JP2008201260A - ハイブリッド自動車およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機からの動力だけで走行する電動機走行から内燃機関からの動力を用いて走行する機関運転走行に移行する際に生じ得るエミッションの悪化を抑制する。
【解決手段】EVスイッチがオンのときには、バッテリ残容量(SOC)がエンジン始動に必要な閾値S1以上で冷却水の温度Twがエンジンを始動した直後に負荷運転を行なってもエミッションが許容される温度範囲の下限値である閾値Tref以上のときには、車速Vがモータ走行可能な閾値Vref1を超えるまでモータ走行を継続し(S130,S150)、車速Vが閾値Vref2を超えたときにエンジンからの動力を用いて走行する機関運転走行に移行し、冷却水の温度Twが閾値Tref未満のときには、車速Vが閾値Vref1より小さな閾値Vref2を超えるまでモータ走行を継続し(S140,S150)、車速Vが閾値Vref2を超えたときには機関運転走行に移行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハイブリッド自動車およびその制御方法に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、モータ走行選択スイッチがオンとされたときにはヘッドライトを点灯するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この自動車では、ヘッドライトを点灯することにより、モータ走行している車両が歩行者に接近したことを告知することができることから、モータ走行の走行可能範囲を拡大するものとしている。
特開2005−185055号公報
内燃機関と電動機とを搭載し、内燃機関の運転を停止した状態で電動機からの動力だけで走行するモータ走行を実行することができるハイブリッド自動車では、内燃機関の冷却水の温度が低いときに内燃機関を始動して直ちに比較的大きな負荷運転を行なうと、エミッションが悪化する場合がある。こうしたエミッションの悪化は環境を考慮すると回避することが望まれる。
本発明のハイブリッド自動車およびその制御方法は、内燃機関の運転を停止した状態で電動機からの動力だけで走行する電動機走行から内燃機関からの動力を用いて走行する機関運転走行に移行する際に生じ得るエミッションの悪化を抑制することを目的とする。
本発明のハイブリッド自動車およびその制御方法は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を出力可能な電動機と、前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段とを有し、前記内燃機関の運転を停止した状態で前記電動機からの動力だけで走行可能なハイブリッド自動車であって、
前記内燃機関の運転を停止した状態で前記電動機からの動力だけで走行する電動機走行を指示する電動機走行指示手段と、
前記内燃機関の冷却水の温度である冷却水温度を検出する冷却水温度検出手段と、
走行に要求される要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段と、
前記電動機走行指示手段により前記電動機走行が指示されたときには、前記検出された冷却水温度に基づいて前記蓄電手段の状態の範囲内で前記設定された要求駆動力に基づく駆動力により前記電動機走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、電動機走行指示手段により電動機走行が指示されたときには、内燃機関の冷却水の温度に基づいて蓄電手段の状態の範囲内で走行に要求される要求駆動力に基づく駆動力により電動機走行するよう内燃機関と電動機とを制御する。これにより、内燃機関の冷却水の温度に応じて電動機走行により走行するから、電動機走行から内燃機関からの動力を用いて走行する機関運転走行に移行する際に生じ得るエミッションの悪化を抑制することができる。
こうした本発明のハイブリッド自動車において、車速を検出する車速検出手段を備え、前記制御手段は、前記電動機走行指示手段により前記電動機走行が指示されたとき、前記検出された冷却水温度が所定温度以上のときには前記検出された車速が第1の車速を超えるまでは前記蓄電手段の状態の範囲内で前記設定された要求駆動力に基づく駆動力により前記電動機走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御し、前記検出された冷却水温度が前記所定温度未満のときには前記検出された車速が前記第1の車速より小さい第2の車速を超えるまでは前記蓄電手段の状態の範囲内で前記設定された要求駆動力に基づく駆動力により前記電動機走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する手段である、ものとすることもできる。こうすれば、内燃機関の冷却水の温度が所定温度未満のときに車速が第2の車速を超えた状態では電動機走行は行なわれないから、内燃機関の冷却水の温度が所定温度未満のときに車速が第2の車速を大きく超えた状態で電動機走行から機関運転走行に移行する際に生じ得るエミッションの悪化を抑制することができる。この場合、前記制御手段は、前記電動機走行指示手段により前記電動機走行が指示された状態で、前記検出された冷却水温度が前記所定温度以上で前記検出された車速が前記第1の車速より大きいとき及び前記検出された冷却水温度が前記所定温度未満で前記検出された車速が前記第2の車速より大きいときには、前記電動機走行指示手段による前記電動機走行の指示をキャンセルして前記設定された要求駆動力に基づく駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する手段であるものとすることもできる。
また、本発明のハイブリッド自動車では、前記蓄電手段と電力のやりとりが可能で、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され、電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸に動力を入出力する電力動力入出力手段を備え、前記電動機は前記駆動軸に動力を入出力するよう接続されてなる、ものとすることもできる。この場合、前記電力動力入出力手段は、前記蓄電手段に接続され動力の入出力が可能な発電機と、前記駆動軸と前記出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、を備える手段であるものとすることもできる。
本発明のハイブリッド自動車の制御方法は、
走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を出力可能な電動機と、前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、前記内燃機関の運転を停止した状態で前記電動機からの動力だけで走行する電動機走行を指示する電動機走行指示スイッチと、を備えるハイブリッド自動車の制御方法であって、
前記電動機走行指示スイッチにより前記電動機走行がオンとされたときには、前記内燃機関の冷却水の温度が所定温度以上のときには車速が第1の車速を超えるまでは前記蓄電手段の状態の範囲内で走行に要求される要求駆動力に基づく駆動力により前記電動機走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御し、前記冷却水の温度が前記所定温度未満のときには車速が前記第1の車速より小さい第2の車速を超えるまでは前記蓄電手段の状態の範囲内で前記要求駆動力に基づく駆動力により前記電動機走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する、
ことを特徴とする。
この本発明のハイブリッド自動車の制御方法によれば、電動機走行指示スイッチにより電動機走行がオンとされたときには、内燃機関の冷却水の温度が所定温度以上のときには車速が第1の車速を超えるまでは蓄電手段の状態の範囲内で走行に要求される要求駆動力に基づく駆動力により電動機走行するよう内燃機関と電動機とを制御し、冷却水の温度が前記所定温度未満のときには車速が第1の車速より小さい第2の車速を超えるまでは蓄電手段の状態の範囲内で要求駆動力に基づく駆動力により電動機走行するよう内燃機関と電動機とを制御する。これにより、内燃機関の冷却水の温度が所定温度未満のときに車速が第2の車速を超えた状態では電動機走行は行なわれないから、内燃機関の冷却水の温度が所定温度未満のときに車速が第2の車速を大きく超えた状態で電動機走行から内燃機関からの動力を用いて走行する機関運転走行に移行する際に生じ得るエミッションの悪化を抑制することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例である動力出力装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、動力出力装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22の冷却水の温度Twを検出する温度センサ23などのエンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、エンジンECU24は、クランクシャフト26に取り付けられた図示しないクランクポジションセンサからの信号に基づいてクランクシャフト26の回転数、即ちエンジン22の回転数Neも演算している。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からの信号に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も演算している。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)を演算したり、演算した残容量(SOC)と電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算している。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速V,エンジン22の運転を停止した状態でモータMG2からの動力だけで走行するモータ走行を指示するEVスイッチ89からのEVスイッチ信号などが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特にEVスイッチ89が操作されたときの動作について説明する。図2は、EVスイッチ89が操作されてEVスイッチ信号がオンとされたときにモータ走行を継続するか否かを判定するためにハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるEV走行継続判定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、EVスイッチ89が操作されてEVスイッチ信号がオンとされたときにエンジン22からの動力を用いて走行する機関運転走行に移行するまで、所定時間毎(例えば、数msec毎)に繰り返し実行される。
EV走行継続判定処理ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、エンジン22の冷却水の温度Twと車速センサ88からの車速Vとバッテリ50の残容量(SOC)などモータ走行を継続するか否かを判定するのに必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、エンジン22の冷却水の温度Twは、温度センサ23により検出されたものをエンジンECU24から通信により入力するものとした。また、バッテリ50の残容量(SOC)は、図示しない電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて演算されたものをバッテリECU52から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、バッテリ50の残容量(SOC)が閾値S1以上であるか否か(ステップS110)、冷却水の温度Twが閾値Tref以上であるか否か(ステップS120)を判定する。ここで、閾値S1は、エンジン22を始動するのに十分な容量より若干大きめの値として設定されるものであり、バッテリ50の全容量やエンジン22の始動特性などにより定めることができ、例えば、10%や20%などを用いることができる。また、閾値Trefは、エンジン22を始動した直後に比較的大きな負荷運転を行なってもエミッションが許容される冷却水の温度の範囲の下限値として設定されるものであり、40℃や70℃などを用いることができる。バッテリ50の残容量(SOC)が閾値S1未満のときには、モータ走行は困難と判断し、EVスイッチ信号をオフにリセットすると共に(ステップS160)、エンジン22からの動力を用いて走行する機関運転走行への移行を判定し(ステップS170)、本ルーチンを終了する。
バッテリ50の残容量(SOC)が閾値S1以上で冷却水の温度Twが閾値Tref以上のときには、車速Vを閾値Vref1と比較して(ステップS130)、車速Vが閾値Vref1以下のときにはモータ走行を継続すると判定して(ステップS150)、本ルーチンを終了する。ここで、閾値Verf1は、モータ走行だけでは運転者に要求される要求駆動力を出力して走行することが困難となる車速領域の下限車速やその下限車速より若干小さな車速として設定されるものであり、モータMG2の性能やバッテリ50の性能などにより定めることができ、例えば、30km/hや40km/h,50km/hを用いることができる。車速Vが閾値Vref1を超えているときには、モータ走行により走行するのは困難と判断し、EVスイッチ信号をオフにリセットすると共に(ステップS160)、エンジン22からの動力を用いて走行する機関運転走行への移行を判定し(ステップS170)、本ルーチンを終了する。
バッテリ50の残容量(SOC)が閾値S1以上で冷却水の温度Twが閾値Tref未満のときには、車速Vを閾値Vref1より小さな閾値Vref2と比較して(ステップS140)、車速Vが閾値Vref2以下のときにはモータ走行を継続すると判定して(ステップS150)、本ルーチンを終了する。ここで、閾値Verf2は、エンジン22を始動した直後に負荷運転を行なってもエミッションが許容される車速範囲の上限車速やそれより若干小さな車速として設定されるものであり、エンジン22の性能やエミッションの許容の程度などによって定めることができ、例えば、10km/hや15km/h,20km/hを用いることができる。車速Vが閾値Vref2を超えているときには、これ以上の車速ではエンジン22を始動した直後の負荷運転でエミッションの許容が困難になると判断し、EVスイッチ信号をオフにリセットすると共に(ステップS160)、エンジン22からの動力を用いて走行する機関運転走行への移行を判定し(ステップS170)、本ルーチンを終了する。
図3は、スイッチ89が操作されてEVスイッチ信号がオンとされてモータ走行している最中にEV走行継続判定処理ルーチンのステップS110でバッテリ50の残容量(SOC)が閾値S1以上であると判定されたときのエンジン22の冷却水の温度Twと車速Vとによりモータ走行を継続する範囲と機関運転素行に移行する範囲とを示す説明図である。図示するように、エンジン22の冷却水の温度Twが閾値Tref未満では車速Vが閾値Verf2を超えるまでがモータ走行継続範囲であり、エンジン22の冷却水の温度Twが閾値Tref以上では車速Vが閾値Vref2より大きな閾値Verf1を超えるまでがモータ走行継続範囲である。
次に、モータ走行時の駆動制御と機関運転時の駆動制御とについて簡単に説明する。図4は、モータ走行時にハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるEV走行時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図5は、機関運転走行時にハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される機関運転走行時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。まず、モータ走行時の駆動制御について説明し、その後、機関運転時の駆動制御について説明する。
図4のEV走行時駆動制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V,モータMG2の回転数Nm2,バッテリ50の入出力制限Win,Woutなど制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS200)。ここで、モータMG2の回転数Nm2は、回転位置検出センサ44により検出されたモータMG2の回転子の回転位置に基づいて演算されたものをモータECU40から通信により入力するものとした。さらに、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、バッテリ50の電池温度Tbとバッテリ50の残容量(SOC)とに基づいて設定されたものをバッテリECU52から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて車両に要求されるトルクとして駆動輪63a,63bに連結された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*を設定すると共に(ステップS210)、設定した要求トルクTr*を減速ギヤ35のギヤ比Grで除してモータMG2から出力すべきトルクの仮の値である仮トルクTm2tmpを設定し(ステップS220)、バッテリ50の入出力制限Win,WoutをモータMG2の回転数Nm2で割ることによりモータMG2から出力してもよいトルクの上下限としてのトルク制限Tm2min,Tm2maxを計算すると共に(ステップS230)、設定した仮トルクTm2tmpを計算したトルク制限Tm2min,Tm2maxで制限してモータMG2のトルク指令Tm2*を設定し(ステップS240)、設定したモータMG2のトルク指令Tm2*をモータECU40に送信し(ステップS250)、駆動制御ルーチンを終了する。ここで、要求トルクTr*は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと要求トルクTr*との関係を予め定めて要求トルク設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられると記憶したマップから対応する要求トルクTr*を導出して設定するものとした。図6に要求トルク設定用マップの一例を示す。トルク指令Tm2*を受信したモータECU40は、トルク指令Tm2*でモータMG2が駆動されるようインバータ42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。なお、モータ走行時には、エンジン22は運転停止されており、モータMG1も駆動停止されている。こうした制御により、エンジン22の運転を停止した状態でバッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内でモータMG2から駆動軸としてのリングギヤ軸32aに要求トルクTr*を出力して走行することができる。
図5の機関運転走行時駆動制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V,モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2,バッテリ50の入出力制限Win,Woutなど制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS300)。ここで、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2は、前述したように、回転位置検出センサ43,44により検出されたモータMG1,MG2の回転子の回転位置に基づいて演算されたものをモータECU40から通信により入力するものとし、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、バッテリ50の電池温度Tbとバッテリ50の残容量(SOC)とに基づいて設定されたものをバッテリECU52から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて図6の要求トルク設定用マップを用いて要求トルクTr*を設定すると共に設定した要求トルクTr*に基づいてエンジン22に要求される要求パワーPe*を設定し(ステップS310)、設定した要求パワーPe*に基づいてエンジン22を運転すべき運転ポイントとしての目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定する(ステップS320)。ここで、要求パワーPe*は、要求トルクTr*にリングギヤ軸32aの回転数Nrを乗じたものとバッテリ50が要求する充放電要求パワーPb*とロスLossとの和として計算することができる。なお、リングギヤ軸32aの回転数Nrは、車速Vに換算係数kを乗じること(Nr=k・V)によって求めたり、モータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで割ること(Nr=Nm2/Gr)によって求めることができる。目標回転数Ne*と目標トルクTe*との設定は、エンジン22を効率よく動作させる動作ラインと要求パワーPe*とに基づいて行なわれる。エンジン22の動作ラインの一例と目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定する様子を図7に示す。図示するように、目標回転数Ne*と目標トルクTe*は、動作ラインと要求パワーPe*(Ne*×Te*)が一定の曲線との交点により求めることができる。
次に、エンジン22の目標回転数Ne*とモータMG2の回転数Nm2と動力分配統合機構30のギヤ比ρとを用いて次式(1)によりモータMG1の目標回転数Nm1*を計算すると共に計算した目標回転数Nm1*と入力したモータMG1の回転数Nm1とに基づいて式(2)によりモータMG1から出力すべきトルクの仮の値である仮トルクTm1tmpを計算する(ステップS330)。ここで、式(1)は、動力分配統合機構30の回転要素に対する力学的な関係式である。エンジン22からパワーを出力している状態で走行しているときの動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図を図8に示す。図中、左のS軸はモータMG1の回転数Nm1であるサンギヤ31の回転数を示し、C軸はエンジン22の回転数Neであるキャリア34の回転数を示し、R軸はモータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで除したリングギヤ32の回転数Nrを示す。式(1)は、この共線図を用いれば容易に導くことができる。なお、R軸上の2つの太線矢印は、モータMG1から出力されたトルクTm1がリングギヤ軸32aに作用するトルクと、モータMG2から出力されるトルクTm2が減速ギヤ35を介してリングギヤ軸32aに作用するトルクとを示す。また、式(2)は、モータMG1を目標回転数Nm1*で回転させるためのフィードバック制御における関係式であり、式(2)中、右辺第2項の「k1」は比例項のゲインであり、右辺第3項の「k2」は積分項のゲインである。
Nm1*=Ne*・(1+ρ)/ρ-Nm2/ρ (1)
Tm1tmp=ρ・Te*/(1+ρ)+k1(Nm1*-Nm1)+k2∫(Nm1*-Nm1)dt (2)
続いて、式(3)および式(4)を共に満たすモータMG1から出力してもよりトルクの上下限としてのトルク制限Tm1min,Tm1maxを設定し(ステップS340)、設定した仮トルクTm1tmpを式(5)によりトルク制限Tm1min,Tm1maxで制限してモータMG1のトルク指令Tm1*を設定する(ステップ350)。ここで、式(3)はモータMG1やモータMG2によりリングギヤ軸32aに出力されるトルクの総和が値0から要求トルクTr*までの範囲内となる関係であり、式(4)はモータMG1とモータMG2とにより入出力される電力の総和が入出力制限Win,Woutの範囲内となる関係である。トルク制限Tm1min,Tm1maxの一例を図9に示す。トルク制限Tm1min,Tm1maxは、図中斜線で示した領域内のトルク指令Tm1*の最大値と最小値として求めることができる。
0≦−Tm1/ρ+Tm2・Gr≦Tr* (3)
Win≦Tm1・Nm1+Tm2・Nm2≦Wout (4)
Tm1*=max(min(Tm1tmp,Tm1max),Tm1min) (5)
そして、要求トルクTr*に設定したトルク指令Tm1*を動力分配統合機構30のギヤ比ρで除したものを加えて更に減速ギヤ35のギヤ比Grで除してモータMG2から出力すべきトルクの仮の値である仮トルクTm2tmpを次式(6)により計算すると共に(ステップS360)、バッテリ50の入出力制限Win,Woutと設定したトルク指令Tm1*に現在のモータMG1の回転数Nm1を乗じて得られるモータMG1の消費電力(発電電力)との偏差をモータMG2の回転数Nm2で割ることによりモータMG2から出力してもよいトルクの上下限としてのトルク制限Tm2min,Tm2maxを次式(7)および式(8)により計算すると共に(ステップS370)、設定した仮トルクTm2tmpを式(9)によりトルク制限Tm2min,Tm2maxで制限してモータMG2のトルク指令Tm2*を設定する(ステップS380)。ここで、式(3)は、図8の共線図から容易に導くことができる。
Tm2tmp=(Tr*+Tm1*/ρ)/Gr (6)
Tm2min=(Win-Tm1*・Nm1)/Nm2 (7)
Tm2max=(Wout-Tm1*・Nm1)/Nm2 (8)
Tm2*=max(min(Tm2tmp,Tm2max),Tm2min) (9)
こうしてエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定すると、エンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*についてはエンジンECU24に、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*についてはモータECU40にそれぞれ送信し(ステップS390)、駆動制御ルーチンを終了する。目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、エンジン22が目標回転数Ne*と目標トルクTe*とによって示される運転ポイントで運転されるようにエンジン22における吸入空気量制御や燃料噴射制御,点火制御などの制御を行なう。また、トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、トルク指令Tm1*でモータMG1が駆動されると共にトルク指令Tm2*でモータMG2が駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。こうした制御により、バッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内でエンジン22を効率よく運転して駆動軸としてのリングギヤ軸32aに要求トルクTr*を出力して走行することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、EVスイッチ89が操作されてEVスイッチ信号がオンとされたときには、バッテリ50の残容量(SOC)がエンジン22を始動するのに必要な十分な容量より若干大きめの値として設定された閾値S1以上であっても冷却水の温度Twがエンジン22を始動した直後に比較的大きな負荷運転を行なってもエミッションが許容される冷却水の温度の範囲の下限値として設定された閾値Tref未満であるときには、車速Vがモータ走行だけでは運転者に要求される要求駆動力を出力して走行することが困難となる車速領域の下限車速やその下限車速より若干小さな車速として設定された閾値Vref1より小さな閾値Vref2を超えるまでの範囲内でモータ走行を継続し、車速Vが閾値Vref2を超えたときにはエンジン22からの動力を用いて走行する機関運転走行への移行と判定するから、エンジン22の冷却水の温度Twが閾値Tref未満で車速Vが閾値Vref2を大きく超えてエンジン22を始動して負荷運転する際に生じ得るエミッションの悪化を抑制することができる。もとより、バッテリ50の残容量(SOC)が閾値S1以上であると共に冷却水の温度Twが閾値Tref以上であるときには、車速Vが閾値Vref1を超えるまでの範囲内でモータ走行を継続し、車速Vが閾値Vref1を超えたときにはエンジン22からの動力を用いて走行する機関運転走行への移行と判定するから、操作者によるEVスイッチ89の操作に応じてモータ走行による走行を行なうことができる。また、冷却水の温度Twが閾値Tref未満であるときに車速Vが閾値Vref2を超えたときや冷却水の温度Twが閾値Tref以上であっても車速Vが閾値Vref1を超えたときには、EVスイッチをオフにリセットするから、次のEVスイッチ89の操作を有効なものとすることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、上述した式(3),(4)を満たす範囲内でモータMG1の仮トルクTm1tmpを制限するトルク制限Tm1min,Tm1maxを求めてモータMG1のトルク指令Tm1*を設定すると共に式(7),(8)によりトルク制限Tm2min,Tm2maxを求めてモータMG2のトルク指令Tm2*を設定したが、式(3),(4)を満たす範囲内によるトルク制限Tm1min,Tm1maxの制限を受けることなくモータトルクTm1tmpをそのままモータMG1のトルク指令Tm1*として設定すると共にこのトルク指令Tm1*を用いて式(7),(8)によりトルク制限Tm2min,Tm2maxを求めてモータMG2のトルク指令Tm2*を設定するものとしても構わない。この他、モータMG2の回転数Nm2や予想モータ回転数Nm2estを用いてバッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内でモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*Tm2*を設定するものであれば、如何なる手法を用いるものとしても構わない。
実施例のハイブリッド自動車20では、減速ギヤ35を介して駆動軸としてのリングギヤ軸32aにモータMG2を取り付けるものとしたが、リングギヤ軸32aにモータMG2を直接取り付けるものとしてもよいし、減速ギヤ35に代えて2段変速や3段変速,4段変速などの変速機を介してリングギヤ軸32aにモータMG2を取り付けるものとしても構わない。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2の動力を減速ギヤ35により変速してリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図10の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aが接続された車軸(駆動輪63a,63bが接続された車軸)とは異なる車軸(図10における車輪64a,64bに接続された車軸)に接続するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の動力を動力分配統合機構30を介して駆動輪63a,63bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図11の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ232と駆動輪63a,63bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしてもよい。
また、こうしたハイブリッド自動車に適用するものに限定されるものではなく、走行用の動力を出力可能な内燃機関と走行用の動力を出力可能な電動機とを搭載するハイブリッド自動車であれば、如何なるタイプのハイブリッド自動車としても構わない。さらに、ハイブリッド自動車の制御方法の形態としてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当し、バッテリ50が「蓄電手段」に相当し、EVスイッチ89が「電動機走行指示手段」に相当し、温度センサ23が「冷却水温度検出手段」に相当し、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて要求トルクTr*を設定する図4のEV走行時駆動制御ルーチンのステップS210の処理や図5の機関運転走行時駆動制御ルーチンのステップS310の処理を実行するハイブリッド用電子制御ユニット70が「要求駆動力設定手段」に相当し、EVスイッチ89が操作されてEVスイッチ信号がオンとされたときには、バッテリ50の残容量(SOC)がエンジン22を始動するのに必要な十分な容量より若干大きめの値として設定された閾値S1以上であると共に冷却水の温度Twがエンジン22を始動した直後に比較的大きな負荷運転を行なってもエミッションが許容される冷却水の温度の範囲の下限値として設定された閾値Tref以上であるときには、車速Vがモータ走行だけでは運転者に要求される要求駆動力を出力して走行することが困難となる車速領域の下限車速やその下限車速より若干小さな車速として設定された閾値Vref1を超えるまでの範囲内ではモータ走行を継続すると判定してモータ走行により走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御し、車速Vが閾値Vref1を超えたときにはエンジン22からの動力を用いて走行する機関運転走行への移行と判定して機関運転走行により走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御し、バッテリ50の残容量(SOC)が閾値S1以上であると共に冷却水の温度Twが閾値Tref未満であるときには、車速Vが閾値Vref1より小さい閾値Vref2を超えるまでの範囲内ではモータ走行を継続すると判定してモータ走行により走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御し、車速Vが閾値Vref2を超えたときには機関運転走行への移行と判定して機関運転走行により走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御する図2のEV走行継続判定処理ルーチンや図4のEV走行時駆動制御ルーチン,図5の機関運転走行時駆動制御ルーチンを実行するハイブリッド用電子制御ユニット70や目標回転数Ne*と目標トルクTe*を受信してエンジン22を制御するエンジンECU24とトルク指令Tm1*,Tm2*を受信してモータMG1,MG2を制御するモータECU40とが「制御手段」に相当する。また、車速センサ88が「車速検出手段」に相当し、動力分配統合機構30とモータMG1とが「電力動力入出力手段」に相当し、モータMG1が「発電機」に相当し、動力分配統合機構30が「3軸式動力入出力手段」に相当する。さらに、対ロータ電動機230も「電力動力入出力手段」に相当する。ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「電動機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG2に限定されるものではなく、誘導電動機など、駆動軸に動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの電動機であっても構わない。「蓄電手段」としては、二次電池としてのバッテリ50に限定されるものではなく、キャパシタなど、電力動力入出力手段や電動機と電力のやりとりが可能であれば如何なるものとしても構わない。「電動機走行指示手段」としては、EVスイッチ89に限定されるものではなく、内燃機関の運転を停止した状態で電動機からの動力だけで走行する電動機走行を指示するものであれば如何なるものとしても構わない。「冷却水温度検出手段」としては、温度センサ23に限定されるものではなく、内燃機関の冷却水の温度である冷却水温度を検出するものであれば如何なるものとしても構わない。「要求駆動力設定手段」としては、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて要求トルクTr*を設定するものに限定されるものではなく、アクセル開度Accだけに基づいて要求トルクを設定するものや走行経路が予め設定されているものにあっては走行経路における走行位置に基づいて要求トルクを設定するものなど、走行に要求される要求駆動力を設定するものであれば如何なるものとしても構わない。「制御手段」としては、ハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジンECU24とモータECU40とからなる組み合わせに限定されるものではなく単一の電子制御ユニットにより構成されるなどとしてもよい。また、「制御手段」としては、EVスイッチ89が操作されてEVスイッチ信号がオンとされたときには、バッテリ50の残容量(SOC)が閾値S1以上であると共に冷却水の温度Twが閾値Tref以上であるときには、車速Vが閾値Vref1を超えるまでの範囲内ではモータ走行により走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御し、車速Vが閾値Vref1を超えたときには機関運転走行により走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御し、バッテリ50の残容量(SOC)が閾値S1以上であると共に冷却水の温度Twが閾値Tref未満であるときには、車速Vが閾値Vref1より小さい閾値Vref2を超えるまでの範囲内ではモータ走行により走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御し、車速Vが閾値Vref2を超えたときには機関運転走行により走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御するものに限定されるものではなく、電動機走行指示手段により電動機走行が指示されたときには、内燃機関の冷却水の温度に基づいて蓄電手段の状態の範囲内で走行に要求される要求駆動力に基づく駆動力により電動機走行するよう内燃機関と電動機とを制御するものであれば如何なるものとしても構わない。「車速検出手段」としては、車速センサ88に限定されるものではなく、車速を検出するものであれば如何なるものとしても構わない。「電力動力入出力手段」としては、動力分配統合機構30とモータMG1とを組み合わせたものや対ロータ電動機230に限定されるものではなく、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に駆動軸とは独立に回転可能に内燃機関の出力軸に接続され、電力と動力の入出力を伴って駆動軸と出力軸とに動力を入出力可能なものであれば如何なるものとしても構わない。「発電機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG1に限定されるものではなく、誘導電動機など、動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの発電機としても構わない。「3軸式動力入出力手段」としては、上述の動力分配統合機構30に限定されるものではなく、ダブルピニオン式の遊星歯車機構を用いるものや複数の遊星歯車機構を組み合わせて4以上の軸に接続されるものやデファレンシャルギヤのように遊星歯車とは異なる作動作用を有するものなど、駆動軸と出力軸と発電機の回転軸との3軸に接続され3軸のうちのいずれかに軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力するものであれば如何なるものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるEV走行継続判定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 スイッチ89が操作されてEVスイッチ信号がオンとされてモータ走行している最中にEV走行継続判定処理ルーチンのステップS110でバッテリ50の残容量(SOC)が閾値S1以上であると判定されたときのエンジン22の冷却水の温度Twと車速Vとによりモータ走行を継続する範囲と機関運転素行に移行する範囲とを示す説明図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるEV走行時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される機関運転走行時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 エンジン22の動作ラインの一例と目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定する様子を示す説明図である。 エンジン22からパワーを出力している状態で走行しているときの動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図の一例を示す説明図である。 トルク制限Tm1min,Tm1maxを設定する様子を説明する説明図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120,220 ハイブリッド自動車、22 エンジン、23 温度センサ、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、62 デファレンシャルギヤ、63a,63b 駆動輪、64a,64b 車輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、89 EVスイッチ、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ 234 アウターロータ、MG1,MG2 モータ。

Claims (6)

  1. 走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を出力可能な電動機と、前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段とを有し、前記内燃機関の運転を停止した状態で前記電動機からの動力だけで走行可能なハイブリッド自動車であって、
    前記内燃機関の運転を停止した状態で前記電動機からの動力だけで走行する電動機走行を指示する電動機走行指示手段と、
    前記内燃機関の冷却水の温度である冷却水温度を検出する冷却水温度検出手段と、
    走行に要求される要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段と、
    前記電動機走行指示手段により前記電動機走行が指示されたときには、前記検出された冷却水温度に基づいて前記蓄電手段の状態の範囲内で前記設定された要求駆動力に基づく駆動力により前記電動機走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する制御手段と、
    を備えるハイブリッド自動車。
  2. 請求項1記載のハイブリッド自動車であって、
    車速を検出する車速検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記電動機走行指示手段により前記電動機走行が指示されたとき、前記検出された冷却水温度が所定温度以上のときには前記検出された車速が第1の車速を超えるまでは前記蓄電手段の状態の範囲内で前記設定された要求駆動力に基づく駆動力により前記電動機走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御し、前記検出された冷却水温度が前記所定温度未満のときには前記検出された車速が前記第1の車速より小さい第2の車速を超えるまでは前記蓄電手段の状態の範囲内で前記設定された要求駆動力に基づく駆動力により前記電動機走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する手段である、
    ハイブリッド自動車。
  3. 前記制御手段は、前記電動機走行指示手段により前記電動機走行が指示された状態で、前記検出された冷却水温度が前記所定温度以上で前記検出された車速が前記第1の車速より大きいとき及び前記検出された冷却水温度が前記所定温度未満で前記検出された車速が前記第2の車速より大きいときには、前記電動機走行指示手段による前記電動機走行の指示をキャンセルして前記設定された要求駆動力に基づく駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する手段である請求項2記載のハイブリッド自動車。
  4. 請求項1ないし3いずれか記載のハイブリッド自動車であって、
    前記蓄電手段と電力のやりとりが可能で、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され、電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸に動力を入出力する電力動力入出力手段を備え、
    前記電動機は前記駆動軸に動力を入出力するよう接続されてなる、
    ハイブリッド自動車。
  5. 前記電力動力入出力手段は、前記蓄電手段に接続され動力の入出力が可能な発電機と、前記駆動軸と前記出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、を備える手段である請求項4記載のハイブリッド自動車。
  6. 走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を出力可能な電動機と、前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、前記内燃機関の運転を停止した状態で前記電動機からの動力だけで走行する電動機走行を指示する電動機走行指示スイッチと、を備えるハイブリッド自動車の制御方法であって、
    前記電動機走行指示スイッチにより前記電動機走行がオンとされたときには、前記内燃機関の冷却水の温度が所定温度以上のときには車速が第1の車速を超えるまでは前記蓄電手段の状態の範囲内で走行に要求される要求駆動力に基づく駆動力により前記電動機走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御し、前記冷却水の温度が前記所定温度未満のときには車速が前記第1の車速より小さい第2の車速を超えるまでは前記蓄電手段の状態の範囲内で前記要求駆動力に基づく駆動力により前記電動機走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する、
    ことを特徴とするハイブリッド自動車の制御方法。
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