JP2008204354A - メディア制御装置、および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークに接続されたメディアコンテンツを利用した多彩なサービスの実現性と、高い機能拡張性をもったメディア制御装置を提供する。
【解決手段】ネットワークに接続されたメディアサーバから提供されるメディアコンテンツへの接続を確立し、接続の識別情報であるメディアインスタンス識別情報を生成するメディアコンテンツ生成命令手段と、情報端末の識別情報である情報端末識別情報とメディアインスタンス識別情報とに基づいて、メディアコンテンツを情報端末に送信する命令を、メディアサーバに送信するメディアコンテンツ再生命令手段と、再生を停止する命令を送信するメディアコンテンツ停止命令手段と、接続を解放するメディアコンテンツ解放命令手段とを備えることを特徴とするメディア制御装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットなどのコンピュータネットワークを介し、これに接続したパソコンなどの端末を用いて、コンピュータネットワ−クに接続されたメディアサーバ上の音声や映像を含む各種メディアを操作する方式に関する。
特にこの方式によるインタフェースを介して、メディアサーバ上のメディアを操作し、その操作と呼制御サーバの提供する呼制御機能を組み合わせ、一つのサービスを構築する場合に大きく関係する。
既存のWebサービス形式によって提供されるメディアコンテンツ(以下、メディア)のインタフェースとして、アプリケーションサーバがゲートウェイに命令を行い、ゲートウェイがユーザ端末とメディアサーバ間の接続を行って、続けてメディアを制御するメディア制御方式が提案されている。(例えば、Parlay(登録商標) X Web Services(非特許文献1、2))。
ここで、上記メディア制御方式におけるメディアの操作は、はじめに呼制御を行い次にメディア制御を行うという一連の制御が常にこの順序で一組として扱われていた。これにより、利用者および上記メディア制御方式を利用してWEBサービスを構築する者は、呼接続等の呼の状態遷移を意識することなく、少ない命令数でテレコムサービスを実現することができた。
上記メディア制御方式のAPI(Application Programming Interface)による命令例として、呼接続命令(makeCall)と音声再生命令(playAudioMessage)の2つを挙げる。
上記メディア制御方式によるThird Party Call APIセットに含まれる呼接続命令は、パラメータとして2つの端末の識別子を入力すると、この2つの端末の間で呼接続を行うものである。この命令により、利用者は呼の状態遷移を意識することなく、この命令を実行するだけで容易に呼接続を実現することができる。
また、上記制御方式によるAudio Call APIセットに含まれる音声再生命令は、メディアサーバ上のメディアの識別子と端末の識別子をパラメータとして入力すると、メディアサーバと端末間との呼接続を行い、続いてメディアを再生しこれを端末へと送信する命令である。ここでは音声再生命令内で呼制御とメディア制御を同時に行っており、音声ガイダンス等を送りたい利用者にとって扱いやすいものとなっている。
次に、上記メディア制御方式によるメディア制御装置の実施例を図4、図5を参照して説明する。
上記メディア制御方式によるメディア制御システムは、アプリケーションサーバ100と、ネットワーク200と、メディア制御装置800と、呼制御用NW400と、端末600と、メディア制御用NW500と、メディアサーバ700とを備えている。アプリケーションサーバ100は、アプリケーション処理部110を備え、ネットワークを介してアプリケーションサービスを提供する。ネットワーク200は、アプリケーションサーバ100とメディア制御装置800とを接続するネットワークである。
メディア制御装置800は、端末600への呼制御とメディアの制御とを行う呼制御・メディア制御部810(例えば、上記Audio Call API)を備えており、呼制御用NW400を介して端末600と、メディア制御用NW500を介してメディアサーバ700と接続されている。端末600は、例えば、SIP(Session Initiation Protocol)による情報通信が可能な電話端末や、PC(Personal Computer)等のコンピュータ端末である。メディアサーバ700は、メディアを記憶し、要求に応じてメディア情報を配信するサーバである。
メディア制御装置800が備える呼制御・メディア制御部810は、接続命令部811、切断(停止)命令部812、接続・再生命令部813、メディア変換・接続・再生命令部814等の各命令機能部を有しており、呼制御とメディア制御が一体となった命令を提供している。そのため、利用者は、ガイダンス音声を再生したい場合には、端末とメディアサーバ間で接続・再生命令部813を動作させるだけで良い。メディアの停止用の命令は無いものの、切断(停止)命令部812がメディア停止を兼ねている。また、文字列情報を音声として再生する命令としてメディア変換・接続・再生命令部814が用意されており、この命令だけで文字列から音声への変換と呼接続および音声の再生を行うことができる。
図6は上記メディア制御方式による接続・再生命令部813(playAudioMessage)呼出時の動作を示すシーケンス図である。
アプリケーション処理部110がメディア制御装置800に接続・再生命令を送信し(ステップS14)、メディア制御装置800がメディアリソースの確保を行い(ステップS15、ステップS16、ステップS17)、続けて呼接続とメディア再生を行う(ステップS18〜ステップS23)。呼切断時にメディアを停止し、そのリソースを解放する(ステップS24)までが一連の動作となる。即ち、メディア制御装置800ではアプリケーション処理部110が、利用する呼の状態とメディアサーバ700のメディアの状態を連動し共に管理を行っている。
Parlay Group、 "Open Service Access (OSA); Parlay X Web Services;Part 2:Third Party Call、"ETSI ES 2Q2 391・2 Vl.2.1、 Dec. 2006. Parlay Group、 "Open Service Access (OSA); Parlay X Web Services;Part 11: Audio Call、"ETSI ES 202 391・11 Vl.2.1、 Dec.2006.
上記のような従来のメディア制御方式は、メディアサーバと端末間との呼制御と、メディア制御の両方が含まれていた。この呼制御とメディア制御の一体化した方式の課題として、次の2つが挙げられる。
第1の課題として、呼接続とメディア制御の制御処理を独立して行えないために、呼接続と非同期にメディア制御ができず、柔軟なアプリケーションサービスの構築が行えないこと。第2の課題として、呼制御とメディア制御に新しい機能を追加するたびに命令を追加しなければならず、機能の拡張性が低いこと、が挙げられる。
以下に、第1の課題の発生するサービス例を以下に3点挙げる。
まず、1点目の例として、はじめにメディアサーバと端末間の呼接続のみ行い、利用者の入力を待ってからメディアを再生するサービスが挙げられる。この例では、呼接続とメディア制御の間利用者の入力を待つため連続して動作することはできず、ゲートウェイは待ち状態となる必要がある。場合によっては待ち状態のままメディアが再生されずに呼を切断することも考えられる。このような呼制御とメディア制御の間に別の操作を含むサービスを、呼制御とメディア制御が一体化した方式で実現することはできない。
2点目の例として、メディアサーバと端末間での呼接続後、はじめに音声Aを送信し、続いて音声Bを送信するサービスが挙げられる。このようなサービスにおいては、音声Aの再生と音声Bの再生のどちらもの接続が確立できない状態では、そもそもの呼接続を行いたくない場合がある。つまり、呼接続を行う前に、音声AとBの両方のリソースを確保したいという要求が考えられる。呼制御とメディア制御が一体化した上記メディア制御方式の音声送信命令では、メディア(例えば音声)のリソースの確保は命令呼出時に行われるため、音声Aと端末の呼接続前に、音声Bのリソースを確保することはできない。
そして、3点目の例として、メディアの変換を行うサービスが挙げられる。
メディア種別の変換(例えば文字列を音声情報に変換)や、メディアヘの効果の付与(音声への残響の付与等)を行いたい場合がある。呼制御とメディア制御が一体となった方式でも、変換後に即座に呼接続を行い変換済みのメディアを再生する命令を定義することはできる。しかし、多重変換等を実現するには組み合わせ数に応じて命令を増やす必要があり、非現実的である。この場合、メディアの変換のみを行い呼制御を行わない命令が必要となる。
次に、第2の課題の発生する例を2点挙げる。
4点目の例として、呼制御機能を追加する場合が挙げられる。例えば、呼制御機能として呼の接続先を別の接続先に張り替える機能が追加されたとする。この場合、呼接続を行う命令(例えば、makeCall)に加えて、呼の張替えを行う命令(例えば、switchCall)といった命令が追加されることが考えられる。 上記メディア制御方式による呼制御とメディア制御が一体となった音声再生命令(playAudioMessage)にもこの呼の張替え機能を適用すると、呼の張替えを行うという点では共通しているにも関わらず、呼の張替えを行う音声再生命令(例えば、switchAudioMessage)といった全く新しい、呼の張替えとメディア制御が一体となった命令を追加する必要がある。
5点目の例として、メディア種別の追加を行う場合が挙げられる。上記メディア制御方式による音声再生命令(playAudioMessage)が再生対象とするメディアは音声に限定されており、これを映像(Video)等の他メディア種別に適応しようと考えると、映像再生命令(例えば、playVideoMessage)、呼の張替えを行う映像再生命令(例えば、switchVideoMessage)等の命令を次々と追加する必要がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、呼接続とメディア制御を独立して行うサービスを構築可能なメディア制御装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、ネットワークに接続されたメディアサーバから提供されるメディアコンテンツへの接続を確立し、接続の識別情報であるメディアインスタンス識別情報を生成するメディアコンテンツ生成命令手段と、情報端末の識別情報である情報端末識別情報とメディアインスタンス識別情報とに基づいて、メディアコンテンツを情報端末に送信する命令を、メディアサーバに送信するメディアコンテンツ再生命令手段と、再生を停止する命令を送信するメディアコンテンツ停止命令手段と、接続を解放するメディアコンテンツ解放命令手段とを備えることを特徴とするメディア制御装置である。
本発明は、メディアサーバに、メディアコンテンツの形式を変換する命令を送信するメディアコンテンツ形式変換命令手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のメディア制御装置である。
本発明は、メディアコンテンツ生成命令手段が、ネットワークに接続されたメディアサーバから提供されるメディアコンテンツへの接続を確立し、接続の識別情報であるメディアインスタンス識別情報を生成する工程と、メディアコンテンツ再生命令手段が、情報端末の識別情報である情報端末識別情報とメディアインスタンス識別情報とに基づいて、メディアコンテンツを情報端末に送信する命令を、メディアサーバに送信する工程と、メディアコンテンツ停止命令手段が、再生を停止する命令を送信する工程と、メディアコンテンツ解放命令手段が、接続を解放する工程とを備えることを特徴とするメディア制御方法である。
以上説明したように、本発明によれば、呼制御とメディア制御にそれぞれ独立したインタフェースを提供するようにしたので、柔軟性のあるサービスを構築可能なメディア制御装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態例の説明中で、「A命令(B情報)を送信する」(AおよびBは任意の文字列)といったときは、Bという情報をパラメータとして含むA命令情報を送信することをいう。例えば、「メディアインスタンス生成命令(メディア識別情報)を送信する」といったときは、メディア識別子情報をパラメータ情報としたメディアインスタンス生成命令情報を送信することをいう。
また、本実施形態例の説明中で、インスタンスを解放するといったときは、記憶部上のインスタンス情報の記憶領域を解放して利用できなくすること、すなわち情報を削除することをいう。
また、本実施形態例の説明中で、リソースを確保するといったときは、ソフトウェアの再生・動作のために必要なメモリ領域を確保し、ソフトウェアが動作可能な状態をつくることをいう。
また、本実施形態例の説明中で、接続を確立するといったときは、例えば、TCPによる接続では、クライアントアプリケーションが上りコネクションの確立要求を送信し(SYN)、この接続要求を受けてサーバアプリケーションが上りコネクションの確立を承認するとともに、下りコネクションの確立要求を送信し(ACK+SYN)、クライアントアプリケーションが下りコネクションの確立を承認する(ACK)ことをいう。すなわち、異なるアプリケーション(装置)間で、通信を行うための論理的な経路が確立することをいう。
以下、本発明の一実施形態によるメディア制御装置を、図面を参照して説明する。図1および図2は同実施形態の構成を示すブロック図である。
本実施形態によるメディア制御システムは、アプリケーションサーバ100と、ネットワーク200と、メディア制御装置300と、呼制御用NW400と、メディア制御用NW500と、端末600等と、メディアサーバ700とを備えている。
アプリケーションサーバ100は、エンドユーザが利用する端末600と、メディアコンテンツ710等のメディアコンテンツとにまたがるサービスの提供を行うアプリケーション処理部110を有するサーバである。アプリケーションサーバ100は、アプリケーション処理部110を有することとし、本実施形態ではアプリケーション処理部110を例として説明するが、アプリケーションサーバ100は複数のアプリケーションを有することとしても良い。アプリケーション処理部110は、ネットワーク200を用いてメディア制御装置300上の呼制御部310やメディア制御部320の各命令部に、呼制御命令あるいはメディア制御命令を送信することによってメディアコンテンツと端末との接続を制御する。
ネットワーク200は、アプリケーション処理部110とメディア制御装置300とを接続するネットワークであり、本実施形態ではインターネットを想定して説明するが、情報通信が可能なネットワークであれば良い。また、本実施形態例では、ネットワーク200とメディア制御用NW500とは、SOAP(Simple Object Access Protocol)による情報通信が可能であることとする。
メディア制御装置300は、アプリケーション処理部110からの処理要求を受付け、端末600等の端末とメディアサーバ700等とのサーバとの接続を制御する。すなわち、メディア制御装置300は、アプリケーション処理部110がメディアを制御するためのゲートウェイであり、このゲートウェイが利用者からのAPI呼出を受けることにより、端末600とメディアサーバ700との操作を行う。
以下、図2を参照してメディア制御装置300を詳細に説明する。メディア制御装置300は、呼制御部310と、メディア制御部320とを有する。
呼制御部310とメディア制御部320とは、端末600等やメディアサーバ700が有するメディアコンテンツであるメディアコンテンツ710等との通信を行う通信処理部(図示外)への処理命令を行う。この通信処理部は、メディア制御装置300が有することとしても良いし、別装置に備えることとしてSOAP等のプロトコルにより接続して利用しても良い。
呼制御部310は、SIP(Session Initiation Protocol)等による呼接続等の命令群であり、例えば、接続命令部311と、切断命令部312とを有する。呼制御部310は、これ以外にも、呼接続に関する処理の命令部を有することとしても良い。呼制御部310は、例えば、上記Third Party Call APIを実装することにより実現しても良い。
接続命令部311は、URI(Uniform Resource Identifier)を入力されると、入力したURIへのSIPによる呼接続を確立する。すなわち、接続命令部311への接続命令を受信すると、呼制御用NW400を用いて端末600_2と端末600_3との間、または端末600とメディアインメディアコンテンツ710との間で呼接続を行う。切断命令部312は、接続命令部311が確立した呼接続を切断する。
メディア制御部320は、SIPやSOAP等によりメディアサーバ700と通信を行ってメディアを制御する命令群であり、例えば、生成命令部321と、解放命令部322と、変換命令部323と、再生命令部324と、停止命令部325等とを有する。
本実施形態例では、メディア制御処理の対象としてメディアインスタンスという概念を定義する。メディアインスタンスは、各メディアの接続リソースの識別子に対するメディアインスタンス生成命令の度に新たに生成される接続リソースであり、同じ識別子のメディアリソースを持つ複数のメディアインスタンスであっても、それぞれに独立の状態を持つものとする。メディアインスタンスは生成命令部321によって生成され、解放命令部322によってそのリソースを解放する。また、メディアサーバ700は、変換命令部323、再生命令部324、停止命令部325等から送信される命令を受け付け、メディア変換、メディア再生、メディア停止等の操作を行う。
本実施形態例によるメディア制御方式では、従来方式で呼接続の対象であったメディアサーバの代わりに、このメディアインスタンスを呼接続の対象として扱う。これにより、従来方式では1つのメディアリソースに対し、呼接続の対象としてのメディアサーバと、メディア制御の対象としてのメディアリソースという2つの制御対象を同時に扱う必要があったものを、メディアインスタンスという1つの対象とすることで簡単化する。
このように、メディア制御装置300は、呼制御部310において呼状態を、メディア制御部320においてメディア状態を別々に管理する。これにより、従来一体となっていた呼状態とメディア状態に関して、アプリケーション処理部110が呼状態とメディア状態の対応付けを行って、各々の命令を独立に制御することが可能となる。
呼制御用NW400は、通信事業者により提供されるネットワークであり、少なくともSIP(Session Initiation Protocol)による情報通信が可能なネットワークである。
端末600と、端末600_2と、端末600_3と、端末600_4との端末は、呼制御用NW400に接続された情報端末であり、本実施形態では4台を例として挙げるが、1台でも良いし、複数台でも良い。
メディアサーバ700は、映像、音楽、音声、ゲーム、文字、画像などのメディアコンテンツを配信するサーバである。
メディアインスタンス(メディアI)711は、メディアコンテンツに対応する、上記で説明したメディアインスタンスである。
次に、図3を参照して、本発明によるメディア制御装置300の動作例を説明する。
アプリケーション処理部110は、例えば、再生対象であるメディアコンテンツ710の識別情報であるメディアコンテンツ識別情報と、再生送信対象端末である端末600の識別情報である情報端末識別情報とを予め受信し、記憶する。
まず、アプリケーション処理部110は、メディア制御装置300に、メディアインスタンス生成命令(メディアコンテンツ識別情報)を送信し(ステップS1)、メディア制御装置300は、メディアインスタンス生成命令(メディアコンテンツ識別情報)を受信する。メディア制御装置300は、例えば、メディアコンテンツ識別情報とURIを対応させた対応表を記憶しており、これを参照して、受信したメディアコンテンツ識別情報に対応するURIを検出する。メディア制御装置300は、検出したURIに対してメディアインスタンス生成命令(メディアコンテンツ識別情報)を送信する。URIは、メディアサーバ700上のメディアコンテンツ710を示すこととする。
メディア制御装置300は、例えば、上記URIに試験的に接続要求を送信して上記URIが応答可能であるかどうかを判定する。上記URIに対応するメディアコンテンツ710が応答可能であれば、メディア制御装置300は、上記URIに接続するためのリソースを確保し、確保したリソースの識別情報を生成する。メディア制御装置300は、このリソースの識別情報を、メディアインスタンス識別情報として、アプリケーション処理部110に送信する(ステップS2)。
そして、アプリケーション処理部110は、メディア制御装置300に呼接続命令(メディアインスタンス識別情報、端末識別情報)を送信する(ステップS3)。メディア制御装置300が呼接続命令(メディアインスタンス識別情報、端末識別情報)を受信すると、呼制御API310は、接続命令部311を動作させて、まず、メディアインスタンス711との接続を確立する(ステップS5およびステップS6)。次に、端末識別情報に対応する端末600との接続を確立する(ステップS7およびステップS8)。なお、この時、メディアサーバ700との接続確立と端末600との接続確立との順番は逆でも良く、すなわち、端末識別情報に対応する端末600との接続を確立してから(ステップS7およびステップS8)、メディアコンテンツ710との接続を確立する(ステップS5およびステップS6)ように構成しても良い。
次に、アプリケーション処理部110が、メディア制御装置300にメディア再生命令(メディアインスタンス識別情報)を送信する(ステップS9)と、メディア制御装置300は、メディア再生命令(メディアインスタンス識別情報)を受信し、メディアサーバ700に転送する。
メディアインスタンス711は、メディア再生命令(メディアインスタンス識別情報)を受信すると、メディアインスタンス識別情報に対応するメディアインスタンス711を動作させ、メディアインスタンス711の音声情報を端末600に送信する。
メディアサーバ700は、音声情報の送信が正常に開始されると、音声送信開始OK情報をメディア制御装置300に送信する。そして、メディア制御装置300は、音声送信開始OK情報をアプリケーション処理部110に転送する(ステップS11)。
メディアインスタンス711の再生が完了すると、アプリケーション処理部110が、メディアインスタンス解放命令(メディアインスタンス識別情報)をメディア制御装置300に送信する(ステップS12)。メディア制御装置300は、メディアインスタンス解放命令(メディアインスタンス識別情報)を受信すると、対応するリソースを解放して、メディアインスタンスを解放する。
メディア制御装置300は、メディアインスタンスの解放が完了すると、解放完了通知をアプリケーション処理部110に送信する(ステップS13)。
以上説明したように、本実施形態では、ネットワークに接続されたメディアサーバ700から提供されるメディアコンテンツへの接続を確立し、この接続の識別情報であるメディアインスタンス識別情報を生成する生成命令部321と、端末600の識別情報である情報端末識別情報とメディアインスタンス識別情報とに基づいて、メディアサーバ700に、メディアコンテンツを端末600に送信する命令を送信する再生命令部324と、再生を停止する命令を送信する停止命令部325と、接続を解放する解放命令部322とを備えることを特徴とするメディア制御装置300を提供する。さらに、メディアサーバに、メディアコンテンツの形式を変換する命令を送信する変換命令部323を備えることを特徴とするメディア制御装置300を提供する。
すなわち、本実施形態例は、メディアの制御において呼制御を含まずメディアの制御のみを行う命令部またはメディア制御装置を提供するようにしたので、柔軟なアプリケーションの構築が可能となり、ネットワークに接続されたメディアコンテンツを利用した多彩なサービスの実現性と、高い機能拡張性をもったメディア制御装置を提供する。
例えば、まず、アプリケーション処理部110は、生成命令部321にメディアインスタンス生成命令を送信して、メディアサーバ700上のメディアコンテンツとの接続の確立を明示的に行えるので、予め接続を確立した後に、ユーザに情報を入力させ、入力された値によってその後のメディア再生を制御するアプリケーションが構築できる。本実施形態例では、ステップS4とステップS9の間に、ユーザの情報入力工程を構築しても良い。
また、アプリケーション処理部110は、ステップS1にて送信するメディアインスタンス生成命令(メディアコンテンツ識別情報)を、異なるメディアコンテンツ識別情報をパラメータ情報として複数回送信することが可能となるので、複数の異なるメディアコンテンツとの接続を確立することができる。
また、アプリケーション処理部110は、変換命令部323にメディア変換命令を送信してメディア形式を変換することができるので、メディア形式の多重変換を実現することができる。
また、アプリケーション処理部110が呼の張替えを行うときには、生成命令部321にメディアインスタンス生成命令を送信してメディアインスタンス識別情報を取得し、次に解放命令部322に解放命令を送信してメディアインスタンスを解放して接続を切断し、異なるメディアコンテンツ識別情報をパラメータ情報としてメディアインスタンス生成命令を送信すれば良い。すなわち、メディアコンテンツの呼の張替えを行うための命令をメディア制御装置300が用意、公開しなくても、アプリケーション処理部110は呼の張替えを行うことができる。
また、メディアコンテンツが映像、音楽、音声等の異なる形式のファイルであっても、生成命令部321にメディアインスタンス生成命令を送信することで呼の接続を行えるので、音声だけでなく、映像などのメディアコンテンツに対しても上記と同様の手順でアプリケーションを構築することができる。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりメディア制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態によるシステム構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるメディア制御装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による動作例を示すシーケンス図である。 従来技術によるシステム構成を示すブロック図である。 従来技術によるメディア制御装置を示すブロック図である。 従来技術による動作例を示すシーケンス図である。
符号の説明
100 アプリケーションサーバ
110 アプリケーション処理部
200 ネットワーク
300 メディア制御装置
310 呼制御部
311 接続命令部
312 切断命令部
320 メディア制御部
321 生成命令部
322 解放命令部
323 変換命令部
324 再生命令部
325 停止命令部
400 呼制御用NW
500 メディア制御用NW
600 端末
700 メディアサーバ
710 メディアコンテンツ
711 メディアインスタンス
711_2 メディアインスタンス
711_3 メディアインスタンス
800 メディア制御装置
810 呼制御・メディア制御部
811 接続命令部
812 切断(停止)命令部
813 接続・再生命令部
814 メディア変換・接続・再生命令部

Claims (3)

  1. ネットワークに接続されたメディアサーバから提供されるメディアコンテンツへの接続を確立し、前記接続の識別情報であるメディアインスタンス識別情報を生成するメディアコンテンツ生成命令手段と、
    情報端末の識別情報である情報端末識別情報と前記メディアインスタンス識別情報とに基づいて、前記メディアコンテンツを前記情報端末に送信する命令を、前記メディアサーバに送信するメディアコンテンツ再生命令手段と、
    前記再生を停止する命令を送信するメディアコンテンツ停止命令手段と、
    前記接続を解放するメディアコンテンツ解放命令手段と
    を備えることを特徴とするメディア制御装置。
  2. 前記メディアサーバに、前記メディアコンテンツの形式を変換する命令を送信するメディアコンテンツ形式変換命令手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のメディア制御装置。
  3. メディアコンテンツ生成命令手段が、ネットワークに接続されたメディアサーバから提供されるメディアコンテンツへの接続を確立し、前記接続の識別情報であるメディアインスタンス識別情報を生成する工程と、
    メディアコンテンツ再生命令手段が、情報端末の識別情報である情報端末識別情報と前記メディアインスタンス識別情報とに基づいて、前記メディアコンテンツを前記情報端末に送信する命令を、前記メディアサーバに送信する工程と、
    メディアコンテンツ停止命令手段が、前記再生を停止する命令を送信する工程と、
    メディアコンテンツ解放命令手段が、前記接続を解放する工程と
    を備えることを特徴とするメディア制御方法。
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