JP2008208825A - インジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】一枚のプレート16に流入流路23を設けるインジェクタ1において、流入流路23におけるバリ発生の確認およびバリの除去を容易にし、さらに、入口オリフィス43の径および長さの計測を容易にすることにある。
【解決手段】プレート16には、流入流路23、流出流路24及び高圧流路25が、一端面21及び他端面22に開口するように直線的に貫通して設けられている。そして、一端面21には流入流路23の開口部46と高圧流路25の開口部47とを連通する溝48が流出流路24の開口部39を避けて環状に設けられ、高圧流路25、溝48及び流入流路23を介して背圧室に高圧の燃料が流入する。このため、流入流路23の観察が容易になるので、流入流路23におけるバリ発生の確認およびバリの除去が容易になり、さらに入口オリフィス43の径および長さを容易に計測することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンに燃料を噴射するインジェクタに関する。
従来から、ノズルニードルの一端側に背圧室を形成し、この背圧室に燃料を流出入させることで背圧室の燃料圧(以下、背圧と呼ぶ)を操作してノズルニードルに噴孔を開閉させるインジェクタが公知である。
従来のインジェクタ100は、図6に示すように、ノズルニードル101に閉方向に作用する付勢力(主に、背圧による付勢力とスプリング102による付勢力の合力)と、開方向に作用する付勢力(主に、ノズル室103の燃料圧による付勢力)とのバランスにより噴孔104が開閉される。
すなわち、背圧室106には、燃料供給源から燃料を流入させるための流入流路107、および背圧室106から燃料を流出させるための流出流路108が接続しており、各々にオリフィス(入口オリフィス109、出口オリフィス110)が設けられている。ここで、入口オリフィス109及び出口オリフィス110は、入口オリフィス109よりも出口オリフィス110の方が流量が大きくなるように設けられている。
そして、電磁弁113が作動すると、流出流路108が開放されて背圧室106から燃料が流出し、背圧が低下する。このため、ノズルニードル101に閉方向に作用する付勢力が、開方向に作用する付勢力よりも弱くなり、ノズルニードル101が開方向に駆動され、噴孔104が開放される。
また、電磁弁113が作動を停止すると、流出流路108が閉鎖されて背圧室106からの燃料の流出が停止し、背圧が上昇する。このため、ノズルニードル101に閉方向に作用する付勢力が、開方向に作用する付勢力よりも強くなり、ノズルニードル101が閉方向に駆動され、噴孔104が閉鎖される。
ところで、入口オリフィス109及び出口オリフィス110は、入口オリフィス109を含む流入流路107および出口オリフィス110を含む流出流路108とともに、本体ボディ114とは別の部材に設けられている。そして、この別の部材を一枚のプレート115とすることで、部品点数を減らすとともに、燃料のシール性を向上させている。
そして、プレート115における流入流路107は、図示右斜め上に向かい袋穴状に流路116を穿設し、図示左斜め上に向かい袋穴状に流路117を穿設し、さらに流路117の先端に入口オリフィス109を設け、入口オリフィス109を流路116に接続することで設けられる(特許文献1参照)。このため、入口オリフィス109と流路116との接続部にバリが発生する虞がある。そして、流路116が袋穴状に穿設されているため、バリ発生の確認及びバリの除去が困難であり、入口オリフィス109の径及び長さの計測も困難である。
特開2003−97378号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、一枚のプレートに入口オリフィスを含む流入流路を設けるインジェクタにおいて、流入流路におけるバリ発生の確認およびバリの除去、ならびに入口オリフィスの径および長さの計測を容易にすることにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載のインジェクタは、ノズルニードルの一端側に背圧室を形成し、この背圧室に燃料を流出入させることで背圧室の燃料圧を操作してノズルニードルに噴孔を開閉させるものである。そして、背圧室の一端側に配される1つのプレートを備え、プレートの一端面及び他端面に開口するように直線的に貫通して設けられ、背圧室へ燃料を流入させる流入流路と、プレートの一端面及び他端面に開口するように直線的に貫通して設けられ、背圧室から燃料を流出させる流出流路と、プレートに2つの流路端を具備し、少なくとも一方の流路端がプレートの一端面に開口し、燃料供給源から受け入れた高圧の燃料が流れる高圧流路とが形成されている。
また、流入流路には、背圧室への燃料の流入流量を規制する入口オリフィスが設けられ、流出流路には、背圧室からの燃料の流出流量を規制する出口オリフィスが設けられ、プレートの一端面には流入流路の開口部と高圧流路の開口部とを連通する溝が流出流路の開口部を避けて設けられている。そして、高圧流路、溝及び流入流路を介して背圧室に高圧の燃料が流入し、流出流路を介して背圧室から燃料が流出する。
これにより、流入流路の観察が容易になる。このため、プレートに形成された流入流路におけるバリ発生の確認およびバリの除去が容易になり、さらに入口オリフィスの径および長さを容易に計測することができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載のインジェクタによれば、流入流路は溝に開口し、溝の幅は流入流路の開口径よりも大きい。
これにより、流入流路と溝との接続部でのバリの除去が容易になる。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載のインジェクタによれば、入口オリフィスよりも下流側の流入流路は、流路径が流路長よりも大きい。
これにより、入口オリフィスを通過した燃料が入口オリフィスの下流側の流路壁に沿うコアンダ効果を抑制することができる。このため、入口オリフィスの下流側の流入流路において、燃料の流量の変動が抑制されるので、燃料噴射に対する制御性能が向上する。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載のインジェクタによれば、出口オリフィスは、入口オリフィスよりも流路抵抗が小さい。
これにより、流出流路の流路抵抗が流入流路の流路抵抗よりも小さくなるため、流出流路の開放により、確実に背圧を低下させることができる。
〔請求項5の手段〕
請求項5のインジェクタは、溝が流出流路の開口部の全周を囲う環状に設けられている。
これにより、溝の加工を旋盤で行うことができるので、加工コストを低減することができる。また、溝を流出流路の開口部の周囲に環状に設けることで、溝の燃料圧は全周において均等に作用する。このため、溝の周方向において燃料圧が偏って作用する部分がなくなるので、溝の燃料シール性が向上する。
〔請求項6の手段〕
請求項6のインジェクタは、高圧流路が、プレートの一端面及び他端面に開口するように直線的に貫通して設けられている。
これにより、高圧流路の観察が容易になる。このため、プレートに形成された高圧流路におけるバリ発生の確認およびバリの除去が容易になる。
最良の形態1のインジェクタは、ノズルニードルの一端側に背圧室を形成し、この背圧室に燃料を流出入させることで背圧室の燃料圧を操作してノズルニードルに噴孔を開閉させるものである。そして、背圧室の一端側に配される1つのプレートを備え、プレートの一端面及び他端面に開口するように直線的に貫通して設けられ、背圧室へ燃料を流入させる流入流路と、プレートの一端面及び他端面に開口するように直線的に貫通して設けられ、背圧室から燃料を流出させる流出流路と、プレートに2つの流路端を具備し、少なくとも一方の流路端がプレートの一端面に開口し、燃料供給源から受け入れた高圧の燃料が流れる高圧流路とが形成されている。
また、流入流路には、背圧室への燃料の流入流量を規制する入口オリフィスが設けられ、流出流路には、背圧室からの燃料の流出流量を規制する出口オリフィスが設けられ、プレートの一端面には流入流路の開口部と高圧流路の開口部とを連通する溝が流出流路の開口部を避けて設けられている。そして、高圧流路、溝、及び流入流路を介して背圧室に高圧の燃料が流入し、流出流路を介して背圧室から燃料が流出する。
また、流入流路は溝に開口し、溝の幅は流入流路の開口径よりも大きい。
また、出口オリフィスは、入口オリフィスよりも流路抵抗が小さい。
そして、溝は、流出流路の開口部の全周を囲う環状に設けられている。
また、高圧流路が、プレートの一端面及び他端面に開口するように直線的に貫通して設けられている。
最良の形態2のインジェクタは、入口オリフィスよりも下流側の流入流路は、流路径が流路長よりも大きい。
〔実施例1の構成〕
実施例1のインジェクタ1の構成を、図1および図2を用いて説明する。
インジェクタ1は、図1に示すように、コモンレール(図示せず)等の燃料供給源から燃料を受け入れてノズル2に導く本体3と、本体3の一端側に組み付けられて噴孔開閉のアクチュエータとして機能する電磁弁4と、本体3の他端側に配されて燃料を噴射するノズル2とを備える。なお、電磁弁4は、ソレノイドコイル5への通電により作動して開弁する周知の構造を有する。
ノズル2は、他端に噴孔7が設けられるノズルボディ8、ノズルボディ8内に摺動自在に収容されるとともに噴孔7を開閉するノズルニードル9を有する。また、ノズルニードル9の一端には、本体ボディ10に支持されるコマンドピストン11が当接し、コマンドピストン11の一端に背圧室13が形成されている。
そして、背圧室13の燃料圧(以下、背圧と呼ぶ)は、コマンドピストン11を介してノズルニードル9を他端側(閉方向)へ付勢する。また、ノズルニードル9の他端側にはノズル室14が形成され、ノズル室14の燃料圧はノズルニードル9を一端側(開方向)へ付勢する。さらに、コマンドピストン11の周囲にスプリング15が配設され、ノズルニードル9を閉方向へ付勢している。
また、インジェクタ1は、背圧室13の一端側に、本体ボディ10とは別部材である略円板形状の一枚のプレート16を備える。そして、プレート16には、背圧室13へ燃料を流入させる流入流路23と、背圧室13から燃料を流出させる流出流路24と、コモンレールから受け入れた高圧の燃料が流れる高圧流路25とが設けられている。
流入流路23、流出流路24及び高圧流路25は、軸方向に対して平行に、かつ、プレート16の一端面21及び他端面22に開口するように直線的に貫通して設けられている。そして、流入流路23の他端側の開口部36及び流出流路24の他端側の開口部37は背圧室13に接続している。また、流出流路24の一端側の開口部39は電磁弁4により低圧流路40に対して開閉され、高圧流路25は他端側で本体3の高圧流路42に接続している。
そして、流入流路23には、背圧室13への燃料の流入流量を規制する入口オリフィス43が設けられ、流出流路24には背圧室13からの燃料の流出流量を規制する出口オリフィス44が設けられている。なお、出口オリフィス44は、入口オリフィス43よりも流路抵抗が小さくなるように設けられている。
また、一端面21には、流入流路23の開口部46と高圧流路25の開口部47とを連通する溝48が、開口部39を避けて設けられている。また、溝48は、開口部39を中心として、開口部39の全周を囲う環状に設けられている。さらに、溝48は、その幅が開口部46の開口径よりも大きくなるように設けられている。
以上の構成により、コモンレールから導かれた高圧の燃料は高圧流路42、25を介してプレート16の一端側に導かれ、プレート16の一端側で、溝48を介して開口部47から開口部46に導かれ、さらに、流入流路23を介してプレート16の他端側に(つまり、背圧室13に)導かれる。
また、背圧室13の燃料は流出流路24を介してプレート16の一端側に(つまり、電磁弁4に)導かれる。
これにより、電磁弁4が作動すると、流出流路24が低圧流路40に対して開放され、背圧室13から燃料が流出する。このとき、流出流路24からの燃料の流出流量の方が、高圧流路25、溝48及び流入流路23を介する背圧室13への燃料の流入流量よりも大きいため、背圧が低下する。この結果、ノズルニードル9に閉方向に作用する付勢力(主に、背圧による付勢力とスプリング15による付勢力の合力)が、開方向に作用する付勢力(主に、ノズル室14の燃料圧による付勢力)よりも弱くなり、ノズルニードル9が開方向に駆動され、噴孔7が開放される。
また、電磁弁4が作動を停止すると、流出流路24が閉鎖されて背圧室13からの燃料の流出が停止する。そして、高圧流路25、溝48、及び流入流路23を介する背圧室13への高圧の燃料の流入により、背圧が上昇する。このため、ノズルニードル9に閉方向に作用する付勢力が、開方向に作用する付勢力よりも強くなり、ノズルニードル9が閉方向に駆動され、噴孔7が閉鎖される。
〔実施例1の効果〕
実施例1のインジェクタ1は、流入流路23が、プレート16の一端面21及び他端面22に開口するように直線的に貫通して設けられている。このため、流入流路23の観察が容易になり、流入流路23におけるバリ発生の確認およびバリの除去が容易になり、さらに、入口オリフィス43の径および長さを容易に計測することができる。
また、実施例1のインジェクタ1では、流入流路23は溝48に開口し、溝48の幅は流入流路23の開口径よりも大きい。これにより、流入流路23と溝48との接続部でのバリの除去が容易になる。
また、実施例1のインジェクタ1では、溝48が開口部39の全周を囲う環状に設けられている。
これにより、溝48の加工を旋盤で行うことができるので、加工コストを低減することができる。また、溝48を開口部39の周囲に環状に設けることで、溝48の燃料圧は全周において均等に作用する。このため、溝48の周方向において燃料圧が偏って作用する部分がなくなるので、溝48の燃料シール性が向上する。
また、実施例1のインジェクタ1では、高圧流路25が、プレート16の一端面21及び他端面22に開口するように直線的に貫通して設けられている。
これにより、高圧流路25の観察が容易になる。このため、プレート16に形成された高圧流路25におけるバリ発生の確認およびバリの除去が容易になる。
実施例2のインジェクタ1によれば、図3に示すように、入口オリフィス43よりも下流側の流入流路23は、流路径Dが流路長Hよりも大きい。これにより、入口オリフィス43を通過した燃料が入口オリフィス43の下流側の流路壁に沿うコアンダ効果を抑制することができる。このため、流入流路23において入口オリフィス43の下流側の流量の変動が抑制されるので、燃料噴射に対する制御性能が向上する。
実施例3のインジェクタ1によれば、図4に示すように、高圧流路25が、軸方向に対して傾斜し、かつ、プレート16の一端面21及び他端面22に開口するように直線的に貫通して設けられている。
これにより、軸方向に対する高圧流路25の傾斜角を自在に設定することで、高圧流路25の他端面22における開口部50の位置、つまり、プレート16への高圧の燃料の導入口の位置を自由に設定できる。
実施例4のインジェクタ1によれば、図5に示すように、流入流路23が、軸方向に対して傾斜し、かつ、プレート16の一端面21及び他端面22に開口するように直線的に貫通して設けられている。
これにより、軸方向に対する流入流路23の傾斜角を自在に設定することで、開口部36の開口範囲を自由に設定できる。このため、プレート16の他端面22における燃料シール性の設定が容易になる。
〔変形例〕
実施例1〜4のインジェクタ1では、流出流路24が、軸方向に対して平行に、かつ、プレート16の一端面21及び他端面22に開口するように直線的に貫通して設けられていたが、流出流路24を軸方向に対して傾斜して設けてもよい。
また、実施例3のインジェクタ1では、高圧流路25のみが傾斜して設けられており、実施例4のインジェクタ1では、流入流路23のみが傾斜して設けられていたが、流入流路23、流出流路24、高圧流路25の内の2流路を軸方向に対して傾斜して設けてもよく、3流路の全てを軸方向に対して傾斜して設けてもよい。
インジェクタの全体構成図である(実施例1)。 (a)はプレートの平面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である(実施例1)。 (a)はプレートの平面図であり、(b)は(a)のB−B断面図である(実施例2)。 (a)はプレートの平面図であり、(b)は(a)のC−C断面図である(実施例3)。 (a)はプレートの平面図であり、(b)は(a)のD−D断面図である(実施例4)。 (a)はインジェクタの全体構成図であり、(b)はプレートの断面図である(従来例)。
符号の説明
1 インジェクタ
2 ノズル
3 本体
7 噴孔
9 ノズルニードル
13 背圧室
16 プレート
21 一端面
22 他端面
23 流入流路
24 流出流路
25 高圧流路
39 流出流路の一端側の開口部
43 入口オリフィス
44 出口オリフィス
46 流入流路の一端側の開口部
47 高圧流路の一端側の開口部
48 溝

Claims (6)

  1. ノズルニードルの一端側に背圧室を形成し、この背圧室に燃料を流出入させることで前記背圧室の燃料圧を操作して前記ノズルニードルに噴孔を開閉させるインジェクタにおいて、
    前記背圧室の一端側に配される1つのプレートを備え、
    前記プレートの一端面及び他端面に開口するように直線的に貫通して設けられ、前記背圧室へ燃料を流入させる流入流路と、
    前記プレートの一端面及び他端面に開口するように直線的に貫通して設けられ、前記背圧室から燃料を流出させる流出流路と、
    前記プレートに2つの流路端を具備し、少なくとも一方の流路端が前記プレートの一端面に開口し、燃料供給源から受け入れた高圧の燃料が流れる高圧流路とが形成され、
    前記流入流路には、前記背圧室への燃料の流入流量を規制する入口オリフィスが設けられ、
    前記流出流路には、前記背圧室からの燃料の流出流量を規制する出口オリフィスが設けられ、
    前記プレートの一端面には前記流入流路の開口部と前記高圧流路の開口部とを連通する溝が前記流出流路の開口部を避けて設けられ、
    前記高圧流路、前記溝、及び前記流入流路を介して前記背圧室に高圧の燃料が流入し、前記流出流路を介して前記背圧室から燃料が流出することを特徴とするインジェクタ。
  2. 請求項1に記載のインジェクタにおいて、
    前記流入流路は前記溝に開口し、
    前記溝の幅は前記流入流路の開口径よりも大きいことを特徴とするインジェクタ。
  3. 請求項1に記載のインジェクタにおいて、
    前記入口オリフィスよりも下流側の前記流入流路は、流路径が流路長よりも大きいことを特徴とするインジェクタ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のインジェクタにおいて、
    前記出口オリフィスは、前記入口オリフィスよりも流路抵抗が小さいことを特徴とするインジェクタ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のインジェクタにおいて、
    前記溝は、前記流出流路の開口部の全周を囲う環状に設けられていることを特徴とするインジェクタ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のインジェクタにおいて、
    前記高圧流路は、前記プレートの一端面及び他端面に開口するように直線的に貫通して設けられていることを特徴とするインジェクタ。
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