JP2008203539A - プロジェクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の照射光を最良の効率で投映することができるプロジェクタ装置を安価な構成で実現する。
【解決手段】液晶プロジェクタの照明部11には、2つの光源15、16と、各光源15、16に対応した2つの反射部材20、21とが設けられている。各光源15、16から照射された光は、各反射部材20、21で反射して投映される。各光源15、16は、各ランプハウジング31、32、及び各ブラケット33、34を介して台座36に固定される。各反射部材20、21は、支柱30を介して台座36に固定される。各ランプハウジング31、32、各ブラケット33、34、及び台座36は、X、Y、Zの3方向の位置を調整可能に各光源15、16を保持する。支柱30は、各反射部材20、21を回動自在に保持し、各光源15、16の照射光の反射角度の調整を可能する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源から照射された光を所定の方向に反射させる反射部材を備えたプロジェクタ装置に関する。
スクリーン上に映像を拡大投映するプロジェクタ装置が普及している。プロジェクタ装置では、明るい室内でも大画面で映像が見られるよう、高輝度化が進められている。例えば、特許文献1では、複数の光源を用いることによって高輝度化を図ったプロジェクタ装置が提案されている。特許文献1のプロジェクタ装置は、複数の光源から照射された光をプリズムなどの反射部材で反射させ、1箇所に集光して投写レンズなどに入射させることにより、投映する光の明るさを向上させるようにしている。
特開2000−206619号公報
プロジェクタ装置においては、光源から照射された光を効率良くスクリーンなどに投映することが好ましい。ところが、照射光を効率良く投映するためには、例えば、光源の保持部材など、光学系の位置決めを行う部品に高い精度が要求され、これがプロジェクタ装置のコストアップの要因になるという問題があった。特に、複数の光源を用いるプロジェクタ装置では、前述のように反射部材が必要になるなど、光学系の部品点数も増加するため、部品精度に係るコストアップの問題が顕著に表れる。さらに、光源自体にも光軸のばらつきなどがあるため、部品精度を向上させて位置決めを行ったとしても、必ずしも最良の効率が得られるとは限らないという問題もあった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、光源から照射された光を最良の効率で投映することができるプロジェクタ装置を安価な構成で実現することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明のプロジェクタ装置は、光を照射する光源と、前記光源の照射光を所定の方向に反射させる反射部材とからなる照明部と、この照明部が出射した光を投写する投写光学系と、前記反射部材の前記照射光の反射角度を調整する反射角度調整機構とを備えたことを特徴とする。
なお、前記反射部材は、長穴が形成された略板状の取付部を有し、前記反射角度調整機構は、前記取付部を介して前記反射部材を回動自在に保持する保持部材と、前記長穴内に入り込むように前記保持部材に回動自在に設けられ、回転した際に前記長穴の内側面と接触して前記反射角度を変化させる偏心ピンとを有することが好ましい。また、前記反射部材に対する前記光源の位置を調整する光源位置調整機構を設けると、さらに好適である。この際、前記光源位置調整機構は、前記光源の光軸と略平行な第1方向と、前記第1方向と略直交する第2方向と、前記第1方向と前記第2方向とに略直交する第3方向との3方向に前記光源を移動させることが好ましい。さらに、前記光源と前記反射部材とは、複数設けられていることが好ましい。
なお、本発明のプロジェクタ装置は、光を照射する光源と、前記光源の照射光を所定の方向に反射させる反射部材とからなる照明部と、この照明部が出射した光を投写する投写光学系と、前記反射部材に対する前記光源の位置を調整する光源位置調整機構とを備えるものであってもよい。
本発明のプロジェクタ装置では、反射部材の照射光の反射角度と、反射部材に対する光源の位置との少なくとも一方を調整するようにした。光源の位置又は反射角度を調整すると、これにともなって反射光の照射される位置が調整される。これにより、この反射光を投写光学系に入射させることで、光源の光軸自体にずれが生じている場合などにも、最良の効率で照射光を投映することができる。また、位置や角度を調整するようにすれば、各部の部品に高い精度を要求する必要もなくなるので、効率のよい照射光の投映を安価に実現することができる。
図1に示すように、液晶プロジェクタ(プロジェクタ装置)10は、照明部11と、集光光学系12と、液晶パネル13と、投写光学系14とを備えている。また、照明部11には、2つの光源15、16と、反射によって各光源15、16の照射光の向きを変える反射光学系17とが設けられている。この液晶プロジェクタ10は、いわゆる2灯・単板式のプロジェクタであり、2つの光源15、16を用いることによって、高輝度の画像をスクリーンSCに投写する。
各光源15、16は、光を照射するバルブや照射光を一方向に集光するリフレクタなどによって構成されている。また、各光源15、16は、互いに対面するとともに、集光光学系12、液晶パネル13、投写光学系14の光軸OAに対して光の照射方向が略垂直となるように配置されている。これらの各光源15、16には、例えば、ハロゲンランプやキセノンランプ、及び超高圧水銀ランプなどといった、白色光を照射するハイワッテージのランプが用いられる。
反射光学系17には、光源15に対応した反射部材20と、光源16に対応した反射部材21とが設けられている。各反射部材20、21は、略板状に形成されており、一方の面に光反射特性を有する反射面を有している。照明部11は、各反射部材20、21の反射面で各光源15、16の照射光を反射させることにより、各光源15、16の照射光を集光光学系12に入射させる。なお、図1では、各反射部材20、21が十字になっており、集光光学系12に向かう反射光が遮られてしまうように見える。しかしながら、実際には、光源15と反射部材20、及び光源16と反射部材21とが、それぞれ対になって紙面と直交する方向にずれた構成(図2参照)になっているため、反射光が遮られることはない。
集光光学系12は、照明部11からの照射光を略平行光にするとともに、空間的なエネルギー分布を均一化し、液晶パネル13を均一に照明する。なお、この集光光学系12は、例えば、コリメータレンズ、フライアイレンズ、コンデンサレンズなどによって構成される。
液晶パネル13は、電圧の印加に応じて入射光の偏光状態を空間的に変調する。また、この液晶パネル13の前後には、図示を省略した偏光板が設けられている。入射側偏光板は、透過した光を一方向の直線偏光に揃えて液晶パネル13に入射させる。射出側偏光板は、液晶パネル13で変調された光の偏光状態の違いを光の強度の違いに置き換えることにより画像を形成する。投写光学系14は、例えば、複数枚のレンズによって構成される投写レンズであり、液晶パネル13によって画像が形成された光をスクリーンSCに投写する。
図2に示すように、照明部11は、各反射部材20、21を保持する支柱(保持部材)30と、各光源15、16をそれぞれ保持するランプハウジング31、32と、各ランプハウジング31、32をそれぞれ保持するブラケット33、34と、支柱30と各ブラケット33、34とを固定する台座36とを備えている。照明部11は、各光源15、16、及び反射光学系17を同一の台座36上に固定することによって、各部の位置精度を保つ。
支柱30は、各反射部材20、21を上下にずらして保持する。各ランプハウジング31、32は、略直方体の開口箱状に形成されており、その内部空間に収納するようにして各光源15、16を保持する。各ブラケット33、34は、対応する各光源15、16と各反射部材20、21とを対面させて各ランプハウジング31、32を保持する。また、各反射部材20、21は、各部の位置決めが行われた後、反射した光が集光光学系12に向かうように角度が調整される。これにより、各光源15、16の照射光が、反射光学系17で反射して集光光学系12に入射する。
各ブラケット33、34は、台座36に固定される本体部40と、この本体部40に略垂直に形成された一対のリブ42とで構成されている。各リブ42の間隔は、各ランプハウジング31、32の幅に合わせられている。各ブラケット33、34は、各リブ42で各ランプハウジング31、32を挟み込み、外側からネジ44で止めることにより、各ランプハウジング31、32を保持する。各リブ42には、各ネジ44を挿通させるための貫通孔46が設けられている。各貫通孔46は、長穴状に形成されている。これにより、各ブラケット33、34は、Z方向の位置を調整可能に各ランプハウジング31、32を保持する。
図3に示すように、台座36には、ブラケット33と対面する位置に形成された溝50が設けられている。溝50の内部には、ボールネジ52が設けられている。ボールネジ52は、ベアリング53、54を介して回動自在に溝50に取り付けられている。ボールネジ52の一端は、台座36から突出しており、この一端にハンドル56が設けられている。ブラケット33の本体部40には、ボールネジ52と螺合する雌ネジが形成された接続部58が設けられている。ブラケット33は、この接続部58を介してボールネジ52と接続されている。これにより、ハンドル56を介してボールネジ52を回すことで、ブラケット33がY方向に移動する。なお、ブラケット33は、Y方向の位置が調整された後、ネジなどによって別途台座36に固定されるようにしてもよい。
図3に示すように、光源15には、ランプハウジング31の内部形状に応じた略正方形状のフランジ60が設けられている。フランジ60は、その四隅に図示を省略した貫通孔を有している。光源15は、フランジ60をランプハウジング31の内側面に当接させ、ネジ62で止めることにより、ランプハウジング31に取り付けられる。
図4に示すように、ランプハウジング31の内部には、X方向に移動自在に取り付けられた可動板64が設けられている。可動板64は、四隅に配置されたコイルバネ66によって、光源15の入口側に付勢されている。各コイルバネ66は、光源15の取り付けの際に、各ネジ62の締め付け具合に応じて押し縮められる。これにより、ランプハウジング31は、X方向の位置を調整可能に光源15を保持する。なお、ランプハウジング31には、図示を省略したストッパが設けられている。ストッパは、光源15が取り外された際に可動板64と係合し、各コイルバネ66によって付勢された可動板64が所定の位置よりも外側に飛び出ることを防止する。また、図4では図示を省略しているが、可動板64、及びランプハウジング31の側板31aには、当然、光源15の照射光を通すための開口が形成されている。
光源15は、ランプハウジング31に取り付けられる際、各ネジ62の締め付け具合によって、光源15の光軸と略平行なX方向(請求項記載の第1方向に相当)の位置が調整される。また、光源15は、ハンドル56を回してブラケット33を移動させることにより、X方向と直交するY方向(請求項記載の第2方向に相当)の位置が調整される。さらに、光源15は、ブラケット33に形成された長穴状の各貫通孔46によって、X方向とY方向とに直交するZ方向(請求項記載の第3方向に相当)の位置が調整される。
このように、ランプハウジング31とブラケット33と台座36とは、光源15を保持するとともに、反射部材20に対する光源15の位置を調整する。すなわち、これらランプハウジング31、ブラケット33、台座36によって、請求項記載の光源位置調整機構が構成される。なお、光源16、ランプハウジング32、ブラケット34などは、光源15に係る各部と同様の構成を有しているので、詳細な説明は省略する。
図5に示すように、反射部材20は、反射面70aを有する略平板状の反射ミラー70と、この反射ミラー70を保持するホルダ72とからなる。ホルダ72は、反射ミラー70よりも一回り大きい略平板状のベース板74と、切欠75aによって略コの字型に形成された押さえ板75とで構成されている。押さえ板75は、3本のネジ76によってベース板74に取り付けられる。また、押さえ板75には、ベース板74側に折り曲げて形成された複数の切片75bが設けられている。各切片75bの位置や形状などは、反射ミラー70の外形に対応して形成されている。
ホルダ72は、まず、押さえ板75の各切片75bに嵌め込むようにして反射ミラー70を軽く保持する。そして、ベース板74と押さえ板75とで挟持することにより、押さえ板75に嵌め込まれた反射ミラー70を確実に保持する。また、ホルダ72は、押さえ板75の切欠75aから保持した反射ミラー70の反射面70aを露呈させる。
また、ベース板74と押さえ板75との間には、各ネジ76に対応した3つのコイルバネ78が挟み込まれる。これにより、各ネジ76の締め付け具合によって、反射ミラー70を保持した押さえ板75にθ方向の傾きが生じる。なお、反射部材21は、上記反射部材20と同様の構成を有しているので、詳細な説明を省略する。
図2に示すように、各反射部材20、21を上下にずらして取り付けると、液晶プロジェクタ10の横方向の外形寸法を小さくすることができるものの、集光光学系12に入射する光も上下にずれてしまうという問題が生じる。前述のθ方向の傾きは、この上下方向のずれを抑えるための、いわゆるあおり角である。また、図2に示すように、各反射部材20、21は、互いの切欠75aを対面させるようにして支柱30に取り付けられている。このように各反射部材20、21を支柱30に取り付ければ、反射部材20の反射面70aの上端付近に光源15の照射光を当て、反射部材21の反射面70aの下端付近に光源16の照射光を当てることで、各照射光の上下方向の距離が近づき、集光光学系12に入射する光のずれを極力小さくすることができる。
図6に示すように、各反射部材20、21のホルダ72には、背面から略垂直に突出し、かつ一側端面と接するように形成された板状の取付部80が設けられている。各取付部80の前記一側端面側には、下方に向かって伸びるシャフト81が設けられている。各シャフト81は、支柱30に形成された嵌合孔(図示は省略)にそれぞれ挿入され、各嵌合孔に対して回動自在になっている。これにより、各反射部材20、21は、各シャフト81を回転軸として回動自在に支柱30に取り付けられる。なお、本実施形態とは反対に、支柱30に設けられたシャフトと、各取付部80に形成された嵌合孔とによって、各反射部材20、21が支柱30に回動自在に取り付けられるようにしてもよい。
また、支柱30には、各反射部材20、21の反射角度を調整するための偏心ピン82が取り付けられる。各偏心ピン82は、支柱30に挿し込まれるピン部82aと、このピン部82aに対して偏心した偏心部82bとで構成されている。支柱30には、ピン部82aが嵌入する挿入孔83が形成されている。各挿入孔83は、挿入孔83と前記嵌合孔とを結ぶ線が、反射面70aの長手方向と略平行になる位置に設けられている。さらに、各取付部80には、各挿入孔83に対応する位置に、反射面70aの長手方向に長い長穴84が形成されている。
各偏心ピン82は、各ピン部82aを各挿入孔83に嵌入させることにより、各長穴84内に入り込むようにして支柱30に回動自在に取り付けられる。支柱30に取り付けられた各偏心ピン82は、各偏心部82bの側面の一部を各長穴84の内側面に接触させる。各偏心ピン82を回転させると、各偏心部82bと各長穴84との接触によって、各シャフト81を軸に各反射部材20、21が回転する。これにより、各反射部材20、21の反射角度が調整される。すなわち、支柱30、ホルダ72、偏心ピン82などによって、請求項記載の反射角度調整機構が構成される。
また、支柱30には、各反射部材20、21を固定するためのネジ穴85が設けられている。各取付部80には、各ネジ穴85に対応する位置に貫通孔86が形成されている。各反射部材20、21は、各偏心ピン82によって反射角度が調整された後、各ネジ穴85に対応するネジ87によって支柱30に固定される。この際、各貫通孔86は、各反射部材20、21の角度調整を許容するため、ネジ87のネジ部の外径よりも大きい径の孔になっている。なお、各反射部材20、21の反射角度の調整を容易かつ適切に行うため、例えば、各偏心ピン82にネジ頭などを形成し、市販の精密ドライバなどによって各偏心ピン82を容易に回せるようにしておくことが好ましい。
次に、上記構成による液晶プロジェクタ10の作用について説明する。液晶プロジェクタ10を組み立てる際には、まず、照明部11の各光源15、16を、各ランプハウジング31、32、及び各ブラケット33、34を介して台座36に固定する。そして、反射光学系17の各反射部材20、21を、支柱30を介して台座36に固定する。このように、各光源15、16と各反射部材20、21とを同一の台座36上に固定することにより、それぞれの相対的な位置を大まかに決める。
各光源15、16と各反射部材20、21とを台座36に固定したら、各反射部材20、21の最適な位置に光が照射されるように、各光源15、16のX、Y、Z方向の位置を調整する。各光源15、16の位置を調整したら、各光源15、16から照射された光が、集光光学系12の最適な位置に反射するように、各反射部材20、21の反射角度を調整する。
このように、各光源15、16の位置と、各反射部材20、21の反射角度とを調整することで、各光源15、16の光軸自体にずれが生じている場合などにも、各光源15、16から照射された光を最良の効率で投映することができる。また、位置や角度を調整できるようにすることで、各部の部品に高い精度を要求する必要がなくなる。さらには、上記で示したように、位置や角度の調整に複雑な機構や構造を用いる必要もない。これにより、最良の効率で各光源15、16の照射光を投映することを安価に実現することができる。
なお、本実施形態では、各光源15、16の位置と、各反射部材20、21の反射角度との調整を行えるようにしているが、これに限ることなく、光源の位置と反射角度との一方のみを調整するようにしてもよい。また、上記実施形態では、それぞれ直交するX、Y、Zの3方向に各光源15、16の位置を調整できるようにしているが、各光源15、16の位置の調整方向は、必ずしも直交していなくてもよい。さらには、3方向に限ることなく、1方向又は2方向に調整するものであってもよい。さらに、各光源15、16と各反射部材20、21との調整機構は、上記に限るものではなく、調整が行えるものであれば、如何なる機構であってもよい。
また、本実施形態では、反射ミラー70とホルダ72とからなる反射部材20、21を示したが、反射部材は、これに限ることなく、例えば、アルミニウムなどの金属板の一方の面に鏡面仕上げを施して反射面を形成し、他方の面に突出部を形成するなどして、1つの部材で成形されたものとしてもよい。さらに、反射部材は、板状に限ることなく、例えば、ブロック状などであってもよい。
なお、本実施形態では、1回の反射で各光源15、16の照射光を集光光学系12に入射させるようにしているが、これに限ることなく、1つの光源に対して複数の反射部材を設け、複数回反射させて照射光を集光光学系12に入射させるようにしてもよい。また、本実施形態では、2つの光源15、16を同時に点灯させるようにしているが、これに限ることなく、いずれか一方のみを点灯させるようにしてもよい。さらに、本実施形態では、2つの光源15、16を有する液晶プロジェクタ10を示したが、光源の数は、2つに限ることなく、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
なお、本実施形態では、液晶プロジェクタ10に本発明を適用した例を示したが、本発明は、これに限ることなく、例えば、光の変調にDMD素子を用いたDLP方式のプロジェクタ、及びスライドプロジェクタやオーバーヘッドプロジェクタなどといった他の方式のプロジェクタ装置に適用してもよい。
液晶プロジェクタの構成を概略的に示す説明図である。 照明部の構成を概略的に示す斜視図である。 台座の一部を切断してブラケットの移動機構を示す説明図である。 ランプハウジングの構成を概略的に示す説明図である。 反射部材の構成を概略的に示す分解斜視図である。 反射光学系を背面方向から見た斜視図である。
符号の説明
10 液晶プロジェクタ(プロジェクタ装置)
11 照明部
14 投写光学系
15、16 光源
20、21 反射部材
30 支柱(保持部材)
31、32 ランプハウジング
33、34 ブラケット
36 台座
80 取付部
82 偏心ピン
84 長穴

Claims (6)

  1. 光を照射する光源と、前記光源の照射光を所定の方向に反射させる反射部材とからなる照明部と、この照明部が出射した光を投写する投写光学系とを備えたプロジェクタ装置において、
    前記反射部材の前記照射光の反射角度を調整する反射角度調整機構を設けたことを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 前記反射部材は、長穴が形成された略板状の取付部を有し、
    前記反射角度調整機構は、前記取付部を介して前記反射部材を回動自在に保持する保持部材と、前記長穴内に入り込むように前記保持部材に回動自在に設けられ、回転した際に前記長穴の内側面と接触して前記反射角度を変化させる偏心ピンとを有することを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ装置。
  3. 前記反射部材に対する前記光源の位置を調整する光源位置調整機構を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ装置。
  4. 前記光源位置調整機構は、前記光源の光軸と略平行な第1方向と、前記第1方向と略直交する第2方向と、前記第1方向と前記第2方向とに略直交する第3方向との3方向に前記光源を移動させることを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ装置。
  5. 前記光源と前記反射部材とが、複数設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のプロジェクタ装置。
  6. 光を照射する光源と、前記光源の照射光を所定の方向に反射させる反射部材とからなる照明部と、この照明部が出射した光を投写する投写光学系とを備えたプロジェクタ装置において、
    前記反射部材に対する前記光源の位置を調整する光源位置調整機構を設けたことを特徴とするプロジェクタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010072539A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Seiko Epson Corp 光学装置及びプロジェクタ
JP2010211152A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Sanyo Electric Co Ltd プロジェクタ
JP2015148796A (ja) * 2014-01-09 2015-08-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置及び投写型映像表示装置

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