JP2008200447A - いびきや無呼吸などの睡眠中の問題状態を感知し起動する仕組みを持つ、いびきアラーム装置。 - Google Patents

Abstract

【課題】 従来いびきや無呼吸を感知して本人に知らしめる簡便な、他人に頼らない適切な方法がなかった。時間的なアラームや、感音センサーはあるものの、それらが適切に組み合わされていなかったため、睡眠中のいびきや無呼吸などの問題状況が発生していることを本人に知らせることができなかった。
【解決手段】 睡眠中の本人の出す音を吸音分析し、設定された問題状況の発生であると認知した場合は、アラーム（音・声・音楽・振動・照明等）を起動させることによって、本人に、いびきや無呼吸等の問題が発生中であることを知らしめ、睡眠体勢等の改善を促すことができるので、睡眠中のいびきや無呼吸等の問題状態の解決ができる。また、もって、本人の健康維持と周囲への迷惑騒音防止に資するものである。
【選択図】図１

Description

本発明は、睡眠時に問題ある呼吸状態になった時に、それを感知して、本人または、他人に知らせる装置である。

従来のアラーム（目覚まし）は、時間を設定して目を覚ますものでる。また、外部の音に反応して、アラーム警音を発生させるという警備用のセンサー付き装置もある。いびきや無呼吸は、そばで寝ている他人には、良く聞こえるが、寝ている本人は自分ではなかなか気がつかないものである。

いびきや無呼吸になっている本人は、そのような問題状態になっていると分れば、本人の健康上も、周りへの迷惑からも、一旦、起きて、体勢を変えるなどのいびきや無呼吸の、中止や抑制に留意することができるが、実際は、自分のいびきや無呼吸は自分では認知されないから、そのような改善行動がとれない。
また、時間的にその状態がいつ起きるのかを予測できれば、時間設定式のアラームでも解決できるが、いつそのような問題状態になるかは予測できない。
また、音がすればアラームが起動する単純な方式では、いびきや無呼吸以外の物音や外部の例えば自動車の音に反応してしまう。

本発明は、このような問題点を解決しようとするものであり、いびきや無呼吸の状態になった本人に、そうなった時だけ、それを知らしめ、もって、健康なる睡眠を確保することを目的とするものである。

そして、本発明は上記目的を達成するために、小型吸音マイク、記憶装置、波形分析装置、アラーム起動装置を組み合わせて、いびきアラーム装置とするものである。

小型マイク、記憶装置、および、アラーム発生装置は、すでに、市販の携帯電話の中にあるので、問題状態の設定・分析ソフトを、携帯電話に組み込むことにより、簡便に携帯電話のアラーム機能を活用して、本人に、アラーム音（音・声・音楽）もしくは、アラーム振動を発生させ知らせることができる。

上述したように、本発明のいびきアラーム装置は、睡眠中の問題がある状況を認知し、それを本人に通知、アラームすることにより、いびきや無呼吸などの問題の改善に役立つ。

以下、本発明の実施形態を図１に基づいて説明する。

図において、１は、いびき等の音を吸音するマイク。２は、感度設定（間隔・大きさ・高さ・頻度・繰り返し度等）や、アラームの種類（音・声・音楽・振動・照明）などを選択する画面、３は、それらを設定するボタン類、４は、スピーカー、５は振動する躯体および、いびき等の問題状態を分析するソフトの入った本体。図は、携帯電話の本体を使ったものであるが、問題の睡眠状態を認定したら、それを他所に伝達しても良い。または、もっと、大きな振動をする枕等に埋め込んだ装置を起動させても良い。

本発明の実施形態を示す携帯電話に組み込んだいびきアラーム装置。

符号の説明

１ 吸音マイク
２ 設定状況表示画面
３ 設定操作ボタン
４ 本体裏面のスピーカー
５ 本体（振動躯体・認定ソフト）

Claims (3)

1. いびきの音を感知して、アラームの警音（音・声・音楽）もしくは、アラーム振動、または、アラームの照明の点灯を起こす仕組みを持つ装置。
2. 睡眠中の人の出す音を収集、記憶、分析し、いびきのみならず、うなり声、無呼吸などの状態を判定をし、それに応じたアラーム音や振動を発する仕組みを持つ装置、または、そのソフト。
3. 睡眠中の人の出す音を収集、記憶、分析し、いびきのみならず、うなり声、無呼吸などの状態を判定をし、それに応じた情報を、離れたところに伝達、もしくは、通信する装置。

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