JP2008200868A - 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】情報処理装置としての画像形成装置において設定情報を入力するのに要する時間を低減させる。
【解決手段】画像形成装置の記憶部には、処理の内容に関連するパラメータの組み合わせによってそれぞれ構成された複数の設定情報と、各々の前記設定情報に基づいて実行される処理の内容を表したメッセージ情報とが対応付けられている。制御部は、記憶部に記憶されている複数のメッセージ情報に基づいて、処理の内容を表すメッセージを表示操作部に表示させる。表示操作部は、表示された複数のメッセージのうちいずれかを指定する操作を受け付け、制御部は、その操作によって指定されたメッセージ情報に対応付けられて記憶部に記憶されている設定情報を特定し、特定された設定情報に基づいて処理部に処理を実行させる。
【選択図】図8
【解決手段】画像形成装置の記憶部には、処理の内容に関連するパラメータの組み合わせによってそれぞれ構成された複数の設定情報と、各々の前記設定情報に基づいて実行される処理の内容を表したメッセージ情報とが対応付けられている。制御部は、記憶部に記憶されている複数のメッセージ情報に基づいて、処理の内容を表すメッセージを表示操作部に表示させる。表示操作部は、表示された複数のメッセージのうちいずれかを指定する操作を受け付け、制御部は、その操作によって指定されたメッセージ情報に対応付けられて記憶部に記憶されている設定情報を特定し、特定された設定情報に基づいて処理部に処理を実行させる。
【選択図】図8
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理システム及びプログラムに関する。
プリンタ装置や複写機などの情報処理装置においては、タッチパネルなどの表示手段に設定画面を表示させ、処理を行うための設定情報の入力を受け付けると、その入力された設定情報に基づいて処理を実行する。例えば、用紙のサイズがA4で片面のカラー印刷、という設定情報が入力された場合には、情報処理装置はそのとおりA4サイズの用紙の片面にカラー画像を形成する。特許文献1〜3には、この種の設定情報を入力するための操作性を向上させるための技術が開示されている。
特開平05−181337号公報
特開2003−345506号公報
特開2004−282401号公報
操作性を向上させるための技術の一つとして、予め想定し得る設定情報をいくつも登録しておき、その設定情報の詳細を記した一覧リストの中から操作者に所望のものを選択させ、選択された設定情報を用いて処理を行うという技術がある。しかしながら、この方法では、ユーザが設定情報の詳細を逐一確認しながら、その一覧中で所望する設定情報を探し出す必要があるため、相当の時間を要する場合がある。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、情報処理装置において設定情報を入力するのに要する時間を低減させることにある。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、情報処理装置において設定情報を入力するのに要する時間を低減させることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、処理の内容に関連するパラメータの組み合わせによってそれぞれ構成された複数の設定情報と、各々の前記設定情報に基づいて実行される処理の内容乃至特徴を表したメッセージ情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている複数のメッセージ情報を表示手段に表示させ、表示された複数のメッセージ情報のうちいずれかを指定する操作がなされると、当該操作によって指定されたメッセージ情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されている前記設定情報を特定する設定情報特定手段と、前記設定情報特定手段によって特定された設定情報に含まれる複数の前記パラメータを表示手段に表示させ、表示されたパラメータのうちいずれかを指定してそのパラメータの内容を変更する操作がなされると、当該操作に応じて、前記表示手段に表示されているパラメータの内容を変更するパラメータ変更手段と、前記設定情報特定手段によって特定された設定情報、又は、前記パラメータ変更手段によってパラメータの内容が変更された設定情報に基づいて処理を実行する処理手段とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
また、正常に処理が実行されないパラメータの組み合わせとして、予め指定されたパラ
メータの組み合わせを記憶する競合情報記憶手段を備え、前記パラメータ変更手段は、前記操作に応じて内容が変更されたパラメータが前記競合情報記憶手段に記憶されている場合には、内容が変更されたパラメータと組み合わせられて前記競合情報記憶手段により記憶されているパラメータを表示手段に表示させて当該パラメータを変更するよう促し、当該パラメータの内容を変更する操作に応じて、前記表示手段に表示されているパラメータの内容を変更することが望ましい。
メータの組み合わせを記憶する競合情報記憶手段を備え、前記パラメータ変更手段は、前記操作に応じて内容が変更されたパラメータが前記競合情報記憶手段に記憶されている場合には、内容が変更されたパラメータと組み合わせられて前記競合情報記憶手段により記憶されているパラメータを表示手段に表示させて当該パラメータを変更するよう促し、当該パラメータの内容を変更する操作に応じて、前記表示手段に表示されているパラメータの内容を変更することが望ましい。
さらに、各々の前記パラメータと、当該パラメータを含む設定情報に基づいた処理が前記処理手段によって実行された頻度とをそれぞれ対応付けて記憶する頻度記憶手段を備え、前記パラメータ変更手段は、前記頻度記憶手段に記憶された頻度が高い順に前記パラメータを並べて前記表示手段に表示させることが望ましい。
前記メッセージ情報には、前記設定情報に基づいて処理が実行される際に消費される電力量に関連するメッセージ情報が、前記処理の内容乃至特徴を表したメッセージ情報として含まれていることが望ましい。
前記処理手段は、前記設定情報に基づいて、画像データに応じた画像を形成するための処理を実行することが望ましい。
また、本発明は、第1の装置と、第2の装置とを備え、前記第1の装置は、処理の内容に関連するパラメータの組み合わせによってそれぞれ構成された複数の設定情報と、各々の前記設定情報に基づいて実行される処理の内容乃至特徴を表したメッセージ情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている複数のメッセージ情報を表示手段に表示させ、表示された複数のメッセージ情報のうちいずれかを指定する操作がなされると、当該操作によって指定されたメッセージ情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されている前記設定情報を特定する設定情報特定手段と、前記設定情報特定手段によって特定された設定情報に含まれる複数の前記パラメータを表示手段に表示させ、表示されたパラメータのうちいずれかを指定してそのパラメータの内容を変更する操作がなされると、当該操作に応じて、前記表示手段に表示されているパラメータの内容を変更するパラメータ変更手段とを備え、前記第2の装置は、前記設定情報特定手段によって特定された設定情報、又は、前記パラメータ変更手段によってパラメータの内容が変更された設定情報を前記第1の装置から取得して、当該設定情報に基づいて処理を実行する処理手段を備えることを特徴とする情報処理システムを提供する。
さらに、本発明は、コンピュータを、処理の内容に関連するパラメータの組み合わせによってそれぞれ構成された複数の設定情報と、各々の前記設定情報に基づいて実行される処理の内容乃至特徴を表したメッセージ情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている複数のメッセージ情報を表示手段に表示させ、表示された複数のメッセージ情報のうちいずれかを指定する操作がなされると、当該操作によって指定されたメッセージ情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されている前記設定情報を特定する設定情報特定手段と、前記設定情報特定手段によって特定された設定情報に含まれる複数の前記パラメータを表示手段に表示させ、表示されたパラメータのうちいずれかを指定してそのパラメータの内容を変更する操作がなされると、当該操作に応じて、前記表示手段に表示されているパラメータの内容を変更するパラメータ変更手段と、前記設定情報特定手段によって特定された設定情報、又は、前記パラメータ変更手段によってパラメータの内容が変更された設定情報に基づいて処理を実行する処理手段として機能させるためのプログラムを提供する。
情報処理装置の操作において、設定情報を入力するのに要する時間が低減される。
[実施形態]
(1)構成
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の外観を示す図であり、図2は、画像形成装置1の構成を示すブロック図である。図1及び2に示すように、この画像形成装置1は、制御部10と、通信部11と、表示操作部12と、処理部13と、記憶部14とを備えている。制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えており、画像形成装置1の各部を制御する。ROMには、CPUが実行する基本的な制御プログラムが記憶されている。通信部11は、ネットワークを介して接続された外部装置とデータの送受信を行う。表示操作部12は、例えばタッチパネル式のディスプレイや各種の操作ボタン等を備えており、制御部10から供給される画像データに基づいて各種画像を表示すると共に、各種の処理を指示するための操作を受け付ける。
(1)構成
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の外観を示す図であり、図2は、画像形成装置1の構成を示すブロック図である。図1及び2に示すように、この画像形成装置1は、制御部10と、通信部11と、表示操作部12と、処理部13と、記憶部14とを備えている。制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えており、画像形成装置1の各部を制御する。ROMには、CPUが実行する基本的な制御プログラムが記憶されている。通信部11は、ネットワークを介して接続された外部装置とデータの送受信を行う。表示操作部12は、例えばタッチパネル式のディスプレイや各種の操作ボタン等を備えており、制御部10から供給される画像データに基づいて各種画像を表示すると共に、各種の処理を指示するための操作を受け付ける。
処理部13は、設定情報に基づいて各種の処理を実行する。これにより、スキャナ機能やコピー機能などを含む複数の機能が実現される。スキャナ機能は、プラテンガラス又は自動用紙送り部にセットされた用紙の画像を読み取り、読み取った画像を表す画像データを生成する機能である。コピー機能は、スキャナ機能によって生成された画像データに基づいて、用紙に画像を形成する機能である。
記憶部14は、例えばHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体である。この記憶部14には、設定テーブルTと、競合情報Nと、頻度情報Fとが記憶されている。
図3は、記憶部14に記憶されている設定テーブルTの一例を示す図である。同図に示すように、この設定テーブルTには、各々の処理の内容に関連するパラメータの組み合わせによってそれぞれ構成された複数の設定情報と、各々の設定情報に基づいて実行される処理の内容を表したメッセージ情報とが対応付けられている。この設定テーブルTには、処理部13が実行し得る全ての処理について、それぞれ対応する設定情報が設けられている。さらに、各設定情報には、各々の設定情報を識別するための識別情報と、各々の設定情報に基づいて実行される処理が実現する機能を表す機能情報とが対応付けられている。
図3は、記憶部14に記憶されている設定テーブルTの一例を示す図である。同図に示すように、この設定テーブルTには、各々の処理の内容に関連するパラメータの組み合わせによってそれぞれ構成された複数の設定情報と、各々の設定情報に基づいて実行される処理の内容を表したメッセージ情報とが対応付けられている。この設定テーブルTには、処理部13が実行し得る全ての処理について、それぞれ対応する設定情報が設けられている。さらに、各設定情報には、各々の設定情報を識別するための識別情報と、各々の設定情報に基づいて実行される処理が実現する機能を表す機能情報とが対応付けられている。
例えば、図に示す「jobA」という識別情報が割り当てられた設定情報を構成するパラメータには、「用紙選択(A4)」,「カラー(フルカラー)」,「両面/片面(片面→片面)」,「ブック両面(しない)」,「倍率選択(100%)」というパラメータが含まれている。さらに、この設定情報に基づいて実行される処理は、「コピー」機能を実現し、その処理の内容は「A4でコピーしたい」というメッセージ情報で表される。なお、各パラメータは、上位層のパラメータと下位層にパラメータから構成される階層構造をなしている。例えば「用紙選択」,「カラー」,「両面/片面」,「ブック両面」,「倍率選択」といったパラメータは上位層のパラメータである。そして、例えば「用紙選択」というパラメータには、「A4」や「B5」,「自動」といった下位層のパラメータが従属している。以下の説明では、各パラメータの内容を容易に視認できるように、上位層のパラメータに続けて括弧内に下位層のパラメータを表記する。すなわち、上述した「用紙選択(A4)」という表記は、「用紙選択」という上位層のパラメータと「A4」という下位層のパラメータから構成されるパラメータを表す記載である。また、図に示した設定テーブルTでは、各メッセージ情報には1又は2つの設定情報しか対応付けられていないが、実際には各メッセージ情報に多くの設定情報が対応付けられることになる。
続いて、図4は、記憶部14に記憶されている競合情報Nの一例を示す図である。同図に示すように、この競合情報Nは、正常に処理が実行されないパラメータの組み合わせとして、予め指定されたパラメータの組み合わせによって構成される。図の例では、「両面/片面(両面→両面)」というパラメータと「ブック両面(しない)」というパラメータとの組み合わせ、及び、「出力形式(TIFF)」というパラメータと「カラー(フルカラー)」というパラメータとの組み合わせが、競合情報Nとして記憶されている。「両面/片面(両面→両面)」というパラメータからなる処理と「ブック両面(しない)」というパラメータからなる処理は同時には実行しえないし、「出力形式(TIFF)」というパラメータからなる処理と「カラー(フルカラー)」というパラメータからなる処理も同時には実行しえないからである。
続いて、図5は、記憶部14に記憶されている頻度情報Fの一例を示す図である。同図に示すように、この頻度情報Fは、設定情報を構成する各々のパラメータと、そのパラメータを含む設定情報に基づいた処理が処理部13によって実行された回数を表す実行回数とをそれぞれ対応付けたものである。この図では、「用紙選択(A4)」というパラメータを含む設定情報に基づいた処理が「98」回実行され、「カラー(フルカラー)」というパラメータを含む設定情報に基づいた処理が「100」回、「両面/片面(片面→片面)」というパラメータを含む設定情報に基づいた処理が「80」回、「ブック両面(しない)」というパラメータを含む設定情報に基づいた処理が「79」回実行された例が示されている。この頻度情報Fは、処理部13によって処理が実行される度に、実行された処理の内容に関連する各パラメータに対応付けられている実行回数が1ずつ増やされるようになっている。
(2)動作
次に、図6に示すフロー図を参照して、本実施形態の動作の説明を行う。
画像形成装置1のユーザによって処理を指示する操作が行われていない間、制御部10は、図7に示すメニュー画面P1を表示操作部12に表示させる(ステップS100)。このメニュー画面P1には、「コピー」,「スキャナ」,「FAX」という各機能を選択するためのボタンB10,B11,B12が配置されている。メニュー画面P1において、ユーザにより表示操作部12が操作されて、例えば「コピー」という機能を選択するためのボタンB10が押されると(ステップS110:YES)、制御部10は、記憶部14に記憶されている設定テーブルTを参照して、選択された機能を表す機能情報に対応付けられたメッセージ情報を特定する。この例では、図3に示した設定テーブルTにおいて、「コピー」という機能情報に対応付けられた「A4でコピーしたい」,「カラーでコピーしたい」,「薄めでコピーしたい」などのメッセージ情報が特定される。
次に、図6に示すフロー図を参照して、本実施形態の動作の説明を行う。
画像形成装置1のユーザによって処理を指示する操作が行われていない間、制御部10は、図7に示すメニュー画面P1を表示操作部12に表示させる(ステップS100)。このメニュー画面P1には、「コピー」,「スキャナ」,「FAX」という各機能を選択するためのボタンB10,B11,B12が配置されている。メニュー画面P1において、ユーザにより表示操作部12が操作されて、例えば「コピー」という機能を選択するためのボタンB10が押されると(ステップS110:YES)、制御部10は、記憶部14に記憶されている設定テーブルTを参照して、選択された機能を表す機能情報に対応付けられたメッセージ情報を特定する。この例では、図3に示した設定テーブルTにおいて、「コピー」という機能情報に対応付けられた「A4でコピーしたい」,「カラーでコピーしたい」,「薄めでコピーしたい」などのメッセージ情報が特定される。
続いて、制御部10は、特定したメッセージ情報に基づいて、図8に示すメッセージ指定画面P2を表示操作部12に表示させる(ステップS120)。このメッセージ指定画面P2には、「A4でコピーしたい」,「カラーでコピーしたい」,「薄めでコピーしたい」という各々のメッセージと、各メッセージに対応するメッセージ情報を指定するためのボタンB20,B21,B22が配置されている。また、このメッセージ指定画面P2の右方には、表示領域のサイズとの兼ね合いで配置し切れなかったメッセージを表示させるためのスクロールバーが設けられている。表示操作部12が操作されて、このスクロールバーが上下に移動されると、次に控えるメッセージが表示されるようになる。
このメッセージ指定画面P2において、表示操作部12が操作されて、例えば「A4でコピーしたい」というメッセージに対応するメッセージ情報を指定するためのボタンB20が押されたとする(ステップS130:YES)。すると、制御部10は、記憶部14に記憶されている設定テーブルTを参照して、その操作によって指定されたメッセージ情報に対応付けられた設定情報を特定する(ステップS140)。この例では、図3に示した設定テーブルTにおいて、「A4でコピーしたい」というメッセージ情報に対応付けられた「jobA」,「jobB」などの設定情報が特定される。
続いて、制御部10は、特定した設定情報に基づいて、図9に示すパラメータ表示画面P3を表示操作部12に表示させる(ステップS150)。このパラメータ表示画面P3には、特定した設定情報のうちの「jobA」という設定情報について、その設定情報に含まれる「用紙選択(A4)」,「カラー(フルカラー)」,「両面/片面(片面→片面)」,「ブック両面(しない)」,「倍率選択(100%)」という各々のパラメータを指定するためのボタンB30,B31,B32,B33,B34が配置されている。ユーザは、パラメータにおける下位層のパラメータの内容を変更するときに、このボタンを押す操作を行って、変更したいパラメータを指定することになる。また、ユーザが表示操作部12を操作して、「次へ」というボタンB36又は「戻る」というボタンB35を押すと、ステップS140において特定された他の設定情報が1つずつ表示操作部12に表示されるようになっている。例えば、パラメータ表示画面P3において、表示操作部12が操作されて、「次へ」というボタンB36が押されると、「jobB」という設定情報に含まれる各々のパラメータを指定するための画面が表示されるようになる。
このパラメータ表示画面P3において、パラメータを指定するためのボタンが押されないまま(ステップS160:NO)、処理の実行を指示するためのスタートボタンが押されたとする。すると、制御部10は、処理の実行指示を受け付け(ステップS170)、ステップS140において特定された設定情報に基づいて、処理部13に処理を実行させる(ステップS180)。この例では、「jobA」という設定情報に基づいて、A4サイズの用紙の片面に倍率100%のカラーの画像を形成する処理が処理部13によって実行される。
これに対し、図9に示したパラメータ表示画面P3において、表示操作部12が操作されて、例えば「倍率選択(100%)」というパラメータを指定するためのボタンB34が押されたとする(ステップS160:YES)。すると、制御部10は、記憶部14に記憶されている競合情報Nを参照して、指定されたパラメータと競合するパラメータがあるかを判定する(ステップS190)。この例では、指定された「倍率選択(100%)」というパラメータにおける「倍率選択」という上位層のパラメータが、図4に示した競合情報Nとして記憶されているか否かが判断される。これは、「倍率選択(100%)」というパラメータにおいて、下位層の「100%」というパラメータが変更されることによって競合し得るパラメータがあるかを判定するためである。
図4に示した競合情報Nには、「倍率選択」という上位層のパラメータによって構成されるパラメータが含まれていないため、制御部10は、競合するパラメータはないと判断することになる(ステップS190:NO)。次いで、制御部10は、ステップS140において特定された設定情報に含まれるパラメータのうち、ステップS160において指定されたパラメータを除いたパラメータを特定する。そして、制御部10は、記憶部14に記憶されている頻度情報Fを参照して、特定したパラメータを実行回数が多い順に並べる。この例では、「jobA」という設定情報に含まれるパラメータから「倍率選択(100%)」というパラメータを除いた、「用紙選択(A4)」,「カラー(フルカラー)」,「両面/片面(片面→片面)」,「ブック両面(しない)」というパラメータが特定される。そして、特定されたパラメータが、図5に示した頻度情報Fにおいて実行回数が多い順番、すなわち「カラー(フルカラー)」→「用紙選択(A4)」→「両面/片面(片面→片面)」→「ブック両面(しない)」という順番に並べられる。制御部10は、ステップS160において指定されたパラメータの内容を変更するための画像と、実行回数が多い順番に並べた各パラメータの内容を変更するための画像とをパラメータ変更画面として表示操作部12に表示させる(ステップS200)。
図10は、ステップS200において表示されるパラメータ変更画面P4を示す図である。このパラメータ変更画面P4には、ステップS160において指定された「倍率選択(100%)」というパラメータの内容を変更するための画像C40が配置されている。さらに、このパラメータ変更画面P4には、実行回数が最も多い「カラー(フルカラー)」というパラメータの内容を変更するための画像C41、実行回数がその次に多い「用紙選択(A4)」というパラメータの内容を設定するための画像C42が順に並べられている。なお、この図の例では、順番が低い「両面/片面(片面→片面)」,「ブック両面(しない)」というパラメータの内容を変更するための画像については、表示領域とのサイズの兼ね合いで表示し切れないため、表示していない。
このパラメータ変更画面P4において、表示操作部12が操作されて、例えば「倍率選択(100%)」というパラメータを「倍率選択(70%)」というパラメータに変更する操作がなされ、さらに「カラー(フルカラー)」というパラメータを「カラー(白黒)」というパラメータに変更する操作がなされたとする(ステップS210:YES)。そして、処理の実行を指示するためのスタートボタンが押されたとすると、ステップS170では、処理の実行指示が受け付けられる。そして、ステップS180では、ステップS210においてパラメータの内容が変更された設定情報に基づいて、処理が実行される。この例では、A4サイズの用紙の片面に倍率70%の白黒の画像を形成する処理が実行される。
一方、図9に示したパラメータ表示画面P3において、表示操作部12が操作されて、例えば「両面/片面(片面→片面)」というパラメータを指定するためのボタンB32が押されたとする(ステップS160:YES)。次いで、ステップS190では、指定された「両面/片面(片面→片面)」というパラメータにおける「両面/片面」という上位層のパラメータが、図4に示した競合情報Nとして記憶されているか否かが判断される。この例では、「両面/片面」という上位層のパラメータによって構成される「両面/片面(両面→両面)」というパラメータと「ブック両面(しない)」というパラメータの組み合わせが競合情報Nに含まれているため、制御部10は、競合するパラメータがあると判断することになる(ステップS190:YES)。この場合、制御部10は、ステップS160において指定されたパラメータの内容を変更するための画像と、競合するパラメータの内容を変更するための画像とを競合パラメータ変更画面として表示操作部12に表示させる(ステップS220)。
図11は、ステップS220において表示される競合パラメータ変更画面P5を示す図である。このパラメータ変更画面P5には、ステップS160において指定された「両面/片面(片面→片面)」というパラメータの内容を変更するための画像C50と、競合する「ブック両面(しない)」というパラメータの内容を変更するための画像C51とが配置されている。つまり、この競合パラメータ変更画面P5によって、正常に処理が実行されないパラメータを変更するようユーザに促している。この競合パラメータ変更画面P5では、表示操作部12が操作されて、「両面/片面(片面→片面)」というパラメータが「両面/片面(両面→両面)」というパラメータに変更された場合には、競合する「ブック両面(しない)」というパラメータが選択できないようになっている。
この競合パラメータ変更画面P5において、表示操作部12が操作されて、例えば「両面/片面(片面→片面)」というパラメータを「両面/片面(両面→両面)」というパラメータに変更する操作がなされたとする。すると、「ブック両面(しない)」というパラメータが選択できなくなるため、「ブック両面(しない)」というパラメータが「ブック両面(する)」というパラメータに変更されることになる(ステップS210:YES)。そして、処理の実行を指示するためのスタートボタンが押されたとすると、ステップS170では、処理の実行指示が受け付けられる。そして、ステップS180では、ステップS210においてパラメータの内容が変更された設定情報に基づいて、処理が実行される。この例では、A4サイズの用紙の両面に倍率100%のカラーの画像をブック両面の形式で形成する処理が実行される。
以上説明した実施形態によれば、処理の内容を表したメッセージを指定すると、指定したメッセージに対応する設定情報が表示されるため、所望の処理を行うための設定情報を入力する時間を低減させることができる。また、設定情報に含まれるパラメータの内容の一部を変更したいときには、それを直ちに変更することができるから、これにより、所望の処理を行うための設定情報を入力する時間を低減させる効果がある。さらに、設定情報に含まれるパラメータの内容を変更することによって、競合するパラメータの組み合わせになってしまう場合には、競合するパラメータの変更を促す画像を表示させている。これにより、正常に処理が実行されないパラメータの組み合わせを含む設定情報が指定されるのを防ぐことができる。
[変形例]
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を適宜組み合わせてもよい。
(1)上記実施形態においては、図7に示したメニュー画面P1において、「コピー」という機能が選択された例を挙げて説明を行ったが、それ以外の機能が選択された場合であっても、上述した実施形態と同様の処理が行われる。例えば、メニュー画面P1において、「スキャナ」という機能を選択するためのボタンB11が押されると(ステップS110:YES)、制御部10は、図3に示した設定テーブルTを参照して「スキャナ」という機能情報に対応付けられた「400dpiでスキャンしたい」などのメッセージ情報を特定する。そして、ステップS120では、特定したメッセージ情報に基づいて、図12に示すメッセージ指定画面P6を表示操作部12に表示させる。このメッセージ指定画面P6には、特定した「400dpiでスキャンしたい」などのメッセージ情報に応じたメッセージと、各メッセージを指定するためのボタンが配置されている。
このメッセージ指定画面P6において、表示操作部12が操作されて、例えば「400dpiでスキャンしたい」というメッセージ情報を指定するためのボタンB60が押されたとすると(ステップS130:YES)、ステップS140では、図3に示した設定テーブルTにおいて、「400dpiでスキャンしたい」というメッセージ情報に対応付けられた「jobE」などの設定情報が特定される。そして、ステップS150では、特定した設定情報に基づいて、図13に示すパラメータ表示画面P7が表示操作部12に表示される。このパラメータ表示画面P7には、特定した設定情報のうちの「jobE」という設定情報について、その設定情報に含まれる「解像度(400dpi)」,「カラー(フルカラー)」,「用紙選択(B5)」,「出力形式(JPEG)」,「ページ連写(しない)」という各々のパラメータを指定するためのボタンが配置されている。
このメッセージ指定画面P7において、表示操作部12が操作されて、例えば「出力形式(JPEG)」というパラメータを指定するためのボタンB70が押されたとする(ステップS160:YES)。すると、ステップS190では、指定された「出力形式(JPEG)」というパラメータにおける「出力形式」という上位層のパラメータが、図4に示した競合情報Nとして記憶されているか否かが判断される。この例では、「出力形式」という上位層のパラメータによって構成される「出力形式(TIFF)」というパラメータと「カラー(フルカラー)」というパラメータの組み合わせが競合情報Nに含まれているため、競合するパラメータがあると判断されることになる(ステップS190:YES)。
すると、ステップS220では、図14に示す競合パラメータ変更画面P8が表示操作部12に表示される。この競合パラメータ変更画面P8には、ステップS160において指定された「出力形式(JPEG)」というパラメータの内容を変更するための画像と、競合する「カラー(フルカラー)」というパラメータの内容を変更するための画像とが配置されている。この競合パラメータ変更画面P8では、表示操作部12が操作されて、「出力形式(JPEG)」というパラメータが「出力形式(TIFF)」というパラメータに変更された場合には、競合する「カラー(フルカラー)」というパラメータが選択できないようになっている。このように、ユーザによりコピー以外の機能が選択された場合であっても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を適宜組み合わせてもよい。
(1)上記実施形態においては、図7に示したメニュー画面P1において、「コピー」という機能が選択された例を挙げて説明を行ったが、それ以外の機能が選択された場合であっても、上述した実施形態と同様の処理が行われる。例えば、メニュー画面P1において、「スキャナ」という機能を選択するためのボタンB11が押されると(ステップS110:YES)、制御部10は、図3に示した設定テーブルTを参照して「スキャナ」という機能情報に対応付けられた「400dpiでスキャンしたい」などのメッセージ情報を特定する。そして、ステップS120では、特定したメッセージ情報に基づいて、図12に示すメッセージ指定画面P6を表示操作部12に表示させる。このメッセージ指定画面P6には、特定した「400dpiでスキャンしたい」などのメッセージ情報に応じたメッセージと、各メッセージを指定するためのボタンが配置されている。
このメッセージ指定画面P6において、表示操作部12が操作されて、例えば「400dpiでスキャンしたい」というメッセージ情報を指定するためのボタンB60が押されたとすると(ステップS130:YES)、ステップS140では、図3に示した設定テーブルTにおいて、「400dpiでスキャンしたい」というメッセージ情報に対応付けられた「jobE」などの設定情報が特定される。そして、ステップS150では、特定した設定情報に基づいて、図13に示すパラメータ表示画面P7が表示操作部12に表示される。このパラメータ表示画面P7には、特定した設定情報のうちの「jobE」という設定情報について、その設定情報に含まれる「解像度(400dpi)」,「カラー(フルカラー)」,「用紙選択(B5)」,「出力形式(JPEG)」,「ページ連写(しない)」という各々のパラメータを指定するためのボタンが配置されている。
このメッセージ指定画面P7において、表示操作部12が操作されて、例えば「出力形式(JPEG)」というパラメータを指定するためのボタンB70が押されたとする(ステップS160:YES)。すると、ステップS190では、指定された「出力形式(JPEG)」というパラメータにおける「出力形式」という上位層のパラメータが、図4に示した競合情報Nとして記憶されているか否かが判断される。この例では、「出力形式」という上位層のパラメータによって構成される「出力形式(TIFF)」というパラメータと「カラー(フルカラー)」というパラメータの組み合わせが競合情報Nに含まれているため、競合するパラメータがあると判断されることになる(ステップS190:YES)。
すると、ステップS220では、図14に示す競合パラメータ変更画面P8が表示操作部12に表示される。この競合パラメータ変更画面P8には、ステップS160において指定された「出力形式(JPEG)」というパラメータの内容を変更するための画像と、競合する「カラー(フルカラー)」というパラメータの内容を変更するための画像とが配置されている。この競合パラメータ変更画面P8では、表示操作部12が操作されて、「出力形式(JPEG)」というパラメータが「出力形式(TIFF)」というパラメータに変更された場合には、競合する「カラー(フルカラー)」というパラメータが選択できないようになっている。このように、ユーザによりコピー以外の機能が選択された場合であっても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
(2)上記実施形態においては、「コピー」や「スキャナ」といった機能を有する画像形成装置1の例を挙げて説明を行ったが、本発明が適用される装置はこれに限らない。例えば、画像形成装置1とネットワークを介して接続された、端末装置などの情報処理装置であってもよい。その場合、設定テーブルTには、プリンタとして機能する画像形成装置1が実行し得る全ての処理について、それぞれ対応する設定情報が設けられる。また、頻度情報Fには、各々のパラメータと、そのパラメータを含む設定情報に基づいた処理を画像形成装置1に対して指示した回数を表す指示回数とがそれぞれ対応付けられる。そして、上述したステップ120以降の処理が行われて、ステップS170において実行指示を受け付けると、ステップS140において特定された設定情報又はステップS210において変更されたパラメータを含む設定情報と画像データとを画像形成装置1に送信する。画像形成装置1の制御部10は、送信されてきた設定情報と画像データとを通信部11を用いて受信し、画像を形成する処理を実行する。このような構成であっても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
(3)上記実施形態においては、画像形成装置1が制御部10と表示操作部12と処理部13と記憶部14という構成を備えていたが、これらの各構成を複数の装置に分散させてもよい。例えば、端末装置を第1の装置とし、端末装置にネットワークを介して接続された画像形成装置1を第2の装置とする。そして、端末装置が、液晶ディスプレイなどの表示部と、キーボードやマウスなどの操作部と、制御部10と、記憶部14とを備え、画像形成装置1が処理部13を備える。この場合には、端末装置の制御部10が、記憶部14に記憶されている複数のメッセージ情報に基づいて複数のメッセージを表示部に表示させ、表示された複数のメッセージのうちいずれかを指定する操作が操作部を用いてなされると、その操作によって指定されたメッセージ情報に対応付けられて記憶部14に記憶されている設定情報を特定する。そして、制御部10は、特定した設定情報に含まれる複数のパラメータを表示部に表示させ表示されたパラメータのうちいずれかを指定してそのパラメータの内容を変更する操作が操作部を用いてなされると、その操作に応じて、表示部に表示されているパラメータの内容を変更する。画像形成装置1は、端末装置の制御部10によって特定された設定情報、又は、パラメータの内容が変更された設定情報を端末装置から取得して、取得した設定情報に基づいて処理を実行する。また、上述した第2の装置は、設定情報に基づいて処理を実行するサーバ装置であってもよい。
(4)上記実施形態において、設定テーブルTには、複数の設定情報と、各々の設定情報に基づいて実行される処理の内容を表したメッセージ情報とが対応付けられていた。これに対し、設定テーブルTには、複数の設定情報と、各々の設定情報に基づいて実行される処理の特徴を表したメッセージ情報とが対応付けられていてもよい。例えば、この処理の特徴を表したメッセージ情報としては、設定情報に基づいて処理が実行される際に消費される電力量に関連する「省エネモード」というメッセージを表す情報がある。設定テーブルTにおいては、この「省エネモード」というメッセージ情報と、消費電力を省くことに貢献する「濃度(普通)」,「カラー(白黒)」,「用紙選択(再生紙)」,「Nup(しない)」,「倍率選択(100%)」というパラメータを含む設定情報とが対応付けられる。これにより、よりユーザのニーズに合致するメッセージを表示させることができる。
つまり、メッセージ情報は、設定情報に基づいて実行される処理の内容乃至特徴を表したものであれば、どのようなものであってもよい。
つまり、メッセージ情報は、設定情報に基づいて実行される処理の内容乃至特徴を表したものであれば、どのようなものであってもよい。
(5)上記実施形態において、競合情報Nには、正常に処理が実行されない2つのパラメータの組み合わせが含まれていたが、競合を起こす組み合わせであれば、3つのパラメータの組み合わせであってもよいし、それ以上の数のパラメータの組み合わせであってもよい。さらに、制御部10は、ステップS220において、記憶部14に記憶されている頻度情報Fを参照して、競合するパラメータを実行回数が多い順番に並べた各競合するパラメータの内容を変更するための画像を表示させてもよい。
(6)上記実施形態において、頻度情報Fは、各々のパラメータと、そのパラメータを含む設定情報に基づいた処理が実行された回数を表す実行回数とがそれぞれ対応付けられていた。これに対し、頻度情報Fは、各々のパラメータと、そのパラメータを含む設定情報に基づいた処理が実行された頻度、例えば全体の実行回数に対してどのくらいの割合で実行されているかを表す情報とをそれぞれ対応付けてもよい。また、所定のパラメータに対応付ける実行回数または頻度を表す情報に重み付けを行ってもよい。
(7)上記上述した画像形成装置1のCPUが実行するプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、RAMなどの記録媒体に記録した状態で提供し得る。
1…画像形成装置、10…制御部、11…通信部、12…表示操作部、13…処理部、14…記憶部、T…設定テーブル、N…競合情報、F…頻度情報。
Claims (7)
- 処理の内容に関連するパラメータの組み合わせによってそれぞれ構成された複数の設定情報と、各々の前記設定情報に基づいて実行される処理の内容乃至特徴を表したメッセージ情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている複数のメッセージ情報を表示手段に表示させ、表示された複数のメッセージ情報のうちいずれかを指定する操作がなされると、当該操作によって指定されたメッセージ情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されている前記設定情報を特定する設定情報特定手段と、
前記設定情報特定手段によって特定された設定情報に含まれる複数の前記パラメータを表示手段に表示させ、表示されたパラメータのうちいずれかを指定してそのパラメータの内容を変更する操作がなされると、当該操作に応じて、前記表示手段に表示されているパラメータの内容を変更するパラメータ変更手段と、
前記設定情報特定手段によって特定された設定情報、又は、前記パラメータ変更手段によってパラメータの内容が変更された設定情報に基づいて処理を実行する処理手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 正常に処理が実行されないパラメータの組み合わせとして、予め指定されたパラメータの組み合わせを記憶する競合情報記憶手段を備え、
前記パラメータ変更手段は、前記操作に応じて内容が変更されたパラメータが前記競合情報記憶手段に記憶されている場合には、内容が変更されたパラメータと組み合わせられて前記競合情報記憶手段により記憶されているパラメータを表示手段に表示させて当該パラメータを変更するよう促し、当該パラメータの内容を変更する操作に応じて、前記表示手段に表示されているパラメータの内容を変更する
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 各々の前記パラメータと、当該パラメータを含む設定情報に基づいた処理が前記処理手段によって実行された頻度とをそれぞれ対応付けて記憶する頻度記憶手段を備え、
前記パラメータ変更手段は、前記頻度記憶手段に記憶された頻度が高い順に前記パラメータを並べて前記表示手段に表示させる
ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。 - 前記メッセージ情報には、前記設定情報に基づいて処理が実行される際に消費される電力量に関連するメッセージ情報が、前記処理の内容乃至特徴を表したメッセージ情報として含まれている
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記処理手段は、前記設定情報に基づいて、画像データに応じた画像を形成するための処理を実行する
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 第1の装置と、第2の装置とを備え、
前記第1の装置は、
処理の内容に関連するパラメータの組み合わせによってそれぞれ構成された複数の設定情報と、各々の前記設定情報に基づいて実行される処理の内容乃至特徴を表したメッセージ情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている複数のメッセージ情報を表示手段に表示させ、表示された複数のメッセージ情報のうちいずれかを指定する操作がなされると、当該操作によって指定されたメッセージ情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されている前記設定情報を特定する設定情報特定手段と、
前記設定情報特定手段によって特定された設定情報に含まれる複数の前記パラメータを表示手段に表示させ、表示されたパラメータのうちいずれかを指定してそのパラメータの内容を変更する操作がなされると、当該操作に応じて、前記表示手段に表示されているパラメータの内容を変更するパラメータ変更手段とを備え、
前記第2の装置は、前記設定情報特定手段によって特定された設定情報、又は、前記パラメータ変更手段によってパラメータの内容が変更された設定情報を前記第1の装置から取得して、当該設定情報に基づいて処理を実行する処理手段を備える
ことを特徴とする情報処理システム。 - コンピュータを、
処理の内容に関連するパラメータの組み合わせによってそれぞれ構成された複数の設定情報と、各々の前記設定情報に基づいて実行される処理の内容乃至特徴を表したメッセージ情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている複数のメッセージ情報を表示手段に表示させ、表示された複数のメッセージ情報のうちいずれかを指定する操作がなされると、当該操作によって指定されたメッセージ情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されている前記設定情報を特定する設定情報特定手段と、
前記設定情報特定手段によって特定された設定情報に含まれる複数の前記パラメータを表示手段に表示させ、表示されたパラメータのうちいずれかを指定してそのパラメータの内容を変更する操作がなされると、当該操作に応じて、前記表示手段に表示されているパラメータの内容を変更するパラメータ変更手段と、
前記設定情報特定手段によって特定された設定情報、又は、前記パラメータ変更手段によってパラメータの内容が変更された設定情報に基づいて処理を実行する処理手段と
して機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007036014A JP2008200868A (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007036014A JP2008200868A (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム |
Publications (1)
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ID=39778861
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2008200868A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012148552A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-08-09 | Canon Marketing Japan Inc | 表示制御装置、制御方法、及びプログラム |
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2007
- 2007-02-16 JP JP2007036014A patent/JP2008200868A/ja not_active Withdrawn
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