JP2008216552A - 現像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
感光体周速を切替えた時、常に高画質を得られる現像装置を提供する。
【解決手段】
感光体の外周速度を、所定の範囲内において2種類以上の外周速度に切替え可能とし、現像装置の同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブは、それぞれ独立した駆動系、回転数可変可能なモータによって回転され、同方向現像ロールのスリーブの外周速度をVa(m/sec)、逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をVw(m/sec)、感光体の外周速度をVp(m/sec)としたとき、Va、Vw、Vpが所定の関係を満たすように、感光体の外周速度の切り替えに応じて、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をそれぞれ個別に変更する。
【選択図】 図1
感光体周速を切替えた時、常に高画質を得られる現像装置を提供する。
【解決手段】
感光体の外周速度を、所定の範囲内において2種類以上の外周速度に切替え可能とし、現像装置の同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブは、それぞれ独立した駆動系、回転数可変可能なモータによって回転され、同方向現像ロールのスリーブの外周速度をVa(m/sec)、逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をVw(m/sec)、感光体の外周速度をVp(m/sec)としたとき、Va、Vw、Vpが所定の関係を満たすように、感光体の外周速度の切り替えに応じて、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をそれぞれ個別に変更する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子写真式印刷装置の現像装置に係り、特に多段ロール現像装置に関するものである。
感光体回転方向と同方向に回転する同方向現像ロールと、感光体回転方向と逆方向に回転する逆方向現像ロールとを有し、感光体回転方向の上流側に前記同方向現像ロールを配置し、感光体回転方向の下流側に前記逆方向現像ロールを配置した現像装置は、特許文献1〜4などに記載されており、従来の現像装置の例を図4を用いて説明する。
図4は従来の現像装置を示す概略構成図である。図4において、光導電性を有する感光体1に対向し、かつ、近接して2本の現像ロール5、14が設けられていて、現像容器2の現像剤3は、搬送部材4により、逆方向現像ロール5の下部まで運ばれ、逆方向現像ロール5を構成する固定された磁石8の吸引力により、スリーブ11の表面に付着する。
付着した現像剤3は、逆方向現像ロール5のスリーブ11の回転方向に沿って移動し、規制分配部材21により現像に寄与する現像剤付着量が規制され、現像領域に搬送されて逆方向現像を行い、その後、現像剤3は再び現像容器2に戻される。
また、規制部材21で規制され、漏れた現像剤3は、同方向現像ロール14を構成する固定された磁石15の磁気吸引力により、同方向現像ロール14に付着して、同方向現像ロール14のスリーブ16の回転方向に沿って移動し、規制分配部材21により同方向現像に寄与する現像剤3の付着量を規制し、同方向現像を行なう。
さらに現像終了後、現像剤3は、再び現像容器2に戻される。なお、23はトナーホッパ、24はトナーフィードロールである。ここで、感光体1に形成された潜像は、まず現像能力は高いが、画質は悪い同方向現像ロール14によって現像されるが、この時の感光体上の画像は、広面積画像の先端が欠けていて、広面積画像の内部には磁気ブラシのはけ目がある画像になっている。
次に現像能力は低いが、画質は良い逆方向現像ロール5によって現像されることによって、先端欠け、はけ目がならされ、かつ現像不足分を補われるので、高画質を得やすい現像方式である。よって、このような現像方式は、高速印刷でも少ない現像ロール本数で高画質を得ることが出来るという特徴を持つ。
ここで、逆方向現像ロール5のスリーブ11、同方向現像ロール14のスリーブ16、搬送部材4の回転軸に取り付けられたプーリ26〜28、ステッピングモータ29の駆動軸に取り付けられたプーリ30、アイドラプーリ31は、タイミングベルト32によって連結されており、ステッピングモータ29を駆動することによって、逆方向現像ロール5のスリーブ11、同方向現像ロール14のスリーブ16、搬送部材4を回転させている。
また、特許文献3では、安定した印刷品質を得るために、逆方向現像ロールは、現像に寄与する現像極に複数の同極の磁石を有し、かつ同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブの外周速度を、個別に設定することが提案されている。
特許文献4に記載されているように、高速プリンタでは、近年バーコード等の画像処理の要求が高まり、それに伴って高印刷品質が求められており、一方、省資源、省エネルギ等、環境保護の観点から再生紙等の品質の劣る印刷用紙でも印刷が行なえることが求められている。また、2台の連続紙プリンタを接続して両面印刷を行なう連続紙プリンタにおいても、1台目のプリンタで印刷を行なった用紙を2台目のプリンタで印刷する際に1台目のプリンタで加熱定着を行なったことによる印刷用紙の劣化に伴う用紙の走行不安定という問題があった。
これらの問題を解決するため、片面、高速印刷を実施する場合は従来の印刷速度で印刷を行ない、品質の劣る用紙や両面印刷を行なう場合は、プリンタの印刷速度を低下させて用紙走行、印刷品質、定着強度等有利な条件で印刷を行なうことができる印刷速度可変式のプリンタが提供されている。
特許文献4では、印刷速度が変わっても印刷品質が変わらないように、現像ロールの回転数を印刷速度に応じて変化させ、現像ロールの外周速度と感光体の外周速度の比を常に一定にすることが提案されている。
従来、本の印刷はオフセット印刷によって行なわれてきたが、オフセット印刷は版の製作時間などのために、印刷するまでの時間が長く、かつ版代などが高いために、大量に印刷しないと、本1部当りのコストを下げることができなかった。そのため、本を大量に印刷し、在庫しておく必要があった。
しかし近年、本の在庫管理費用削減、売れなかった場合のリスク回避のため、高速プリンタによる本の印刷が要求されている。本を印刷するには、辞書に使用される薄紙から本の表紙に使用される厚紙まで、幅広い用紙厚を使用可能にする必要があり、かつ、オフセット印刷並みの高画質にする必要がある。厚紙に対しては、プリンタの印刷速度を低下させることによって用紙走行安定化、定着強度確保を図ることが有効であるため、幅広い用紙厚を使用可能にするには、プリンタの印刷速度可変範囲の拡大が必要とされ、かつ幅広い印刷速度に対して常に高画質を実現する必要がある。
従来の、同方向現像ロールと逆方向現像ロールを有し、感光体回転方向の上流側に同方向現像ロールを配置し、感光体回転方向の下流側に同方向現像ロールを配置した現像装置では、ある感光体の外周速度において、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブの外周速度を個別に設定することで、高画質を得ることができるが、近年のプリンタの印刷速度可変範囲の拡大要求に応じて、感光体の外周速度を大きく変化させた場合、例えば特許文献4に記載されているように、感光体の外周速度を切替えたとき、現像ロールの回転数を変えることによって、現像ロールのスリーブの外周速度と感光体の外周速度の比が常に一定になるようにしても高画質を得ることができないという問題があった。
これは、感光体の外周速度を大きく変化させたとき、各感光体の外周速度において、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブ回転数を、それぞれ最適化する必要があるにもかかわらず、従来の現像装置では、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブを一つの駆動系、駆動源によって回転させていたり、感光体周速を大きく変化させたとき、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのそれぞれのスリーブ回転数をどのように変化させればよいかわからなかったためである。
従来の、同方向現像ロールを少なくとも1本以上有し、逆方向現像ロールを少なくとも1本以上有し、感光体回転方向の上流側に同方向現像ロールを配置し、感光体回転方向の下流側に逆方向現像ロールを配置した現像装置では、感光体の外周速度を変化させた場合、高画質を得ることができないという問題があったり、高画質を得るために、現像機を交換する必要があった。
また、各感光体の外周速度で高画質を得るためには、それぞれの感光体の外周速度において、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのそれぞれの回転数を変えて画質を評価し、最適な現像ロール回転数を把握する必要があるため、評価に時間がかかり、開発期間が長期化したり、開発費用が高い、という問題があった。
本発明は、光導電性を有する感光体に近接して配置された磁気吸引力を有する複数の現像ロールによって、対向する感光体にトナーとキャリアからなる現像剤を供給し、磁気ブラシ現像を行なう現像装置において、感光体の外周速度は0.25m/sec〜2m/secの範囲内において2種類以上の外周速度に切替え可能であり、前記現像ロールはその内部に固定された磁石と、その外部に回転する中空円筒状のスリーブから構成され、スリーブの回転方向が前記感光体回転方向と同方向に回転する同方向現像ロールと、スリーブの回転方向が前記感光体回転方向と逆方向に回転する逆方向現像ロールとを有し、前記感光体回転方向の上流側に前記同方向現像ロールを配置し、前記感光体回転方向の下流側に前記逆方向現像ロールを配置し、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブは、それぞれ独立した駆動系、回転数可変可能なモータによって回転され、同方向現像ロールのスリーブの外周速度をVa(m/sec)、逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をVw(m/sec)、感光体の外周速度をVp(m/sec)としたとき、
0.8≦Va/Vp≦−0.857Vp+3.21、
0.2≦Vw−Vp≦0.8
を満たすように、感光体の外周速度の切り替えに応じて、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をそれぞれ個別に変更することを特徴とする。
0.8≦Va/Vp≦−0.857Vp+3.21、
0.2≦Vw−Vp≦0.8
を満たすように、感光体の外周速度の切り替えに応じて、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をそれぞれ個別に変更することを特徴とする。
本発明によれば、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブは、それぞれ独立した駆動系、回転数可変可能なモータによって回転され、感光体の外周速度の切り替えに応じて、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をそれぞれ個別に変更させて適正化したので、感光体の外周速度を切替えた時、常に高画質を得られる現像装置を提供することができる。
本発明の一実施例を図面を用いて説明する。図1は本発明の現像装置の一実施例を示す概略構成図である。なお、従来技術と同様の構成部分については同じ符号を付し、説明を省略する。図2は、同方向現像ロールの(スリーブ周速÷感光体周速)の適正範囲を示す図である。図3は、逆同方向現像ロールの(スリーブ周速−感光体周速)の適正範囲を示す図である。
図1において、逆方向現像ロール5のスリーブ11の回転軸に取り付けられたプーリ26と逆方向用ステッピングモータ33の駆動軸に取り付けられたプーリ34、及び搬送部材4の回転軸に取り付けられたプーリ28は、タイミングベルト35によって連結されており、また、同方向現像ロール14のスリーブ16の回転軸に取り付けられたプーリ27と同方向用ステッピングモータ36の駆動軸に取り付けられたプーリ37は、タイミングベルト38によって連結されている。
感光体1の外周速度を切替えた時、逆方向用ステッピングモータ33と同方向用ステッピングモータ36の回転数を個別に変化させることによって、逆方向現像ロール5と同方向現像ロール14のスリーブ回転数を個別に変化させることができる構成になっている。
逆方向現像ロール5のスリーブ11、同方向現像ロール14のスリーブ16の外径は、30〜70mmである。感光体1の周速を0.25m/sec、1m/sec、2m/secに切り替え、それぞれの感光体周速において、同方向現像ロール14と逆方向現像ロール5のそれぞれのスリーブ回転数を変化させて、画質を評価した。
ここで、感光体1の周速が0.25〜2m/secと高い場合には、逆方向現像ロール5のスリーブ11、同方向現像ロール14のスリーブ16の回転数を高くする必要があるが、回転数が高い時、スリーブ11、スリーブ16の表面に付着した現像剤3に作用する遠心力が高くなることによって、現像剤3がスリーブ11、スリーブ16から離れやすく、特に平均粒径が50μm以下のキャリアでは、現像剤3がスリーブ11、スリーブ16から離れ、所定の現像剤量を搬送出来なかったり、感光体1にキャリアが付着するため、平均粒径が65〜100μmであるマグネタイトもしくはフェライトキャリアを使用することによって、現像ロールによる現像剤の磁気吸引力を高めることが好ましかった。
また、逆方向現像ロール5のスリーブ11、同方向現像ロール14のスリーブ16の回転数が高い時、現像剤3がスリーブ11、スリーブ16の表面で滑り、スリーブ11、スリーブ16の表面周速に対して現像剤3の搬送速度が遅れやすくなるため、スリーブ11、スリーブ16の表面粗さをRz=40〜80μmとすることによって、現像剤3の搬送性を向上させることが好ましかった。平均粒径6〜12μmのトナーを使用し、高画質を得るには、トナー濃度(現像剤3の重量に対する現像剤3のトナー含有重量の比率)は、3〜6%が好ましかった。
画質の評価結果を考察したところ、図2に示すように、同方向現像ロール14については、(スリーブ周速÷感光体周速)の値を用いれば、各感光体周速における高画質を得るための同方向現像ロール14の回転条件が簡単な式で表されることがわかった。また、図3に示すように、逆方向現像ロール5については、(スリーブ周速−感光体周速)の値を用いれば、各感光体周速における高画質を得るための逆方向現像ロール5の回転条件が簡単な式で表されることがわかった。
図2、図3から、感光体1の外周速度が0.25〜2m/secの範囲内において、高画質を得るための条件は、同方向現像ロール14のスリーブの外周速度をVa(m/sec)、逆方向現像ロール5のスリーブの外周速度をVw(m/sec)、感光体の外周速度をVp(m/sec)としたとき、
0.8≦Va/Vp≦−0.857Vp+3.21、及び
0.2≦Vw−Vp≦0.8
によって表させる。
0.8≦Va/Vp≦−0.857Vp+3.21、及び
0.2≦Vw−Vp≦0.8
によって表させる。
上記のような式になる理由を次に述べる。感光体移動方向上流側に配置された同方向現像ロールでは、高い現像性を必要とするが、Va/Vpは感光体上に形成された潜像へのトナー供給量に比例する値であり、高い現像性を確保するために0.8≦Va/Vpとなる。
感光体移動方向下流側に配置された逆方向現像ロールによって、画質が整えられるため、上流側に配置された同方向現像ロールでの高画質化の必要性は低いが、最終的に高画質を達成するには、同方向現像ロールにおいても、ある程度の画質を達成する必要がある。感光体周速を変化させてもVa/Vpを一定にした時、Va−Vpは感光体周速が高くなるにつれて大きくなるが、Va−Vpは、画質に大きな影響を与える因子であり、値が大きくなると広面積画像の先端が欠けたり、広面積画像の内部に磁気ブラシのはけ目が多くなったりするため、画質が悪くなる。
そこで、感光体周速が高くなるに応じてVa/Vpを低くする必要があるため、Va/Vp≦−0.857Vp+3.21となる。以上から、高画質を得るための同方向現像ロールの回転条件は、0.8≦Va/Vp≦−0.857Vp+3.21となる。
一方、感光体移動方向下流側に配置された逆方向現像ロールは、特に高画質化を重視して回転数を設定する必要がある。Vw−Vpは、画質に大きな影響を与える因子であり、値が大きくなると広面積画像の後端が欠けたり、広面積画像の内部に磁気ブラシのはけ目が多くなり、値が小さくなると、カブリが増えたり、画像の鮮明さが低下するため、0.2≦Vw−Vp≦0.8となる。本発明の実施例では、同方向現像ロールと逆方向現像ロールの本数は各1本ずつであったが、現像ロール本数が増えた場合でも、
0.8≦Va/Vp≦−0.857Vp+3.21、及び
0.2≦Vw−Vp≦0.8
を満たすように、感光体周速の切り替えに応じて、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をそれぞれ個別に変更すれば、常に高画質を得ることができる。この場合、現像能力が向上するので、トナー濃度を低減できたり、現像ロールに印加するバイアス電圧を低減できる。
0.8≦Va/Vp≦−0.857Vp+3.21、及び
0.2≦Vw−Vp≦0.8
を満たすように、感光体周速の切り替えに応じて、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をそれぞれ個別に変更すれば、常に高画質を得ることができる。この場合、現像能力が向上するので、トナー濃度を低減できたり、現像ロールに印加するバイアス電圧を低減できる。
トナー濃度を低減した場合、トナー飛散量が低減するので、トナー消費量を低減することができる。現像ロールに印加するバイアス電圧を低減した場合、バイアス用高圧電源の大きさ、コストを低減することができる。
また、現像ロールに印加するバイアス電圧を低減した場合、感光体の表面電位も下げることもできるので、帯電器の大きさ、コスト、帯電器用高圧電源の大きさ、コストを低減することができる。
1…感光体、2…現像容器、3…現像剤、4…搬送部材、5…逆方向現像ロール、8…磁石、11…スリーブ、14…同方向現像ロール、15…磁石、16…スリーブ、21…規制分配部材、23…トナーホッパ、24…トナーフィードロール、26〜28…プーリ、29…ステッピングモータ、30…プーリ、31…アイドラプーリ、32…タイミングベルト、33…逆方向用ステッピングモータ、34…プーリ、35…タイミングベルト、36…同方向用ステッピングモータ、37…プーリ、38…タイミングベルト。
Claims (1)
- 光導電性を有する感光体に近接して配置された磁気吸引力を有する複数の現像ロールによって、対向する感光体にトナーとキャリアからなる現像剤を供給し、磁気ブラシ現像を行なう現像装置において、感光体の外周速度は0.25m/sec〜2m/secの範囲内において2種類以上の外周速度に切替え可能であり、前記現像ロールはその内部に固定された磁石と、その外部に回転する中空円筒状のスリーブから構成され、スリーブの回転方向が前記感光体回転方向と同方向に回転する同方向現像ロールと、スリーブの回転方向が前記感光体回転方向と逆方向に回転する逆方向現像ロールとを有し、前記感光体回転方向の上流側に前記同方向現像ロールを配置し、前記感光体回転方向の下流側に前記逆方向現像ロールを配置し、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブは、それぞれ独立した駆動系、回転数可変可能なモータによって回転され、同方向現像ロールのスリーブの外周速度をVa(m/sec)、逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をVw(m/sec)、感光体の外周速度をVp(m/sec)としたとき、
0.8≦Va/Vp≦−0.857Vp+3.21、
0.2≦Vw−Vp≦0.8
を満たすように、感光体の外周速度の切り替えに応じて、同方向現像ロールと逆方向現像ロールのスリーブの外周速度をそれぞれ個別に変更することを特徴とする現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007052730A JP2008216552A (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007052730A JP2008216552A (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008216552A true JP2008216552A (ja) | 2008-09-18 |
Family
ID=39836680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007052730A Pending JP2008216552A (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008216552A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011191533A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置、組立体、画像形成装置 |
US8437649B2 (en) | 2010-03-15 | 2013-05-07 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Developing device and image forming device |
-
2007
- 2007-03-02 JP JP2007052730A patent/JP2008216552A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011191533A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置、組立体、画像形成装置 |
US8437649B2 (en) | 2010-03-15 | 2013-05-07 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Developing device and image forming device |
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