JP2008209242A - 対地車速計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
より精度の高い対地車速計測装置を提供する。
【解決手段】
路面に送信波を送信する送信アンテナ102と、送信アンテナ102で送信した送信波の路面からの反射波を受信する受信アンテナ103と、送信アンテナ102の送信周波数と受信アンテナ103の受信周波数に基づいて送信方向速度を演算する速度演算部101と、車両の加速度を計測する加速度計測部104と、加速度計測部104で計測した加速度と速度演算部101で演算した送信方向速度に基づいて送信波の路面に対する送信角度を演算する送信角度演算部105と、送信角度演算部105で演算した送信角度と、速度演算部101で演算した送信方向速度に基づいて、車両の対地速度を演算する対地車速演算部106と、を有する対地車速計測装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、対地車速計測装置に関する。
従来の車輪速センサに代えて、波のドップラ効果を利用して車両の路面に対する進行速度である対地車速を検出する対地車速計測装置が開発されている。
この対地車速計測装置は、車両走行中送信部および受信部と車両進行方向との成す角度が常に一定に保たれるとの前提に基づき、対地車速を検出していたため、車両加速時,車両減速時および車両制動時には車体が基準状態から前後方向に傾斜した場合に、検出制度を高く維持できないという問題があった。
そこで、車体の加減速度と車体傾斜角すなわち送信部等の角度の変動量との間には一定の関係が存在するという見地に立ち、取得された加減速度に基づいて送信部等の角度を推定し、それを勘案して対地車速を決定する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平5−147512号公報
対地車速検出装置の送信部及び受信部が基準の角度からずれる要因として、車両の加減速の他にも、積載による車体の傾斜角の変化や、対地車速検出装置を車体に取り付けたときの送信部及び受信部の基準角度とのズレが考えられる。しかし、従来の技術は、その点が十分に考慮されていなかった。
本発明は、上記に鑑み、より精度の高い対地車速計測装置を提供することを目的とする。
車両の加速度と、送信波の送信方向にいて計測した速度に基づいて送信波の送信角度を求め、当該送信角度と送信方向速度に基づいて、車両の対地速度を求める。
より精度の高い対地車速計測装置を提供することができる。
図6は、本発明の一実施形態をなす対地車速計測装置の自動車への設置例を示す。
対地車速計測装置602は、車両601の前方(後方でも良い)に取り付け、路面603に向けて送信波を送信する。そして路面603からの反射波を受信して、路面603に対する車両601の対地速度Vを計測する。
送信波の方向を基準の一定値θrefであると仮定して対地速度Vを算出する場合、実際に送信波を送信している方向θがθrefとずれていると、算出した対地速度Vに誤差が発生してしまう。実際の送信方向θとθrefとがずれる要因として、車両の加減速による車両のピッチ角変化θp、車両の荷物の積載や乗車人員の影響による車両のピッチ角変化θn、対地車速計測装置602を車両601に取り付けたときの取り付け角度誤差
θtd、対地車速計測装置602から送信波を送信したときに所定の方向からずれた方向に送信してしまう軸ずれ角θeがある。そこで、実際の送信方向θと基準の方向θrefとのずれを演算し、実際の送信方向θに基づいて対地車速Vを演算することで、高精度に対地車速Vを算出する。
実際の送信方向θに基づいて対地車速Vを算出するための構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態をなす対地車速計測装置のブロック構成図を示す。ここでは、速度演算部101,加速度計測部104,送信角度演算部105,対地車速演算部
106を含む対地車速計測装置の一例を示す。尚、これら速度演算部101,加速度計測部104,送信角度演算部105,対地車速演算部106が一つの筐体内に収められている必要はなく、分離していても良いし、また一部の部位の機能が他の筐体における演算装置によって果たされても良い。
速度演算部101は、送信アンテナ102から送信波(電磁波或いは音波)を路面に向けて放射し、送信波の路面からの反射波を受信アンテナ103で受信する。反射波の受信周波数Frは、対地速度Vの影響を受けて、送信波の送信周波数Ftにドップラ周波数
Fdが加わった周波数となる。速度演算部101は、ドップラ周波数Fdに基づいて、式(1)で路面に対する送信方向θの送信方向速度Vdを算出して出力する。
Vd=Fd×c/(2×Ft) ・・・(1)
c:光速
加速度計測部104は、車両の前後方向の加速度αxと上下方向の加速度αzを計測する。例えば既存の加速度センサなどを用いても良い。
送信角度演算部105は、速度演算部101からの送信方向速度Vdと加速度計測部
104で計測した加速度に基づいて、送信アンテナ102から実際に送信している送信波の角度θを算出する。
対地車速演算部106は、送信角度演算部105で演算した実際の送信角度θと速度演算部101で演算した送信方向速度Vdに基づいて、式(1−1)で車両601の対地速度Vを算出する。
V=Vd/COS(θ) ・・・(1−1)
また、ここでは速度演算部101が送信方向速度Vdを出力する例を示したが、速度演算部101から送信周波数Ftの受信周波数Frの差であるドップラ周波数Fdと送信周波数Ftとを出力し、送信角度演算部105がドップラ周波数Fdと加速度計測部104で計測した加速度に基づいて、送信アンテナ102から実際に送信している送信波の角度θを算出しても良い。その場合、対地車速演算部106は、送信角度演算部105で演算した実際の送信角度θと速度演算部101から入力したドップラ周波数Fd及び送信周波数Ftに基づいて、式(1−2)で車両601の対地速度Vを算出する。
V=Fd×c/(2×COS(θ)×Ft) ・・・(1−2)
図2は、図1の送信角度演算部105の構成図を示す。送信角度演算部105は、静的角度演算部201と動的角度演算部202からなる。
静的角度演算部201は、速度演算部101で算出したドップラ周波数Fd或いは送信方向速度Vdと、加速度計測部で計測した加速度に基づいて、車両に荷物を積んだときのピッチ角変化θn等のように、対地車速計測装置を起動してから角度変化がほとんど無い静的な角度θsを算出する。
動的角度演算部202は、速度演算部101で算出したドップラ周波数Fd或いは送信方向の送信方向速度Vdと、加速度計測部で計測した加速度に基づいて、車両の加減速による車両のピッチ角変化θp等のように、対地車速計測装置を起動後も角度変化をする動的な角度θaを演算する。
そして、静的角度演算部201で算出した静的な角度θsと動的角度演算部202で算出した動的な角度θaに基づいて送信波を送信している実際の角度θを算出する。
図3は、図2の静的角度演算部201の構成を示す。
静的角度演算部201は、速度変化率演算部301と静的角度推定部302,角度切換え部303からなる。速度変化率演算部301は速度の変化率を演算する。速度演算部
101で算出した速度がドップラ周波数Fdである場合は式(2)で速度の変化率Fd′を演算する。
Fd′=(Fd−Fdold)/T ・・・(2)
Fdold:前回のドップラ周波数
T:演算周期
また、速度が送信方向速度Vdの場合は式(3)で速度の変化率Vd′を演算する。
Vd′=(Vd−Vdold)/T ・・・(3)
Vdold:前回の送信方向成分の速度
T:演算周期
静的角度推定部302は、加速度計測部で計測した加速度に基づいて静的な角度θsを算出する。車両の前後方向の加速度αxから静的な角度θsを推定する場合は式(4)で推定し、上下方向の加速度αzから推定する場合は式(5)で推定する。
θs=SIN−1(αx/g) ・・・(4)
θs=COS−1(αz/g) ・・・(5)
g:重力加速度
式(4)又は式(5)で推定した静的な角度θsは、車両が加減速していると、その影響を受けている。そのため、車両の加減速中は推定した静的な角度θsの誤差が大きくなってしまう。また、静的な角度θsは、対地車速計測装置を起動後は殆ど変化しない。そこで、角度切換え部303は、式(2)又は式(3)で算出した速度の変化率の絶対値が所定値以下であるか否か判定し、所定値以下であれば式(4)又は式(5)で推定した静的な角度を選択して静的な角度として出力する。また、速度の変化率の絶対値が所定値より大きい場合は前回出力した角度を選択して出力する。そうすることで、静的な角度θsを精度良く演算することが出来る。また、加速度計測部の計測値は重力の影響を受けているため、車両が傾いていると車両が加減速しているにも関わらず、加速度の計測値が小さくなってしまう場合がある。ドップラ周波数Fd或いは送信方向速度Vdの変化率を用いることで、車両が傾いていても重力の影響を受けることなく、角度切換え部303で正確な判定を行うことが出来る。
図4は、図3の動的角度演算部202の構成を示す。
動的角度演算部202は、加速度補正部401と動的角度推定部402からなる。加速度計測部104で計測した加速度αx,αzは、静的な角度θsと動的な角度θaを合わせた方向の加速度を計測している。加速度補正部401は、静的角度演算部202で演算した静的な角度θsに基づいて式(6)及び式(7)で、加速度計測部104で計測した加速度αx,αzから静的な角度θsの影響を取り除き、動的な角度方向θaの加速度
αxa,αzaに変換する。
αxa=αz*COS(θs)+αx*SIN(θs) ・・・(6)
αza=αz*SIN(θs)+αx*COS(θs) ・・・(7)
動的角度推定部402は、動的な角度θaを推定する。動的な角度θaを推定する第一実施例を説明する。車両の加減速により変化したピッチ角θp等の動的な角度θaは、加速度αxa,αzaに応じた式(8)或いは式(9)のような所定の関係がある。
θa=f(αxa) ・・・(8)
θa=f(αza) ・・・(9)
式(8)或いは式(9)の関係は車種によって異なるため、それぞれの車種に応じた動的な角度θaと加速度αxa,αzaの関係を予め調べおき、調べた関係を用いて加速度αxa,αzaに応じた動的な角度θaを出力する。
次に動的な角度θaを推定する第二実施例を説明する。加速度αxaが所定値より大きく、且つ速度変化率が所定値より大きい場合は、動的な角度方向θaの加速度αxaと速度変化率には式(10)或いは式(11)の関係があり、その関係を用いて動的な角度
θaを算出する。
αxa*COS(θa)=
(K*Fd′)/COS(θa+θs+θref) ・・・(10)
αxa*COS(θa)=
Vd′/COS(θa+θs+θref) ・・・(11)
θref:基準の送信方向
加速度αxaが所定値以下、又は速度変化率が所定値以下の場合は、θaを所定値(例えば0)に設定する。
図5は、図1の送信角度演算部105の処理フローチャートを示す。
まず始めに、s101の速度変化率演算で、速度の変化率を式(2)或いは式(3)を用いて算出する。次にs102に進み、s101で算出した速度変化率の絶対値が所定の変化率αより小さいか否か判定する。所定の変化率αより小さければs103に進み、そうでなければs104に進む。s103の静的角度演算では、式(4)或いは式(5)を用いて静的な角度θsを算出する。s101からs103までの処理が静的角度演算部
201に相当する。s104の加速度補正は、式(6),式(7)で動的な角度θa方向の加速度αxa,αzaを算出する。s105の動的角度演算は、動的角度推定部402の処理を行い、動的な角度θaを算出する。s104とs105の処理が動的角度演算部
202に相当する。s106の送信角度演算は、s103で算出した静的な角度θsと
s105で算出した動的な角度θaに基づいて、式(12)で送信アンテナ102から実際に送信している送信波の角度θを算出する。
θ=θs+θa+θref ・・・(12)
図7は、図6の対地車速計測装置602の内部構成図を示す。
対地車速計測装置602は、筺体701及びミリ波送受信器702,1次レンズ703,2次レンズ709,加速度センサ704,マイコン707,基板705,コネクタ708からなる。ミリ波送受信器702は、送信アンテナ102,受信アンテナ103をワンチップのICで構成し、ミリ波を送受信する。ミリ波送受信器702から送信されたミリ波は、1次レンズ703と2次レンズを用いてミリ波を絞り、ミリ波を対地車速計測装置
602の外部に送信する。加速度センサ704を、ミリ波送受信器702を付けた基板
705と同じ基板705に取り付け、加速度を計測する。すなわち、加速度計測部104に相当する。加速度センサ704とミリ波送受信器702を同じ基板705に取り付けると、ミリ波を送信している方向と加速度センサの傾斜が同じになるため、対地車速計測装置602を車両に取り付けたときの取り付け角度誤差θtdの影響を無くすことが出来る。
また、対地車速計測装置602を車両に取り付けたとき、或いは対地車速計測装置602と加速度センサ704が別体の場合は、加速度センサ704を車両に取り付けたときに、加速度センサ704の取り付け角度誤差θtaを計測しておき、計測した取り付け角度誤差θtaを用いて送信方向を算出するようにしても良い。そうすることで、角度誤差θtaの影響を受けずに、ミリ波の送信方向θを算出することが出来る。ミリ波送受信器702を取り付けた基板の裏面にマイコン707を取り付けることで、基板の大きさを小さくすることが出来る。
マイコン707は、ミリ波送受信器702からのドップラ周波数に応じた信号と加速度センサで計測した加速度に基づいて図5に示す処理を行い、路面に対する車体の速度Vを演算する。すなわち送信角度演算部105および対地車速演算部106に相当する。基板705から電源線の2本と信号線の2本を筺体701の外部に出す。筺体701にコネクタ708を取り付け、電源と信号が外部から入出力できるようにする。コネクタ708は、対地車速計測装置602の後ろ或いは右,左の何れかに取り付けると、対地車速計測装置602を車体に取り付け易くなる。コネクタ708を後ろに取り付ける場合は、対地車速計測装置602の上寄りに取り付けると、より車体に取り付け易くなる。
図8は、図6の対地車速計測装置602を備えた制動・駆動・旋回統合装置を示す。
制動・駆動・旋回統合装置805は、制動時に車輪のロックを防ぐアンチロック・ブレーキ・システムと発進時の車輪のスリップを防ぐトラクション・コントロール・システムと横滑りを防ぐビークル・ダイナミックス・コントロールを統合した制御装置である。本実施形態の対地車速計測装置602は、路面に対する車体の速度Vを計測する。車輪速度計測装置802は車輪の速度Vwを計測する。ヨーレイト計測装置803は車体のヨーレイトを計測する。操舵角計測装置804は、車両の操舵角を計測する。対地車速計測装置602で計測した車体の速度Vと車輪速度計測装置802で計測した車輪の速度Vwに基づいて車輪のスリップ率を演算し、そのスリップ率に基づいて減速時には車輪がロックしないようにブレーキ706を制御し、加速時には車輪がスリップしないようにブレーキ
806或いはスロットル807を制御する。また、路面に対する車体の速度V及び車輪の速度Vw,ヨーレイトω,操舵角φに基づいて車体の横滑りを検出し、車体に横滑りが有る場合は横滑りがなくなるようにブレーキ806或いはステアリング808を制御する。本発明の対地車速計測装置を用いることで、車両の加減速や積載量,乗員数によるピッチ角の変化に関わらず、正確な制御を行うことが出来る。
このように本実施形態によれば、対地車速計測装置を車体に取り付けたときに送信部及び受信部が基準の角度からずれたり、車体の傾斜角が変動したりしても、路面に対する車体の速度を正確に計測することが出来る。
本発明の一実施形態をなす対地車速計測装置のブロック構成図を示す。 図1の送信角度演算部105の構成図を示す。 図2の静的角度演算部201の構成を示す。 図3の動的角度演算部202の構成を示す。 図1の送信角度演算部105の処理フローチャートを示す。 図1の例における対地車速計測装置の自動車への設置例を示す。 図6の対地車速計測装置602の内部構成図を示す。 図6の対地車速計測装置602を備えた制動・駆動・旋回統合装置を示す。
符号の説明
101 速度演算部
102 送信アンテナ
103 受信アンテナ
104 加速度計測部
105 送信角度演算部
106 対地車速演算部
201 静的角度演算部
202 動的角度演算部
301 速度変化率演算部
302 静的角度推定部
303 角度切換え部
401 加速度補正部
402 動的角度推定部
601 車両
602,801 対地車速計測装置
603 路面
701 筺体
702 ミリ波送受信器
703 1次レンズ
704 加速度センサ
705 基板
707 マイコン
708 コネクタ
709 2次レンズ
802 車輪速度計測装置
803 ヨーレイト計測装置
804 操舵角計測装置
805 制動・駆動・旋回統合装置
806 ブレーキ
807 スロットル
808 ステアリング

Claims (12)

  1. 車両に取り付けられ、路面に送信波を送信する送信部と、
    車両に取り付けられ、前記送信部で送信した送信波の路面からの反射波を受信する受信部と、
    前記送信部の送信周波数と前記受信部の受信周波数に基づいて前記送信波の送信方向速度を演算する速度演算部と、
    前記車両の加速度を計測する加速度計測部と、
    前記加速度計測部で計測した加速度と前記速度演算部で演算した送信方向速度に基づいて送信波の路面に対する送信角度を演算する送信角度演算部と、
    前記送信角度演算部で演算した送信角度と、前記速度演算部で演算した前記送信方向速度に基づいて、前記車両の対地速度を演算する対地車速演算部と、を有する対地車速計測装置。
  2. 請求項1記載の対地車速計測装置であって、
    前記送信角度演算部は、前記加速度計測部で計測した加速度と前記速度演算部で演算した送信方向速度に基づいて装置の静的な角度を演算する静的角度演算部と、前記加速度計測部で計測した加速度と前記静的角度演算部で演算した静的な角度とに基づいて、装置の動的な角度を演算する動的角度演算部とを有し、前記静的角度演算部で演算した静的な角度と前記動的角度演算部で演算した動的な角度とに基づいて、送信波の路面に対する送信角度を演算して出力する対地車速計測装置。
  3. 請求項1記載の対地車速計測装置であって、
    前記送信角度演算部は、前記加速度計測部で計測した加速度に基づいて装置の静的な角度を推定する静的角度推定部を備え、前記速度演算部で算出した送信方向速度の変化率が所定値より小さくなった場合は、前記静的角度推定部で推定した静的な角度を送信波の路面に対する送信角度として出力する対地車速計測装置。
  4. 請求項1記載の対地車速計測装置であって、
    前記加速度計測部を車両に取り付けた時の取り付け角度を記憶する手段を備え、
    前記送信角度演算部は、記憶された前記取り付け角度に基づいて送信波の路面に対する送信角度を演算する対地車速計測装置。
  5. 請求項1記載の対地車速計測装置であって、
    前記加速度計測部は少なくとも2方向以上の加速度を計測する対地車速計測装置。
  6. 請求項1記載の対地車速計測装置であって、
    前記加速度計測部と前記送信部とが同じ基板に取り付けられている対地車速計測装置。
  7. 車両に取り付けられ、路面に送信波を送信する送信部と、
    車両に取り付けられ、前記送信部で送信した送信波の路面からの反射波を受信する受信部と、
    前記送信部の送信周波数と前記受信部の受信周波数に基づいてドップラ周波数を演算する速度演算部と、
    前記車両の加速度を計測する加速度計測部と、
    前記加速度計測部で計測した加速度と前記速度演算部で演算したドップラ周波数とに基づいて、送信波の路面に対する送信角度を演算する送信角度演算部と、
    前記送信角度演算部で演算した送信角度、前記速度演算部で演算したドップラ周波数、及び前記送信周波数に基づいて、前記車両の対地速度を演算する対地車速演算部と、
    を有する対地車速計測装置。
  8. 請求項7記載の対地車速計測装置であって、
    前記送信角度演算部は、前記加速度計測部で計測した加速度と前記速度演算部で演算したドップラ周波数に基づいて、装置の静的な角度を演算する静的角度演算部と、前記加速度計測部で計測した加速度と前記静的角度演算部で演算した静的な角度とに基づいて、装置の動的な角度を演算する動的角度演算部とを有し、前記静的角度演算部で演算した静的な角度と前記動的角度演算部で演算した動的な角度とに基づいて送信波の路面に対する送信角度を演算して出力する対地車速計測装置。
  9. 請求項7記載の対地車速計測装置であって、
    前記送信角度演算部は、前記加速度計測部で計測した加速度に基づいて、装置の静的な角度を推定する静的角度推定部を備え、前記速度演算部で算出したドップラ周波数の変化率が所定値より小さくなった場合は、前記静的角度推定部で推定した静的な角度を送信波の路面に対する送信角度として出力する対地車速計測装置。
  10. 請求項7記載の対地車速計測装置であって、
    前記加速度計測部を車両に取り付けた時の取り付け角度を記憶する手段を備え、
    前記送信角度演算部は、記憶された前記取り付け角度に基づいて送信波の路面に対する送信角度を演算する対地車速計測装置。
  11. 請求項7記載の対地車速計測装置であって、
    前記加速度計測部は少なくとも2方向以上の加速度を計測する対地車速計測装置。
  12. 請求項7記載の対地車速計測装置であって、
    前記加速度計測部と前記送信部とが同じ基板に取り付けられている対地車速計測装置。
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