JP2008200522A - 遊技盤の遊技部品取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない部品点数および簡明な構成で、遊技盤の前後に取り付けられる遊技部品を位置決めして取着可能な遊技部品取付構造を得る。
【解決手段】基板となる化粧板21の前面側に取り付けられる前面側遊技部品28にロック爪112及び係合部115を有する係合軸110を突出成型し、化粧板21には係合軸110を前面側から受容し外周面と係合して前面側遊技部品28を位置決めするとともに、ロック爪112と係合して前面側遊技部品を係止保持する係合部受容孔120を形成し、後面側遊技部品29には係合部115と係脱自在な係合受け部135を有する係合フランジ130を設ける。そして、化粧板21の前面側に前面側遊技部品28を取り付け後面側に露出した係合部115に、係合受け部135を係合させることにより、後面側遊技部品29が化粧板21の後面側で位置決めされるように遊技部品取付構造100を構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板となる板部材の前後面に遊技部品が取り付けられて構成される遊技盤の遊技部品取付構造に関する。
上記のような遊技盤を備える遊技機として、パチンコ機やアレンジボール機、雀球機などが広く知られている。この種の遊技機の代表例とされるパチンコ機では、前面に遊技領域を有する遊技盤が前枠上部に立設姿勢で収容保持され、この遊技盤に遊技球を打ち出してゲームを行うようになっている。遊技盤は、所定板厚の積層合板の表面にセルを貼り付けた化粧板(一般的に「ベニヤ」と称される)を基板とし、その前面側および後面側にそれぞれ遊技部品が取り付けられて構成される。
前面側遊技部品としては、それぞれ半円弧状に形成された内レールおよび外レール、これらの案内レールに囲まれた遊技領域の内側に取り付けられた多数本の遊技釘、風車、電動チューリップや大入賞口等の入賞具、画像表示装置の飾り枠、遊技領域の外側に取り付けられたレール飾りなどがあり、これらの各遊技部品が所定のゲージ設定に基づいて取り付けられている。また後面側遊技部品としては、画像表示装置の表示パネルや表示パネルを駆動する画像表示基板、化粧板の裏面側に排出されたアウト球およびセーフ球を案内する上下の球寄せカバーなどがある。遊技盤は、化粧板をルータ加工して入賞具やアウト口、装飾ランプ、画像表示装置などの取付孔を形成させた後、前面側遊技部品の取り付け、後面側遊技部品の取り付け、所要の電装作業を行って形成される。
ここで、前面側遊技部品と後面側遊技部品とは、化粧板を挟んで前後に整合して取り付ける必要がある。このため、従来では化粧板の一部に表裏共通する原点を定め、この原点を基準とした位置決め部を各遊技部品に対応して化粧板の前面および後面にそれぞれ形成するとともに、遊技部品側に位置決め部と係脱自在な被位置決め部を形成し、遊技部品側の被位置決め部を化粧板側の位置決め部に係合させて取り付けることにより前後の遊技部品の整合を確保していた。例えば、前面側遊技部品であるレール飾りでは、化粧板前面の所定位置に位置決め用のピン係合穴を穿設するとともに、レール飾りの背面側に後方に突出する位置決めピンを形成し、この位置決めピンをピン係合穴に嵌合させて位置決めを行っていた。また後面側遊技部品である球寄せカバーについても同様であり、化粧板後面の所定位置に位置決め用のピン係合穴を穿設するとともに、球寄せカバーの前面側に前方に突出する位置決めピンを形成し、この位置決めピンをピン係合穴に嵌合させて球寄せカバーの位置決めを行い、これによって前面側遊技部品との整合を図っていた。
また、例えば、後面側遊技部品である球寄せカバーについて、弾性変形可能な固定具を化粧板の後面に4カ所程度ねじ止めして配設する一方、球寄せカバーの四隅に固定具と嵌脱自在な円筒状の開孔を形成し、この開孔を固定具に嵌合させて球寄せカバーを取り付けることで、球寄せカバーの着脱を容易化した取付構造が考案されている(例えば、特許文献1を参照)。
実公平3−37654号公報
しかしながら、上記のような位置決めピンとピン係合穴との係合を利用した遊技部品の取付構造では、化粧板の前後面にそれぞれ遊技部品の取付数に応じたピン係合穴を穿設する必要があり、その穴数に応じた加工工数や検査工数、加工工具の保守点検工数等がかかるという問題があった。また、化粧板に形成されるこれらのピン係合穴は一般に小径であるうえ、遊技部品取付用のネジを案内するネジ導入穴と穴径および配設位置が近く、遊技部品が誤った位置に取り付けられてしまう場合があるという問題があった。さらに、例えば特許文献に記載されたような取付構造では、上記問題に加えて、部品点数や組み付け工数が増大し、製品コストが上昇してしまうという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みて成されたものであり、簡明な構成で上記諸問題を解決可能な遊技部品取付構造を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明は、基板となる板部材(例えば、実施形態における化粧板21)と、この板部材の前面側に取り付けられた前面側遊技部品と、板部材の後面側に取り付けられた後面側遊技部品とを有する遊技盤の遊技部品取付構造である。その上で、本発明の遊技部品取付構造は、前面側遊技部品(例えば、実施形態におけるレール飾り28)の後面側に後方に突出する係合軸が設けられて係合軸の後部に軸直行方向に弾性変形自在なロック爪が形成され、板部材には係合軸を前面側から受容し係合軸の外周面と係合して前面側遊技部品を板部材の板面に沿った盤面上の所定位置に位置決めするとともに、受容した係合軸の後部に形成されたロック爪及び係合軸の後端に形成された係合部を板部材の後面側に露出させる係合部受容孔が板部材の前後を貫通して形成され、後面側遊技部品(例えば、実施形態における球寄せカバー29)の前面側には係合部と嵌脱自在な係合受け部が設けられて、板部材の前面側から係合部受容孔に係合軸を挿入して前面側遊技部品の後面が板部材の前面に当接する近傍位置まで挿通させたときに、係合軸の外周面が係合部受容孔の内周面と係合し、ロック爪が板部材の後面側で拡開し板部材の後面と係合して前面側遊技部品が板部材の前面側の所定値に位置決めされた状態で係止保持され、板部材の後面側に露出状態で係止保持された前面側遊技部品の係合部に、板部材の後面側から係合受け部を嵌合させることによって、前面側遊技部品及び後面側遊技部品が板部材の前面側及び後面側で所定位置に位置決めされるように構成される。
なお、本発明において、後面側遊技部品に、後面側遊技部品が板部材の後面側に取り付けられた状態で板部材の後面に当接して配設される後方当接部(例えば、実施形態における球寄せカバー29の前端面)を設け、係合受け部には前面側遊技部品と後面側遊技部品とを連結する取付ネジの雄ネジ部を前後に挿通させるネジ挿通孔を形成するとともに、係合軸の後端側には取付ネジの雄ネジ部を受容するネジ受容部を係合軸の軸線に沿って形成する。そして板部材の後面側に露出状態で係止保持された係合部に係合受け部を嵌合し、係合受け部の後面側から取付ネジをネジ挿通孔に挿通してネジ受容部に締め込んだときに、前面側遊技部品の後面及び後面側遊技部品の後方当接部がそれぞれ板部材の前面及び後面に当接して板部材を前後に挟み込み、前面側遊技部品及び後面側遊技部品が板部材の前面側及び後面側の所定位置に位置決めされた状態でに固定されるように構成することが好ましい。
また、係合軸、係合部受容孔及び係合受け部が、前面側遊技部品、板部材及び後面側遊技部品の各対応位置に複数組設けられ、前面側遊技部品及び後面側遊技部品が板部材に複数個所で位置決めされるように構成することが好ましい。
このような構成の遊技部品取付構造では、基板となる板部材の前面側に取り付けられる前面側遊技部品に後方に突出する係合軸を設け、板部材には係合軸を前面側から受容し係合軸の外周面と係合して前面側遊技部品を板部材の板面に沿った盤面上の所定位置に位置決めするとともに、受容した係合軸の後部に形成されたロック爪及び後端に形成された係合部を板部材の後面側に露出させる係合部受容孔を形成し、後面側遊技部品には係合部と嵌脱自在な係合受け部を設けて、板部材の前面側から係合部受容孔に係合軸を挿入して板部材の後面側に露出した係合部に、後面側遊技部品の係合受け部を嵌合させることにより前面側遊技部品及び後面側遊技部品が板部材の前面側及び後面側で位置決めされるように遊技部品取付構造を構成する。このため、板部材の後面側には後面側遊技部品を位置決めするための構造(例えば従来技術における位置決め係合穴等)を穿設する必要がなく、その穴数に応じた加工工数や検査工数、加工工具の保守点検工数等を削減することができる。
また、板部材に形成された係合部受容孔に前面側遊技部品の係合軸を挿入して前面側遊技部品の後面が板部材の前面に当接する近傍位置まで挿通させたときに係合軸の外周面が係合部受容孔の内周面と係合して前面側遊技部品が位置決めされ、このように位置決めされた状態で板部材の後面側に露出した係合部に後面側遊技部品の係合受け部を係合させることで後面側遊技部品が直接位置決めされる構成のため、前後の遊技部品を高精度に整合させて取り付けることができるうえ、後面側遊技部品を誤った位置に位置決めして取り付けるような事態も生じ得ない。さらに、このような係合部が前面側遊技部品に設けられているため、板部材の裏面に固定部材を取着して構成した遊技部品取付構造のように部品点数や組み付け工数を増大させることもなく、簡明な構成で従来の諸問題を解決し得る遊技部品取付構造を提供することができる。
さらに、係合軸の後部に弾性変形自在なロック爪が形成されており、前面側遊技部品の後面が板部材の前面に当接する近傍位置まで挿通させたときに、ロック爪が板部材の後面側で拡開し板部材の後面と係合して前面側遊技部品が板部材の前面側の所定値に位置決めされた状態で係止保持されるため、係合軸を係合部受容孔に挿入するだけで前面側遊技部品が板部材の所定位置に位置決め保持され、ロック爪の作用により当該位置に仮支持させることができる。
なお、係合軸の後端側にネジ受容部、係合受け部にネジ挿通孔を設け、ネジ挿通孔を通して取付ネジをネジ受容部に締め込んだときに、前面側遊技部品の後面と後方当接部とが板部材を前後に挟み込んで、前面側遊技部品及び後面側遊技部品が板部材の前後面の所定位置に位置決めされた状態で固定されるような構成によれば、前面側遊技部品と後面側遊技部品とが板部材を挟み込むようにして緊密に締結されるため、前後の遊技部品が振動したりガタツキを生じたりすることがない。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。本発明に係る遊技部品取付構造を備えた遊技機の一例として、図1にパチンコ機PMの正面図を示し、図2に外枠を取り外して裏セット盤を開放した状態におけるパチンコ機PMの背面図を示しており、まずこの両図面を参照してパチンコ機PMの概要について説明する。
パチンコ機PMは、外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載用の前枠2が互いの正面左側に配設されたヒンジ機構3a,3bで横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、正面右側に設けられた施錠装置4を利用して常には外枠1と係合された閉鎖状態に保持される。
前枠2の前面上部には、前枠2の前面域に合わせた方形状のガラス扉5および上球皿6が正面左側に設けられたヒンジ機構で横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、正面右側に設けられた施錠装置4および球皿施錠装置を利用して前枠2の前面を覆う閉鎖状態に保持される。前枠2の前面下部には、下球皿7が設けられ、この下球皿7と並んで遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8が取り付けられている。
前枠2の上部には、ガラス扉5の背後に位置して遊技盤20を立設姿勢で収容する収容枠10が一体に成型され、この収容枠10に設けられたクランプレバー12,12…を利用して遊技盤20が着脱可能に収容保持され、常には閉鎖保持されるガラス扉5にその前面の遊技領域PAを臨ませている。
前枠2の前面側には上球皿6の背後に位置して遊技盤20と上下に整合し得る遊技補助盤が形成され、遊技球を遊技盤20に向けて発射する遊技球発射装置9や、ファール球を回収して下球皿7に流下させるファール球回収通路、遊技の展開状態に応じて効果音を発生させるスピーカなどが設けられている。
前枠2の裏側には裏セット盤30がヒンジ機構31,31を利用して着脱および横開き開閉可能に取り付けられている。裏セット盤30には、遊技球を貯留する球貯留タンクや、所定の入賞状態に基づいて遊技球を払い出す球払出装置、球払出装置から払い出された遊技球を上下の球皿6,7に導く払出通路34などの賞球機構、および遊技盤20から裏面側に排出されたアウト球およびセーフ球(これらをまとめて「遊技済み球」という)を集合させて遊技施設側の回収バケットに流下させる遊技済み球排出通路36が設けられている。裏セット盤30の裏面側には、これらの球通路の背後に位置して電源基盤や主制御基板、払出制御基板などの各種回路基盤が取り付けられ、これらの回路基板と電気・電子部品とが配線接続されて遊技可能に構成される。
パチンコ機PMは、ガラス扉5、上球皿6などが閉鎖施錠された状態で遊技に供され、上球皿6に遊技球を貯留させて発射ハンドル8を回動操作することにより遊技が開始される。発射ハンドル8が回動操作されると、上球皿6に貯留された遊技球が1球ずつ遊技球発射装置9に送り出され、揺動駆動されるハンマにより遊技領域PAに打ち出されてパチンコゲームが展開される。
このように概要構成されるパチンコ機PMにあって、遊技盤20は、遊技盤単体の正面図および背面図をそれぞれ図3(a)および(b)に示すように、基板となる化粧板21と、この化粧板21の前面側に取り付けられた前面側遊技部品と、化粧板21の後面側に取り付けられた後面側遊技部品とを有して構成される。
化粧板21は、板厚19mm程度の積層合板の表面に、このパチンコ機PMのテーマに合致した意匠を施したセル(絵柄シート)を貼り付け、多軸ボール盤による基準孔や位置決め孔の穿設、ゲージプレス機による遊技釘や役物取付ネジ等のガイド穴の形成、NCルータ加工機による外形加工および画像表示装置取付孔、入賞具取付孔、サイドランプ取付孔、アウト口などの穿設加工を行って形成される。
セルが貼り付けられた化粧板21の前面側に取り付けられる前面側遊技部品としては、内外の案内レール22(内レール22aおよび外レール22b)、これらの案内レール22に囲まれた略円形の遊技領域PAの内側に取り付けられた多数本の遊技釘および風車、電動チューリップや大入賞口等の各種入賞具24、画像表示装置25の周囲を飾る中央飾り25s、左右のサイドランプ26,26、アウト口27の周囲を飾るアウト口飾り27s、遊技領域PAの外側に取り付けられたレール飾り28などがある。
前面側遊技部品は、内外の案内レール22、遊技釘、風車等が自動打ち込み機により打ち込み固定された後、入賞具24、中央飾り25s、サイドランプ26、アウト口飾り27s、レール飾り28などが化粧板21に穿設された取付孔に装着され、各々ネジ固定されて取り付けられた後、次工程の後面側遊技部品の取付が行われる。
一方、化粧板21の後面側に取り付けられる後面側遊技部品としては、画像表示装置25における表示パネルや、この表示パネルを駆動する画像表示基板25p、各入賞具24を通って化粧板21の後面側に排出されたセーフ球、およびアウト口27を通って化粧板21の後面側に排出されたアウト球を化粧板21の背面に沿って下方に案内し、裏セット盤30の遊技済み球排出通路36に流下させる球寄せカバー29、各種電気配線を中継する中継基板やホールコンピュータ用の中継基板を取り付ける基板取付台座(本例では球寄せカバー29として兼用)などがあり、前面側遊技部品の取り付けに続いて各遊技部品が取り付けられ、遊技盤単体の完成検査の後、収容枠10に取り付けられる。
さて、このような構成の遊技盤20にあって、各図には前面側遊技部品であるレール飾り28および後面側遊技部品である球寄せカバー29に本発明に係る遊技部品取付構造を適用した例を示しており、以下、図4〜図7の各図を参照して第1実施例の遊技部品取付構造100について説明する。ここで、図4は遊技盤20の背面左上方の遊技部品取付構造100を示す背面図、図5はこの遊技部品取付構造100の分解斜視図、図6は遊技部品取付構造100における係合部の背面図(a),係合受け部の断面図(b),および係合受け部の正面図(c)、図7はレール飾り28と球寄せカバー29とを係合させる前の遊技部品取付構造100の平断面図(a),およびこれらを係合させて取り付けた後の遊技部品取付構造100の平断面図(b)である。
この遊技部品取付構造100は、後端に係合部115を有しレール飾り28に後方に突出成型された係合軸110と、化粧板21を前後に貫通して形成された係合部受容孔120と、係合部115と係脱自在な係合受け部135を有して球寄せカバー29に形成された係合フランジ130等からなり、係合軸110を化粧板の前面側から係合部受容孔120に挿通させてレール飾り28を取り付け、化粧板21の後面側に突出した係合部115に係合受け部135を係合させることによって、球寄せカバー29が化粧板21の後面側で位置決めされるように構成される。遊技部品取付構造100は、レール飾り28と球寄せカバー29とが化粧板21を挟んで前後に重複する適宜な位置に設けられ、本実施例では、背面視における遊技盤20の左側上下の2カ所に設けた例を示す。
係合軸110は円筒ボスの中心軸に沿ってスリ割りを入れ、左右方向に弾性を持たせた2分割スリーブ状の軸部111と、この軸部111の後方に化粧板21の板厚に合わせて左右に張出成型された楔状のロック爪112、軸部111の後端(先端)に形成された係合部115、軸部111の中心に形成されたネジ受容部116などからなり、レール飾り28のベース部材28bに後方に突出して一体成型される。係合軸110の先端角部は斜めに面取りされて挿入案内面が形成されている。
係合部受容孔120は、係合軸110の配設位置および軸部111の外形に合わせて化粧板21を前後に貫通して形成され、遊技盤全体の基準位置を定める基準孔とともに多軸ボール盤によって穿設される。係合軸110を係合部受容孔120に挿通させると、軸部111の左右の外周面が係合部受容孔120の内面と係合してレール飾り28が盤面上の所定位置に位置決めされ、左右のロック爪112が化粧板21の後面側で開くように係合してレール飾り28が当該位置にロック保持される。そして、軸部111の後端の係合部115がこのように位置決めされた所定位置で後方に突出して配設される。
係合フランジ130は、係合軸側の係合部115と係脱自在な係合受け部135、係合受け部135の周囲を取り囲んで形成された補強リブ132,133、取付ネジ138の頭部高さよりも幾分深めに前方にザグリ形成された座面134、係合受け部135の軸心に位置して座面134を前後に貫通するネジ挿通孔136等からなり、球寄せカバー29に一体成型で形成されている。
係合受け部135の内径dは、係合部115の外径Dと同一またはわずかに小径に形成される一方、前端側の内周角部が斜めに面取りされて導入面が形成されており、係合軸110の先端角部の挿入案内面と相まって滑らかに嵌合し得るようになっている。また係合受け部135の高さは、係合部115に係合受け部135を嵌合させて球寄せカバー29の前端面を化粧板21の後面に密着させたときに、ロック爪112の案内面が係合受け部135に当接せず、係合部115の前端面(係合軸110の前端面)と係合受け部135の底面とが当接しないように設定されている。
このように形成される遊技部品取付構造100では、まずレール飾り28を化粧板21の前面側から取着する。このときレール飾り28の係合軸110を化粧板21の前面側から係合部受容孔120に挿通させると、左右のロック爪112が係合部受容孔の入り口周面と係合し、このロック爪の斜面状の案内面および軸部に形成されたスリ割りの作用によって左右の軸部111が内径側に弾性変形し係合部受容孔120内に進入する。
レール飾り28のベース部28bが化粧板21の前面に当接する近傍位置まで係合軸110が挿入されると、この化粧板21の板厚に合わせて形成されたロック爪112が化粧板21の後面側で開くように係合し、軸部111の外周面が係合部受容孔120の内面と係合して、レール飾り28が化粧板21の所定位置に位置決めされるとともに、ロック爪112の作用により当該位置にロックされ仮支持される。
一方、化粧板21の後面側では、係合軸先端の係合部115が上記位置決めされた所定位置で化粧板21の裏面から後方に突出して配設されている。そこで、化粧板21の裏面側から球寄せカバー29を覆い被せ、後方に突出配設されている係合部115に係合受け部135を嵌合させる。これにより球寄せカバー29が化粧板21の後面側で位置決めされる。そして、係合フランジ130の後方から取付ネジ138をネジ挿通孔136に挿入し、係合軸110のネジ受容孔116に螺合させて締め込むことで、球寄せカバー29が化粧板の後面側に取り付けられる。
ここで、係合軸110における係合部115の外形Dと、係合フランジ130における係合受け部135の内径dとの関係では、係合部115の外径Dが係合受け部135の内径dよりも大きめに(すなわち締まりばめ傾向に)形成され、係合部115の突出高さと係合受け部135の深さとの関係では、係合部115の前端面と係合受け部135の底面とが当接しないように設定されている。
このため、係合受け部135の開口端部を係合部115の先端部にあてがって前方に押圧すると、係合受け部135の前端部に形成された導入面と係合部115の先端部に形成された挿入案内面とが係合して軸部111を軸心方向に押圧し、軸部111に形成されたスリ割りの作用によって左右の軸部111が縮径方向に弾性変形して、係合受け部135と係合部115とが滑らかに嵌合する。そこで、係合フランジ130の後方からネジ挿通孔136に取付ネジ138を装着してネジ受容部116に締め込むことで、レール飾り28と球寄せカバー29とが化粧板21を挟み込むようにして緊密に締結される。これにより、これらの遊技部品が振動したりガタツキを生じたりすることがない。
従って、このような遊技部品取付構造100によれば、球寄せカバー29を位置決めするための構造を化粧板21の後面側に形成せずに球寄せカバー29を位置決めして固定することができ、化粧板21の加工工数や検査工数等を削減することができる。また、レール飾り28に形成した係合軸110を利用してレール飾り28と球寄せカバー29の両遊技部品を直接位置決めする構成のため、部品点数や加工工数を低減した簡明な構成でありながら、前後の遊技部品を高精度に整合させて取り付けることができ、前後の遊技部品が過誤によって不適切な位置に取り付けられるような事態も生じることがない。さらにレール飾り28はパチンコ機の機種が異なっても共通部品として使用される遊技部品であり、かつその取付位置も一定であるため、係合軸を形成するのに好適な前面側遊技部品である。
次に、第2実施例の遊技部品取付構造200について、図8〜図10の各図を参照して説明する。この遊技部品取付構造200は、第1実施例で説明した遊技部品取付構造100と同様に、前側遊技部品であるレール飾り28および後面側遊技部品である球寄せカバー29に本発明に係る遊技部品取付構造を適用したものである。なお、図8は遊技盤20における背面左上の遊技部品取付構造200を示す背面図、図9はこの遊技部品取付構造200の分解斜視図、図10はレール飾り28と球寄せカバー29とを係合させて取り付けた後の遊技部品取付構造200の平断面図である。
この遊技部品取付構造200は、後端に係合部215を有しレール飾り28に後方に突出成型された係合軸210と、化粧板21を前後に貫通して形成された係合部受容孔220、係合部215と係脱自在な係合受け部235を有して球寄せカバー29に形成された係合フランジ230、および係止溝を有して係合軸210と直交する面内に揺動可能に枢結されたロックレバー240等からなり、係合軸210を化粧板の前面側から係合部受容孔220に挿通させてレール飾り28を取り付け、化粧板21の後面側に突出した係合部215に係合受け部235を係合させることによって球寄せカバー29が化粧板21の後面側で位置決めされる。そして、ロックレバー240を係合軸先端の掛止ネジ218に係脱させることで球寄せカバー29が化粧板21の後面側に着脱自在に取り付けられる。本実施例では、前述した実施例と同様に、遊技部品取付構造200を背面視における球寄せカバー29の左側上下の2カ所に設けた例を示す。
係合軸210は緩い先端先細りのテーパ形態で突出成型された円筒ボス状の軸部211と、この軸部211の後端(先端)に形成された係合部215、軸部211の中心に形成されたネジ受容部などからなり、レール飾り28のベース部材28bに後方に突出して一体成型される。係合軸210の先端角部は斜めに面取りされて挿入案内面が形成されており、またネジ受容部216には予め掛止ネジ218が所定高さに螺合されて取り付けられる。
係合部受容孔220は、係合軸210の配設位置および軸部211の基端側の外形に合わせて化粧板21を前後に貫通して形成され、遊技盤全体の基準位置を定める基準孔とともに多軸ボール盤によって穿設される。このため、係合軸210を係合部受容孔220に挿通させると、軸部211のテーパ状の外周面が係合部受容孔220の内面と係合してレール飾り28が盤面上の所定位置に位置決めされ、弱テーパに形成された軸部211の外周面と係合軸受孔210の内周面との摩擦係合によりレール飾り28が当該位置に仮支持される。そして、軸部211の後端の係合部215および掛止ネジ218が位置決めされた所定位置で後方に突出して配設される。
係合フランジ230は、係合軸側の係合部215と係脱自在な係合受け部235、前述した補強リブ132,133と同様に係合受け部235の周囲を取り囲んで立設成型された補強リブ232,233、ロックレバー240を揺動自在に支持するレバー支持部231、ロックレバーの操作つまみ部246が後方に突出しないように幾分深めにザグリ形成された座面234、係合受け部235の軸心に位置して座面234を前後に貫通するネジ頭部挿通孔236等からなり、球寄せカバー29に一体に形成されている。
係合受け部235の内径は、係合部215の外径よりもわずかに大きめに形成されるとともに、前端側の内周角部が斜めに面取りされて導入面が形成されており、係合軸210先端の挿入案内面と相まって滑らかに嵌合し得るようになっている。また係合受け部235の高さは、係合部215に係合受け部235を嵌合させて球寄せカバー29の前端面を化粧板21の後面に密着させたときに、係合部215の前端面(係合軸210の前端面)と係合受け部235の底面とが当接しないように設定されている。
レバー支持部231は、左側面側の補強リブ232から左外方に延出されるとともに、板状の支持面から後方に突出して円筒状の支持ボス231bが形成され、この支持ボス231bの後端に段付き状の後端円筒部が、その中心にネジ受容孔が形成されている。支持ボス231bの形成高さは、この支持ボスの後端円筒部に次述するロックレバー240を嵌合支持させたときのアーム部243の前面位置が座面234と整合するように設定されている。また、座面234に穿設されたネジ頭部挿通孔236は掛止ネジ218のネジ頭部の外形よりも大きめの内径を有して形成されている。
ロックレバー240は、帯板状のアーム部243、このアーム部243の基端側に成型された軸受部241、アーム部243の中間に後方に突出成型された操作つまみ部246、アーム部243の先端側に切り欠き成型されたフック溝245等からなり、例えばABS樹脂やPOM等の樹脂材料を用いて射出成型等の成形手段で一体成型される。
軸受部241は、中心にショルダネジ248の軸部に軸支される軸受孔が形成されるとともに、その前端側にレバー支持部231における支持ボス231bの後端円筒部と嵌合する嵌合穴が形成されており、嵌合穴を後端円筒部に嵌合させて、軸受部241の後方から軸受孔を通して支持ボス231bのネジ受容孔にショルダネジ248を螺合締結することにより、ロックレバー240がレバー支持部231に揺動可能に枢結される。
フック溝245は、上記のように揺動可能に枢結されたロックレバー240の先端側を座面234上に揺動させたときに、フック溝245の溝中心がネジ頭部挿通孔236の孔中心を通る半径位置に切り欠き成型されており、このネジ頭部挿通孔236を通って掛止ネジ218が後方に突出配設された状態で、ロックレバー240を揺動させたときに、フック溝245が掛止ネジ218の軸部と係脱可能になっている。
このように形成される遊技部品取付構造200では、まずレール飾り28を化粧板21の前面側から取着する。レール飾り28の係合軸210を化粧板21の前面側から係合部受容孔220に挿通させると、前述した軸部211のテーパ面の作用により、レール飾り28が化粧板21の所定位置に位置決めされるとともに、軸部211の外周面と係合軸受孔210の内周面との摩擦係合によりレール飾り28が当該位置に仮支持される。そこで、このように仮支持されたレール飾り28を必要に応じてビス止めすることで、レール飾り28が化粧板21の前面側に固定される。
一方、化粧板21の裏面側では軸部後端の係合部215が位置決めされた所定位置で後方に突出して配設されている。そこで、化粧板21の裏面側から球寄せカバー29を覆い被せ、後方に突出配設されている係合部215に係合受け部235を嵌合させる。これにより球寄せカバー29が化粧板21の後面側で位置決めされる。ここで、係合受け部235の内径が係合部215の外径よりもわずかに大きめに形成され、また係合受け部235の前端部および係合部215の先端部にはともに斜面状の導入面および挿入案内面が形成されている。このため、球寄せカバー29を覆い被せたときに、係合受け部235が係合部215と滑らかに嵌合して位置決めされる。そして、係合軸210に螺合された掛止ネジ218の頭部が、掛止フランジ230のネジ頭部挿通孔236を通って座面234よりも後方に突出して配設される。
そこで、操作つまみ部246を利用してロックレバー240を揺動させ、ロックレバー240の先端側を座面234上に揺動させてフック溝245を掛止ネジ218の軸部に係合させる。これによりフック溝245の周縁部が座面234と掛止ネジ218のネジ頭部との間に挟持されるように係合し、レール飾り28が化粧板21の後面側に位置決めされて係止保持される。
また、作業者は必要に応じて掛止ネジ218を増し締めすることができ、これによりロックレバー240を係止状態に固定することも可能である。これにより、化粧板21をレール飾り28と球寄せカバー29とで前後に挟み込むように係合させ、さらに緊密に締結させることができる。なお、フック溝周辺のアーム部の厚さを、フック溝245の開口部で薄く、フック溝245の溝奥部で厚く形成し、操作つまみ部246を押圧して掛止ネジ218のネジ頭部と座面234との間に滑り込ませて係合させるように構成してもよく、このような構成によれば掛止ネジを増し締め等することなく緊密に締結させることができる。
従って、以上説明したような遊技部品取付構造200によれば、球寄せカバー29を位置決めするための構造を化粧板21の後面側に形成することなく球寄せカバー29を位置決め固定することができ、化粧板21の加工工数や検査工数等を削減することができる。また、レール飾り28に形成した係合軸210を利用してレール飾り28と球寄せカバー29の両遊技部品を直接位置決めする構成のため、部品点数や加工工数を低減した簡明な構成でありながら、前後の遊技部品を高精度に整合させて取り付けることができ、前後の遊技部品が過誤によって誤った位置に取り付けられるような事態も生じることがない。さらに、本構成の遊技部品取付構造では球寄せカバー29を係止させるロックレバー240が係脱可能に設けられているため、作業者は必要に応じて球寄せカバー29を容易に着脱することができ、作業性を向上させた遊技機を提供できる。
なお、遊技盤取付構造を形成する前面側遊技部品としてレール飾り28を、後面側遊技部品として球寄せカバー29を例示したが、これらの前面側および後面側の遊技部品は他の部品であってもよく、例えば、中央飾り25sやサイドランプ26等であってもよい。また、前面側遊技部品に形成される係合部は化粧板21の後面側に露出して配設され後面側遊技部品の係合受け部が係脱可能であればよく、例えば、係合部受容孔120,220の内部で係合部と係合受け部とが係合するような形態であってもよい。さらに、本実施形態では複数組設けた例として、係合部115と係合受け部135とを正面向かって右側の上下に2組設けたものを示したが、所定の部位に1組設ける構成としてもよいし3組以上設ける構成としてもよい。
本発明を適用した弾球遊技機の一例として示すパチンコ機の正面図である。 外枠を取り外し裏セット盤を開放した状態におけるパチンコ機の背面図である。 上記パチンコ機における遊技盤単体の正面図(a)、および背面図(b)である。 第1実施例の遊技部品取付構造の背面図である。 第1実施例の遊技部品取付構造の分解斜視図である。 第1実施例の遊技部品取付構造における係合部の背面図(a)、係合受け部の断面図(b)、および係合受け部の正面図(c)である。 レール飾りと球寄せカバーとを係合させる前(a)、および係合させて取り付けた後(b)の第1実施例の遊技部品取付構造の平断面図である。 第2実施例の遊技部品取付構造の背面図である。 第2実施例の遊技部品取付構造の分解斜視図である。 レール飾りと球寄せカバーとを係合させて取り付けた後の第2実施例の遊技部品取付構造の平断面図である。
符号の説明
PA 遊技領域
PM パチンコ機
1 外枠
2 前枠
3a,3b ヒンジ機構
4 施錠装置
5 ガラス扉
6 上球皿
7 下球皿
8 発射ハンドル
9 遊技球発射装置
10 収容枠
12 クランプレバー
20 遊技盤
21 化粧板
22 案内レール(22a 内レール、22b 外レール)
24 入賞具
25 画像表示装置(25p 画像表示基板、25s 中央飾り)
26 サイドランプ
27 アウト口(27s アウト口飾り)
28 レール飾り(28b ベース部材)
29 球寄せカバー
30 裏セット盤
31 ヒンジ機構
34 払出通路
36 遊技済み球排出通路
100 遊技部品取付構造(第1実施例)
110 係合軸
111 軸部
112 ロック爪
115 係合部
116 ネジ受容部
120 係合部受容孔
130 係合フランジ
132 補強リブ
133 補強リブ
134 座面
135 係合受け部
136 ネジ挿通孔
138 取付ネジ
200 遊技部品取付構造(第2実施例)
210 係合軸
211 軸部
215 係合部
218 掛止ネジ
220 係合部受容孔
230 係合フランジ
231 レバー支持部(231b 支持ボス)
232 補強リブ
233 補強リブ
234 座面
235 係合受け部
236 ネジ頭部挿通孔
240 ロックレバー
241 軸受部
243 アーム部
245 フック溝
246 操作つまみ部
248 ショルダネジ

Claims (3)

  1. 基板となる板部材と、前記板部材の前面側に取り付けられた前面側遊技部品と、前記板部材の後面側に取り付けられた後面側遊技部品とを有する遊技盤の遊技部品取付構造であって、
    前記前面側遊技部品の後面側には後方に突出する係合軸が設けられて前記係合軸の後部に軸直行方向に弾性変形自在なロック爪が形成され、
    前記板部材には、前記係合軸を前面側から受容し前記係合軸の外周面と係合して前記前面側遊技部品を前記板部材の板面に沿った盤面上の所定位置に位置決めするとともに、前記係合軸の後部に形成された前記ロック爪及び前記係合軸の後端に形成された係合部を前記板部材の後面側に露出させる係合部受容孔が前記板部材の前後を貫通して形成され、
    前記後面側遊技部品の前面側には前記係合部と嵌脱自在な係合受け部が設けられ、
    前記板部材の前面側から前記係合部受容孔に前記係合軸を挿入して前記前面側遊技部品の後面が前記板部材の前面に当接する近傍位置まで挿通させたときに、前記係合軸の外周面が前記係合部受容孔の内周面と係合し、前記ロック爪が前記板部材の後面側で拡開し前記板部材の後面と係合して前記前面側遊技部品が前記板部材の前面側の前記所定値に位置決めされた状態で係止保持され、前記板部材の後面側に露出状態で係止保持された前記係合部に、前記板部材の後面側から前記係合受け部を嵌合させることにより、前記前面側遊技部品及び前記後面側遊技部品が前記板部材の前面側及び後面側で前記所定位置に位置決めされるように構成したことを特徴とする遊技盤の遊技部品取付構造。
  2. 前記後面側遊技部品に、前記後面側遊技部品が前記板部材の後面側に取り付けられた状態で前記板部材の後面に当接して配設される後方当接部を有し、
    前記係合受け部には、前記前面側遊技部品と前記後面側遊技部品とを連結する取付ネジの雄ネジ部を前後に挿通させるネジ挿通孔が形成され、
    前記係合軸の後端側には、前記取付ネジの雄ネジ部を受容するネジ受容部が前記係合軸の軸線に沿って形成され、
    前記板部材の後面側に露出状態で係止保持された前記係合部に前記係合受け部を嵌合し、前記係合受け部の後面側から前記取付ネジを前記ネジ挿通孔に挿通して前記ネジ受容部に締め込んだときに、前記前面側遊技部品の後面及び前記後方当接部がそれぞれ前記板部材の前面及び後面に当接して前記板部材を前後に挟み込み、前記前面側遊技部品及び前記後面側遊技部品が前記板部材の前面側及び後面側の前記所定位置に位置決めされた状態で固定されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技盤の遊技部品取付構造。
  3. 前記係合軸、前記係合部受容孔及び前記係合受け部が、前記前面側遊技部品、前記板部材及び前記後面側遊技部品の各対応位置に複数組設けられ、前記前面側遊技部品及び前記後面側遊技部品が前記板部材に複数個所で位置決めされるように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技盤の遊技部品取付構造。
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