JP2008210565A - ランプソケット及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソケットの端子付き中心片又は端子付き側片に必要な部材の数を減らすことを目的とする。また、ソケットの端子付き中心片又は端子付き側片の構造を、加工に手間がかかりにくい構造とすることを目的とする。
【解決手段】ソケットの本体は、絶縁部材からなるランプ受け部とランプ受け部に連結する端子金具収納部とを備える。端子金具収納部は、電線を挿入可能な電線挿入口を両端に有する。端子金具収納部には、端子付き中心片11と端子付き側片とが配置される。端子付き中心片11は、電線挿入口の一端から挿入される電線と他端から挿入される電線とを接続可能な1対の速結端子金具16a,b、ランプ口金の先端部に接触可能な中心片17を有する。端子付き中心片11は、バネ性のある導電部材からなる平板の一部を折り曲げ加工してその速結端子金具16a,bと中心片17とを設けた一部材で形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、ランプソケット及びそのランプソケットを使用した照明器具に関するものである。本発明は、特に、ねじ込みソケットに関するものである。
主にダウンライトなどの照明器具に搭載されるソケットとして、左右から各々電線を接続でき(電源の入力接続、送り接続が可能)、かつ、ねじ込み方式のランプ口金を装着できるように構成されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような従来のソケットの内部では、一方の極に、ソケットの左右方向に速結端子金具を各々もち、かつ、ランプ口金のトップ部と接触可能な中心片をもつ端子付き中心片が配置され、もう一方の極には、ソケットの左右方向に速結端子金具を各々もち、かつ、ランプ口金のねじ部と接触可能な側片をもつ端子付き側片が配置されており、ランプ口金を電気接続できるようになっている。速結端子金具の構造は、導電板の長手方向の左右を短手方向からコ字形に折り曲げ、コ字形の部分にステンレス製の鎖錠片と押圧片をもつバネを収納したものとなっている。また、上記導電板の長手方向の略中心から、中心片又は側片をカシメ接続することで、ランプ口金を電気接続できるようになっている。
特開平8−22876号公報(図3) 特開平8−130073号公報 特開平8−130076号公報 特開平8−130077号公報
上記のような従来のソケットでは、1つの極に、端子付き中心片又は端子付き側片として、4つの部材(導電板が1つ、バネが2つ、中心片又は側片が1つ)を要するため、部品点数が多いという課題があった。また、4つの部材をプレス加工し、さらに、カシメ加工やバネ組み込み加工を行う必要があるため、加工に手間がかかるという課題があった。さらに、その結果として、ソケットのコストが高いという課題があった。
本発明は、例えば、ソケットの端子付き中心片又は端子付き側片に必要な部材の数を減らすことを目的とする。また、例えば、ソケットの端子付き中心片又は端子付き側片の構造を、加工に手間がかかりにくいものとすることを目的とする。
本発明の一の態様に係るランプソケットは、
絶縁部材からなるランプ受け部であって、ねじ込み式のランプ口金を装着可能なランプ受け部と、
前記ランプ受け部に連結する端子金具収納部であって、電線を挿入可能な電線挿入口を両端に有する端子金具収納部と、
前記端子金具収納部の電線挿入口の一端から挿入される電線と他端から挿入される電線とを接続可能な速結端子金具と、前記ランプ口金の先端部に接触可能な中心片とを有する端子付き中心片とを備え、
前記端子付き中心片は、バネ性のある導電部材からなる平板の一部を折り曲げ加工してその速結端子金具と中心片とを設けた一部材で形成されていることを特徴とする。
本発明の一の態様によれば、ランプソケットが備える端子付き中心片が、バネ性のある導電部材からなる平板の一部を折り曲げ加工してその速結端子金具と中心片とを設けた一部材で形成されているため、端子付き中心片に必要な部材の数を減り、端子付き中心片の構造が、加工に手間がかかりにくいものとなり、さらには、ランプソケットのコストが抑えられる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、ねじ込みソケット10を使用した照明器具50(ダウンライト)の部分断面図(正面図)である。
照明器具50の器具本体70には、本実施の形態に係るランプソケットとして、ねじ込みソケット10がネジで取り付けられている。ねじ込みソケット10には、ねじ込み式の口金をもつランプ60が装着されている。
本実施の形態では、図2〜4に示すねじ込みソケット10を使用することにより、安価な照明器具50を提供することができる。
図2の(a)は、ねじ込みソケット10の平面図(上面図)、図2の(b)は、そのカバー40を外した状態の平面図(上面図)である。図3の(a)は、ねじ込みソケット10の正面図、図3の(b)は、ねじ込みソケット10の底面図(下面図)である。図4の(a)は、ねじ込みソケット10の図2におけるA−A線断面図、図4の(b)は、ねじ込みソケット10の図2におけるB−B線断面図である。
ねじ込みソケット10の本体30は、絶縁部材からなるランプ受け部32と、ランプ受け部32に連結する端子金具収納部31とのほか、電線解除用ボタン41a,bや照明器具取付用ネジ穴33a,bを備える。ランプ受け部32は、略円筒状であり、ねじ込み式のランプ口金を装着可能である。図4の(a)に示すように、ランプ受け部32の間口部分は、ランプ60の口金を入れやすくするため、広めに形成されている。また、図3の(b)、図4の(a)では、ランプ60の口金をねじ込むためのネジ山42のほか、本体30の金型を抜くための溝43がランプ受け部32に設けられているが、この溝43はなくてもよい。端子金具収納部31は、略箱状であり、ランプ受け部32に連結する側(各図では、下側)と逆側(各図では、上側)が開口されており、この開口は、絶縁部材からなるカバー40によって閉塞される。端子金具収納部31は、電線を挿入可能な電線挿入口34a,b,35a,bを両端(各図では、左右両側)に有する。電線挿入口34a,35bに挿入された電線は、電線解除用ボタン41aによって解除することができる。同様に、電線挿入口34b,35aに挿入された電線は、電線解除用ボタン41bによって解除することができる。ねじ込みソケット10の本体30は、照明器具取付用ネジ穴33a,bを介して、照明器具50の器具本体70にネジ留めされる。
ねじ込みソケット10の端子金具収納部31には、図5に示す端子付き中心片11と図6に示す端子付き側片21とが配置される。
図5(a)は、ねじ込みソケット10が備える端子付き中心片11の斜視図、図5(b)は、その端子付き中心片11の展開図である。以下に説明するように、図5(b)に示す導電板の点線部分をそれぞれ折り曲げ加工することで、図5(a)に示す形状の端子付き中心片11を製造することができる(端子付き中心片11の製造方法)。そして、この端子付き中心片11を端子金具収納部31に組み込むことで、図2〜4に示したねじ込みソケット10を製造することができる(ねじ込みソケット10の製造方法)。
端子付き中心片11は、端子金具収納部31の電線挿入口34a,bの一端(例えば、電線挿入口34a)から挿入される電線と他端(例えば、電線挿入口34b)から挿入される電線とを接続可能な1対の速結端子金具16a,b、ランプ口金の先端部(トップ部)に接触可能な中心片17を有する。端子付き中心片11は、バネ性のある導電部材からなる平板の一部を折り曲げ加工してその速結端子金具16a,bと中心片17とを設けた一部材で形成されている。
以下、端子付き中心片11の詳細について説明する。以下では、図5に示すように、長手状の導電板である平板の長手方向の両端をそれぞれ左側及び右側とし、短手方向の両端をそれぞれ上側及び下側として説明する。また、導電板の長手方向の両端をそれぞれ外側とし、中心部を内側として説明する。
端子付き中心片11は、速結端子金具16aとして、導電板の左側の一部を上側から折り曲げ加工して左側に設けた折り曲げ片12aと、導電板の左側の一部を下側から折り曲げ加工して同じ側(左側)の折り曲げ片12aと対向するように左側に設けた連結部13a(折り曲げ対向部)と、連結部13aの一部をさらに外側から折り曲げ加工して左側に設けた鎖錠片14aと、連結部13aの一部をさらに内側から折り曲げ加工して同じ側(左側)の鎖錠片14aと対向するように左側に設けた押圧片15aとを有する。同様に、端子付き中心片11は、速結端子金具16bとして、導電板の右側の一部を上側から折り曲げ加工して右側に設けた折り曲げ片12bと、導電板の右側の一部を下側から折り曲げ加工して同じ側(右側)の折り曲げ片12bと対向するように右側に設けた連結部13b(折り曲げ対向部)と、連結部13bの一部をさらに外側から折り曲げ加工して右側に設けた鎖錠片14bと、連結部13bの一部をさらに内側から折り曲げ加工して同じ側(右側)の鎖錠片14bと対向するように右側に設けた押圧片15bとを有する。
つまり、端子付き中心片11は、長手状の導電板の長手方向の左右を短手方向の上側から折り曲げて折り曲げ片12a,bを形成している。そして、折り曲げ片12a,bに対向するように、他方側から折り曲げた連結部13a,bをもち、連結部13a,bの左右端部のうち、導電板の長手方向の外側にある端部(連結部13aの場合は左端部、連結部13bの場合は右端部)を折り曲げ片12a,bに向き合うように折り曲げた鎖錠片14a,bと、連結部13a,bの左右端部のうち、導電板の長手方向の内側にある端部(連結部13aの場合は右端部、連結部13bの場合は左端部)を折り曲げ片12a,bに向き合うように折り曲げた押圧片15a,bとをもち、1対の速結端子金具16a,bを形成している。このように、端子付き中心片11は、左右の電線挿入口34a,bから電線が挿入されると、折り曲げ片12a,bと鎖錠片14a,bと押圧片15a,bとが電線を挟み込んで接続できるように構成されている。
本実施の形態では、中心片17として、左側の連結部13a(右側の連結部13bでもよい)の折り曲げ加工された側から反対側に長手状の金属片が延設され、この金属片は、ランプ口金の先端部に接触可能な位置に届くように、少なくとも上側から折り曲げ加工されている。さらに、中心片17の略先端には、ランプ口金の先端部に接触しやすいように、中心片17をエンボス加工した突起部18が設けられているが、突起部18はなくてもよい。また、本実施の形態では、中心片17となる長手状の金属片を、その長手方向が導電板の長手方向と略平行となるように形成しているが、この金属片の長手方向と導電板の長手方向とは平行でなくてもよい。
つまり、中心片17は、連結部13a,bのうち、片側の連結部13aの折り曲げられた側の逆端から、導電板の長手方向に延設されている。さらに、中心片17は、長手状であり、中心片17の長手方向に折り曲げて形成されている。このように、中心片17は、ねじ込みソケット10のランプ受け部32にランプ口金がねじ込まれると、中心片17の突起部18がランプ口金のトップ部に当接し、中心片17がたわみ(図4の(a)の中心片17´の状態になる)、ランプ60を電気接続できるように形成されている。
以上のように、本実施の形態では、端子付き中心片11を、導電部材からなる平板を折り曲げ加工した一部材で形成しているため、安価なソケットを提供することが可能となる。
図6(a)は、ねじ込みソケット10が備える端子付き側片21の斜視図、図6(b)は、その端子付き側片21の展開図である。以下に説明するように、図6(b)に示す導電板の点線部分をそれぞれ折り曲げ加工することで、図6(a)に示す形状の端子付き側片21を製造することができる(端子付き側片21の製造方法)。そして、この端子付き側片21を端子金具収納部31に組み込むことで、図2〜4に示したねじ込みソケット10を製造することができる(ねじ込みソケット10の製造方法)。
端子付き側片21は、端子金具収納部31の電線挿入口35a,bの一端(例えば、電線挿入口35a)から挿入される電線と他端(例えば、電線挿入口35b)から挿入される電線とを接続可能な1対の速結端子金具26a,b、ランプ口金のねじ部に接触可能な側片27を有する。端子付き側片21は、端子付き中心片11と同様に、バネ性のある導電部材からなる平板の一部を折り曲げ加工してその速結端子金具26a,bと側片27とを設けた一部材で形成されている。
以下、端子付き側片21の詳細について説明する。以下では、図6に示すように、長手状の導電板である平板の長手方向の両端をそれぞれ左側及び右側とし、短手方向の両端をそれぞれ上側及び下側として説明する。また、導電板の長手方向の両端をそれぞれ外側とし、中心部を内側として説明する。
端子付き側片21は、速結端子金具26aとして、導電板の左側の一部を上側から折り曲げ加工して左側に設けた折り曲げ片22aと、導電板の左側の一部を下側から折り曲げ加工して同じ側(左側)の折り曲げ片22aと対向するように左側に設けた連結部23a(折り曲げ対向部)と、連結部23aの一部をさらに外側から折り曲げ加工して左側に設けた鎖錠片24aと、連結部23aの一部をさらに内側から折り曲げ加工して同じ側(左側)の鎖錠片24aと対向するように左側に設けた押圧片25aとを有する。同様に、端子付き側片21は、速結端子金具26bとして、導電板の右側の一部を上側から折り曲げ加工して右側に設けた折り曲げ片22bと、導電板の右側の一部を下側から折り曲げ加工して同じ側(右側)の折り曲げ片22bと対向するように右側に設けた連結部23b(折り曲げ対向部)と、連結部23bの一部をさらに外側から折り曲げ加工して右側に設けた鎖錠片24bと、連結部23bの一部をさらに内側から折り曲げ加工して同じ側(右側)の鎖錠片24bと対向するように右側に設けた押圧片25bとを有する。
本実施の形態では、側片27として、左側の連結部23a(右側の連結部23bでもよい)の折り曲げ加工された側から反対側に長手状の金属片が延設され、この金属片は、ランプ口金のねじ部に接触可能な位置に届くように、少なくとも上側から折り曲げ加工されている。また、本実施の形態では、側片27となる長手状の金属片を、その長手方向が導電板の長手方向と略平行となるように形成しているが、この金属片の長手方向と導電板の長手方向とは平行でなくてもよい。
つまり、側片27は、連結部23a,bのうち、片側の連結部23aの折り曲げられた側の逆端から、導電板の長手方向に延設されている。さらに、側片27は、長手状であり、側片27の長手方向に折り曲げて、連結部23aの略垂直方向に配置されるように形成されている。このように、側片27は、ねじ込みソケット10のランプ受け部32にランプ口金がねじ込まれると、側片27がランプ口金のねじ部に当接し、側片27がたわみ(図4の(a)の側片27´の状態になる)、ランプ60を電気接続できるように形成されている。
以上のように、本実施の形態では、端子付き側片21を、導電部材からなる平板を折り曲げ加工した一部材で形成しているため、安価なソケットを提供することが可能となる。
本実施の形態では、ねじ込みソケット10に、前述した端子付き中心片11と端子付き側片21とを両方組み込んでいるが、いずれか一方を組み込むだけでも、部品点数が削減でき、安価なソケットを提供することが可能となる。
本実施の形態では、端子付き中心片11の中心片17は、左側(所定の側)の連結部13aの折り曲げ加工された側から反対側に延設した長手状の金属片を折り曲げ加工したものである。そして、端子付き側片21の側片27は、左側(所定の側)の連結部23aの折り曲げ加工された側から反対側に延設した長手状の金属片を折り曲げ加工したものである。図2〜4に示したように、端子付き中心片11と端子付き側片21とは、それぞれの連結部13a,23aの折り曲げ加工された側から反対側に向き合うように端子金具収納部31に配置されている。即ち、端子付き中心片11の連結部13a,bのうち、中心片17が延設されている側と、端子付き側片21の連結部23a,bのうち、側片27が延設されている側とが、左右逆側となり、中心片17と側片27とが向き合うように、端子付き中心片11と端子付き側片21とが配置されている。これにより、端子付き中心片11と端子付き側片21との間のスペースを有効活用することができる。つまり、中心片17と側片27とが向き合うように配置されているので、端子金具収納部31の短軸方向の長さを、中心片17と側片27が重なっている分、短くすることが可能となる。
以上のように、本実施の形態では、ソケットを小型化することができる。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図7の(a)は、図5の(b)に示した実施の形態1のねじ込みソケット10が備える端子付き中心片11の展開図、図7の(b)は、本実施の形態のねじ込みソケット10が備える端子付き中心片11の展開図である。
実施の形態1では、図7の(a)に示すように、中心片17が、連結部13aの折り曲げ加工された側から反対側に長手状の金属片が延設されていた。また、この金属片は、その長手方向が導電板の長手方向と略平行となるように成形されていた。一方、本実施の形態では、図7の(b)に示すように、中心片17として、導電板の中央部下側に長手状の金属片が延設されている。また、この金属片は、その長手方向が導電板の長手方向と略垂直となるように成形されている。
図7の(a)及び(b)のいずれにおいても、まず、端子付き中心片11の中心片17以外の部分を展開するのに、端子付き中心片11の元となる導電板の長手方向の寸法と短手方向の寸法との面積L1×W1が必要となる。次に、中心片17の部分を展開するのに、一定の面積が必要となる。
図7の(a)では、中心片17が、片方の連結部13aの折り曲げられた側の逆側から、導電板の長手方向に延設されている。即ち、寸法L2である中心片17の長手方向と導電板の長手方向とが同一方向となるように、中心片17が形成されている。一方、図7の(b)では、中心片17が、両方の連結部13a,bに挟まれた導電板の中央から、導電板の短手方向に延設されている。即ち、寸法L2である中心片17の長手方向と導電板の短手方向とが同一方向となるように、中心片17が形成されている。このため、図7の(a)では、中心片17の部分を展開するのに、図7の(b)で必要な面積L1×Tが不要となる。したがって、材料歩留りがL1×Tの面積分少なくて済む。
図8の(a)は、図6の(b)に示した実施の形態1のねじ込みソケット10が備える端子付き側片21の展開図、図8の(b)は、本実施の形態のねじ込みソケット10が備える端子付き側片21の展開図である。
実施の形態1では、図8の(a)に示すように、側片27が、連結部23aの折り曲げ加工された側から反対側に長手状の金属片が延設されていた。また、この金属片は、その長手方向が導電板の長手方向と略平行となるように成形されていた。一方、本実施の形態では、図8の(b)に示すように、側片27として、導電板の中央部下側に長手状の金属片が延設されている。また、この金属片は、その長手方向が導電板の長手方向と略垂直となるように成形されている。
図8の(a)及び(b)のいずれにおいても、まず、端子付き側片21の側片27以外の部分を展開するのに、端子付き側片21の元となる導電板の長手方向の寸法と短手方向の寸法との面積L1×W1が必要となる。次に、側片27の部分を展開するのに、一定の面積が必要となる。
図8の(a)では、側片27が、片方の連結部23aの折り曲げられた側の逆側から、導電板の長手方向に延設されている。即ち、寸法L2である側片27の長手方向と導電板の長手方向とが同一方向となるように、側片27が形成されている。一方、図8の(b)では、側片27が、両方の連結部23a,bに挟まれた導電板の中央から、導電板の短手方向に延設されている。即ち、寸法L2である側片27の長手方向と導電板の短手方向とが同一方向となるように、側片27が形成されている。このため、図7と同様に、図8の(a)では、側片27の部分を展開するのに、図8の(b)で必要な面積L1×Tが不要となる。したがって、材料歩留りがL1×Tの面積分少なくて済む。
以上のように、実施の形態2でも、実施の形態1で説明したのと同様の効果を奏するが、実施の形態1では、材料歩留りが少なくなり、さらに、材料費が削減できるので、より安価なソケットを提供することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらのうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
実施の形態1に係るランプソケットを使用した照明器具の部分断面図である。 実施の形態1に係るランプソケットの平面図である。 実施の形態1に係るランプソケットの正面図及び底面図である。 実施の形態1に係るランプソケットの図2におけるA−A線断面図及びB−B線断面図である。 実施の形態1に係るランプソケットが備える端子付き中心片の斜視図及び展開図である。 実施の形態1に係るランプソケットが備える端子付き側片の斜視図及び展開図である。 実施の形態1及び2に係るランプソケットが備える端子付き中心片の展開図である。 実施の形態1及び2に係るランプソケットが備える端子付き側片の展開図である。
符号の説明
10 ねじ込みソケット、11 端子付き中心片、12 折り曲げ片、13 連結部、14 鎖錠片、15 押圧片、16 速結端子金具、17 中心片、18 突起部、21 端子付き側片、22 折り曲げ片、23 連結部、24 鎖錠片、25 押圧片、26 速結端子金具、27 側片、30 本体、31 端子金具収納部、32 ランプ受け部、33 照明器具取付用ネジ穴、34 電線挿入口、35 電線挿入口、40 カバー、41 電線解除用ボタン、42 ネジ山、43 溝、50 照明器具、60 ランプ、70 器具本体。

Claims (8)

  1. 絶縁部材からなるランプ受け部であって、ねじ込み式のランプ口金を装着可能なランプ受け部と、
    前記ランプ受け部に連結する端子金具収納部であって、電線を挿入可能な電線挿入口を両端に有する端子金具収納部と、
    前記端子金具収納部の電線挿入口の一端から挿入される電線と他端から挿入される電線とを接続可能な速結端子金具と、前記ランプ口金に接触して当該ランプに給電する接触片とを有する端子付き接触片とを備え、
    前記端子付き接触片は、バネ性のある導電部材からなる平板の一部を折り曲げ加工してその速結端子金具と接触片とを設けた一部材で形成されていることを特徴とするランプソケット。
  2. 前記端子付き接触片は、長手状の導電板である平板の長手方向の両端をそれぞれ左側及び右側とし、短手方向の両端をそれぞれ上側及び下側とした場合、1対の速結端子金具として、その平板の一部を上側から折り曲げ加工して左右両側に設けた折り曲げ片と、その平板の一部を下側から折り曲げ加工して左右同じ側の折り曲げ片と対向するように左右両側に設けた折り曲げ対向部と、前記平板の長手方向の両端を外側とした場合、左右両側の折り曲げ対向部の一部をさらに外側から折り曲げ加工して左右両側に設けた鎖錠片と、左右両側の折り曲げ対向部の一部をさらに内側から折り曲げ加工して左右同じ側の鎖錠片と対向するように左右両側に設けた押圧片とを有することを特徴とする請求項1に記載のランプソケット。
  3. 前記端子付き接触片は、接触片として、左側又は右側の折り曲げ対向部の折り曲げ加工された側から反対側に延設した長手状の金属片を少なくとも上側から折り曲げ加工して前記ランプ口金の先端部に接触可能な位置に届くように設けた中心片を有することを特徴とする請求項2に記載のランプソケット。
  4. 前記端子付き接触片は、接触片として、左側又は右側の折り曲げ対向部の折り曲げ加工された側から反対側に延設した長手状の金属片を少なくとも上側から折り曲げ加工して前記ランプ口金のねじ部に接触可能な位置に届くように設けた側片を有することを特徴とする請求項2に記載のランプソケット。
  5. 前記接触片となる長手状の金属片の長手方向と前記平板の長手方向とは、略平行であることを特徴とする請求項3又は4に記載のランプソケット。
  6. 前記ランプソケットは、前記端子付き接触片を少なくとも2つ備え、
    1つの端子付き接触片は、接触片として、前記ランプ口金の先端部に接触可能な中心片を有する端子付き中心片であり、
    他の1つの端子付き接触片は、接触片として、前記ランプ口金のねじ部に接触可能な側片を有する端子付き側片であることを特徴とする請求項2に記載のランプソケット。
  7. 前記端子付き中心片は、中心片として、左右いずれか所定の側の折り曲げ対向部の折り曲げ加工された側から反対側に延設した長手状の金属片を少なくとも上側から折り曲げ加工して前記ランプ口金の先端部に接触可能な位置に届くように設けた中心片を有し、
    前記端子付き側片は、側片として、前記所定の側の折り曲げ対向部の折り曲げ加工された側から反対側に延設した長手状の金属片を少なくとも上側から折り曲げ加工して前記ランプ口金のねじ部に接触可能な位置に届くように設けた側片を有し、
    前記端子付き中心片と前記端子付き側片とは、それぞれの折り曲げ対向部の折り曲げ加工された側から反対側に向き合うように前記端子金具収納部に配置されることを特徴とする請求項6に記載のランプソケット。
  8. 請求項1から7までのいずれかに記載のランプソケットを使用した照明器具。
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