JP2008197984A - 電源コントローラ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メンテナンス時に電源の出力端子に接触しても直流電源が流れないようにする電源コントローラ装置を提供する。
【解決手段】電源装置から出力される電力を通信機器に直流電力によって供給する電源コントローラ装置であって、前記直流電力を通信機器に出力する出力端子のカバーの取り外しを検出する検出部と、前記検出部によってカバーの取り外しが検出された場合に、前記出力端子への直流電力の供給を遮断するスイッチ回路と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】電源装置から出力される電力を通信機器に直流電力によって供給する電源コントローラ装置であって、前記直流電力を通信機器に出力する出力端子のカバーの取り外しを検出する検出部と、前記検出部によってカバーの取り外しが検出された場合に、前記出力端子への直流電力の供給を遮断するスイッチ回路と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、負荷装置に直流の電力を供給する電源コントローラ装置に関する。
従来から、サーバ装置等の通信機器に電源装置を接続し、通信機器に電源が供給されている。ここでは、通信機器と電源装置の間に接続する電源コントローラも提供されている。この電源コントローラ装置は、複数の通信機器を収容することも可能であり、それぞれの通信機器に対して電力を供給する。
このような通信機器に適用される電源装置の一例として、例えば、下記の特許文献1に記載されたものがある。
特開2004−38381号公報
このような通信機器に適用される電源装置の一例として、例えば、下記の特許文献1に記載されたものがある。
しかしながら、近年、情報機器が大型のシステムになるなど、多様なバリエーションの通信機器が提供されつつある。上述した従来技術における電源コントローラ装置は、負荷に対して交流の電力を供給するものであったので、このような通信機器の多様化に合わせて、直流にて電力を供給できることも求められることが考えられる。
また、大型システムにおける通信機器では、消費電力も大きくなることから、直流で電力を供給する場合、電流値としても、大きくなる。そうすると、このような直流電源を供給するシステムにおいてメンテナンス等を行う場合、上述した特許文献1に示す交流電源等を用いたシステムにおけるメンテナンスに比べて、作業をより安全に行うことが必要となる。すなわち、大電流の直流電源を取り扱う場合には、交流電源に比べて、ショート等について、より配慮しなければならない。
また、電源コントローラ装置の電源コードを取り外し、システム内の各種機器のメンテナンスを行う場合、電源の出力端子から電源コードを取り外す際に、電源の出力端子に接触しても直流電源が流れないようにすることが望ましい。
また、大型システムにおける通信機器では、消費電力も大きくなることから、直流で電力を供給する場合、電流値としても、大きくなる。そうすると、このような直流電源を供給するシステムにおいてメンテナンス等を行う場合、上述した特許文献1に示す交流電源等を用いたシステムにおけるメンテナンスに比べて、作業をより安全に行うことが必要となる。すなわち、大電流の直流電源を取り扱う場合には、交流電源に比べて、ショート等について、より配慮しなければならない。
また、電源コントローラ装置の電源コードを取り外し、システム内の各種機器のメンテナンスを行う場合、電源の出力端子から電源コードを取り外す際に、電源の出力端子に接触しても直流電源が流れないようにすることが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、直流の電力を供給することができる電源コントローラ装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、メンテナンス時に電源の出力端子に接触しても直流電源が流れないようにする電源コントローラ装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、メンテナンス時に電源の出力端子に接触しても直流電源が流れないようにする電源コントローラ装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、電源装置から出力される電力を通信機器に直流電力によって供給する電源コントローラ装置であって、前記直流電力を通信機器に出力する出力端子のカバーの取り外しを検出する検出部と、前記検出部によってカバーの取り外しが検出された場合に、前記出力端子への直流電力の供給を遮断するスイッチ回路と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、電源装置から出力される電力を通信機器に直流電力によって供給する電源コントローラ装置であって、前記電源コントローラ装置の変位を検出する変位検出部と、前記変位検出部によって前記電源コントローラ装置の変位が検出された場合に、前記出力端子への直流電力の供給を遮断するスイッチ回路と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、電源装置から出力される電力を通信機器に直流電力によって供給する電源コントローラ装置であって、前記直流電力を供給する第1および第2の端子を有し、前記第2の端子には、当該第2の端子をカバーするカバー部材が設けられ、当該カバー部材は、第1の端子に接続される電源コードを取り外した後に取り外し可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、電源装置と、電源コントローラ装置とが接続されるとともに、当該電源コントローラ装置に接続される負荷装置に電力を供給する電力供給システムにおける電源コントローラ装置であって、前記電源装置から出力される直流の電力を前記負荷装置に供給する電力供給部を有することを特徴とする。
ここで、負荷装置としては、例えば、サーバ装置等の通信機器が適用可能である。
ここで、負荷装置としては、例えば、サーバ装置等の通信機器が適用可能である。
また、本発明は、上述の電源コントローラ装置において、前記電源コントローラ装置は、前記電力の供給を停止させる指示となる停止指示信号を前記電力供給システムに設けられる制御装置から受信する受信部と、前記受信部が停止指示信号を受信した場合に、前記電力供給部から前記負荷装置への電力の供給を停止する制御部と、を有することを特徴とする。
以上説明したように、この発明によれば、直流電力を通信機器に出力する出力端子のカバーの取り外しを検出した場合に、出力端子への直流電力の供給を遮断するようにした。これにより、電源コントローラ装置や電源コントローラ装置を含むシステムのメンテナンス等を行うために電源コントローラ装置のカバーが除去され、出力端子に触れることが可能となった場合において、確実に電源を遮断することができ、メンテナンス時に電源の出力端子に接触しても直流電源が流れないようにすることが可能となる。
また、この発明によれば、電源コントローラ装置の変位を検出した場合に、出力端子への直流電力の供給を遮断するようにした。これにより、電源コントローラ装置や電源コントローラ装置を含むシステムのメンテナンス等を行うために電源コントローラ装置が触れられて変位が生じた場合に、確実に電源を遮断することができ、メンテナンス時に電源の出力端子に接触しても直流電源が流れないようにすることが可能となる。
また、この発明によれば、直流電力を供給する第1および第2の端子を有し、第2の端子には、当該第2の端子をカバーするカバー部材が設けられ、このカバー部材は、第1の端子に接続される電源コードを取り外した後に取り外し可能に構成されている。これにより、一方の端子の取り外し・取り付け等の作業をしている間は、他方の端子は常にカバーされていることなり、一方の端子への作業をしている間、他方の端子に触れないようにすることができる。
また、この発明によれば、電源装置から出力される直流の電力を前記負荷装置に供給する電力供給部を設けるようにしたので、直流の電力を入力とする負荷装置であっても電源を供給することができる。
また、この発明によれば、電力の供給を停止させる指示となる停止指示信号を制御装置から受信した場合に、電力供給部から負荷装置への電力の供給を停止するようにしたので、通信機器に供給する電力の遠隔から停止することができる。これにより、必要に応じて通信機器のリセットを行うことも可能となる。
以下、本発明の一実施形態による電源コントローラ装置について図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態による電源供給システムの構成を示す概略ブロック図である。
直流電源装置1は、直流電源を出力する。ここで出力される電源としては、例えば、接続される負荷(通信機器2)にもよるが、電圧が50V程度であって、電流が数Aから数十A程度である。
通信機器2は、電圧が50V程度であって、電流が数Aから数十A程度の電力が入力される。ここでは、複数台の通信機器2が接続される場合もある。この通信機器2としては、例えば、サーバ、コンピュータなどの各種情報通信機器が一例として挙げられる。
電源コントローラ装置3は、直流電源装置1と通信機器2との間に介挿され、制御装置4からリセット信号を受信すると、電源装置1から情報機器2に供給する直流電源の供給を一時切断することにより、通信機器2のリセットを行う。また、この電源コントローラ装置3は、直流電源装置1と通信機器2との間の2本の電力線(プラス側、マイナス側)のうち、いずれか一方の電力線に介挿される。
直流電源装置1は、直流電源を出力する。ここで出力される電源としては、例えば、接続される負荷(通信機器2)にもよるが、電圧が50V程度であって、電流が数Aから数十A程度である。
通信機器2は、電圧が50V程度であって、電流が数Aから数十A程度の電力が入力される。ここでは、複数台の通信機器2が接続される場合もある。この通信機器2としては、例えば、サーバ、コンピュータなどの各種情報通信機器が一例として挙げられる。
電源コントローラ装置3は、直流電源装置1と通信機器2との間に介挿され、制御装置4からリセット信号を受信すると、電源装置1から情報機器2に供給する直流電源の供給を一時切断することにより、通信機器2のリセットを行う。また、この電源コントローラ装置3は、直流電源装置1と通信機器2との間の2本の電力線(プラス側、マイナス側)のうち、いずれか一方の電力線に介挿される。
制御装置4は、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネットなどのネットワーク5を介して電源コントローラ装置3に接続され、オペレータの指示あるいは、制御プログラムから指示されるリセット指示、システムに異常を検出した場合に、リセット信号を電源コントローラ装置3に出力する。
例えば、通信機器2に不具合が発生し、リセットを行う必要がある場合には、ネットワーク5を介して制御装置4から電源コントローラ装置3にリセット信号を送信する。電源コントローラ装置3は、制御装置4からリセット信号を受信すると、そのリセット信号に従い、直流電源装置1と通信機器2との間の電力線のいずれか一方を切断状態とすることにより、直流電源装置1から通信機器2に対する電力の供給を停止する。
例えば、通信機器2に不具合が発生し、リセットを行う必要がある場合には、ネットワーク5を介して制御装置4から電源コントローラ装置3にリセット信号を送信する。電源コントローラ装置3は、制御装置4からリセット信号を受信すると、そのリセット信号に従い、直流電源装置1と通信機器2との間の電力線のいずれか一方を切断状態とすることにより、直流電源装置1から通信機器2に対する電力の供給を停止する。
次に、電源コントローラ装置3の構成について、図2を用いて説明する。図2は、電源コントローラ装置3の上部カバーを取り外した状態を示す上面図である。
通信コネクタ31は、ネットワーク5に接続するための通信ケーブルを接続する。
制御回路32は、通信コネクタ31に接続された通信ケーブルを介し、制御装置4と通信を行い、リセット信号を受信する機能を有する。ここでは、リセット信号には、無接点リレー34、35のいずれに接続される通信機器2をリセットするかについての指示データを合わせて受信する。制御回路32は、この指示データに従って、リセットするポートを指定し、リセット信号を制御信号出力回路33に出力する。
無接点リレー34、35は、一方の端子が制御信号出力回路33に接続され、他方の端子の一の端子が直流電源装置1に接続され、他方の他の端子が通信機器2に接続される。この無接点リレー34は一方に制御信号出力回路33の出力に接続され、リセット信号を入力するための端子34Aが設けられ、他方に直流電源装置1の電源供給ラインに接続され、直流電源装置1側に接続される端子34B、通信機器2側に接続される端子34Cとが設けられる。そして、端子34Aに入力されるリセット信号に従って、端子34Bと端子34Cとの間に設けられるリレースイッチをオン、またはオフにする機能を有する。
ここでは、直流電源装置1と通信機器2との間のプラスの電源ラインとマイナスの電源ラインとのうち、いずれか一方の電源ラインに無接点リレー34が端子34Bと端子34Cとが介挿されて接続される。
通信コネクタ31は、ネットワーク5に接続するための通信ケーブルを接続する。
制御回路32は、通信コネクタ31に接続された通信ケーブルを介し、制御装置4と通信を行い、リセット信号を受信する機能を有する。ここでは、リセット信号には、無接点リレー34、35のいずれに接続される通信機器2をリセットするかについての指示データを合わせて受信する。制御回路32は、この指示データに従って、リセットするポートを指定し、リセット信号を制御信号出力回路33に出力する。
無接点リレー34、35は、一方の端子が制御信号出力回路33に接続され、他方の端子の一の端子が直流電源装置1に接続され、他方の他の端子が通信機器2に接続される。この無接点リレー34は一方に制御信号出力回路33の出力に接続され、リセット信号を入力するための端子34Aが設けられ、他方に直流電源装置1の電源供給ラインに接続され、直流電源装置1側に接続される端子34B、通信機器2側に接続される端子34Cとが設けられる。そして、端子34Aに入力されるリセット信号に従って、端子34Bと端子34Cとの間に設けられるリレースイッチをオン、またはオフにする機能を有する。
ここでは、直流電源装置1と通信機器2との間のプラスの電源ラインとマイナスの電源ラインとのうち、いずれか一方の電源ラインに無接点リレー34が端子34Bと端子34Cとが介挿されて接続される。
制御信号出力回路33は、制御回路32からのリセット信号を指示データに応じたポート側に出力する。ここでは、出力ポートとしては、2つのポートがあり、例えば、ポートaが無接点リレー34、ポートbが無接点リレー35に対応している。なお、ここでは、2つのポートがある場合について説明したが、出力ポートは2つに限られることなく、1以上のポートであればよい。
このような構成において、制御回路32は、制御装置4から送信されるリセット信号と指示データを受信すると、指示データに応じたポートを指定してリセット信号を制御信号出力回路33に出力する。制御信号出力回路33は、制御回路32によって指定されたポートにリセット信号を出力する。ここでは、例えば、無接点リレー34の端子34Aにリセット信号が出力される。端子34にリセット信号が出力されると、リレースイッチがオフとなり、端子34Bと端子34Cとの間が一時切断される。これにより、電源装置1から通信機器2に供給される電源が一時切断され、通信機器2のリセットが行われる。
次に、上述した電源コントローラ装置3について、さらに詳述する。
ここでは、電源コントローラ装置3をメンテナンスや保守作業、交換作業等をするために、電源コントローラ装置3の内部に作業者がアクセスする場合に、無接点リレーの電源の出力端子に接触しても直流電源が流れないようにする場合について説明する。
ここでは、無接点リレーの電源の出力端子に接触しても直流電源が流れないようにする場合として、電源の出力端子にアクセスしようとする場合に、無接点リレーの電源の出力端子に電力が供給されないように遮断する場合と、電源の出力端子にアクセスする場合に、端子34Bと端子34Cとが導通状態にある場合に、2つの電源の出力端子(プラス側とマイナス側)に同時に触れることができないようにする場合とがある。以下、順次説明する。
ここでは、電源コントローラ装置3をメンテナンスや保守作業、交換作業等をするために、電源コントローラ装置3の内部に作業者がアクセスする場合に、無接点リレーの電源の出力端子に接触しても直流電源が流れないようにする場合について説明する。
ここでは、無接点リレーの電源の出力端子に接触しても直流電源が流れないようにする場合として、電源の出力端子にアクセスしようとする場合に、無接点リレーの電源の出力端子に電力が供給されないように遮断する場合と、電源の出力端子にアクセスする場合に、端子34Bと端子34Cとが導通状態にある場合に、2つの電源の出力端子(プラス側とマイナス側)に同時に触れることができないようにする場合とがある。以下、順次説明する。
〈電力を遮断する場合〉
図3は、無接点リレーの端子から出力される電源を遮断する構成について説明するための図である。
図3(a)において、カバー100は、無接点リレー34、35の端子34B、34Cを覆っている。検出部101は、検出部101自身が有する2つの接点間が、弾性部材によって構成された連結部材で連結されており、カバー100が装着されていると接点が接触状態となるが、カバー100が取り外されると、接点間が開放状態となりカバー100が取り外されたことを検出する。
また、カバー100には、凸部材102が設けられており、この凸部材102が、カバー100が装着されている状態においては、検出部101の接点を押下して接点間を接触状態とし、カバー100が取り外された場合には、接点を押下しなくなり、接点間が開放状態とする。接点が開放状態となったことを検出すると、制御回路32は、カバー100が取り外されたことを検出し、無接点リレー34の端子34Aを開放状態とし、端子34B、34C間のリレースイッチをオフにして切断する。
これにより、作業者が端子に対して触れようとカバー100を外すと、端子34Bと端子34Cとの間の回路が遮断される。
図3は、無接点リレーの端子から出力される電源を遮断する構成について説明するための図である。
図3(a)において、カバー100は、無接点リレー34、35の端子34B、34Cを覆っている。検出部101は、検出部101自身が有する2つの接点間が、弾性部材によって構成された連結部材で連結されており、カバー100が装着されていると接点が接触状態となるが、カバー100が取り外されると、接点間が開放状態となりカバー100が取り外されたことを検出する。
また、カバー100には、凸部材102が設けられており、この凸部材102が、カバー100が装着されている状態においては、検出部101の接点を押下して接点間を接触状態とし、カバー100が取り外された場合には、接点を押下しなくなり、接点間が開放状態とする。接点が開放状態となったことを検出すると、制御回路32は、カバー100が取り外されたことを検出し、無接点リレー34の端子34Aを開放状態とし、端子34B、34C間のリレースイッチをオフにして切断する。
これにより、作業者が端子に対して触れようとカバー100を外すと、端子34Bと端子34Cとの間の回路が遮断される。
図3(b)は、図3(a)のような凸部材103はなく、カバー100が直接、検出部102の接点を押下、あるいは開放することにより、検出部102が接続状態あるいは開放状態となる。これにより、制御回路32は、検出部102が接続状態にあるが開放状態にあるかの検出結果に基づいて、端子34Bと端子34Cとの間の回路を遮断するか否かを制御する。
図4は、他の実施形態における無接点リレーの端子から出力される電源を遮断する構成について説明するための図である。
この図において、電源コントローラ装置3が設置される接地面に、凸部材104が設けられる。電源コントローラ装置3が正常に設置されている場合は、検出部103の接点間が凸部材104によって押し上げられて接触状態となり、このときは、無接点リレー34の出力端子(端子34A、端子34B)には、電力が供給された状態となる。一方、電源コントローラ装置3が持ち上げられると、凸部材104によって押し上げていた検出部103の接点が開放され、無接点リレー34の端子34B、34C間が開放され、電源が遮断される。
この図において、電源コントローラ装置3が設置される接地面に、凸部材104が設けられる。電源コントローラ装置3が正常に設置されている場合は、検出部103の接点間が凸部材104によって押し上げられて接触状態となり、このときは、無接点リレー34の出力端子(端子34A、端子34B)には、電力が供給された状態となる。一方、電源コントローラ装置3が持ち上げられると、凸部材104によって押し上げていた検出部103の接点が開放され、無接点リレー34の端子34B、34C間が開放され、電源が遮断される。
図5は、他の実施形態における無接点リレーの端子から出力される電源を遮断する構成について説明するための図である。
この図において、ソケット110がカバー100に取り付けられ、電源コントローラ装置3本体側に、ソケット110と嵌合可能なコネクタが取り付けられている。そして、カバー100が電源コントローラ装置3に装着されている場合は、ソケット110とコネクタ111とが嵌合し、接触状態となり、これを制御回路32が検出し、導通状態にある場合には、カバー100が電源コントローラ装置3に取り付けられているものとして、無接点リレー34の端子34Bと34Cとの間を接続状態とし、電源供給状態とする。
一方、カバー100が取りはずれると、ソケット110からコネクタ111が外れた状態となり、開放状態となる。これを制御回路32が検出し、無接点リレー34の端子34B、34C間を開放状態とし、電源供給を遮断する。
この図において、ソケット110がカバー100に取り付けられ、電源コントローラ装置3本体側に、ソケット110と嵌合可能なコネクタが取り付けられている。そして、カバー100が電源コントローラ装置3に装着されている場合は、ソケット110とコネクタ111とが嵌合し、接触状態となり、これを制御回路32が検出し、導通状態にある場合には、カバー100が電源コントローラ装置3に取り付けられているものとして、無接点リレー34の端子34Bと34Cとの間を接続状態とし、電源供給状態とする。
一方、カバー100が取りはずれると、ソケット110からコネクタ111が外れた状態となり、開放状態となる。これを制御回路32が検出し、無接点リレー34の端子34B、34C間を開放状態とし、電源供給を遮断する。
以上説明した図3、図5において、カバー100は、無接点リレーの出力端子等を接触する際に取り外す必要があるものであればよく、電源コントローラ装置3の外周面を覆うカバーでもよく、無接点リレー34の端子を覆うカバーでもよい。
図6は、他の実施形態における無接点リレーの端子から出力される電源を遮断する構成について説明するための図である。
センサー120は、電源コントローラ装置3の変位を検出し、検出結果を制御回路32に出力する。制御回路32は、センサー120によって検出された変位に基づいて、予め決められた基準値以上の変位が検出されると、無接点リレー34の端子34Bと34Cとの間の接続状態を開放し、電力の供給を遮断する。
ここでは、センサー120によって、予め設定された時間特定の同じ状態が継続したことを検出した場合に、制御回路32によって、電力の供給を遮断する。あるいは、センサー120によって、変化を検出した場合に、直ちにリレー34の端子34Bと34Cとの間の接続状態を開放し、電力の供給を遮断することもできる。
このセンサー120としては、電源コントローラ装置3の変位を検出することができるセンサーであればよく、例えば、以下のセンサーが挙げられる。
センサー120は、電源コントローラ装置3の変位を検出し、検出結果を制御回路32に出力する。制御回路32は、センサー120によって検出された変位に基づいて、予め決められた基準値以上の変位が検出されると、無接点リレー34の端子34Bと34Cとの間の接続状態を開放し、電力の供給を遮断する。
ここでは、センサー120によって、予め設定された時間特定の同じ状態が継続したことを検出した場合に、制御回路32によって、電力の供給を遮断する。あるいは、センサー120によって、変化を検出した場合に、直ちにリレー34の端子34Bと34Cとの間の接続状態を開放し、電力の供給を遮断することもできる。
このセンサー120としては、電源コントローラ装置3の変位を検出することができるセンサーであればよく、例えば、以下のセンサーが挙げられる。
a)衝撃センサー
電源コントローラ装置3に対する衝撃を検出する。例えば、電源コントローラ装置を作業者が触れた時の衝撃を検出し、電力の供給を遮断する。
b)傾斜センサー
電源コントローラ装置3が一定以上傾けられたことを検出する。例えば、作業者が電源コントローラ装置のカバー100を取り外そうと、カバー100のビス等を外すために傾けられたことを検出する。
c)振動センサー
電源コントローラ装置3に対して加えられた振動を検出する。例えば、電源コントローラ装置を作業者が触れた時の振動を検出し、電力の供給を遮断する。
電源コントローラ装置3に対する衝撃を検出する。例えば、電源コントローラ装置を作業者が触れた時の衝撃を検出し、電力の供給を遮断する。
b)傾斜センサー
電源コントローラ装置3が一定以上傾けられたことを検出する。例えば、作業者が電源コントローラ装置のカバー100を取り外そうと、カバー100のビス等を外すために傾けられたことを検出する。
c)振動センサー
電源コントローラ装置3に対して加えられた振動を検出する。例えば、電源コントローラ装置を作業者が触れた時の振動を検出し、電力の供給を遮断する。
また、以下では、作業者が電源コントローラ装置3を直接触れなくても、一定範囲内に近づいたことを検出する。
d)赤外線センサー
赤外線によって、一定範囲内に物体があることを検出し、その場合に、電源コントローラ装置からの電力の供給を遮断する。
e)人感センサー
一定範囲内に人が入ったことを検出し、その場合に、電源コントローラ装置からの電力の供給を遮断する。
f)温度センサー
電源コントローラ装置の近傍の温度を検出し、基準温度値と比較し、基準温度値以上になった場合に、電源コントローラ装置からの電力の供給を遮断する。例えば、電源コントローラ装置3が設置された室内、もしくは室外、または通信機器2に火災が発生した場合、電源コントローラ装置3が設けられた室内の室温が上昇した場合に電力の供給を遮断する。
g)照度センサー
電源コントローラ装置の近傍の照度を検出し、基準照度値と比較し、基準照度値以上になった場合に、電源コントローラ装置からの電力の供給を遮断する。例えば、カバー100が取り外されて、外部の光が電源コントローラ装置3内に入ってきたことを検出して電力の供給を遮断する。また、電源コントローラ装置3の内部に異物が侵入した場合、センサー120の検出範囲内に異物が侵入して照度が変化した場合、この変化を検出して電力の供給を遮断する。
d)赤外線センサー
赤外線によって、一定範囲内に物体があることを検出し、その場合に、電源コントローラ装置からの電力の供給を遮断する。
e)人感センサー
一定範囲内に人が入ったことを検出し、その場合に、電源コントローラ装置からの電力の供給を遮断する。
f)温度センサー
電源コントローラ装置の近傍の温度を検出し、基準温度値と比較し、基準温度値以上になった場合に、電源コントローラ装置からの電力の供給を遮断する。例えば、電源コントローラ装置3が設置された室内、もしくは室外、または通信機器2に火災が発生した場合、電源コントローラ装置3が設けられた室内の室温が上昇した場合に電力の供給を遮断する。
g)照度センサー
電源コントローラ装置の近傍の照度を検出し、基準照度値と比較し、基準照度値以上になった場合に、電源コントローラ装置からの電力の供給を遮断する。例えば、カバー100が取り外されて、外部の光が電源コントローラ装置3内に入ってきたことを検出して電力の供給を遮断する。また、電源コントローラ装置3の内部に異物が侵入した場合、センサー120の検出範囲内に異物が侵入して照度が変化した場合、この変化を検出して電力の供給を遮断する。
次に、2つの出力端子に同時にアクセスできないようにする場合について説明する。
図7は、一方の端子にカバー部材が設けられた電源コントローラ装置の構成について説明するための図である。
図7(a)において、無接点リレー34の端子34Bに電源コードを固定するためのねじ部材140、無接点リレー34の端子34Cに電源コードを固定するためのねじ部材150が設けられている。ここでは、カバー部材130は、絶縁材料によって構成されており、このカバー部材130の一端がねじ部材140の上面側を覆っており、カバー部材130の他端に延びる部分については、ねじ部材150と端子台との間に屈曲して入り込み(図7(b))、穴131を通してねじ部材150によって、電源コードを接続端子を挟んで端子台に固定することにより、電源コードの固定と、端子34Bを覆うことができる。
図7は、一方の端子にカバー部材が設けられた電源コントローラ装置の構成について説明するための図である。
図7(a)において、無接点リレー34の端子34Bに電源コードを固定するためのねじ部材140、無接点リレー34の端子34Cに電源コードを固定するためのねじ部材150が設けられている。ここでは、カバー部材130は、絶縁材料によって構成されており、このカバー部材130の一端がねじ部材140の上面側を覆っており、カバー部材130の他端に延びる部分については、ねじ部材150と端子台との間に屈曲して入り込み(図7(b))、穴131を通してねじ部材150によって、電源コードを接続端子を挟んで端子台に固定することにより、電源コードの固定と、端子34Bを覆うことができる。
このねじ部材150を取り外すと、ねじ部材150によって固定された電源コードを取り外し可能となる。ここでは、ねじ部材150の端子台からの取り外しが完了するまでは、カバー部材130がねじ部材140を覆うようになっており、2つの端子に同時に触れることができないようになっている。したがって、ねじ部材150を取り外し、電源コードを端子34Bから取り外し、そして、カバー部材130を取り外したら、ねじ部材140の取り外しが可能となる。
なお、カバー部材130は絶縁材料を適用する場合について説明したが、ねじ部材150と接触する部分については導電性の材料を適用し、ねじ部材150とカバー部材130との間に電源コードが挟み込まれて固定するようにしてもよい。この場合、カバー部材130が端子34Bの端子台と導電状態となるので、端子34Bの端子台と電源コードとの間について、導電状態となる。
なお、カバー部材130は絶縁材料を適用する場合について説明したが、ねじ部材150と接触する部分については導電性の材料を適用し、ねじ部材150とカバー部材130との間に電源コードが挟み込まれて固定するようにしてもよい。この場合、カバー部材130が端子34Bの端子台と導電状態となるので、端子34Bの端子台と電源コードとの間について、導電状態となる。
図8は、他の実施形態における電源コントローラ装置3の構成を示す図面である。この図8のうち図8(a)において、端子34B、端子34C等に用いられるねじ部材160の工具と接する面について、絶縁性材料が適用された、ねじカバー170によって覆われている。このようなねじカバー170を、電力を出力する出力端子の両方のねじ部材に適用することにより、一方の端子の取り外し・取り付けなどの作業を行っている場合に、他方の端子に直接触れてしまうことを防止することができる。また、図8(b)のように、ねじ部材180の工具と接する面が絶縁材料によって構成されているようにしてもよい。
なお、無接点リレー34に収容される通信機器2の台数が増大することにより、その台数に応じて供給する直流電流値も増大するが、このような場合であっても、より安全にメンテナンス作業を行うことが可能となる。
また、上述した実施形態によれば、交流電源コントローラ装置と直流電源コントローラ装置とが混在するシステムにおいて、作業者が交流電源コントローラ装置だと思いこんで直流電源コントローラ装置をメンテナンスする場合であっても、作業の安全性を確保することが可能となる。
また、上述した実施形態によれば、交流電源コントローラ装置と直流電源コントローラ装置とが混在するシステムにおいて、作業者が交流電源コントローラ装置だと思いこんで直流電源コントローラ装置をメンテナンスする場合であっても、作業の安全性を確保することが可能となる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 直流電源装置 2 通信機器
3 電源コントローラ装置 4 制御装置
32 制御回路 33 制御信号出力回路
34、35 無接点リレー 34A、34B、34C 端子
100 カバー 101、102、103 検出部
110 ソケット 111 コネクタ
120 センサー 130 カバー部材
140、150、160 ねじ部材
3 電源コントローラ装置 4 制御装置
32 制御回路 33 制御信号出力回路
34、35 無接点リレー 34A、34B、34C 端子
100 カバー 101、102、103 検出部
110 ソケット 111 コネクタ
120 センサー 130 カバー部材
140、150、160 ねじ部材
Claims (5)
- 電源装置から出力される電力を通信機器に直流電力によって供給する電源コントローラ装置であって、
前記直流電力を通信機器に出力する出力端子のカバーの取り外しを検出する検出部と、
前記検出部によってカバーの取り外しが検出された場合に、前記出力端子への直流電力の供給を遮断するスイッチ回路と、
を有することを特徴とする電源コントローラ装置。 - 電源装置から出力される電力を通信機器に直流電力によって供給する電源コントローラ装置であって、
前記電源コントローラ装置の変位を検出する変位検出部と、
前記変位検出部によって前記電源コントローラ装置の変位が検出された場合に、前記出力端子への直流電力の供給を遮断するスイッチ回路と、
を有することを特徴とする電源コントローラ装置。 - 電源装置から出力される電力を通信機器に直流電力によって供給する電源コントローラ装置であって、
前記直流電力を供給する第1および第2の端子を有し、前記第2の端子には、当該第2の端子をカバーするカバー部材が設けられ、当該カバー部材は、第1の端子に接続される電源コードを取り外した後に取り外し可能に構成されていることを特徴とする電源コントローラ装置。 - 電源装置と、電源コントローラ装置とが接続されるとともに、当該電源コントローラ装置に接続される負荷装置に電力を供給する電力供給システムにおける電源コントローラ装置であって、
前記電源装置から出力される直流の電力を前記負荷装置に供給する電力供給部
を有することを特徴とする電源コントローラ装置。 - 前記電源コントローラ装置は、前記電力の供給を停止させる指示となる停止指示信号を前記電力供給システムに設けられる制御装置から受信する受信部と、
前記受信部が停止指示信号を受信した場合に、前記電力供給部から前記負荷装置への電力の供給を停止する制御部と、
を有することを特徴とする請求項4記載の電源コントローラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007033529A JP2008197984A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | 電源コントローラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007033529A JP2008197984A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | 電源コントローラ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008197984A true JP2008197984A (ja) | 2008-08-28 |
Family
ID=39756857
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JP (1) | JP2008197984A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009053871A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Sanyo Electric Co Ltd | コンピュータシステムとこのコンピュータシステムに使用されるバッテリモジュール |
-
2007
- 2007-02-14 JP JP2007033529A patent/JP2008197984A/ja not_active Withdrawn
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