JP2008200289A - 光源装置 - Google Patents

光源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008200289A
JP2008200289A JP2007039921A JP2007039921A JP2008200289A JP 2008200289 A JP2008200289 A JP 2008200289A JP 2007039921 A JP2007039921 A JP 2007039921A JP 2007039921 A JP2007039921 A JP 2007039921A JP 2008200289 A JP2008200289 A JP 2008200289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brightness
light
light source
illumination light
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007039921A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoya Takahashi
智也 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2007039921A priority Critical patent/JP2008200289A/ja
Publication of JP2008200289A publication Critical patent/JP2008200289A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】 自動調光と手動調光の切替え時に、煩雑な作業により、内視鏡検査を中断することなく、光量の変化に対する観察画像の不具合、及び違和感を与えない光源装置を実現すること。
【解決手段】 本発明の光源装置3は、明るさ設定部15が自動調光モードから手動調光モードへの切替信号が切替部22,23から入力されたとき、設定指示部26,27による照明光による明るさ設定とは異なる、切替時の光量増減信号に基づいた照明光の明るさを設定し、手動調光モードから自動調光モードへの切替信号が切替部から入力されたとき、設定指示部による照明光による明るさ設定とは異なる、切替時の明るさレベル信号に基づいた照明光の明るさを設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動調光と手動調光を切替自在な光源装置に関する。
周知のように、医療用、及び工業用の内視鏡は、人体の体腔、及び工業プラントの設備管路等に挿入され、体腔内、及び管路内の検査、治療、修理等に広く用いられている。特に医療分野において、このような内視鏡は、自然光の入り込まない体腔内を照明手段により照らし、その照明光を照診光として体腔内を観察する。
内視鏡の照明手段としては、例えば、特許文献1に記載される内視鏡システムの光源装置が開示されている。
この特許文献1に開示される内視鏡システムは、光源装置の今回の設定条件が前回の操作条件による照明光量で再設定されると、発熱劣化、及び電力浪費が生じるため、これらを解消する工夫がなされている。
また、従来の光源装置は、自動調光と手動調光の切替が可能であり、自動調光、及び手動調光の明るさ設定をユーザにより所定の照明光量を自由に設定できるようになっている。
このユーザによる照明光量の設定値は、自動調光と手動調光の切替前後、或いは光源装置の電源投入時に記憶される。
特開2003−126032号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、実際の検査中に、例えば、自動調光から手動調光に切替えた場合、観察画像の明るさは、そのシーン、撮像手段と被写体との距離などによって変化するため、所望の明るさが得られないという場合が多々生じていた。
また、内視鏡と共に併用される高周波ナイフなどの処置具を用いた手技の場合、光源装置の自動調光では、挿入部の先端から導出させた処置具に対して調光を行ってしまい、体腔内の患部が光量不足、ハレーションなどにより観察し難くなる。そのため、ユーザは、体腔内の患部へ所望の光量に調節する手動調光に切替えた後、処置具を用いて、患部への処置を行う。このとき、従来の光源装置では、手動調光の設定値が前回の操作条件のままで、記憶されているため、今回の手技に合わせた所望の光量にユーザ自身が再設定しなければならない。
以上のような場合、従来の光源装置では、ユーザが内視鏡検査を中断し、光源装置の明るさを再設定するという煩雑な作業を強いられ、内視鏡検査をスムーズに行えないという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであって、その目的とするところは、自動調光と手動調光の切替え時に、煩雑な作業により、内視鏡検査を中断することなく、観察画像に光量の変化に伴ったハレーション等による不具合、及び違和感を与えない光源装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明による光源装置は、照明光を発光する光源と、上記照明光による明るさを検出すると共に、検出した明るさに対応した明るさレベル信号を出力する明るさ検出部と、上記照明光の照明光量を増減制御させると共に、設定された該照明光量に対応した光量増減信号を出力する照明光量可変装置と、上記明るさレベル信号、及び上記光量増減信号が入力されると共に、上記照明光による明るさを設定自在な明るさ設定部と、該明るさ設定部に、自動調光、及び手動調光のそれぞれのモードに対応した上記照明光による明るさを設定するための明るさ設定指示部と、上記設定された上記照明光を、ユーザが選択的に自動調光モード、及び手動調光モードに切替え、上記明るさ設定部に切替信号を出力する切替部と、を具備し、上記明るさ設定部は、自動調光モードから手動調光モードへの切替信号が上記切替部から入力されたとき、上記設定指示部による上記照明光の明るさ設定とは異なる、切替時の上記光量増減信号に基づいた上記照明光の明るさを設定し、手動調光モードから自動調光モードへの切替信号が上記切替部から入力されたとき、上記設定指示部による上記照明光の明るさ設定とは異なる、切替時の上記明るさレベル信号に基づいた上記照明光の明るさを設定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、自動調光と手動調光の切替え時に、煩雑な作業により、内視鏡検査を中断することなく、観察画像に光量の変化に伴った不具合、及び違和感を与えない光源装置を実現することができる。
以下、図面に基づく実施の形態によって本発明を説明する。
先ず、本発明について、図1〜図8を用いて説明する。尚、図1〜図8は、本発明の一実施の形態に係り、図1は内視鏡システムを示す構成図、図2はフロントパネル基板の調光操作パネルを示す平面図、図3は図1の内視鏡システムによる作用を説明するためのブロック構成図、図4は自動調光用の明るさ基準設定値に対応した明るさ表示レベルを説明するための表、図5は手動調光用の明るさ基準設定値(絞り開閉値)に対応した明るさ表示レベルを説明するための表、図6は手動調光時の調光操作パネルを示す平面図、図7は自動調光時の調光操作パネルを示す平面図、図8は変形例を示し図1の内視鏡システムを説明するためのブロック構成図である。
図1に示すように、本実施の内視鏡システム1は、観察装置である内視鏡2と、光源装置3と、ビデオプロセッサ4と、モニタ5と、によって主に構成されている。
内視鏡2は、挿入部6と、この挿入部6の基端に連設された操作部7と、この操作部7から延設されたユニバーサルケーブル8と、このユニバーサルケーブル8のコネクタ8aに着脱自在な電気ケーブルであるビデオコンバータ8bと、から構成されている。
尚、コネクタ8aは、光源装置3と着脱自在に接続され、このコネクタ8aに接続されたビデオコンバータ8bはビデオプロセッサ4と着脱自在に接続されている。
挿入部6の先端部には、被写体を撮像するため、対物光学系、及びCCD、CMOS等の撮像素子を備えた撮像部9と、光源装置3からの照診光を伝送するライトガイドの照射側に被写体に向けて照診光を照射するための照明光学系から構成された照明部10と、が設けられている。
ビデオプロセッサ4は、内視鏡2の撮像部9からの映像信号が入力され、モニタケーブル5aによって、電気的に接続されたモニタ5の画面上に被写体像を表示させるための観察情報である撮像信号を出力するためのものである。
このビデオプロセッサ4には、撮影された被写体像の信号に基づき、撮像部9が捉えた被写体画像の明るさを検出する明るさ検出部11が内蔵されている。この明るさ検出部11による検出信号は、信号ケーブル20を介して、この信号ケーブル20によってビデオプロセッサ4と接続された光源装置3へと出力される。
光源装置3は、光源であるキセノンランプ12と、表示手段を兼ねたフロントパネル基板13と、自動調光(自動調光モード)と手動調光(手動調光モード)との切替信号を検出する切替検出部14と、明るさ設定部15と、照明光制御部の1つを構成する絞り駆動部16と、照明光制御部の1つを構成する絞りユニット17と、駆動部であるモータ18と、照明光調整手段である絞り19と、を有している。
キセノンランプ12は、照明光となる白色光を投射する。このキセノンランプ12から照射された白色光の光路上に絞り19が配設されている。この絞り19は、モータ18の駆動力により絞りの開閉駆動を行う。
尚、光源装置3内には、図示しないが、キセノンランプ12からの白色光の伝送光経路上に、白色光のみを透過させ、所定の光量を出力させる通常フィルタ、白色光を所定の光量に減衰させる光量減衰フィルタ、赤外線のみを透過させる赤外線フィルタ、キセノンランプ12に不具合が生じた際に代わり点灯する非常用の非常灯等を備えたターレットが配置されている。
さらに、白色光の伝送光経路上には、図示しないが、回転駆動し、赤(Red)、緑(Green)、及び青(Blue)の3原色のフィルタを有するRGBフィルタが配置されている。
このように、キセノンランプ12から投射された白色光は、絞り19、各種フィルタを通過して、所定の光量の照診光として、内視鏡2の照明部10から被検体に向けて照射される。
光源装置3のフロントパネル基板13は、切替検出部14と電気的に接続されている。このフロントパネル基板13は、図2に示すように、内視鏡2の照明部10から被検体へ向けて照射する照診光を自動調光と手動調光とに切替操作するための調光操作パネル21を有している。
この調光操作パネル21は、自動調光と手動調光とに選択的に切替可能な切替部である切替スイッチ22,23と、自動調光時の被写体に対する照診光の明るさを表示するための17個のLEDが羅列された自動調光レベル表示部24と、手動調光時の照診光の明るさをドット表示による数字によって表示する手動調光レベル表示部25と、自動/手動の各調光時に照診光の明るさレベルを調節、及び設定するための明るさ設定指示部である明暗設定ボタン26,27と、を有している。
この調光操作パネル21は、フロントパネル基板13の一部を構成し、図1に示したように、切替検出部14、及び明るさ設定部15と電気的に接続されている。また、自動調光が選択されている状態では、自動調光レベル表示部24が点灯して、ユーザに被写体に対する照診光の明るさレベルを表示する。一方で、手動調光が選択されている状態では、手動調光レベル表示部25により、絞り19の開閉値に対応した明るさレベルを数字化して表示する。
尚、本実施の形態では、表示形態の異なる2つの調光レベル表示部24,25であるが、これに限定されること無く、同一の表示形態、或いは調光レベル表示部を1つに集約しても良い。すなわち、自動調光と手動調光の表示部が2つであり、同一の表示形態でも良いし、自動調光と手動調光の表示部を1つにしても良い。
上述した、調光操作パネル21の切替スイッチ22,23の操作による自動調光と手動調光を切替える切替信号、及び明暗設定ボタン26,27の操作による照診光の明るさレベルの設定、或いは調節の設定信号(調節信号)は、切替検出部14に出力される。
また、後に詳しく説明するが、明るさ設定部15からの被写体に対する照診光の明るさレベル信号、或いは絞り19の開閉(絞りの開閉値)に対応した明るさレベル信号は、明るさ設定部15からフロントパネル基板13へ出力され、その信号に基づいた値が調光操作パネル21の各レベル表示部24,25へと点灯表示される。
光源装置3内の切替検出部14は、明るさ設定部15と電気的に接続されており、この切替検出部14を介して、上述の照診光の明るさレベルの設定、或いは変更調節の設定信号(調節信号)が入力される。
この明るさ設定部15は、ビデオプロセッサ4の明るさ検出部11と電気的に接続されており、この明るさ検出部11からの検出信号が入力される。また、明るさ設定部15は、絞り駆動部16とも電気的に接続され、各設定に基づく明るさレベルに対応した調光制御信号を絞り駆動部16へ出力する。
この絞り駆動部16は、絞りユニット17と電気的に接続されており、上記調光制御信号に基づいて、駆動信号を絞りユニット17へ出力する。この駆動信号が入力された絞りユニット17は、モータ18、及び明るさ設定部15と電気的に接続されており、駆動信号に基づいてモータ18を駆動すると共に、モータ18によって可変した絞り19の変位に対応した光量増減信号である絞り開閉信号を明るさ設定部15へ出力する。
以上のように構成された本実施の形態の内視鏡システム1の作用について説明する。尚、以下の説明を簡略にするため、図3に示すように、絞りユニット17、モータ18、及び絞り19を一括して照明光量可変装置である絞り装置30と記載する場合がある。
先ず、本実施の形態では、光源装置3の明るさ設定部15に、図4に示すように、自動調光時にユーザによって自由に設定可能な明るさ基準値(例えば、暗い状態から明るい状態に数値化された0〜255のパラメータ)が設定されている。また、絞り装置30の絞りユニット17には、図5に示すように、絞り19の開閉状態に対応した開閉値である明るさ基準値(例えば、閉状態から開状態に数値化された0〜255のパラメータ)が設定されている。
内視鏡2による検査等の際、図3に示すように、光源であるキセノンランプ12からの白色光は、絞り19により調光され、内視鏡2の照明部10から被写体に照診光として、照射される。そして、内視鏡2の撮像部9に照診光による被写体への反射光が撮影光として集光される。
この撮影光を集光した撮像部9は、光電変換を行い、観察情報である撮像信号として、ビデオプロセッサ4へ出力する。このとき、ビデオプロセッサ4は、撮像部9から入力された撮像信号に基づく画像信号をモニタ5に出力する。これにより、内視鏡2が撮影した被写体像がモニタ5へ表示される。
また、このビデオプロセッサ4に入力された撮像信号は、先ず、明るさ検出部11に入力される。明るさ検出部11は、撮像信号に基づく取得画像の明るさレベルを、図4に示すように、上述した、数値化して0〜255のパラメータに合致した値を検出する。
そして、明るさ検出部11は、その検出したパラメータ値である明るさレベル検出信号を光源装置3の明るさ設定部15へ出力する。
このとき、光源装置3の調光設定が自動調光に設定されている場合、明るさ検出部11は、入力された明るさレベル検出信号のパラメータ値と、ユーザにより自動調光時の設定された明るさ基準値と、を比較する。そして、明るさ検出部11は、検出されたパラメータ値と設定されている明るさレベル設定値が一致するように、絞り駆動部16へ調光制御信号を出力する。
すると、絞り駆動部16は、調光制御信号に基づいて、絞り装置30に駆動信号を出力し、絞り19の開閉状態を変更、及び固定する調光制御を行う。これに合わせて、明るさ設定部15には、絞り装置30の絞りユニット17から現在の絞り19の開閉状態である、上述した、絞り開閉信号(明るさ基準設定値)が入力される。
以上の結果、自動調光が選択されている本実施の形態の光源装置3では、内視鏡2により常にユーザが設定した被写体に対する明るさで撮影することができる。つまり、被写体と内視鏡2の先端との距離が可変しても、撮影する被写体の像の明るさは、絞り装置30により絞り19が可変駆動して、絞り19の調光範囲内であれば常に一定に保たれる。
また、内視鏡2による各種処置のために、処置具による患部の処置、患部へのハンドアシスト処置などを行う場合、自動調光が処置具、術者の手などに反応するため自動調光から手動調光にフロントパネル基板13の調光操作パネル21の手動調光切替スイッチ23の操作によって切替えられる。
この手動調光に切替えられた光源装置3は、自動調光から手動調光に切替られたときの絞り19の開閉状態を示す絞り開閉値(明るさ基準設定値)が明るさ設定部15に自動設定される。すると、明るさ設定部15は、この設定された絞りの開閉値に基づいて、絞り駆動部16へ調光信号を出力し続ける。
従って、絞り駆動部16は、手動調光に切替られたときの自動調光の明るさ状態で、絞り装置30の絞り19を固定する信号、すなわち、絞りユニット17によりモータ18を駆動しない停止信号を出力するか、或いは絞り装置30への給電を停止状態にする。これにより、内視鏡2から照射される照診光の明るさレベルが一定に保たれる(固定される)。つまり、手動調光に切替えられたときの絞り19の開閉状態が切替前の自動調光の状態を引き継ぎ、固定された状態となる。
すなわち、本実施の形態の内視鏡システム1は、ユーザが内視鏡2を介して、処置具を用いた手技、或いはハンドアシスト手技を行ったとしても、照診光が処置具、或いはユーザの手に撮影像に照準を合わせた調光を行わない。また、内視鏡システム1は、自動調光から手動調光に切替えたときに、手動調光用に設定された明るさレベルでの絞り19の開閉制御を行わない。
尚、この手動調光を選択した場合、ユーザは、光源装置3の調光操作パネル21に設けられた、明暗設定ボタン26,27の操作により、所望の照診光の光量調節ができる。換言すると、ユーザは、明暗設定ボタン26,27の操作でのみ、所望の照診光の光量調節ができなくなる。
次に、光源装置3による自動調光と手動調光の切替時の制御と、調光操作パネル21に設けられた、自動調光レベル表示部24と手動調光レベル表示部25の明るさレベル表示について、図3〜図7を用いて説明する。
本実施の形態では、自動調光時に自動調光レベル表示部24に表示される、撮影画像に基づいた照診光の明るさ表示レベルは、図4に示すように、17段階の−8〜+8としている。尚、ここでの明るさ表示レベルは、17段階に限定されることなく、勿論、何段階でも構わない。
これらの自動調光時の表示レベルは、図4に示すように、自動調光時の明るさ基準設定値(上述した、被写体を捉えた撮影画像の明るさに対応した、0〜255のパラメータ値)のそれぞれに予め割り当てられている。本実施の形態では、例えば、自然調光時の明るさ基準値が「0〜10」の範囲であった場合、自動調光レベル表示部24に表示される表示レベルが「−8」となり、自然調光時の明るさ基準値が「240〜255」の範囲であった場合、自動調光レベル表示部24に表示される表示レベルが「+8」となる。
その一方で、手動調光時に手動調光レベル表示部25に表示される、撮影画像に基づいた照診光の明るさ表示レベルは、図5に示すように、自動調光と同様、17段階の−8〜+8としている。尚、ここでの明るさ表示レベルも、17段階に限定されることなく、勿論、何段階でも構わない。
これらの手動調光時の表示レベルは、図5に示すように、手動調光時の明るさ基準設定値(上述した、絞り19の開閉値に対応した0〜255のパラメータ値)のそれぞれに予め割り当てられている。本実施の形態では、例えば、自動調光時の明るさ基準値(絞り19の開閉値)が「0〜15」の範囲であった場合、手動調光レベル表示部25に表示される表示レベルが「−8」となり、手動調光時の明るさ基準設定値(絞り19の開閉値)が「241〜255」の範囲であった場合、手動調光レベル表示部25に表示される表示レベルが「+8」となる。
例えば、自動調光から手動調光に切替えられたとき、自動調光における直前の絞り19の開閉値が「72」であった場合、光源装置3の明るさ設定部15は、手動調光用の明るさ基準設定値(絞り19の開閉値)を「72」に自動設定する共に、明るさ基準設定値の「72」が図5に示すように、「61〜75」の範囲内であるため、手動調光レベル表示部25に「−4」を表示させる表示レベル信号(図3参照)を出力する。すると、図6に示すように、手動調光レベル表示部25には、数字化された「−4」が表示される。
尚、このとき、ユーザは、手動調光における照診光の明暗調節を行いたい場合には、明暗設定ボタン26,27の操作により行える。
一方で、手動調光から自動調光に切替えたられ、例えば、切替直前の明るさ検出部11から検出された明るさレベル検出信号が「130」として、明るさ設定部15に入力されていた場合、光源装置3の明るさ設定部15は、自動調光用の明るさ基準設定値を「130」に自動設定する共に、明るさ基準設定値の「130」が図4に示すように、「129〜148」の範囲内であるため、自動調光レベル表示部24に「+1」を表示させる表示レベル信号(図3参照)を出力する。すると、図7に示すように、自動調光レベル表示部24には、−8から+1までの10個のLEDが点灯表示される。
以上説明したように、本実施の形態の内視鏡システム1は、光源装置3が自動調光から手動調光に切替えられた場合、自然調光時の明るさレベルで、照診光が固定されるため、内視鏡2に併用される処置具を用いた手技、或いはハンドアシスト手技を行っても、目標の被写体である患部への光量不足、またその逆のハレーションなどによる観察像への不具合、及び違和感を防止することができる。
また、ユーザは、単に、ここでは自動調光と手動調光を切替える切替スイッチ22、23の操作のみで、照診光の光量を再設定するというような煩雑な作業を行わなくて良く、内視鏡検査を中断することなく内視鏡検査をスムーズに行うことができる。
ここで、光源装置3には、図8に示すように、光源であるキセノンランプ12へ印加する電流/電圧を調整して、キセノンランプ12の発光量を設定された明るさに変化させる照明光量可変装置である光源電流/電圧調整装置31を明るさ設定部15と、キセノンランプ12の間に介装させても良い。
この光源電流/電圧調整装置31は、キセノンランプ12へ印加している電流/電圧に対応した光量増減信号である高原電流/電圧信号を明るさ設定部15へ出力する。また、この光源電流/電圧調整装置31は、図示しない、電源から電力が供給されている。このような構成においても、上述した、内視鏡システム1の作用効果を得ることができる。
尚、本実施の形態においては、内視鏡2が電子内視鏡を用いた説明をしたが、ファイバ(裸眼)内視鏡が光源装置3に用いられた場合、先ず、ビデオプロセッサ4の明るさ検出部11によって、ビデオ観察か否かを判定する。そして、明るさ検出部11は、光源装置3の明るさ設定部15に、その判定結果を出力する。
仮に、ファイバ内視鏡であった場合、光源装置3は、上述の実施の形態の動作を機能させず、予めユーザにより設定されている手動調光の明るさ基準設定値に基づいた絞り装置30の駆動制御を行う。つまり、ファイバ内視鏡が接続された光源装置3は、手動調光の機能のみ有効となる。尚、明るさ検出部11による判定は、観察情報である撮像信号が入力されているか否かで行うものである。
尚、本実施の形態では、明るさ検出部11をビデオプロセッサ4に設けてあるが、光源装置3内に設けた構成としても良い。また、本実施の形態では、光源装置3のユーザによる調光設定、及び調節は、調光操作パネル21に設けられた、明暗設定ボタン26,27の操作による例を示したが、内視鏡2の操作部に明暗設定ボタンを配設した構成としても良いし、無線コントローラによる操作により行える構成としても良い。
さらに、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明の一実施の形態に係る内視鏡システムの構成図 同、フロントパネル基板の調光操作パネルを示す平面図 同、図1の内視鏡システムによる作用を説明するためのブロック構成図 同、自動調光用の明るさ基準設定値に対応した明るさ表示レベルを説明するための表 同、手動調光用の明るさ基準設定値(絞り開閉値)に対応した明るさ表示レベルを説明するための表 同、手動調光時の調光操作パネルを示す平面図 同、自動調光時の調光操作パネルを示す平面図 同、変形例を示し図1の内視鏡システムを説明するためのブロック構成図
符号の説明
1・・・内視鏡システム
2・・・内視鏡
3・・・光源装置
4・・・ビデオプロセッサ
5・・・モニタ
5a・・・モニタケーブル
6・・・挿入部
7・・・操作部
8a・・・コネクタ
8b・・・ビデオコンバータ
8・・・ユニバーサルケーブル
9・・・撮像部
10・・・照明部
11・・・検出部
12・・・キセノンランプ
13・・・フロントパネル基板
14・・・切替検出部
15・・・設定部
16・・・駆動部
17・・・ユニット
18・・・モータ
19・・・絞り
20・・・信号ケーブル
21・・・調光操作パネル
22・・・自動調光切替スイッチ
23・・・手動調光切替スイッチ
24・・・自動調光レベル表示部
25・・・手動調光レベル表示部
26,27・・・明暗設定ボタン
30・・・絞り装置
31・・・光源電流/電圧調整装置

Claims (6)

  1. 照明光を発光する光源と、
    上記照明光による明るさを検出すると共に、検出した明るさに対応した明るさレベル信号を出力する明るさ検出部と、
    上記照明光の照明光量を増減制御させると共に、設定された該照明光量に対応した光量増減信号を出力する照明光量可変装置と、
    上記明るさレベル信号、及び上記光量増減信号が入力されると共に、上記照明光による明るさを設定自在な明るさ設定部と、
    該明るさ設定部に、自動調光、及び手動調光のそれぞれのモードに対応した上記照明光による明るさを設定するための明るさ設定指示部と、
    上記設定された上記照明光を、ユーザが選択的に自動調光モード、及び手動調光モードに切替え、上記明るさ設定部に切替信号を出力する切替部と、
    を具備し、
    上記明るさ設定部は、
    自動調光モードから手動調光モードへの切替信号が上記切替部から入力されたとき、上記設定指示部による上記照明光の明るさ設定とは異なる、切替時の上記光量増減信号に基づいた上記照明光の明るさを設定し、
    手動調光モードから自動調光モードへの切替信号が上記切替部から入力されたとき、上記設定指示部による上記照明光の明るさ設定とは異なる、切替時の上記明るさレベル信号に基づいた上記照明光の明るさを設定する、
    ことを特徴とする光源装置。
  2. 自動調光モード時、及び手動調光モード時の明るさレベルを表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 上記光源から発光される照明光は、観察装置による観察を行うために被写体に照射される照診光であり、
    上記明るさ検出部は、上記観察装置により得られた観察情報から上記照診光の明るさを検出することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の光源装置。
  4. 上記明るさ検出部に上記観察装置からの観察情報が入力されていない場合、上記明るさ設定部は、上記手動調光モードのみ有効とすることを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 上記照明光量可変装置は、上記光源からの上記照明光の光路に配設された絞りを備え、該絞りを開閉させると共に、該絞りの開閉状態に対応する上記光量増減信号となる絞り開閉信号を出力する絞り装置であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の光源装置。
  6. 上記照明光量可変装置は、上記光源に電流/電圧を印加し、該照明光の発光量に対応した上記光量増減信号となる光源電流/電圧信号を出力する光源電流/電圧調整装置であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の光源装置。
JP2007039921A 2007-02-20 2007-02-20 光源装置 Pending JP2008200289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039921A JP2008200289A (ja) 2007-02-20 2007-02-20 光源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039921A JP2008200289A (ja) 2007-02-20 2007-02-20 光源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008200289A true JP2008200289A (ja) 2008-09-04

Family

ID=39778372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007039921A Pending JP2008200289A (ja) 2007-02-20 2007-02-20 光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008200289A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017022324A1 (ja) * 2015-08-05 2017-08-03 オリンパス株式会社 内視鏡システムの信号処理方法および内視鏡システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017022324A1 (ja) * 2015-08-05 2017-08-03 オリンパス株式会社 内視鏡システムの信号処理方法および内視鏡システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8979341B2 (en) Light source apparatus and light-adjusting method for light source apparatus
US8537210B2 (en) Controlling light source with endoscope type
AU2006305419B2 (en) Organism imaging device and organism observing system
JP4989036B2 (ja) 電子内視鏡用信号処理装置及び電子内視鏡装置
JP6368871B2 (ja) 生体観察システム
WO2010116902A1 (ja) 内視鏡装置
JP5148054B2 (ja) 撮像システム
JP2007117287A (ja) 内視鏡用光源装置
JP4575208B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP6246436B1 (ja) 内視鏡用プロセッサ及び内視鏡用プロセッサの作動方法
JP2006192058A (ja) 画像処理装置
JP4590235B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2008200289A (ja) 光源装置
JP5371941B2 (ja) 内視鏡システム
JP5412052B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP4436736B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP3540690B2 (ja) 内視鏡システム
JP6209325B2 (ja) 内視鏡装置
JP2011152302A (ja) 電子内視鏡システム
JP2000189383A (ja) 内視鏡装置
WO2018225316A1 (ja) 医療用制御装置
KR20180070133A (ko) 전자 내시경 시스템
JP2005065906A (ja) 口腔内観察装置
JP2000157488A (ja) 内視鏡装置
JP2011183099A (ja) 電子内視鏡装置