JP2008211645A - 無線通信方法、無線通信システムおよび基地局 - Google Patents

無線通信方法、無線通信システムおよび基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】各基地局において負荷分散ができる無線通信方法、無線通信システムおよび基地局を提供する。
【解決手段】各基地局は、隣接する他の基地局の負荷状態を取得すると共に自局の負荷状態を取得し、その結果が自局の負荷状態の上限閾値を超えた場合には、負荷状態が所定値未満となる他の基地局を選択して、自局に無線接続された次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報を取得し、これらの情報に基づいて、複数の無線通信端末の中から、選択された他の基地局を次の無線接続先候補としている無線通信端末を抽出して、抽出された無線通信端末に対して、この無線通信端末との無線接続を開放する旨を通知するようにして、この無線通信端末は、通知に基づいて、選択された他の基地局との間で無線接続を確立するようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信方法、無線通信システムおよび基地局に関する。
現在、例えば携帯電話などの無線通信端末を無線接続して通信を行う基地局を設置するにあたっては、例えば基地局の設置場所周辺に存在が見込まれるユーザ数などの、当該基地局に接続される無線端末装置の予想される分布およびその数量などに基づいて設置場所が決定されることが一般的である。
しかしながら、無線通信端末のほとんどは移動体端末であるため、固定電話とは事情が異なり、基地局に接続される無線通信端末の数は、時々刻々と変化するのが普通である。したがって、ある時刻に、ある1つの基地局の周辺に無線通信端末を所有する数多くのユーザが集中したりすると、この複数の無線通信端末と基地局との間の無線通信の品質が悪化したり、あるいは輻輳状態になり通信ができなくなったりすることが予想される。このような事情に根本的に対処するために、新規の基地局を増設することが考えられるが、当然ながら、これにはかなりのコストがかかる。しかも、基地局の増設が完了して稼動するまでは、無線通信端末を使用するユーザの移動に伴って、周辺の基地局に対する負荷にばらつきが生じ、無線通信端末のユーザに対して不均一な通信のサービスを提供せざるを得なくなる場合もある。
そこで、ある1つの基地局に対する通信の負荷が集中するのを回避するために、移動体通信システムにおいて、無線通信端末と無線接続される基地局を常に監視し、ある基地局が高負荷状態になると、当該基地局に接続されている無線通信端末を、負荷の低い他の基地局に仮想接続するようにして、基地局の負荷分散を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このようにすることで、無線通信端末の接続数が増加することによる高負荷状態を回避でき、無線接続のサービス品質を高めることができる。
特開2004−80433
しかしながら、例えば、無線の基地局にパケット転送機能および制御装置などを内包させているiBurst(登録商標)のようなシステムにおいては、基地局を集約する装置は、移動端末が、基地局がカバーするエリア間をまたぐ際に発生するハンドオーバ(基地局の切り替え、再接続)の制御に特化しており、基地局毎の通信負荷の増大には対応していない。このため、基地局の負荷状態を監視または取得して、各基地局の負荷を高いところから低いところへ分散するような基地局制御を行うことはできず、負荷分散を実施することはできない。したがって、このようなシステムにおいて上記特許文献1に開示の技術を適用するためには、各基地局の負荷状態の監視および制御を行う装置などを別途設置しなければならず、やはりこれらを設置するためのコストが必要になる。このような事情は、無線通信端末の基地局の監視および制御を行う装置を別途有していないWiMAXや無線LANなどのシステムにおいても同様である。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、複数の基地局を集約する制御装置によって各基地局の負荷状態の監視および制御を行うことなく、各基地局において負荷分散ができる無線通信方法、無線通信システムおよび基地局を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る無線通信方法の発明は、
複数の無線通信端末との間で無線接続される複数の基地局を含む無線通信システムにおける無線通信方法であって、
前記各基地局は、
隣接する他の基地局の負荷状態を示す値を取得する第1の負荷状態取得ステップと、
自局の負荷状態を示す値を取得する第2の負荷状態取得ステップと、
前記第2の負荷状態取得ステップによる取得の結果、自局の負荷状態を示す値が所定値を超えた場合には、前記第1の負荷状態取得ステップで取得された負荷状態を示す値が所定値未満となる他の基地局を選択する基地局選択ステップと、
自局に無線接続された前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報を取得する基地局情報取得ステップと、
取得した前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報と、前記選択した他の基地局に関する情報とに基づいて、前記複数の無線通信端末の中から、前記選択された他の基地局を次の無線接続先候補としている無線通信端末を抽出する無線通信端末抽出ステップと、
抽出された前記無線通信端末に対して、当該無線通信端末との無線接続を開放する旨を通知するステップと、を実行し、
前記抽出された無線通信端末は、
前記通知に基づいて、前記選択された他の基地局との間で無線接続を確立するステップを実行することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の無線通信方法において、
前記抽出された無線通信端末は、前記選択された他の基地局との間で無線接続を確立するにあたり、当該無線通信端末との無線接続を開放する前記基地局を、次の接続先候補から除外する、ことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の無線通信方法において、
前記基地局情報取得ステップは、
前記基地局選択ステップにおける選択の後、前記基地局が、前記複数の無線通信端末に対して所定情報を送信するステップと、
前記所定情報に応答して、前記無線通信端末から送信される前記次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報を受信するステップと、
を含むことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成する請求項4に係る無線通信システムの発明は、
複数の無線通信端末との間で無線接続される複数の基地局を含む無線通信システムであって、
前記各基地局は、
隣接する他の基地局の負荷状態を示す値を取得する第1の負荷状態取得手段と、
自局の負荷状態を示す値を取得する第2の負荷状態取得手段と、
前記第2の負荷状態取得手段による取得の結果、自局の負荷状態を示す値が所定値を超えるか否かを判断する判断手段と、
前記判断の結果、自局の負荷状態を示す値が所定値を超えた場合には、前記第1の負荷状態取得手段で取得された負荷状態を示す値が所定値未満となる他の基地局を選択する基地局選択手段と、
自局に無線接続された前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報を取得する基地局情報取得手段と、
取得した前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報と、前記選択した他の基地局に関する情報とに基づいて、前記複数の無線通信端末の中から、前記選択された他の基地局を次の無線接続先候補としている無線通信端末を抽出する無線通信端末抽出手段と、
抽出された前記無線通信端末に対して、当該無線通信端末との無線接続を開放する旨を通知する通知手段と、を含み、
前記無線通信端末は、
前記通知を受信する受信手段と、
受信した前記通知に基づいて、前記選択された他の基地局との間で無線接続を確立するように制御する制御手段と、を含むことを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項5に係る基地局の発明は、
複数の無線通信端末との間で無線接続される複数の基地局を含む無線通信システムにおける基地局であって、
隣接する他の基地局の負荷状態を示す値を取得する第1の負荷状態取得手段と、
自局の負荷状態を示す値を取得する第2の負荷状態取得手段と、
前記第2の負荷状態取得手段による取得の結果、自局の負荷状態を示す値が所定値を超えるか否かを判断する判断手段と、
前記判断の結果、自局の負荷状態を示す値が所定値を超えた場合には、前記第1の負荷状態取得手段で取得された負荷状態を示す値が所定値未満となる他の基地局を選択する基地局選択手段と、
自局に無線接続された前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報を取得する基地局情報取得手段と、
取得した前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報と、前記選択した他の基地局に関する情報とに基づいて、前記複数の無線通信端末の中から、前記選択された他の基地局を次の無線接続先候補としている無線通信端末を抽出する無線通信端末抽出手段と、
抽出された前記無線通信端末に対して、当該無線通信端末との無線接続を開放する旨を通知する通知手段と、を含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、各基地局にて自律的に隣接基地局との間で情報交換を行い、隣接基地局の負荷状態と自局の負荷状態とを把握し、負荷の軽い基地局を選択して無線通信端末のハンドオーバを実行させるようにしたので、基地局負荷分散のための制御装置を設ける必要はなくなる。また、各基地局において、いわば自立的な負荷分散制御を行うようにしたので、無線通信端末のユーザに対して、均一で安定した通信のサービスを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、本実施の形態にかかる無線通信システムの基地局の面配置を概略的に示した図である。一例として、ある地域において基地局A〜Gが図1のように設置されているものとする。図1においては、説明の便宜上、各基地局A、B、C、DおよびEを基地局100として説明する。
図1において、各基地局100の周りを囲む破線の円周は、各基地局100の電波が届く範囲を表しているものとする。したがって、この各円周内のエリアが、各基地局100がカバーする通信可能エリアを示している。各円周内に散在する黒点は、無線通信端末10を表しており、この無線通信端末10は自端末が位置するエリアをカバーする基地局100と無線通信を行うことができる。
無線通信端末10が携帯端末の場合には、ユーザが移動しながら無線通信を行うことが想定されるため、各基地局のカバーする範囲外、つまり電波圏外に無線通信端末10が移動してしまうと、通信ができなくなってしまう。そこで、複数の基地局のエリアが重なる部分が存在するように基地局を設置して、基地局のカバーするエリアが途切れないようにする必要がある。
例えば、図1の基地局Eの周辺には、基地局A,B,C,F,Dが隣接し、これらの基地局100は、それぞれが基地局Eと一部重複したエリアをカバーしている。そこで、例えばあるユーザが、基地局Eから基地局Dの方向に無線通信を行いながら移動する場合、基地局E周辺においては通信可能な基地局が基地局Eしか存在しないが、基地局Dの方向に移動していくと、やがて基地局Dとも通信を行うことが可能なエリアに入ることになる。さらに基地局Dの方向に移動を行うと、やがて、無線通信端末10が基地局Eから電波を受信できるレベルよりも、基地局Dからの電波受信レベルの方が大きくなる地点に到達する。さらに基地局Dの方向に移動を行うと、やがては基地局Eからの電波は無線通信端末10に届かなくなるため、2つの基地局EおよびD両方から電波を受信できている間に、無線通信端末10が無線通信を行う対象基地局100を、基地局Eから基地局Dにハンドオーバする(切り替える)必要がある。このようなハンドオーバが適切に行われれば、無線通信端末10のユーザは、移動しながらであっても、途切れることなく無線通信を行うことができる。
本実施の形態では、各基地局100にて自律的に隣接基地局100との間で情報交換を行い、隣接基地局100の負荷状態と自局の負荷状態とを把握して負荷分散を行う。このため、各基地局100は、他の基地局100の負荷状態情報を取得する第1の負荷状態取得手段101と、自局の負荷状態情報を取得する第2の負荷状態取得手段102と、自局が過負荷状態か否か判断する判断手段103と、過負荷状態でない他の基地局100を選択する基地局選択手段104と、次の接続先候補の他の基地局100に関する情報を取得する基地局情報取得手段105と、次の接続先候補に接続している無線通信端末10を抽出する無線通信端末抽出手段106と、抽出した無線通信端末10との接続を開放する旨通知する通知手段107と、通信端末10と通信を行う送受信手段108と、基地局全体を制御する制御手段109と、を備えている。さらに、無線通信端末10は、少なくとも、基地局10からの情報を受信する受信手段11と、無線通信端末10の全体を制御する制御手段12と、を備えている。
次に、図3のシーケンス図、および図4のフローチャートを参照しながら、本実施の形態にかかる無線通信システムにおける基地局100の負荷分散制御について説明する。
図3は、本実施の形態にかかる負荷分散制御についての、基地局100と無線通信端末10との間の通信のシーケンスを説明する図である。ここでは、当該基地局Eにおいて負荷分散制御を行う場合について説明する。
まず、基地局Eは、第1の負荷状態取得手段101により、図3に示すように、隣接する基地局100に対して、無線または基地局100を集約する制御装置を介して、後述する各基地局100の負荷状態の情報を定期的に問合せをして取得するようにする。図3においては、問い合わせ元である基地局Eが、隣接する基地局Fに対して負荷状態の情報の問合せを行っているが、実際には、図1に示すように、基地局Eに隣接する基地局100としては、基地局A,B,C,F,Dが存在するため、基地局Eは、これら5箇所の基地局100に対して、負荷状態の情報の問合せを行うようにする。
なお、基地局Gについては、負荷状態の情報の問合せは行う必要はない。これは、基地局Gは基地局Eと通信可能エリアが重複していない、即ち基地局Gは基地局Eと隣接しているとは言えないため、基地局Eの負荷分散を行って無線通信端末10のハンドオーバを行う対象として、基地局Gは候補にならないためである。したがって、基地局Eは、通信可能エリアが自局の通信エリアと重なる部分を有する基地局を「隣接する基地局」とみなして、これらの基地局100に対してのみ定期的に負荷状態の情報の問合せを行うようにする。このような「隣接」に関する定義は、各基地局100に記憶されているものとする。
また、ここで基地局Eが隣接する基地局100に対して問合せを行う「負荷状態」の情報とは、一般的には、当該基地局100に負荷を掛ける要因についての情報であるが、具体的には、「負荷状態」の情報とは、基地局100に接続可能な無線通信端末10の数、即ちセッション数、あるいは基地局100のCPUにかかる負荷、メモリ使用状況、周波数リソース使用状況などを想定することができる。しかしながら、ここでは、基地局100の負荷に関して最も主要な要因になり得る、基地局100に接続可能な無線通信端末10の数、即ちセッション数を「負荷状態の情報」として扱う。
上述のように、各基地局100は、それぞれその基地局100に隣接する基地局100の負荷状態の情報を定期的に問合せて取得する。こうして取得した情報は、前述の第1の負荷状態取得手段101に記録するようにする。さらに、各基地局100は、自局の負荷状態の情報を取得する第2の負荷状態取得手段102により、図3には図示していないが、自局に接続している無線通信端末10の数、即ちセッション数などを定期的に負荷状態の情報として取得し、この第2の負荷状態取得手段102に記録する。このようにして取得したセッション情報は各基地局100にてテーブルに記録される(図4のステップS1)。
図5は、一例として、基地局Eの第2の負荷状態取得手段102がある時刻に隣接する基地局100に問合せをして取得した負荷状態の情報であるセッション数、および第1の負荷状態取得手段101により取得した自局のセッション数をまとめて記録したものを示す図である。図示した例では、この時刻には、自局である基地局Eに接続して通信している無線通信端末100は200台となっており、基地局Eに隣接している基地局A,B,C,D,Fに接続している無線通信端末10のセッション数は、それぞれ100,150,150,50,40台となっている。
各基地局100には、当然、自局に接続して通信を行う無線通信端末10の台数には上限があり、所定のセッション数を超える数の無線通信端末10を接続して同時に通信を行うことはできない。したがって、本実施の形態では、基地局100に、通信可能なセッション数の上限よりも所定数低い上限閾値を設定して、判定手段103により、現在のセッション数が当該上限閾値を超えたか否かを判定することで(図4のステップS2)、セッション数が上限を超えないように制御するようにする。セッション数の上限は、基地局100の性能および仕様などによって異なるが、本例においては、説明の便宜のため、全基地局100には、上限閾値として値200を設定し、下限閾値として値180を設定して、セッション数が上限閾値の200に達したと判定手段103が判定した時点で、下限閾値の180までセッション数を20だけ低減させる制御を行うものとする。当然、この上限および下限閾値は、基地局100の仕様により異なるため、基地局100ごとに異なることもある。
図5に示すように、基地局Eがある時刻において、自局のセッション数が上限閾値の200に達したと判定手段103が判定した場合、次に基地局Eの基地局選択手段104が、取得した各隣接基地局100の負荷状態の情報に基づいて、自局に隣接する基地局100の中で負荷状態が上限閾値に達していない基地局100が選択できるか否か判断し(図4のステップS3)、負荷状態が上限閾値に達していない基地局100があった場合には、その中で負荷状態が最も低い基地局100を選択する(図4のステップS4)。本例の場合には、図5に示すように、隣接する各基地局100の中で、自局の基地局E以外に上限閾値の200に達している基地局はなく、上限閾値の200と比較して最も負荷の低い基地局の候補となるのは、セッション数が40しかない基地局Fである。なお、本例では、全基地局100のセッション数の上限閾値を200としたため、全基地局100とも単純にセッション数を200と比較するだけで負荷の低い基地局を選択することができたが、実際には基地局ごとにセッション数の上限は異なることも想定される。この場合には、各基地局100ごとの、セッション数の上限に対する実際のセッション数の割合など、セッション数との単純な比較ではない演算に基づいて閾値を設定することも考えられる。
基地局Eが自局の負荷を分散させる対象として基地局Fを選択したら、次に基地局Eの基地局情報取得手段105により、図3に示すように、今現在、自局とセッションを有している各無線通信端末10が、自局以外のどの基地局100からの電波を受信しているかを、各無線通信端末10に問合せる(図4のステップS5)。この情報は、各無線通信端末10が他の基地局100からの報知情報などを受信することで得ることができる。本例においては、基地局Eとセッションを有する無線通信端末10が200台あるので、この200台の無線通信端末10が基地局Eとのセッション以外にどの基地局100から電波を受信しているのかを、基地局Eの基地局情報取得手段105が問合せ、その情報を応答させて取得し、この情報に基づいて無線通信端末10の受信レベル表を作成する(図4のステップS6)。
図6は、一例として、基地局Eとセッションを有する200台の無線通信端末10が、基地局E以外のどの基地局100からの電波を受信しているかを問合せ、各無線通信端末10が電波を受信している基地局100のうち、第2番目に電波受信レベルの強い基地局としてどの基地局を挙げているかを、基地局ごとに表にしたものである。即ち、基地局Eとは、200台の無線通信端末10がセッションを有しているが、この200台の無線通信端末10のうちの90台は、2番目に強いレベルの電波を基地局Bから受信しており、200台の無線通信端末10のうちの50台は、2番目に強いレベルの電波を基地局Aから受信しており、基地局CおよびDからの電波受信レベルが2番目である無線通信端末10はそれぞれ20台ずつあり、基地局Fからの電波受信レベルが2番目である無線通信端末10は10台であり、また基地局E以外からは電波を受信していないと思われる無線通信端末10が10台存在する。これらの無線通信端末10を合計すると、基地局Eとのセッションを有する200台となる。電波受信レベルが2番目の基地局を挙げさせる理由は、電波受信レベルが最も強いのは、現在セッションを有している自局の基地局Eであると想定されるためである。なお、無線通信端末10が存在する位置によっては、1つの基地局からの電波しか受信していなかったり(この場合は受信レベルが2番目の基地局は存在しない)、あるいは受信レベルが3番目、4番目、…と、幾つもの基地局100からの電波を受信している場合も想定される。
図6に示すように、本例の場合、現在、基地局Eとセッションを有している200台の無線通信端末10のうち、2番目に電波受信レベルが高い基地局が存在しない10台を除いた190台は、2番目に電波受信レベルの高い各隣接基地局100にハンドオーバさせても、ハンドオーバさせた先の基地局100との無線通信は、それほど通信品質が悪化しないと考えられる。しかしながら、隣接基地局100に無線通信端末10の通信をハンドオーバさせる場合には、少しでも負荷の低い基地局に対してハンドオーバさせるべきである。前述の基地局選択手段104により、基地局Eの隣接基地局100の中では基地局Fが最も負荷が低い状態であることが既にわかっている。そこで、電波受信レベルが2番目に強い基地局として基地局Fを挙げた10台の無線通信端末10を、ハンドオーバの対象の候補として抽出できるかどうかの確認を行う(図4のステップS7)。もしも、図5にてハンドオーバの対象として基地局選択手段104が選択した、負荷状況が最も少ない基地局に対して、図6にて2番目に電波受信レベルの高い各隣接基地局を挙げた無線通信端末10がゼロ台であった場合には、図4のステップS8のように、当該基地局100を除いて、次に負荷状況の低い基地局を選択して同様の処理を行うように、ステップS4に戻るようにする。
無線通信端末10の無線通信のハンドオーバを行う対象を無線通信端末抽出手段106が抽出できたら、基地局Eの通知手段107により、送受信手段108を介して、当該抽出された無線通信端末10に対して、この基地局Eとの無線接続を解除する旨の通知を出し(図4のステップS9)、基地局Eは当該無線通信端末10との通信を解除する。この際に、基地局Eは、無線通信端末10が次の接続先基地局の候補として、今まで通信を行っていたのと同じ基地局Eを選択して接続することの無いように制御するようにする。これにより、この無線通信端末10は、基地局Eをサーチ対象から外して、分散対象基地局に無線通信のハンドオーバを行う。したがって、この場合には、2番目に電波受信レベルの高い基地局Fにハンドオーバされると想定される。
次に、図4のステップS10において、ハンドオーバが行われた後に、基地局100の負荷状態が下限閾値まで低下したかどうかが判定される。本例の場合、基地局Eとセッションを有する200台の無線通信端末10のうち、10台が基地局Fにハンドオーバして基地局Eの負荷分散を図ったとしても、その時点では、まだ基地局Eのセッション数は190であり、まだ下限閾値の180には達していない。そこで、ステップS11にて、既に選択された基地局(ここでは基地局F)を次の負荷分散の対象としての候補から除外してステップS4に戻り、図5において基地局Fを除いて最も負荷状況の低い基地局Dを対象として、上述と同様の処理を行う。図6に示すように、基地局Dからの電波受信レベルが2番目であるという応答を返してきている無線通信端末10は20台あるので、今度はこの20台に、基地局Eとの無線接続を解除する旨の通知を出す。これにより、基地局Eが有するセッション数は、下限閾値を下回る170になり、負荷分散の処理は終了する。
本発明では、適切な隣接基地局の関係を定義し、隣接基地局間で負荷状態の情報を定期的に交換することにより、基地局が自律的に無線通信端末の再接続先の基地局を判断する。そして、負荷が少ない基地局へ接続可能な無線通信端末があれば、当該無線通信端末にその基地局に接続し直すように通知することにより、無線通信ネットワークの負荷を分散させるようにする。このようにすることで、基地局負荷分散のための制御装置を設けることなく、各基地局における通信の負荷分散の制御がいわば自律的に行われる。
また、各基地局100に対する「隣接の基地局」とは、面配置を考慮して、各基地局内に定義される。そのため、負荷分散をしたくない基地局の情報は取得する必要がないため、このような基地局は候補の対象から除外することにより、処理の負荷が低減し、その結果処理の高速化が期待できる。さらに、特に無線通信端末が移動体端末である場合には、通常であれば、現在セッションを有している基地局の電波エリア圏外になる前にハンドオーバが行われるが、本発明によれば、ハンドオーバが行われると予測される基地局の情報を取得して、負荷分散を行う際に、隣接する次の基地局候補の電波が2番目に電波受信レベルの強い基地局になればハンドオーバ候補の対象となるため、ハンドオーバの高速化にもつながる。
なお、本発明は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更または変形が可能である。
本実施の形態にかかる無線通信システムの基地局の面配置を概略的に示した図である。 本実施の形態にかかる無線通信システムの基地局および無線通信端末の機能ブロック図である。 本実施の形態にかかる負荷分散制御についての、基地局と無線通信端末との間の通信のシーケンスを説明する図である。 本実施の形態にかかる負荷分散制御を説明するフローチャートである。 基地局Eがある時刻に取得したセッション数を記録したものを表にした図である。 基地局Eとセッションを有する無線通信端末が、電波を受信している基地局のうち、第2番目に電波受信レベルの強い基地局としてどの基地局を挙げているかを、基地局ごとに表した図である。
符号の説明
10 無線通信端末
11 受信手段
12 制御手段
100 基地局
101 第1の負荷状態取得手段
102 第2の負荷状態取得手段
103 判断手段
104 基地局選択手段
105 基地局情報取得手段
106 無線通信端末抽出手段
107 通知手段
108 送受信手段
109 制御手段

Claims (5)

  1. 複数の無線通信端末との間で無線接続される複数の基地局を含む無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記各基地局は、
    隣接する他の基地局の負荷状態を示す値を取得する第1の負荷状態取得ステップと、
    自局の負荷状態を示す値を取得する第2の負荷状態取得ステップと、
    前記第2の負荷状態取得ステップによる取得の結果、自局の負荷状態を示す値が所定値を超えた場合には、前記第1の負荷状態取得ステップで取得された負荷状態を示す値が所定値未満となる他の基地局を選択する基地局選択ステップと、
    自局に無線接続された前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報を取得する基地局情報取得ステップと、
    取得した前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報と、前記選択した他の基地局に関する情報とに基づいて、前記複数の無線通信端末の中から、前記選択された他の基地局を次の無線接続先候補としている無線通信端末を抽出する無線通信端末抽出ステップと、
    抽出された前記無線通信端末に対して、当該無線通信端末との無線接続を開放する旨を通知するステップと、を実行し、
    前記抽出された無線通信端末は、
    前記通知に基づいて、前記選択された他の基地局との間で無線接続を確立するステップを実行することを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記抽出された無線通信端末は、前記選択された他の基地局との間で無線接続を確立するにあたり、当該無線通信端末との無線接続を開放する前記基地局を、次の接続先候補から除外する、ことを特徴とする、請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記基地局情報取得ステップは、
    前記基地局選択ステップにおける選択の後、前記基地局が、前記複数の無線通信端末に対して所定情報を送信するステップと、
    前記所定情報に応答して、前記無線通信端末から送信される前記次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報を受信するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の無線通信方法。
  4. 複数の無線通信端末との間で無線接続される複数の基地局を含む無線通信システムであって、
    前記各基地局は、
    隣接する他の基地局の負荷状態を示す値を取得する第1の負荷状態取得手段と、
    自局の負荷状態を示す値を取得する第2の負荷状態取得手段と、
    前記第2の負荷状態取得手段による取得の結果、自局の負荷状態を示す値が所定値を超えるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断の結果、自局の負荷状態を示す値が所定値を超えた場合には、前記第1の負荷状態取得手段で取得された負荷状態を示す値が所定値未満となる他の基地局を選択する基地局選択手段と、
    自局に無線接続された前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報を取得する基地局情報取得手段と、
    取得した前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報と、前記選択した他の基地局に関する情報とに基づいて、前記複数の無線通信端末の中から、前記選択された他の基地局を次の無線接続先候補としている無線通信端末を抽出する無線通信端末抽出手段と、
    抽出された前記無線通信端末に対して、当該無線通信端末との無線接続を開放する旨を通知する通知手段と、を含み、
    前記無線通信端末は、
    前記通知を受信する受信手段と、
    受信した前記通知に基づいて、前記選択された他の基地局との間で無線接続を確立するように制御する制御手段と、を含むことを特徴とする無線通信システム。
  5. 複数の無線通信端末との間で無線接続される複数の基地局を含む無線通信システムにおける基地局であって、
    隣接する他の基地局の負荷状態を示す値を取得する第1の負荷状態取得手段と、
    自局の負荷状態を示す値を取得する第2の負荷状態取得手段と、
    前記第2の負荷状態取得手段による取得の結果、自局の負荷状態を示す値が所定値を超えるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断の結果、自局の負荷状態を示す値が所定値を超えた場合には、前記第1の負荷状態取得手段で取得された負荷状態を示す値が所定値未満となる他の基地局を選択する基地局選択手段と、
    自局に無線接続された前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報を取得する基地局情報取得手段と、
    取得した前記複数の無線通信端末における、次の無線接続先候補となる他の基地局に関する情報と、前記選択した他の基地局に関する情報とに基づいて、前記複数の無線通信端末の中から、前記選択された他の基地局を次の無線接続先候補としている無線通信端末を抽出する無線通信端末抽出手段と、
    抽出された前記無線通信端末に対して、当該無線通信端末との無線接続を開放する旨を通知する通知手段と、を含むことを特徴とする基地局。
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