JP2000189383A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2000189383A
JP2000189383A JP10371012A JP37101298A JP2000189383A JP 2000189383 A JP2000189383 A JP 2000189383A JP 10371012 A JP10371012 A JP 10371012A JP 37101298 A JP37101298 A JP 37101298A JP 2000189383 A JP2000189383 A JP 2000189383A
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light
endoscope
illumination
illumination light
circuit
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JP10371012A
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Mitsusuke Ito
満祐 伊藤
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光源装置使用中、外部に位置する内視鏡のライ
トガイドから出射される照明光の光量が不用意に高出力
にならないようにする内視鏡装置を提供すること。 【解決手段】光源装置30に接続されるLGコネクタ5
1の先端面に対向する位置にはランプ33が配置され、
ランプ33とLGコネクタ51との照明光路中には絞り
37が設けられている。照明光制限手段90は、映像信
号の輝度分布を抽出する輝度分布生成回路91と、輝度
分布状態図中の変位量である傾き量を演算する微分回路
92等と、ランプ33からライトガイド52の光入射端
面53に向けて出射される照明光を制限するか否かの判
定を行う制限判定回路95と、この制限判定回路95の
判定結果を基に光入射端面53に入射する照明光を制限
する制限制御信号を出力する制限制御回路96とで構成
され、制限制御信号が出力されたとき光入射端面53へ
の照明光の入射が制限される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡に供給され
る照明光を、画像処理装置で生成した調光信号を基に、
光源装置に設けた調光回路で制御する内視鏡装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野で広く用いられるようになった。この内視鏡と照明光
を発生する内視鏡用光源装置(単に光源装置ともいう)
とで内視鏡装置が構成され、この光源装置から内視鏡に
供給される照明光をライトガイドによって挿入部の先端
側に位置する照明窓まで伝送して被写体を照明する。
【0003】従来の内視鏡装置では例えば図10に示す
ように被写体を照明光で照らして内視鏡像をモニタ10
に表示させて観察を行うとき、内視鏡1でとらえた光学
像を画像信号に光電変換するCCDなどを内蔵したテレ
ビカメラ3を接眼部2に取り付け、このテレビカメラ3
に接続されたビデオプロセッサ(図中V.P.で表示)
4で画像信号を映像信号に変換し、この映像信号をモニ
タ10に出力して画面上に内視鏡像を表示させていた。
【0004】このとき、被写体を照射する照明光の明る
さは、前記接眼部2に取り付けられているテレビカメラ
3からビデオプロセッサ(図中V.P.で表示)4に伝
送された画像信号を生成して得られる調光信号を光源装
置5の調光回路6に伝送し、調光信号と基準信号とを比
較した結果を基に、絞り羽根7の開口の大きさを調整し
て、ランプ8からライトガイドケーブル9内に配置され
ているライトガイドに供給される照明光量の調節を行っ
ていた。
【0005】このため、照明光がライトガイドに供給さ
れている状態で、例えばテレビカメラ3が接眼部2から
取り外されたり、ライトガイドケーブル9が内視鏡1か
ら外れたりした場合、テレビカメラ3に被写体の像が結
像しなくなることにより、ビデオプロセッサ4から調光
回路6には照明光量が不足しているので光量を増大させ
る旨の調光信号が伝送される。この調光信号を受けた調
光回路6では絞り羽根7の開口状態を最大開口状態にす
る。すると、内視鏡1の先端部やライトガイドケーブル
9の先端部から出射される照明光量が最大になって、こ
の照明光の熱によって火傷事故等が発生するおそれがあ
った。
【0006】このため、特開平8−76029号公報に
は内視鏡の接眼部からテレビカメラが取り外された状態
のときに、照明光による火傷事故が発生することを防止
することを目的として、テレビカメラが内視鏡の接眼部
に取り付けられているか否かを検出するためのテレビカ
メラ着脱検出手段を設け、その検出結果により接眼部に
テレビカメラが取り付けられていない状態のときには、
ライトガイド入射端に供給する照明光束を減少させた
り、照明光を完全に供給しないようにした内視鏡装置が
開示されている。
【0007】また、特開平9−308607号公報には
光源装置が点灯中にライトガイドケーブルが硬性鏡から
外れた場合、ライトガイドケーブルの先端部近傍に位置
する滅菌ドレープの焼けや加熱による不具合を防止する
ことを目的として、ライトガイドケーブルの先端部と硬
性鏡との接続状態を監視する監視手段と、この監視手段
により前記ライトガイドケーブルの先端部と前記硬性鏡
との接続が外れたことが検知された場合、前記光源装置
から供給される前記照明光を減光又は遮光する照明光制
御手段とを備えた硬性鏡装置が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平9−308607号公報の硬性鏡装置ではライトガ
イドケーブルと内視鏡との接続部に、このライトガイド
ケーブルと硬性鏡とが接続されているか否かを監視する
監視手段として電気接点と、この電気接点と光源装置内
の絞り駆動回路とを結ぶ信号線とを新たに設けなければ
ならなかった。
【0009】一方、前記特開平8−76029号公報の
内視鏡装置ではテレビカメラと内視鏡との接続部に、こ
のテレビカメラと内視鏡接眼部とが接続された状態であ
るか否かを検出する検出手段を新たに設ける必要があっ
た。
【0010】すなわち、いずれの手段を設ける場合でも
特別の仕様で装置を構成する必要がある。また、いずれ
の手段も特別の仕様に対応する機構を内視鏡側に必ず設
ける構成であるため、既存の内視鏡にこれらの機能を持
たせるために、内視鏡の改造又は買いかえで対応しなけ
ればならず、複数の内視鏡を有する病院などでは経費の
負担が増大するという問題があった。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、光源装置使用中、外部に位置する内視鏡のライト
ガイドから出射される照明光の光量を不用意に高出力に
させないようにする内視鏡装置を提供することを目的に
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
内視鏡に設けたライトガイドを介して照明された被写体
の光学像を画像信号に変換する撮像手段と、この撮像手
段から伝送される画像信号から映像信号及び調光信号を
生成して出力する画像処理装置と、前記内視鏡のライト
ガイドに照明光を供給する照明手段及び前記画像処理装
置から出力される調光信号を基に、前記ライトガイドの
光入射端面に入射させる照明光量を制御する調光回路を
有する光源装置とを具備する内視鏡装置であって、前記
光源装置は、前記画像処理装置で生成された映像信号の
輝度分布の変位量を基に、前記照明手段から前記ライト
ガイドの光入射端面に入射する照明光の制限を行う照明
光制限手段を有している。
【0013】この構成によれば、前記照明手段から前記
ライトガイドの光入射端面に入射する照明光を、画像処
理装置で生成された映像信号の輝度分布中の変位量を基
に、制限することにより、照明光の光量を不用意に高出
力になることが防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図4は本発明の第1実
施形態に係り、図1は内視鏡と内視鏡用光源装置とを備
えた内視鏡装置を示す図、図2は内視鏡の接眼部に取付
け可能なテレビカメラと、ビデオプロセッサとをさらに
備えた内視鏡装置の構成を説明する図、図3は映像信号
と輝度分布との関係を説明する図、図4は内視鏡装置の
作用を示すフローチャートである。なお、図3(a)は
モニタの画面上に表示された体腔内を示す内視鏡像を示
す図であり、図3(b)は図3(a)の矢印Aに示す切
断直線に対応する映像信号の輝度分布状態図である。ま
た、図3(c)はモニタの画面上に表示された手術室天
井を示す内視鏡像を示す図であり、図3(d)は図3
(c)の矢印Bに示す切断直線に対応する映像信号の輝
度分布状態図である。
【0015】図1に示す内視鏡装置11は、内視鏡とし
て例えば挿入部21が軟性を有するオプティカル式の内
視鏡20と、この内視鏡20に供給する照明光を発生す
る照明手段を備えた光源装置30とで構成され、この光
源装置30のライトガイド受け部31には内視鏡20の
操作部22の側部から延出したライトガイドケーブル5
0の基端部に設けたライトガイドコネクタ(以下LGコ
ネクタとも略記する)51が着脱自在に接続されるよう
になっている。このライトガイドケーブル50の先端部
は、前記操作部22に着脱自在な構成になっている。
【0016】前記内視鏡20は、軟性を有して細長な挿
入部21と、この挿入部21の基端に連設する把持部を
兼ねる操作部22と、この操作部22の基端部に設けら
れた接眼部23とを有し、前記操作部22には挿入部2
1を構成する先端部24に隣接して設けられた湾曲部2
5を湾曲操作する湾曲レバー26が設けられている。
【0017】なお、図1では接眼部23から肉眼観察す
る内視鏡装置11の場合の構成を示しているが、接眼部
23に図2に示すテレビカメラ60を装着して自動調光
することもでき、この場合の内視鏡装置12の構成を図
2を参照して説明する。また、符号32は明るさ設定を
手動変更するための設定スイッチ等を備えたフロントパ
ネルである。
【0018】図2に示す内視鏡装置12は、前記図1に
示した内視鏡装置11に対し、さらに前記内視鏡20の
接眼部23に装着される撮像手段として後述するCCD
63を内蔵したテレビカメラ60と、このテレビカメラ
60が接続され、前記CCD63から伝送される画像信
号を映像信号を生成する処理等を行う画像処理装置であ
るビデオプロセッサ(以下V.P.とも略記する)70
と、このV.P.70から出力される映像信号を表示す
るモニタ80とで主に構成されている。
【0019】前記光源装置30に接続されるLGコネク
タ51の先端面に対向する位置には照明手段として例え
ばメタルハライドランプ等のランプ33が配置され、こ
のランプ33はランプ点灯回路34から供給されるラン
プ点灯電源によって点灯するようになっている。
【0020】前記ランプ33で発生した照明光は、この
ランプ33に一体に設けられた放物面状のリフレクタ3
5によって反射され、さらに集光レンズ36によりLG
コネクタ51の基端面中央付近、つまりライトガイド5
2の光入射端面53に集光するようになっている。
【0021】このランプ33とLGコネクタ51との間
の照明光路中には例えば、前記ライトガイド52の光入
射端面53に入射する照明光量を調節する絞り37が設
けられている。
【0022】この絞り37は、回動自在で絞り量を可変
させる複数の絞り羽根を備えた絞り羽根部37aと、こ
の絞り羽根部37aの複数の絞り羽根を回動させて所定
の絞り量を設定するモータ37bとで構成されており、
このモータ37bは絞り駆動回路38からの駆動信号に
よって駆動されるようになっている。
【0023】そして、前記絞り37を経てライトガイド
52に供給された照明光は、このライトガイド52及び
内視鏡内を挿通するライトガイド54を介して先端部2
4まで伝送され、先端面から前方に向かって出射されて
患部等の被写体を照明する。
【0024】前記照明光によって照らされた被写体の光
学像は、前記先端部24に設けた観察光学系を構成する
観察窓27を通ってイメージガイド28の先端面に結像
し、このイメージガイド28によって操作部22内に位
置する基端面まで伝送され、この基端面に対向して設け
られている接眼部23の接眼レンズ29によって拡大観
察することができるようになっている。
【0025】前記内視鏡20の接眼部23に装着される
テレビカメラ60のカメラヘッド61内には前記接眼レ
ンズ29に対向する結像レンズ62が配置されており、
この結像レンズ62の結像位置には被写体の光学像を画
像信号に変換する固体撮像素子としての電荷結合素子
(CCDと略記する)63が配置されている。
【0026】このCCD63に接続された信号線は、カ
メラヘッド61から延出するカメラケーブル64内を挿
通して、コネクタ65を介してV.P.70に接続され
るようになっている。
【0027】前記V.P.70には前記CCD63にC
CD駆動信号を印加するCCDドライバ71と、前記C
CD63で光電変換されて入力される画像信号から標準
的な映像信号を生成するとともに輝度信号を抽出する映
像信号処理回路72と、この映像信号を前記モニタ80
に出力する第1映像出力端73と、前記映像信号処理回
路72で抽出された輝度信号から被写体の明るさを示す
調光信号を生成して出力する調光信号出力回路74と、
この調光信号を前記光源装置30に出力する調光ケーブ
ル81が接続される調光信号出力コネクタ75と、前記
映像信号を前記光源装置30に出力する映像ケーブル8
2が接続される第2映像出力端76とが設けられてい
る。
【0028】そして、前記出力コネクタ75から調光ケ
ーブル81を介して光源装置30に出力される調光信号
は、光源装置30に設けられている調光信号入力コネク
タ41を介して、後述する照明光制限手段90を構成す
る制限制御回路96を通って調光回路42に入力される
ようになっている。
【0029】また、前記第1映像出力端73より出力さ
れる映像信号は、前記モニタ80に出力されて画面上に
内視鏡画像として表示される。一方、前記第2映像出力
端76より映像ケーブル82を介して光源装置30に出
力される映像信号は、光源装置30に設けられている映
像信号入力コネクタ43を介して前記ランプ33から前
記ライトガイド52の光入射端面53に入射する照明光
を制限するか否かを判定して光入射端面53に入射する
照明光の制限を指示する信号の出力を行う照明光制限手
段90に入力される。
【0030】前記照明光制限手段90は、V.P.70
から出力される映像信号である例えば図3(a)又は同
図(c)に示すようにモニタ画面上に表示される内視鏡
像の所定の1切断直線上における映像信号の輝度分布を
抽出する輝度分布生成手段である輝度分布生成回路91
と、この輝度分布生成回路91で生成した輝度分布状態
図である同図(b),(d)中の変位量である傾き量を
得る演算を行う微分回路92と、この微分回路92で演
算した結果得られた値を絶対値変換する絶対値変換回路
93と、この絶対値変換回路93で得られた値を基に得
られる電圧値と、予め設定した基準値に対応する電圧値
とを比較する比較手段であるコンパレータ94と、この
コンパレータ94から送られる比較結果に基づいて前記
ランプ33から前記ライトガイド52の光入射端面53
に向けて出射される照明光を制限するか否かの判定を行
う制限判定手段である制限判定回路95と、この制限判
定回路95で得られた判定結果を基に前記ライトガイド
52の光入射端面53に入射する照明光を制限する制限
制御信号を出力する制限制御手段である制限制御回路9
6とで構成されている。
【0031】なお、前記図2において前記コンパレータ
94に可変抵抗を用いているがこれは使用者が変位量に
対する比較値となる基準値を任意に設定できるようにし
たためであるが、この抵抗は可変抵抗に限定されるもの
ではなく、所定の基準値を設定するために固定抵抗を用
いる構成であってもよい。
【0032】また、光源装置30の例えばフロントパネ
ル32に設けられる図示しない設定スイッチは、CPU
83に接続されており、この設定スイッチを適宜操作す
ることによって、このCPU83の図示しない記憶部に
格納されている照明光量になるように絞り37を制御す
るようになっている。
【0033】上述のように構成した内視鏡装置12の作
用を図4のフローチャートを参照して具体的に説明す
る。まず、図2で示したようにモニタ80の画面上に内
視鏡像を表示させて観察を行うため、内視鏡20の接眼
部23にテレビカメラ60を設置するとともに、このテ
レビカメラ60で撮像した像を映像信号に変換するV.
P.70を前記テレビカメラ60及び光源装置30、モ
ニタ80に接続する。
【0034】ここで、フローチャートのステップS1に
示すようにランプ33から前記ライトガイド52の光入
射端面53に向けて出射される照明光を遮光するか否か
を判定するための比較値となる基準値の初期設定を行
う。この後、ランプ点灯回路34を介してランプ33を
点灯させる。
【0035】すると、前記モニタ80の画面上には、前
記内視鏡20の挿入部21が例えば体腔内に配置されて
いる状態のときには、図3(a)に示すように内視鏡2
0の観察窓27を通してとらえた臓器や管腔等を示す内
視鏡像が表示され、前記内視鏡20の挿入部21が例え
ば体腔内に挿入される以前又は抜去された状態のときに
は、図3(c)に示すように例えば内視鏡20の観察窓
27を通してとらえた手術室の天井や蛍光灯等を示す内
視鏡像が表示される。
【0036】このとき、前記V.P.70に入力された
画像信号は、映像信号と調光信号とに生成されて出力さ
れている。
【0037】つまり、前記調光信号は、出力コネクタ7
5より調光ケーブル81,調光信号入力コネクタ41を
介して制限制御回路96に入力され、前記映像信号は第
1映像出力端73よりモニタ80に出力されるとともに
第2映像出力端76より映像ケーブル82,映像信号入
力コネクタ43を介して照明光制限手段90に出力され
る。そして、前記V.P.70から出力された映像信号
は、前記照明光制限手段90の輝度分布生成回路91に
入力される。
【0038】すると、ステップS2に示すように輝度分
布生成回路91では前記ランプ33から前記ライトガイ
ド52の光入射端面53に入射する照明光を制限するか
否かを判定するのに必要な輝度分布状態図を得るため
に、モニタ80の画面上に表示されている例えば図3
(a)の矢印A又は図3(c)の矢印Bに示す切断直線
上における映像信号の輝度分布の生成を行う。
【0039】なお、図3(a)の矢印A又は図3(c)
の矢印Bに示す切断直線は水平方向のものであるが、輝
度分布の生成が可能であれば垂直方向或いは斜め方向の
切断直線であってもよい。
【0040】そして、同図(b),(d)で示した輝度
分布状態図中から変位量のある部分、図中傾きが大きく
変化している部分を抽出し、この変位量を微分回路92
で演算した後、絶対値変換回路93で絶対値変換して傾
き量を数値として求め、この数値をコンパレータ94に
出力してステップS3に移行する。
【0041】ステップS3では前記ステップS1で予め
設定した基準値と、前記コンパレータ94に入力された
数値とを比較して光入射端面53に入射する照明光を制
限する必要があるか否かの判定を行うため、単調増加又
は単調減少の所定期間内で基準値以上の変化部位がある
か否かを検査する。
【0042】このとき、前記照明光制限手段90に同図
(a)に示す内視鏡像の映像信号が入力された場合に
は、同図(b)に示すように内視鏡20の挿入部21が
体腔内に挿入されているので輝度分布状態図では管腔や
臓器、病変部等によって輝度の値に大きな変化が生じな
い。
【0043】このため、コンパレータ94では単調増加
又は単調減少の期間内で基準値以上に変化する部分がな
いので後段の制限判定回路95に「基準値以上の変化部
無し」の判定結果を出力する。
【0044】そして、この結果を受けた制限判定回路9
5では後段の制限制御回路96に「制限の必要なし」の
判定結果を出力する。この「制限の必要なし」の判定結
果を受けた制限制御回路96では前記調光信号入力コネ
クタ41を介してこの制限制御回路96に入力された調
光信号をそのままの状態で調光回路42に出力させる。
【0045】この結果、調光回路42ではV.P.70
から出力された調光信号によって、絞り37を構成する
モータ37bを駆動制御するように絞り駆動回路38に
制御信号を出力する。このことにより、ステップS4に
示すように絞り羽根部37aの開口の大きさが調整され
て、ランプ33からライトガイド52の光入射端面53
に入射する。
【0046】一方、前記照明光制限手段90に同図
(c)に示す内視鏡像の映像信号が入力された場合に
は、同図(d)に示すように内視鏡20の挿入部21が
体外に位置するので輝度分布状態図では天井面とこの天
井に配置されている蛍光灯との間で輝度値に大きな変化
が生じているので、単調増加又は単調減少の期間内で基
準値以上に変化する部分が出現する。このため、後段の
制限判定回路95に「基準値以上の変化部有り」の判定
結果を出力する。このことにより、ステップS5に移行
する。
【0047】制限判定回路95は、ステップS5で前記
コンパレータ94から送られてくる「基準値以上の変化
部あり」の判定結果のカウントを行う。そして、ステッ
プS6に示すように「基準値以上の変化部あり」のカウ
ント数が2つ以上であるか否かの判定を行う。
【0048】このとき、「基準値以上の変化部あり」の
カウント数が2回以上である場合にはステップS7に示
す光量制限を行う。なお、前述のカウント数は好適な例
として2回以上としたが、これを1回以上としても概ね
構わない。
【0049】光量制限を行うため、まず制限判定回路9
5から制限制御回路96に「制限の必要あり」の判定結
果を出力する。この「制限の必要あり」の判定結果を受
けた制限制御回路96では制限制御信号を生成し、前記
調光信号入力コネクタ41を介してこの制限制御回路9
6に入力された調光信号にこの制限制御信号を付加して
調光回路42に出力する。
【0050】この結果、調光回路42にはV.P.70
から出力された調光信号の代わりに制限制御回路96で
生成された制限制御信号を付加した調光信号が入力され
るので、前記V.P.70から出力された調光信号に関
わらず、調光回路42では駆動回路38に絞り37を構
成する絞り羽根部37aの開口を閉塞させるようにモー
タ37bを駆動させる信号を出力する。
【0051】すると、絞り羽根部37aが閉塞状態にな
って、ランプ33からライトガイド52の光入射端面5
3に入射する照明光の遮光が所定時間行われる。このこ
とにより、体腔内に挿入されていた内視鏡20の挿入部
21を体腔内から抜去されたとき、観察窓27を通して
とらえる内視鏡像の変化を、映像信号から生成される輝
度信号の変化によって判断して自動的に遮光が行われ
る。
【0052】なお、所定時間経過後、前記制限制御回路
96からの制限制御信号の出力が停止されて、再びステ
ップS2に移行する。
【0053】また、前記ステップS6で「基準値以上の
変化部あり」のカウント数が1回であった場合には、制
限判定回路95より後段の制限制御回路96に「制限の
必要なし」の判定結果を出力する。このことにより、こ
の「制限の必要なし」の判定結果を受けた制限制御回路
96では調光信号入力コネクタ41を介してこの制限制
御回路96に入力された調光信号をそのままの状態で調
光回路42に出力する。
【0054】このことにより、体腔内に挿入されている
内視鏡20が観察窓27を通して図示しない処置具から
の反射光をとらえ、輝度分布中基準値以上に変化する部
分があった場合でも、ランプ33からライトガイド52
の光入射端面53に入射する照明光が制限されることな
く、継続して内視鏡観察を行える。
【0055】このように、光源装置に内視鏡でとらえた
光学像を光電変換して得られた映像信号の輝度分布を基
にランプからライトガイドの光入射端面に入射する照明
光を制限するか否かを設定する照明光制限手段を設けた
ことにより、内視鏡の挿入部が外部に位置しているとき
には、ビデオプロセッサから伝送される調光信号に関わ
らず、光源装置から内視鏡への照明光の供給を遮断する
制限を行って照明光の有する熱による不具合を確実に防
止することができる。
【0056】このことにより、内視鏡からテレビカメラ
が外れている場合などに光源装置のランプを使用状態に
して、ビデオプロセッサから照明光量をアップさせる調
光信号が入力された場合でもライトガイドから高熱の照
明光が入射されない。
【0057】なお、図中破線に示すように調光回路42
に制限制御回路96で生成された制限制御信号を付加し
た調光信号が入力された場合、ランプ点灯回路34にラ
ンプ点灯電源をオフ状態にする信号を出力し、このラン
プ点灯回路34からランプ点灯電源をオフ状態にする信
号をランプ33に出力してランプ33からライトガイド
52の光入射端面53に入射する照明光を制限するよう
にしてもよい。
【0058】また、本実施形態においては内視鏡をオプ
ティカル式の内視鏡としているが内視鏡は撮像手段を挿
入部に内蔵した電子内視鏡であってもよく、ランプとし
ては電流値を変化させることによって調光制御を行える
放電ランプなどを用いるようにしてもよい。
【0059】図5は第1実施形態の応用例に係る構成を
示す図である。図に示すように本実施形態においては制
限判定回路95から出力される判定結果をアンド回路4
4を通して制限制御回路96に出力している。なお、前
記アンド回路44にはV.P.70から出力された調光
信号の信号レベルを判定する第2制限判定手段である第
2判定回路45からの判定結果が入力するようになって
いる。
【0060】そして、V.P.70から出力された調光
信号が所定レベル以下であるという判定結果が入力さ
れ、かつ前記制限判定回路95から「制限の必要あり」
の判定結果を受けたとき、制限制御回路96では調光信
号入力コネクタ41を介して入力された調光信号に制限
制御信号を付加した調光信号を調光回路42に出力して
光入射端面53に入射する照明光の制限を所定時間行
う。その後、前記第2判定回路45にV.P.70から
出力された調光信号が所定のレベル以上であるという判
定結果、又は制限判定回路95から制限制御回路96に
「制限の必要なし」の判定結果が入力されたとき、ステ
ップS2に移行して調光信号がそのままの状態で調光回
路42に伝送される。
【0061】なお、本実施形態ではステップS5におけ
るカウント数を好適な例として第1の実施の形態同様2
回以上としたが、光体が前記蛍光灯のように線状の場合
と同様、体腔内に導入された処置具の反射光によって
も、微分した結果、立ち上がり部分と立下り部分との2
箇所で基準値以上の変化を起こして複数になってしまう
ので、調光信号の信号レベルも考慮することにより、カ
ウント数を1回以上としても十分な効果を得ることがで
きる。
【0062】このことにより、体腔内に挿入されている
内視鏡20が観察窓27を通して図示しない処置具から
の反射光をとらえた場合でも、内視鏡像の映像信号から
生成された輝度分布には基準値以上に変化する部分が処
置具からの反射光による1つだけしか存在しないので、
基準値以上に変化する部分があった場合でも、V.P.
70から出力された調光信号が所定レベル以上であれ
ば、ランプ33からライトガイド52の光入射端面53
に入射する照明光が制限されることなく、継続して内視
鏡観察を行える。
【0063】このように、制限判定回路の判定結果を制
限制御回路に伝送する経路中に、制限判定回路からの判
定結果及び調光信号のレベル結果が入力されるアンド回
路を設けたことにより、光源装置から内視鏡への照明光
の供給の遮断を、調光信号の信号レベルを考慮して光学
像を光電変換して得られた映像信号の輝度分布を基に、
より的確に行うことができる。
【0064】図6は本発明の第2実施形態に係る内視鏡
装置の別の構成を示す図である。本実施形態においては
光源装置の内部構成が第1実施形態と異なっている。図
6に示すように本実施形態の光源装置30Aにおいて
は、出力コネクタ75から調光ケーブル81を介して光
源装置30Aに出力される調光信号が、光源装置30A
に設けられている調光信号入力コネクタ41から制限制
御回路96を通すことなく、直接調光回路42に入力さ
れる。
【0065】また、制限判定回路95から制限制御回路
96に「制限の必要あり」の判定結果が出力されたと
き、この制限制御回路96で生成される制限制御信号
を、絞り37のモータ37bに駆動信号を供給する絞り
駆動回路38に直接出力している。
【0066】このため、前記制限判定回路95から制限
制御回路96に「制限の必要あり」の判定結果が出力さ
れて生成された制限制御信号は、制限制御回路96から
直接駆動回路38に入力され、この駆動回路38によっ
て絞り37の絞り羽根部37aを閉塞状態にして、ラン
プ33からライトガイド52の光入射端面53に入射す
る照明光の遮光を所定時間行う。
【0067】その他の構成及び作用・効果は前記第1実
施形態と同様であり、同部材には同符合を付して説明を
省略する。
【0068】また、図7に示すように制限制御回路96
から出力された制御指示信号をアンド回路44を通して
駆動回路38に出力し、このアンド回路44にはV.
P.70から出力された調光信号の信号レベルを判定す
る第2判定回路45からの判定結果が入力するように構
成してもよい。このことによって、光源装置から内視鏡
への照明光の供給の遮断を、調光信号の信号レベルを考
慮して光学像を光電変換して得られた映像信号の輝度分
布を基に行うようにして前記第1実施形態の応用例と同
様の作用・効果を得ることができる。
【0069】図8は本発明の第3実施形態に係る内視鏡
装置のまた他の構成を示す図である。本実施形態におい
ては光源装置の内部構成が上述の実施形態と異なってい
る。図8に示すように本実施形態の光源装置30Bにお
いては、前記ランプ33と、前記ライトガイド52の光
入射端面53との間の照明光路中にシャッター46を配
し、このシャッター46の開閉をシャッタ制御手段であ
るシャッタ制御回路47で制御するようになっている。
【0070】また、前記第2実施形態同様、出力コネク
タ75から調光ケーブル81を介して光源装置30Bに
出力される調光信号は、光源装置30Bに設けられてい
る調光信号入力コネクタ41から直接調光回路42に入
力される。
【0071】そして、本実施形態においては、制限判定
回路95から制限制御回路96に「制限の必要あり」の
判定結果が出力されたとき、この制限制御回路96で生
成された制限制御信号が直接シャッター46の開閉を制
御するシャッタ制御回路47に出力されるようになって
いる。
【0072】このため、前記制限判定回路95から制限
制御回路96に「制限の必要あり」の判定結果が出力さ
れて生成された制限制御信号は、制限制御回路96から
直接シャッタ制御回路47に入力され、このシャッタ制
御回路47によってランプ33とライトガイド光入射端
面53との間の照明光路中に配されているシャッター4
6を閉塞状態にして、ランプ33からライトガイド52
の光入射端面53に入射する照明光の遮光を所定時間行
う。
【0073】その他の構成及び作用・効果は上述した実
施形態と同様であり同部材には同符合を付して説明を省
略する。
【0074】なお、図9に示すように制限制御回路96
から出力された制御指示信号をアンド回路44を通して
シャッタ制御回路47に出力し、このアンド回路44に
はV.P.70から出力された調光信号の信号レベルを
判定する第2判定回路45からの判定結果が入力するよ
うに構成してもよい。このことによって、光源装置から
内視鏡への照明光の供給の遮断を、調光信号の信号レベ
ルを考慮して光学像を光電変換して得られた映像信号の
輝度分布を基に行うようにして前記第1実施形態の応用
例と同様の作用・効果を得ることができる。
【0075】上述の第2及び第3実施形態において、制
限判定回路95から制限制御回路96に「制限の必要あ
り」の判定結果が出力されたとき、この制限制御回路9
6で生成される制限制御信号を点線に示すように直接ラ
ンプ点灯回路34に出力し、このランプ点灯回路34か
らランプ点灯電源をオフ状態にする信号をランプ33に
出力してランプ33からライトガイド52の光入射端面
53に入射する照明光を制限するようにしてもよい。
【0076】上述した実施形態では絞りを複数の絞り羽
根として説明したが、この絞りは光路に挿脱可能に回動
自在、且つ光路に挿脱される部分にスリットを設け、こ
のスリットにより透過する光束の量を調整する1枚の絞
り羽根としてもよい。また、実施形態においては第2判
定回路をハードウエアで構成したが、主たる部分をソフ
トウエアで構成してもよい。
【0077】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0078】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0079】(1)内視鏡に設けたライトガイドを介し
て照明された被写体の光学像を画像信号に変換する撮像
手段と、この撮像手段から伝送される画像信号から映像
信号及び調光信号を生成して出力する画像処理装置と、
前記内視鏡のライトガイドに照明光を供給する照明手段
及び前記画像処理装置から出力される調光信号を基に、
前記ライトガイドの光入射端面に入射させる照明光量を
制御する調光回路を有する光源装置とを具備する内視鏡
装置において、前記光源装置は、前記画像処理装置で生
成された映像信号の輝度分布の変位量を基に、前記照明
手段から前記ライトガイドの光入射端面に入射する照明
光の制限を行う照明光制限手段を有する内視鏡装置。
【0080】(2)前記照明光制限手段は、前記画像処
理装置から出力された映像信号から生成される画像上の
少なくとも1つの任意切断直線上における輝度分布を生
成する輝度分布生成手段と、この輝度分布生成手段で生
成した輝度分布中の変位量と、予め設定した任意の比較
値とを比較する比較手段と、この比較手段における比較
結果に基づき、前記照明手段から前記ライトガイドの光
入射端面に入射させる照明光を制限するか否かを判定す
る制限判定手段と、この制限判定手段から出力される判
定信号を基に、前記照明手段から前記ライトガイドの光
入射端面に入射する照明光を制限する制限制御信号を生
成する制限制御手段と、を具備する付記1記載の内視鏡
装置。
【0081】(3)前記光源装置は、さらに、調光信号
の信号レベルを判定する第2判定制限手段を有し、この
第2判定制限手段及び前記照明光制限手段の結果を基
に、前記照明手段から前記ライトガイドの光入射端面に
入射する照明光の制限を行う付記1記載の内視鏡装置。
【0082】(4)前記制限判定手段は、前記比較手段
における比較の結果、前記輝度分布生成手段で生成した
輝度分布中の変位量が予め設定した任意の比較値以上で
あることを少なくとも1回以上検知するこにより、前記
照明手段から前記ライトガイドの光入射端面に入射させ
る照明光を制限させる判定をする付記2又は付記3記載
の内視鏡装置。
【0083】(5)前記制限制御手段からの制限制御信
号が付加された調光信号が調光回路に入力されることに
より、この調光回路を介して絞りを閉状態に制御して、
前記照明手段から前記ライトガイドの光入射端面に入射
する照明光を制限する付記2又は付記3記載の内視鏡装
置。
【0084】(6)前記制限制御手段からの制限制御信
号が絞り駆動回路に直接入力されることにより、前記絞
り駆動回路が絞りを閉状態に制御して、前記照明手段か
ら前記ライトガイドの光入射端面に入射する照明光を制
限する付記2又は付記3記載の内視鏡装置。
【0085】(7)前記光源装置は、前記照明手段と、
前記ライトガイドの光入射端面との間の照明光路中にシ
ャッターを有し、このシャッターの開閉制御を行うシャ
ッタ制御手段に前記制限制御手段からの制限制御信号を
直接入力して、前記照明手段から前記ライトガイドの光
入射端面に入射する照明光を制限する付記2又は付記3
記載の内視鏡装置。
【0086】(8)前記制限制御手段からの制限制御信
号を調光回路を介して前記照明手段を構成するランプ点
灯回路に伝送して、照明手段をオフ状態に制御すること
により、前記照明手段から前記ライトガイドの光入射端
面に入射する照明光を制限する付記2又は付記3記載の
内視鏡装置。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
源装置使用中、外部に位置する内視鏡のライトガイドか
ら出射される照明光の光量が不用意に高出力にならない
ようにする内視鏡装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は本発明の第1実施形態に係
り、図1は内視鏡と内視鏡用光源装置とを備えた内視鏡
装置を示す図
【図2】内視鏡の接眼部に取付け可能なテレビカメラ
と、ビデオプロセッサとをさらに備えた内視鏡装置の構
成を説明する図
【図3】映像信号と輝度分布との関係を説明する図
【図4】内視鏡装置の作用を示すフローチャート
【図5】第1実施形態の応用例に係る構成を示す図
【図6】本発明の第2実施形態に係る内視鏡装置の別の
構成を示す図
【図7】第2実施形態の応用例に係る構成を示す図
【図8】本発明の第3実施形態に係る内視鏡装置のまた
他の構成を示す図
【図9】第3実施形態の応用例に係る構成を示す図
【図10】従来の内視鏡装置の構成例を示す図
【符号の説明】
12…内視鏡装置 20…内視鏡 70…ビデオプロセッサ 30…光源装置 90…照明光制限手段 91…輝度分布生成回路 95…制限判定回路 96…制限制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡に設けたライトガイドを介して照
    明された被写体の光学像を画像信号に変換する撮像手段
    と、この撮像手段から伝送される画像信号から映像信号
    及び調光信号を生成して出力する画像処理装置と、前記
    内視鏡のライトガイドに照明光を供給する照明手段及び
    前記画像処理装置から出力される調光信号を基に、前記
    ライトガイドの光入射端面に入射させる照明光量を制御
    する調光回路を有する光源装置とを具備する内視鏡装置
    において、 前記光源装置は、前記画像処理装置で生成された映像信
    号の輝度分布の変位量を基に、前記照明手段から前記ラ
    イトガイドの光入射端面に入射する照明光の制限を行う
    照明光制限手段を有することを特徴とする内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 前記照明光制限手段は、 前記画像処理装置から出力された映像信号から生成され
    る画像上の少なくとも1つの任意切断直線上における輝
    度分布を生成する輝度分布生成手段と、 この輝度分布生成手段で生成した輝度分布中の変位量
    と、予め設定した任意の比較値とを比較する比較手段
    と、 この比較手段における比較結果に基づき、前記照明手段
    から前記ライトガイドの光入射端面に入射させる照明光
    を制限するか否かを判定する制限判定手段と、 この制限判定手段から出力される判定信号を基に、前記
    照明手段から前記ライトガイドの光入射端面に入射する
    照明光を制限する制限制御信号を生成する制限制御手段
    と、 を具備することを特徴とする請求項1記載の内視鏡装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004275569A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Miwatec:Kk 蛍光標識用センサー装置。
JP2009279168A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Fujinon Corp 蛍光内視鏡装置および励起光ユニット
US8132950B2 (en) 2008-03-06 2012-03-13 Fujifilm Corporation Light source device for endoscope
EP3610771A1 (en) 2018-08-16 2020-02-19 Fujifilm Corporation Control device for an endoscope with means for detecting a pattern and for identifying whether the endoscope is in a non-use state or in a use state and an associated method and a program

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