JP2008207908A - 給紙カセット - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、給紙カセットの用紙サイズ合せを行う際に表示サイズが容易に視認できるとともにダイヤルの操作性が良好な給紙カセットを提供することを目的とするものである。
【解決手段】給紙カセットのフロントカバー41には、サイズダイヤル50が軸支されている。サイズダイヤル50は、ダイヤル本体部52及び周縁部53からなり、周縁部53の両側部は周端53aに向かって傾斜しており、前面側の傾斜面が用紙のサイズを配列表示した表示面となる。また、後面側の傾斜面はサイズダイヤル50を操作する際に指が密着する操作面となる。周端53aには所定間隔を空けて係合部56が形成されており、係止部材57の凸部56aが係合部56に係合してサイズダイヤル50が所定位置に保持される。
【選択図】図4
【解決手段】給紙カセットのフロントカバー41には、サイズダイヤル50が軸支されている。サイズダイヤル50は、ダイヤル本体部52及び周縁部53からなり、周縁部53の両側部は周端53aに向かって傾斜しており、前面側の傾斜面が用紙のサイズを配列表示した表示面となる。また、後面側の傾斜面はサイズダイヤル50を操作する際に指が密着する操作面となる。周端53aには所定間隔を空けて係合部56が形成されており、係止部材57の凸部56aが係合部56に係合してサイズダイヤル50が所定位置に保持される。
【選択図】図4
Description
本発明は、 本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置に用いられる給紙カセットに関する。
上述した画像形成装置では、図1に示すように、省スペースの観点から給紙装置100を下部に配置するタイプのものが主流となっている。こうしたタイプの給紙装置では、前面に給紙カセット200を引き出して用紙をセットして挿入するようにされており、矢印方向に直進して着脱されるようになっている。
そして、給紙カセット200に積載された用紙は、矢印で示す給紙カセットの着脱方向とは直交する方向に給紙されるようになっている。こうした給紙カセットは、主にユーザが取り扱うことから、その操作性を向上させるために様々な改良工夫が行われている。 例えば、特許文献1では、給紙カセットの前面側に操作者によって切り替えられる回転式の用紙サイズ切替ダイヤルを設け、用紙サイズ切替ダイヤルには上面及び側面に用紙サイズが表示されている点が記載されている。
特許第3602945号公報
上述した特許文献1では、給紙カセットに収納した用紙のサイズに合せて操作者が用紙サイズ切替ダイヤルを操作してサイズ表示窓に該当するサイズを表示するようにしているが、ダイヤルを操作する際に上面のサイズ表示は操作する指が邪魔になって視認することが難しく、前面の表示窓に表出するサイズ表示を視認しながら操作することになる。図1に示すように、給紙カセットのセット位置は画像形成装置の下部にレイアウトされているため、操作者は上方から前面の表示窓を見ることになるが、斜め上方から見るようになって用紙のサイズ合せの操作がしにくいといった課題がある。
そこで、本発明は、給紙カセットの用紙サイズ合せを行う際に表示サイズが容易に視認できるとともにダイヤルの操作性が良好な給紙カセットを提供することを目的とするものである。
本発明に係る給紙カセットは、用紙を積載する積載部と、積載された用紙のサイズを表示するサイズダイヤルを備えた給紙カセットであって、前記サイズダイヤルの回動方向の周縁部において視認される側部には所定の規格の複数のサイズを周方向に配列表示する表示面が周端に向かって傾斜するように形成されており、視認される側部とは反対側の側部には指により操作される操作面が周端に向かって傾斜するように形成されていることを特徴とする。さらに、前記操作面は、周端に対して前記表示面と対称になるように形成されており、前記操作面には前記表示面とは異なる規格の複数のサイズが表示されていることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、上記の給紙カセットを備えている。
上記のような構成を有することで、所定の規格の複数のサイズを周方向に配列表示する表示面が周端に向かって傾斜するように形成されているので、サイズダイヤルを上下方向に沿って給紙カセットに取り付けた場合に表示面が周端に向かって斜め上方に傾斜し上方から視認しやすくなる。そして、指により操作される操作面が視認される側部とは反対側の側部に形成されているため、視認する表示面と反対側に指により操作する操作面が形成されて操作位置と視認する表示が近接した位置関係となり、ダイヤルを操作しながらダイヤルに表示されたサイズを容易に確認することができる。また、操作面を周端に向かって傾斜するように形成することで、指の先端部を折り曲げて操作する場合に指の掛かりがよくなり、操作性が向上する。
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図2は、本発明に係る実施形態を備えた画像形成装置を前面からみた一部概略断面図である。画像形成装置の一番下には、給紙装置1が配置されており、その上部に用紙搬送部2及び記録部3が配置されている。記録部3の上部には、図示されていないが、原稿読取部、原稿搬送装置等が配置される。
給紙装置1は、樹脂フレーム10内に給紙カセット12を支持する金属フレーム11が配設されている。給紙カセット12は、図2において紙面に垂直な方向にスライドして着脱される。給紙カセット12内には、フラッパ15上に用紙14が積載されており、その後端はエンドガイド13に当接している。フラッパ15の下面には付勢部材16が設けられており、フラッパ15を上方に押し上げている。付勢部材16によって押し上げられた用紙14の先端は給紙コロ17に圧接されている。
給紙コロ17は、給紙カセット12に設けられており、パッド18及びパッド18を支持するパッド支持部材19も給紙カセット12に配設されている。そして、パッド18は、付勢部材20によって給紙コロ17の用紙14の先端に近接した位置に圧接されている。 給紙コロ17が回転することで、用紙14の先端が引き込まれてパッド18との間に挟持され、用紙ガイド21に沿って上部の用紙搬送部2に1枚ずつ給紙されていく。そして、用紙14は、給紙コロ17によって所定長さ分だけ搬出され、図2に示すように給紙カセット12から突出した状態で待機するように制御される。
用紙搬送部2では、給紙された用紙はフィードローラ22及び23により記録部3に搬送される。記録部3では、用紙搬送部2により搬送された用紙に記録するために、現像器24、帯電ブラシ27、感光体ドラム28、転写ローラ29、露光ヘッド30及び定着ローラ31が備えられている。まず、感光体ドラム28の表面を帯電ブラシ27により一様に帯電させ、帯電された感光体ドラム28に露光ヘッド30で画像記録信号に応じて露光することで静電潜像を形成する。次に、現像器24内のトナーを供給ローラ25から現像ローラ26を介して感光体ドラム28に形成された静電潜像に転移させて可視像化し、転写ローラ29により感光体ドラム28表面に形成されたトナー像を用紙に転写する。そして、転写されたトナー像は、定着ローラ31及びプレスローラ32によって挟持されて加熱・プレスされ用紙に定着される。定着された用紙は、排出ローラ33により排出トレイ34に搬出される。
図3は、給紙カセット12に関する外観斜視図である。エンドガイド13、フラッパ15等が配設されたカセットフレーム40の手前側にはフロントカバー41が装着されており、フロントカバー41に形成された取っ手42により矢印T方向に給紙カセット12が着脱される。そして、給紙カセット12が装着された状態で、給紙コロ17により矢印H方向に用紙が給紙される。
図3では、フラッパ15には、用紙が積載されていないが、フラッパ15の部分が用紙積載部に相当する。そして、フラッパ15に積載される用紙は、カセットフレーム40の奥側の側面フレーム43にその側部を当接して装填される。そして、用紙の手前側の側部には、サイドガイド44がカセットフレーム40に取り付けられており、用紙の奥側の側部には、サイドガイド45がカセットフレーム40に取り付けられている。サイドガイド44及び45は、それぞれ用紙の側部に当接できるように用紙の幅方向に移動可能に取り付けられている。例えば、カセットフレーム40に設けられた複数の突起部に対してサイドガイドに形成したレール溝を嵌合して用紙の幅方向に摺動させるようにすればよい。また、サイドガイド44及び45は、一方を用紙の側部に当接するように移動させると他方が連動して用紙の側部に当接するように移動し、2つのサイドガイドで用紙を挟むように動作するようになっている。例えば、カセットフレーム40にピニオンギアを回転自在に設け、サイドガイド44及び45には、ピニオンギアに噛み合うラック部を形成しておき、各ラック部が互いにピニオンギアを挟むように設定することで、一方のサイドガイドが移動すると、それに連動して他方のサイドガイドが反対方向に移動するように動作させることができる。
フロントカバー41の給紙コロ17が設けられた側には、円盤状のサイズダイヤル50が軸支されており、フロントカバー41の上面に形成された切欠窓部51からサイズダイヤル50の周縁部の上部が露出するように取り付けられている。
図4は、サイズダイヤル50が軸支された部分をフロントカバー41の裏側から見た一部拡大斜視図である。サイズダイヤル50は、円盤状のダイヤル本体部52及びその周縁部53を合成樹脂材で一体形成されており、ダイヤル本体部52の中心部が回動軸54によりフロントカバー41に軸支されている。そのため、ダイヤル本体部52は上下方向に沿ってフロントカバー41に取り付けられるとともに回動軸54を中心に回動可能に設定されている。ダイヤル本体部52の側面には、回動軸54から放射状に延設された突出部55が形成されており、各突出部は周方向の所定幅が切り欠かれてそれぞれ異なるパターンに形成されている。装置本体側にはこれらの突出部のパターンを検出するためのセンサが設けられており、給紙カセット12が装着された際に突出部55のパターンがセンサにより検知されてサイズダイヤル50で設定された用紙サイズが検知されるようになっている。
周縁部53は、周端53aに向かって両側から傾斜するように形成されており、周端53aには所定間隔ごとに円弧状に切り欠かれた係合部56が形成されている。そして、フロントカバー41には、サイズダイヤル50の下方に板バネからなる係止部材57が取り付けられており、係止部材57の先端部に形成された円弧状の凸部57aが周端53aに圧接するように設定されている。サイズダイヤル50を回動すると、周端53aが凸部57aを摺接しながら回動し、係合部56に凸部57aが嵌合することでサイズダイヤル50が所定位置に保持されるようになる。
図5は、サイズダイヤル50に関する側面図である。サイズダイヤル50は、周縁部53の周端53aを通る平面に対して左右対称に形成されており、周縁部53の両側部がそれぞれ周端53aに向かって傾斜し、断面がテーパ状になるように形成されている。そして、一方の傾斜面53bが用紙の複数のサイズを周方向に配列表示する表示面となっており、他方の傾斜面53cが指によりサイズダイヤル50を回動させる場合の操作面になっている。
図6は、サイズダイヤル50の表示面53bに関する説明図である。表示面53bは、周縁部53に沿って所定幅のリング状に形成されており、所定間隔を空けて用紙のサイズが配列表示されている。この例では、標準的な規格であるA4判(縦・横)、B5判(縦・横)及びB4判が表示されている。そして、各サイズの表示位置の回動軸に対して反対側の周端に係合部56がそれぞれ形成されている。したがって、サイズダイヤル50が露出する切欠窓部51に表示面に表示されたサイズが表出するように回動させると、サイズダイヤル50の下方に配設された係止部材57の凸部57aが係合部56に嵌合して保持されるようになる。切欠窓部51に表出する表示面53bのサイズ表示は、表示面53bが周端53aに向かって傾斜しているため、前面側の上方から見ると、視線方向に対して表示面53bが直交に近い状態になってサイズ表示を容易に視認することができる。
図7は、サイズダイヤル50の操作面53cに指の先端部を圧接して操作する状態を示す側面図である。操作面53cが周端に向かって傾斜しているため、操作面53cの反対側から挿入された指の先端部全体が操作面53cに密着した状態なり、指の先端部を大きく折り曲げることなく自然な状態で操作できる。また、操作する際に指がサイズダイヤル50の後面側に配置されその前面側には表示面53bが表出するようになるため、操作位置と表示位置が近接した位置関係になってサイズダイヤル50の回動操作をしながら表示面53bのサイズ表示を容易に確認することが可能となり、視認性及び操作性が向上する。
図8は、サイズダイヤル50の操作面53cに別の規格の用紙サイズを表示した例を示す説明図である。この例では、米国で使用されているインチ表示の用紙サイズをリング状の操作面53cに所定の間隔を空けて表示している。このように操作面53cにも用紙サイズを表示することで、米国で給紙カセットを使用する場合にはサイズダイヤル50を操作面53cが前面側になるように取り付ければよく、別部品としてサイズダイヤルを準備しておく必要がなくなる。その場合、操作面側にも突出部55のパターンを形成しておけば、表示面側と同様にサイズダイヤルの回動位置をセンサで検知することができる。
したがって、1つのサイズダイヤルで画像形成装置で使用する用紙の異なる規格に対応することができ、部品の増加を抑えることが可能となる。
1 給紙装置
2 用紙搬送部
3 記録部
12 給紙カセット
50 サイズダイヤル
51 切欠窓部
52 ダイヤル本体部
53 周縁部
53a 周端
53b 表示面
53c 操作面
54 回動軸
55 突出部
56 係合部
57 係止部材
2 用紙搬送部
3 記録部
12 給紙カセット
50 サイズダイヤル
51 切欠窓部
52 ダイヤル本体部
53 周縁部
53a 周端
53b 表示面
53c 操作面
54 回動軸
55 突出部
56 係合部
57 係止部材
Claims (3)
- 用紙を積載する積載部と、積載された用紙のサイズを表示するサイズダイヤルを備えた給紙カセットであって、前記サイズダイヤルの回動方向の周縁部において視認される側部には所定の規格の複数のサイズを周方向に配列表示する表示面が周端に向かって傾斜するように形成されており、視認される側部とは反対側の側部には指により操作される操作面が周端に向かって傾斜するように形成されていることを特徴とする給紙カセット。
- 前記操作面は、周端に対して前記表示面と対称になるように形成されており、前記操作面には前記表示面とは異なる規格の複数のサイズが表示されていることを特徴とする請求項1に記載の給紙カセット。
- 請求項1又は2に記載の給紙カセットを備えている画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007044755A JP2008207908A (ja) | 2007-02-23 | 2007-02-23 | 給紙カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007044755A JP2008207908A (ja) | 2007-02-23 | 2007-02-23 | 給紙カセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008207908A true JP2008207908A (ja) | 2008-09-11 |
Family
ID=39784559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007044755A Pending JP2008207908A (ja) | 2007-02-23 | 2007-02-23 | 給紙カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008207908A (ja) |
-
2007
- 2007-02-23 JP JP2007044755A patent/JP2008207908A/ja active Pending
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