JP2008215967A - 高周波センサ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被検知体をより確実にかつ迅速に検知できる高周波センサ装置を提供する。
【解決手段】送信波を発生する発振回路と、複数のパッチ電極を有し、前記送信波を放射し前記送信波の物体による反射波を受信波として受信するアンテナと、前記受信波を検知する検波回路と、前記検波回路から出力されるドップラー信号に基づいて被検知体の有無を判断し、前記アンテナから放射される前記送信波の方向を制御する制御判断回路と、を備え、前記制御判断回路は、前記パッチ電極の主面に対して傾斜させた複数の方向に前記送信波を順次放射させる第1のスキャンモードを実行し、前記第1のスキャンモードにおいて被検知体を検知すると、前記被検知体を検知した方向を含み前記第1のスキャンモードにおける前記複数の方向よりも狭い範囲で互いの間隔も狭い複数の方向に前記送信波を順次放射させる第2のスキャンモードを実行することを特徴とする高周波センサ装置が提供される。
【選択図】図4
【解決手段】送信波を発生する発振回路と、複数のパッチ電極を有し、前記送信波を放射し前記送信波の物体による反射波を受信波として受信するアンテナと、前記受信波を検知する検波回路と、前記検波回路から出力されるドップラー信号に基づいて被検知体の有無を判断し、前記アンテナから放射される前記送信波の方向を制御する制御判断回路と、を備え、前記制御判断回路は、前記パッチ電極の主面に対して傾斜させた複数の方向に前記送信波を順次放射させる第1のスキャンモードを実行し、前記第1のスキャンモードにおいて被検知体を検知すると、前記被検知体を検知した方向を含み前記第1のスキャンモードにおける前記複数の方向よりも狭い範囲で互いの間隔も狭い複数の方向に前記送信波を順次放射させる第2のスキャンモードを実行することを特徴とする高周波センサ装置が提供される。
【選択図】図4
Description
本発明は、高周波センサ装置に関する。
マイクロ波などが人体にあたると反射波あるいは透過波を生じる。この反射波または透過波を受信し人体の有無を検出するのが高周波センサ装置であり、自動ドア、機器のリモートコントロール、便器洗浄装置などに使用できる。さらに、移動物体を検出する高周波センサ装置もあり、例えば水洗便器の自動洗浄や照明装置の制御などに有用である。
人体を含む移動物体を検知するには、ドップラー効果を利用することができる。すなわち、電波や音波が移動物体に当たり反射すると、反射波の周波数がドップラーシフトする。反射波及び送信波の差分周波数スペクトラムを求めることにより移動物体が検知される。さらにドップラー周波数は物体の移動速度に比例するので、移動速度を知ることもできる。
送信波として電波を用いる場合、センサを構成するアンテナからの電波放射方向を目的物に向けて精度良く制御することが重要である。アンテナとして給電素子及びこれを取り囲む無給電素子をパッチ電極で構成し、高周波スイッチにより電気的にスキャンを行う構造を用いることができる。
反射波強度によっても人体を検出することができるが、電波法においてスプリアス発射強度に関する規制があり検出感度が十分ではない。このためにドップラー信号の検出により検出感度を高める方式が用いられる。
無給電素子が基板内のスルーホール式の制御線を通じて基板の背面上に設けられた高周波スイッチに接続され、電波ビームの放射方向を切替えるマイクロストリップアンテナ及びこれを用いた高周波センサに関する技術開示例がある(特許文献1)。
国際公開番号WO2006/035881A1号
ところで、ドップラー信号を用いて人体などを検出する場合、その周波数は約70〜数千Hzとなるので、検知に時間が必要でありスキャン時間を早くすることが困難である。本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、被検知体をより確実にかつ迅速に検知できる高周波センサ装置を提供する。
本発明の一態様によれば、送信波を発生する発振回路と、複数のパッチ電極を有し、前記送信波を放射し前記送信波の物体による反射波を受信波として受信するアンテナと、前記受信波を検知する検波回路と、前記検波回路から出力されるドップラー信号に基づいて被検知体の有無を判断し、前記アンテナから放射される前記送信波の方向を制御する制御判断回路と、を備え、前記制御判断回路は、前記パッチ電極の主面に対して傾斜させた複数の方向に前記送信波を順次放射させる第1のスキャンモードを実行し、前記第1のスキャンモードにおいて被検知体を検知すると、前記被検知体を検知した方向を含み前記第1のスキャンモードにおける前記複数の方向よりも狭い範囲で互いの間隔も狭い複数の方向に前記送信波を順次放射させる第2のスキャンモードを実行することを特徴とする高周波センサ装置が提供される。
本発明により、被検知体をより確実にかつ迅速に検知できる高周波センサ装置が提供される。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる高周波センサ装置のブロック図である。高周波センサ装置は、高周波部10及び制御部20を有する。高周波部10は、給電素子102、無給電素子104を含むアンテナ100と、高周波回路120と、を有する。高周波回路120には、送信波30を発生する発振回路122と、受信波40からドップラー信号を取り出す検波回路124と、が設けられている。
図1は、本発明の実施の形態にかかる高周波センサ装置のブロック図である。高周波センサ装置は、高周波部10及び制御部20を有する。高周波部10は、給電素子102、無給電素子104を含むアンテナ100と、高周波回路120と、を有する。高周波回路120には、送信波30を発生する発振回路122と、受信波40からドップラー信号を取り出す検波回路124と、が設けられている。
アンテナ100から放射された送信波30は、人体などの物体に当たり反射波を生じ、給電素子102で受信される。アンテナ100は送受信共用でもよいし、送信及び受信を別としてもよい。人体検知用の高周波センサ装置において使用可能な送信波30の周波数は、10.525及び24.15GHzである。
物体が移動する場合、ドップラー信号が高周波部10の検波回路124から出力される。このドップラー信号は、制御部20の増幅器202を介して制御判断回路206へ入力される。制御判断回路206は比較器を含み、増幅器202の出力が入力された後、スイッチ制御判断を行い、出力を負荷制御回路204に出力できる。
また、制御判断回路206は、増幅器202の出力により人体検知を行う。制御判断回路206はまた、アンテナ100の電波ビームの放射パターン110を遷移させる制御信号を出力する。
図2は、本実施形態の高周波センサ装置の高周波部10を表し、図2(a)は模式平面図、図2(b)はA−A線に沿った模式断面図である。図2(a)の模式平面図は、マイクロストリップアンテナの配置の一例を表している。アンテナ100は、基板150の略中心に給電素子102と、これを中心にX字状に配置された無給電素子104と、を有している。給電素子102及び無給電素子104は、基板150の一方の主面に設けられたパッチ電極を有する。基板150の他方の主面、すなわちパッチ電極の裏面側は接地電極とする。
給電素子102は、左右対称軸の中間点よりずれた点を給電点Pとする。無給電素子104は、104a、104b、104c、104dを含む。励振方向と90度をなす無給電素子104の一辺の略中央には伝送線路108(108a、108b、108c、108dを含む)が、励振方向と平行方向にかつ互いに逆向きに延在している。伝送線路108の終端には高周波スイッチ106(106a、106b、106c、106dを含む)が接続されており、それぞれの高周波スイッチ106は電気的にオンまたはオフに制御可能となっている。
高周波回路120及びアンテナ100は図2(b)のように固定されており、給電素子102のP点は発振回路122に接続され、アンテナ100が励振される。また、検波回路124には、給電素子102からの受信波40が入力される。
図3は、アンテナ100からのパッチ電極と平行な面内における放射パターンを表す模式図である。4つの高周波スイッチ106のオン、オフを制御することにより図3のような電波ビームを得る作用について説明する。まず、高周波スイッチ106をオフとすると伝送線路108は終端開放線路となり無給電素子104の位相及びゲインをプラスの状態に設定できる。また、高周波スイッチ106をオンとすると伝送線路108は終端短絡となり無給電素子104の位相をマイナスまたはゲインをマイナスとできる。
図2(a)のアンテナ模式平面図に応じた角度配置の場合、図3のそれぞれのビームAからHに対応した高周波スイッチの状態を(表1)に表す。なお、SW1は106a、SW2は106b、SW3は106c、SW4は106dである。例えばBのビームは、SW1のみをオフとし残りの3つの高周波スイッチをオンとした放射パターンを表し、ビーム111のゲイン極大方向が略45度を向いており、極大より3dBゲインが低下する半値角をθで表す。同様に、D、F、Hのビームは高周波スイッチをひとつのみオフとし、ビームのゲイン極大方向は135、225、315度を向いている。
また、例えばAのビームは、SW1及びSW4をオフとし他の2つをオンとすることにより0度方向においてゲイン極大となる。またこのビームAは、ビームB及びビームHにより合成されると言うこともできる。同様に、C、E、Gのビームは2つの高周波スイッチをオフとすることにより、90、180、270度方向においてゲイン極大となる。すなわち、図3の場合、8つの放射パターンを選択できる。
本実施形態によれば、このようなアンテナを用い、まず第1のスキャンモードとして、広い範囲に広い間隔で電波ビームを順次放射しスキャンする。そして、いずれかの方向に被検知体を検知すると、第2のスキャンモードとして、被検知体を検知した方向を含み、より狭い範囲で間隔も狭くして電波ビームを順次放射してスキャンする。つまり、被検知体を検知するまでは広い範囲を広い間隔でスキャンし、被検知体を検知すると、その方向を含む狭い範囲で、電波ビームの間隔を狭くしてスキャンする。
本実施形態によれば、このようなアンテナを用い、まず第1のスキャンモードとして、広い範囲に広い間隔で電波ビームを順次放射しスキャンする。そして、いずれかの方向に被検知体を検知すると、第2のスキャンモードとして、被検知体を検知した方向を含み、より狭い範囲で間隔も狭くして電波ビームを順次放射してスキャンする。つまり、被検知体を検知するまでは広い範囲を広い間隔でスキャンし、被検知体を検知すると、その方向を含む狭い範囲で、電波ビームの間隔を狭くしてスキャンする。
図4は、本実施形態の高周波センサ装置を用いて、人などの検知を行う場合を説明する図である。図4において、上方から見た部屋8における被検知体、例えば人の動きを矢印Wで、人6を●印で、電波ビームのゲイン極大の方向をブロック矢印でそれぞれ表すことにする。アンテナは、例えば部屋8の天井に固定され、床面に向けて電波ビームをスキャンする。したがって、角度方向が図3とは異なり図4に表す方向となる。また、図5はタイミングチャートであり、時間に対する4つの高周波スイッチ、判定手段、検知信号の状態の変化を表している。
まず図4(a)は、第1のスキャンモードを例示する。すなわち、360度を90度間隔で分割し、送信波30のビームのゲイン極大方向を45(ビームB)、135(ビームD)、225(ビームF)、315(ビームH)度とした第1の角度方向に向けた第1のスキャンモードを実行する。この第1のスキャンモードにより、被検知体である人6が存在するかを知るための大まかな第1判定を行う。
すなわち、略135度の方向の人6が壁に沿って矢印Wの方向に移動しているとする。時間T1から始まる第1のスキャンモードでは、図3のビームB、D、F、Hの順序となるように制御部20により制御される。ビームDが人6を検知すると、T2から始まるスキャンでは狭い範囲内に人6が存在するかを知るための第2のスキャンモードによる判定手段に切り替えられる。
第1のスキャンモードを終了し、T2から始まる第2のスキャンモードはビームのゲイン極大方向を90(C)、135(D)、180(E)度とした第2の角度方向で行われる(図4(b))。この場合、角度方向の間隔は45度と第1のスキャンモードより小さくし方向を絞り込んで判定される。第2のスキャンモードにおいては、ビームDにより検知されると、T3から始まる第2のスキャンモードにおいてもビームC、D、Eが選択される(図4(c))。
人6が壁に沿って矢印Wの向きに進みビームCにより検知されると、T4から始まる第2のスキャンモードはビームB、C、Dの順序に行われる(図4(d))。第1の角度方向に向ける第1のスキャンモードにおいては人6の大まかな存在方向は既に把握されており、第2の角度方向に向ける第2のスキャンモードにおいてはその近傍の方向のみを部分的にスキャンし迅速な判定ができる。さらに、このような人の移動検知にドップラー周波数を用いるとスプリアス発射強度に関する国内電波法規制に適合させつつ、人の方向を感度よく検知できる。
なお、第2のスキャンモードにおいて被検知体を検知しなくなると、第2のスキャンモードを終了して、第1スキャンモードを実行する。
なお、第2のスキャンモードにおいて被検知体を検知しなくなると、第2のスキャンモードを終了して、第1スキャンモードを実行する。
図6は、比較例の高周波センサ装置を用いて、人などの検知を行う場合を説明するための図である。
また、図7は、比較例のタイミングチャートを表す。比較例においては、T1から始まる第1のスキャンのビームのゲイン極大方向は、0(ビームA)、45(ビームB)、90(ビームC)、135(ビームD)、180(ビームE)、225(ビームF)、270(ビームG)、315(ビームH)度であり、角度方向の間隔は45度である。
また、図7は、比較例のタイミングチャートを表す。比較例においては、T1から始まる第1のスキャンのビームのゲイン極大方向は、0(ビームA)、45(ビームB)、90(ビームC)、135(ビームD)、180(ビームE)、225(ビームF)、270(ビームG)、315(ビームH)度であり、角度方向の間隔は45度である。
このT1から始まるスキャンにおいてビームDにより検知されると、T2から始まる第2のスキャンにおいて、ビームC、D、Eが選択される。また、T3から始まる第3のスキャンにおいて、人6が移動しビームCにより検知されると、T4から始まる第4のスキャンはビームB、C、Dの順序となる。この場合、2回目以降のスキャンにおいて、ビーム間隔は1回目と同じ45度とされる。
ところで、人の移動によるドップラー周波数は約70〜数千Hzの範囲内である場合が多く、精度よく測定するには時間を要する。このために、比較例のように360度の範囲を細かにスキャンすると人の存在を知るまでの時間が長くなる。これに対して、本実施形態によれば、人が存在しない方向のスキャン回数を低減でき、正確かつ迅速に人を検出できる。
図8は、高周波スイッチ106の作用を説明する図であり、図8(a)は高周波スイッチ106aの近傍の拡大図、図8(b)はその等価回路である。高周波スイッチ106aとして、例えばHEMT(High Electron Mobility Transistor)やGaAs MESFET(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)を用いると、ゲート端子に印加する制御電圧によりソース端子及びドレイン端子間をオンまたはオフに切り替えることができる。
伝送線路108aの終端部はドレイン端子161aに接続され、ソース端子162aは導電パターン163a及びスルーホール164aを介して基板の裏面の接地電極167に接続される。ゲート端子165aをゲート電圧により制御しソース端子162a及びドレイン端子161a間を導通とし高周波スイッチ106aをオンとすると、伝送線路108aは終端短絡線路として作用する。また、ゲート電圧を制御しドレイン端子161a及びソース端子162a間を非導通とし高周波スイッチ106aをオフとすると、伝送線路108aは長さJの終端開放線路として作用する。
高周波スイッチ106をオフとした無給電素子104は位相がプラスかつ利得がプラスである導波器とでき、高周波スイッチ106をオンとした無給電素子104は位相がマイナスまたはゲインがマイナスである反射器とできる。このような無給電素子104を組み合わせて(表1)のビームを実現できる。
さらに、伝送線路において高周波スイッチを複数設けることにより放射パターンを変化させることができる。図9は、伝送線路に2つの高周波スイッチを配置した場合の等価回路である。第1の伝送線路170及び第2の伝送線路174の間に第1の高周波スイッチ172が、第2の伝送線路174と接地167との間に第2の高周波スイッチ176が配置される。第1の高周波スイッチ172をオフとすると、無給電素子104はゲイン及び位相がプラスとなり導波器として作用する。また、第1の高周波スイッチ172をオンとした場合、第2の高周波スイッチ176のオンまたはオフにより状態の異なる2つの反射器が実現できる。
図10は、反射器を2つの状態に選択した場合の基板と平行な面内における放射パターンの一例である。例えば第2の高周波スイッチ176をオンまたはオフに制御して、放射パターンにおけるゲインの半値角θが広いほうのビームを図10で表し、第1のスキャンに用いる。また、半値角θが狭いほうのビーム(例えば図3)を第2のスキャンに用いると、より正確かつ迅速に被検知体である人6を検出できる。
本実施の形態の高周波センサ装置を用いることにより、自動ドア、リモートコントロールによる機器、便器洗浄装置、照明装置などを正確かつ迅速に制御できる。
以上、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれら実施の形態に限定されない。高周波センサ装置を構成する発振回路、検波回路、制御判断回路、アンテナ、判断手段、検知方法などに関して、当業者が設計変更を行ったものであっても本発明の主旨を逸脱しない限り本発明の範囲に包含される。
6 人、30 送信波、40 受信波、122 発振回路、100 アンテナ、102 給電素子、104 無給電素子、111 ビーム、124 検波回路、206 制御判断回路
Claims (6)
- 送信波を発生する発振回路と、
複数のパッチ電極を有し、前記送信波を放射し前記送信波の物体による反射波を受信波として受信するアンテナと、
前記受信波を検知する検波回路と、
前記検波回路から出力されるドップラー信号に基づいて被検知体の有無を判断し、前記アンテナから放射される前記送信波の方向を制御する制御判断回路と、
を備え、
前記制御判断回路は、前記パッチ電極の主面に対して傾斜させた複数の方向に前記送信波を順次放射させる第1のスキャンモードを実行し、前記第1のスキャンモードにおいて被検知体を検知すると、前記被検知体を検知した方向を含み前記第1のスキャンモードにおける前記複数の方向よりも狭い範囲で互いの間隔も狭い複数の方向に前記送信波を順次放射させる第2のスキャンモードを実行することを特徴とする高周波センサ装置。 - 前記制御判断回路は、前記第2のスキャンモードにおいて、前記被検知体を検知する方向が変化すると、前記送信波を放射させる方向も変化させることを特徴とする請求項1記載の高周波センサ装置。
- 前記制御判断回路は、前記第2のスキャンモードにおいて被検知体を検知しなくなると、第2のスキャンモードを終了して前記第1のスキャンモードを実行することを特徴とする請求項1または2に記載の高周波センサ装置。
- 前記パッチ電極は、給電素子と複数の無給電素子とを含み、
前記無給電素子は、前記第1のスキャンモードにおける前記複数の方向と同じ数だけ設けられ、
前記第2のスキャンモードにおける前記複数の方向は、前記複数の無給電素子のうちの少なくともいずれかおいて位相及びゲインの少なくともいずれかが前記第1のスキャンモードとは異なるように制御されて生じた方向を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の高周波センサ装置。 - 前記無給電素子の数は、4であり、
前記第1のスキャンモードにおける前記複数の方向は、互いに略90度の間隔を有した4方向であり、
前記第2のスキャンモードにおける前記複数の方向は、前記第1のスキャンモードにおいて前記被検知体を検知した第1の方向と、前記第1の方向に対して略90度の第2の方向、前記第1の方向と前記第2の方向との間の第3の方向と、を含むことを特徴とする請求項4記載の高周波センサ装置。 - 前記第1のスキャンモードにおける前記送信波のゲイン半値角は、前記第2のスキャンモードにおける前記送信波のゲイン半値角よりも広いことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の高周波センサ装置。
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JP2007052161A JP2008215967A (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 高周波センサ装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022123629A1 (ja) * | 2020-12-07 | 2022-06-16 | 日本電信電話株式会社 | 受信装置、及び受信方法 |
-
2007
- 2007-03-02 JP JP2007052161A patent/JP2008215967A/ja active Pending
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WO2022123629A1 (ja) * | 2020-12-07 | 2022-06-16 | 日本電信電話株式会社 | 受信装置、及び受信方法 |
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