JP2008201059A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、ピッチ検出センサーの検出性能を低下させることなく、ラベル連続体その他の印字媒体の位置を検出することができるプリンタを提供することを課題とする。
【解決手段】 ラベル連続体Pに印字するサーマルヘッド8と、ラベル連続体Pのピッチを検出するピッチ検出センサー10と、電源を通電または遮断する電源スイッチ34と、を備えたプリンタにおいて、ピッチ検出センサー10には、保護カバーを設けた検出窓と、この検出窓を介してラベル連続体Pのピッチを検出するピッチ検出素子と、検出窓に向けてエアーを吹き付けるエアー吹付口と、を有し、電源スイッチ34の操作により、検出窓に沿ってエアー吹付口からエアー吹き付けるようにしたことを特徴とするプリンタ1にある。
【選択図】 図1
【解決手段】 ラベル連続体Pに印字するサーマルヘッド8と、ラベル連続体Pのピッチを検出するピッチ検出センサー10と、電源を通電または遮断する電源スイッチ34と、を備えたプリンタにおいて、ピッチ検出センサー10には、保護カバーを設けた検出窓と、この検出窓を介してラベル連続体Pのピッチを検出するピッチ検出素子と、検出窓に向けてエアーを吹き付けるエアー吹付口と、を有し、電源スイッチ34の操作により、検出窓に沿ってエアー吹付口からエアー吹き付けるようにしたことを特徴とするプリンタ1にある。
【選択図】 図1
Description
本発明は、印字媒体に印字するプリンタに関し、とくに、印字媒体のピッチを検出するピッチ検出センサーを備えたプリンタに関するものである。
帯状の台紙に所定の間隔で複数のラベル片を仮着されたラベル連続体あるいは厚紙などを連続的に形成したタグ連続体などの印字媒体を印字するプリンタは、印字媒体の位置を検出するためのピッチ検出センサーを装備されている。
図5にもとづき、従来のプリンタとしてサーマルプリンタを例にとって概説する。
図5はサーマルプリンタ60の概略側面図であって、サーマルプリンタ60は、用紙供給部2と、移送路32と、ピッチ検出センサー61と、印字部4と、を有する。
用紙供給部2は、後述する帯状の台紙Dに所定の間隔で複数のラベル片L・・Lを仮着されたラベル連続体Pをロール状に保持しており、ラベル連続体Pを帯状にして移送路32に繰り出し可能としてある。
図5にもとづき、従来のプリンタとしてサーマルプリンタを例にとって概説する。
図5はサーマルプリンタ60の概略側面図であって、サーマルプリンタ60は、用紙供給部2と、移送路32と、ピッチ検出センサー61と、印字部4と、を有する。
用紙供給部2は、後述する帯状の台紙Dに所定の間隔で複数のラベル片L・・Lを仮着されたラベル連続体Pをロール状に保持しており、ラベル連続体Pを帯状にして移送路32に繰り出し可能としてある。
図6は、ラベル連続体の一部を示した平面図であって、ラベル連続体Pは、帯状の台紙Dと、台紙D上に仮着された複数枚のラベル片L・・Lと、を有し、ラベル片Lどうしの間の間隙K、あるいは台紙Dの裏面にあらかじめ印刷した位置検出マークMの部分をピッチ検出センサー61が検出可能としている。
サーマルプリンタ60の移送路32は、サーマルプリンタ60内において所定の幅および長さを有し、この移送路32にラベル連続体Pが移送されるとともに、ピッチ検出センサー61、印字部4などを設けられる。
サーマルプリンタ60の移送路32は、サーマルプリンタ60内において所定の幅および長さを有し、この移送路32にラベル連続体Pが移送されるとともに、ピッチ検出センサー61、印字部4などを設けられる。
ピッチ検出センサー61は、ラベル連続体Pの位置を検出して印字部4における印字制御に用いるもので、一般的には反射式あるいは透過式のセンサーが用いられる。
印字部4は、プラテンローラ7と、サーマルヘッド8と、を有し、ラベル連続体Pをプラテンローラ7およびサーマルヘッド8により挟持してラベル片Lに印字することができる。
印字部4は、プラテンローラ7と、サーマルヘッド8と、を有し、ラベル連続体Pをプラテンローラ7およびサーマルヘッド8により挟持してラベル片Lに印字することができる。
こうした構成のサーマルプリンタ60において、ラベル連続体Pの移送に伴って、紙粉、埃などがピッチ検出センサーに落下し、長期間使用することにより紙粉、埃が積層されて用紙の位置を検出することができなくなり印字作業が停止する問題がある。
また、ラベル連続体Pの位置を検出する検出感度ないし性能が低下して印字する位置などに影響をあたえる問題がある。
さらに定期的にピッチ検出センサーの清掃作業を行うことをオペレータが意識していなければならないという問題がある。
また、ラベル連続体Pの位置を検出する検出感度ないし性能が低下して印字する位置などに影響をあたえる問題がある。
さらに定期的にピッチ検出センサーの清掃作業を行うことをオペレータが意識していなければならないという問題がある。
特許文献1は、ホトセンサに清掃する空気を吹き付けるファンを備え、ホトセンサから出力される光電変換電圧の低下を検出してファンを駆動させるようにした技術が開示されている。
本発明は、以上のような諸問題にかんがみなされたもので、ピッチ検出センサーの検出性能を低下させることなく、ラベル連続体その他の印字媒体の位置を検出することができるプリンタを提供することを課題とする。
また本発明は、ピッチ検出センサーの清掃作業のサイクルを延長することができるプリンタを提供することを課題とする。
また本発明は、紙粉等により印字媒体の位置検出不良による印字作業の中断を防止することができ、印字作業の作業効率を向上させることができるプリンタを提供することを課題とする。
また本発明は、ピッチ検出センサーの清掃作業のサイクルを延長することができるプリンタを提供することを課題とする。
また本発明は、紙粉等により印字媒体の位置検出不良による印字作業の中断を防止することができ、印字作業の作業効率を向上させることができるプリンタを提供することを課題とする。
本発明は、印字媒体の移送される前に着目したもので、請求項1の発明の要旨は、印字媒体に印字する印字手段と、前記印字媒体のピッチを検出するピッチ検出手段と、電源を通電または遮断する電源切換手段と、を備えたプリンタにおいて、前記ピッチ検出手段には、前記印字媒体と移送方向と相対的に設けられ、保護カバーを設けた検出窓と、この検出窓を介して前記印字媒体のピッチを検出するピッチ検出センサーと、を有し、前記検出窓に向けてエアーを吹き付けるエアー吹付口を有したエアー吹付手段と、を有し、前記電源切換手段の操作により、前記ピッチ検出センサーの前記検出窓に沿って前記エアー吹付手段によりエアー吹き付けるようにしたことを特徴とするプリンタにある。
また請求項2の発明の要旨は、前記エアー吹付手段は、エアーを充填されたエアー菅本体および前記エアー吹付口に連接されたノズルと、前記ノズルを押圧する押圧手段と、を設け、前記電源切換手段の操作により、予め設定した吹付時間で前記押圧手段を駆動させて、前記エアー吹付口からエアーを吹き付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタにある。
また請求項3の発明の要旨は、前記ピッチ検出手段は、上部取付け部材と下部取付け部材と連結部材とからなるコの字状の形状を有し、前記下部取付け部材に配置された前記検出窓および前記ピッチ検出センサーと、を備え、前記印字媒体を前記上部取付け部材と、前記下部取付け部材との間に挿通可能とし、前記連結部材に前記エアー吹付口を配置したことを特徴とする請求項1または2記載のプリンタにある。
また請求項4の発明の要旨は、前記エアー吹付口を前記印字媒体と検出窓との間に位置させるように前記連結部材に設けたことを特徴とする請求項3記載のプリンタにある。
また請求項2の発明の要旨は、前記エアー吹付手段は、エアーを充填されたエアー菅本体および前記エアー吹付口に連接されたノズルと、前記ノズルを押圧する押圧手段と、を設け、前記電源切換手段の操作により、予め設定した吹付時間で前記押圧手段を駆動させて、前記エアー吹付口からエアーを吹き付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタにある。
また請求項3の発明の要旨は、前記ピッチ検出手段は、上部取付け部材と下部取付け部材と連結部材とからなるコの字状の形状を有し、前記下部取付け部材に配置された前記検出窓および前記ピッチ検出センサーと、を備え、前記印字媒体を前記上部取付け部材と、前記下部取付け部材との間に挿通可能とし、前記連結部材に前記エアー吹付口を配置したことを特徴とする請求項1または2記載のプリンタにある。
また請求項4の発明の要旨は、前記エアー吹付口を前記印字媒体と検出窓との間に位置させるように前記連結部材に設けたことを特徴とする請求項3記載のプリンタにある。
本発明のプリンタは、電源スイッチの操作により、ピッチ検出センサーの検出窓に向けてエアーを吹き付けることができるので、オペレータはピッチ検出センサーの清掃を意識することなく印字作業をすることができる。
また、手作業での定期的なピッチ検出センサーの清掃作業を遅延させることができる。
また、印字作業中における埃などによるレベル低下による印字作業の中断あるいは印字不良を抑制でき、印字作業の効率を向上させることができる。
また、手作業での定期的なピッチ検出センサーの清掃作業を遅延させることができる。
また、印字作業中における埃などによるレベル低下による印字作業の中断あるいは印字不良を抑制でき、印字作業の効率を向上させることができる。
つぎに本発明の実施の形態によるプリンタを図1ないし図4にもとづき説明する。ただし、図5および図6と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、ピッチ検出センサーを備えたサーマルプリンタ(プリンタ)の概略構成を示した側面図、図2は、ピッチ検出センサーの断面図、図3は、エアー供給部の一例を示した概略構成図であり、図4は、制御部の一例を説明するブロック図である。
図1は、ピッチ検出センサーを備えたサーマルプリンタ(プリンタ)の概略構成を示した側面図、図2は、ピッチ検出センサーの断面図、図3は、エアー供給部の一例を示した概略構成図であり、図4は、制御部の一例を説明するブロック図である。
プリンタとしてサーマルプリンタを例にして概説する。サーマルプリンタ1は主に、用紙供給部2、ピッチ検出部3、印字部4、制御部40を備えている。
用紙供給部2は、帯状の台紙Dにラベル片Lが所定の間隔で複数仮着されたラベル連続体(印字媒体)Pをロール状にしたロール状のラベル連続体Pを回転可能に保持する供給軸6を設けてある。
ラベル片Lは、感熱発色層を有し、後述するサーマルヘッド8の発熱体(図示せず)の感熱作用により、文字などを印字することができる。
尚、インクフィルムのインクをラベル片Lに転写して印字する構成であってもよい。また、帯状の印字媒体は、紙、合成紙、プラスチック製など印字可能な媒体であれば何れでも採用可能である。
用紙供給部2は、帯状の台紙Dにラベル片Lが所定の間隔で複数仮着されたラベル連続体(印字媒体)Pをロール状にしたロール状のラベル連続体Pを回転可能に保持する供給軸6を設けてある。
ラベル片Lは、感熱発色層を有し、後述するサーマルヘッド8の発熱体(図示せず)の感熱作用により、文字などを印字することができる。
尚、インクフィルムのインクをラベル片Lに転写して印字する構成であってもよい。また、帯状の印字媒体は、紙、合成紙、プラスチック製など印字可能な媒体であれば何れでも採用可能である。
ピッチ検出部3の詳細は後述するが、用紙供給部2と印字部4とのラベル連続体Pの移送路32に配置され、ラベル連続体Pを移送可能にしている。ピッチ検出部3は、反射式センサー12および透過式センサー13を備えている。
印字部4は主に、プラテンローラ7と、サーマルヘッド8と、を備えている。サーマルヘッド8は、プラテンローラ7に対し接離自在に設けることができる。
プラテンローラ7は、タイミングベルト(図示せず)を介してステッピングモータ44を設けることができる。
また、プラテンローラ7とサーマルヘッド8とによりラベル連続体Pを挟持し、ステッピングモータ44を駆動して、ラベル連続体Pを移送することができ、ラベル連続体Pの移送に伴ってラベル片Lに文字などの情報を印字することができる。
印字部4は主に、プラテンローラ7と、サーマルヘッド8と、を備えている。サーマルヘッド8は、プラテンローラ7に対し接離自在に設けることができる。
プラテンローラ7は、タイミングベルト(図示せず)を介してステッピングモータ44を設けることができる。
また、プラテンローラ7とサーマルヘッド8とによりラベル連続体Pを挟持し、ステッピングモータ44を駆動して、ラベル連続体Pを移送することができ、ラベル連続体Pの移送に伴ってラベル片Lに文字などの情報を印字することができる。
このように構成したサーマルプリンタ1は、用紙供給部2からラベル連続体Pを移送路32に繰り出すことができ、繰り出されたラベル連続体Pは、案内ローラ9に案内されて、ピッチ検出部3を介して印字部4に移送することができる。
また、後述する制御部40からの印字信号が印字部4に供給されるとプラテンローラ7が駆動するとともに、サーマルヘッド8の図示しない発熱体が発熱してラベル片Lに文字などを印字することができる。
また、後述する制御部40からの印字信号が印字部4に供給されるとプラテンローラ7が駆動するとともに、サーマルヘッド8の図示しない発熱体が発熱してラベル片Lに文字などを印字することができる。
次に、ピッチ検出部3について説明する。
ピッチ検出部3には、ピッチ検出センサー10が配置されている。
ピッチ検出センサー10は、略コの字状の形状を有したセンサー取付本体11が設けられている。
ピッチ検出部3には、ピッチ検出センサー10が配置されている。
ピッチ検出センサー10は、略コの字状の形状を有したセンサー取付本体11が設けられている。
センサー取付本体11は、下側取付け部11aと、上側取付け部11bと、これら取付部材を所定の間隔を形成して連結する連結部材11cと、を有している。
下側取付け部材11aと、上側取付け部材11bと、の間の所定の間隔には、ラベル連続体Pの移送路32を形成することができる。
下側取付け部材11aは、反射式センサー12としての受発光部14を取り付けることができる。この受発光部14には、発光素子14aと、受光素子14bと、を設けることができる。受発光部14を取り付けられた位置から所定の距離をおいて、透過式のセンサー13としての発光素子15を取り付けることができる。
また、上側取付部材11bには、透過式のセンサー13としての受光素子16を取り付けることができる。
下側取付け部材11aと、上側取付け部材11bと、の間の所定の間隔には、ラベル連続体Pの移送路32を形成することができる。
下側取付け部材11aは、反射式センサー12としての受発光部14を取り付けることができる。この受発光部14には、発光素子14aと、受光素子14bと、を設けることができる。受発光部14を取り付けられた位置から所定の距離をおいて、透過式のセンサー13としての発光素子15を取り付けることができる。
また、上側取付部材11bには、透過式のセンサー13としての受光素子16を取り付けることができる。
透過式のセンサー13としての発光素子15と受光素子16は、発光素子15から発光された光線を受光素子16で受光することができる最適な位置に配置されている。
尚、下側取付け部材11aの内側面11dの受発光部14を設けた部分には、所定の大きさにカットされた検出窓17が形成されるとともに、検出窓17に透明または半透明の保護カバー18が設けられている。
同様に、下側取付け部材11aの内側面11dの発光素子15および上側取付け部11bの受光素子16を設けられた部分には、所定の大きさにカットされた検出窓17が形成されるとともに、検出窓17に透明または半透明の保護カバー18が各々設けられている。
尚、下側取付け部材11aの内側面11dの受発光部14を設けた部分には、所定の大きさにカットされた検出窓17が形成されるとともに、検出窓17に透明または半透明の保護カバー18が設けられている。
同様に、下側取付け部材11aの内側面11dの発光素子15および上側取付け部11bの受光素子16を設けられた部分には、所定の大きさにカットされた検出窓17が形成されるとともに、検出窓17に透明または半透明の保護カバー18が各々設けられている。
連結部材11cには、エアーを吹き出すエアー吹出口19が形成されている。エアー吹出口19は、下側取付け部11aの内側面11dと、移送されるラベル連続体Pとの間に臨む位置に設けられ、発光素子14a、受光素子14bおよび発光素子15を配置した下側取付け部11aの内側面11dに沿ってエアーを吹き付けるようにしてある。(図2中、矢印方向)
またセンサー取付本体11は、図示しないがラベル連続体Pの幅方向に移動可能な移動機構(図示せず)が設けられ、ラベル連続体Pに位置検出用マークMを形成されている場合には、位置検出用マークMの位置に反射式センサー12を適宜調整することができるようにしてある。
尚、この実施の形態は、ラベル連続体Pに形成された位置検出用マークM(短形状の黒色のマーク)を反射型センサー12で読み取るように設定してある。
またセンサー取付本体11は、図示しないがラベル連続体Pの幅方向に移動可能な移動機構(図示せず)が設けられ、ラベル連続体Pに位置検出用マークMを形成されている場合には、位置検出用マークMの位置に反射式センサー12を適宜調整することができるようにしてある。
尚、この実施の形態は、ラベル連続体Pに形成された位置検出用マークM(短形状の黒色のマーク)を反射型センサー12で読み取るように設定してある。
エアー吹出口19には、後述するエアー供給部5に連接するエアー供給筒20が接続されている。
エアー供給部5は、サーマルプリンタ1内に設けられるとともに、エアーが充填されたエアー本体21と、ソレノイド23を設けることができる。
エアー本体21には、ノズル22が設けられ、このノズル22にエアー吹出口19に連接するエアー供給筒20が接続されている。また、ノズル22を押すことによりエアー本体21からエアーがノズル22を介してエアー供給筒20に供給することができる。
ソレノイド23は、制御部40からの起動信号より作動する作動軸24を備え、制御部40からの所定の起動信号が供給されると、作動軸24を作動して、ノズル22を押圧すことができる。作動軸24がノズル22を押圧すことによりエアー本体21からエアー供給筒19を介してエアー吹出口20からエアーを吹き出すことができる。
エアー供給部5は、サーマルプリンタ1内に設けられるとともに、エアーが充填されたエアー本体21と、ソレノイド23を設けることができる。
エアー本体21には、ノズル22が設けられ、このノズル22にエアー吹出口19に連接するエアー供給筒20が接続されている。また、ノズル22を押すことによりエアー本体21からエアーがノズル22を介してエアー供給筒20に供給することができる。
ソレノイド23は、制御部40からの起動信号より作動する作動軸24を備え、制御部40からの所定の起動信号が供給されると、作動軸24を作動して、ノズル22を押圧すことができる。作動軸24がノズル22を押圧すことによりエアー本体21からエアー供給筒19を介してエアー吹出口20からエアーを吹き出すことができる。
尚、供給軸6、案内ローラ9、プラテンローラ7は垂設された中間フレーム33に水平方向に支持されている。また、センサー取付本体11は、移動機構および支持部材(何れも図示せず)を介して中間フレーム33に設けられている。さらにサーマルヘッド8は、ヘッド支持部材(図示せず)を介して中間フレーム33に回動可能に設けられている。
また電源スイッチ34は、プリンタ1のカバーの表面に設けられ、電源スイッチ34を手操作することができる。電源スイッチ34を操作することにより、プリンタ1の制御部40に電源を供給(通電)することができ、ピッチ検出部3、印字部4、エアー供給部5を駆動することができる。再度、電源スイッチ34を操作することにより制御部40などへの電源を遮断することができる。
このように、電源スイッチ34を操作する都度、上述の動作を繰り返すことができる。
また電源スイッチ34は、プリンタ1のカバーの表面に設けられ、電源スイッチ34を手操作することができる。電源スイッチ34を操作することにより、プリンタ1の制御部40に電源を供給(通電)することができ、ピッチ検出部3、印字部4、エアー供給部5を駆動することができる。再度、電源スイッチ34を操作することにより制御部40などへの電源を遮断することができる。
このように、電源スイッチ34を操作する都度、上述の動作を繰り返すことができる。
制御部40は、所定の制御プログラムを記憶するROM(readonly memory)42と、ROM42に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)41と、CPU41が動作に必要となる各種データや印字に必要な印字データ、印字フォーマットなどを記憶するRAM(random access memory)43と、ステッピングモータ44にパルス信号を供給し、ステッピングモータ44を回転させるプラテン制御回路45と、CPU41から供給される印字すべき文字、図形、およびバーコードなどの印字データに対応する制御信号を生成し、サーマルヘッド8に供給し、印字動作を行わせるヘッド制御回路46と、CPU41の制御下、ピッチ検出センサー10として反射式センサー12の受発光部14の発光素子14aを制御し、光を出射させるとともに、受光部14bから出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換してピッチ検出データとしてCPU41に供給するセンサー制御回路47と、CPU41の制御下、ソレノイド23に起動信号を供給し、作動軸24を制御するエアー制御回路48と、パソコン53からの情報をCPU41に供給するインタフェース49と、インタフェース50を介して各種情報を表示するための表示部51と、各種データやコマンドを入力するための操作部52が接続され、操作部52からの各種データやコマンドはインタフェース50を介してCPU41に供給されるとともに、CPU41からの情報を表示部51に表示されるようにしてある。
次に、サーマルプリンタ1の動作について説明する。
サーマルプリンタ1の電源スイッチ34を開成から閉成に操作することにより、制御部40が駆動し、エアー制御回路48を介してソレノイド23に起動信号が供給される。
ソレノイド23は、起動信号を受けて作動軸24を突出する方向に移動(図3中、矢印A方向)して、作動軸24がノズル22を押圧することができる。
ノズル22が押圧されることにより。エアー本体21からエアーがノズル22およびエアー供給筒20を介してエアー吹出口19からエアーを吹き付けすることができる。
エアー吹出口19から吹き出したエアーは、下側取付け部11aの内側面11dに沿って吹き付けられるので、内側面11dに付着された紙粉や埃などをセンサー取付本体11から吹き飛ばすことができる。このように、印字作業する前に紙粉や埃によるセンサーの検出感度ないし性能が低下することがない。
また、印字作業の開始前に電源切換スイッチ34の操作に伴って、ピッチ検出センサー10の清掃作業を行うことができるので、サーマルプリンタ1のオペレータは、ピッチ検出センサー10の清掃作業を意識することがなくオペレータの負担を軽減することができる。
サーマルプリンタ1の電源スイッチ34を開成から閉成に操作することにより、制御部40が駆動し、エアー制御回路48を介してソレノイド23に起動信号が供給される。
ソレノイド23は、起動信号を受けて作動軸24を突出する方向に移動(図3中、矢印A方向)して、作動軸24がノズル22を押圧することができる。
ノズル22が押圧されることにより。エアー本体21からエアーがノズル22およびエアー供給筒20を介してエアー吹出口19からエアーを吹き付けすることができる。
エアー吹出口19から吹き出したエアーは、下側取付け部11aの内側面11dに沿って吹き付けられるので、内側面11dに付着された紙粉や埃などをセンサー取付本体11から吹き飛ばすことができる。このように、印字作業する前に紙粉や埃によるセンサーの検出感度ないし性能が低下することがない。
また、印字作業の開始前に電源切換スイッチ34の操作に伴って、ピッチ検出センサー10の清掃作業を行うことができるので、サーマルプリンタ1のオペレータは、ピッチ検出センサー10の清掃作業を意識することがなくオペレータの負担を軽減することができる。
エアー制御回路48からソレノイド23に起動信号が所定の時間継続して信号を供給することができる。起動信号が所定の時間継続されている間は、エアー吹出口19からのエアーを吹き付けることができる。
所定の時間後に、起動信号が停止するとラベル連続体Pの移送が開始されて、ラベル連続体Pの位置検出マークMを読み取りラベル連続体Pの位置を確認して、所定の印字開始基準位置とすることができる。
このように、エアー吹き付け動作が停止した後に、ラベル連続体Pの移送が開始されるので、ラベル連続体Pの移送に影響をおよぼすことない。
所定の時間後に、起動信号が停止するとラベル連続体Pの移送が開始されて、ラベル連続体Pの位置検出マークMを読み取りラベル連続体Pの位置を確認して、所定の印字開始基準位置とすることができる。
このように、エアー吹き付け動作が停止した後に、ラベル連続体Pの移送が開始されるので、ラベル連続体Pの移送に影響をおよぼすことない。
尚、エアー吹出口19からエアーを吹き出す吹出時間(間隔)は、制御部40に設けたタイマー(図示せず)により任意に設定することができる。エアーの吹出時間は、好ましくは0.2秒乃至1.0秒の間隔で任意に操作部52の操作により設定することができる。
また、エアーの吹出時間を断続的に設定することができる。エアーの吹出時間を任意に設定できるようにしたので、印字発行量により、好ましいエアーの吹出時間を変更可能とすることができる。
ラベル連続体Pの印字発行動作中にエアーの吹き付けをすることがないので、ラベル連続体Pの移送に影響をおよぼすことない。
また、エアー吹出口19の位置をピッチ検出センサー10とラベル連続体Pとの間の臨む位置としたので、確実のピッチ検出素子を保護する保護カバーに付着した埃、紙粉の除去をすることができる。
また、エアーの吹出時間を断続的に設定することができる。エアーの吹出時間を任意に設定できるようにしたので、印字発行量により、好ましいエアーの吹出時間を変更可能とすることができる。
ラベル連続体Pの印字発行動作中にエアーの吹き付けをすることがないので、ラベル連続体Pの移送に影響をおよぼすことない。
また、エアー吹出口19の位置をピッチ検出センサー10とラベル連続体Pとの間の臨む位置としたので、確実のピッチ検出素子を保護する保護カバーに付着した埃、紙粉の除去をすることができる。
この実施の形態のピッチ検出部には、反射式センサーと透過式センサーとを設けた例で説明したが、何れか一方のセンサーを設けることができる。
尚、透過式センサーを設けた場合には、ラベル片とラベル片との間の台紙の厚みとラベル片と台紙の厚みの検出量に基づいて印字媒体の位置を特定することができる。
また、ピッチ検出センサーを含め光学的検出センサーであれば何れのセンサーであってもよい。
尚、透過式センサーを設けた場合には、ラベル片とラベル片との間の台紙の厚みとラベル片と台紙の厚みの検出量に基づいて印字媒体の位置を特定することができる。
また、ピッチ検出センサーを含め光学的検出センサーであれば何れのセンサーであってもよい。
この実施の形態では、各構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施するうえで好適な数、位置、形状等にすることができる。本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
1 サーマルプリンタ
2 用紙供給部
3 ピッチ検出部(ピッチ検出手段)
4 印字部(印字手段)
5 エアー供給部
10 ピッチ検出センサー
11 センサー取付本体
11a 下側取付け部材
11b 上側取付け部材
11c 連結部材
11d 内側面
12 反射式センサー
13 透過式センサー
14 受発光部
14a 発光素子(ピッチ検出素子)
14b 受光素子(ピッチ検出素子)
15 発光素子(ピッチ検出素子)
16 受光素子(ピッチ検出素子)
17 検出窓
18 保護カバー
19 エアー吹出口(エアー吹付手段)
20 エアー供給菅
21 エアースプレー本体
22 ソレノイド(押圧手段)
32 移送路
33 中間フレーム
34 電源スイッチ(電源切換手段)
40 制御部(制御手段)
48 エアー制御回路(エアー制御手段)
60 サーマルプリンタ(従来)
61 用紙検出センサー(従来)
D 帯状の台紙
L ラベル
P ラベル連続体(印字媒体)
2 用紙供給部
3 ピッチ検出部(ピッチ検出手段)
4 印字部(印字手段)
5 エアー供給部
10 ピッチ検出センサー
11 センサー取付本体
11a 下側取付け部材
11b 上側取付け部材
11c 連結部材
11d 内側面
12 反射式センサー
13 透過式センサー
14 受発光部
14a 発光素子(ピッチ検出素子)
14b 受光素子(ピッチ検出素子)
15 発光素子(ピッチ検出素子)
16 受光素子(ピッチ検出素子)
17 検出窓
18 保護カバー
19 エアー吹出口(エアー吹付手段)
20 エアー供給菅
21 エアースプレー本体
22 ソレノイド(押圧手段)
32 移送路
33 中間フレーム
34 電源スイッチ(電源切換手段)
40 制御部(制御手段)
48 エアー制御回路(エアー制御手段)
60 サーマルプリンタ(従来)
61 用紙検出センサー(従来)
D 帯状の台紙
L ラベル
P ラベル連続体(印字媒体)
Claims (4)
- 印字媒体に印字する印字手段と、前記印字媒体のピッチを検出するピッチ検出手段と、前記印字手段および前記ピッチ検出手段を制御する制御手段と、を備え、この制御手段に電源を供給する電源スイッチと、を備えたプリンタにおいて、
前記ピッチ検出手段は、保護カバーを設けた検出窓と、この検出窓を介して前記印字媒体の位置を検出するピッチ検出素子と、を有し、
前記検出窓に向けてエアーを吹き付けるエアー吹付口を有したエアー吹付手段と、
前記電源手段の操作により、前記ピッチ検出センサーの前記検出窓に沿って前記エアー吹付手段によりエアー吹き付けるようにしたことを特徴とするプリンタ。 - 前記エアー吹付手段は、エアーを充填されたエアー本体および前記エアー吹付口に連接されたノズルと、
前記ノズルを押圧する押圧手段と、を設け、
前記電源スイッチの操作により、予め設定した吹付時間で前記押圧手段を駆動させて、前記エアー吹付口からエアーを吹き付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。 - 前記ピッチ検出手段は、上部取付け部材と下部取付け部材と連結部材とからなるコの字状の形状を有し、
前記下部取付け部材に配置された前記検出窓および前記ピッチ検出素子と、を備え、
前記印字媒体を前記上部取付け部材と、前記下部取付け部材との間に挿通可能とし、
前記連結部材に前記エアー吹付口を配置したことを特徴とする請求項1または2記載のプリンタ。 - 前記エアー吹付口を前記印字媒体と検出窓との間に臨ませるように前記連結部材に設けたことを特徴とする請求項3記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007041652A JP2008201059A (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007041652A JP2008201059A (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008201059A true JP2008201059A (ja) | 2008-09-04 |
Family
ID=39779022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007041652A Pending JP2008201059A (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008201059A (ja) |
-
2007
- 2007-02-22 JP JP2007041652A patent/JP2008201059A/ja active Pending
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