JP2008211611A - 携帯端末装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ容量に限りのある小型の携帯端末でも、コンテンツデータのストリーミング再生時において時間遅延のない、ユーザビリティの高い携帯端末装置および携帯端末装置の制御方法を提供する。
【解決手段】ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力手段170と、操作入力手段170によりコンテンツデータの再生の停止が指示されると、再生手段140によるコンテンツデータの再生を停止するとともに、コンテンツデータの再生の停止を指示する再生制御コマンドを生成し、生成した再生制御コマンドをサーバに送信するとともにサーバに送信した再生制御コマンドに対するサーバからの応答信号を受信手段110が受信するまでにバッファメモリ120に格納されるコンテンツデータを保存するように各手段を制御する制御手段200とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末装置およびその制御方法に関する。
近年、ロケーションフリーテレビ、携帯型メディアプレーヤー等の専用の再生機(携帯端末装置)で、ホームサーバ等を含むコンテンツサーバに蓄積されているコンテンツを受信して、再生機上で受信したコンテンツをストリーミング方式で再生するアプリケーションがある。ストリーミング方式では、RTP/RTSP(Real Time Protocol/Real Time Streaming Protocol)プロトコルを用い、ネットワークを介してデータを受信しながら再生を行うため、ネットワークの状態に依存してデータ到着時間にゆらぎが生じ、映像が停止したり、乱れたりする。従って通常は、前述のようなゆらぎを吸収するために再生機側で受信データのバッファリングを行う。バッファリング量が多いほどエラー耐性(ネットワークの問題によるデータ送信の停止等に対する耐性)は高まるため、近年のPC用マルチメディアプレーヤでは、データの再生中(ユーザの視聴中)にユーザから再生停止操作を受けても、コンテンツサーバに送信停止命令を送らずに、受信すべきコンテンツデータ(再生中のコンテンツデータ)のダウンロードを継続し、可能ならば全てのデータを再生機のハードディスク(HDD)等の記憶手段に蓄積するものがある(特許文献1を参照されたい。)。
ストリーミング方式では、コンテンツサーバと再生機間でデータ送出指示、停止指示など様々なコマンドを交換するが、コマンドの送受信もネットワークを介しているため、実際にそのコマンドが実行されるまでの時間分、すなわち、再生機とコンテンツサーバ間をコマンドが往復する時間分、再生機では映像が放送されない待機状態になる。例えば、再生を一時停止している状態から、ユーザが再生の再開を指示した場合、コンテンツサーバに再開コマンドが届き、実際にデータが再生機に届けられるまでの時間ユーザを待たせることになり、ユーザビリティを損ねる。この場合、上述のように再生機の記憶手段に全てのデータを蓄積していれば、コンテンツサーバからのデータ受信待ちをすることのない即時再生が可能になり、ユーザビリティを向上させることが出来る。
特開2005−94396号公報
しかしながら、場所を選ばずにコンテンツを再生すべく小型化した再生機(携帯端末装置)に上記技術を適用しようとした場合、小型の携帯端末が格納できるデータ容量には限りがあるため、任意のコンテンツデータの全てを蓄積できるとは限らない。
よって、本発明の目的は、上述の問題を克服し、データ容量に限りのある小型の携帯端末でも、コンテンツデータの再生における時間遅延のない、ユーザビリティの高い携帯端末装置および携帯端末装置の制御方法を提供することである。
上述した諸課題を解決すべく、第1の発明による携帯端末装置は、
サーバよりコンテンツデータを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信したコンテンツデータを一時的に格納するバッファメモリと、
前記バッファメモリに一時的に格納されるコンテンツデータを順次再生する再生手段と、
前記サーバにおける前記コンテンツデータの再生を制御する再生制御コマンドを生成するコマンド生成手段と、
前記再生制御コマンドを前記サーバに送信する送信手段と、
前記バッファメモリ内のコンテンツデータを保存するバッファ保存手段と、
ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力手段と、
前記操作入力手段によりコンテンツデータの再生の停止が指示されると、前記再生手段によるコンテンツデータの再生を停止するとともに、該コンテンツデータの再生の停止を指示する再生制御コマンドを生成し、前記生成した再生制御コマンドを前記サーバに送信するとともに前記サーバに送信した前記再生制御コマンドに対する前記サーバからの応答信号を前記受信手段が受信するまでに前記バッファメモリに格納されるコンテンツデータを保存するように前記各手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
第2の発明による携帯端末装置は、
前記操作入力手段により前記再生を停止したコンテンツデータの再生が指示されると、前記制御手段は、
前記バッファ保存手段に保存されたコンテンツデータを前記バッファメモリに読み出して該コンテンツデータの再生を開始するとともに、前記バッファ保存手段に保存されたコンテンツデータの続きからの再生を(データパケットのヘッダを参照して)指示する再生制御コマンドを生成し、該生成した再生制御コマンドを前記サーバに送信するように前記各手段を制御する、
ことを特徴とする。
第3の発明による携帯端末装置は、
前記バッファ保存手段は、複数のコンテンツデータを保存し、
前記制御手段は、
前記バッファ保存手段に保存された複数のコンテンツデータのうち、前記操作入力手段により選択されたコンテンツデータを前記バッファメモリに読み出して前記再生手段による再生を開始するとともに、前記バッファ保存手段に保存されていた前記選択されたコンテンツデータの続きからの再生を(データパケットのヘッダを参照して)指示する再生制御コマンドを生成し、さらに、前記生成した再生制御コマンドを前記サーバに送信するように前記各手段を制御する、
ことを特徴とする。
第4の発明による携帯端末装置は、
前記再生の停止指示は、
再生の一時停止指示または前記コンテンツデータを再生するアプリケーションの終了指示である、
ことを特徴とする。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらの装置で実施するための方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本発明を方法として実現させた第5の発明による携帯端末装置の制御方法は、
サーバよりコンテンツデータを受信しながら該コンテンツデータを再生する携帯端末装置の制御方法であって、
ユーザにより前記コンテンツデータの再生の停止が指示されると、該コンテンツデータの再生を停止するとともに該コンテンツデータの再生の停止を指示する再生制御コマンドを前記サーバに送信し、再生を停止してから前記送信した再生制御コマンドに対する前記サーバからの応答信号を受信するまでの間に受信される前記コンテンツデータを保存するよう制御する、
ことを特徴とする。
また、第6の発明による携帯端末装置の制御方法は、
前記再生を停止したコンテンツデータの再生が指示されると、前記保存したコンテンツデータを再生するとともに、該保存したコンテンツデータの続きからの再生を指示する再生制御コマンドを前記サーバに送信するように制御する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、ストリーミング再生における停止または一時停止の状態から再生を再開する際に、携帯端末装置からコンテンツサーバに再生の再開を指示するコマンドを送信してから、コンテンツサーバから携帯端末装置にデータが到着するまでの間にユーザを待たせることなく、再生を再開することができる。
以降、諸図面を参照しながら、本発明による携帯端末装置の実施態様を詳細に説明する。携帯端末装置としては、携帯電話、PDA(パーソナルデジタルアシスタンス)、携帯ゲーム機、携帯オーディオプレーヤー、携帯ビデオプレイヤー、携帯電子辞書、携帯電子書籍ビューワーなどの携帯電子機器に幅広く本発明を適用することが可能である。
まず、図6に、コンテンツサーバと携帯端末装置との間のストリーミング再生の模式図を示す。携帯端末装置100は、コンテンツサーバ300と、ネットワークNETを介してデータおよびコマンドのやり取りを行う。携帯端末装置100からコンテンツサーバ300へと随時送信されるコマンドとしては、再生開始、停止、一時停止、早送り、巻戻し等がある。コンテンツサーバ300は、携帯端末装置100から受信したコマンドに応じて、コンテンツデータを送信する。
図1に、本発明による携帯端末装置の機能ブロック図を示す。携帯端末装置100は、データ受信部110、バッファ部120、バッファ保存部130、同期制御部140、映像データデコーダ150、音声データデコーダ160、操作入力部170、再生制御部180、データ送信部190、制御部200、ディスプレイDIS、スピーカSPおよびアンテナANTを備えている。データ受信部110はコンテンツサーバ300よりコンテンツデータを受信し、バッファ部120は、データ受信部110で受信したコンテンツデータをバッファリング(一時的に保存)する。同期制御部140は、バッファ部120にバッファリングされているデータから映像データおよび音声データを分離する再生制御を行い、映像データデコーダ150および音声データデコーダ160は、同期制御部140から渡された映像データおよび音声データをそれぞれデコードする。ディスプレイDISは、例えば液晶パネル、有機EL、LEDディスプレイ、または、電界放出ディスプレイ等の既知の表示デバイスで構成することができ、映像データデコーダ150からの映像データを表示する。スピーカSPは、音声データデコーダ160からの音声データを出力する。
操作入力部170は、例えば、キーパッド、キーボタン、または、タッチパネル等で構成され、ユーザによる携帯端末装置100への操作入力を受け付ける。再生制御部180は、操作入力部170によるユーザからの操作入力に基づき、携帯端末装置100におけるコンテンツデータの再生を制御するとともに、コンテンツサーバ300を制御するための再生開始、再生停止、などの再生制御コマンドを生成する。データ送信部190は、再生制御部180が生成した再生制御コマンドをアンテナANTを介して送信する。バッファ保存部130は、再生停止時にバッファ部120にバッファリングされているコンテンツデータを格納し、当該コンテンツデータの再生再開(再生を停止した箇所からの再生開始)時にはバッファ部120へコンテンツデータをロードする。制御部200は、装置全体の制御を司る。また、携帯端末装置100は、図示しない演算部(CPU、マイクロプロセッサ等)を含み、コンテンツデータの再生における同期処理等の各種演算処理を行う。なお、演算部は制御部200に含めてもよい。
次に、本発明による携帯端末装置100によるストリーミング再生方法を、図2のフローチャートを用いて説明する。まず、操作入力部170でのユーザ入力操作により再生開始が指示されると(ステップS10)、制御部200は、コンテンツデータを途中から再生するか否かを、操作入力部170におけるユーザからの入力操作に基づいて判定する(ステップS11)。すなわち、制御部200は、以前に再生したことがあり、何らかの理由で停止または一時停止したコンテンツデータがバッファ保存部130に格納されているか否かを判定する(格納処理については後述する。)。途中からの再生でないと判定した場合は、ステップS14へ進み、再生制御部180は、コンテンツサーバ300に再生開始を指示するコマンド(コンテンツの先頭データからの送信要求)をデータ送信部190を介して送信する。途中からの再生と判定された場合は、まず、再生制御部180は、バッファ保存部130に格納されているコンテンツデータをバッファ部120にロードし(ステップS12)、パケットヘッダの情報に基づいて、格納されているコンテンツデータが全コンテンツのうちどの部分であるかを判定して、判定した部分に続くコンテンツデータからの再生開始を指示するコマンド(バッファ部120に格納されているコンテンツデータの続きデータの送信要求)をデータ送信部190を介してコンテンツサーバ300に送信する(ステップS13)。
次に、再生制御部180は、バッファ部120にコンテンツデータがあるか否か(ロードされているか否か)を判定する(ステップS15)。バッファ部120にコンテンツデータがロードされていなければ、コンテンツサーバ300からデータが送信されて、バッファ部120に所定量のコンテンツデータが蓄積されるまで待機する(ステップS17)。バッファ部120にコンテンツデータがロードされている場合は、再生制御部180は、バッファ部120にロードされたコンテンツデータから再生を行う。すなわち、バッファ部120にロードされたコンテンツデータが同期制御部140に送られて映像データおよび音声データに分離された後、それぞれ映像データデコーダ150および音声データデコーダ160によるデコーダ処理の後に、ディスプレイDISおよびスピーカSPからの出力が開始される(ステップS16)。
その後、制御部200は、データ受信部110でコンテンツデータを受信しているか否かを判定し(ステップS18)、受信していると判定された場合は、コンテンツデータをバッファ部120にバッファリングし(ステップS19)、受信していない場合は次の処理へと移る。ステップS20で、制御部200は、操作入力部170においてユーザからの再生停止操作があるか否かを判定し、再生停止操作があると判定された場合(再生中にユーザが再生停止操作をした場合)は、同期制御部140を制御して再生を停止させるとともに、再生制御部180を制御して再生停止コマンドを生成し、データ送信部190によりアンテナANTを介してコンテンツサーバ300に送信する。この際、携帯端末装置100は、携帯端末装置100がコンテンツサーバ300にコンテンツの再生停止を指示するコマンドを送信してから、コンテンツサーバ300がデータの送信を停止するまでに、送信したコンテンツデータを破棄することなく受信し続け、バッファ部120にバッファリングする。受信し終えたら、すなわち、データ受信部110でコンテンツデータが受信されなくなれば(または、コンテンツデータからAckが返ってくるまで)、バッファ部120にバッファリングされているデータを、バッファ保存部130に保存する(ステップS21)。このバッファ保存部130は、携帯端末装置100の電源をオフしても格納したデータが消去されない、フラッシュメモリのような不揮発性メモリを使用することが好適である。ステップS20で停止操作がないと判定された場合は、ステップS15へ戻り、ステップS15〜S20の処理を繰り替えす。この繰り返し処理の間、携帯端末装置100によるコンテンツデータの再生が行われる。
本発明の利点である、ステップS20〜S21の処理について、図3のシーケンス図および図4のバッファ部120のバッファ状態を表す図を用いて説明する。なお図3では、再生開始の前にバッファ保存部130にはデータが格納されていないものとする。まず、携帯端末装置(再生端末)100は、時刻Tstartに再生を開始する入力操作をユーザから受け付け、再生開始コマンドをコンテンツサーバ300へ送信する(ステップS11,S14)。コンテンツサーバ300は再生開始を了承したコマンドを携帯端末装置100に返す(再生開始Ack)とともに、図3においてP1,P2,P3,…の番号を付すコンテンツデータの送信を開始する。携帯端末装置100は、データ受信部110にて受信したコンテンツデータを、バッファ部120にバッファリングし、再生するのに十分な量のコンテンツデータがバッファリングされれば、バッファ部120にバッファリングされたコンテンツデータを、ヘッダ情報に基づいて順次再生していく(ステップS15〜S20)。(なお、図3においては、説明の便宜上、バッファリング期間を省略している。)ユーザからの再生終了指示を受け付けると携帯端末装置100は再生を停止し(ディスプレイDISへの画像表示の停止およびスピーカSPへの音声出力の停止)、再生停止を指示するコマンド(再生停止コマンド)をコンテンツサーバ300に送信する。このとき、図3のように、コンテンツサーバ300は、携帯端末装置100から送信された再生停止コマンドを受信するまで、(図3の例ではコンテンツデータP100を送信した後に受信している。)コンテンツデータの送信を継続する。携帯端末装置100は、再生停止コマンドを送信した後も、コンテンツサーバ300からのコンテンツデータを受信し続け、バッファ部120にバッファリングする。その後、コンテンツサーバ300から再生停止を了承する旨の信号(再生停止Ack)を受信する(時刻Tend)と、バッファ部120にバッファリングされていたデータを、バッファ保存部130に格納する(ステップS21)。
図4(a)に、時刻Tendでのバッファ部120のバッファ状態を示す。携帯端末装置100はコンテンツデータP69までを再生済であり、その後再生停止コマンドをコンテンツサーバ300に送信してから再生停止Ackを受信するまでに受信したコンテンツデータP70〜P100がバッファリングされている。その後、時刻Tstart2に、ユーザが、再生を停止した部分からの再生を再開すべく、操作入力部170により指示を出す(ステップS10)。図4(b),(c)に、本発明および従来技術による携帯端末装置100のバッファ部120の状態をそれぞれ示す。図4(c)のように、従来技術では、コンテンツデータP70〜P100は破棄され、バッファ部120は空であるため、再生を再開するのにデータがP70から所定量バッファリングされるのを待つ必要がある。それに対し本発明によれば、図4(b)のように、時刻Tstart2には再生済のコンテンツデータP69以降のデータがバッファリングされているため、ユーザからの再生再開指示ののち即時に、コンテンツデータP69の続きであるコンテンツデータP70を再生することができる(ステップS15〜S19)。また、携帯端末装置100は、再生を再開すると同時に、バッファリングされているデータ以降のデータ(ここでは、コンテンツデータP101)を送信することを要求する旨の再生開始コマンドを、コンテンツサーバ300に送信する(ステップS13)。
また、バッファ保存部130に格納するコンテンツデータにジャンル別のフラグ等を付加し、分類することによって、複数のコンテンツデータを保存することもできる。図5に、この場合の処理のフローチャートを示す。まず、ユーザは、操作入力部170を介して、再生するコンテンツを選択し(ステップS30)、そのコンテンツの再生開始を携帯端末装置100に指示する(ステップS31)。これは例えば、ディスプレイDISに表示された、再送可能な複数のコンテンツを選択するものである。その後、制御部200は、コンテンツデータを途中から再生するか否かを、操作入力部170におけるユーザからの入力操作に基づいて判定する(ステップS32)。途中からの再生と判定された場合は、再生制御部180は、バッファ保存部130に格納されている複数種のコンテンツデータのうち、ユーザにより選択されたコンテンツデータをバッファ部120にロードし(ステップS33)、パケットヘッダの情報に基づいて、格納されているコンテンツデータが全コンテンツのうちどの部分であるかを判定して、コンテンツサーバ300に再生開始を指示するコマンド(バッファ部120に格納されているコンテンツデータの続きデータの送信要求)をデータ送信部190を介して送信する(ステップS34)。ステップS35〜S42までの処理は、図2のフローチャートにおけるステップS13〜S21の処理と同様であるため、説明を省略する。ステップS42の後、ステップS43にて、携帯端末装置100は、バッファ部120にバッファリングされたデータを、コンテンツ毎に、バッファ保存部130に格納する。
このようにすれば、複数のコンテンツの再生を、ユーザの好むタイミングで中断および/または再開することが出来る。
本発明の効果を再度記述する。本発明によれば、ストリーミング再生において停止または一時停止の状態から再生を再開する際に、携帯端末装置からコンテンツサーバに再生の開始を指示するコマンドを送信してから、携帯端末装置にデータが到着するまでの間、ユーザを待たせることなく再生を再開できる。またバッファリング時に、受信すべきコンテンツの全サイズ分のバッファ量を持つ必要がなく、メモリを節約できる。また、複数のコンテンツの再生を、ユーザの好むタイミングで中断および/または再開することができる。また、本発明の携帯端末装置100を携帯端末電話で実現すると、コンテンツデータを再生中に着信があって再生を一時的に停止しなければならない場合が生じ、通話後に着信前に視聴していた場面から再生したい状況が生じる。このような場合に、本発明によれば即時に再生を再開でき、ユーザの利便性がよい。
なお、コンテンツサーバとしては、例えば家庭内にあるホームサーバにしてもよいし、ネットワーク上にあるサーバとしてもよい。後者の場合は、例えばアドレス等によってコンテンツデータの場所を指定して、コンテンツデータの送信を要求するコマンドを送信してもよい。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。
本発明による携帯端末装置のブロック図である。 本発明によるコンテンツデータの再生、停止、再生再開処理を説明するフローチャートである。 本発明によるコンテンツ種別にバッファリングしたコンテンツデータの再生、停止、再生再開処理を説明するフローチャートである。 本発明による携帯端末装置のバッファ部の状態を示す図である。 本発明による携帯端末装置とコンテンツサーバとの間のコマンド送受信のシーケンス図である。 ストリーミング方式でデータの送受信を行うコンテンツサーバと本発明による携帯端末装置とを示す概略図である。
符号の説明
100 携帯端末装置
110 データ受信部
120 バッファ部
130 バッファ保存部
140 同期制御部
150 映像データデコーダ
160 音声データデコーダ
170 操作入力部
180 再生制御部
190 データ送信部
200 制御部
300 コンテンツサーバ
ANT アンテナ
DIS ディスプレイ
NET ネットワーク
SP スピーカ
P1〜P101 コンテンツデータ
start,Tstart2,Tend 時刻

Claims (6)

  1. サーバよりコンテンツデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したコンテンツデータを一時的に格納するバッファメモリと、
    前記バッファメモリに一時的に格納されるコンテンツデータを順次再生する再生手段と、
    前記サーバにおける前記コンテンツデータの再生を制御する再生制御コマンドを生成するコマンド生成手段と、
    前記再生制御コマンドを前記サーバに送信する送信手段と、
    前記バッファメモリ内のコンテンツデータを保存するバッファ保存手段と、
    ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力手段と、
    前記操作入力手段によりコンテンツデータの再生の停止が指示されると、前記再生手段によるコンテンツデータの再生を停止するとともに、該コンテンツデータの再生の停止を指示する再生制御コマンドを生成し、前記生成した再生制御コマンドを前記サーバに送信するとともに前記サーバに送信した前記再生制御コマンドに対する前記サーバからの応答信号を前記受信手段が受信するまでに前記バッファメモリに格納されるコンテンツデータを保存するように前記各手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    前記操作入力手段により前記再生を停止したコンテンツデータの再生が指示されると、前記制御手段は、
    前記バッファ保存手段に保存されたコンテンツデータを前記バッファメモリに読み出して該コンテンツデータの再生を開始するとともに、前記バッファ保存手段に保存されたコンテンツデータの続きからの再生を指示する再生制御コマンドを生成し、該生成した再生制御コマンドを前記サーバに送信するように前記各手段を制御する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項1または2に記載の携帯端末装置において、
    前記バッファ保存手段は、複数のコンテンツデータを保存し、
    前記制御手段は、
    前記バッファ保存手段に保存された複数のコンテンツデータのうち、前記操作入力手段により選択されたコンテンツデータを前記バッファメモリに読み出して前記再生手段による再生を開始するとともに、前記バッファ保存手段に保存されていた前記選択されたコンテンツデータの続きからの再生を指示する再生制御コマンドを生成し、さらに、前記生成した再生制御コマンドを前記サーバに送信するように前記各手段を制御する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯端末装置において、
    前記再生の停止指示は、
    再生の一時停止指示または前記コンテンツデータを再生するアプリケーションの終了指示である、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. サーバよりコンテンツデータを受信しながら該コンテンツデータを再生する携帯端末装置の制御方法であって、
    ユーザにより前記コンテンツデータの再生の停止が指示されると、該コンテンツデータの再生を停止するとともに該コンテンツデータの再生の停止を指示する再生制御コマンドを前記サーバに送信し、再生を停止してから前記送信した再生制御コマンドに対する前記サーバからの応答信号を受信するまでの間に受信される前記コンテンツデータを保存するよう制御する、
    ことを特徴とする携帯端末装置の制御方法。
  6. 請求項5に記載の携帯端末装置の制御方法において、
    前記再生を停止したコンテンツデータの再生が指示されると、前記保存したコンテンツデータを再生するとともに、該保存したコンテンツデータの続きからの再生を指示する再生制御コマンドを前記サーバに送信するよう制御する、
    ことを特徴とする携帯端末装置の制御方法。
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