JP2008204511A - Snr測定方法、snr測定装置およびsnr測定プログラム - Google Patents

Snr測定方法、snr測定装置およびsnr測定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】再生ページデータのヒストグラムによる分布曲線について、白、黒各要素分布が互いに重なり合うような場合であっても、記録前の元ページデータを参照することなく再生データのSNRを容易かつ高精度に算出可能とする。
【解決方法】白、黒の各信号分布の分離は、分布曲線の高輝度側ピーク位置より高輝度側を区分Aとし、低輝度側ピーク位置より低輝度側を区分Cとする。区分Aと区分Cの間を区分Bとする。区分Aの分布、区分Cの分布を各々、白信号のみ、黒信号のみとし、各々の区分から、白信号および黒信号の分散σおよび平均値μを求め、これら各パラメータを用いてSNR値を算出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、SNR測定方法、SNR測定装置およびSNR測定プログラムに関し、詳しくは、ホログラムを利用してページデータの記録再生を行う情報記録再生系における信号品質(SNR)の測定方法、測定装置および測定プログラムに関するものである。
近年、情報記録において光ディスクなどの光情報記録媒体が普及しつつある。また、より高速・大容量を目指した次世代光情報記録媒体の研究・開発が活発に行われている。
光ディスクの記録容量を高める技術としては、記録再生光の短波長化、記録再生光学系における対物レンズの高NA化(高開口数化)、記録マークの多値化、あるいは体積ホログラム記録などが挙げられる。中でも体積ホログラム記録は、従来の面内記録だけではなく、媒体の厚み方向へも記録することが可能であり、他の技術に比べて高速化と飛躍的な容量の増大が期待できるため注目を集めつつある。
ホログラムを用いた情報記録方式として、ページデータと称される、白黒2値の画素を2次元配列したデジタル画像情報を一度の光アクセスで記録または再生するようにしたものが知られている。
このようなホログラム記録方式のメリットは、大容量であることのほか、大量の情報(二次元配列された情報)を高速で記録再生し得る点にあり、その高転送レート化故に、大きな期待がかけられている。
以下、図6を用い、ホログラム記録再生装置の仕組みについて、特に近年注目されている角度多重記録方式に係る装置を例にあげて説明する。
図示されないレーザ光源から出射されたコヒーレントなレーザビームはビームスプリッタ等により2系のビームに分岐され、それぞれ信号光(物体光:ビーム1)および参照光(ビーム2)として機能せしめられる。記録すべきページデータのデジタル情報(図7参照)はSLM(空間光変調器:Spatial Light Modulator)101に順次表示される。SLM101としては、液晶表示パネルやDMD(デジタルマイクロミラーデバイス:Digital Micromirror Device)等のライトバルブが用いられる。SLM101上の各ピクセルがページデータ上の2値のデジタル情報に応じて光を通過(透過または反射)/遮断することで、空間的に光を変調する。この変調処理により信号光が生成される。信号光はFTL(フーリエ変換レンズ:Fourier Transform Lens)102によって光学的にフーリエ変換されてホログラム記録媒体103へ照射される。このとき記録媒体103中の信号光(ビーム1)が通過する場所へ、別角度から参照光(ビーム2)を同時に照射すると記録媒体103内部の体積中に光の干渉縞が生じ、この縞分布を屈折率分布などの形態で記録媒体103の記録領域に転写することによりホログラム記録を行う。そして、異なるページデータをSLM101に表示させつつ、参照光(ビーム2)の記録媒体103への入射角度を少しずつ変化させることにより(角度多重方式と称する)、互いに異なるページデータを記録媒体103中の同一領域へ多重記録することが可能となり、高密度な情報格納が可能となる。
一方、再生時には、上記の如くして記録した際の参照光(ビーム2)の入射角度と同一角度で、参照光(ビーム2)を記録媒体103に入射せしめることにより、同一の記録領域に複数のページデータが多重記録されていても、所望するページデータのみを選択的に取り出し(干渉縞パターンの屈折率変化により光が回折され)、FTL(フーリエ変換レンズ:Fourier Transform Lens)104を介して、CCD撮像素子やCMOS撮像素子等からなる光検出器(撮像素子)105にて受光することができる。
なお、記録時においてSLM101に表示されるページデータは計算機106のビデオ信号出力部114からのビデオ信号によるものであり、また、再生時において光検出器105で読み取られたページデータは、計算機106内のフレームバッファ111に格納され、この後、メインメモリ113に逐次展開され、CPU112あるいはFPGAなどの専用ハードウエアを用いて信号処理等が行われる。これら各部は、相互に計算機106内のバス115で接続されておりCPU112によってその動作制御が行われる。
次に、上記ホログラム記録再生装置における信号処理の一般的な流れを図8を用いて説明する。まず記録時においては、記録したいデジタルデータに対し、誤り訂正信号を付加し(201)、2:4変調や差分コード等の変調方式により変調し(202)、この後、ページデータを構築すべく2次元状に配列し(203)、位置検出用のマーカー画像を付加し(204)、SLM101に入力させる(205)。
一方、上記ページデータのデータ読取時には、読み取ったページデータを光検出器から出力せしめ(211)、該読取りデータに対して、位置検出用のマーカー画像を検出し、この位置情報に基づくページデータのデータ領域を特定して切り出し(212)、線形写像による像歪み補正やリサンプリング、画素補間に関する処理を施し(213)た後、復調処理(214)や誤り訂正処理(215)を施してデータの復元を行う。
ところで、ホログラム記録媒体103からの再生ページデータの信号品質を調べることにより、記録媒体(記録材料)、多重化方式および変調方式、記録密度の限界、ならびに誤り訂正方式等に関する評価を行うことが可能となり、その結果多くの情報を得ることができる。よって、次世代光情報記録媒体の研究・開発の流れの中で再生ページデータの信号品質を調べることは極めて重要である。
なお、再生ページデータの品質評価基準としてSNR(Signal to Noise Ratio:SN比:信号対雑音比)を定めたとき、SNRの値が大きい程、信号品質が良いと評価することができる。ページデータは2次元の画像データであるから、一般に画像内の各画素の輝度についてのヒストグラムを作成し、その分布曲線に基づきSNRを算出することが可能である。
そこで、下記非特許文献1では、図9に示す如き、白、黒の2値画像からなる再生ページデータのヒストグラムを用いて、SNRを算出する手法を開示している。すなわち、白、黒とも再生画像内においてノイズや画素ずれ、ISI(Inter-Symbol Interference:シンボル間干渉)等が原因で、そのヒストグラムは双峰性を示すとともに、これらの2つの山が各々所定の分布をもつことになるため、白、黒各々の曲線分布を特定して統計的なパラメータ(指標)である分散σや平均値μ等を各々求め、これらを用いてSNRを算出していた。
すなわち、白信号分布の山と黒信号分布の山が、いずれもガウス分布に近似するものであると仮定し、まず、白信号に相当するガウス分布について、分散σ および平均値μを、次に黒信号に相当するガウス分布について、分散σ および平均値μを、各々次式(1)、(2)を用いて統計的に求める。
Figure 2008204511
ただし、iは0または1であり、NとNはそれぞれ白と黒のサンプル数、xは対象となるサンプルの番号、v(x)とv(x)はそれぞれ白と黒のサンプル番号xが持つ画素輝度値である。
そして、上式(1)、(2)を用いて求めた、上記統計的パラメータ(分散σ 、平均値μ、分散σ 、平均値μ)を次式(3)に代入し、SNRを算出するのが一般的であった。
Figure 2008204511
なお、求めたSNRに基づき、20log(SNR)を計算し、デシベル表示とすることも可能である。
「ホログラム記録を利用した光メモリ技術の課題」 信学技報MR2002-64(2002-12), pp.25-30
上述した例においては比較的信号品質が高い場合のヒストグラムであったので、図9に示すように、分布曲線上において、明確に白と黒の2つの分布を分離することができた。しかしながら、再生されたページデータについて、ヒストグラムを作成してその分布曲線を得た場合、その信号品質によっては、白と黒の2つの分布を、一見して分離することができない場合も多い。信号品質が低く、例えば、図10に示すように、再生ページデータのヒストグラムによる分布曲線において、白と黒の2つの分布が互いに重なり合っている場合には、各々の統計的パラメータを算出することができず、上記手法によってはSNRの計算が困難であった。
記録前の元ページデータと照合し、各画素輝度が、白によるものなのか黒によるものなのかを判別することにより、2つの山の分布を知ることが可能ではあるが、記録前の元ページデータと照合して白と黒に振り分けることは繁雑であるし、元ページデータが存在しない状況では、このような手法によることはできない。また、記録前の元ページデータと照合できる場合であっても、データ領域を特定して切り出し、線形写像による像歪み補正やリサンプリング、画素補間に関する処理、さらには復調処理等の多くのデータ処理を施した後、各画素が元ページデータ上でどの画素に対応するかを特定した上で、各画素が白分布および黒分布のいずれであることを判別することになるため、データ領域切り出し精度や像歪みの補正具合、さらに採用する画素補間法の種類に応じて、算出されるSNRの値が大きく異なってしまう。この場合の信号処理の流れは、上記図8に示す信号処理の流れと対応し、かつSNR値を算出する処理216を付加してなり、図11のフローチャートにより表される。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、ホログラムに記録されていたページデータを再生する際に、再生データの信号品質が低く、再生ページデータのヒストグラムによる分布曲線について、白と黒の各要素分布が互いに重なり合い、各要素分布を良好に分離することが困難であるような場合においても、記録前の元ページデータを参照することなく再生データのSNRを容易かつ高精度に算出可能なSNR測定方法、SNR測定装置およびSNR測定プログラムを提供することを目的とするものである。
本発明のSNR測定方法は、
ホログラム記録媒体に記録されている、白、黒2値の画像信号情報からなるページデータを読み取って得られた各画素データの輝度値に基づきヒストグラムを生成し、
該ヒストグラムにおける所定の同一度数中に、前記白、黒、双方の画像信号情報に係る輝度値が含まれる場合に、該所定の同一度数中の該輝度値を含む全画素データの輝度値について、前記ページデータの記録変調方式に応じて決定される信号出現確率に基づき所定の信号区分に分別し、
分別された該所定の信号区分のうち、白信号のみからなる区分と、黒信号のみからなる区分の各々に係る所定の統計的パラメータを求め、
求められた該所定の統計的パラメータを、互いに演算して、前記読み取られたページデータのSNR(SN比)を測定することを特徴とするものである。
この場合において、前記ヒストグラムが有する2つのピーク位置に各々区分線を設け、高輝度側の該区分線よりも、さらに高輝度側の区分を前記白信号のみからなる区分とするとともに、低輝度側の該区分線よりも、さらに低輝度側の区分を前記黒信号のみからなる区分とすることが可能である。
また、前記所定の統計的パラメータは、前記各画素データの輝度値の平均値に関するパラメータおよび前記各画素データの輝度値の分散に関するパラメータであることが好ましい。
また、本発明のSNR測定装置は、
ホログラム記録媒体に記録されている、白、黒2値の画像信号情報からなるページデータを読み取って得られた各画素データを格納するフレームバッファと、
該フレームバッファに格納された該画素データの輝度値に基づきヒストグラムを生成するとともに、該ヒストグラムにおける所定の同一度数中に、前記白、黒、双方の画像信号情報に係る輝度値が含まれる場合に、該所定の同一度数中の該輝度値を含む全画素データの輝度値について、前記ページデータの記録変調方式に応じて決定される信号出現確率に基づき所定の信号区分に分別し、分別された該所定の信号区分のうち、白信号のみからなる区分と、黒信号のみからなる区分の各々に係る所定の統計的パラメータを求める演算手段と、
前記ヒストグラムを格納しておくメモリと、
求められた前記所定の統計的パラメータを、互いに演算して、前記読み取られたページデータのSNR(SN比)を求めるSNR算出手段、
とからなることを特徴とするものである。
さらに、本発明のSNR測定プログラムは、
ホログラム記録媒体に記録されている、白、黒2値の画像信号情報からなるページデータを読み取った際における、該ページデータのSNR(SN比)を測定する処理を、コンピュータにおいて実行せしめる各ステップを備えたSNR測定プログラムであって、
前記ホログラム記録媒体に記録されているページデータを読み取って得られた各画素データの輝度値に基づきヒストグラムを生成するヒストグラム生成ステップと、
該ヒストグラムにおける所定の同一度数中に、前記白、黒、双方の画像信号情報に係る輝度値が含まれる場合に、該所定の同一度数中の該輝度値を含む全画素データの輝度値について、前記ページデータの記録変調方式に応じて決定される信号出現確率に基づき所定の信号区分に分別する信号区分分別ステップと、
分別された該所定の信号区分のうち、白信号のみからなる区分と、黒信号のみからなる区分の各々に係る所定の統計的パラメータを求めるパラメータ算出ステップと、
算出された該所定の統計的パラメータを、互いに演算して、前記読み取られたページデータのSNRを算出するSNR算出ステップと、
を備えたことを特徴とするものである。
本発明のSNR測定方法、SNR測定装置およびSNR測定プログラムによれば、ホログラム記録媒体に記録されている、白、黒2値の画像信号情報からなるページデータを読み取って得られた各画素データの輝度値に基づきヒストグラムを生成し、該ヒストグラムにおける、同一度数中に含まれる前記白、黒、双方の画像信号情報に係る輝度値を含む全画素データの輝度値に関し、前記ページデータの記録変調方式に応じて決定される信号出現確率に基づいて所定の信号区分に分別するようにしており、そのようにして分別された該所定の信号区分のうち、白信号のみからなる区分と、黒信号のみからなる区分の各々に関する所定の統計的パラメータを求め、求められた該所定の統計的パラメータを、互いに演算して、前記読み取られたページデータのSNR(SN比)を測定するようにしている。
したがって、信号品質が低く、再生ページデータのヒストグラムによる分布曲線において、白と黒の2つの分布が互いに重なり合っているような場合であっても、本発明を用いることによって、各々の統計的パラメータを算出することができ、これによりSNRの計算を容易に行うことができる。
また、本発明を用いた場合には、記録前の元ページデータと照合する等の処理が不要であるから、信号処理の繁雑さを回避でき、元ページデータを常時確保しておく必要がない。
また、本発明を用いた場合には、光検出器によって読み取られたページデータに対し、データ領域を特定して切り出したり、線形写像による像歪み補正やリサンプリング、画素補間に関する処理、さらには復調処理等のデータ処理を施したりすることなく、ページデータのSNR値を算出することができるので、従来技術のように、データ領域切り出し精度や像歪みの補正具合、さらに採用する画素補間法の種類に応じて、算出されるSNRの値が大きく異なってしまう、等という問題が生ぜず、SNRの算出精度および信頼性を向上させることができる。
したがって、本発明によれば、ホログラムを利用した情報記録再生技術の研究・開発に統一的な評価指標であるSNRを高い信頼性をもって供することができ、技術発展と実用化に大きく寄与することができる。
次に、本発明の実施形態に係るSNR測定方法、SNR測定装置およびSNR測定プログラムについて、図面を用いて説明する。
以下、このSNR測定装置の構成を図1に示す機能的ブロック図を用いて説明する。なお、SNR測定装置における被検対象としてのページデータの記録再生に係るホログラム記録再生装置の光学系等の構成は、図6において説明されたものと同様であるので、ここではその説明は省略する。
図1に示すように、このSNR測定装置7の前段には、光検出器5が設けられており、SNR測定装置7は、測定領域の全画素について輝度値v(x)が記憶されるフレームバッファメモリ11と、輝度値v(x)の分類を行って作成された全信号分布n(v)が記憶されるメモリ13と、動作プログラム等が格納された記憶部16と、このフレームバッファメモリ11とメモリ13および記憶部16と接続され、記憶部16に格納されたプログラムに基づき、フレームバッファメモリ11内のデータとメモリ13内のデータについて所定の演算を行い、その結果をSNR値として出力するCPU12を備えており、例えばコンピュータ(電子計算機)の一部により構成されている。
このSNR測定装置7においてSNR値を測定する際には、メモリ13の値が0となるように初期化される。
なお、本発明に係るSNR測定装置の各構成要件のうち、各画素データを格納するフレームバッファがフレームバッファメモリ11に対応するものであり、ヒストグラムを生成し、このヒストグラムを格納するメモリが上記メモリ13に対応するものであり、このヒストグラムを所定の信号区分に分別し、その信号区分毎に所定の統計的パラメータを求める演算手段、およびこれらの統計的パラメータを互いに演算し、読み取られたページデータのSNR値を求めるSNR算出手段が、上記記憶部16に格納されたプログラム、およびCPU12によって構成される。なお、上記統計的パラメータである分散、平均値等は、後述する計算式に基づき算出され、最終的には、これらの分散、平均値等の統計的パラメータ値を用いて、SNR値を算出する。
また、SNR測定処理に関しCPU12において実行されるプログラムを格納する記憶部16は、ハードディスク、フレキシブル磁気ディスク、光ディスク、不揮発性メモリ等の記録担体、および必要とされる場合には、これらの記録担体に記憶されているプログラムを読み出す手段(CPU12を除く)をも含んでなる。記憶部16から読み出されたプログラムは、CPU12に入力され、このCPU12において、SNR測定処理の実行に寄与することになる。
次に、本発明の実施形態に係るSNR測定方法について説明する。
本発明の実施形態に係るSNR測定方法を請求項に記載された構成要件に即して説明するならば、まず、ホログラム記録媒体に記録されているページデータを読み取って得られた各画素データの輝度値に基づきヒストグラムを生成し、このヒストグラムを、上記ページデータの記録変調方式に応じて決定される信号出現確率に基づいて所定の信号区分に分別し、この所定の信号区分のうち、白信号のみからなる区分と、黒信号のみからなる区分の各々に関する所定の統計的パラメータを求め、求められた該所定の統計的パラメータを、互いに演算して、上記読み取られたページデータのSNR値を算出するものである。
すなわち、図2のフローチャートに示すように、ページデータを構築(21)し、ページデータに係る信号を、空間変調素子としてのSLMに入力して該ページデータを表示し(22)、所定のホログラム記録装置を用いてホログラム記録媒体に上記ページデータをホログラム記録し(23)、一方、上記ページデータの読取時には、光検出器5によってホログラム記録媒体からページデータを読取る(24)点では、従来技術と略同様である。しかし、本実施形態においては、光検出器5によって読み取られたページデータの像に係る光強度に対して直接SNR値を算出する(25)点、すなわち、データ領域を特定して切り出したり、線形写像による像歪み補正やリサンプリング、画素補間に関する処理、さらには復調処理等のデータ処理を施したりすることなく、SNR値を算出する点において、従来技術のものと異なっており、これにより、SNR値の算出精度および信頼性を向上させることができる。また、元ページデータが不要という利点もある。
以下、本実施形態の主たる特徴点である、SNR値の算出処理(25)について詳しく説明する。まず、光検出器5によって読み取られたページデータの各画素の輝度値を分類しヒストグラムを作成して図3に示すような全画素についての分布を得る。しかし、図3に示すように、白信号の分布と黒信号の分布が重なり合っているような場合には、分布全体からそのままSNR値の算出を行うことは困難である。
そこでまず、分布曲線の2つのピークのうち、高輝度側のピーク位置を境界とし、それより高輝度側を区分Aとする。また、低輝度側のピーク位置を境界とし、それより低輝度側を区分Cとする。さらに、区分A、Cで挟まれた残りの部分を区分Bとする。区分Bは白信号の分布と黒信号の分布が重なり合っているため演算に使用せず、区分A、Cのみを演算に用いる。
白信号の分布と黒信号の分布はガウス分布と考えられ、区分A、Cはそれぞれ白信号の分布と黒信号の分布の片側部分に対応している。ガウス分布の分散σおよび平均値μを上記各片側部分から各々統計的に求め、SNR値を算出する。
以下、上記SNR値を算出する手法について、数式を用いてさらに説明する。
ここで、ページデータにおける各画素の輝度値は8ビットから16ビットで表される離散値であり、精度よくガウス分布の平均値を求めるために、下記の如く、数式を用いた演算処理が行われる。
すなわち、まず、対象とする領域の全画素数をNとし、白信号の出現確率をpとする。ここで、区分Aについて注目すると、ヒストグラムの斜線部分(区分A)の総画素数N1Hは下式(4)で与えられる。
Figure 2008204511
ここで、pは変調方式に依存し、2:4変調方式の場合はp=0.25、差分コード方式の場合はp=0.5である。次に、ヒストグラムにおいて画素輝度値の高い側から低い側にかけて順に積算してゆき、N1Hを超えた時点で積算を終了する。
このときの積算値をM、積算終了したときの輝度値をv'、v'における頻度値をn(v')とすると、白信号のガウス分布全体の平均値μはv'とv'+1の間の値をとり、次式(5)により得られる(図4(a)参照)。
Figure 2008204511
なお、上記平均値μは、区分Aと区分Bの境界線に一致する。
また、画素輝度値vに対する頻度値をn(v)、vの最大値をvmaxとすると、分散σ は下式(6)により得られる。
Figure 2008204511
次に、区分Cに注目すると、ヒストグラムのクロスハッチ部分(区分C)の総画素数N0Hは下式(7)で与えられる。
Figure 2008204511
次に、ヒストグラムにおいて画素輝度値の低い側から高い側にかけて順に積算してゆき、N0Hを越えた時点で積算を終了する。
このときの積算値をM、積算終了したときの輝度値をv"、v"における頻度値をn(v")とすると、黒信号のガウス分布全体の平均値μはv"とv"−1の間の値をとり、次式(8)により得られる(図4(b)参照)。
Figure 2008204511
なお、上記平均値μは区分Cと区分Bの境界線に一致する。
また、画素輝度値vの最小値をvminとすると、分散σ は下式(9)により得られる。
Figure 2008204511
この後、下式(10)を用い、読み取ったページデータのSNR値を算出する。
Figure 2008204511
以上に説明したSNR値の計算処理の流れは、図5のフローチャートにより表される。
ここで、図5に示すフローチャートの概略を説明する。
すなわち、まず、読み取られたページデータの各画素の輝度値を分類して図3に示すような全画素についての分布を得、区分Aにおける白信号分布(図3における斜線部分)の大きさと、区分Cにおける黒信号分布(図3におけるクロスハッチ部分)の大きさを算出する。すなわち、対象となる領域の全画素数をNとし、白信号の出現確率をpとして、図3に示す斜線部分の総画素数N1Hとクロスハッチ部分の総画素数N0Hを各々上式(4)と上式(7)を用いて算出する(S1)。
ここで、変数であるサンプル番号xおよび頻度値n(v(x))に、各々1および0を代入しておく(S2)。
次に、サンプル番号xの画素について輝度値v(x)を参照し、頻度値n(v(x))に1を加算する(S3)。
この後、サンプル番号xが全画素数Nよりも小であるか否かが判断される(S4)。小であると判断されれば、サンプル番号xを1だけ増加させて(S5)、再びステップ3(S3)の処理を行い、一方、小でないと判断されれば、ステップ6に進み、積算値Mに0を、積算開始時の輝度値v'に最大輝度値vMAXを代入する(S6)。
次に、積算値Mにn(v')を加算し(S7)、積算値Mが上記斜線部分の総画素数N1Hよりも大であるか否かが判断される(S8)。大でないと判断されれば、輝度値v'を1だけ減少させて(S9)、再びステップ7(S7)の処理を行い、一方、大であると判断されれば、ステップ10に進み、上式(5)の演算を行う(S10)。
次に、ステップ11〜ステップ15の各処理を行うことによって、上式(6)の演算を行う(S11〜S15)。
続いてステップ16に進み、積算値Mに0を、積算開始時の輝度値v"に最小輝度値vMINを代入する(S16)。
次に、積算値Mにn(v")を加算し(S17)、積算値Mが上記クロスハッチ部分の総画素数N0Hよりも大であるか否かが判断される(S18)。大でないと判断されれば、輝度値v"を1だけ増加させて(S19)、再びステップ17(S17)の処理を行い、一方、大であると判断されれば、ステップ20に進み、上式(8)の演算を行う(S20)。
次に、ステップ21〜ステップ25の各処理を行うことによって、上式(9)の演算を行うことになる(S21〜S25)。
最後に、上述したようにして求めた、白信号分布曲線の分散σ および平均値μ、ならびに黒信号分布曲線の分散σ および平均値μを上式(10)に代入して、読み取ったページデータのSNR値を算出する。
なお、本発明のSNR測定方法、SNR測定装置およびSNR測定プログラムとしては上記実施形態のものに限られるものではなく、その他の種々の態様の変更が可能である。
例えば、SNR値を算出する式としては、上式(10)に替えて種々の算出式を用いることが可能であり、例えば、下式(11)、(12)を用いることが可能である。
Figure 2008204511
すなわち、本発明において、SNR値を算出する式としては、分布曲線の平均値や分散などの統計的パラメータを使用して良好にSNR値を算出できるものであれば、用いることが可能である。
さらに、一のページデータの全画素を対象としたSNR値の算出の他、一のページデータの一部領域を構成する画素を対象としたSNR値の算出についても、本発明を適用することができることは勿論である。
本発明の実施形態に係るSNR測定装置の構成を示す概略図 本発明の実施形態に係るSNR測定方法の概念を説明するためのフローチャート 読み取られたページデータの各画素の輝度値によりヒストグラムを形成した場合における各区分を説明するための図 (a)、(b)共に図3の一部を拡大して示す図 本発明の実施形態に係るSNR測定方法を示すフローチャート 一般的なホログラム記録再生装置の仕組みを簡単に説明するための図 記録すべきページデータのデジタル情報を白黒2値で表した図 ホログラム記録再生装置における信号処理の一般的な流れを示すフローチャート 白、黒の2値画像からなる再生ページデータの画素輝度値に係る、明確な双峰性を示すヒストグラムを表す図 白、黒の2値画像からなる再生ページデータの画素輝度値に係る、明確な双峰性を示さないヒストグラムを表す図 ホログラム記録再生装置における信号処理の一般的な流れを示すフローチャート(SNR算出処理を加えたもの)
符号の説明
5、105 光検出器
7 SNR測定装置
11、111 フレームバッファメモリ
12、112 CPU
13、113 メモリ
16 記憶部
101 SLM(空間光変調器)
102、104 レンズ(FTL:フーリエ変換レンズ)
103 記録媒体
106 計算機(コンピュータ)
114 ビデオ信号出力部

Claims (5)

  1. ホログラム記録媒体に記録されている、白、黒2値の画像信号情報からなるページデータを読み取って得られた各画素データの輝度値に基づきヒストグラムを生成し、
    該ヒストグラムにおける所定の同一度数中に、前記白、黒、双方の画像信号情報に係る輝度値が含まれる場合に、該所定の同一度数中の該輝度値を含む全画素データの輝度値について、前記ページデータの記録変調方式に応じて決定される信号出現確率に基づき所定の信号区分に分別し、
    分別された該所定の信号区分のうち、白信号のみからなる区分と、黒信号のみからなる区分の各々に係る所定の統計的パラメータを求め、
    求められた該所定の統計的パラメータを、互いに演算して、前記読み取られたページデータのSNR(SN比)を測定することを特徴とするSNR測定方法。
  2. 前記ヒストグラムが有する2つのピーク位置に各々区分線を設け、高輝度側の該区分線よりも高輝度側の区分を前記白信号のみからなる区分とするとともに、低輝度側の該区分線よりも低輝度側の区分を前記黒信号のみからなる区分とすることを特徴とする請求項1記載のSNR測定方法。
  3. 前記所定の統計的パラメータは、前記各画素データの輝度値の平均値に関するパラメータおよび前記各画素データの輝度値の分散に関するパラメータであることを特徴とする請求項1または2記載のSNR測定方法。
  4. ホログラム記録媒体に記録されている、白、黒2値の画像信号情報からなるページデータを読み取って得られた各画素データを格納するフレームバッファと、
    該フレームバッファに格納された該画素データの輝度値に基づきヒストグラムを生成するとともに、該ヒストグラムにおける所定の同一度数中に、前記白、黒、双方の画像信号情報に係る輝度値が含まれる場合に、該所定の同一度数中の該輝度値を含む全画素データの輝度値について、前記ページデータの記録変調方式に応じて決定される信号出現確率に基づき所定の信号区分に分別し、分別された該所定の信号区分のうち、白信号のみからなる区分と、黒信号のみからなる区分の各々に係る所定の統計的パラメータを求める演算手段と、
    前記ヒストグラムを格納しておくメモリと、
    求められた前記所定の統計的パラメータを、互いに演算して、前記読み取られたページデータのSNR(SN比)を求めるSNR算出手段、
    とからなることを特徴とするSNR測定装置。
  5. ホログラム記録媒体に記録されている、白、黒2値の画像信号情報からなるページデータを読み取った際における、該ページデータのSNR(SN比)を測定する処理を、コンピュータにおいて実行せしめる各ステップを備えたSNR測定プログラムであって、
    前記ホログラム記録媒体に記録されているページデータを読み取って得られた各画素データの輝度値に基づきヒストグラムを生成するヒストグラム生成ステップと、
    該ヒストグラムにおける所定の同一度数中に、前記白、黒、双方の画像信号情報に係る輝度値が含まれる場合に、該所定の同一度数中の該輝度値を含む全画素データの輝度値について、前記ページデータの記録変調方式に応じて決定される信号出現確率に基づき所定の信号区分に分別する信号区分分別ステップと、
    分別された該所定の信号区分のうち、白信号のみからなる区分と、黒信号のみからなる区分の各々に係る所定の統計的パラメータを求めるパラメータ算出ステップと、
    算出された該所定の統計的パラメータを、互いに演算して、前記読み取られたページデータのSNRを算出するSNR算出ステップと、
    を備えたことを特徴とするSNR測定プログラム。
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