JP2008199772A - 振動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型でありながらも単純な構成で容易に作製することができる振動アクチュエータを提供することを課題とする。
【解決手段】2つのローラ5の間が連結ピン6により連結されると共に、ステータ2、振動手段3及び基部支持部材1の内部にロッド12が挿通され、ロッド12の一端部の板状部13が2つのローラ5の中央部で連結ピン6に連結されている。ロッド12の他端部はバネ受け部材18に固定され、バネ19の付勢力によりバネ受け部材18、ロッド12及び連結ピン6を介してローラ5がステータ2に対し加圧接触されている。駆動回路8により振動手段3を駆動して複合振動を発生させると、各ローラ5とステータ2との接触部分に楕円運動が発生し、2つのローラ5がそれぞれ連結ピン6を中心にして互いに同一方向に回転駆動され、それに伴って先端部材7がステータ2に対して傾動される。
【選択図】図3

Description

この発明は、振動アクチュエータに係り、特に超音波振動を利用して回転体を回転させる振動アクチュエータに関する。
例えば、特許文献1には、図18に示されるように、超音波振動を利用して球体状のロータ101を回転させる振動アクチュエータが開示されている。ロータ101の内部にワイヤ102の一端部を固定してこのワイヤ102を牽引することによりロータ101をステータ103に対して加圧接触させ、圧電素子104によりステータ103に超音波振動を発生させることでロータ101が回転される。ロータ101をステータ103に対し加圧するためのワイヤ102がステータ103及び圧電素子104の内部に通されることにより、この振動アクチュエータ全体の小型化が図られている。
この振動アクチュエータでは、ロータ101の内部にその回転中心を通る挿通孔105が形成されると共に、ワイヤ102の一端部がこの挿通孔105に挿入されてベアリング106を介して挿通孔105の内壁面に固定されることにより、ロータ101の回転に伴ったワイヤ102の捩れ等の発生が防止されている。また、ワイヤ102によりロータ101の回転が妨げられないように、挿通孔105は、ロータ101の回転中心からステータ103に対向するロータ101の表面に向かって円錐形状を有するように形成されている。
特開2006−5975号公報
しかしながら、特許文献1の振動アクチュエータのように、球体状のロータ101の内部に、その回転中心を通ると共に回転中心からステータ103に対向するロータ101の表面に向かって円錐形状を有する挿通孔105を形成することは、容易ではなく、手間がかかると共にコストが嵩むという問題がある。
また、挿通孔105の内部に、ワイヤ102の一端部を固定するためのベアリング機構106を設ける必要があるため、構成が複雑であると共に作製が困難である。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、小型でありながらも単純な構成で容易に作製することができる振動アクチュエータを提供することを目的とする。
この発明に係る振動アクチュエータは、ステータと、それぞれステータにより接触支持されると共に1つの回転軸を共有する複数のローラと、複数のローラの間を連結する連結ピンと、ステータに連結されると共にステータを振動させることによりステータと複数のローラの接触部分に楕円または円運動を発生させて複数のローラを回転させる振動手段と、その一端部が複数のローラの中間部で連結ピンに連結されて連結ピンをステータに向かって牽引することにより複数のローラをステータに対して加圧する予圧手段とを備えるものである。
なお、「複数のローラの中間部」とは、複数のローラのうち最も外側に位置する2つのローラの間を意味している。
互いに対称に配置された偶数個のローラを有し、予圧手段の一端部が偶数個のローラの中央部で連結ピンに連結されるように構成することもできる。
連結ピンを介して連結された2つのローラを有することが好ましい。
これら偶数個のローラは、互いに同一の大きさ及び形状を有することがより好ましい。
なお、偶数個のローラとして、2つに限らず、4つ以上のローラを設けることもできる。
好適には、予圧手段は、ステータの内部に通される、若しくは、ステータ及び振動手段の内部に通されて、その一端部で連結ピンに連結されている。ここで、「内部に通され」とは、予圧手段の端部が内部に位置する場合も含む。
また、ステータに、ほぼV字型の断面形状を有する溝を形成し、溝の表面に複数のローラを接触支持するように構成することもできる。
予圧手段は、その一端部が連結ピンに連結されるロッドと、ロッドの他端部に接続されると共にロッドを介して連結ピンを牽引する牽引装置とを有するように構成することもできる。
この場合に、ロッドの一端部に第1規制部を形成すると共に、ロッドの一端部に隣接するローラに第1規制部に対応する第2規制部を形成し、これら第1規制部及び第2規制部が互いに係合することで複数のローラの回転が所定の角度範囲に規制されることが好ましい。第1規制部及び第2規制部として、例えば、互いに対応する突起部及び当接面の組み合わせを用いることができる。
さらに、複数のローラが所定の角度範囲の端部に到達したことを検知するための検知手段を備え、振動手段は、互いに積層された複数の圧電素子板を有し、検知手段は、振動手段の電圧を測定することにより振動手段にかかる応力を監視すると共に、第1規制部及び第2規制部が互いに係合した際に生じる振動手段の応力の変化を検出することにより複数のローラが所定の角度範囲の端部に到達したことを検知することがより好ましい。
予圧手段は、その一端部が連結ピンに連結されるワイヤを有するように構成することもできる。
この場合に、ワイヤの他端部に接続されると共にワイヤを介して連結ピンを牽引する牽引装置を予圧手段がさらに有する、あるいは、ワイヤが弾性を有してそれ自身により連結ピンを牽引するように構成することもできる。
複数のローラは、自走可能なロボットのハンド等の関節として用いることができる。
この発明によれば、小型でありながらも単純な構成で作製が容易である振動アクチュエータを実現することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に、この発明の実施の形態1に係る振動アクチュエータを示す。この振動アクチュエータは、超音波振動を利用して回転体を回転する超音波アクチュエータであり、例えば、自走可能なロボットにおけるハンドの一本の指を構成するものである。基部支持部材1とステータ2との間に振動手段3が配置されると共に、ステータ2には、振動手段3に接する面とは反対側に溝4が形成されており、この溝4の表面に指の関節として用いられる円柱状の2つのローラ5が接触支持されている。これら2つのローラ5は、同一の大きさを有して互いに平行に配置されると共に、それぞれ共通の1つの回転軸の回りに回転自在に配置されている。各ローラ5の中心に連結ピン6が挿通されて、この連結ピン6により2つのローラ5の間が連結されており、この連結ピン6が双方のローラ5に共通の1つの回転軸を構成している。これらのローラ5は、双方のローラ5の外周部に固定されてローラ5と一体に回転される先端部材7を有している。また、振動手段3には、この振動手段3を駆動するための駆動回路8が接続されている。
図2に示されるように、ステータ2は、その中心に貫通孔9が形成されて全体でほぼ円筒形状を有している。また、ローラ5が接触配置されるステータ2の表面に形成される溝4は、ステータ2の中心を通り且つV字型の断面形状を有している。
図3に示されるように、基部支持部材1は、内部に凹部が形成された円筒状の本体部10と、本体部10よりも小さい径を有し且つ本体部10の凹部に連通する貫通孔が形成された円筒状の挿入部11とを有している。挿入部11が円筒状の振動手段3内に通されてその先端でステータ2の貫通孔9の内壁面に連結されることにより、基部支持部材1の本体部10とステータ2との間に振動手段3が挟持され、これらステータ2、振動手段3及び基部支持部材1が全体としてほぼ円柱状の外形を有している。
ここで、説明の便宜上、基部支持部材1からステータ2へと向かう円柱状の外形の中心軸をZ軸と規定し、Z軸に対して垂直方向にX軸が、Z軸及びX軸に対して垂直にY軸がそれぞれ延びているものとする。
振動手段3は、それぞれXY平面上に位置し且つ互いに重ね合わされた平板状の第1の圧電素子部31及び第2の圧電素子部32を有している。
ステータ2、振動手段3、基部支持部材1の挿入部11及び本体部10の内部には、それらの中心軸方向、すなわちZ軸方向にロッド12が挿通されている。ロッド12の一端部は2つのローラ5の間に位置しており、このロッド12の一端部にほぼ矩形の板状部13が形成されている。板状部13に形成された貫通孔に連結ピン6が貫通されることにより、ロッド12の一端部が連結ピン6に連結されている。ここで、連結ピン6はX軸方向に延在すると共に、板状部13は、連結ピン6の延在方向すなわちX軸方向において2つのローラ5の中央部に位置しており、2つのローラ5は板状部13に関して互いに対称に配置されている。なお、連結ピン6と各ローラ5との間、及び連結ピン6とロッド12の板状部13との間のうち、少なくとも一方が回転自在に連結されることによりローラ5がロッド12に対して回転可能であるように構成されている。
先端部材7は、2つのローラ5の間に突出形成される一対の突起部14及び15を有しており、これらの突起部14及び15は、ローラ5の周方向に沿って互いに間隔をあけて配置されている。板状部13において、ステータ2に対向する面とは反対側に位置する面と、一方の側部に位置する面はそれぞれ、突起部14及び15が当接することによりローラ5の回転を所定の角度範囲に規制するための当接面16及び17を構成している。
これら当接面16及び17と突起部14及び15はそれぞれ、この発明の第1規制部と第2規制部を構成している。
なお、板状部13の当接面16及び17は、ローラ5の回転に伴った突起部14及び15の移動を妨げないように円弧形状に面取りされた面取り部を介して互いに接続されている。
ロッド12の他端部は、基部支持部材1の本体部10の凹部内に位置すると共にこの凹部内にスライド自在に収容されたバネ受け部材18に固定されている。本体部10の凹部の底面20とバネ受け部材18との間には、この発明の牽引装置としてのバネ19が配置されており、バネ19はバネ受け部材18を本体部10の凹部の底面20とは反対方向に向かって付勢している。このバネ19の付勢力により、バネ受け部材18及びロッド12を介して連結ピン6がステータ2に向かって牽引され、これによりローラ5がステータ2に対し加圧接触されている。
図4に示されるように、第1の圧電素子部31及び第2の圧電素子部32は、絶縁シート33〜35を介してステータ2及び基部支持部材1から、また互いに絶縁された状態で配置されている。第1の圧電素子部31は、それぞれ円板形状を有する電極板31a、圧電素子板31b、電極板31c、圧電素子板31d及び電極板31eが順次重ね合わされた構造を有している。同様に、第2の圧電素子部32は、それぞれ円板形状を有する電極板32a、圧電素子板32b、電極板32c、圧電素子板32d及び電極板32eが順次重ね合わされた構造を有している。
第1の圧電素子部31の両面部分に配置されている電極板31a及び電極板31eと、第2の圧電素子部32の両面部分に配置されている電極板32a及び電極板32eがそれぞれ電気的に接地されている。また、第1の圧電素子部31の一対の圧電素子板31b及び31dの間に配置されている電極板31cと、第2の圧電素子部32の一対の圧電素子板32b及び32dの間に配置されている電極板32cとからそれぞれ端子が引き出されて駆動回路8に接続されている。
なお、駆動回路8は、振動手段3の電圧を測定することによりこの振動手段3にかかる応力を監視すると共にこの応力の変化に基づいてローラ5が所定の角度範囲の両端部にそれぞれ到達したことを検知する検知手段を有している。
図5に示されるように、第1の圧電素子部31の一対の圧電素子板31b及び31dは、Y軸方向に2分割された部分が互いに逆極性を有してそれぞれZ軸方向(厚み方向)に膨張と収縮の反対の変形挙動を行うように分極されており、圧電素子板31bと圧電素子板31dは互いに裏返しに配置されている。
第2の圧電素子部32の一対の圧電素子板32b及び32dは、2分割されることなく全体がZ軸方向(厚み方向)に膨張あるいは収縮の変形挙動を行うように分極されており、圧電素子板32bと圧電素子板32dは互いに裏返しに配置されている。
次に、この実施の形態1に係る振動アクチュエータの動作について説明する。駆動回路8により第1の圧電素子部31の電極板31cと第2の圧電素子部32の電極板32cとに位相を90度シフトさせた交流電圧をそれぞれ印加して、振動手段3によりY軸方向のたわみ振動とZ軸方向の縦振動とを組み合わせた複合振動を発生させると、各ローラ5とステータ2との接触部分にYZ面内における楕円運動が発生し、これにより、2つのローラ5がそれぞれ連結ピン6を中心にしてX軸回りに回転駆動されることとなる。これら2つのローラ5は同時に且つ同一方向に回転され、それに伴って先端部材7がステータ2に対して傾動される。
ここで、図6に示されるように、先端部材7の一方の突起部14がこれに対応する板状部13の当接面16に当接することにより、ローラ5が図6において時計回り方向にそれ以上回転することが規制される。また、図7に示されるように、先端部材7の他方の突起部15がこれに対応する板状部13の当接面17に当接することにより、ローラ5が図7において反時計回り方向にそれ以上回転することが規制される。このようにローラ5の回転を所定の角度範囲に規制することができる。このとき、ローラ5の回転は90°程度の角度範囲に規制される。
また、振動手段3は基部支持部材1とステータ2との間に挟持されると共にローラ5はステータ2に対し加圧接触されているため、先端部材7の一対の突起部14及び15がそれぞれ対応するロッド12の板状部13の当接面16及び17に当接することにより、連結ピン6、ローラ5及びステータ2を介して、振動手段3にかかる応力が変化することとなる。ここで、駆動回路8は、振動手段3の電圧を測定することにより振動手段3にかかる応力を監視しているため、先端部材7の突起部14及び15がそれぞれ対応する当接面16及び17に当接した際に生じる振動手段3の応力の変化を検出することにより、ローラ5が所定の角度範囲のそれぞれの端部に到達したことを検知することができる。
したがって、ローラ5が可動限界に到達したことを検知するためのリミットセンサ等を新たに設ける必要がない。
この振動アクチュエータでは、円柱状の2つのローラ5の間を連結ピン6で連結すると共に、この連結ピン6にロッド12の一端部を連結して牽引することにより、ローラ5をステータ2に対し加圧しているため、単純な構成であると共に容易に作製することができる振動アクチュエータを実現することが可能である。
ロッド12は、2つのローラ5の中央部で連結ピン6を牽引するため、それぞれのローラ5をステータ2に対して均一な力で加圧することができる。また、本体部10の凹部の底面20とバネ受け部材18との間に、付勢力の大きさが異なるバネを配置することで、2つのローラ5をそれぞれステータ2に対して加圧する力の大きさを容易に調整することができる。
また、ロッド12は、ステータ2、振動手段3及び基部支持部材1の内部に通されると共に、バネ受け部材18及びバネ19は、基部支持部材1の凹部内に収容されているため、この振動アクチュエータ全体の小型化が達成される。
また、ステータ2に形成された断面V字型の溝4の表面に2つのローラ5がそれぞれ接触配置されるため、ステータ2によりこれら2つのローラ5を安定して支持することが可能である。
また、振動手段3でステータ2を振動させることにより、2つのローラ5は共通の1つの回転軸だけの回りに回転されるため、安定した動作を行うことができると共にローラ5の回転を精度良く制御することができる。したがって、この振動アクチュエータを複数用いることにより、人間の手に近似した動作を行うロボットハンドを実現することができる。
実施の形態2.
次に図8を参照して、この発明の実施の形態2に係る振動アクチュエータを説明する。この実施の形態2は、実施の形態1の振動アクチュエータにおいて、2つのローラ5の両側に、さらに2つのローラ5を板状部13に関して互いに対称に設けたものである。すなわち、互いに同一の大きさ及び形状を有する4つのローラ5が連結ピン6を介して連結されると共に、連結ピン6にロッド12の板状部13が連結されて牽引されることにより、各ローラ5がステータ2に対し加圧接触されている。ロッド12の板状部13は、連結ピン6の延在方向において4つのローラ5の中央部に位置している。なお、ここでは、中間部に位置する2つのローラ5の外周部に固定されている先端部材7の図示を省略している。
円柱状の4つのローラ5の間を連結ピン6で連結し、ステータ2、振動手段3及び基部支持部材1の内部に通されたロッド12によりこの連結ピン6を牽引することでローラ5をステータ2に対して加圧するため、上述の実施の形態1と同様に、小型でありながらも単純な構成で容易に作製することができる振動アクチュエータを実現することが可能である。
加えて、この実施の形態2では、ステータ2に4つのローラ5がそれぞれ加圧接触されると共にステータ2の振動によりこれら4つのローラ5を回転駆動して先端部材7を傾動させるため、高トルクが実現されると共に各ローラ5及びステータ2の接触部分の摩耗が低減される。
また、4つのローラ5は、ロッド12の板状部13に関して互いに対称に配置されているだけでなく、互いに同一の大きさ及び形状を有するため、安定した回転動作を行うことができる。
なお、4つのローラ5の両側に、さらに偶数個のローラ5を板状部13に関して互いに対称に設けることもできる。
実施の形態3.
次に図9を参照して、この発明の実施の形態3に係る振動アクチュエータを説明する。この実施の形態3は、上述の実施の形態2において、中間部に位置する2つのローラ5の両側に、同一の大きさを有する2つのローラ5を設ける代わりに、それぞれローラ5よりも小さい径を有する2つのローラ41を板状部13に関して互いに対称に設けるものである。ステータ2の振動手段3に接する面とは反対側の面には、連結ピン6の延在方向に沿って4つのローラ5及び41に対応した段差状の断面形状を有する接触部42が形成されている。連結ピン6がロッド12で牽引されることにより各ローラ5及び41がステータ2に対し加圧接触されている。
このように構成しても、上述の実施の形態2と同様の効果が得られる。
加えて、この実施の形態3では、2つのローラ5の両側にそれぞれローラ5よりも小さい径を有する2つのローラ41が配置されるため、振動アクチュエータをさらに小型化することができる。
なお、逆に、小さい径を有する2つのローラ41を中間部に配置し、それらの両側にそれぞれローラ5を配置してもよい。
また、4つのローラ5及び41の両側に、さらに偶数個のローラを板状部13に関して互いに対称に設けることもできる。このとき、新たに追加されるローラは、ローラ5及び41と同一の径を有するものでもよいし、ローラ5及び41とは大きさの異なる径を有するものでもよい。いずれの場合も、ステータ2の振動手段3に接する面とは反対側の面には、連結ピン6の延在方向に沿ってこれらのローラに対応した断面形状を有する接触部が形成されて、各ローラがステータ2に対し加圧接触されることが好ましい。
また、上述の実施の形態1〜3では、偶数個のローラを設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、3以上の奇数個のローラを設けてもよい。例えば、図10に示されるように、3つのローラ5を連結ピン6により互いに連結して用いることができる。この場合、ステータ2にその軸方向に沿って2つの貫通孔9を形成すると共に、2つに分岐されたロッド12の一端部をそれぞれ貫通孔9に挿通して板状部13で連結ピン6に連結することにより、ロッド12で連結ピン6を牽引して3つのローラ5をそれぞれステータ2に対し加圧することができる。
実施の形態4.
上述の実施の形態1において、円柱状の2つのローラ5の代わりに、図11に示されるように、円錐台形状を有する2つのローラ51を用いることもできる。2つのローラ51の大径部52が互いに対向するように配置されている。ステータ2の振動手段3に接する面とは反対側の面には、連結ピン6の延在方向に沿って2つのローラ51に対応した断面形状を有する接触部53が形成され、各ローラ51がステータ2に対して加圧接触されている。なお、2つのローラ51の外周部に図示しない先端部材が固定されている。
このように構成しても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、図12に示されるように、2つのローラ51の大径部52が互いに反対方向を向くように配置してもよい。
また、図11及び12においてステータ2に当接される各ローラ51の外周面は、その中心軸に向かって湾曲形状に切り欠かれる、または、その中心軸とは反対方向に向かって湾曲形状に膨出するように形成されてもよい。
また、上述の実施の形態2及び3における各ローラとして、この円錐台形状のローラ51を用いることもできる。
実施の形態5.
上述の実施の形態1において、円柱状の2つのローラ5の代わりに、図13に示されるような半球形状を有する2つのローラ61を用いることもできる。2つのローラ61の平面部62が互いに対向するように配置されている。ステータ2の振動手段3に接する面とは反対側の面には、連結ピン6の延在方向に沿って2つのローラ61に対応した断面形状を有する接触部63が形成され、各ローラ61がステータ2に対して加圧接触されている。なお、2つのローラ61の外周部に図示しない先端部材が固定されている。
このように構成しても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、図14に示されるように、2つのローラ61の平面部62が互いに反対方向を向くように配置してもよい。
また、上述の実施の形態2及び3におけるローラとして、この半球形状のローラ61を用いることもできる。
実施の形態6.
上述の実施の形態1〜5では、ロッド12の一端部に矩形の板状部13が設けられていたが、その板状部13の一対の当接面16及び17の部分を切り欠くことにより、例えば図15に示されるように、斜めの当接面71及び72を形成することもできる。この場合、先端部材に設けられた一対の突起部がそれぞれ対応する当接面71及び72に当接することにより、ローラの回転が90°よりも大きい所定の角度範囲に規制される。
すなわち、突起部の突出高さ及び当接面の角度を選択することにより、ローラの回転を規制する角度範囲を変更することができる。
なお、突起部は、先端部材に設けられる代わりに、板状部13に隣接するローラに設けられてもよい。また、板状部13に突起部を設け、先端部材またはローラに当接面を設けてもよい。
また、突起部と当接面の組み合わせに限らず、互いに係合することでローラの回転を規制することができる各種の第1規制部及び第2規制部を設けることができる。例えば、突起部と突起部、あるいは当接面と当接面の組み合わせを第1規制部及び第2規制部として用いることもできる。
実施の形態7.
次に図16を参照して、この発明の実施の形態7に係る振動アクチュエータを説明する。この実施の形態7は、実施の形態1の振動アクチュエータにおいて、ロッド12の代わりに、ワイヤ81を連結ピン6に連結して牽引するものである。ワイヤ81は、ステータ2、振動手段3及び基部支持部材1の内部にそれらの中心軸方向、すなわちZ軸方向に挿通されている。このワイヤ81の一端部は、連結ピン6の延在方向、すなわちX軸方向において2つのローラ5の中央部に位置して連結ピン6に連結されている。
ワイヤ81の他端部は、基部支持部材1の本体部10の凹部内のバネ受け部材18に固定されており、バネ19の付勢力により、バネ受け部材18及びワイヤ81を介して連結ピン6がステータ2に向かって牽引され、これによりローラ5がステータ2に対し加圧接触されている。なお、2つのローラ5の外周部には、ほぼ平坦な底面を有する先端部材82が固定されている。
円柱状の2つのローラ5の間を連結ピン6で連結し、ステータ2、振動手段3及び基部支持部材1の内部に通されたワイヤ81により連結ピン6を牽引することでローラ5をステータ2に対し加圧するため、上述の実施の形態1と同様に、小型でありながらも単純な構成で容易に作製することができる振動アクチュエータを実現することができる。
ワイヤ81は、2つのローラ5の中央部で連結ピン6を牽引するため、それぞれのローラ5をステータ2に対して均一な力で加圧することができる。
また、本体部10の凹部の底面20とバネ受け部材18との間に付勢力の大きさが異なるバネを配置する、あるいは、連結ピン6からバネ受け部材18までのワイヤ81の長さを調節することにより、ステータ2に対する2つのローラ5の加圧力の大きさを容易に調整することができる。
なお、実施の形態2〜5においても、ロッド12の代わりに、ワイヤ81を連結ピン6に連結して牽引することにより、ローラをステータ2に対し加圧することができる。
なお、上述の実施の形態1〜7におけるロッド12及びワイヤ81はそれぞれバネ19の付勢力により牽引されていたが、バネ19の代わりに、空圧または油圧を用いた牽引装置をロッド12及びワイヤ81の他端部に接続してロッド12及びワイヤ81を牽引することもできる。
この空圧または油圧を用いた牽引装置では、ロッド12及びワイヤ81を牽引する力の大きさを容易に制御することができ、したがって、ステータ2に対する2つのローラ5の加圧力の大きさを容易に調整することができる。
例えば、振動手段3が駆動されていないときは、振動手段3の駆動時よりも、ロッド12及びワイヤ81に対する牽引力が大きくなるように牽引装置を制御すれば、静止時におけるローラ5とステータ2との間の保持トルクを増大させることができる。
実施の形態8.
次に図17を参照して、この発明の実施の形態8に係る振動アクチュエータを説明する。この実施の形態8は、実施の形態1の振動アクチュエータにおいて、ロッド12の代わりに、弾性を有する糸状のゴム、樹脂、スプリング等からなるワイヤ91により連結ピン6を牽引するものである。ワイヤ91は、ステータ2、振動手段3及び基部支持部材1の内部に挿通されており、ワイヤ91の一端部は2つのローラ5の中央部に位置して連結ピン6に連結されている。
また、基部支持部材1の本体部10の凹部内に固定部材92が固定されており、この固定部材92にワイヤ91の他端部が固定されている。ワイヤ91は、所定の張力を生じる長さに伸張された状態で取り付けられており、このワイヤ91の張力により連結ピン6がステータ2に向かって牽引されてローラ5がステータ2に対し加圧接触されている。なお、2つのローラ5の外周部に、ほぼ平坦な底面を有する先端部材93が固定されている。
このように構成しても、実施の形態1と同様に、小型でありながらも単純な構成で容易に作製することができると共にそれぞれのローラ5をステータ2に対して均一な力で加圧することができる振動アクチュエータを実現することができる。
また、ワイヤ91の伸張の度合いを調節してワイヤ91の張力の大きさを変更することにより、ステータ2に対する2つのローラ5の加圧力の大きさを容易に調整することができる。
なお、上述の実施の形態2〜5においても、ロッド12の代わりに、ワイヤ91を連結ピン6に連結して牽引することにより、ローラをステータ2に対し加圧することができる。
なお、上述の実施の形態1〜8において、先端部材を省略することにより、ローラを1回転以上回転させることが可能である。
また、ロッド12及びワイヤ81,91の他端部は、基部支持部材1の本体部10の凹部内に位置していたが、ステータ2の貫通孔9内に位置していてもよい。
なお、上記各実施の形態において、駆動回路8は、振動手段3の電圧を測定する代わりに、振動手段3の電流、振動周波数または位相等を測定することにより、振動手段3にかかる応力を監視することができる。この場合に、ローラの回転が所定の角度範囲に規制されるように構成されていれば、駆動回路8は振動手段3の応力の変化に基づいてローラが所定の角度範囲の端部に到達したことを検知することができる。
また、振動手段にかかる応力を監視し且つこの応力の変化に基づいてローラが所定の角度範囲の端部に到達したことを検知する検知手段は、駆動回路8に内蔵されずに、駆動回路8とは別に設けられてもよい。
なお、駆動回路8から各圧電素子部に印加する交流電圧の位相は90度シフトさせていたが、90度に限らず変化させても良い。また、印加する交流電圧の電圧値を変化させてもよい。交流電圧を様々に制御することでステータ2に発生する楕円振動を制御することができる。
なお、互いに直交しない複数の振動を組み合わせた複合振動を発生させて複数のローラを共通の1つの回転軸の回りに回転させることもできる。
また、それぞれ別の圧電素子部で発生させた2つの振動を合成させて複合振動を発生させる代わりに、一つの圧電素子部を複数に分極し、各分極電極に印加する電圧を個別にコントロールしても良い。すなわち位相、振幅などの異なる交流電圧を合成した電圧を各分極電極に印加して単一の圧電素子部で複合振動を発生させても良い。
また、上記各実施の形態では、ステータ2とローラとの接触部分に楕円運動を発生させていたが、各軸方向の振幅を制御することで円運動を発生させても良い。
また、この振動アクチュエータは、ハンドの指だけでなく、例えば自走可能なロボットの脚のように、関節を有する各種の部分に適用することができる。すなわち、この振動アクチュエータのローラを関節として用いることができる。
この発明の実施の形態1に係る振動アクチュエータを示す斜視図である。 実施の形態1におけるステータを示す斜視図である。 実施の形態1に係る振動アクチュエータを示す断面図である。 実施の形態1で用いられた振動手段の構成を示す部分断面図である。 実施の形態1で用いられた圧電素子手段の2対の圧電素子板の分極方向を示す斜視図である。 実施の形態1に係る振動アクチュエータの動作状態を示す断面図である。 実施の形態1に係る振動アクチュエータの動作状態を示す断面図である。 実施の形態2におけるローラ近傍の構造を示す図である。 実施の形態3におけるローラ近傍の構造を示す図である。 実施の形態1の変形例におけるローラ近傍の構造を示す図である。 実施の形態4におけるローラ近傍の構造を示す図である。 実施の形態4の変形例におけるローラ近傍の構造を示す図である。 実施の形態5におけるローラ近傍の構造を示す図である。 実施の形態5の変形例におけるローラ近傍の構造を示す図である。 実施の形態6におけるロッドの板状部を示す図である。 実施の形態7に係る振動アクチュエータを示す断面図である。 実施の形態8に係る振動アクチュエータを示す断面図である。 従来の振動アクチュエータを示す断面図である。
符号の説明
1 基部支持部材、2 ステータ、3 振動手段、4 溝、5,41,51,61 ローラ、6 連結ピン、7,82,93 先端部材、8 駆動回路、9 貫通孔、10 本体部、11 挿入部、12 ロッド、13 板状部、14,15 突起部、16,17,71,72 当接面、18 バネ受け部材、19 バネ、20 底面、31 第1の圧電素子部、32 第2の圧電素子部、31a,31c,31e,32a,32c,32e 電極板、31b,31d,32b,32d 圧電素子板、33〜35 絶縁シート、42,53,63 接続部、52 大径部、62 平面部、81,91 ワイヤ、92 固定部材。

Claims (13)

  1. ステータと、
    それぞれ前記ステータにより接触支持され、1つの回転軸を共有する複数のローラと、
    前記複数のローラの間を連結する連結ピンと、
    前記ステータに連結されると共に前記ステータを振動させることにより前記ステータと前記複数のローラの接触部分に楕円または円運動を発生させて前記複数のローラを回転させる振動手段と、
    その一端部が前記複数のローラの中間部で前記連結ピンに連結されて前記連結ピンを前記ステータに向かって牽引することにより前記複数のローラを前記ステータに対して加圧する予圧手段と
    を備えることを特徴とする振動アクチュエータ。
  2. 互いに対称に配置された偶数個のローラを有し、前記予圧手段の一端部は、前記偶数個のローラの中央部で前記連結ピンに連結されている請求項1に記載の振動アクチュエータ。
  3. 前記連結ピンを介して連結された2つのローラを有する請求項1または2に記載の振動アクチュエータ。
  4. 前記偶数個のローラは、互いに同一の大きさ及び形状を有する請求項2または3に記載の振動アクチュエータ。
  5. 前記予圧手段は、前記ステータの内部、若しくは、前記ステータ及び振動手段の内部に通されて、その一端部で前記連結ピンに連結されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の振動アクチュエータ。
  6. 前記ステータに、ほぼV字型の断面形状を有する溝が形成され、前記溝の表面に前記複数のローラが接触支持されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の振動アクチュエータ。
  7. 前記予圧手段は、その一端部が前記連結ピンに連結されるロッドと、前記ロッドの他端部に接続されると共に前記ロッドを介して前記連結ピンを牽引する牽引装置とを有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の振動アクチュエータ。
  8. 前記ロッドの一端部に第1規制部を形成すると共に、前記ロッドの一端部に隣接するローラに前記第1規制部に対応する第2規制部を形成し、前記第1規制部と前記第2規制部とが互いに係合することで前記複数のローラの回転が所定の角度範囲に規制される請求項7に記載の振動アクチュエータ。
  9. 前記複数のローラが前記所定の角度範囲の端部に到達したことを検知するための検知手段をさらに備え、前記振動手段は、互いに積層された複数の圧電素子板を有し、前記検知手段は、前記振動手段の電圧を測定することにより前記振動手段にかかる応力を監視し、前記第1規制部と前記第2規制部とが互いに係合した際に生じる前記振動手段の応力の変化を検出することにより、前記複数のローラが前記所定の角度範囲の端部に到達したことを検知する請求項8に記載の振動アクチュエータ。
  10. 前記予圧手段は、その一端部が前記連結ピンに連結されるワイヤを有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の振動アクチュエータ。
  11. 前記予圧手段は、前記ワイヤの他端部に接続されると共に前記ワイヤを介して前記連結ピンを牽引する牽引装置をさらに有する請求項10に記載の振動アクチュエータ。
  12. 前記ワイヤは、弾性を有してそれ自身により前記連結ピンを牽引する請求項10に記載の振動アクチュエータ。
  13. 前記複数のローラは、自走可能なロボットのハンド等の関節として用いられる請求項1〜12のいずれか一項に記載の振動アクチュエータ。
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