JP2008211305A - 左手系線路 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ容易に構成することができる左手系線路を得る。
【解決手段】電気長が90°以下で、信号出力端子が短絡端となる第1の伝送線路1aと、電気長が90°以下で、信号入力端子が短絡端となり、前記第1の伝送線路に対向して配置された第2の伝送線路1bとでなる複数の結合線路2と、前記結合線路間にそれぞれ設けられて、前記第1の伝送線路の信号入力端子と前記第2の伝送線路の信号出力端子とを接続することにより、前記結合線路を複数従属接続する接続用伝送線路4とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、左手系線路に関するものである。
通常、伝送線路を等価回路で表現した場合に、直列のL成分と並列のC成分の従属接続によって構成される。これを右手系線路とよぶ。これに対して左手系線路と呼ばれるものは、等価回路で表現した場合に、直列のC成分と並列のL成分で構成されるものである。現在、マイクロストリップ線路で左手系線路を実現する場合について代表的なものは、直列のC成分についてはインターディジタルキャパシタを用いて実現し、並列のL成分についてはショートスタブとバイアホールを用いて実現している。これらの方法は広い範囲で用いられている(例えば、非特許文献1参照)。
IEEE microwave magazine Volume 5, Issue 3, Sept. 2004 Page(s):34 - 50 Lai, A.; Itoh, T.; Caloz, C [Composite right/left-handed transmission line metamaterials]
しかしながら、左手系線路を、インターディジタルキャパシタによるC成分とショートスタブとバイアホールを用いたL成分の従属接続により実現する場合、主にインターディジタルキャパシタのパターンが細かくなってしまい、所望の性能を満足するにはパターン精度を高くする必要があり、製造が難しくなってしまい、価格も高額になってしまうといった問題点がある。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、簡単かつ容易に構成することができる左手系線路を得ることを目的とする。
この発明に係る左手系線路は、電気長が90°以下で、信号出力端子が短絡端となる第1の伝送線路と、電気長が90°以下で、信号入力端子が短絡端となり、前記第1の伝送線路に対向して配置された第2の伝送線路とでなる複数の結合線路と、前記結合線路間にそれぞれ設けられて、前記第1の伝送線路の信号入力端子と前記第2の伝送線路の信号出力端子とを接続することにより、前記結合線路を複数従属接続する接続用伝送線路とを備えたものである。
この発明によれば、直列のC成分や並列のL成分などを持たせることなく逆位相を簡単に実現できるため、簡単な回路構成で任意の進み位相変化を与えることができる左手系線路を簡単に実現できる。
実施の形態1.(等価回路)
図1は、この発明の実施の形態1に係る左手系線路の構成を示す回路図である。図1に示す左手系線路は、電気長が90°以下で、信号出力端子が短絡端3となる第1の伝送線路1aと、電気長が90°以下で、信号入力端子が短絡端3となり、第1の伝送線路1aに対向して配置された第2の伝送線路1bとでなる複数の結合線路2と、結合線路2間にそれぞれ設けられて、第1の伝送線路1aの信号入力端子と第2の伝送線路1bの信号出力端子とを接続することにより、結合線路2を複数従属接続する接続用伝送線路4とを備えている。なお、図中、伝送線路1a、1bを総称して伝送線路1と付す。また、結合線路2を複数従属接続する場合においては、ほぼ同一の結合線路2を長さが0以上の接続用伝送線路4を介して周期的に接続することで構成している。
続いて、本実施の形態における動作について説明する。始めに、図2に示すように結合線路2が一組の電気長θとした場合について、それぞれ対向した一端を短絡した線路を考える。この場合の結合線路2の等価回路は、図3に示すようになり、伝送線路1の電気長θが90°以下となる時にはスタブが誘導性となるため、電気長θ、−θの伝送線路1を組み合わせたπ形回路で表現でき、図4のような電気長−θの伝送線路1として動作していると考えることができる。
図5に結合線路2の長さを90°としたときの本伝送線路の計算結果を示す。図5では実線が本実施の形態における左手系線路の通過位相5、破線が通常の伝送線路の通過位相6を示す。この結果から、通常の中心周波数において、通常の伝送線路の場合は+90°となっていることに対して、本実施の形態で実現される伝送線路の場合は−90°となり、この計算結果から通過位相が通常の線路に対して反対の通過位相特性となっていることがわかる。
従って、実施の形態1によれば、直列のC成分や並列のL成分などを持たせることなく逆位相を簡単に実現できるため、簡単な回路構成で任意の進み位相変化を与えることができ、いわゆる左手系線路を簡単に実現できるという効果がある。
ここで、図2の回路は1つの場合についても位相進みの特性となるが、図1に示すように、図2で表される線路を従属接続することで、1つの場合に対して帯域幅を広げることができるという効果や、更に任意の位相変化を与えることができるという効果が得られる。
なお、上記実施の形態1に係る左手系線路は、結合線路2を同一周期で複数従属接続しているが、これは、回路設計が比較的容易となるためであり、周期性に着目することにより、その特性を記述する方程式などが簡素化されるため設計の見通しが立てやすくなり、ひいては開発コストの低減につながる。他方、制限を設けることなく非同一周期で結合線路2を複数従属接続することも考えられ、この場合は、回路設計の自由度が増すことになる。左手系線路においては、その通過位相特性に加えて外部回路とのインピーダンス整合や動作周波数帯域も設計対象となり、回路設計の自由度を増すことでそれらの特性の改善を図ることが可能となる。
実施の形態2.(マイクロストリップで実現)
図6は、この発明の実施の形態2に係る左手系線路の構成を示すブロック図である。図6に示す左手系線路は、結合している伝送線路としてマイクロストリップ線路7を用いると共に、短絡端3対応位置にバイアホール8を設けて導体である基板裏面と接続することで実現している点が、実施の形態1と異なる。
続いて動作について説明する。位相進み線路としての基本的な動作は実施の形態1の場合と同一である。ここでは、伝送線路としてマイクロストリップ線路7を使用し、マイクロストリップ線路7を結合するように並べることで結合線路を実現している。また、マイクロストリップ線路7上にバイアホール8を設けることで、実施の形態1における短絡部を実現している。これによって、左手系線路を実現することができ、実施の形態1と同様の効果が得られる。
従って、実施の形態2によれば、インターディジタルキャパシタとショートスタブを使用して実現する通常の構成に対して、大幅な面積の低減を図るという効果が得られる。更にパターンも単純な為に作りやすく、パターン誤差による位相量の変化が少なくなるという効果についても併せて得られる。
また、図7に示すように、バイアホール8をマイクロストリップ線路7の脇に設けた場合についても同様の効果が得られる。また、マイクロストリップ線路7において基板の誘電率を複数変化させた場合についても同様の効果を得られる。また、図6、図7の様にバイアホールを共用せずに別々に設けても同様の効果が得られる。
実施の形態3.(トリプレート線路で実現1)
図8及び図9は、この発明の実施の形態3に係る左手系線路の構成を示す断面図である。図8及び図9に示す左手系線路は、結合線路が、伝送線路として外導体12に囲まれて対向配置される内導体10を有するトリプレート線路で構成され、短絡端として内導体10と外導体12とを接続する導体ピン11を用いている。そして、内導体10は、導体ピン11の軸方向ベクトルと直交する面内に対向配置される。
すなわち、外導体12で上下を囲まれた内導体10を設け、これらが結合するように設置することで結合線路を実現している。また、短絡端は、図9に示すように、内導体10と外導体12とを導体ピン11で接続することで実現している点が、実施の形態1及び2とは異なる。
続いて動作について説明する。位相進み線路としての基本的な動作は実施の形態1の場合と同一である。この場合、伝送線路としては、外導体12に囲まれた内導体10を結合するような距離、配置で実現することで結合線路を実現しており、短絡端については、内導体10と外導体12を接続した導体ピン11によって実現している。
従って、実施の形態3によれば、トリプレート線路においても実施の形態1で設けた左手系線路を実現できるという効果が得られる。また、導体ピン11については、図9のように両方の外導体12に接続して短絡させる他に、図10に示すように短絡端子としてシャーシ上側、もしくは下側のみに導体ピン11を接続した場合についても同様の効果が得られる。
実施の形態4.(トリプレート線路で実現2)
図11及び図12は、この発明の実施の形態4に係る左手系線路の構成を示す断面図である。図11及び図12に示す左手系線路は、外導体12で上下を囲まれた内導体10を設け、これらが結合するように設置することで結合線路を実現している。また、短絡端は、図12に示すように内導体10と外導体12を導体ピン11で接続することで実現しているが、内導体10を、導体ピン11の軸方向ベクトルを含む面内に対向配置、つまり紙面と直交する方向の面内に縦に重ねて配置している点が実施の形態3とは異なる。
続いて動作について説明する。位相進み線路としての基本的な動作は、実施の形態1の場合と同一である。この場合、伝送線路としては、外導体12に囲まれた内導体10を結合するような距離、配置で実現することでトリプレート線路による結合線路を実現しており、短絡端については、内導体10と外導体12を接続した導体ピン11によって実現している。
従って、実施の形態4によれば、トリプレート線路においても実施の形態1で設けた左手系線路を実現できるという効果が得られる。
実施の形態5.(トリプレート線路で実現、誘電体充填)
図13は、この発明の実施の形態5に係る左手系線路の構成を示す断面図である。図13に示す左手系線路は、図9に示す実施の形態3とほぼ同様の構成であり、外導体12で上下を囲まれた内導体10を設け、これらの結合するように設置することで結合線路を実現している。また、短絡端は、図9に示すように内導体10と外導体12を導体ピン11で接続することで実現している。ここで、内導体10と外導体12との間に第一の誘電体13を充填している点が実施の形態3と異なる。
続いて動作について説明する。位相進み線路としての基本的な動作は、実施の形態1の場合と同一である。本実施の形態においては、図13に示すように第一の誘電体13が充填されている点が実施の形態3と異なっているが、動作原理は、実施の形態3と同様である。
従って、実施の形態5によれば、実施の形態1、3と同様の効果が得られることに加えて、内導体10と外導体12の間が中空とした場合に比べて更に小形化できるという効果が得られる。また、これらを従属接続した場合においては、1つの場合に比べて更に広帯域化が実現できるという効果が得られる。
また、図14、図15の様に第二の誘電体14や第三の誘電体15のような複数の誘電率を持つ誘電体で充填した場合についても同様の効果が得られる。更に、短絡端として導体ピン11を使用しているが、これをバイアホール7とした場合についても同様の効果が得られる。
実施の形態6.(トリプレート線路で実現2、誘電体充填)
図16は、この発明の実施の形態6に係る左手系線路の構成を示す断面図である。図16に示す左手系線路は、図12に示す実施の形態4とほぼ同様の構成であり、外導体12で上下を囲まれた内導体10を設け、これらの結合するように設置することで結合線路を実現している。
また、短絡端は、図12に示すように内導体10と外導体13を導体ピン12で接続することで実現している。ここで、内導体10と外導体13の間に第一の誘電体13を充填している点が実施の形態4と異なる。
続いて動作について説明する。位相進み線路としての基本的な動作は、実施の形態1の場合と同一である。本実施の形態においては、殆ど実施の形態4と同様であるが、第一の誘電体13が充填されている点が実施の形態4と異なっているが、動作原理は、実施の形態4と同様である。
従って、実施の形態6によれば、実施の形態4と同様の効果に加えて、誘電体充填により更に小形化できるという効果が得られる。また、これらを従属接続した場合においては1つの場合に比べて更に広帯域化が実現できるという効果が得られる。また、実施の形態5と同様に複数の誘電率を持つ誘電体で充填した場合についても同様の効果が得られる。
実施の形態7.(同軸線路で実現)
図17は、この発明の実施の形態7に係る左手系線路の構成を示す斜視図である。図17に示す左手系線路は、内導体17が外導体19で囲まれた同軸線路として伝送線路を形成し、内導体17が互いに結合するように配置することで結合線路を実現する。短絡端は、内導体17から外導体19をそれぞれ接続するように導体ピン18を設けて実現している点が実施の形態1と異なる。
続いて動作について説明する。入出力端20から信号を入力した場合の位相進み線路としての基本的な動作は、実施の形態1の場合と同一である。この場合、本実施の形態は、実施の形態1を同軸線路上で実現した場合であり、伝送線路、結合線路として同軸線路を用い、短絡端子としては導体ピン18を設けることで実現している点が実施の形態1とは異なる。
従って、実施の形態7によれば、同軸線路においても実施の形態1と同様の効果が得られる。更に本実施の形態を従属接続した場合においては更に広帯域化が実現できるという効果が得られる。
実施の形態8.(同軸線路で実現+誘電体充填)
図18は、この発明の実施の形態8に係る左手系線路の構成を示す斜視図である。図18に示す左手系線路は、図17に示す実施の形態7とほぼ同様の構成であるが、内導体17と外導体19との間に少なくとも1種類の誘電体21を充填している点が実施の形態7と異なる。
続いて動作について説明する。位相進み線路としての基本的な動作は、実施の形態1を同軸線路上で実現した場合であることは実施の形態7と同様であるが、誘電体21が同軸線路内部に充填されているために、誘電体21による波長短縮によって、図18においては実施の形態1と同様の効果に加えて、実施の形態6より小形になるという効果が得られる。更に本実施の形態を従属接続した場合においては更に広帯域化が実現できるという効果が得られる。また、誘電体21が充填されているため、に外力が付加された場合に対しても損傷しにくいという効果が得られる。
実施の形態9.(コプレーナ)
図19及び図20は、この発明の実施の形態9に係る左手系線路の構成を示す上面図及び断面図である。図19及び図20に示す左手系線路は、1組の伝送線路23とその両側に設けた地板24を基板26の上に構成されることで、1組のコプレーナ線路による結合線路を構成する。更に、それぞれの伝送線路23から地板24にショートスタブ25で接続している。
続いて動作について説明する。本実施の形態において、端子23から信号を入力した場合における位相進み線路としての基本的な動作は、実施の形態1をコプレーナ線路上で実現した場合であり、伝送線路、結合線路としてコプレーナ線路を用い、短絡端子としてはショートスタブ25を設けることで実現している。
従って、実施の形態9によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。基板26においては1種類だけではなく、2種類以上とした場合についても同様の効果が得られる。更に本実施の形態を従属接続した場合においては更に広帯域化が実現できるという効果が得られる。また、ショートスタブの代わりに導体のワイヤで短絡を実現した場合についても同様の効果が得られる。
この発明の実施の形態1に係る左手系線路の構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態1に係る結合線路の単位回路図である。 この発明の実施の形態1に係る結合線路において図2を回路変形した場合について単位回路を示す回路図である。 この発明の実施の形態1に係る結合線路において図3を回路変形した場合について単位回路を示す回路図である。 この発明の実施の形態1に係る結合線路において図1と通常の伝送線路について通過位相を計算した場合の計算結果を示す特性図である。 この発明の実施の形態2に係るマイクロストリップ線路上に形成した左手系線路を示す上面図である。 この発明の実施の形態2に係るマイクロストリップ線路上に形成した左手系線路を示す上面図である。 この発明の実施の形態3に係るトリプレート線路上に形成した左手系線路を示す上面図である。 この発明の実施の形態3に係るトリプレート線路上に形成した左手系線路を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係るトリプレート線路上に形成した左手系線路を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係るトリプレート線路上に形成した左手系線路を示す上面図である。 この発明の実施の形態4に係る内導体を縦に配置したトリプレート線路上に形成した左手系線路を示す断面図である。 この発明の実施の形態5に係る誘電体を充填したトリプレート線路上に形成した左手系線路を示す断面図である。 この発明の実施の形態5に係る二種類の誘電体を充填したトリプレート線路上に形成した左手系線路を示す断面図である。 この発明の実施の形態5に係る三種類の誘電体を充填したトリプレート線路上に形成した左手系線路を示す断面図である。 この発明の実施の形態6に係る誘電体を充填したトリプレート線路上に形成した左手系線路を示す断面図である。 この発明の実施の形態7に係る同軸線路に形成した左手系線路を示す図である。 この発明の実施の形態8に係る導波管に形成した左手系線路の上方斜影面を示す図である。 この発明の実施の形態9に係るコプレーナ線路に形成した左手系線路の上面を示す図である。 この発明の実施の形態9に係るコプレーナ線路に形成した左手系線路の断面を示す図である。
符号の説明
1,1a,1b 伝送線路、2 結合線路、3 短絡端、4 接続用伝送線路、5 左手系線路の通過位相、6 通常の伝送線路の計算結果、7 マイクロストリップ線路、8 バイアホール、9 コネクタ、10 内導体、11 導体ピン、12 外導体、13 第一の誘電体、14 第二の誘電体、15 第三の誘電体、16 反射板、17 内導体、18 導体ピン、19 外導体、20 入出力端、21 誘電体、22 端子、23 伝送線路、24 地板、25 ショートスタブ、26 基板。

Claims (9)

  1. 電気長が90°以下で、信号出力端子が短絡端となる第1の伝送線路と、電気長が90°以下で、信号入力端子が短絡端となり、前記第1の伝送線路に対向して配置された第2の伝送線路とでなる複数の結合線路と、
    前記結合線路間にそれぞれ設けられて、前記第1の伝送線路の信号入力端子と前記第2の伝送線路の信号出力端子とを接続することにより、前記結合線路を複数従属接続する接続用伝送線路と
    を備えた左手系線路。
  2. 請求項1に記載の左手系線路において、
    前記接続用伝送線路は、同一周期で前記結合線路を複数従属接続する
    ことを特徴とする左手系線路。
  3. 請求項1に記載の左手系線路において、
    前記結合線路は、前記伝送線路としてマイクロストリップ線路を用いて構成し、前記短絡端としてバイアホールによる短絡を用いた
    ことを特徴とする左手系線路。
  4. 請求項1に記載の左手系線路において、
    前記結合線路は、前記伝送線路として外導体に囲まれて対向配置される内導体を有するトリプレート線路で構成し、前記短絡端として前記内導体と前記外導体とを接続する導体ピンを用いた
    ことを特徴とする左手系線路。
  5. 請求項4に記載の左手系線路において、
    前記内導体は、前記導体ピンの軸方向ベクトルと直交する面内に対向配置される
    ことを特徴とする左手系線路。
  6. 請求項4に記載の左手系線路において、
    前記内導体は、前記導体ピンの軸方向ベクトルを含む面内に対向配置される
    ことを特徴とする左手系線路。
  7. 請求項1に記載の左手系線路において、
    前記結合線路は、前記伝送線路として内導体と当該内導体を囲む外導体とで構成された同軸線路を用い、前記短絡端として前記内導体と前記外導体とを接続する導電性ピンを用いた
    ことを特徴とする左手系線路。
  8. 請求項4から7までのいずれか1項に記載の左手系線路において、
    前記内導体と前記外導体との間に少なくとも1種類の誘電体を充填した
    ことを特徴とする左手系線路。
  9. 請求項1に記載の左手系線路において、
    前記結合線路は、前記伝送線路として1組の伝送線路とその両側に設けた地板を基板上に構成したコプレーナ線路による結合線路を用いて構成し、前記短絡端として前記伝送線路から前記地板に接続するショートスタブを用いた
    ことを特徴とする左手系線路。
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