JP2008208540A - 排水桝 - Google Patents

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Takemasa Takehara
健真 竹原
Keijiro Ichinose
啓二郎 一瀬
Kazumi Takegawa
和己 武川
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Abstract

【課題】肉厚の厚い肉厚排水管が接続されても、排水を円滑に流すことができる排水桝を提供する。
【解決手段】上流側の接続口11と下流側の接続口12とを備え、各接続口11,12の端部に、この接続口本体11a,12aの内筒よりも径が大きい内筒を有するソケット部11b,12bが形成された排水桝1において、下流側の接続口12のソケット部12bの内筒を、当該接続口本体12aの内筒よりも下方に偏心させて形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、接続口に排水管を接続して地中に埋設することにより排水管路とする排水桝に関するものである。
図4に従来の排水桝1を示す。この排水桝1は、図5に示すように、排水主溝が直線状のストレート桝で、左右の接続口11,12にそれぞれ肉薄排水管2,3を接続することにより、例えば上流側の肉薄排水管2から下流側の肉薄排水管3に排水を流す排水管路を形成する。
上記従来の排水桝1の接続口11,12は、端部に、これらの接続口本体11a,12aの内筒よりも径が大きい同心状の内筒を有するソケット部11b,12bが形成されていた(例えば、特許文献1参照。)。そして、これらのソケット部11b,12bの内筒に肉薄排水管2,3の外筒が嵌入されて接続されることになる。
ここで、排水管路の排水管は、肉厚の薄い肉薄排水管2,3(VU管)の他に、肉厚の厚い肉厚排水管4,5(VP管)等も用いられることがある。そして、図5に示す排水桝1は、肉厚の薄い肉薄排水管2,3用のものであるため、接続口11,12における接続口本体11a,12aの内筒の半径とソケット部11b,12bの内筒の半径との差を、この肉薄排水管2,3の肉厚と等しくすることにより、接続された肉薄排水管2,3の内筒の底の高さと接続口本体11a,12aの内筒の底の高さとが一致するようにして、排水の流れが遮られることのないようにしている。
ところが、図6に示すように、上記排水桝1に、肉厚の厚い肉厚排水管4,5が接続されると、外径は肉薄排水管2,3と同じでも、肉厚の厚い分だけ内径が小さくなるので、これらの肉厚排水管4,5の内筒の底の高さが、接続口本体11a,12aの内筒の底の高さよりも高くなり、下流側の肉厚排水管5の入り口で上り段差が生じて排水の流れが遮られることになるという問題があった。
特開平9−151529号公報(第2図)
本発明は、下流側の接続口のソケット部の内筒を接続口本体の内筒よりも下方に偏心させることにより、肉厚の厚い接続管が接続されても、この接続管の内筒の底の高さが接続口本体の内筒の底の高さよりも高くならないような排水桝を提供しようとするものである。
請求項1の発明は、1以上の上流側の接続口と1つの下流側の接続口とを備え、各接続口の端部に、この接続口本体の内筒よりも径が大きい内筒を有するソケット部が形成された排水桝において、下流側の接続口のソケット部の内筒を、当該接続口本体の内筒よりも下方に偏心させて形成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記排水桝が上流側の接続口から下流側の接続口にかけて流れ勾配が付けられたものであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、下流側の接続口のソケット部の内筒を下方に偏心させるので、接続口本体の内筒の半径よりも、この偏心量以下の差だけ内筒の半径が小さい接続管を接続した場合に、この接続管の内筒の底の高さが、接続口本体の内筒の底の高さより高くなることがなく、排水を円滑に流すことができるようになる。従って、ソケット部の偏心量が大きくなるほど、より肉厚の厚い接続管が接続できるようになり、各種の肉厚の接続管が利用できるようになる。なお、上流側の接続口には、所定以上の肉厚の接続管を接続しても下り段差が生じるにすぎないので肉厚の接続管が利用可能である。
ここで、接続口が上流側か下流側かは、予め決めておけばよい。ただし、このように接続口が上流側か下流側かを決められていると、例えば曲がり管等では、左右の曲がりを1種類の排水桝で兼用することができないようになる。
請求項2の発明によれば、排水桝に流れ勾配が付けられていて、各接続口が上流側か下流側かは、勾配の方向に従って自動的に決められているので、下流側の接続口のソケット部の内筒を下方に偏心させることにより、上流側と下流側の使用上の制限が新たに追加されるということがなくなる。
以下、本発明の最良の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。なお、これらの図においても、図4〜図6に示した従来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記する。
図1に示す本実施形態の排水桝1は、従来例と同様に、流れ勾配の付かないストレート桝について説明する。この排水桝1は、ポリ塩化ビニル等の樹脂からなり、本体下部の半円筒状の排水主溝13の両端部に筒状の接続口11,12が設けられている。また、この排水主溝13の上方には、図示しない高さ調節筒を接続するための上部接続口14が設けられている。
本実施形態の排水桝1は、接続口11が上流側であり、接続口12が下流側であると決められている。これらの接続口11,12は、底の高さが排水主溝13と一致する内筒が形成された接続口本体11a,12aと、さらにその端部に形成された、当該接続口本体11a,12aの内筒よりも径の大きい内筒を有するソケット部11b,12bとからなる。そして、図1では、ソケット部11b,12bの内筒に、肉厚の厚い肉厚排水管4,5の外筒が嵌入されて接続されている。
上流側の接続口11の接続口本体11aの内筒とソケット部11bの内筒は、図5に示した従来例と同様に同心状であるが、下流側の接続口12の接続口本体12aの内筒とソケット部12bの内筒は、同心状ではなく、ソケット部11b,12bの内筒の方が下方に偏心して形成されている。しかも、このソケット部12bの下方への偏心量は、接続口本体12aの内筒の半径と肉厚排水管5の内筒の半径との差に等しくなっている。
従って、上流側の接続口11に接続される肉厚排水管4の内筒の底の高さは、接続口本体11aの内筒の底の高さよりも高くなって、図6に示した従来例と同様に、この肉厚排水管4の出口に下り段差が生じる。しかし、下流側の接続口12では、ソケット部12bの内筒の底の高さが、接続口本体12aの内筒の底の高さよりも、肉厚排水管5の肉厚分だけ低くなるので、この肉厚排水管5の内筒の底の高さが接続口本体12aの内筒の底の高さと一致することになる。
上記構成によれば、下流側の接続口12のソケット部12bに接続した肉厚の厚い肉厚排水管5の内筒の底の高さが、接続口本体12aの内筒の底の高さと一致するので、この肉厚排水管5の入り口に上り段差が生じて排水の流れが遮られるということがなくなり、この排水を円滑に流すことができるようになる。なお、上流側の接続口11では、従来例と同様に、肉厚排水管4の内筒の底の高さが、接続口本体11aの内筒の底の高さより高くなるが、この肉厚排水管5の出口に下り段差が生じるにすぎないので、排水の流れが遮られることはない。
しかも、この排水桝1の接続口11,12には、肉厚排水管4,5と外径が同じで、肉厚がより薄い例えば図5に示した肉薄排水管2,3を接続することもできる。この場合も、下流側の接続口12では、肉薄排水管3の内筒の底の高さが接続口本体12aの内筒の底の高さより低くなって、この肉薄排水管3の入り口に下り段差が生じ、上流側の接続口11では、従来例と同様に、肉薄排水管2の内筒の底の高さが接続口本体11aの内筒の底の高さと一致するので、排水を円滑に流すことができる。
また、この排水桝1の接続口11,12に、肉薄排水管2,3よりは肉厚が厚く、肉厚排水管4,5よりは肉厚が薄い排水管が接続されても、上流側の接続口11の排水管の出口と下流側の接続口12の排水管の入り口が共に下り段差となるので、排水を円滑に流すことができる。
ただし、この排水桝1は、接続口11を必ず上流側として使用し、接続口12を必ず下流側として使用しなければならない。
なお、上記実施形態では、流れ勾配の付かない排水桝1について説明したが、図2に流れ勾配の付いた排水桝1を示す。この排水桝1では、接続口11から排水主溝13を介した接続口12にかけて、徐々に内筒の底が低くなる流れ勾配が付けられている。従って、この排水桝1では、もともと接続口11は上流側であり、接続口12は下流側として定まるので、使用上の制限が新たに追加される訳ではない。
上記流れ勾配の付いた排水桝1では、上流側の接続口11は、図5に示した従来例の接続口11と同様に、ソケット部11bの内筒が接続口本体11aの内筒と同心状に形成されて、勾配が付けられている。そして、下流側の接続口12は、図1に示した接続口11と同様に、ソケット部11bの内筒が接続口本体11aの内筒よりも下方に偏心して形成されて、勾配が付けられている。
上記流れ勾配の付いた排水桝1の接続口11,12に、図2に示すように、肉厚の厚い肉厚排水管4,5が接続されると、上流側の接続口11では肉厚排水管4の出口が下り段差となり、下流側の接続口12では肉厚排水管5の入り口に段差が生じないので、排水を円滑に流すことができるようになる。また、この排水桝1の接続口11,12に、図3に示すように、肉厚の薄い肉薄排水管2,3が接続された場合であっても、上流側の接続口11では肉薄排水管2の出口に段差がなくなり、下流側の接続口12では肉薄排水管3の入り口が下り段差となるので、排水を円滑に流すことができるようになる。さらに、この排水桝1の接続口11,12に、肉薄排水管2,3よりは肉厚が厚く、肉厚排水管4,5よりは肉厚が薄い排水管が接続されても、上流側の接続口11の排水管の出口と下流側の接続口12の排水管の入り口が共に下り段差となるので、排水を円滑に流すことができるようになる。
また、上記実施形態では、排水主溝13が直線状の排水桝1について説明したが、一対の接続口11,12が直線上に配置されない曲がり桝等の排水桝1についても同様に実施可能である。さらに、この排水桝1は、2以上の上流側の接続口と1つの下流側の接続口とを備えた合流管であっても同様に実施可能である。
また、上記実施形態では、主に肉厚の厚い肉厚排水管4,5や肉厚の薄い肉薄排水管2,3を用いる場合を示したが、排水管の肉厚についてはこれらに限定されるものではなく、ソケット部の偏心量を大きくすれば、より肉厚の厚い排水管を用いることもできる。
本発明の一実施形態を示すものであって、排水桝の縦断面図である。 本発明の一実施形態を示すものであって、流れ勾配を付けた排水桝の縦断面図である。 本発明の一実施形態を示すものであって、流れ勾配を付けた排水桝に肉薄排水管を接続した場合の縦断面図である。 従来例を示すものであって、排水桝の全体斜視図である。 従来例を示すものであって、排水桝の縦断面図である。 従来例を示すものであって、排水桝の接続口に肉厚の厚い排水管を接続したときの縦断面図である。
符号の説明
1 排水桝
11 接続口
11a 接続口本体
11b ソケット部
12 接続口
12a 接続口本体
12b ソケット部
13 排水主溝
14 上部接続口
2 肉薄排水管
3 肉薄排水管
4 肉厚排水管
5 肉厚排水管

Claims (2)

  1. 1以上の上流側の接続口と1つの下流側の接続口とを備え、各接続口の端部に、この接続口本体の内筒よりも径が大きい内筒を有するソケット部が形成された排水桝において、
    下流側の接続口のソケット部の内筒を、当該接続口本体の内筒よりも下方に偏心させて形成したことを特徴とする排水桝。
  2. 前記排水桝が上流側の接続口から下流側の接続口にかけて流れ勾配が付けられたものであることを特徴とする請求項1に記載の排水桝。
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