JP2008203013A - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ナビゲーション開始時にユーザ操作で目的地を設定しておかなくても、適切な目的地を案内できるようにする。
【解決手段】CPU11は、ナビゲーション機能の起動が指示された際に、GPS受信部22から自己の現在位置を取得すると共に目的候補の位置を取得し、この自己の現在位置と目的候補の位置とを比較してそれらの離間距離を算出し、この離間距離に応じて目的候補をナビゲーション機能の目的地とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、現在位置を取得する位置取得機能と、この位置取得機能によって得られた現在位置から目的地までを案内する案内機能を備えた携帯端末装置及びプログラムに関する。
近年、携帯電話装置は、その多機能化に伴ってGPS(Global Positioning System)機能、ナビゲーション機能を搭載し、現在位置に基づいて目的位置までの経路を案内出力するようにしたものが知られている。例えば、従来では、ナビゲーション機能付の携帯電話装置として、外出時に自宅などのように戻るべき位置を目的位置として経路案内する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2004−294429号公報
ところで、ナビゲーション機能を利用するには、例えば、メニュー画面をオープンさせる操作を行ったのち、このメニュー画面の中からナビゲーション機能を探し出して選択指定するほか、目的地を入力指定するなど、一連の操作を行う必要があるが、操作に不慣れな子供、お年寄りなどにあっては、目的地の設定の仕方が分からなかったり、目的地を何処にするかさえも分からなったりすることが多く、ナビゲーション機能を適切に使いこなせないという問題があった。したがって、親と離れた子供などにあっては、ナビゲーション機能が搭載されているにも拘わらず、どのように対処したらよいかが分からず、対応が遅れたり、事態を悪化させてしまうことがあった。
また、複数の目的地が考えられる場合に、どの目的地を選択すれば良いか、という判断に迷うことがある。例えば、旅行先の宿泊地から家族で散歩に出かけて、子供が親とはぐれて道に迷ったような場合などでは、その宿泊地を目的地とした方が近いのか、親の居る場所を目的地とした方が近いのかを迷うことがある。
この発明の課題は、ナビゲーション開始時にユーザ操作で目的地を設定しておかなくても、適切な目的地を案内できるようにすることである。
請求項1記載の発明(第1の発明)は、現在位置を取得する位置取得機能と、この位置取得機能によって得られた現在位置から目的地までを案内する案内機能を備えた携帯端末装置であって、目的候補を記憶管理する候補記憶手段と、前記案内機能の起動が指示された際に、前記目的候補の位置を取得する候補位置取得手段と、前記位置取得機能によって得られた自己の現在位置と前記目的候補の位置とを比較してそれらの離間距離を算出する距離算出手段と、この距離算出手段によって算出された離間距離に応じて前記目的候補を前記案内機能の目的地として前記案内機能を動作させる案内制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項9記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記目的候補は、前記案内機能の目的地として任意に登録された候補地であり、前記候補位置取得手段は、前記候補記憶手段から目的候補の位置情報を読み出し取得する(請求項2記載の発明)。
前記目的候補は、前記案内機能の目的地として任意に指定された相手端末であり、前記候補位置取得手段は、前記目的候補である相手端末の位置情報を取得する(請求項3記載の発明)。
前記案内制御手段は、自己の現在位置と目的候補の位置との離間距離が所定距離以上となった場合に、当該目的候補を前記案内機能の目的地としてセットする(請求項4記載の発明)。
前記案内制御手段は、自己の現在位置と目的候補の位置との離間距離が所定距離以内となった場合に、当該目的候補を前記案内機能の目的地としてセットする(請求項5記載の発明)。
請求項6記載の発明(第2の発明)は、現在位置を取得する位置取得機能と、この位置取得機能によって得られた現在位置から目的地までを案内する案内機能を備えた携帯端末装置であって、複数の目的候補を記憶管理する候補記憶手段と、前記案内機能の起動が指示された際に、前記各目的候補の位置をそれぞれ取得する候補位置取得手段と、前記位置取得機能によって得られた自己の現在位置と前記各目的候補の位置とを比較してそれらの離間距離をそれぞれ算出する距離算出手段と、この距離算出手段によって算出された各離間距離に応じて前記複数の目的候補の中からいずれかの目的候補を選択する選択手段と、この選択手段によって選択された目的候補を前記案内機能の目的地として前記案内機能を動作させる案内制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項6記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項10記載の発明)。
なお、上述した請求項6記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記選択手段は、前記目的候補毎に算出された各離間距離の中から短い距離を特定することによって自己の現在位置から距離的に近い方の目的候補を選択する(請求項7記載の発明)。
前記選択手段は、前記目的候補毎に算出された各離間距離の中から長い距離を特定することによって自己の現在位置から距離的に遠い方の目的候補を選択する(請求項8記載の発明)。
第1及び第2の発明は、ナビゲーション開始時にユーザ操作で目的地を設定しておかなくても、現在位置に応じて適切な目的地を案内することができる。
(実施例1)
以下、図1〜図10を参照して本発明の第1実施例を説明する。
図1は、携帯端末装置として適用した携帯電話装置の通信ネットワークシステムを示したブロック図である。
携帯電話装置1は、電話機能(通話機能)、メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)のほか、現在位置を取得するGPS機能、ナビゲーション機能を備えている。このナビゲーション機能は、現在地(現在位置)周辺の地図あるいは目的地(目的位置)周辺の地図を受信取得して案内出力するほか、現在位置から目的地までの経路地図を受信取得して案内出力するものである。
この携帯電話装置1は、公衆携帯通信網(公衆移動体通信網)2を介して管理サーバ3との間において、公衆携帯通信網2を構成する最寄りの基地局4、交換機5を介して位置登録応答が行われるが、その際、携帯電話装置1は、GPS衛星6からの受信結果を管理サーバ3に送信して位置情報の要求を行い、管理サーバ3は、このGPS情報に基づいて携帯電話装置1の現在位置を算出し、この算出位置を要求元の携帯電話装置1に送信するようにしている。なお、管理サーバ3は、ユーザ毎にその加入者電話番号及びメールアドレスを記憶管理するほか、各携帯電話装置1の現在の位置情報を定期的に更新するようにしている。
また、管理サーバ3は、地図上に現在位置から目的地までの経路などを案内する位置情報サービス(ナビゲーションサービス)を提供するコンテンツサーバとしても機能し、携帯電話装置1は、公衆携帯通信網2を介して管理サーバ3に接続し、この管理サーバ3からナビゲーション情報(経路地図)を受信取得し、目的位置までの経路を案内表示するほか、必要に応じて右左折などの音声案内を行うようにしている。このように管理サーバ3は、端末位置の登録管理のほか、ナビゲーションサービスなど、各種サービスを実行可能としたが、勿論、機能毎、サービス毎に専用のサーバに分散する構成であってもよい。
図2は、携帯電話装置1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
CPU11は、記憶部12内の各種のプログラムに応じて携帯電話装置1の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置である。記憶部12は、内部メモリであり、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図5〜図8に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。また、そのデータ領域には、後述する候補位置テーブルMK、アドレス帳AD、訪問テーブルHNなどが設けられている。外部記録メディア13は、着脱自在な可搬型メモリで、録画コンテンツなど、各種のデータ・プログラムを外部供給するもので、例えば、SDカード、ICカードなどによって構成されている。メモリ14は、ワーク領域を有する内部メモリであり、必要に応じてメモリ14内の各種のデータは、記憶部12にセーブされる。
電話通信部15は、無線部を構成するアンテナに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音響制御部16を介して受話スピーカ17から音声出力させる。また、電話通信部15は、送話マイク18から入力された音声データを音響制御部16から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナから発信出力させる。一方、インターネット接続機能などによって電話通信部15を介して受信取得したコンテンツ(例えば、地図情報など)は、表示制御部19を介してメイン表示部20に与えられて表示出力される。
キー操作部21は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、このキー操作部21には、数値/文字入力キー、ダイヤルキーなどが設けられており、CPU11は、キー操作部21からのキー入力信号に応じた処理を実行する。GPS受信部22は、GPS衛星6と地上局とを利用して現在位置(経緯度情報)を受信するもので、CPU11は、定期的にGPS受信部22をアクセスして現在位置(端末位置)を取得する。RTC(リアルタイムクロックモジュール)23は、時計部を構成するもので、CPU11は、RTC23から現在日時を取得する。
図3は、候補位置テーブルMKを説明するための図である。
候補位置テーブルMKは、経路案内を行うナビゲーション機能に目的地としてセット可能な候補地(目的候補)を複数記憶するもので、各目的候補に対応してその「候補No」、「候補名」、「位置情報(経緯度情報)」を記憶する構成となっている。すなわち、候補位置テーブルMKは、“自宅の位置”、“友人宅の位置”、“実家の位置”、“親戚宅の位置”などを「目的候補」として予め任意に登録可能なテーブルであり、「候補No(一連No)」に対応して、目的候補の位置情報を記憶する構成となっている。なお、「候補名」は、候補位置テーブルMKの内容を確認する際に便利なものとなるが、「候補名」を登録するか否かは任意である。更に、他の目的候補の具体例としては、観光旅行であれば、“宿泊施設の位置”、“各観光施設の位置”などを登録するようにしてもよい。
ユーザ操作によってナビゲーション機能の起動が指示された際に、CPU11は、GPS受信部22によって得られた自己の現在位置と候補位置テーブルMKに登録されている各目的候補の「位置情報」とを比較してそれらの離間距離をそれぞれ算出し、各離間距離に応じて複数の目的候補の中からいずれかの目的候補を選択するようにしている。その際、自己の現在位置と各目的候補の位置との比較結果に応じてCPU11は、現在位置から距離の近い方、あるいは遠い方の目的候補を選択し、この目的候補の位置をナビゲーション機能の目的地としてセットするようにしている。
図4は、アドレス帳ADを説明するための図である。
アドレス帳ADは、通信相手毎に、その相手に関する情報を記憶管理するもので、「相手名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「特定相手フラグ」の各項目を有し、その内容は、ユーザ操作によって任意に設定された情報である。「相手名前」、「電話番号」、「メールアドレス」は、それぞれ相手端末を識別する端末識別情報である。「特定相手フラグ」は、親子のように連れ立って外出する相手(同伴者)あるいは待合せ相手を示すフラグであり、子供所持の携帯電話装置1では、図示のように「父」及び「母」に対応して「特定相手フラグ(丸印)」がセットされている。この場合、経路案内時には、特定相手として「父」、あるいは「母」が選択されてその居場所までの経路を案内するようにしている。
ここで、複数の相手に「特定相手フラグ」がセットされている場合には、管理サーバ3を経由して各相手の端末位置を受信取得し、GPS受信部22によって得られた自己の現在位置と各相手の端末位置とを比較してそれらの離間距離をそれぞれ算出し、各離間距離に応じて複数の相手の中からいずれかの相手を選択するようにしているが、その際、現在位置から距離の近い方、あるいは遠い方の相手を選択し、この相手の端末位置をナビゲーション機能の目的地としてセットするようにしている。このことは、迷子の場合に限らず、待合せする場合でも同様であり、待合せ相手が複数人のときには、この複数の待合せ相手(友人)の中からいずれかの相手を選択してその端末位置をナビゲーション機能の目的地としてセットするようにしている。
次に、この第1実施例の動作概念を図5〜図10に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述するほかの実施例においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図5〜図8は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置1の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、携帯電話装置1において、CPU11は、電話通信部15を作動させて現在位置を登録する待受処理を行うと共に(図5のステップA1)、電話/メールの着信有無をチェックしたり(ステップA2)、何らかの操作有無をチェックしたりしながら待受状態となる(ステップA4)。この待受状態において、電話/メール着信有りを検出すると(ステップA2でYES)、着信メロディなどを発生出力させる着信報知を行うと共に、電話あるいはメールの着信処理を実行する(ステップA3)。
また、待受状態において、何らかの操作が行われると(ステップA4でYES)、目的候補を登録する登録操作が行われたかを調べる(ステップA5)。この場合、現在地を目的候補として登録するために、例えば、現在地周辺の地図が表示されている状態において、この地図上で現在地をマーク指示するなど、目的候補を登録する操作が行われると、CPU11は、GPS受信部22から現在位置を受信取得し(ステップA6)、この現在位置を目的候補の「位置情報」として、候補位置テーブルMKに追加登録する(ステップA7)。この場合、任意の「候補名」が入力された場合には、この「候補名」を「位置情報」に対応付けて候補位置テーブルMKに登録するようにしてもよいが、管理サーバ3を経由して施設名などの現在地情報を受信取得して、「位置情報」と共に登録するようにしてもよい。
また、待受状態においては、「一緒にお出かけモード」の設定/解除を指示する操作が行われたか(ステップA8)、ナビゲーション機能の起動を指示する起動指示操作が行われたかを調べる(ステップA9)。「一緒にお出かけモード」は、例えば、親子が連れ立って外出するような場合に設定される動作モードであり、親子などが一緒に外出するときには「一緒にお出かけモード」にセットしたのち、ナビゲーション機能の起動を指示する。いま、「一緒にお出かけモード」のモードの設定/解除を指示する操作が行われたときには(ステップA8でYES)、「一緒にお出かけモード」のセット有無に応じて「一緒にお出かけモード」の設定/解除処理を行うが(ステップA10〜A12)、そのほかの操作が行われたときには(ステップA9でNO)、この操作対応の処理として、電話発信処理、メール作成処理などを実行する(ステップA13)。また、ユーザ操作によってナビゲーション起動が指示されたときには(ステップA9でYES)、GPS受信部22から現在位置を受信取得したのち(ステップA14)、「一緒にお出かけモード」のセット有無を調べる(ステップA15)。
ここで、「一緒にお出かけモード」が解除されている場合の動作について説明する。
先ず、当該モードが解除されている場合には(ステップA15でNO)、図6のフローに移り、候補位置テーブルMKをアクセスし、その先頭から1つの候補を指定し(ステップA16)、この指定候補の「位置情報」を読み出し取得する(ステップA17)。そして、自己の現在位置と指定候補の位置とを比較してそれらの離間距離(直線距離)を計算し(ステップA18)、所定距離以上(例えば、1km以上)か、つまり、候補位置は遠く離れているかを調べる(ステップA19)。例えば、帰る/戻る場所から遠く離なれたかどうかを調べる。
いま、候補位置までの距離が所定距離未満であれば(ステップA19でNO)、つまり、帰る/戻る場所から遠く離れていない場合には、その位置でのナビゲーション機能が利用される可能性が低くなる。このような場合、当該指定候補を無視するために、ステップA21に移り、他の候補の有無を調べ、他の候補が登録されていることを条件に、ステップA16に戻る。また、今回新たに指定した候補の位置と現在位置とを比較した結果、候補までの距離が所定距離以上であれば(ステップA19でYES)、つまり、帰る/戻る場所から遠く離れている場合には、その位置でナビゲーション機能が利用される可能性が高くなる。このような場合に、当該指定候補をピックアップするためにそれにマーキングを施しておく(ステップA20)。以下、他の候補が登録されていることを条件に(ステップA21)、新たな候補を指定して同様の処理を行うことにより、現在位置から1km以上離れている候補が全てビックアップ(マーキング)しておく。
そして、マーキングされている候補の有無をチェックし(ステップA22)、1つの候補も存在していなければ、ステップA26に移り、ナビゲーション機能(ナビアプリ)を起動させるが、マーキングされている候補が存在していれば(ステップA22でYES)、その数をカウントして複数か否かを調べる(ステップA23)。いま、複数の候補が存在していれば、各候補毎に算出した離間距離同士を比較し、その距離が最も短い(近い)方の候補を選択対象として登録して(ステップA24)、ナビアプリを起動させる(ステップA26)。また、マーキングされている候補が1つでも存在していれば(ステップA23でNO)、その候補を選択対象として登録して(ステップA25)、ナビアプリを起動させる(ステップA26)。なお、この場合の登録は、メモリ14のワーク域内に一時的に登録される。そして、次のステップA27に進み、メモリ14のワーク域を参照し、目的地の登録有無をチェックし、目的地が登録済みであれば、その位置をナビゲーション機能の目的地としてセットする(ステップA31)。
また、目的地が登録されていなければ(ステップA27でNO)、ステップA28に移り、目的地を任意に選択すべき旨のガイダンスを表示させる。このガイダンスにしたがって任意の目的地が選択指定されると(ステップA29)、それをナビゲーション機能の目的地としてセットする(ステップA30)。なお、任意の目的地を選択する際に、管理サーバ3から所望する地図を取得し、この地図上で任意の目的地をポイント指示(マーク指示)するようにしてもよい。
このように目的地がセットされると、現在位置から目的地までの経路地図を取得して表示するナビゲーション処理に移る(ステップA32〜A36)。すなわち、GPS受信部22から現在位置を受信取得すると共に(ステップA32)、管理サーバ3に対して、現在位置から目的地までの経路地図を要求したのち(ステップA33)、この要求に応答して管理サーバ3から経路地図を受信取得すると(ステップA34)、この経路地図をナビゲーション画面に表示させる(ステップA35)。そして、現在位置と目的地の位置とを比較して両者はほぼ一致するか、つまり、目的地に到着したかを調べ(ステップA36)、目的地に到着していなければ(ステップA36でNO)、上述のステップA32に戻り、以下、目的地に到着するまで上述の動作を繰り返す。なお、目的地に到着した場合には(ステップA36でYES)、上述の待受状態に戻る(ステップA1)。
次に、「一緒にお出かけモード」に設定されている場合の動作について説明する。
いま、親子などが一緒に外出するような場合には「一緒にお出かけモード」にセットしたのち、ナビゲーション機能の起動を指示する。このように「一緒にお出かけモード」下でナビゲーション起動が指示されると(ステップA15でYES)、図7のフローに移り、CPU11は、アドレス帳ADを参照し、「特定相手フラグ」がセットされている相手を指定してその「電話番号」を読み出し(ステップA37)、この「電話番号」でその指定相手の端末位置(相手端末の現在位置)を探索すべきことを管理サーバ3に対して要求する(ステップA38)。
図9は、管理サーバ3側において携帯電話装置1から相手位置要求を受信した際に実行開始されるフローチャートである。
先ず、管理サーバ3は、携帯電話装置1から相手位置要求と共に送信されてきた当該相手の「電話番号」を受信すると(ステップB1)、この「電話番号」に基づいて相手端末の現在位置を当該相手の「電話番号」の基地局登録から計算する(ステップB2)。この場合、管理サーバ3側では、電話番号毎に位置登録されている登録内容(基地局エリア)を参照し、その相手(電話番号)に対応付けて登録されている基地局2を特定して当該相手の現在位置として求める。
その結果、当該相手が居る基地局エリアの登録有無に基づいて相手の現在位置を特定することができたか否かを調べ(ステップB3)、相手側の基地局エリアが登録されておらず、その相手位置の特定が不可能なときには(ステップB3でYES)、相手位置取得不可を要求元の携帯電話装置1に送信するが(ステップB4)、相手側の基地局エリアが登録されていて、その相手位置の特定が可能なときには(ステップB3でNO)、その相手の現在位置を要求元の携帯電話装置1に送信する(ステップB5)。
このように相手位置要求を行ったのちに、管理サーバ3側からその相手位置を受信すると(図7のステップA39)、自己の端末位置と相手の端末位置との離間距離(直線距離)を計算する(ステップA40)。そして、自己の端末位置と相手の端末位置との離間距離は所定距離(例えば、500m)以上かを調べ(ステップA41)、500m未満であれば、両者は離れていないため(はぐれた可能性が低いため)、ステップA43に移り、「特定相手フラグ」がセットされている他の相手(特定相手)の有無を調べ、他の特定相手がいれば、ステップA37に戻り、以下、特定相手を順次指定しながら上述の動作を繰り返す。
このようにして新たに指定した特定相手の端末位置と自己の現在位置とを比較した結果、その相手までの距離が500m以上離れた場合には(ステップA41でYES)、はぐれた可能性が高いため、この相手を選択候補としてピックアップするためにその相手の「電話番号」にマーキングを施しておく(ステップA42)。以下、「特定相手フラグ」がセットされている他の相手が登録されていることを条件に(ステップA43)、新たな相手を指定して同様の処理を行うことにより、現在位置から500以上離れている全ての相手を選択候補としてビックアップ(マーキング)する。
そして、CPU11は、マーキングされている選択候補の有無をチェックし(ステップA44)、選択候補が1つも無ければ(ステップA44でNO)、通常のナビゲーション処理の実行に移る。すなわち、ナビアプリを起動させたのち(ステップA45)、図6のステップA28に移り、ユーザ操作によって任意に選択された目的地の位置情報をナビゲーション機能の目的地としてセットする(ステップA28〜A30)。そして、管理サーバ3を経由して現在位置から目的地までの経路地図を受信取得して表示するナビゲーション処理を実行する(ステップA32〜36)。
また、マーキングされている候補が有れば(ステップA44でYES)、その数をカウントして複数か否かを調べ(ステップA46)、選択候補が複数であれば、候補毎に算出した離間距離同士を比較し、その距離が最も短い(近い)方の相手の「電話番号」を選択するが(ステップA47)、マーキングされている候補が1つであれば(ステップA46でNO)、その相手の「電話番号」を選択する(ステップA48)。そして、図8のフローに移り、ナビアプリを起動させたのち(ステップA49)、次のステップA50に進み、GPS受信部22から自己の現在位置を取得し、自己の端末位置から相手の端末位置までの経路案内要求を自己の端末位置と選択相手の電話番号と共に管理サーバ3に対して送信する(ステップA51)。これによって管理サーバ3側では、この経路案内要求に応答して後述する経路地図作成処理(図10のフロー)を実行する。
携帯電話装置1は、管理サーバ3から経路地図を受信すると(ステップA52)、この経路地図を表示させる(ステップA53)。なお、この経路地図は、幼児でも容易に理解可能な内容で現在地から相手位置までの経路がアニメーション風に表示するようにしたものである。以下、ナビゲーション終了の指示操作が行われるまで(ステップA54)、上述のステップA50に戻り、以下、刻々変化する自己の端末位置を逐次送信しながら上述の動作を繰り返す。そして、ナビゲーションの終了が指示されると(ステップA54でYES)、管理サーバ3に対してナビゲーション終了要求を送信する(ステップA55)。
図10は、管理サーバ3側において携帯電話装置1からの経路案内要求を受信した際に実行開始されるフローチャートである。
先ず、管理サーバ3は、要求元の現在位置と相手の電話番号とを受信すると(ステップC1)、この「電話番号」に基づいて相手端末の現在位置を当該相手の「電話番号」の基地局登録から計算したのち(ステップC2)、要求元の現在位置から相手の現在位置までの最適な経路を計算する(ステップC3)。そして、要求元の現在位置から相手の現在位置までの経路地図を作成したのち(ステップC4)、この経路地図を要求元の携帯電話装置1に送信する(ステップC5)。以下、要求元側からナビゲーションの終了指示があるまで(ステップC6)、上述のステップC1に戻り、刻々と変化する位置情報から新たな経路地図を作成して要求元に逐次送信する動作を繰り返す。
以上のように、この第1実施例においてCPU11は、ナビゲーション機能の起動が指示された際に、GPS受信部22から自己の現在位置を取得すると共に目的候補の位置を取得し、この自己の現在位置と目的候補の位置とを比較してそれらの離間距離を算出し、この離間距離に応じて目的候補をナビゲーション機能の目的地とするようにしたので、ナビゲーション開始時にユーザ操作で目的地を設定しなくても、現在位置からの離間距離に応じて適切な目的地を案内することができる。
目的候補は、ナビゲーション機能の目的地として任意に登録された候補地であり、CPU11は、目的候補の位置情報を候補位置テーブルMKから読み出し取得するようにしたので、例えば、“自宅の位置”、“友人宅の位置”、“実家の位置”、“親戚宅の位置”などを目的地の候補として事前登録しておけば、その位置情報を迅速かつ確実に取得することが可能となる。
目的候補は、ナビゲーション機能の目的地として任意に指定された相手端末であり、CPU11は、アドレス帳ADを参照し、「特定相手フラグ」がセットされている相手の電話番号を読み出し、この相手の電話番号に基づいてその端末位置(相手端末の現在位置)を探索すべきことを管理サーバ3に対して要求することによって管理サーバ3から当該相手端末の位置情報を受信取得するようにしたので、予め登録されている固定的な候補に限らず、携帯電話装置のような移動体候補であってもその相手端末の現在位置を容易に取得することができる。
自己の現在位置と目的候補の位置との離間距離が所定距離(例えば、500mあるいは1km)以上となった場合に、当該目的候補をナビゲーション機能の目的地とするようにしたので、帰る/戻る場所から遠く離れた場合、例えば、団体バス旅行において、バス降車位置(現在位置)が自由行動後の集合場所となる場合において、この集合場所から遠く離なれたときに、この集合場所を目的地として案内することができる。このように帰る/戻る場所から遠く離なれた場合には、ナビゲーション機能を起動する可能性が高いため、目的地を自動セットしてその目的地までの案内を行う。
複数の目的候補が存在する場合には、自己の現在位置と各目的候補の位置との離間距離をそれぞれ算出すると共に、各離間距離に応じて複数の目的候補の中からいずれかの目的候補を選択してナビゲーション機能の目的地とするようにしたので、現在位置との関係において距離的にふさわしい目的候補を選択することができ、適切な目的地案内が可能となる。
「一緒にお出かけモード」下において、現在位置と相手の端末位置とが500m以上離れている各相手端末の中から、その相手毎に算出した各離間距離同士を比較し、各離間距離の中から短い距離を特定して自己の現在位置から距離的に近い方の相手を選択するようにしたから、ある程度離れた相手(はぐれた可能性がある相手)の中から距離的に最も近い相手の位置をナビゲーション機能の目的地とすることができ、効果的な誘導案内が可能となる。
複数の目的候補の中から長い距離を特定して自己の現在位置から距離的に遠い方の目的候補を選択するようにしたから、例えば、候補位置テーブルMKに“自宅”、“祖父母宅”が登録されているものとすると、自宅/その近辺から出発するときには祖父母宅を選択することができ、祖父母宅/その近辺から出発するときには自宅を選択することができる。
その他、ユーザ操作によってナビゲーション機能の目的地の設定が不要となるほかに、ナビアプリを自動起動するようにしたので、特別な操作を行わなくても、必要なタイミングでナビアプリの起動が可能となる。したがって、ナビアプリを必要以上に早く駆動してしまうこともなく、操作が不慣れな子供、お年寄りであってもナビゲーション機能を十分利用することが可能となる。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例を図11及び図12を中心に説明する。
なお、上述した第1実施例においては、「一緒にお出かけモード」が設定されている場合、あるいは解除されている場合について例示したが、この第2実施例においては、「待合せモード」、「訪問モード」に設定されている場合である。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
「待合せモード」は、携帯電話装置1を所持した各人が出会う場合に設定される動作モードであり、例えば、家族、友達などが待合せするような場合に、自己の携帯電話装置1と待合せ相手の携帯電話装置1との間において、自己の端末位置と相手の端末位置との離間距離を算出し、この離間距離が所定距離以内となった際に、この相手の端末位置をナビゲーション機能の目的地とするようにしている。また、「訪問モード」は、予め登録しておいた訪問先に行く場合に設定される動作モードであり、登録されている訪問先毎に算出した離間距離同士を比較し、各離間距離の中から長い距離を特定して自己の現在位置から距離的に遠い方の訪問先をナビゲーション機能の目的地とするようにしている。
図11は、「訪問モード」下で利用される訪問テーブルHNを説明するための図である。
訪問テーブルHNは、ナビゲーション機能に目的地としてセット可能な訪問先(目的候補)を複数記憶可能なもので、各目的候補に対応してその「候補名」、「位置情報(経緯度情報)」を記憶する構成となっている。すなわち、“自宅の位置”、“祖父母宅の位置”などを目的候補として予め任意に登録可能なもので、図示の例は、「候補名」である“第1位置(自宅)”、“第2位置(祖父母宅)”に対応してその「位置情報」を登録した場合である。
図12は、第2実施例の特徴部分を示し、ナビアプリの起動がユーザ指示させた際に実行開始されるフローチャートである。
先ず、CPU11は、GPS受信部22から自己の現在位置を取得したのち(ステップD1)、「待合せモード」に設定されているか(ステップD2)、「訪問モード」に設定されているかを調べる(ステップD18)。いま、「待合せモード」に設定されている場合には(ステップD2でYES)、アドレス帳ADを参照し、待合せ相手の「電話番号」を読み出す(ステップD3)。この場合、アドレス帳AD内に待合せ相手に対応して「特定相手フラグ」がセットされていれば、この「特定相手フラグ」対応の「電話番号」が読み出される。また、「待合せモード」の設定時に任意の相手を待合せ相手として指定されていれば、ナビアプリの起動指示時に、この指定相手に基づいてその「電話番号」が読み出される。
そして、待合せ相手の「電話番号」でその指定相手の端末位置(相手端末の現在位置)を探索すべきことを管理サーバ3に対して要求する(ステップD4)。この場合、管理サーバ3側においては、携帯電話装置1から相手位置要求を受信すると、図9のフローチャートにしたがって上述と同様の動作を実行し、相手端末の現在位置を要求元の携帯電話装置1に送信する。携帯電話装置1は、管理サーバ3側からその相手位置を受信すると(ステップD5)、自己の端末位置と相手の端末位置との離間距離(直線距離)を計算する(ステップD6)。そして、自己の端末位置と相手の端末位置との離間距離は所定距離(例えば、500m)以内かを調べ(ステップD7)、500m以内であれば、当該相手をナビゲーション対象として特定しておく(ステップD8)。
そして、図8のフローに移り、ナビアプリを起動させたのち(ステップA49)、GPS受信部22から自己の現在位置を取得し、自己の端末位置から相手の端末位置までの経路案内要求を自己の端末位置と特定相手の電話番号と共に管理サーバ3に対して送信する(ステップA51)。これによって管理サーバ3側では、この経路案内要求に応答して経路地図作成処理(図10のフロー)を実行する。携帯電話装置1は、管理サーバ3から経路地図を受信すると(ステップA52)、この経路地図を表示させる(ステップA53)。
一方、自己の端末位置と相手の端末位置とが500mを超えている場合には(ステップD7でNO)、ナビアプリを起動させたのち(ステップD9)、ナビゲーション機能の目的地がセットされているかを調べるが(ステップD10)、いま、目的地はセットされていないので(ステップD10でNO)、ステップD11に移り、目的地を任意に選択すべき旨のガイダンスを表示させる。このガイダンスにしたがって任意の目的地が選択指定されると(ステップD12)、それをナビゲーション機能の目的地としてセットする(ステップD13)。
このように目的地がセットされると、現在位置から目的地までの経路地図を取得して表示するナビゲーション処理に移る(ステップD14〜D17)。すなわち、管理サーバ3に対して現在位置から目的地までの経路地図を要求したのち(ステップD14)、この要求に応答して管理サーバ3から経路地図を受信取得すると、この経路地図をナビゲーション画面に表示させる(ステップD15)。そして、現在位置と目的地の位置とを比較して両者はほぼ一致するかを調べ(ステップD16)、目的地に到着していなければ(ステップD16でNO)、GPS受信部22から現在位置を受信取得したのち(ステップD17)、上述のステップD14に戻り、以下、目的地に到着するまで上述の動作を繰り返す。なお、目的地に到着した場合には(ステップD16でYES)、上述の待受状態に戻る(ステップA1)。
次に、「訪問モード」に設定されている場合の動作について説明する。
先ず、「訪問モード」に設定されている場合には(ステップD18でYES)、訪問テーブルHNから“第1位置(自宅)”に対応する「位置情報」を読み出して、自己の現在位置と第1位置との離間距離を計算する(ステップD19)。同様に、“第2位置(祖父母宅)”に対応する「位置情報」を読み出して、自己の現在位置と第2位置との離間距離を計算する(ステップD20)。このような処理を登録数分繰り返したのち、各離間距離同士を比較し、各離間距離の中から長い距離を特定して自己の現在位置から距離的に遠い方の位置をナビゲーション機能の目的地としてセットする(ステップD21)。
その後、ナビアプリを起動させたのち(ステップD9)、ナビゲーション機能の目的地がセットされているかを調べるが(ステップD10)、いま、第1位置、第2位置のいずれか一方が目的地としてセットされているので(ステップD10でYES)、上述の場合と同様に、現在位置から目的地までの経路地図を取得して表示するナビゲーション処理の実行に移る(ステップD14〜D17)。
なお、「待合せモード」、「訪問モード」のいずれも解除されている場合には(ステップD18でNO)、任意の目的地を選択可能とするために、上述のステップD11に移り、以下、同様の処理が行われる。
以上のように、この第2実施例において「待合せモード」下では、自己の現在位置と相手の端末位置(目的候補の位置)との離間距離が所定距離以内となった場合に、当該目的端末位置をナビゲーション機能の目的地とするようにしたので、例えば、家族、友達などが待合せするような場合に、待合せ相手への誘導が可能となる。ナビゲーション機能は、待合せ場所の近くになった際に利用される可能性が高いため、待合せ場所の近くとなったことを条件にナビアプリを自動起動することで、確実かつ迅速な誘導案内が可能となる。
「訪問モード」下において、現在位置から第1位置までの離間距離と現在位置から第2位置のまでの離間距離を求め、各離間距離の中から長い距離を特定して現在位置から距離的に遠い方の位置をナビゲーション機能の目的地としてセットするようにしたので、例えば、訪問テーブルHNに“自宅”、“祖父母宅”が登録されているものとすると、自宅/その近辺から出発するときには祖父母宅を選択することができ、祖父母宅/その近辺から出発するときには自宅を選択することができる。
なお、上述した各実施例においては、相手の端末位置との位置関係に応じて相手位置までの経路地図を取得して案内表示するようにしたが、この経路地図を相手端末にも送信して表示させるようにすれば、互に端末画面を見ながら接近することができ、効率の良い出会が可能となる。
また、ナビアプリの自動起動に先立って、その起動の要否を問い合わせる確認メッセージを表示させ、ユーザから起動要が指示されたこと条件にナビアプリを起動するようにすれば、ユーザの意向を反映させることが可能となり、無駄な起動を防ぐことができる。
自己の端末位置と相手の端末位置との位置関係に応じて相手位置までの経路を案内する場合に限らず、自己の端末位置と相手の端末位置との離間距離と歩行速度とに基づいて自己の端末位置から相手の端末位置までの予想所要時間を算出し、この予想所要時間を経路と共に案内するようにしてもよい。
上述した第2実施例においては、自己の端末位置と相手の端末位置との離間距離と比較される所定距離(500m、1km)は、固定値とせずに任意に設定可能としてもよい。
その他、ナビゲーション機能付の携帯電話装置に限らず、例えば、ナビゲーション機能付のPDA・電子カメラ・電子腕時計・音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
携帯端末装置として適用した携帯電話装置の通信ネットワークシステムを示したブロック図。 携帯電話装置1の基本的な構成要素を示したブロック図。 候補位置テーブルMKを説明するための図。 アドレス帳ADを説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置1の全体動作を示したフローチャート。 図5に続く、フローチャート。 図5に続く、フローチャート。 図7に続く、フローチャート。 管理サーバ3側において携帯電話装置1から相手位置要求を受信した際に実行開始されるフローチャート。 管理サーバ3側において携帯電話装置1からの経路案内要求を受信した際に実行開始されるフローチャート。 「訪問モード」下で利用される訪問テーブルHNを説明するための図。 第2実施例の特徴部分を示し、ナビアプリの起動がユーザ指示させた際に実行開始されるフローチャート。
符号の説明
1 携帯電話装置
2 公衆携帯通信網
3 管理サーバ
4 基地局
5 交換機
11 CPU
12 記憶部
15 電話通信
17 受話スピーカ
18 送話マイク
20 メイン表示部
21 キー操作部
22 GPS受信部
23 RTC
AD アドレス帳
MK 候補位置テーブル
HN 訪問テーブル

Claims (10)

  1. 現在位置を取得する位置取得機能と、この位置取得機能によって得られた現在位置から目的地までを案内する案内機能を備えた携帯端末装置であって、
    目的候補を記憶管理する候補記憶手段と、
    前記案内機能の起動が指示された際に、前記目的候補の位置を取得する候補位置取得手段と、
    前記位置取得機能によって得られた自己の現在位置と前記目的候補の位置とを比較してそれらの離間距離を算出する距離算出手段と、
    この距離算出手段によって算出された離間距離に応じて前記目的候補を前記案内機能の目的地として前記案内機能を動作させる案内制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記目的候補は、前記案内機能の目的地として任意に登録された候補地であり、
    前記候補位置取得手段は、前記候補記憶手段から目的候補の位置情報を読み出し取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記目的候補は、前記案内機能の目的地として任意に指定された相手端末であり、
    前記候補位置取得手段は、前記目的候補である相手端末の位置情報を取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記案内制御手段は、自己の現在位置と目的候補の位置との離間距離が所定距離以上となった場合に、当該目的候補を前記案内機能の目的地としてセットする、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  5. 前記案内制御手段は、自己の現在位置と目的候補の位置との離間距離が所定距離以内となった場合に、当該目的候補を前記案内機能の目的地としてセットする、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  6. 現在位置を取得する位置取得機能と、この位置取得機能によって得られた現在位置から目的地までを案内する案内機能を備えた携帯端末装置であって、
    複数の目的候補を記憶管理する候補記憶手段と、
    前記案内機能の起動が指示された際に、前記各目的候補の位置をそれぞれ取得する候補位置取得手段と、
    前記位置取得機能によって得られた自己の現在位置と前記各目的候補の位置とを比較してそれらの離間距離をそれぞれ算出する距離算出手段と、
    この距離算出手段によって算出された各離間距離に応じて前記複数の目的候補の中からいずれかの目的候補を選択する選択手段と、
    この選択手段によって選択された目的候補を前記案内機能の目的地として前記案内機能を動作させる案内制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  7. 前記選択手段は、前記目的候補毎に算出された各離間距離の中から短い距離を特定することによって自己の現在位置から距離的に近い方の目的候補を選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の携帯端末装置。
  8. 前記選択手段は、前記目的候補毎に算出された各離間距離の中から長い距離を特定することによって自己の現在位置から距離的に遠い方の目的候補を選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の携帯端末装置。
  9. コンピュータに対して、
    現在位置を取得するステップと、
    目的候補を記憶管理するステップと、
    前記取得の現在位置から目的地までを案内する案内機能の起動が指示された際に、前記目的候補の位置を取得するステップと、
    前記取得の現在位置と前記目的候補の位置とを比較してそれらの離間距離を算出するステップと、
    前記算出された離間距離に応じて前記目的候補を前記案内機能の目的地として前記案内機能を動作するステップと、
    を実現させるためのプログラム。
  10. コンピュータに対して、
    現在位置を取得するステップと、
    複数の目的候補を記憶管理するステップと、
    前記取得の現在位置から目的地までを案内する案内機能の起動が指示された際に、前記目的候補の位置を取得するステップと、
    前記取得の現在位置と前記目的候補の位置とを比較してそれらの離間距離を算出するステップと、
    前記算出された各離間距離に応じて前記複数の目的候補の中からいずれかの目的候補を選択するステップと、
    前記選択された目的候補を前記案内機能の目的地として前記案内機能を動作するステップと、
    を実現させるためのプログラム。
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