JP2008203019A - 異常通報装置を備える車両 - Google Patents

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Tomoyuki Ishida
智之 石田
Yutaka Kajino
豊 揖野
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Abstract

【課題】簡易な構成により、車両盗難のみならず、燃料盗難から燃料漏れまで幅広くカバーして、迅速かつ確実な異常情報の通報を可能とする異常通報装置を備える車両を提供する。
【解決手段】車両は、車両異常の検出に応じて異常信号を出力する異常検出手段と、この異常検出手段から受けた異常信号に応じた異常情報を同車両から無線で通報する無線送信手段15とからなる異常通報装置10を備えて構成され、上記異常検出手段は、原動機用燃料タンクの貯留レベルセンサによる貯留量信号11aを受けて貯留量の変動があった場合に異常信号を出力するものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の盗難や車両異常の対処に適する異常通報装置を備える車両に関するものである。
特許文献1に示すように、車両盗難の早期通報が可能な車両盗難通報装置が知られている。この車両盗難通報装置は、盗難検出と対応して給油作業をドライバーに促すとともに車両の給油口部に「盗難」の表示をすることにより、立ち寄った給油スタンドを介して秘密裏の通報を可能とし、この通報により盗難発生と同時進行で迅速な対応を可能とするものである。
特開2004−168155号公報
しかしながら、上記車両盗難通報装置は、盗難検出の確実化のための検出精度に応じて多くのコストを要するのみならず、特に作業車両において多発する燃料タンクからの抜き取りによる燃料盗難や燃料漏れについてはカバーできないことから、燃料盗難まで幅広くカバーして確実な盗難検出をするためには、さらに大きなコスト負担が強いられることとなる。
本発明の目的は、簡易な構成により、車両盗難のみならず、燃料盗難や燃料漏れまで幅広くカバーして、迅速かつ確実な通報を可能とする異常通報装置を備える車両を提供することにある。
請求項1に係る発明は、車両異常の検出に応じて異常信号を出力する異常検出手段と、この異常検出手段から受けた異常信号に応じた異常情報を同車両から無線で通報する無線送信手段とからなる異常通報装置を備える車両において、上記異常検出手段は、原動機用燃料タンクの貯留レベルセンサによる貯留量信号を受けて貯留量の変動があった場合に異常信号を出力することを特徴とする。
上記異常通報装置により、燃料タンクのレベル変動があった場合に異常情報として車外に無線送信される。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成において、前記異常検出手段は、エンジン停止を条件に機能開始することを特徴とする。
請求項1に係る発明は、燃料タンクのレベル変動に基づく簡易な構成の異常通報装置により、オペレータが関与していないエンジン稼働を含むタンクレベル変動を介して異常事態を確実に把握することができるので、車両についてそのような異常事態に対して即時対応することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1の効果について、エンジン停止を条件として異常検出をすることにより、燃料盗難や燃料漏れ等の異常検出を容易化できる。
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。
本発明の異常通報装置の適用対象となる車両の1例としての農用トラクタ1は、その機体側面図を図1に示すように、左右の前輪2、2と左右の後輪3、3とを備えた機体にキャビン4を構成し、このキャビン4内を操縦部とする。機体の前部を覆うボンネット内には車両原動部としてのエンジン5を搭載し、その回転動力をトランスミッション6に伝達し、このトランスミッション6によって適宜減速された動力を前輪2、2と後輪3、3とに伝達するとともに、3Pリンク7を介して昇降可能に連結した作業機WにPTO軸8を介して後部出力するように構成されている。
異常通報装置については、図2の制御ブロック構成図に示すように、メータコントローラ11、エンジンコントローラ12、昇降コントローラ13、走行コントローラ14をネットワーク構成した制御部10に一体に構成する。この制御部10の入力側には、車両の異常検出のためにメータコントローラ11を介して燃料残量情報11a、キャビン施錠情報11b、GPS位置情報11cを入力し、走行コントローラ14を介して、メインキー情報14a、バッテリ電圧情報14b、前輪回転情報14c、後輪回転情報14dを入力する。また、出力側には、走行コントローラ14から無線送信手段である無線通信ユニット15を介して異常情報をインターネット回線(15a)に対して無線通報する。
上記無線通信ユニット15によるデータ送信機能は、壊されることがないように、走行コントローラ14またはエンジンコントローラ12に内蔵し、また、一定時間毎に営業所のネットワーク等のシステムネットワークへの送信処理機能を設ける。
異常通報装置による内部処理は、図3のフローチャートに示すように、上記入力情報に基づいて、例えば、キャビンドア施錠、メインキー非挿入、エンジン停止の条件判定処理(S1〜S3)においてすべて該当する場合に限定して、異常検出手段として燃料減少が検出されれば燃料減少警告処理(S4,S4a)を行い、バッテリ電圧検出値が0Vであればバッテリ電圧警告処理(S5,S5a)を行い、前輪後輪の回転検出が有れば機体移動警告処理(S6,S6a)を行い、これらのいずれかの警告情報が有れば警告情報送信処理(S7,S7a)を行う。
ただし、バッテリ電圧検出値が100Vの場合は、警告情報が送信できないので、バッテリには送信可能な電力が残っていることが必要である。また、送信用の予備のバッテリを備えておいてもよい。また、0Vに近づくと警告を通報してもよい。
上記の一連の処理において、メインキー非挿入の条件判定処理(S2)は、オペレータが誤って異常を起こす可能性を抑えることができる。また、エンジン停止の条件判定処理(S3)により、燃料の盗難防止および燃料漏れの発見が容易となる。さらに、警告情報送信処理(S7a)は、具体的には、データ送信機能を有し、車両の所有者等にメール形式等で知らせることができる携帯電話(端末)などに送信する処理であり、この機能により、所有者がトラクタ等の作業車両の異変に気付きやすくなる。
上記構成の異常通報装置を適用することにより、作業車両は、例えば、図10の貯留量検出回路図に示すように、エンジン停止時の通電回路Cを設けることにより、燃料タンクのレベル変動があった場合に異常情報として車外に無線送信することから、燃料タンクのレベルセンサによる簡易な構成の異常通報装置により、オペレータが関与していないエンジン稼働を含む燃料変動を介して異常事態を確実に把握することができるので、そのような異常事態に対して即時対応することができる。
(エンジン制御)
次に、エンジン制御のフローチャートを図4に示すように、作業登録された地点から車両位置が外れた時にエンジン回転をアイドリングに保持する制御処理(S11,S11a)を構成することにより、GPS等を装備して位置検出が可能で、かつ、エンジン回転を電気的に制御可能なトラクタに関する盗難を容易に発見することができる。
また、図11の燃料系統図に示すように、送油路に介設した流量センサにより、車両管理者の承知しないエンジン稼動を異常として検出することができる。
(送信処理情報)
上記送信処理機能は、そのフローチャートを図5に示すように、読込処理(S21)によって読込まれたトラクター制御の各種設定について、一定時間毎(S22、S23)に、制御の各種設定状態(例えば、水平感度、4WD、フルターンの設定)をメータパネル等に記憶してその情報を送信(S24、S25)することにより、平時における作業状態が遠隔把握できるので、初心者についてのアフタフォローを簡単化することができる。
(伝動系制御)
組合せスイッチ操作式の盗難防止制御、すなわち、複数のスイッチを押し込んだ状態で電源をオンすることにより盗難防止制御が働くトラクターにおいては、その伝動系制御のフローチャートを図6に示すように、読込処理(S31)に続く盗難防止モード判定処理(S32)によって盗難防止モードに入った時は、コントローラ出力によりRt出力をON(S32a)とすることにより、リレーを介してスタータ回路の通電を不可能に構成する。
上記制御構成により、エンジン始動ができなくなるので、前後進クラッチ昇圧規制制御より盗難防止に有効であり、前後進クラッチ装備がないトラクタにも適用することができる。この場合において、燃料ポンプ回路を通電不可能に構成してもよく、そのほか、通常タイプのキーストップソレノイドを使用したトラクターの場合に、そのキーストップソレノイドを通電不可能に構成してもよい。
(作業管理システム)
次に、ユビキタスネットワーク利用の例について説明する。
農作業管理システムについては、図7のシステム構成図に示すように、トラクター、田植機、コンバイン等それぞれ複数台を所有している営農団体において、各々の機械21…に通信装置を搭載し、各機械の個体情報(機種、馬力、使用時間、使用状況、能率、メンテナンス情報、故障履歴、消耗品交換時期等)をその通信装置を介しホストとなるコンピュータ22に自動送信し、また、そのコンピュータ22は従業員の就労状況や圃場の場所、状況等23も集中管理し、表示装置24により誰がどの機械を使用し、どこの圃場をどのような作業を行えばよいかを適宜導き出すネットワークシステムを構築する。例えば、上記コンピュータ22は、従業員のタイムカード等の勤怠カードの入力23を管理し、出社時にその日の作業をどの機械でどこの圃場を行うか指示する。
このようなシステム化により、大規模な営農集団において、効率の高い農業が可能になり、また、どのようにすれば効率よく農作業を行えるかを考えることなく、効率の良い農業が可能となるため、人の負担を軽減することができる。
また、人が作業を行う農業での従業員の急用、また、自然が相手である農業での天候の変化等は必ず発生するものであり、そのような従業員の急用による就労中断、天候の変化による作業中断等があった場合に、適宜その状況で最適な作業能率になるように、作業割りを導き出す構成とすることにより、それらの変化にも適宜臨機応変に対応することができる。
ICタグ利用による品質向上の例については、図8のブロック構成図に示すように、販社31aで発生した市場不具合は、生産工場32および他の販社31bにインターネットを介してフィードバックされるように構成することができる。
そのほか、液晶モニター利用による移動農機の品質向上の例については、図9のメータパネルの外観図に示すように、基本動作確認モードを選択可能な液晶モニター41のチェッククラス設定により各種の確認内容の表示を行うことが可能である。
農用トラクタの機体側面図である。 異常通報装置については、図2の制御ブロック構成図である。 異常通報装置による内部処理のフローチャートである。 エンジン制御のフローチャートである。 送信処理のフローチャートである。 伝動系制御のフローチャートである。 農作業管理システムの構成図である。 ICタグ利用によるシステム構成図である。 液晶モニターの外観図である。 燃料タンク貯留量の検出回路図である。 流量検出のための燃料系統図である。
符号の説明
1 農用トラクタ
2 前輪
3 後輪
4 キャビン
5 エンジン
10 異常通報装置
11a 燃料残量情報(異常検出手段)
11b キャビン施錠情報
11c 位置情報
12 エンジンコントローラ
14 走行コントローラ
14a メインキー情報(エンジン停止条件)
14b バッテリ電圧情報
14c 前輪回転情報
14d 後輪回転情報
15 無線通信ユニット(無線送信手段)

Claims (2)

  1. 車両異常の検出に応じて異常信号を出力する異常検出手段と、この異常検出手段から受けた異常信号に応じた異常情報を同車両から無線で通報する無線送信手段(15)とからなる異常通報装置(10)を備える車両において、上記異常検出手段は、原動機用燃料タンクの貯留レベルセンサによる貯留量信号(11a)を受けて貯留量の変動があった場合に異常信号を出力することを特徴とする異常通報装置を備える車両。
  2. 前記異常検出手段は、エンジン停止(14a)を条件に機能開始することを特徴とする請求項1記載の異常通報装置を備える車両。
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