JP2008215156A - 風力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】微風下においても風車が回転するようにして、景観性を高めた小型の風力発電装置を提供する。
【解決手段】回転センサ11が風車の回転を検知しない風速下において、制御装置9は、切換替器3をa側にして発電機2をモータとして短時間駆動し風車1を回転させる。風車1が継続して回転すれば微風、すぐに風車1が回転を停止すれば無風と判断する。どちらの場合も、間欠的に発電機2をモータとして短時間駆動して風車の回転を加勢するが、微風と判断したときは間欠の周期を短くして風車回転の頻度を多くし、無風と判断したときは間欠の周期を長くして、電力貯蔵手段6から得るエネルギーを抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明は、微風下においても風車を回転させ景観を高める風力発電装置に関わる。
近年、エネルギー利用の多様化及び発電技術の向上により、環境に配慮したクリーンな発電システムとして、風力発電装置が注目されており、比較的小容量の風力発電装置が街中や郊外にも設置されるようになっている。
従来、この種の装置は、風車の電気的損失、機械的損失を超える風速まで風が吹かなければ風車が回転しないため、風車が回転をはじめる為には、力行運転を行ない、モータとして回転させるための一体化した制御装置(双方向チョッパ回路)を利用したものが知られている。(例えば特許文献1参照)。
以下、特許文献1における風力発電装置について、図9を参照しながら説明する。
図9に示すように、風力発電装置は、風車101により駆動させる発電機102をコンバータ103及びインバータ104により構成した発電制御装105を介して電力系統に接続している。この中で、風速判別器106及び回転数判別器107により風速は発電可能風速であるが、ロータ回転数Nがロータ停止回転数NO≦N≦発電開始回転数NPであると判別されると、出力調整回路108内の出力電流特性と電流検出器CT1で検出されたコンバータ103の出力電流及びロータ回転数Nとに基づいてコンバータ103の出力電流を制御して発電機102の力行運転が開始され、ロータ回転数Nが発電開始回転数NPに上昇すると、発電機102を回生運転に切り換えて発電を開始するように制御している。さらに、発電可能風速においても風車101が起動しない時は、力行運転により強制的にロータを回転させて確実に発電させるように構成されている。
この構成において、低風速時は発電を開始する風速以下であるので、力行運転は行わず、風車は回転しない装置となっている。
特開平8−322298号公報
このような風力発電装置では、力行運転により、確実に発電させるような回転数にまでロータを強制的に回転させる為、大電力が必要となり、その電力を補う為に商用電源が消費されるという課題があり、外部からの商用電源が不要な風力発電装置が要求されている。
また、小型の風力発電装置は近年街中にも設置されるようになってきたため、景観上の理由により微風下において風車が回転するように回転頻度を向上させることが要求されている。しかしながら無風時に回転させると、発電しないにもかかわらず、力行運転させる為、無駄な電力を消費するという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するもので、微風下において風車が回転する頻度を大きくして景観性を向上し、無風時には無駄な電力の消費を抑えることができる風力発電装置を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は夜間においても風車の回転が視認できる風力発電装置を提供することを第2の目的している。
本発明の風力発電装置は、前記第1の目的を達成するために、DCブラシレスモータを発電機としても利用できる構成とし、DCブラシレスモータを構成する制御装置により、風車が風力により回転を始動しない微風域において、間欠的にDCブラシレスモータを起動し、風車の回転開始を加勢する力行運転を行うことにより、微風域での風車の回転頻度を高めるようにしたものである。また、無風状態にあっては力行運転の頻度を少なくして蓄電された電池の消耗を極力少なくしたものである。
また、本発明の風力発電装置は、前記第2の目的を達成するために、前記第1の目的を達成するための風力発電装置に、照度センサと発光手段を付加し、夜間においては、力行運転を自動的に停止し、風車の回転に応じて発光体を発光させて風車の回転を視認できるようにしたものである。
微風下においても風車が回転する頻度が大きくなり景観性が向上する。また夜間にも風車の回転が視認できる景観性に富む風力発電装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、制御装置と固定子と回転子および制御装置の指示で固定子巻線を周期的に励磁し回転磁界を発生して回転子を回転させるための駆動部とを備えたDCブラシレスモータと、回転子の回転軸に取り付けた風車と、固定子巻線を駆動部から切り離す切替器と、切替器が固定子巻線を駆動部から切り離したときに、風車の風力による回転により、固定子巻線に発生する電力を貯蔵する電力貯蔵手段とを備えた風力発電装置であり、記制御装置は、風車の回転を検知する回転センサを備え、風車が風力により回転していないことを検知したときに、DCブラシレスモータを、電力貯蔵手段の電力により所定周期で間欠的に駆動する力行運転を行うことを特徴としている。
このことにより、量産化された安価なモータを用いて、従って安価に、微風でも風車が回転する景観性に優れた小型の家庭用の風力発電装置を提供できる。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1に記載の風力発電装置において、制御装置は、力行運転を開始後に回転センサが風車の回転を検知したきにDCブラシレスモータの駆動を直ちに停止することを特徴としている。
このことにより、力行運転のために電力貯蔵手段から得るエネルギーを最小限にすることができる。
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1に記載の風力発電装置において、制御装置は、DCブラシレスモータが保有する回転子の磁極の位置を検知するための磁極位置センサの信号により風車が風力により回転していないことを検知することを特徴としている。
このことにより、別途に風車の回転を検知するセンサを設ける必要がなく、従って安価に風力発電装置を提供できる。
本発明の請求項4記載の発明は、請求項1に記載の風力発電装置において、制御装置は、電力貯蔵手段の電力貯蔵量を検知する手段を備え、電力貯蔵手段の電力貯蔵量が所定値より低位の場合は切替器を発電側に切り替えるなどして力行運転を行わないようにしたことを特徴としている。
このことにより、電力貯蔵手段が電池の場合には、電池の過放電を防止できる。
本発明の請求項5記載の発明は、請求項1に記載の風力発電装置において、制御装置は、風車が風力により回転していないことを検知したときに、駆動部を所定の駆動力で駆動し、風車が回転したかどうかを判断し、風車の回転を検知しなかったときは、風車の回転を検知したときに比べて間欠的に行う力行運転の周期を長くするようにしたことを特徴としている。
このことにより、無風状態での無駄なエネルギー消費を抑え電力貯蔵手段から得るエネルギーを最小限にすることができる。
本発明の請求項6記載の発明は、請求項5に記載の風力発電装置において、所定の駆動力を使用者において調節できるよう制御装置に駆動力調節器を設けたことを特徴としている。
このことにより、使用者が力行運転のエネルギーを自由に設定できる。
本発明の請求項7記載の発明は、請求項1に記載の風力発電装置において、制御装置は、計時機能と記憶機能及び演算機能を備え、回転センサの検知する回転数の累積値を所定期間毎に記憶し、この記憶した回転数の累積値の時系列的な増減傾向を演算し、演算結果が減少傾向のときは、力行運転の所定周期を長くするようにしたことを特徴としている。
このことにより、風の凪を想定して力行運転の周期を長くできるので、電力貯蔵手段から得るエネルギーを最小限にすることができる。
本発明の請求項8記載の発明は、請求項1に記載の風力発電装置において、制御装置は、風車の近傍に配設した照度センサを備え、照度センサが夜間を検知したときは、力行運転を行わないようにしたことを特徴としている。
このことにより、力行運転のために電力貯蔵手段から得るエネルギーを最小限にすることができる。
本発明の請求項9記載の発明は、請求項1に記載の風力発電装置において、制御装置は、風車の近傍に配設した照度センサと発光手段とを備え、風車が風力により回転していると判断し、かつ、照度センサが夜間を検知したときは発光手段を発光させることを特徴としている。
このことにより、夜間に風車が回転していることを視認でき、景観性も向上する。
本発明の請求項10記載の発明は、請求項9に記載の風力発電装置において、発光手段は、複数の発光色を有し、制御装置は、発電しない風車回転と発電中の風車回転とを発光色により区別して発光させることを特徴としている。
このことにより、使用者が、夜間に発電しているかどうかを視認できる。
本発明の請求項11記載の発明は、請求項9に記載の風力発電装置において、制御装置は、風車の回転周期に比例した周期で発光手段を点滅させることを特徴としている。
このことにより、夜間に風車の回転速度および発電量の大小を視認できる。
本発明の請求項12記載の発明は、請求項9に記載の風力発電装置において、発光手段を点灯するエネルギーを発電機の発電エネルギーから得るようにしたことを特徴としている。
このことにより、発光のためのエネルギーを電力貯蔵手段から得る必要がない。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
なお、説明をわかりやすくするために数値を上げて説明するが、本発明は、この数値に拘束されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態の風力発電装置の目的を説明するための図である。
図は横軸に風速、縦軸に風車の回転速度を示したもので、実線で示す特性は、通常の回転特性を示すものである。
すなわち、風速2m/sで風車が起動し、発電を開始する風速7m/sまでは、略風速に比例した回転特性を示し、発電域の風速7m/s以上では、回転数が鈍化することを示している。
2m/s以下の風速では、風車が回転を開始しないので、風車の起動を加勢する力行運転を行うことで、図の点線の特性で示すように1m/s〜2m/s程度の微風域の風速においても風車を回転させることが本実施の形態の風力発電装置の目的である。
図2は本実施の形態の風力発電装置の構成を示す図である。
サボニウス型やプロペラ型の風車1は、発電機2の回転軸に取り付けられ、発電機2の出力は切替器3に接続されている。切替器3は、発電時はb側にあり、発電した交流電圧を整流器4で直流化し、充電手段5により、鉛蓄電池などの電力貯蔵手段6に充電し、出力端子7から電力を得る構成である。
また、風車1を微風域において駆動する構成として、前述の発電機2をDCブラシレスモータ8の一部とした構成であるが、このDCブラシレスモータ8は、CPUとインターフェースからなる制御装置9と発電機2の複数の固定子巻き線(通常3個、図示せず)を励磁するモータ駆動部10と発電機2の回転子の磁極の位置を検知する回転センサ11とから構成されている。
制御装置9は、電力貯蔵手段6から電源の供給を受け作動する。
風車1を駆動する場合、制御装置9は、切替器3をa側にし、回転センサ11からの回転子の磁極の位置情報に基づいて、複数の固定子巻き線を順次励磁して回転磁界を発生して発電機2をモータとして駆動する。
このモータ駆動部10が固定子巻き線を励磁するエネルギーは電力貯蔵手段6から供給を受ける。
また、このモータ駆動部10は、固定子巻き線に印可する電圧を除除に増加することで固定子巻き線の励磁力を除除に増加させる機能、すなわちモータの駆動力を漸増させる機能を有している。
また、この駆動力の上限値(印可電圧の上限値)は制御装置9により指示され、制御装置9は、これに接続した駆動力調整器(スイッチなど)12の設定を読込んで前記の指示を実施する。
次に、モータの駆動力について、図3の風車駆動についての動作を説明するための図を用いて説明する。
図3は図1の点線囲いの部分を拡大表示し、縦軸にモータの駆動力を示したものである。
図は、風車が風力で回転を開始しない風速2m/s以下の風速下において、風車の回転を開始させるために必要なモータの駆動力を示したものである。
たとえば、モータにPnの駆動力を与えれば、風速1.5m/sの風速下でも風車が回転を開始し、回転開始以後はモータの駆動力なしでも風車の慣性力で風速が0.5m/s以上であれば回転を持続することを示している。
モータの駆動力がPmの場合も同様に、風車は風速1m/sで回転を開始し、以後、風速mが0.5m/s以上であれば回転を持続することを示している。
また、駆動力Pxは、風車をモータで駆動しても風車が継続して回転しない限界の風速を示している。
駆動力は、風速が低くなるほど増大し、電池のエネルギーを多く消費することと、風速は時間的に揺動しているので、最大の駆動力Pxで駆動しても、すぐに風速が低下して風車が停止して、せっかく駆動したことが無駄になる機会が多いことが予測されるので、本実施の形態では駆動力の上限をPmとしている。
次ぎに、以上のことをふまえて、図1〜3を参照しながら、図4と図5を用いて、制御装置9を中心とする一連の動作を説明する。
なお、以下に説明する動作は、制御装置9のCPUがROMやRAMやカウンターと共働するCPUのROMに収納したプログラムの形態で実行される。
まず、図4について説明する。
S(ステップ)1において、回転センサ11で風車が回転しているかどうかをチェックする。回転していれば、切替器3の接点をbにして発電を待機する(S2)。
風速が7m/s以上であれば発電域になり発電機2が発電したエネルギーは電力貯蔵手段6に貯蔵される。
回転していなければ、次にS3において、電力貯蔵手段6の電気容量または電池電圧をチェックする。
ここで、電池電圧が低く、発電機2をモータとて駆動するのに不十分と判断すると、S2と同じ状態で風車の回転を待機するが、電池電圧が十分であれば、次のS4で、切替器3をa側にして発電機2をモータとして駆動する(S5)。
このモータの駆動は、Poから数秒間でPmに漸増させるように行われる。
このモータ駆動の過程で、モータが回転したことを検知すると、S6で風が微風状態(1m/s以上)であると判断してモータの駆動を直ちに停止し(S7)、さらにS8で、1分間は風のゆらぎを見るため回転の経緯を監視して、次のS9で回転が継続していれば、S2に戻って発電を待機するが、回転が停止していればS10で3分間待機して(この間はモータの駆動を行わずに)、再びS1に戻って次のモータ駆動を試みる。
再び、S6に戻って、S6で回転が継続していないときは無風状態(1m/s以下)と判断して、S11で、モータは駆動力Pmで10秒間駆動を継続する。この間にS12で風車が回転していないかを見る。これは、突然、微風(1m/s以上)が発生しないかを期待するためである。このS12で回転を検知した場合は、判断を微風と修正して前述のS7に移行する。
反対に回転を検知しない場合は、 次にS13でモータの駆動を停止し、次のS14で10分間待機して(この間はモータの駆動を行わずに)、再びS1に戻って次のモータ駆動を試みる。
以上説明したように、風車が自力で回転しない微風もしくは無風域において、発電機をモータとして所定間隔で間欠的に駆動させて、停止後に風車が風力で継続して回転しているかどうかで微風と無風とを判断し、微風と判断したときは、前記のモータ駆動の所定間隔を短くして風車の回転する頻度を大きくし、また、無風と判断したときは、前記のモータ駆動の間隔を長くして、無駄な電力消費を抑制するようにしたものである。
また、発電機に換気装置などで一般的に利用されるようになってきたDCブラシレスモータを利用することと、高価な風速センサを用いず微風の判断ができるので装置を安価に提供できる。
次に、図5について説明する。図5は、図4のS14で説明した待機時間10分を朝夕の風の凪ぎを予測してさらに長くして、無駄な電力消費をさらに抑制することを目的とした力行運転の予測制御を説明するための図である。
制御装置9は、S21で回転センサ11により風車の回転数を計測開始する。
10分間の回転数を計測し(S21)、S23で回転数の累積値をCPU内の記憶装置(記憶機能、RAM)に記憶する。
このS1からS3の動作は繰り返し行われ、その都度、前記記憶装置内に10分ごとのデータが蓄積される。
次に、S24で前記10分ごとのデータの移動平均をCPUの演算機能で求め、S25で移動平均の傾向が減少傾向かどうかを判断し、減少傾向であれば、次のS26で、直近の記憶データが所定値以下であるかを判断する。この所定値は、無風域〜微風域、たとえば風速1m/sでの風車の回転数に相当する値に設定される。
このS26でYESと判断した場合は、S27で、前述の図4のS14で説明した待機時間10分を20分に変更する。
以上のS21からS27を繰り返し、S25で移動平均の傾向が減少傾向では無いと判断したときに待機時間は10分に復帰する。
以上説明したように、本実施の形態の風力発電装置は、朝夕の風の凪を事前に予測し、力行運転のためのモータ駆動の所定間隔を長くして、無駄な電力消費を抑制するようにしたものである。
(実施の形態2)
本実施の形態は、前述の本発明の第2の目的を達成するためのものであり、図6〜図8を用いて説明する。実施の形態1と同一部分は同一符号を附し詳細な説明は省略する。
図6は、本実施の形態の風力発電装置の構成を示す図である。本実施の形態は、前述の実施の形態1の図2の構成に新たな要素を付加した構成としている。
従って図2と同じ符号を記したものは説明を書略する。なお、モータ駆動部10と駆動力調整器12は記載を省略している。
風車1の近傍に配設した照度センサ13は制御装置9に接続し、同じく風車1の近傍に配設した発光手段14は制御装置9と整流器4とに接続されている。
発光手段14は、たとえば複数の可視光を発する発光ダイオードで、整流器4から発光のエネルギーを得、制御装置9の指示により発光が制御される。
また、制御装置9には発光の有無を選択する選択スイッチ15が接続されている。
次にこの風力発電装置の制御装置9の動作を図7と図8を用いて説明する。
図7は発光手段14の発光状態を示す図である。
図8で、まず、S31において、照度センサ13が所定の照度以下がどうかを判断し、所定の照度以下であればS32で、力行運転の実施を禁止する。次にS32で、発光の有無を選択する選択スイッチ15の設定をチェックし、YESであれば次のS34で風車の回転の有無をチェックする。
次に、S35で、風車が発電状態かどうかをチェックする。この発電の状態は、発電された電圧が十分に高く、充電手段5が電力貯蔵手段6に充電を行っているがどうかで判断される。
このS35での判断がNO(無負荷回転)であれば、発光体14の緑色の発光灯を風車回転の周期あるいは比例した周期で点滅させる。
この発光体14の点滅のエネルギーは整流器4から得る。
風車の無負荷回転の領域でも、発電機2は発電しており、電力貯蔵手段6に貯蔵するには不十分な状態ではあるが、発光ダイオードを点灯するには十分である。
発電機2の発電電圧は風車の回転数に比例しているので、風車の回転周期に比例した点滅が得られるだけでなく、風車の回転に略比例する照度で発光することができる。
再びS35に戻って、この判断がYES、すなわち風車が発電回転の状態では、S37で赤色発光灯が点滅する。この点滅の周期および照度も、S36の場合と同様である。
以上のように本実施の形態の風力発電装置は、夜間においては自動的に力行運転を停止して、貯蔵した電力の消費を節約する。
また、風車の回転状態を発光手段で発光して視認できるようにし、かつ、使用者が夜間でも風車が発電状態にあるかどうかを容易に視認できるものである。
また、風車の回転に同期あるいは比例した周期で点滅発光させるようにし、風車の回転の早さの程度や、発電力の程度を視認できるだけでなく、風のゆらぎに応じて点滅周期や照度が変わることで、景観性を高めたものである。
本発明の風力発電装置は、微風下でも風車が回転することと、夜間でも風車の回転に応じて発光の色や周期が変わるのでので、景観性に優れており、家庭用のほか、郊外のレストランなどの業務用の施設や、公園など各種公共施設などの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の風力発電装置の目的を説明するための図 同風力発電装置の構成を示す図 同風車駆動についての動作を説明するための図 同力行運転の一連の動作を説明するためのフローチャート 同力行運転の予測制御を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2の風力発電装置の構成を示す図 同発光手段の発光状態を示す図 同制御装置の一連の動作を説明するためのフローチャート 従来の風力発電装置の構成を示す図
符号の説明
1 風車
2 発電機
3 切替器
4 整流器
5 充電手段
6 電力貯蔵手段
7 出力端子
8 DCブラシレスモータ
9 制御装置
10 モータ駆動部
11 回転センサ
12 駆動力調整器
13 照度センサ
14 発光手段
15 選択スイッチ

Claims (12)

  1. 制御装置と固定子と回転子および前記制御装置の指示で前記固定子巻線を周期的に励磁し回転磁界を発生して前記回転子を回転させるための駆動部とを備えたDCブラシレスモータと、前記回転子の回転軸に取り付けた風車と、前記固定子巻線を前記駆動部から切り離す切替器と、前記切替器が前記固定子巻線を前記駆動部から切り離したときに、風車の風力による回転により、前記固定子巻線に発生する電力を貯蔵する電力貯蔵手段とを備えた風力発電装置であって、前記制御装置は前記風車の回転を検知する回転センサを備え、前記風車が風力により回転していないことを検知したときに、前記DCブラシレスモータを、前記電力貯蔵手段の電力により所定周期で間欠的に駆動する力行運転を行うことを特徴とする風力発電装置。
  2. 制御装置は、力行運転を開始後に回転センサが風車の回転を検知したきにDCブラシレスモータの駆動を直ちに停止する請求項1に記載の風力発電装置。
  3. 制御装置は、DCブラシレスモータが保有する回転子の磁極の位置を検知するための磁極位置センサの信号により風車が風力により回転していないことを検知する請求項1に記載の風力発電装置。
  4. 制御装置は、電力貯蔵手段の電力貯蔵量を検知する手段を備え、前記電力貯蔵手段の電力貯蔵量が所定値より低位の場合は切替器を発電側に切り替えるなどして力行運転を行わないようにした請求項1に記載の風力発電装置。
  5. 制御装置は、風車が風力により回転していないことを検知したときに、駆動部を所定の駆動力で駆動し、前記駆動力で風車が回転したかどうかを判断し、前記風車の回転を検知しなかったときは、前記風車の回転を検知したときに比べて間欠的に行う力行運転の周期を長くするようにした請求項1に記載の風力発電装置。
  6. 所定の駆動力を使用者において調節できるよう制御装置に駆動力調節器を設けた請求項5記載の風力発電装置。
  7. 制御装置は、計時機能と記憶機能及び演算機能を備え、回転センサの検知する回転数の累積値を所定期間毎に記憶し、この記憶した回転数の累積値の時系列的な増減傾向を演算し、演算結果が減少傾向のときは、力行運転の所定周期を長くするようにした請求項1に記載の風力発電装置。
  8. 制御装置は、風車の近傍に配設した照度センサを備え、前記照度センサが夜間を検知したときは、力行運転を行わないようにした請求項1に記載の風力発電装置。
  9. 制御装置は、風車の近傍に配設した照度センサと発光手段とを備え、風車が風力により回転していると判断し、かつ、前記照度センサが夜間を検知したときは前記発光手段を発光させる請求項1に記載の風力発電装置。
  10. 発光手段は、複数の発光色を有し、制御装置は、発電しない風車回転と発電中の風車回転とを前記発光色により区別して発光させる請求項9記載の風力発電装置。
  11. 制御装置は、風車の回転周期に比例した周期で発光手段を点滅させる請求項9記載の風力発電装置。
  12. 発光手段を点灯するエネルギーを発電機の発電エネルギーから得るようにした請求項9記載の風力発電装置。
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