JP2008300049A - プリント基板用端子台装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワンタッチ端子台とネジ端子台とをプリント基板上に実装する際の省スペース化及び取付け工数の低減を図ることが可能なプリント基板用端子台装置を提供する。
【解決手段】プリント基板40に直付けされる端子金具11を絶縁性の本体10に固定してなり、本体10の内部に収納された板バネ12の押圧により端子金具11を本体10の内部へ挿入孔10eを介して挿入された信号用の電線C1に接続するように構成されたワンタッチ端子台2と、プリント基板40に直付けされる端子金具31を絶縁性の本体30に固定してなり、端子ネジ32の締め付けにより端子金具31を電源用の電線C2に接続するように構成されたネジ端子台3とを備え、本体10と本体30とを側面同士で連結してワンタッチ端子台2とネジ端子台3とを1ユニットに構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリント基板に実装される電線接続用の端子台装置に関する。
従来より、プリント基板に直付けされる電線接続用の端子台として、絶縁性の本体内に収納された板ばねの押圧により端子金具を本体の挿入口を介して挿入された電線に接続するように構成されたワンタッチ端子台(例えば、特許文献1等参照。)や、端子金具を絶縁性の本体に固定してなりネジを用いて端子金具を電線に接続するように構成されたネジ端子台などが実用に供されている。図6(a)は、従来のワンタッチ端子台102とネジ端子台103とをプリント基板上に配置して実装した例を示す平面図であり、(b)はその正面図である。そして、ワンタッチ端子台102は、電線の接続が容易であることから主として信号用の電線の接続に用いられ、一方、ネジ端子台103は、信頼性が高いことから主として電源用の電線の接続に用いられている。
特開2004−134240号公報
しかしながら、上述した従来例では、ワンタッチ端子台102とネジ端子台103とをプリント基板上に配置するためにそれぞれの端子台の実装スペースを確保する必要があり、プリント基板のサイズが大型になってしまう等の問題があった。また、ワンタッチ端子台102及びネジ端子台103について、それぞれプリント基板上に配置するための工数が必要であるという問題がある。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、ワンタッチ端子台とネジ端子台とをプリント基板上に実装する際の省スペース化及び取付け工数の低減を図ることが可能なプリント基板用端子台装置を提供することを目的とする。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
1.プリント基板に実装される電線接続用の端子台装置であって、
前記プリント基板に直付けされる第1端子金具を絶縁性の第1本体に固定してなり、その第1本体の内部に収納された板バネの押圧により前記第1端子金具を前記第1本体の内部へ挿入孔を介して挿入された電線に接続するように構成されたワンタッチ端子台と、
前記プリント基板に直付けされる第2端子金具を絶縁性の第2本体に固定してなり、ネジの締め付けにより前記第2端子金具を電線に接続するように構成されたネジ端子台と
を備え、
前記第1本体と前記第2本体とを側面同士で連結して前記ワンタッチ端子台と前記ネジ端子台とを1ユニットに構成したことを特徴とするプリント基板用端子台装置。
手段1によれば、プリント基板に直付けされる第1端子金具を絶縁性の第1本体に固定してなり、その第1本体の内部に収納された板バネの押圧により第1端子金具を第1本体の内部へ挿入孔を介して挿入された電線に接続するように構成されたワンタッチ端子台と、プリント基板に直付けされる第2端子金具を絶縁性の第2本体に固定してなり、ネジの締め付けにより第2端子金具を電線に接続するように構成されたネジ端子台とを備え、第1本体と第2本体とを側面同士で連結してワンタッチ端子台とネジ端子台とを1ユニットに構成している。よって、1ユニットの端子台装置に電線接続方式が異なるワンタッチ端子台とネジ端子台とが集約されているので、複数の電線をそれぞれの用途に応じた接続方式の端子台に接続することができる。例えば、1ユニットの端子台装置に含まれるワンタッチ端子台に信号用の電線を接続すると共に、当該ユニットに含まれるネジ端子台に電源用の電線を接続して使用するようにしてもよい。また、ワンタッチ端子台とネジ端子台とが一体化されて1つのユニットを構成しているので、従来のようにワンタッチ端子台とネジ端子台とが別個のユニットとして構成されて各々を別個にプリント基板へ実装する場合と比較して、プリント基板に実装される部品点数並びに取付け工数を低減できると共に、同一極数で必要とされる実装面積が小さくなり、プリント基板における実装面積の省スペース化を図ることができる。
2.前記第1本体及び前記第2本体の一方は、他方に隣接する側面に少なくとも一つの係合部が設けられると共に、前記他方は、前記一方に隣接する側面に前記係合部と係合可能な少なくとも一つの被係合部が設けられたことを特徴とする手段1に記載のプリント基板用端子台装置。
手段2によれば、第1本体及び第2本体の一方は、他方に隣接する側面に少なくとも一つの係合部が設けられると共に、他方は、一方に隣接する側面に係合部と係合可能な少なくとも一つの被係合部が設けられているので、別個の連結部材を用いることなく、第1本体と第2本体とを側面同士で確実に連結してワンタッチ端子台とネジ端子台とを一体化してなる1ユニットの端子台装置を構成することができる。
3.前記各係合部は、前記第1本体及び前記第2本体の一方における他方に隣接する側面に形成された凸部であり、前記各被係合部は、前記他方における前記一方に隣接する側面の前記各凸部に対応する位置に形成されその対応する凸部を嵌合可能な凹部であることを特徴とする手段2に記載のプリント基板用端子台装置。
手段3によれば、各係合部は、第1本体及び第2本体の一方における他方に隣接する側面に形成された凸部であり、各被係合部は、他方における一方に隣接する側面の各凸部に対応する位置に形成されその対応する凸部を嵌合可能な凹部であるので、対応する凸部と凹部とをそれぞれ嵌合することによって、第1本体と第2本体とを側面同士で確実に連結してワンタッチ端子台とネジ端子台とを一体化してなる1ユニットの端子台装置を構成することができる。
4.前記第1本体と前記第2本体とは、前端、後端及び上端がそれぞれ略整合していることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載のプリント基板用端子台装置。
手段4によれば、第1本体と第2本体とは、前端、後端及び上端がそれぞれ略整合しているので、第1本体と第2本体との連結によりワンタッチ端子台とネジ端子台とが一体化した1ユニットの端子台装置としての取り扱いが容易であり、プリント基板への実装作業等をより円滑に行うことができる。
5.前記第2本体は、側面又は隣接する前記第2端子金具間に立設された少なくとも一つの隔壁部を備え、
前記第2本体の前記各隔壁部は、側面視において前記第1本体と略同一の外形に形成されたことを特徴とする手段4に記載のプリント基板用端子台装置。
手段5によれば、第2本体の各隔壁部が、側面視において第1本体と略同一の外形に形成されることにより、第1本体と前記第2本体とは、前端、後端及び上端がそれぞれ略整合するので、第1本体と第2本体との連結によりワンタッチ端子台とネジ端子台とが一体化した1ユニットの端子台装置としての取り扱いが容易であり、プリント基板への実装作業等をより円滑に行うことができる。
6.前記ワンタッチ端子台は、複数の前記第1本体を側面同士で連結してなり、及び/又は、
前記ネジ端子台は、複数の前記第2本体を側面同士で連結してなることを特徴とする手段1乃至5のいずれかに記載のプリント基板用端子台装置。
手段6によれば、ワンタッチ端子台は、複数の第1本体を側面同士で連結してなり、ネジ端子台は、複数の第2本体を側面同士で連結してなるので、ワンタッチ端子台及びネジ端子台をそれぞれ任意の極数に自在に設定することができる。
7.前記ワンタッチ端子台は、色の異なる複数の前記第1本体を組み合わせてなり、及び/又は、
前記ネジ端子台は、色の異なる複数の前記第2本体を組み合わせてなることを特徴とする手段6に記載のプリント基板用端子台装置。
手段7によれば、ワンタッチ端子台は、色の異なる複数の第1本体を組み合わせてなり、及び/又は、ネジ端子台は、色の異なる複数の第2本体を組み合わせてなるので、接続される電線に応じて第1本体又は第2本体の色を選択して組み合わせることにより、作業者による第1本体又は第2本体の識別が容易になると共に、電線の接続ミス等の発生を防止することができる。
本発明のプリント基板用端子台装置によれば、1ユニットの端子台装置に電線接続方式が異なるワンタッチ端子台とネジ端子台とが集約されているので、複数の電線をそれぞれの用途に応じた接続方式の端子台に接続することができる。また、ワンタッチ端子台とネジ端子台とが一体化されて1つのユニットを構成しているので、従来のようにワンタッチ端子台とネジ端子台とが別個のユニットとして構成されて各々を別個にプリント基板へ実装する場合と比較して、プリント基板に実装される部品点数並びに取付け工数を低減できると共に、同一極数で必要とされる実装面積が小さくなり、プリント基板における実装面積の省スペース化を図ることができる。
以下、本発明のプリント基板用端子台装置を具体化した一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態のプリント基板用端子台装置1を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。
プリント基板用端子台装置1は、プリント基板に実装される電線接続用の端子台装置であって、図1に示すように、ワンタッチ端子台2と、ネジ端子台3とを互いに連結して構成されている。
まず、ワンタッチ端子台2の構成について図2を参照しつつ説明する。図2(a)は、ワンタッチ端子台2において各本体10及びエンドプレート20の連結を解除した状態を示す平面図、(b)はその正面図、(c)は本体10の左側面図、(d)はその右側面図、(e)は端子金具11の平面図、(f)はその正面図、(g)は板バネ12の斜視図である。ワンタッチ端子台2は、図2(a),(b)に示すように、端子金具11等を固定してなる3個の絶縁性の本体10と、1個の絶縁性のエンドプレート20とを連結して構成される。
各本体10は、端子金具11、板バネ12及びプッシュボタン13を組み付けるための骨格となるものであって、電気的絶縁材料である例えば合成樹脂で製作された薄形の箱体である。本体10は、図2(c)に示すように、端子金具11及び板バネ12を内部に取付けるために、厚さ方向の片面をなす左側面10bに開口部10dが形成されている。また、本体10の上面10aには電線の先端が挿入される挿入孔10eと、プッシュボタン13の上下動を許容する案内孔10fと、導通検査を行う際にテスタの先端が挿入される検査孔10gとが形成されている。尚、本体10が、本発明の第1本体を、端子金具11が第1端子金具をそれぞれ構成するものである。
本体10の左側面10bの周縁及び支持ピン10jには、図2(a),(b),(c)に示すように、連結用の凸部10hが例えば4つ形成されている。一方、本体10の右側面10cには、図2(a),(b),(d)に示すように、各凸部10hに対応する位置に、連結される他の本体10の対応する凸部10hを嵌合可能な連結用の凹部10iが4つ形成されている。
端子金具11は、プリント基板用端子台装置1の電気的導通を外部に取り出すためのものであって、導電性の良好なメッキ(例えば、スズメッキ)の施された銅等の金属板を折り曲げて製作されており、図2(c),(e),(f)に示すように、下方の折曲げ部11aにはプリント基板に実装する際の電気的接点となる直線状の2本のリード部11bが一体的に形成されている。
また、後方(図において左端)の折曲げ部11cには、板バネ12の電線押圧部12aによって電線が押圧されたときに電線に食い込んで脱落防止の役割をすると共に接触面積を拡大してより良好な導通を確保するためのエッジ11dが形成されている。そして、端子金具11の前端(図において右端)には板バネ12の他端12eを係止するための係止片11fが折曲げ形成されている。
板バネ12は、図2(c),(g)に示すように、ステンレス鋼等を略ヘアピン形状に折り曲げて製作したものであり、一端側に滑らかな曲線形状をなす電線押圧部12aが形成されると共に、電線押圧部12aに続いて円弧形状の折曲げ部12bが形成され、他端12eは折曲げ部12bと逆向きに曲げられている。
そして、板バネ12は、本体10の支持ピン10jに折曲げ部12bを嵌めこむことによって回動自在に、且つ電線押圧部12aと折曲げ部12bとを結ぶ方向がプッシュボタン13の押込み方向(図中上下方向)に対して交差する方向に配置されて取り付けられる。尚、導通検査を行う際には、テスタの先端が検査孔10gに挿入されて折曲げ部12bに接触する。
プッシュボタン13は、下方へ押し込むことによって板バネ12の電線押圧部12aを押圧して電線C1を挿脱可能な状態にするためのものであって、本体10と同様の電気的絶縁材料によって製作され、図2(c)に示すように、本体10上面に突出するように取り付けられ、本体10の案内孔10fに沿って上下に摺動するようになっている。プッシュボタン13上面には小さな凹部が形成されていて、操作時に図示しないドライバのようなものでも押し込むことができるようになっている。
プッシュボタン13の横断面は凹の字形に製作されており、本体10の案内孔10fの断面形状と一致し、ワンタッチ端子台2の組立時にプッシュボタン13が誤った向きに差し込まれることを防ぐと共に、案内孔10fに一旦入ってしまうと、突起部が案内孔10fの図示しない角部に引っ掛かり、抜けてしまうことがない構造になっている。
エンドプレート20は、本体10の開口部10dを塞ぐように左側面10bに取付けられる本体10と同一の電気的絶縁材料である例えば合成樹脂で製作された平板状部材である。エンドプレート20の右側面20cには、本体10の右側面20cと同様に4個の凹部20iが設けられ、本体10の左側面10bに設けられた各凸部10hを各凹部20bに嵌合させることにより本体10に取り付けられるようになっている。
次に、ネジ端子台3の構成について図3を参照しつつ説明する。図3(a)は、ネジ端子台3において各本体30の連結を解除した状態を示す平面図、(b)はその正面図、(c)は本体30の左側面図、(d)はその右側面図、(e)は(b)におけるA−A線断面図、(f)は端子金具31の斜視図である。ネジ端子台3は、図3(a),(b)に示すように、端子ネジ32が螺着される端子金具31を固定してなる2個の絶縁性の本体30を連結して構成される。尚、本体30が、本発明の第2本体を、端子金具31が第2端子金具をそれぞれ構成するものである。
本体30は、例えばナイロン66等の絶縁性樹脂材料を金型により成型したものであって、図3(a)等に示すように、台座部30aと、台座部30aの右側に立設された隔壁部30bとを有している。
台座部30aは、端子金具31が装着される略直方体状の部分であり、上面に端子金具31の平面形状に略整合する略長方形状の開口部30dが形成され、底面には端子金具31のリード部31eが挿通されるリード挿通孔30fが形成されている。また、台座部30aの左側面30gには、前部及び後部に2つの連結用の凸部30hが形成されている。
隔壁部30bは、台座部30aを外部又は隣接する他の本体ブロック30の台座部30aと仕切るための壁状部材であり、ワンタッチ端子台2の本体ブロック10の側面視における形状及び大きさに略整合する略正方形板状を呈している。隔壁部30bの右側面30jには、凸部30hに対応する2つの連結用の凹部30iが形成されている。
端子金具31は、導電性の良好なメッキ(例えば、スズメッキ)の施された銅板などの導電材を折り曲げて形成したもので、図3(e),(f)に示すように、平板部31aと、前端折曲げ部31bと、後端折曲げ部31cとを有している。平板部31aは、長方形板状であり、中央にネジ孔31dが形成されている。前端折曲げ部31bは、下方へ直角に折曲げられ、さらにネジ孔31dの真下まで水平方向に折曲げられた後、再び下方へ折曲げられており、下方へ延びる先端部分は細く形成されたリード部31eとなっている。後端折曲げ部31cは、下方へ直角に折曲げられている。尚、前端折曲げ部31b及び後端折曲げ部31cには、台座部30aの開口部30dからの抜け止めを図るための鋸状部分が設けられている。
端子ネジ32は、バネ座金33及び押え板34がそれぞれ1つずつ取付けられており、端子金具31のネジ孔31dに螺合している。そして、例えば圧着端子付き電線は、端子ネジ32の足部を圧着端子の穴に挿通して端子金具31のネジ孔31dに螺合し締付けることにより端子金具31に接続される。
次に、プリント基板用端子台装置1の組付け手順の一例について説明する。まず、ワンタッチ端子台2の組付けを行う。すなわち、3個の本体10内に上記した各部品をそれぞれ組み付けた後、それらの本体10を互いに連結し、さらにエンドプレート20を連結する。具体的には、まず、一つの本体10の右側面10cに設けられた4個の凹部10iに、他の一つの本体10の左側面10bに設けられた4個の凸部10hをそれぞれ嵌合して、二つの本体10を互いに連結する。さらに、一体化したこれら二つの本体10のうち右端の本体10の右側面10cに設けられた4個の凹部10iに、残りの一つの本体10の左側面10bに設けられた4個の凸部10hをそれぞれ嵌合して連結することにより、3個の本体10が一体化される。最後に、エンドプレート20の右側面20cに設けられた4個の凹部20iに、一体化した3個の本体10のうち左端の本体10の左側面10bに設けられた4個の凸部10hをそれぞれ嵌合することにより、3個の本体10と1個のエンドプレート20とが互いに連結されて一体化したワンタッチ端子台2が完成する。
続いて、ネジ端子台3の組付けを行う。すなわち、2個の本体30内に端子金具31をそれぞれ組み付けた後、それらの本体30を互いに連結する。具体的には、一つの本体30の隔壁部30bの右側面30jに設けられた2個の凹部30iに、もう一つの本体30の台座部30aの左側面30gに設けられた2個の凸部30hをそれぞれ嵌合することにより、2つの本体30が互いに連結されて一体化したネジ端子台3が完成する。
最後に、上述したワンタッチ端子台2とネジ端子台3とを連結してプリント基板用端子台装置1が完成する。具体的には、ワンタッチ端子台2における右端の本体10の右側面10cに設けられた下側2個の凹部10iに、ネジ端子台3における左端の本体30の左側面30gに設けられた2個の凸部30hをそれぞれ嵌合することにより、ワンタッチ端子台2とネジ端子台3とが連結されて一体化した図1に示す1ユニットのプリント基板用端子台装置1が完成する。
次に、プリント基板用端子台装置1の使用例について説明する。図4(a)は、プリント基板40にプリント基板用端子台装置1を実装した例を示す平面図であり、(b)はその正面図である。図5(a)は、プリント基板40に実装したプリント基板用端子台装置1に信号用の電線C1及び電源用の電線C2をそれぞれ接続した例を示す平面図であり、(b)はB−B線断面図、(c)はC−C線断面図である。尚、信号用の電線C1の先端には導体部が露出し、電源用の電線C2の先端には圧着端子C2aが取付けられている。
図4(a),(b)に示すように、プリント基板用端子台装置1は、各端子金具11のリード部11b及び各端子金具31のリード部31eをプリント基板40の各スルーホール41に挿通し、各ワンタッチ端子台2及び各ネジ端子台3の下面をプリント基板40に載置した状態で半田付けを施すことによりプリント基板40に実装される。
そして、信号用の電線C1は、図5(a),(b)に示すように、各ワンタッチ端子台2の本体10に設けられた挿入孔10eに挿入されて板バネ12の電線押圧部12aによって押圧されることにより端子金具11との接続が図られる。
一方、電源用の電線C2は、図5(a),(c)に示すように、端子ネジ32の足部を圧着端子C2aの穴に挿通し、各ネジ端子台3の本体30に取付けられた端子金具31のネジ孔31dに螺合して締付けることにより端子金具31との接続が図られる。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態によれば、プリント基板40に直付けされる第1端子金具としての端子金具11を絶縁性の第1本体としての本体10に固定してなり、本体10の内部に収納された板バネ12の押圧により端子金具11を本体10の内部へ挿入孔10eを介して挿入された信号用の電線C1に接続するように構成されたワンタッチ端子台2と、プリント基板40に直付けされる第2端子金具としての端子金具31を絶縁性の第2本体としての本体30に固定してなり、端子ネジ32の締め付けにより端子金具31を電源用の電線C2に接続するように構成されたネジ端子台3とを備え、本体10と本体30とを側面同士で連結してワンタッチ端子台2とネジ端子台3とを1ユニットに構成している。
よって、1ユニットの端子台装置1に電線接続方式が異なるワンタッチ端子台2とネジ端子台3とが集約されているので、複数の電線をそれぞれの用途(信号用、電源用等)に応じた接続方式の端子台に接続することができる。また、ワンタッチ端子台2とネジ端子台3とが一体化されて1つのユニットを構成しているので、従来のようにワンタッチ端子台とネジ端子台とが別個のユニットとして構成されて各々を別個にプリント基板へ実装する場合(図6参照)と比較して、プリント基板に実装される部品点数並びに取付け工数を低減できると共に、同一極数で必要とされる実装面積が小さくなり、プリント基板における実装面積の省スペース化を図ることができる。
また、本体30は、本体10に隣接する左側面30gに係合部としての凸部30hが設けられると共に、本体10は、本体30に隣接する右側面10cに凸部30hを嵌合可能な被係合部としての凹部10iが設けられているので、別個の連結部材を用いることなく、本体10と本体30とを側面同士で確実に連結してワンタッチ端子台2とネジ端子台3とを一体化してなる1ユニットの端子台装置1を構成することができる。
また、各本体30の隔壁部30bが、側面視において本体10と略同一の外形に形成されることにより、本体10と本体30とは、前端、後端及び上端がそれぞれ略整合するので、本体10と本体30との連結によりワンタッチ端子台2とネジ端子台3とが一体化した1ユニットの端子台装置としての取り扱いが容易であり、プリント基板40への実装作業等をより円滑に行うことができる。
また、ワンタッチ端子台2は、複数の本体10を側面同士で連結してなり、ネジ端子台3は、複数の本体30を側面同士で連結してなるので、ワンタッチ端子台2及びネジ端子台3をそれぞれ任意の極数に自在に設定することができる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能であることは云うまでもない。
例えば、前記実施形態では、3個の本体10を連結してワンタッチ端子台2の極数を3とし、2個の本体30を連結してネジ端子台3の極数を2とすることにより、全体の極数を5とする構成としたが、ワンタッチ端子台2における本体10の連結個数及び/又はネジ端子台3における本体30の連結個数を増減することにより極数を変更して実施してもよい。
また、ワンタッチ端子台2を、色の異なる複数の本体10(例えば、白、赤、青、黄、緑、黒等)を組み合わせて構成し、ネジ端子台3を、色の異なる複数の本体30を組み合わせて構成してもよい。本変形例によれば、接続される電線に応じて本体10又は本体30の色を選択して組み合わせることにより、作業者による本体10や本体30の識別が容易になると共に、電線の接続ミス等の発生を防止することができる。
本発明の一実施形態のプリント基板用端子台装置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。 (a)はワンタッチ端子台において各本体及びエンドプレートの連結を解除した状態を示す平面図、(b)はその正面図、(c)は本体の左側面図、(d)はその右側面図、(e)は端子金具の平面図、(f)はその正面図、(g)は板バネの斜視図である。 (a)はネジ端子台において各本体の連結を解除した状態を示す平面図、(b)はその正面図、(c)は本体の左側面図、(d)はその右側面図、(e)は(b)におけるA−A線断面図、(f)は端子金具の斜視図である。 (a)はプリント基板にプリント基板用端子台装置を実装した例を示す平面図であり、(b)はその正面図である。 (a)はプリント基板に実装したプリント基板用端子台装置に信号用の電線及び電源用の電線をそれぞれ接続した例を示す平面図であり、(b)はB−B線断面図、(c)はC−C線断面図である。 (a)は従来のワンタッチ端子台とネジ端子台とをプリント基板上に配置して実装した例を示す平面図であり、(b)はその正面図である。
符号の説明
1 プリント基板用端子台装置
2 ワンタッチ端子台
3 ネジ端子台
10 本体(第1本体)
10b 左側面
10c 右側面
10e 挿入孔
10h 凸部(係合部)
10i 凹部(被係合部)
11 端子金具(第1端子金具)
12 板バネ
20 エンドプレート
30 本体(第2本体)
30b 隔壁部
30g 左側面
30h 凸部(係合部)
30i 凹部(被係合部)
30j 右側面
31 端子金具(第2端子金具)
32 端子ネジ(ネジ)
40 プリント基板
C1 電線
C2 電線

Claims (7)

  1. プリント基板に実装される電線接続用の端子台装置であって、
    前記プリント基板に直付けされる第1端子金具を絶縁性の第1本体に固定してなり、その第1本体の内部に収納された板バネの押圧により前記第1端子金具を前記第1本体の内部へ挿入孔を介して挿入された電線に接続するように構成されたワンタッチ端子台と、
    前記プリント基板に直付けされる第2端子金具を絶縁性の第2本体に固定してなり、ネジの締め付けにより前記第2端子金具を電線に接続するように構成されたネジ端子台と
    を備え、
    前記第1本体と前記第2本体とを側面同士で連結して前記ワンタッチ端子台と前記ネジ端子台とを1ユニットに構成したことを特徴とするプリント基板用端子台装置。
  2. 前記第1本体及び前記第2本体の一方は、他方に隣接する側面に少なくとも一つの係合部が設けられると共に、前記他方は、前記一方に隣接する側面に前記係合部と係合可能な少なくとも一つの被係合部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のプリント基板用端子台装置。
  3. 前記各係合部は、前記第1本体及び前記第2本体の一方における他方に隣接する側面に形成された凸部であり、前記各被係合部は、前記他方における前記一方に隣接する側面の前記各凸部に対応する位置に形成されその対応する凸部を嵌合可能な凹部であることを特徴とする請求項2に記載のプリント基板用端子台装置。
  4. 前記第1本体と前記第2本体とは、前端、後端及び上端がそれぞれ略整合していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプリント基板用端子台装置。
  5. 前記第2本体は、側面又は隣接する前記第2端子金具間に立設された少なくとも一つの隔壁部を備え、
    前記第2本体の前記各隔壁部は、側面視において前記第1本体と略同一の外形に形成されたことを特徴とする請求項4に記載のプリント基板用端子台装置。
  6. 前記ワンタッチ端子台は、複数の前記第1本体を側面同士で連結してなり、及び/又は、
    前記ネジ端子台は、複数の前記第2本体を側面同士で連結してなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のプリント基板用端子台装置。
  7. 前記ワンタッチ端子台は、色の異なる複数の前記第1本体を組み合わせてなり、及び/又は、
    前記ネジ端子台は、色の異なる複数の前記第2本体を組み合わせてなることを特徴とする請求項6に記載のプリント基板用端子台装置。
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WO2022185667A1 (ja) * 2021-03-01 2022-09-09 オムロン株式会社 端子台用アタッチメント及び端子台

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