑑別部
26 一時保留部
27 硬貨収納庫
28 リジェクト口
31 取引情報データベース
Claims (4)
- 多数の硬貨を一括して投入する一括投入口と、硬貨を数枚ずつに分けて投入する逐次投入口とを備えた自動取引装置において、
前記一括投入口および前記逐次投入口のいずれか一方の選択入力を受付ける手段と、
該選択された投入口を、硬貨投入口として設定する手段と、を備えることを特徴とする自動取引装置。 - 多数の硬貨を一括して投入する一括投入口と、硬貨を数枚ずつに分けて投入する逐次投入口とを備えた自動取引装置において、
取引に対応させて、硬貨の入金想定枚数を格納する手段と、
前記一括投入口および前記逐次投入口のいずれを用いるかを判定する投入口判定枚数を格納する手段と、
取引が選択されたときに、該取引の前記入金想定枚数および前記投入口判定枚数を読出す手段と、
該読出した前記入金想定枚数が、前記投入口判定枚数以上の場合に、前記一括投入口を硬貨投入口として設定する手段と、
該読出した前記入金想定枚数が、前記投入口判定枚数未満の場合に、前記逐次投入口を硬貨投入口として設定する手段と、を備えることを特徴とする自動取引装置。 - 多数の硬貨を一括して投入する一括投入口と、硬貨を数枚ずつに分けて投入する逐次投入口とを備えた自動取引装置において、
取引に対応させて、当該取引における硬貨の平均入金枚数を格納する手段と、
前記一括投入口および前記逐次投入口のいずれを用いるかを判定する投入口判定枚数を格納する手段と、
取引が選択されたときに、該取引の前記平均入金枚数および前記投入口判定枚数を読出す手段と、
該読出した前記平均入金枚数が、前記投入口判定枚数以上の場合に、前記一括投入口を硬貨投入口として設定する手段と、
該読出した前記平均入金枚数が、前記投入口判定枚数未満の場合に、前記逐次投入口を硬貨投入口として設定する手段と、を備えることを特徴とする自動取引装置。 - 多数の硬貨を一括して投入する一括投入口と、硬貨を数枚ずつに分けて投入する逐次投入口とを備えた自動取引装置と、上位装置とを備えた自動取引システムであって、
前記上位装置は、
顧客を個別に識別するための顧客識別子に対応させて、取引における顧客の異物の投入回数を格納する取引情報格納手段と、
前記自動取引装置からの前記顧客識別子を受信する手段と、
該受信した顧客識別子を基に、前記取引情報格納手段を検索して、当該顧客の異物の投入回数を抽出する手段と、
該抽出した異物投入回数を、前記自動取引装置へ送信する手段と、
前記自動取引装置からの取引情報を受信する手段と、
該取引情報を受信したときに、前記取引情報格納手段の当該顧客識別子の異物の投入回数を累積加算する手段と、を備え、
前記自動取引装置は、
前記逐次投入口を用いるか否かを判定する異物投入回数である逐次投入判定回数を格納する手段と、
顧客の取引カードから、前記顧客識別子を読取る手段と、
該読取った顧客識別子を、前記上位装置へ送信する手段と、
前記上位装置からの異物投入回数を受信する手段と、
前記逐次投入判定回数を読出す手段と、
前記受信した異物投入回数が、前記読出した逐次投入判定回数以上の場合に、前記逐次投入口を硬貨投入口として設定する手段と、
顧客との取引時に、異物の投入を検出した場合に、前記上位装置へ前記読取った顧客識別子を添付した前記取引情報を送信する手段と、を備えることを特徴とする自動取引システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007056149A JP2008217597A (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 自動取引装置およびそれを用いた自動取引システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007056149A JP2008217597A (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 自動取引装置およびそれを用いた自動取引システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008217597A true JP2008217597A (ja) | 2008-09-18 |
Family
ID=39837540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007056149A Pending JP2008217597A (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 自動取引装置およびそれを用いた自動取引システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008217597A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013254382A (ja) * | 2012-06-07 | 2013-12-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | 取引装置及びプログラム |
JP2016122473A (ja) * | 2016-04-04 | 2016-07-07 | 沖電気工業株式会社 | 取引装置及びプログラム |
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2007
- 2007-03-06 JP JP2007056149A patent/JP2008217597A/ja active Pending
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