JP2008215674A - 連続式加熱炉の温度調節方法 - Google Patents

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Tatsuo Tanaka
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憲幸 斉藤
Hirotoshi Uejima
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Abstract

【課題】低温での加熱において、帯の温度を均一にすることができる連続式加熱炉の温度調節方法を提供する。
【解決手段】独立して温度の設定が可能な複数の帯15〜18と、少なくとも一の帯に複数対の蓄熱式バーナ19、19、…とを備え、蓄熱式バーナの燃焼を調節することにより帯の温度を調節する連続式加熱炉10の温度調節方法であって、複数対の蓄熱式バーナを備えた帯の少なくとも一部である2対以上の蓄熱式バーナ群において、所定時間でのそれぞれの蓄熱式バーナ19、19、…へ供給される燃料の燃焼発熱量が実質的に同一となるように、蓄熱式バーナの一部の対への燃料供給を停止し、燃料供給を停止する蓄熱式バーナの対を切り替えることを特徴とする連続式加熱炉の温度調節方法とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓄熱式バーナを備えた連続式加熱炉における各帯の温度調節方法に関する。
鋼やアルミニウムなどの金属では、製品への製造過程においてスラブなどの金属材料を薄く延ばしたり、中空管などの形状にしたりするために熱間圧延が行われる。連続式加熱炉(以下単に「炉」ということがある。)は、この熱間圧延の前に、設定された目標抽出温度までスラブ等の被加熱物を加熱するために使用される。この目標抽出温度は、熱間圧延時の被加熱物の温度の違いにより金属の性質が異なることから、その被加熱物から製造される最終製品に必要な性能により決定される。通常、炉内は複数の帯に分けられ、各帯には複数のバーナが備えられている。このバーナの燃焼を調節することで各帯の温度は独立して調節される。そして、装入された被加熱物は各帯で加熱され、目標抽出温度となって炉から抽出される。
バーナには、蓄熱式バーナが用いられることがある。蓄熱式バーナは、バーナに蓄熱体を備え、2基を1対として交番燃焼をすることが可能である。交番燃焼とは、第一のバーナが燃焼している時は、第二のバーナは燃焼せずに炉内排ガスを吸引し、蓄熱体へ排ガスの熱を蓄熱する。第一のバーナの燃焼が終了すると、第二のバーナは燃焼を開始する。この時、第二のバーナの燃焼用空気は、蓄熱体を通過した排ガスより熱交換で蓄熱された熱により加熱され、通常800℃〜1000℃と高温となる。そのため、交番燃焼では炉の熱効率が向上し、燃料原単位が低減する。また、バーナが交互に燃焼することで炉内が攪拌され、帯の温度が均一化されることで被加熱物を均一に加熱することが可能である。したがって、近年、炉には蓄熱式バーナが多く用いられており、特許文献1にも蓄熱式バーナを用いた加熱炉の操業方法が示されている。
特開平7−120171号公報
しかし、交番燃焼により炉内は攪拌されるが、製品を製造する観点からは、さらに各帯の温度を均熱にすることが好ましい。また、蓄熱式バーナは、流量が少なくなると燃料の流量制御が困難となるため、蓄熱式バーナに供給する燃料の最小流量は決まっている。そのため、蓄熱式バーナの燃料調節だけでは帯の温度を下げることに限界があり、さらに温度を下げるには一部の蓄熱式バーナを停止する必要がある。しかし、一部の蓄熱式バーナを停止することで、帯の温度分布が均一でなくなる場合があるという問題があった。
そこで、本発明は上記問題を解決するため、低温での加熱において、帯の温度を均一にすることができる連続式加熱炉の温度調節方法を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、独立して温度の設定が可能な複数の帯(15〜18)と、少なくとも一の帯に複数対の蓄熱式バーナ(19、19、…)とを備え、蓄熱式バーナの燃焼を調節することにより帯の温度を調節する連続式加熱炉(10)の温度調節方法であって、複数対の蓄熱式バーナを備えた帯の少なくとも一部である2対以上の蓄熱式バーナ群において、所定時間でのそれぞれの蓄熱式バーナへ供給される燃料の燃焼発熱量が実質的に同一となるように、蓄熱式バーナの一部の対への燃料供給を停止し、燃料供給を停止する蓄熱式バーナの対を切り替えることを特徴とする連続式加熱炉の温度調節方法を提供することにより前記課題を解決する。
ここで、燃料の燃焼発熱量を「実質的に同一」とは、厳密な同一ではなく、誤差などによる多少の差は同一とみなすことを意味する。なお、実質的に同一とする範囲としては、所定時間における蓄熱式バーナ群での蓄熱式バーナの平均燃焼発熱量に対して、発熱量差が15%まで許容される。この範囲であれば、実際の操業において、帯の温度が良好に均一化される。燃焼発熱量は各蓄熱式バーナへ供給される燃焼の質量から計算することができる。燃料の種類は特に限定されないが、例えば、コークス炉ガス(コークス炉から発生するガス)などを使用できる。また、「複数対の蓄熱式バーナを備えた帯の少なくとも一部である2対以上の蓄熱式バーナ群において」とは、帯の全ての蓄熱式バーナについて、必ずしも燃料供給を停止し、蓄熱式バーナ対の切り替えをする必要がないことを意味する。例えば、2対以上であれば、帯の上方に備えられた蓄熱式バーナのみ、又は下方に備えられた蓄熱式バーナのみについて本発明を適用してもよい。さらに、「所定時間」とは、蓄熱式バーナ群における蓄熱式バーナの対数、交番燃焼のサイクル時間、停止する蓄熱式バーナの対の切替時間などから、各蓄熱式バーナ群で任意に決定される時間である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の連続式加熱炉の温度調節方法において、蓄熱式バーナ群が3対以上の蓄熱式バーナからなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の連続式加熱炉の温度調節方法において、燃料供給を停止する蓄熱式バーナの対を順次に切り替えることを特徴とする。
ここで、「順次に」切り替えるとは、一の帯において燃料供給を停止する蓄熱式バーナを、炉長方向の一方向へ、一定の規則性を持って切り替えることを意味する。
請求項1に記載の発明によれば、少なくとも一の帯において、一部の対の蓄熱式バーナへの燃料供給を停止することで、燃料の最小流量から決まる限界温度より温度を下げることができる。さらに、蓄熱式バーナ群において、所定時間でのそれぞれの蓄熱式バーナへ供給される燃料の燃焼発熱量を実質的に同一とするようにして燃料供給を停止する蓄熱式バーナが切り替えられることにより、帯が均一に加熱され、かつ停止した蓄熱式バーナ部分へ炉内雰囲気が攪拌されるため、さらに帯の温度を均一化することができる。
請求項2に記載の発明によれば、蓄熱式バーナ群が3対以上の蓄熱式バーナからなる場合に特に高い効果を得ることができる。すなわち、多くの蓄熱式バーナの対への燃料供給を停止し、切り替えをすることとなるが、供給される燃料の燃焼発熱量を実質的に同一とすることにより容易に帯の均熱を保つことが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、燃料供給を停止する蓄熱式バーナの対を、順次に切り替えることにより、一の帯において雰囲気がバランス良く発熱及び攪拌されるため、さらに帯の温度を均一にすることができる。また、燃料供給を停止する蓄熱式バーナの順序が前もって決定されているため、燃料供給を停止する蓄熱式バーナを切り替える制御が容易となる。
以下、図面に示す実施形態に基づき、本発明に係る連続式加熱炉の温度調節方法の一例として一の帯における温度調節方法を説明する。また、被加熱物を鋼材として説明するが、以下に説明するものは本発明の実施形態の一例であって、本発明はその要旨を超えない限り以下の説明になんら限定されるものではない。
図1は、1つの実施形態にかかる本発明の連続式加熱炉の温度調節方法に用いる連続式加熱炉10の炉長方向の内部を模式的に示した図である。ここで、炉長方向とは、鋼材1、1、…が搬送される方向である(以下同じ。)。また、紙面垂直方向を炉幅方向とする(以下同じ。)。なお、図1において、同一の部材が繰り返し現れる場合には、一部の部材のみに符号を付して、他の部材の符号は省略して表す。連続式加熱炉10は、鋼材1、1、…を搬送する搬送装置11の両端に、装入口12及び抽出口13を備えている。炉内には、独立して温度設定が可能な複数の帯15〜18が設けられている。ここでは、装入口12側から予熱帯15、第一加熱帯16、第二加熱帯17、及び均熱帯18の4つの帯が設けられている。
そして、各帯15〜18では、すべてのバーナが蓄熱式バーナ19、19、…とされている。蓄熱式バーナ19、19、…は、炉幅方向の両側面に、炉中央方向を向けて対となって配置されている。図1では、一の側面の蓄熱式バーナ19、19、…のみが図示されており、他方の側面の蓄熱式バーナ19、19、…は省略されている。なお、炉10はすべてのバーナを蓄熱式バーナとしているが、本発明では少なくとも一の帯が複数の蓄熱式バーナの対を備えれば良い。
かかる構成により、鋼材1、1、…は、装入口12から装入され、搬送装置11により炉内を搬送され、各帯15〜18で加熱される。各帯15〜18の蓄熱式バーナ19、19、…は、交番燃焼又は連続燃焼(以下単に「燃焼」ということがある。)を行い、これらの燃焼が調節されることで、各帯15〜18は鋼材に合わせて設定された温度に調節される。これにより、鋼材1、1、…は、目標抽出温度となって抽出口13から抽出される。
図2は、連続式加熱炉10の第一加熱帯16の搬送装置11上部16a(図1参照。以下単に「帯16a」ということがある。)における蓄熱式バーナの対の燃焼状況を示す図である。図2では、上段、中段、下段に、第1〜第3の実施形態が示されている。なお、図2において、同一の部材が繰り返し現れる場合には、一部の部材のみに符号を付して、他の部材の符号は省略する。図2は、横軸が時間である。それぞれの四角が帯16aを炉幅方向から見た状態を表しており、各時間による帯16aの状況を模式的に示している。帯16aに配置された蓄熱式バーナを、装入口12(図1参照)側から19a、19b、19cとし、○印で表わす。なお、蓄熱式バーナの対は、一方の蓄熱式バーナ19a〜19cのみを示し、他方の蓄熱式バーナ19a’〜19c’は図示を省略する。白の○印は、蓄熱式バーナの対が燃焼している状態を表している。内部が斜線の○印は、燃料供給が停止され、対が燃焼していない状態を表している。横軸の時間は、0が所定時間の開始時間であり、右に進むにつれて時間が経過し、右端の実線で設定の所定時間に達する。図2中、それぞれの帯16aの下には、その時間に帯16aの蓄熱式バーナ群に供給される単位時間当りの燃料の燃焼発熱量gを示す。ここで、単位時間当りの燃料の燃焼発熱量gは、燃料の流量、温度、及び圧力を測定することで求めた燃焼の質量から計算することができる。なお、蓄熱式バーナは連続燃焼が可能であるが、ここでは燃焼はすべて交番燃焼とする。この交番燃焼は、T/2時間で交番し、T時間で1サイクルが完了する。そこで、供給を停止する蓄熱式バーナの対の切替時間は、交番燃焼のサイクル時間Tとする。なお、供給を停止する蓄熱式バーナの対の切替時間はこれに限定されず、例えば、2T、3T、…を用いることが可能である。
上段は、第1の実施形態である。所定時間は6Tである。炉の操業から、所定時間6Tを通して停止される蓄熱式バーナは1対であり、残り2対の蓄熱式バーナに供給される単位時間当りの燃料の燃焼発熱量gを2f(1対の蓄熱式バーナに供給される単位時間当りの燃料の燃焼発熱量gをf)とする。供給を停止する蓄熱式バーナの対の切り替えは、所定時間6Tでそれぞれの蓄熱式バーナ19a、19a’、19b、…(以下「19a〜19c’」という。)へ供給される燃料の燃焼発熱量が実質的に同一となるように行われるが、特に規則性を有していない。
ここで、所定時間は予め設定される。設定は、蓄熱式バーナ群における蓄熱式バーナの対数、交番燃焼のサイクル時間、停止する蓄熱式バーナの対の切替時間などから、各蓄熱式バーナ群で任意に決定される。ここでは、所定時間をすべての対について2回燃料の供給が停止される時間とし、6Tとした。なお、所定時間の設定方法は特に限定されず、値の変更だけでなく、他の要素を用いて設定することも可能である。
第1の実施形態において、時間0〜Tでは、蓄熱式バーナ19aの対が停止され、蓄熱式バーナ19b、19cの対が交番燃焼を行っている。ここで、任意の時間までに供給された積算燃焼発熱量(以下単に「積算燃焼発熱量」という。)をGとすると、蓄熱式バーナ19a、19a’において、時間Tにおける積算燃焼発熱量Gは0(ゼロ)である。また、蓄熱式バーナ19b、19b’、19c、19c’それぞれにおいて、時間Tにおける積算燃焼発熱量GはfT/2(1対の蓄熱式バーナ19b及び19b’、並びに19c及び19c’の積算燃焼発熱量GはfT)である。
時間Tでは、燃料の供給が停止される蓄熱式バーナの対が切り替えられる。停止される蓄熱式バーナの対は特に限定されず、蓄熱式バーナ19a〜19cの対から任意で選択することが可能である。例えば、予め演算装置などを用い、所定時間6Tで各蓄熱式バーナ19a〜19c’に供給される燃料の燃焼発熱量が同一となるようにして定めておくことが可能である。この場合、停止する蓄熱式バーナの対の順序は特に制限されないが、帯の温度を均一にするためには、各時間で所定時間に供給された積算燃焼発熱量Gが最大の蓄熱式バーナの対を停止させるようにすることが好ましい。また、予め設定をせずに、炉の操業をしながら各時間で積算燃焼発熱量Gが最大の蓄熱式バーナの対を停止させることも可能である。そのため、時間T〜2Tでは、時間Tで積算燃焼発熱量Gが最大の蓄熱式バーナ19b、19cの対のうち、蓄熱式バーナ19cの対が停止され、蓄熱式バーナ19a、19bの対が交番燃焼を行っている。これにより、時間2Tにおける積算燃焼発熱量Gは、蓄熱式バーナ19a、19a’、19c、19c’でfT/2、蓄熱式バーナ19b、19b’でfTである。
同様にして、時間2T〜6Tで燃料供給を停止する蓄熱式バーナの対を切り替えると、設定した所定時間6Tにおけるそれぞれの蓄熱式バーナ19a〜19c’の積算燃焼発熱量Gは2fT(一対の蓄熱式バーナで4fT)であり、同一の燃料の燃焼発熱量が得られている。
これにより、帯16aにおいて、1対の蓄熱式バーナへの燃料供給を停止することで帯16の温度を下げることができるとともに、所定時間6Tで蓄熱式バーナ群の蓄熱式バーナ19a〜19c’へ供給される燃料の積算燃焼発熱量Gを同一にすることで、帯16aが均一に加熱され、かつ停止した蓄熱式バーナ部分へ炉内雰囲気が攪拌されるため、さらに帯16aの温度を均一にすることができる。
中段は、第2の実施形態である。所定時間は5Tである。炉の操業から、設定された所定時間5Tを通して停止される蓄熱式バーナは1対であり、残り2対の蓄熱式バーナに供給される単位時間当りの燃料の燃焼発熱量gを、時間0〜Tにおいて2f、時間T〜5Tにおいてf(1対の蓄熱式バーナに供給される単位時間当りの燃料の燃焼発熱量gを、時間0〜Tにおいてf、時間T〜5Tにおいてf/2)とする。これは、時間T以降において、加熱する鋼材が目標抽出温度の低い鋼材に変わったことなどにより、帯16の温度を低くするためである。供給を停止する蓄熱式バーナの対の切り替えは、所定時間5Tで蓄熱式バーナ19a〜19c’へ供給される燃料の燃焼発熱量が実質的に同一となるように行われる。切り替えは、規則性を有さずに、各時間における積算燃焼発熱量Gが最大の蓄熱式バーナの対を停止させることで行われる。
第2の実施形態において、時間0〜Tでは、蓄熱式バーナ19aの対が停止され、蓄熱式バーナ19b、19cの対が交番燃焼を行っている。そのため、蓄熱式バーナ19a、19a’において、時間Tにおける積算燃焼発熱量Gは0(ゼロ)である。また、蓄熱式バーナ19b、19b’、19c、19c’それぞれにおいて、時間Tにおける積算燃焼発熱量GはfT/2(1対の蓄熱式バーナ19b及び19b’、並びに19c及び19c’の積算燃焼発熱量GはfT)である。
時間T〜2Tでは、時間Tで積算燃焼発熱量Gが最大である蓄熱式バーナ19b、19cの対のうち蓄熱式バーナ19bの対が停止される。これにより、時間2Tにおける積算燃焼発熱量Gは、蓄熱式バーナ19a、19a’でfT/4(=0+fT/4)、蓄熱式バーナ19b、19b’でfT/2(=fT/2+0)、蓄熱式バーナ19c、19c’で3fT/4(=fT/2+fT/4)である。
同様に、時間2T〜5Tでは、各時間で積算燃焼発熱量Gが最大である蓄熱式バーナから1対の蓄熱式バーナが停止される。ここでは、蓄熱式バーナ19c、19b、19cの対の順で停止されている。これにより、所定時間5Tで、それぞれの蓄熱式バーナ19a〜19c’において積算燃焼発熱量GはfT(一対の蓄熱式バーナで2fT)であり、同一の燃料の積算燃焼発熱量Gが得られている。このように、所定時間の途中でgが変化する場合であっても、蓄熱式バーナ群における各蓄熱式バーナ19a〜19c’へ所定時間5Tに供給される燃料の積算燃焼発熱量Gを同一とすることにより、帯16aにおいて、温度を下げることができるとともに、燃料供給及び炉内雰囲気の攪拌から帯16aの温度を均一にすることができる。
下段は、第3の実施形態である。炉の操業から、設定された所定時間6Tを通して停止される蓄熱式バーナは2対である。これは、帯16の温度を低くするためである。また、単位時間当りの供給される燃料の燃焼発熱量gをfとする。所定時間は、すべての対について4回燃料の供給が停止される時間である6Tとする。供給を停止する蓄熱式バーナの対の切り替えは、蓄熱式バーナ19aと19b、19bと19c、19cと19aの対の順で規則的に行う。
第3の実施形態において、時間0〜Tでは、蓄熱式バーナ19a、19bの対が停止され、蓄熱式バーナ19cの対が交番燃焼を行っている。そのため、蓄熱式バーナ19a、19a’、19b、19b’において、時間Tにおける積算燃焼発熱量Gは0(ゼロ)である。また、蓄熱式バーナ19c、19c’において積算燃焼発熱量GはfT/2(1対の蓄熱式バーナ19c及び19c’の積算燃焼発熱量GはfT)である。
さらに時間T〜2Tでは、蓄熱式バーナ19b、19cの対が停止され、蓄熱式バーナ19aの対が交番燃焼を行っている。これにより、時間2Tにおける蓄熱式バーナ19a、19a’、19c、19c’の積算燃焼発熱量GはfT/2、蓄熱式バーナ19b、19b’の積算燃焼発熱量Gは0(ゼロ)である。
同様にして、上記した順により時間2T〜6Tで燃料供給を停止する蓄熱式バーナの対を切り替えると、設定した所定時間6Tにおけるそれぞれの蓄熱式バーナ19a〜19c’の積算燃焼発熱量GはfT(一対の蓄熱式バーナで2fT)であり、同一の燃料の燃焼発熱量が得られている。このように、2対の蓄熱式バーナを停止させる場合であっても、蓄熱式バーナ群における各蓄熱式バーナ19a〜19c’へ同一の燃焼発熱量を供給することにより、帯16aの温度を下げることができるとともに、燃料供給及び炉内雰囲気の攪拌から帯16aの温度を均一にすることができる。加えて、燃料供給を停止する蓄熱式バーナの対を、順次に切り替えることにより、帯16aにおいて雰囲気がバランス良く発熱及び攪拌されるため、さらに帯の温度を均一にすることができる。また、燃料供給を停止する蓄熱式バーナを各時間で決定する必要がないため、制御が容易となる。
図3は、連続式加熱炉10の第二加熱帯17の搬送装置11上部17a(図1参照。以下単に「帯17a」ということがある。)における蓄熱式バーナの対の燃焼状況を示す図である。図3では、上段及び下段に、第4、第5の実施形態が示されている。なお、図3において、同一の部材が繰り返し現れる場合には、一部の部材のみに符号を付して、他の部材の符号は省略する。図3は、横軸が時間である。それぞれの四角が帯17aを炉幅方向から見た状態を表しており、各時間での帯17aの状況を模式的に示している。帯17aに配置された蓄熱式バーナを、装入口12(図1参照)側から19d、19e、19f、19gとし、○印で表わす。なお、蓄熱式バーナの対は、一方の蓄熱式バーナ19d〜19gのみを示し、他方の蓄熱式バーナ19d’〜19g’は図示を省略する。白の○印は、蓄熱式バーナの対が燃焼している状態を表している。内部が斜線の○印は、燃料供給が停止され、対が燃焼していない状態を表している。横軸の時間は、0が所定時間の開始時間であり、右に進むにつれて時間が経過し、右端の実線で設定の所定時間に達する。図3中、それぞれの帯17aの下には、その時間に帯17aの蓄熱式バーナ群に供給される単位時間当りの燃料の燃焼発熱量gを示す。ここで、単位時間当りに供給される燃料の燃焼発熱量gは、燃料の流量、温度、及び圧力を測定することで求めた燃焼の質量から計算することができる。なお、蓄熱式バーナは連続燃焼が可能であるが、ここでは燃焼はすべて交番燃焼とする。この交番燃焼は、T/2時間で交番し、T時間で1サイクルが完了する。そこで、供給を停止する蓄熱式バーナの対の切替時間は、交番燃焼のサイクル時間Tとする。なお、供給を停止する蓄熱式バーナの対の切替時間はこれに限定されず、例えば、2T、3T、…を用いることが可能である。
上段は、第4の実施形態である。操業条件から、設定時間を通して停止される蓄熱式バーナは1対であり、残り3対の蓄熱式バーナに単位時間当りの供給される燃料の燃焼発熱量gを2f(1対の蓄熱式バーナに単位時間当りの供給される燃料の燃焼発熱量gは2f/3)とする。所定時間は、すべての対について1回燃料の供給が停止される時間として、4Tを設定する。なお、この所定時間は、燃料の供給が停止される回数を変更することで、8T、12T、16T、…とすることが可能である。供給を停止する蓄熱式バーナの対の切り替えは、所定時間4Tでそれぞれの蓄熱式バーナ19d、19d’、19e、…(以下「19d〜19g’」という。)へ供給される燃料の燃焼発熱量が実質的に同一となるように行われる。この切り替えは、蓄熱式バーナ19d、19f、19e、19gの対の順で繰り返し行われ、隣接する蓄熱式バーナの対に変更されていないが、規則性を持って順次に行われる。
第4の実施形態において、時間0〜Tでは、蓄熱式バーナ19dの対が停止され、蓄熱式バーナ19e〜19gの対が交番燃焼を行っている。蓄熱式バーナ19d、19d’において、時間Tにおける積算燃焼発熱量Gは0(ゼロ)である。また、蓄熱式バーナ19e、19e’、19f、19f’、19g、19g’それぞれにおいて、時間Tにおける積算燃焼発熱量GはfT/3(1対の蓄熱式バーナ19e及び19e’、19f及び19f’、並びに19g及び19g’の積燃焼発熱量Gは2fT/3)である。
時間Tでは、蓄熱式バーナ19fの対が停止され、時間T〜2Tでは、蓄熱式バーナ19d、19e、19gの対が交番燃焼を行っている。そのため、時間2Tにおいて、蓄熱式バーナ19e、19e’,19g、19g’における積算燃焼発熱量Gは2fT/3である。また、蓄熱式バーナ19d、19d’および19f、19f’における積算燃焼発熱量GはfT/3である。
同様にして、上記した順により時間2T〜4Tで燃料供給を停止する蓄熱式バーナの対を切り替えると、設定した所定時間4Tにおけるそれぞれの蓄熱式バーナ19d〜19g’の積算燃焼発熱量GはfT(一対の蓄熱式バーナで2fT)であり、同一の燃料の燃焼発熱量が得られている。
これにより、帯17aにおいて温度を下げることができるとともに、燃料供給及び炉内雰囲気の攪拌から帯17aの温度を均一にすることができる。加えて、燃料供給を停止する蓄熱式バーナの対を、順次に切り替えることにより、帯17aにおいて雰囲気がバランス良く発熱及び攪拌されるため、さらに帯17aの温度を均一にすることができる。特に、隣接する蓄熱式バーナでなく、適当な数の対を挟んで停止させることで、停止する蓄熱式バーナの対が一部に集中しないため、帯17aの温度をさらに均一とすることが可能である。また、燃料供給を停止する蓄熱式バーナを各時間で決定する必要がないため、制御が容易となる。
下段は、第5の実施形態である。操業条件から、停止される蓄熱式バーナは時間0〜2Tでは1対であり、時間2T以降は2対である。時間0〜2Tにおいて、3対の蓄熱式バーナに単位時間当りの供給される燃料の燃焼発熱量gを3f(1対の蓄熱式バーナに単位時間当りの供給される燃料の燃焼発熱量gはf)とする。また、時間2T〜5Tにおいて、2対の蓄熱式バーナに単位時間当りの供給される燃料の燃焼発熱量gを2f(1対の蓄熱式バーナに単位時間当りの供給される燃料の燃焼発熱量gはf)とする。
所定時間は、すべての対について2回燃料の供給が停止される時間として、5Tを設定する。供給を停止する蓄熱式バーナの対の切り替えは、所定時間5Tでそれぞれの蓄熱式バーナ19d〜19g’へ供給される燃料の燃焼発熱量が実質的に同一となるように行われる。この切り替えは、一方の隣接する蓄熱式バーナに順次変更されることで、規則的に行われる。
第5の実施形態において、時間0〜Tでは、蓄熱式バーナ19dの対が停止され、蓄熱式バーナ19e〜19gの対が交番燃焼を行っている。そのため、蓄熱式バーナ19d、19d’において、時間Tにおける積算燃焼発熱量Gは0(ゼロ)である。また、蓄熱式バーナ19e、19e’、19f、19f’、19g、19g’それぞれにおいて、積算燃焼発熱量GはfT/2(1対の蓄熱式バーナ19e及び19e’、19f及び19f’、並びに19g及び19g’の積算燃焼発熱量GはfT)である。
時間T〜2Tでは、蓄熱式バーナ19eの対が停止され、蓄熱式バーナ19d、19f、19gの対が交番燃焼を行う。そのため、時間2Tにおいて蓄熱式バーナ19d、19d’、19e、19e’の積算燃焼発熱量GはfT/2となる。また、蓄熱式バーナ19f、19f’、19g’、19gの積算燃焼発熱量GはfTである。
時間2Tでは、燃料の供給を停止される蓄熱式バーナは2対に変更されるため、蓄熱式バーナ19f、19gの対が停止され、蓄熱式バーナ19d、19eの対が交番燃焼を行う。そのため、時間3Tにおいて蓄熱式バーナ19d〜19g’の積算燃焼発熱量GはfTとなる。
同様に、時間3T〜4Tでは、蓄熱式バーナ19d、19eの対が停止され、時間4T〜5Tでは、蓄熱式バーナ19f、19gの対が停止される。これにより、設定した所定時間5Tで、それぞれの蓄熱式バーナ19d〜19g’の積算燃焼発熱量Gは3fT/2であり、同一の燃料の燃焼発熱量が得られている。そのため、帯17aにおいて温度を下げることができるとともに、燃料供給及び炉内雰囲気の攪拌から帯17aの温度を均一にすることができる。加えて、燃料供給を停止する蓄熱式バーナの対を、順次に切り替えることにより、帯17aにおいて雰囲気がバランス良く発熱及び攪拌されるため、さらに帯17aの温度を均一にすることができる。また、燃料供給を停止する蓄熱式バーナを各時間で決定する必要がないため、制御が容易となる。
本発明は、上記第1〜第5の実施形態のように、3対以上の蓄熱式バーナについて燃料供給を停止し、又は停止する対を変更するような場合に、所定時間において燃料の燃焼発熱量を同一とすることで、より容易に帯の温度を均一に保つことが可能となる。
なお、上記実施形態では、蓄熱式バーナの燃焼をすべて交番燃焼としたが、連続燃焼とすることも可能である。この場合、各蓄熱式バーナの燃焼時間は時間Tとなる。また、上記実施形態では、炉のすべてのバーナが蓄熱式バーナであり、その一の帯の一部の蓄熱式バーナ群について蓄熱式バーナの対を停止する場合が示されているが、本発明はこれに限定されず、例えば1の連続式加熱炉が、複数対の蓄熱式バーナを備える複数の帯を備える場合に、全部又は一部の帯それぞれについて、全部又は一部の蓄熱式バーナを蓄熱式バーナ群として本発明を適用することが可能である。したがって、連続式加熱炉のすべての帯が複数対の蓄熱式バーナを備える場合には、すべての帯に本発明を適用した連続式加熱炉とすることが可能である。また、一の帯が一部に複数対の蓄熱式バーナを備え、蓄熱式バーナ以外のバーナを備える場合であっても、その複数対の蓄熱式バーナに本発明を適用することが可能である。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う連続式加熱炉の温度調節方法もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
連続式加熱炉の炉長方向の内部を模式図に示す図である。 連続式加熱炉の温度調節方法の第1〜第3の実施形態を示す図である。 連続式加熱炉の温度調節方法の第4、第5の実施形態を示す図である。
符号の説明
1 鋼材
10 連続式加熱炉
16a 第一加熱帯の搬送装置上部
17a 第二加熱帯の搬送装置上部
19 蓄熱式バーナ
19a〜19g 蓄熱式バーナ

Claims (3)

  1. 独立して温度の設定が可能な複数の帯と、少なくとも一の前記帯に複数対の蓄熱式バーナとを備え、前記蓄熱式バーナの燃焼を調節することにより前記帯の温度を調節する連続式加熱炉の温度調節方法であって、
    複数対の前記蓄熱式バーナを備えた前記帯の少なくとも一部である2対以上の蓄熱式バーナ群において、所定時間でのそれぞれの前記蓄熱式バーナへ供給される燃料の燃焼発熱量が実質的に同一となるように、前記蓄熱式バーナの一部の対への燃料供給を停止し、燃料供給を停止する前記蓄熱式バーナの対を切り替えることを特徴とする連続式加熱炉の温度調節方法。
  2. 前記蓄熱式バーナ群が3対以上の蓄熱式バーナからなることを特徴とする請求項1に記載の連続式加熱炉の温度調節方法。
  3. 燃料供給を停止する前記蓄熱式バーナの対を順次に切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の連続式加熱炉の温度調節方法。
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