JP2008197782A - レジスタ端末装置、レジスタ端末処理方法、およびレジスタ端末処理プログラム - Google Patents

レジスタ端末装置、レジスタ端末処理方法、およびレジスタ端末処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の提供元と複数の振り向け先が存在する場合であっても、ポイントの振り向けを行うことができる。
【解決手段】売上データ2cの入力が受け付けられると、商品マスタデータ2aに基づいて売上データ2cから対象商品と購入数とが抽出される。次に、対象商品と購入数とから提供元と提供ポイント数とが決定されると、提供元と提供ポイント数とを、関連付けて示す提供ポイントデータ2fが記憶される。そして、振り向け先マスタデータ2bから振り向け先が取得され、取得された振り向け先が振り向け先候補2gとして表示され、振り向け先データ2hの入力が受け付けられる。さらに、振り向け先データ2hと提供ポイント数とから振り向け先と付与ポイント数とが決定されると、振り向け先と振り向け先に付与される付与ポイント数とを関連付けて示す付与ポイントデータ2jが記憶される。
【選択図】図1

Description

本発明は商品の購入に基づいて提供されるポイントの付与を管理するレジスタ端末装置、レジスタ端末処理方法、およびレジスタ端末処理プログラムに関し、特にポイントを提供する提供元とポイントを付与される振り向け先とがそれぞれ複数存在する場合にポイントを振り向けるためのレジスタ端末装置、レジスタ端末処理方法、およびレジスタ端末処理プログラムに関する。
従来、小学校、中学校、養護学校等の数多くの学校、幼稚園、保育園および福祉施設等(以下、学校等)で、例えば、ベルマーク(登録商標)などの、食料品や日用品などに付された所定のマーク(以下、「寄付マーク」とする)を切り抜き、これを収集して点数を集めることによって、学校等で必要となる設備や備品の一部を買い揃える活動(以下、「寄付マーク収集活動」とする)が行われている。
また、会員識別情報と、ポイントを振り替える先の会員の会員識別情報とを対応付けて保持するポイント蓄積先指定手段と、該ポイント蓄積先指定手段を参照することにより、ポイントの一部又は全部を、該ポイント蓄積先指定手段に該会員の会員識別情報に対応して保持されている振り替え先の会員のポイントとみなす技術が考えられている(例えば、特許文献1参照)。これにより、自分に発生したポイントの一部を特定の団体に寄付するといったことが可能となる。
特開2003−242427号公報(段落番号[0034])
ところで、前述した寄付マーク収集活動における寄付マークの収集作業は、PTA会員等による手作業で行われており、この収集活動には以下のような問題点がある。
まず、点数の収集のために、商品の包装紙などから点数が付された小さな寄付マークの部分を丁寧に切り取らなければならない。また、例えば、寄付マークの一部分が欠けるような切り取り方をすると、せっかく収集された寄付マークの点数が無効になってしまうというように、切り取り方にも細かな制約がある。また、切り取った寄付マークは非常に小さな紙片であるため、うっかりすると紛失してしまって、それでせっかくの点数を無効にしてしまう可能性もある。さらに、どの協賛企業のどの商品の点数をどれだけ収集したかを収集側で明らかにすべく、切り取った寄付マークを、収集活動に協賛する協賛企業別および商品別に仕分けをすることが求められている。以上のように、寄付マークの収集には収集側で多くの労力や煩雑な手間を要するという問題がある。
また、このようにして集められ、仕分された寄付マークは、一旦、例えば、ベルマーク財団(登録商標)(正式名称:ベルマーク助成財団)等の、活動を管理する管理団体に送付される。管理団体では、活動に協賛する協賛企業に対して、集計した点数を通知する。通知を受けた協賛企業は、点数を集めた学校等に対して、点数に応じた金額を送金する。これが、学校等毎に設けられた預金口座に振り込まれ、PTA等の預金となる。また、寄付マークを収集した学校等には、収集した寄付マークの点数に応じて選択・購入できる商品のカタログが送付される。学校等では、そのカタログを見て、購入したい備品を選択・決定し、管理団体を通じて発注する。このような手続を経て初めて、集めた点数が物品として学校等に還元されることとなる。以上のように、収集した寄付マークの点数が物品に形を変えて入手できるまでには、管理団体側の手間とともにかなりの日数を要するという問題がある。
また、一般消費者(商品の購買者)に対して、どの商品にどれだけの点数がついているのか、集めた点数はどこ(学校等)でどのように活用されるのか、といった情報が十分に提供されていない。そのため、一般消費者が、寄付マークの点数の収集に協力をしたいと思っても、いったい何をどうやればどういうことについて協力できるのか、といったことが分からない。従って、寄付マークの点数を収集するのが、収集を意識して実行しているPTAなど特定の購買者に限られてしまう。さらに、協賛企業の商品が購入された場合であっても、商品に付された寄付マークが看過されて購買者に認識されていなかったり、購入後に誤って捨てられてしまったりする場合もある。その結果、せっかくの点数のかなり多くが“無駄死に”してしまうという問題や、協賛企業のPRや商品売り上げ向上につながりにくくなっているという問題がある。
このように、前述の寄付マーク収集活動において、一連の作業の、収集から集計、振り向け、点数の交換、そして学校等が希望する商品の入手に至るまでの手続や手間の煩雑さが、寄付マークの収集活動の大変さや難しさにつながっていると考えられる。
ここで、特許文献1で示したようなポイントサービスシステムでは、前述した収集活動
のような、購買者の商品購入によって発生した点数に応じて寄付を行う協賛企業と点数の振り向け先である学校等が共に複数存在する場合については想定されていない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、商品の購入によってポイントが発生するポイント制度であって複数の提供元と複数の振り向け先が存在する場合であっても、ポイントの振り向けを容易に行うことができるレジスタ端末装置、レジスタ端末処理方法、およびレジスタ端末処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すようなレジスタ端末装置1が提供される。本発明に係るレジスタ端末装置1は、ポイント提供の対象である対象商品の購買者による購入に基づいて提供されるポイントの付与を管理するためのものである。このレジスタ端末装置1は、以下のような処理機能を有している。
商品マスタ記憶手段1aは、商品が対象商品であるか否かと、対象商品の購入に基づいて提供される対象商品の所定単位数あたりのポイント数と、対象商品の購入に基づいてポイントを提供する提供元とを定義する商品マスタデータ2aを記憶する。振り向け先マスタ記憶手段1bは、ポイントを振り向ける先として選択され得る振り向け先を定義する振り向け先マスタデータ2bを記憶する。売上データ入力手段1cは、購買者によって購入される商品と、購入される商品の購入数とを示す売上データ2cの入力を受け付ける。対象商品抽出手段1dは、商品マスタ記憶手段1aに記憶されている商品マスタデータ2aに基づいて、売上データ入力手段1cによって入力が受け付けられた売上データ2cから、購入される商品のうち対象商品と対象商品の購入数とを抽出する。提供ポイント決定手段1eは、商品マスタ記憶手段1aに記憶されている商品マスタデータ2aに基づいて、対象商品抽出手段1dによって抽出された対象商品と対象商品の購入数とから、ポイントの提供を行う提供元と、提供元より提供されるポイント数である提供ポイント数と、を決定する。提供ポイント記憶手段1fは、提供ポイント決定手段1eによって決定された、提供元と提供元より提供される提供ポイント数とを、関連付けて示す提供ポイントデータ2fを記憶する。振り向け先候補表示手段1gは、振り向け先マスタ記憶手段1bに記憶されている振り向け先マスタデータ2bから振り向け先を取得し、取得した振り向け先を振り向け先候補2gとして表示する。振り向け先データ入力手段1hは、振り向け先候補表示手段1gによって表示された振り向け先候補2gのうちから選択された振り向け先を示す振り向け先データ2hの入力を受け付ける。付与ポイント決定手段1iは、振り向け先データ入力手段1hによって入力が受け付けられた振り向け先データ2hと、提供ポイント決定手段1eによって決定された提供ポイント数とから、提供されたポイントが振り向けられる振り向け先と、振り向け先に付与されるポイント数である付与ポイント数と、を決定する。付与ポイント記憶手段1jは、付与ポイント決定手段1iによって決定された、振り向け先と振り向け先に付与される付与ポイント数とを、関連付けて示す付与ポイントデータ2jを記憶する。
このようなレジスタ端末装置1によれば、売上データ入力手段1cにより、売上データ2cの入力が受け付けられると、対象商品抽出手段1dにより、商品マスタデータ2aに基づいて売上データ2cから対象商品と購入数とが抽出される。次に、提供ポイント決定手段1eにより、対象商品と購入数とから提供元と提供ポイント数とが決定されると、提供ポイント記憶手段1fにより、提供元と提供ポイント数とを、関連付けて示す提供ポイントデータ2fが記憶される。そして、振り向け先候補表示手段1gにより、振り向け先マスタデータ2bから振り向け先が取得され、取得された振り向け先が振り向け先候補2gとして表示され、振り向け先データ入力手段1hにより、振り向け先データ2hの入力が受け付けられる。さらに、付与ポイント決定手段1iにより、振り向け先データ2hと提供ポイント数とから振り向け先と付与ポイント数とが決定されると、付与ポイント記憶手段1jにより、振り向け先と振り向け先に付与される付与ポイント数とを関連付けて示す付与ポイントデータ2jが記憶される。
本発明では、購入される対象商品と購入数とから提供元と提供ポイント数とを決定し、表示した振り向け先候補のうちから選択された振り向け先の入力を受け付けて振り向け先と付与ポイント数とを決定するようにした。これにより、複数の提供元と複数の振り向け先が存在する場合であっても、店舗における商品の購入時点でポイントの振り向けを行うことが可能となる。その結果、通常のポイントサービスに比して、より寄付マーク収集活動の運用実態に沿った情報システムを構成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の概略を示す図である。本実施の形態は、複数の提供元と複数の振り向け先が存在するポイント制度におけるポイントの振り向けを行う場合に、店舗における商品の購入時点でポイントの振り向けを行うようにしたものである。そのために、レジスタ端末装置1は、商品マスタ記憶手段1a、振り向け先マスタ記憶手段1b、売上データ入力手段1c、対象商品抽出手段1d、提供ポイント決定手段1e、提供ポイント記憶手段1f、振り向け先候補表示手段1g、振り向け先データ入力手段1h、付与ポイント決定手段1i、および付与ポイント記憶手段1jを有している。
商品マスタ記憶手段1aは、商品がポイント提供の対象商品であるか否かと、対象商品の購入に基づいて提供される対象商品の所定単位数あたりのポイント数と、対象商品の購入に基づいてポイントを提供する提供元とを定義する商品マスタデータ2aを記憶する。例えば、商品マスタデータ2aは、「チョコ J社 JJ000 2P(ポイント数)」のように、購買者が購入可能な商品と、その商品の商品コードと、購入された商品が対象商品である場合にポイントを提供する協賛企業等の提供元と、ポイント数とが関連付けられて定義される。そして、商品が対象商品でなければ、ポイント数は“0P”として表され、商品が対象商品であれば、ポイント数は提供されるポイント数(正の数)として表される。これに基づいて、購買者によって購入される商品が、対象商品であるか否かが判定される。
振り向け先マスタ記憶手段1bは、ポイントを振り向ける先として選択され得る振り向け先を定義する振り向け先マスタデータ2bを記憶する。例えば、振り向け先マスタデータ2bは、「○○小学校」のように、購買者が提供されたポイントを振り向けることができる振り向け先として選択することができる学校等(小学校、中学校、養護学校等の数多くの学校、幼稚園、保育園および福祉施設等)を予め定義するものである。
売上データ入力手段1cは、購買者によって購入される商品と、購入される商品の購入数とを示す売上データ2cの入力を受け付ける。例えば、売上データ2cは、「チョコ JJ000 1」のように、購入される商品と、その商品の商品コードと、購入数とを関連付けて示す。これにより、購買者によって購入される商品が特定される。
対象商品抽出手段1dは、商品マスタ記憶手段1aに記憶されている商品マスタデータ2aに基づいて、売上データ入力手段1cによって入力が受け付けられた売上データ2cから、購入される商品のうち対象商品と対象商品の購入数とを抽出する。これにより、購買者によって購入された対象商品と対象商品の購入数が特定される。なお、購買者によって購入された商品が、いずれも対象商品がなかった場合は、ポイントは提供されず、通常の会計処理のみが行われる。
提供ポイント決定手段1eは、商品マスタ記憶手段1aに記憶されている商品マスタデータ2aに基づいて、対象商品抽出手段1dによって抽出された対象商品と対象商品の購入数とから、ポイントの提供を行う提供元と、提供元より提供されるポイント数である提供ポイント数と、を決定する。
提供ポイント記憶手段1fは、提供ポイント決定手段1eによって決定された、提供元と提供元より提供される提供ポイント数との関連を示す提供ポイントデータ2fを記憶する。例えば、提供ポイントデータ2fは、「J社 2P」のように、提供元と提供されるポイント数とを関連付けて示したものである。この提供ポイントデータ2fによって、今回の購入によるポイントを提供する提供元、およびこの提供元が提供するポイント数が示される。
振り向け先候補表示手段1gは、振り向け先マスタ記憶手段1bに記憶されている振り向け先マスタデータ2bから振り向け先を取得し、取得した振り向け先を振り向け先候補2gとして表示する。例えば、振り向け先候補2gは、「○○小学校」「△△中学校」等のように、振り向け先として購買者が選択することができる振り向け先として一覧表示するものである。
振り向け先データ入力手段1hは、振り向け先候補表示手段1gによって表示された振り向け先候補2gのうちから選択された振り向け先を示す振り向け先データ2hの入力を受け付ける。これにより、購買者によって選択されたポイントの振り向け先の入力を受け付ける。
付与ポイント決定手段1iは、振り向け先データ入力手段1hによって入力が受け付けられた振り向け先データ2hと、提供ポイント決定手段1eによって決定された提供ポイント数とから、提供されたポイントが振り向けられる振り向け先と、振り向け先に付与されるポイント数である付与ポイント数と、を決定する。
付与ポイント記憶手段1jは、付与ポイント決定手段1iによって決定された、振り向け先と振り向け先に付与される付与ポイント数とを、関連付けて示す付与ポイントデータ2jを記憶する。例えば、付与ポイントデータ2jは、「○○小学校 5P」のように、振り向け先と付与されるポイント数とを関連付けて示したものである。この付与ポイントデータ2jによって、今回の購入によるポイントが付与される振り向け先、およびこの振り向け先に付与されるポイント数が示される。
このようなレジスタ端末装置1によれば、売上データ入力手段1cにより、購買者によって購入される商品と購入される商品の購入数とを示す売上データ2cの入力が受け付けられると、対象商品抽出手段1dにより、商品マスタ記憶手段1aに記憶されている商品マスタデータ2aに基づいて、売上データ入力手段1cによって入力が受け付けられた売上データ2cから購入される商品のうち対象商品と対象商品の購入数とが抽出される。
次に、提供ポイント決定手段1eにより、商品マスタ記憶手段1aに記憶されている商品マスタデータ2aに基づいて、対象商品抽出手段1dによって抽出された対象商品と対象商品の購入数とから、ポイントの提供を行う提供元と、提供元より提供されるポイント数である提供ポイント数とが決定される。すると、提供ポイント記憶手段1fにより、提供ポイント決定手段1eによって決定された、提供元と提供元より提供される提供ポイント数とを、関連付けて示す提供ポイントデータ2fが記憶される。
そして、振り向け先候補表示手段1gにより、振り向け先マスタ記憶手段1bに記憶されている振り向け先マスタデータ2bから振り向け先が取得され、取得された振り向け先が振り向け先候補2gとして表示される。
次に、振り向け先データ入力手段1hにより、振り向け先候補表示手段1gによって表示された振り向け先候補2gのうちから選択された振り向け先を示す振り向け先データ2hの入力が受け付けられる。さらに、付与ポイント決定手段1iにより、振り向け先データ入力手段1hによって入力が受け付けられた振り向け先データ2hと、提供ポイント決定手段1eによって決定された提供ポイント数とから、提供されたポイントが振り向けられる振り向け先と、振り向け先に付与されるポイント数である付与ポイント数とが決定される。すると、付与ポイント記憶手段1jにより、付与ポイント決定手段1iによって決定された、振り向け先と振り向け先に付与される付与ポイント数とを関連付けて示す付与ポイントデータ2jが記憶される。
その結果、提供ポイント記憶手段1fに記憶された提供ポイントデータ2fによって、購買者による対象商品の購入に基づいて提供元から提供される提供ポイント数が示される。また、付与ポイント記憶手段1jに記憶された付与ポイントデータ2jによって、この購入に基づいて提供元によって提供され、ポイント振り向け先に付与される付与ポイント数が示される。
このようにして、購入される対象商品と購入数とから提供元と提供ポイント数とを決定し、表示した振り向け先候補のうちから選択された振り向け先の入力を受け付けて振り向け先と付与ポイント数とを決定するようにした。これにより、複数の提供元と複数の振り向け先が存在する場合であっても、店舗における商品の購入時点でポイントの振り向けを行うことが可能となる。
例えば、対象商品を含む商品を購買者が購入する場合を想定する。このとき、提供元と振り向け先とは多対多の関係であり、さらに提供元と対象商品とも多対多の関係であるとする。
この場合、従来は手作業でベルマーク(登録商標)等の寄付マークを協賛企業毎・商品毎に仕分けし、点数を集計してベルマーク財団(登録商標)等の管理団体に送付しなければならず、手続や手間が煩雑であった。また、購買者の意識や認識が不十分であって、収集活動に参加しなかったときや、購入した商品が対象商品であることが認識されなかったときには、点数が利用されていなかった。また、このような場合には、協賛企業のPRにもつながらなかった。
一方、図1に示したレジスタ端末装置では、購入される対象商品と購入数とから提供元と提供ポイント数とを決定し、表示した振り向け先候補のうちから選択された振り向け先の入力を受け付けて振り向け先と付与ポイント数とを決定する。これにより、手作業による寄付マークの仕分けや送付を必要とせず、店舗における商品の購入時点でポイントの振り向けを行うことができる。
しかも、本実施の形態のレジスタ端末装置では、購入時のレジ操作中に、対象商品が抽出され、振り向け先候補2gが表示される。そのため、購入前に対象商品であることを認識していなくても活動に参加することができ、活動に対する予備知識がなくても容易にポイントを振り向けることができる。また、学校等を支援する活動に貢献する対象商品であることを認識していなかった購買者に、購入時において、対象商品を購入したことを認識させることによって、協賛企業のPRにも貢献できる。
次に、本実施の形態の詳細を説明する。
図2は、本実施の形態のシステム構成例を示す図である。ネットワーク5には、管理サーバ21、複数の提供元クライアントコンピュータ31a,提供元クライアントコンピュータ31b,・・・、振り向け先クライアントコンピュータ41a,振り向け先クライアントコンピュータ41b,・・・、レジスタ端末機100a,レジスタ端末機100b,・・・が接続されている。
店舗10a,店舗10b,・・・は、購買者が購入した商品の代金の会計処理を行うとともに、購買者による対象商品の購入に基づいて提供元から提供される提供ポイント、および提供されたポイントが購買者の選択によって振り向けられ、振り向け先に付与される振り向けポイントを決定し、決定結果を管理サーバ21に送信するレジスタ端末機100a,レジスタ端末機100b,・・・を具備する。
ポイント管理団体20は、ポイントの提供、振り向け、および付与を管理する管理サーバ21、およびポイントの集計結果等のポイントに関するデータを格納する集計DB22を備える。管理サーバ21は、ネットワーク5を介して、レジスタ端末機100aによって決定された提供ポイントおよび振り向けポイントを受信し、受信した提供ポイントおよび振り向けポイントを集計する。集計DB22は、管理サーバ21が集計したこれらのポイントの集計結果を格納する。
協賛企業30a,協賛企業30b,・・・は、購買者による対象商品の購入に基づいてポイントを提供する提供元である。協賛企業30a,協賛企業30b,・・・は、管理サーバ21が集計した、各々の提供ポイントの集計結果を読み出すための提供元クライアントコンピュータ31a,提供元クライアントコンピュータ31b,・・・を具備する。
学校等40a,学校等40b,・・・は、購買者による振り向けによって、提供元から提供されたポイントの付与を受ける振り向け先である。学校等40a,学校等40b,・・・は、管理サーバ21が集計した、各々の付与ポイントの集計結果を読み出すための振り向け先クライアントコンピュータ41a,振り向け先クライアントコンピュータ41b,・・・を具備する。学校等40a,学校等40b,・・・は、提供元によって提供された提供ポイントが購買者の振り向けによって付与されると、その付与されたポイントである付与ポイントを利用して、備品等の物品の購入をすることができる。
図3は、本実施の形態のレジスタ端末機のハードウェア構成例を示す図である。レジスタ端末機100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス108を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、出力インタフェース106、および通信インタフェース107が接続されている。
また、レジスタ端末機100の表面には、タッチパネル式表示盤110、操作卓111およびレシートプリンタ113が設けられている。また、レジスタ端末機100の外部には、バーコードリーダ112が接続されている。
タッチパネル式表示盤110は、レジスタ端末機100の動作にしたがって会計処理や後述するポイント発生処理及びポイント取消処理に必要な情報を表示する。また、タッチパネル式表示盤110は、表示盤表面の圧力または静電気の変化の検出によって、表示面に対する手またはタッチペンの接触を検知することにより、振り向け先の選択結果等の入力を受け付けることができる。
操作卓111は、テンキー等の複数の操作キーを備え、主に店員による入力操作を受け付ける。バーコードリーダ112は、商品に付されたバーコードを読み取ることにより、商品コードおよび数量の入力を受け付ける。なお、バーコードに替えて2次元コードを用いてもよい。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやレジスタ端末機100として機能するためのプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやレジスタ端末機100として機能するためのプログラムが格納される。
グラフィック処理装置104には、レジスタ端末機100の表面であって、店員および購買客に見易い位置に設けられたタッチパネル式表示盤110が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をタッチパネル式表示盤110の画面に表示させる。なお、表示盤は、店員が見易い位置に店員用表示盤を設け、購買客が見易い位置に購買客用表示盤を設け、というように個別に設けてもよい。
入力インタフェース105には、操作卓111、バーコードリーダ112、およびタッチパネル式表示盤110等の入力装置が接続されている。入力インタフェース105は、これらの入力装置から送られてくる信号を、バス108を介してCPU101に送信する。なお、その他の入力装置として図示しないカードリーダを用いることができる。
出力インタフェース106には、レシートプリンタ113が接続されている。出力インタフェース106は、バス108を介してCPU101から送られてくる、レシートプリンタ113に送信するための信号を、レシートプリンタ113に送信する。
通信インタフェース107は、ネットワーク5に接続されている。通信インタフェース107は、ネットワーク5を介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
図4は、レジスタ端末機のポイント発生機能およびポイント累積機能を示すブロック図である。図4には、本実施の形態のレジスタ端末機100の機能のうち、ポイント発生に関する機能、およびポイントの累積値の算出・送信に関する機能を示している。本実施の形態のレジスタ端末機100には、ポイントを発生させるため、すなわち、購買者による対象商品の購入に基づく提供ポイントおよび付与ポイントを決定するために、売上データ入力部151、対象商品抽出部152、商品マスタ記憶部153、提供ポイント決定部154、提供ポイント記憶部155、振り向け先候補表示部156、振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157、振り向け先データ入力部158、付与ポイント決定部159、および付与ポイント記憶部160が設けられている。
売上データ入力部151は、バーコードリーダ112等による、購買者によって購入された商品の商品コードおよび数量を示す売上データの入力を受け付ける。
対象商品抽出部152は、売上データ入力部151が入力を受け付けた売上データを取得し、商品マスタ記憶部153に記憶されている商品マスタテーブル153aに基づいて、その売上データから購買者が購入した対象商品およびその対象商品の購入数を抽出する。
提供ポイント決定部154は、対象商品抽出部152によって抽出された対象商品および購入数を取得し、商品マスタ記憶部153に記憶されている商品マスタテーブル153aに基づいて、取得した対象商品からポイントを提供する提供元を決定する。また、その商品マスタテーブル153aに基づいて、取得した対象商品および購入数から、その提供元によって提供される提供ポイント数を決定する。
提供ポイント記憶部155は、提供ポイント決定部154によって決定された提供元および提供ポイント数を取得し、取得した提供元および提供ポイント数を関連付けて示す提供ポイントデータとして記憶する。
振り向け先候補表示部156は、購買者によって購入された商品に対象商品が含まれていれば、提供ポイントが発生するので、振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157に記憶されている振り向け先マスタデータから、提供されたポイントの購買者による振り向けが可能な振り向け先候補をタッチパネル式表示盤110に表示する。
振り向け先データ入力部158は、振り向け先候補表示部156によってタッチパネル式表示盤110に表示された振り向け先候補のうちから購買者によって選択された振り向け先を示す振り向け先データのタッチパネル式表示盤110等による入力を受け付ける。
付与ポイント決定部159は、振り向け先データ入力部158によって入力が受け付けられた振り向け先データ、および提供ポイント決定部154によって決定された提供ポイント数を取得する。そして、付与ポイント決定部159は、取得した振り向け先データおよび提供ポイント数から、振り向け先および振り向け先に付与される付与ポイント数を決定する。
付与ポイント記憶部160は、付与ポイント決定部159によって決定された振り向け先および付与ポイント数を取得し、取得した振り向け先および付与ポイント数を関連付けて示す付与ポイントデータとして記憶する。
また、レジスタ端末機100には、提供ポイント数および付与ポイント数の累積値を算出し、算出した累積値をネットワークを介して管理サーバ21に送信するために、さらに、提供ポイント累計部161、提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162、付与ポイント累計部163、およびデータ送信部164が設けられている。
提供ポイント累計部161は、提供ポイント記憶部155に記憶されている提供ポイントデータから、提供元およびその提供元に関連付けられた提供ポイント数を取得し、取得した提供元および提供ポイント数から、提供元毎の提供ポイント数の累積値である提供ポイント累積値を算出する。
提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162は、提供ポイント累計部161によって算出された提供ポイント累積値を取得し、取得した提供元毎の提供ポイント累積値を示す提供ポイント累積値データを記憶する。
付与ポイント累計部163は、付与ポイント記憶部160に記憶されている付与ポイントデータから、振り向け先およびその振り向け先に関連付けられた提供ポイント数を取得し、取得した振り向け先および付与ポイント数から、振り向け先毎の付与ポイント数の累積値である付与ポイント累積値を算出する。
振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157は、付与ポイント累計部163によって算出された付与ポイント累積値を取得し、取得した振り向け先毎の付与ポイント累積値を示す付与ポイント累積値データを記憶する。
データ送信部164は、提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162から提供ポイント累積値データ、および振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157から付与ポイント累積値データを取得し、取得した提供ポイント累積値データおよび付与ポイント累積値データを、ネットワーク5を介して管理サーバ21に送信する。
このとき提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162は、提供ポイント累積値をクリアする。また、振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157は、付与ポイント累積値をクリアする。
図5は、レジスタ端末機のポイント取消機能を示すブロック図である。図5には、本実施の形態のレジスタ端末機100の機能のうち、ポイント取消に関する機能を示している。レジスタ端末機100には、さらに、購買者によって購入された対象商品の返品に基づきポイントを取り消すために、さらに、レシート印字部170、識別情報入力部171、売上データ情報付加部172、売上データ記憶部173、返品売上データ特定部174、返品データ入力部175、対象返品商品抽出部176、取消提供ポイント決定部177、取消振り向け先候補表示部178、取消振り向け先データ入力部179、取消付与ポイント決定部180、提供ポイント取消部181、および付与ポイント取消部182が設けられている。
売上データ情報付加部172は、購買者による商品の購入の際の売上データの入力時に、予め売上データに、さらに、その売上データを一意に特定する売上データ識別情報と、付与ポイントデータによって示されたその売上によって発生したポイントの振り向け先および付与ポイント数を付加する。
売上データ記憶部173は、売上データ情報付加部172によって売上データ識別情報、振り向け先および付与ポイント数が付加された売上データを記憶する。
レシート印字部170は、売上データ情報付加部172によって売上データに付加された売上データ識別情報をレシートに印字する。
識別情報入力部171は、商品の返品の際、購買者によって購入された対象商品であって返品されるものを含む売上データである返品売上データを特定するための、レシート印字部170によって返品される対象商品の購入時のレシートに印字された売上データ識別情報の入力を受け付ける。
返品売上データ特定部174は、返品するために識別情報入力部171によって入力が受け付けられた売上データ識別情報と、売上データ情報付加部172によって売上データに付加された売上データ識別情報とを比較して、売上データ記憶部173に記憶されている売上データのうちから返品売上データを特定する。
返品データ入力部175は、購買者によって返品される商品と、返品される商品の返品数とを示す返品データの入力を受け付ける。
対象返品商品抽出部176は、商品マスタ記憶部153に記憶されている商品マスタデータに基づいて、返品データ入力部175によって入力が受け付けられた返品データから対象商品およびその対象商品の返品数を抽出する。
取消提供ポイント決定部177は、商品マスタ記憶部153に記憶されている商品マスタデータに基づいて、対象返品商品抽出部176によって抽出された対象商品およびその対象商品の返品数から、ポイントの提供が取り消される提供元および取り消されるポイント数である取消提供ポイント数を決定する。
取消振り向け先候補表示部178は、取消提供ポイント決定部177によって取消提供ポイント数が決定されると取消提供ポイント数をタッチパネル式表示盤110に表示する。また、返品売上データ特定部174によって特定された返品売上データからポイントが付与された振り向け先を取得し、取得した前記振り向け先を取消振り向け先候補としてタッチパネル式表示盤に表示する。
取消振り向け先データ入力部179は、付与されたポイントが減算される振り向け先およびその振り向け先に付与されたポイントの減算数を示す取消振り向け先データの入力を受け付ける。
取消付与ポイント決定部180は、売上データ情報付加部172によって返品売上データに付加された振り向け先、取消提供ポイント決定部177によって決定された取消提供ポイント数、および取消振り向け先データ入力部179によって入力が受け付けられた取消振り向け先データに基づいて、付与ポイントの付与が取り消される振り向け先および取り消されるポイント数である取消付与ポイント数を決定する。
提供ポイント取消部181は、取消提供ポイント決定部177による提供元および取消提供ポイント数の決定に基づいて、提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162に記憶されている提供ポイント累積値データが示す提供元より提供される提供ポイント累積値から取消提供ポイント数を減算する。
付与ポイント取消部182は、取消付与ポイント決定部180による振り向け先および取消付与ポイント数の決定に基づいて、振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157に記憶されている付与ポイント累積値データが示す振り向け先に付与される付与ポイント累積値から取消付与ポイント数を減算する。
次に、レジスタ端末機100で実行される処理を詳細に説明する。まず、対象商品の購入に基づいて、提供元から提供されるポイントが決定されるときの流れを説明する。
図6は、提供ポイントの決定時におけるレジスタ端末機の動作を示す図である。図6には、店舗において、レジスタ端末機100で購買者が購入した商品の代金の精算を行っている時の、提供されるポイントが決定される場面を示している。商品200には、その商品コードを示すバーコード201が付されている。レジスタ端末機100には、バーコード201を読み取るためのバーコードリーダ112が接続されている。
購入する商品200に付されたバーコード201に、店員によりレジスタ端末機100に接続されたバーコードリーダ112が当てられ、商品200の商品コードが読み取られると、これによってバーコード201に示された商品200の商品コードがレジスタ端末機100に入力される。レジスタ端末機100では、その商品コードと、商品マスタ記憶部153に記憶されている商品マスタデータとの突き合わせにより、購入された商品がポイント提供の対象である対象商品であるか否かが判定される。判定の結果、購入された商品が対象商品であれば、その対象商品が抽出される。
そして、商品マスタデータに基づき、抽出された対象商品およびその購入数から、その対象商品の購入に基づくポイントの提供元となる協賛企業および提供されるポイント数が決定される。
次に、ポイントの振り向け先が購買者によって決定されるときの流れを説明する。
図7は、付与ポイントの振り向け時におけるレジスタ端末機の動作を示す図である。図7には、商品の購入に基づいて提供元から提供される提供ポイントの振り向け先が、購入者によって選択される場面を示している。レジスタ端末機100には、商品の代金の生産時やポイント処理に関する表示画面110aを表示し、接触を検知することによって入力操作を受け付けるタッチパネル式表示盤110およびレシート113aをプリントアウトするためのレシートプリンタ113が設けられている。
購買者の対象商品の購入に基づいて提供されるポイントが決定されると、レジスタ端末機100に設けられたタッチパネル式表示盤110の表示画面110aには、振り向けできるポイント数を示す「寄付可能ポイント数」が表示される。次に、その表示画面110aに、寄付をするか否かを選択させる「Yes」「No」の表示が表示される。例えば、購入者は、タッチパネル式表示盤110に表示されたこの「Yes」または「No」の表示に触れることで、タッチパネル式表示盤110により今回のポイントの寄付をするか否かの選択の入力をすることができる。そして、表示画面110aに、ポイントの振り向け先の選択を求める「どちらに寄付しますか?」の文字および振り向け先候補を示す「○○小学校」「△△中学校」等の文字が表示される。例えば、購買者は、タッチパネル式表示盤110に表示されたこれらの振り向け先候補を示す文字に触れることにより、振り向け先候補の選択の入力をすることができる。
レジスタ端末機100は、振り向け先の選択の入力を受け付けると、レシートプリンタ113から購入商品や合計金額、寄付したポイントの合計ポイント数等を示したレシート113aをプリントアウトする。これにより、購買者に対して対象商品の購入に基づき提供されたポイントを寄付したことを再度認識させることができる。その結果、購買者に対してポイント寄付の動機付けを行うことができ、これにより購買者の対象商品の購入の意欲を高めることができる。
なお、レジスタ端末機100は、レシート113aの購入された対象商品の付近に、例えば、図7に示す「鐘のマーク」および商品マスタテーブル153aに基づいて取得された「その対象商品の購入により提供されたポイント数」のように、ある商品が対象商品である旨の表示を、その商品と対応付けられていると認識できるように印刷する。これにより、ポイント寄付とその対象商品との関係を、購買者に対してより強く認識させることができる。
図8は、商品マスタテーブルの例を示す図である。図8の例は、商品マスタ記憶部153に記憶されており、商品コード、および対象商品である場合に提供元および提供されるポイント数を定義する商品マスタテーブル153aである。商品マスタテーブル153aには、提供元コード、商品コード、商品名、単価および提供ポイント数の欄等が設けられている。図中、横方向に並べられた情報が互いに関連づけられており、1つのレコードを構成している。
提供元コードの欄には、商品が対象商品であるとき、対象商品の購入に基づきポイントを提供する提供元を一意に特定可能に提供元に割り当てられた提供元コードが設定される。提供元は、ポイント寄付活動に協賛する企業である協賛企業30a,協賛企業30b,・・・であって、通常はその商品のメーカや販売元である。
商品コードの欄には、その商品の種類を一意に特定可能に商品に割り当てられた商品コードが設定される。商品名の欄には、その商品の商品名が設定される。単価の欄には、その商品の一個あたりのその店舗における販売価格が設定される。提供ポイント数の欄には、その商品の一個あたりの購買者による購入に基づいて提供元から提供されるポイント数が設定される。
本実施の形態では、その店舗で販売される全ての商品のマスタデータが、この例の商品マスタテーブル153aのように、テーブル形式で商品マスタ記憶部153に記憶されている。
図9は、振り向け先マスタ・付与ポイント累積値テーブルの例を示す図である。図9の例は、振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157に記憶されており、振り向け先を定義し、その振り向け先に振り向けられた付与ポイントの累積値を振り向け先毎に記憶する振り向け先マスタ・付与ポイント累積値テーブル157aである。振り向け先マスタ・付与ポイント累積値テーブル157aには、振り向け先コード、振り向け先名および累積付与ポイント数の欄等が設けられている。図中、横方向に並べられた情報が互いに関連づけられており、1つのレコードを構成している。
振り向け先コードの欄には、購買者によるポイントの振り向けが可能な振り向け先を一意に特定可能に振り向け先に割り当てられた振り向け先コードが設定される。振り向け先は、購買者による振り向けによって、提供元から提供されたポイントの付与を受ける学校等40a,学校等40b,・・・であって、通常は店舗の近隣の小中学校や福祉施設等を、その店舗自身や、その店舗を統括する本部やフランチャイザー等が予め設定する。振り向け先名の欄には、その振り向け先の名称が設定される。この振り向け先名を、振り向け先の選択の際にタッチパネル式表示盤110に表示する。
累積付与ポイント数の欄には、所定の収集期間内(例えば、1ヶ月間)に、当該店舗においてその振り向け先に付与された付与ポイントの累積値が設定される。
本実施の形態では、その店舗からポイントを振り向け可能な全ての振り向け先のデータが、この例の振り向け先マスタ・付与ポイント累積値テーブル157aのように、テーブル形式で振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157に記憶されている。
図10は、売上データテーブルの例を示す図である。図10の例は、売上データ記憶部173に記憶されており、売上データを特定する売上データ識別情報、購買者によって購入された商品、その商品の購入数、その商品が対象商品である場合に発生したポイント数および振り向け先を関連付ける売上データテーブル173aである。売上データテーブル173aには、日付、レシートナンバ、商品コード、商品名、提供元コード、数量、金額、発生ポイント数および振り向けコード先の欄が設けられている。図中、横方向に並べられた情報が互いに関連づけられており、1つのレコードを構成している。
日付の欄には、購買者によって購入された日付が設定される。レシートナンバの欄には、売上データを一意に特定するための売上データ識別情報である。同一の購買者によって同時に購入され、同一のレシートに記載された購入商品には、同一のレシートナンバが与えられる。その結果、返品時にレジスタ端末機100に入力されたレシートナンバを、レジスタ端末機100が照会することによって、返品される商品の売上データを一意に漏らさず特定することができる。
商品コードの欄には、その商品の商品コードが設定される。商品名の欄には、その商品の商品名が設定される。提供元コードの欄には、購入されたその商品に基づくポイントの提供元が設定される。数量の欄には、購買者によってこのとき購入されたその商品の数量が設定される。
金額の欄には、そのときのその商品の代金の合計が設定される。金額の欄の数値は、商品マスタテーブル153aに設定されたその商品の単価と、売上データテーブル173aに設定された、その商品の購入された数量との積によって算出される。発生ポイント数の欄には、このときのその商品の購入によって発生したその商品の提供元から提供されるポイント数が設定される。発生ポイント数の欄の数値は、商品マスタテーブル153aに設定されたその商品の提供ポイント数と、売上データテーブル173aに設定された、その商品の購入された数量との積によって算出される。
振り向け先コードの欄には、購買者によってその購入のときポイントが振り向けられた振り向け先の振り向け先コードが設定される。
本実施の形態では、以上に示した、その店舗で購入された売上において発生した全てのポイントに関する情報が、この例の売上データテーブル173aのように、テーブル形式で売上データ記憶部173に記憶されている。
図11は、提供元マスタ・提供ポイント累積値テーブルの例を示す図である。図11の例は、提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162に記憶されており、提供元を定義し、その提供元から提供される提供ポイントの累積値を提供元毎に記憶する提供元マスタ・提供ポイント累積値テーブル162aである。提供元マスタ・提供ポイント累積値テーブル162aには、提供元コード、提供元名および累積提供ポイント数の欄等が設けられている。図中、横方向に並べられた情報が互いに関連づけられており、1つのレコードを構成している。
提供元コードの欄には、購買者による対象商品の購入によってポイントを提供する提供元を一意に特定可能に提供元に割り当てられた提供元コードが設定される。提供元名の欄には、その提供元の名称が設定される。
累積提供ポイント数の欄には、所定の収集期間内(例えば、1ヶ月間)に、当該店舗においてその提供元から提供された提供ポイントの累積値が設定される。
本実施の形態では、その店舗で購入された対象商品に基づいてポイントを提供する全ての提供元のデータが、この例の提供元マスタ・提供ポイント累積値テーブル162aのように、テーブル形式で提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162に記憶されている。
次に、レジスタ端末機100によって実行されるポイント発生処理について説明する。なお、ポイント発生処理の説明では、購入商品の代金の計算処理等の、商品の購入時にレジスタ端末機として一般的に必要な機能を実現するための処理は、別に実行されるものとする。
図12は、ポイント発生処理の手順を示すフローチャートの前半である。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]売上データ入力部151は、バーコードリーダ112からの商品コードの入力を受け付ける。
[ステップS12]対象商品抽出部152は、売上データ入力部151によって入力が受け付けられた商品コードを商品マスタ記憶部153に記憶されている商品マスタテーブル153aの商品コードに照会して、その商品が対象商品であるか否かを判断する。その商品が対象商品であれば、処理がステップS13に進められる。その商品が対象商品でなければ、処理がステップS16に進められる。
[ステップS13]提供ポイント決定部154は、その対象商品の提供元を、商品マスタテーブル153aから取得する。
[ステップS14]提供ポイント決定部154は、その対象商品の購入によって提供されるポイント数および提供元を決定し、決定したポイント数および提供元を示す提供ポイントデータを、提供ポイント記憶部155に記憶させる。ここで、提供ポイント決定部154は、商品マスタテーブル153aからその対象商品の1個あたりの提供ポイント数を取得し、売上データからその対象商品が購入された個数を取得し、これらの積を算出し、その対象商品の購入によって提供されるポイント数を決定する。
[ステップS15]提供ポイント決定部154は、その提供元から提供されるポイント数の決定結果を、タッチパネル式表示盤110の表示画面110aに表示させる。
[ステップS16]提供ポイント決定部154は、購買者によって購入される全商品の商品コードの入力が終了したか否かを判断する。全商品の商品コードの入力が終了したか否かは、店員による操作卓111の商品コードの入力の終了を示すキー操作の有無によって判断される。全商品の商品コードの入力が終了していれば、処理がステップS17に進められる。全商品の商品コードの入力が終了していなければ、処理がステップS11に進められる。
[ステップS17]提供ポイント決定部154は、提供される全てのポイントおよびポイント数の合計値を、タッチパネル式表示盤110の表示画面110aに表示させる。その後、処理がステップS18に進められる(図13参照)。
図13は、ポイント発生処理の手順を示すフローチャートの後半である。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS18]振り向け先候補表示部156は、振り向け先の候補を振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157に記憶されている振り向け先マスタ・付与ポイント累積値テーブル157aから取得し、取得した振り向け先の候補をタッチパネル式表示盤110に表示させる。
[ステップS19]振り向け先データ入力部158は、タッチパネル式表示盤110に表示された振り向け先候補のうちから選択された振り向け先を示す振り向け先データの入力を受け付ける。なお、購買者は、同時に複数の振り向け先を選択し、それぞれの振り向け先に提供ポイントを分配することもできる。
[ステップS20]付与ポイント決定部159は、提供された振り向け先および付与ポイント数を、提供ポイント数および振り向け先データに基づいて決定し、決定した付与ポイントのポイント数および振り向け先を示す付与ポイントデータを、付与ポイント記憶部160に記憶する。
[ステップS21]付与ポイント決定部159は、決定された付与ポイントをタッチパネル式表示盤110に表示させる。
[ステップS22]売上データ情報付加部172は、入力が受け付けられた売上データに、発行レシートの通し番号であるレシートナンバおよび付与ポイントデータを付加して売上データ記憶部173に記憶させる。
[ステップS23]提供ポイント累計部161は、提供ポイント記憶部155に記憶された提供ポイントデータを取得して、提供ポイント累積値を提供元毎に算出し、その提供ポイント累積値を、提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162に記憶させる。
[ステップS24]付与ポイント累計部163は、付与ポイント記憶部160に記憶された付与ポイントデータを取得して、付与ポイント累積値を振り向け先毎に算出し、その付与ポイント累積値を、振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157に記憶させる。
このようなポイント発生処理によって、購買者の対象商品の購入に基づいて提供元から提供されたポイントが、購買者によって振り向けられ、振り向け先に付与される。
次に、レジスタ端末機100によって実行されるポイント取消処理について説明する。なお、ポイント取消処理の説明では、返品された商品の代金の精算処理等の、商品の返品時にレジスタ端末機として一般的に必要な機能を実現するための処理は、別に実行されるものとする。
図14は、ポイント取消処理の手順を示すフローチャートである。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS31]識別情報入力部171は、操作卓111からの返品される商品の購入時のレシートに記載されたレシートナンバの入力を受け付ける。
[ステップS32]返品データ入力部175は、バーコードリーダ112からの、返品される商品の商品コードの入力を受け付ける。
[ステップS33]返品売上データ特定部174は、識別情報入力部171によって入力が受け付けられたレシートナンバと、売上データに付加されたレシートナンバとによって、返品される商品の購入時の売上データである返品売上データを特定する。
[ステップS34]対象返品商品抽出部176は、返品データ入力部175によって入力が受け付けられた商品コードを商品マスタ記憶部153に記憶されている商品マスタテーブル153aの商品コードに照会して、その商品が対象商品であるか否かを判断する。その商品が対象商品であれば、処理がステップS35に進められる。その商品が対象商品でなければ、ポイント取消処理が終了する。
[ステップS35]取消提供ポイント決定部177は、その対象商品の返品によって取り消される提供ポイント数を決定する。ここで、提供ポイント取消部181は、商品マスタテーブル153aからその対象商品の1個あたりの提供ポイント数を取得し、返品データからその対象商品が返品された個数を取得し、これらの積を算出し、その対象商品の返品によって取り消される提供ポイント数を決定する。
[ステップS36]取消振り向け先候補表示部178は、取り消される提供ポイント数の決定結果を、タッチパネル式表示盤110の表示画面110aに表示させる。
[ステップS37]取消振り向け先候補表示部178は、取り消される振り向け先の候補として、返品された対象商品に基づいてポイントが付与された振り向け先を返品売上データから取得し、取得した取り消される振り向け先の候補をタッチパネル式表示盤110に表示させる。
[ステップS38]取消振り向け先データ入力部179は、タッチパネル式表示盤110に表示された取消振り向け先候補のうちから選択された振り向け先を示す取消振り向け先データの入力を受け付ける。なお、購買者は、同時に複数の付与が取り消される振り向け先を選択し、それぞれの振り向け先にポイントの取り消しを分配することもできる。
[ステップS39]取消付与ポイント決定部180は、付与が取り消される振り向け先および取り消される付与ポイント数を、取消提供ポイント数および取消振り向け先データに基づいて決定する。
[ステップS40]提供ポイント取消部181は、提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162に記憶されている、提供元毎の提供ポイント累積値から、その提供元について取り消された提供ポイント数を減算する。
[ステップS41]付与ポイント取消部182は、振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157に記憶されている、振り向け先元毎の付与ポイント累積値から、その振り向け先について取り消された付与ポイント数を減算する。
このようなポイント取消処理によって、購買者の対象商品の返品に基づいて提供元から提供された提供ポイントおよび振り向け先に付与された付与ポイントが取り消される。
次に、対象商品の購入によって提供ポイントが発生したときに、購買者の選択により、同時に複数の振り向け先にポイントを振り向ける場合におけるレジスタ端末機の動作の様子を説明する。
図15は、同時に複数の振り向け先にポイントを振り向ける場合におけるレジスタ端末機の動作の様子を示す図である。図15には、店舗において、レジスタ端末機100で購買者が発生した提供ポイントの振り向け先の選択を行っている時の、複数の振り向け先にポイントが振り向けられる場面を示している。
振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157から取得された振り向け先の候補がタッチパネル式表示盤110に表示される。購買者によってその振り向け先の候補からポイントの振り向け先が複数個が選択されると、図の表示画面110bに示されるように、選択された各振り向け先に振り向けるポイント数の入力を受け付ける。
そして、レジスタ端末機100の付与ポイント決定部159によって、提供された振り向け先および付与ポイント数が、提供ポイント数および振り向け先データに基づいて決定されると、付与ポイントがタッチパネル式表示盤110に表示される。また、レシートプリンタ113から付与ポイントが記載されたレシート113bが印刷される。この付与ポイントは、振り向け先毎に累積され、振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157に記憶される。
ここで、売上データ情報付加部172により、売上データに、レシートナンバおよび付与ポイントデータが付加されて売上データ記憶部173に記憶される。なお、提供ポイントは、提供元毎に累積され、提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162に記憶される。
次に、対象商品の返品によって取消ポイントが発生したときに、振り向け先に付与されたポイントを取り消す場合におけるレジスタ端末機の動作の様子を説明する。
図16は、返品発生によるポイント取消時におけるレジスタ端末機の動作の様子を示す図である。図16には、店舗において、レジスタ端末機100で購買者の返品時の処理を行っている時の、ポイントが取り消される場面を示している。
まず、購買者によって返品される商品300a,商品300bおよび購入時のレシート113cが店舗に持ち込まれ、店員によって操作卓111からそのレシート113cに記載されたレシートナンバが入力される。
次に、バーコードリーダ112で、返品される商品300a,商品300bの商品コードが入力されると、レシート113cのレシートナンバと、売上データ記憶部173に記憶されている売上データに付加されたレシートナンバとによって、返品売上データが特定される。そして、入力された商品コードを商品マスタ記憶部153に記憶されている商品マスタテーブル153aの商品コードに照会して、その商品が対象商品であるか否かが判断される。
その後、その対象商品の返品によって取り消されるポイント数および取り消される振り向け先が表示画面110cに表示される。そして、購買者にこの取り消しの確認を求め、了解が得られると、提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162に記憶されている、その提供元について取り消された提供ポイント数の累積値が減算され、振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157に記憶されている、その振り向け先について取り消された付与ポイント数の累積値が減算される。
以上のようにして、複数の提供元と複数の振り向け先が存在する場合であっても、店舗における商品の購入時点でポイントの振り向けを行うことが可能となる。その結果、通常のポイントサービスに比して、より寄付マーク収集活動の運用実態に沿った情報システムを構成することができる。
ここで、本実施の形態のレジスタ端末機100は、提供元マスタ・提供ポイント累積値記憶部162および振り向け先マスタ・付与ポイント累積値記憶部157を有するが、これらは必須の構成要素ではなく、購買者による対象商品の購入によってポイントが発生する都度、提供ポイントデータおよび振り向けポイントデータをデータ送信部164によってポイント管理団体20が具備する管理サーバ21に送信してもよい。また、提供ポイント数および付与ポイント数を、レジスタ端末機100の外部に設けたサーバによって累計してもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、レジスタ端末機100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
以上説明した実施の形態の主な技術的特徴は、以下の付記の通りである。
(付記1) ポイント提供の対象である対象商品の購買者による購入に基づいて提供されるポイントの付与を管理するレジスタ端末装置において、
商品が前記対象商品であるか否かと、前記対象商品の購入に基づいて提供される前記対象商品の所定単位数あたりのポイント数と、前記対象商品の購入に基づいて前記ポイントを提供する提供元とを定義する商品マスタデータを記憶する商品マスタ記憶手段と、
前記ポイントを振り向ける先として選択され得る振り向け先を定義する振り向け先マスタデータを記憶する振り向け先マスタ記憶手段と、
前記購買者によって購入される前記商品と、購入される前記商品の購入数とを示す売上データの入力を受け付ける売上データ入力手段と、
前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記売上データ入力手段によって入力が受け付けられた前記売上データから、購入される前記商品のうち前記対象商品と前記対象商品の購入数とを抽出する対象商品抽出手段と、
前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記対象商品抽出手段によって抽出された前記対象商品と前記対象商品の前記購入数とから、前記ポイントの提供を行う前記提供元と、前記提供元より提供されるポイント数である提供ポイント数と、を決定する提供ポイント決定手段と、
前記提供ポイント決定手段によって決定された、前記提供元と前記提供元より提供される前記提供ポイント数とを、関連付けて示す提供ポイントデータを記憶する提供ポイント記憶手段と、
前記振り向け先マスタ記憶手段に記憶されている前記振り向け先マスタデータから前記振り向け先を取得し、取得した前記振り向け先を振り向け先候補として表示する振り向け先候補表示手段と、
前記振り向け先候補表示手段によって表示された前記振り向け先候補のうちから選択された前記振り向け先を示す振り向け先データの入力を受け付ける振り向け先データ入力手段と、
前記振り向け先データ入力手段によって入力が受け付けられた前記振り向け先データと、前記提供ポイント決定手段によって決定された前記提供ポイント数とから、提供された前記ポイントが振り向けられる前記振り向け先と、前記振り向け先に付与されるポイント数である付与ポイント数と、を決定する付与ポイント決定手段と、
前記付与ポイント決定手段によって決定された、前記振り向け先と前記振り向け先に付与される前記付与ポイント数とを、関連付けて示す付与ポイントデータを記憶する付与ポイント記憶手段と、
を有することを特徴とするレジスタ端末装置。
(付記2) 前記提供ポイント記憶手段に記憶されている前記提供ポイントデータから前記提供元と前記提供元に関連付けられた前記提供ポイント数とを取得し、取得した前記提供元と前記提供ポイント数とに基づいて前記提供元より提供されるポイント数の累積値である提供ポイント累積値を、前記提供元毎に算出する提供ポイント累計手段と、
前記提供ポイント累計手段によって算出された前記提供ポイント累積値を取得し、取得した前記提供ポイント累積値を示す提供ポイント累積値データを記憶する提供ポイント累積値記憶手段と、
前記付与ポイント記憶手段に記憶されている前記付与ポイントデータから前記振り向け先と前記振り向け先に関連付けられた前記付与ポイント数とを取得し、取得した前記振り向け先と前記付与ポイント数とに基づいて前記振り向け先に付与されるポイント数の累積値である付与ポイント累積値を、前記振り向け先毎に算出する付与ポイント累計手段と、
前記付与ポイント累計手段によって算出された前記付与ポイント累積値を取得し、取得した前記付与ポイント累積値を示す付与ポイント累積値データを記憶する付与ポイント累積値記憶手段と、
前記提供ポイント累積値記憶手段に記憶されている前記提供ポイント累積値データと、前記付与ポイント累積値記憶手段に記憶されている前記付与ポイント累積値データとを取得し、取得した前記提供ポイント累積値データと前記付与ポイント累積値データとを、前記提供ポイント累積値と前記付与ポイント累積値とを集計するポイントデータ集計装置に送信するデータ送信手段と、
を有することを特徴とする付記1記載のレジスタ端末装置。
(付記3) 前記売上データ入力手段によって入力が受け付けられた前記売上データに、さらに、前記売上データを一意に特定する売上データ識別情報と、前記付与ポイントデータによって示された前記振り向け先と前記付与ポイント数と、を付加する売上データ情報付加手段と、
前記売上データ情報付加手段によって前記売上データ識別情報と前記振り向け先と前記付与ポイント数とが付加された前記売上データを記憶する売上データ記憶手段と、
前記売上データ情報付加手段によって前記売上データに付加された前記売上データ識別情報をレシートに印字するレシート印字手段と、
購買者によって返品される前記対象商品の購入を含む前記売上データである返品売上データを特定するための、前記レシート印字手段によって返品される対象商品の購入時の前記レシートに印字された前記売上データ識別情報の入力を受け付ける識別情報入力手段と、
前記識別情報入力手段によって入力が受け付けられた前記売上データ識別情報と、前記売上データ情報付加手段によって前記売上データに付加された前記売上データ識別情報とにより、前記売上データ記憶手段に記憶されている前記売上データのうちから前記返品売上データを特定する返品売上データ特定手段と、
前記購買者によって返品される前記商品と、返品される前記商品の返品数とを示す返品データの入力を受け付ける返品データ入力手段と、
前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記返品データ入力手段によって入力が受け付けられた前記返品データから前記対象商品と前記対象商品の返品数とを抽出する対象返品商品抽出手段と、
前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記対象返品商品抽出手段によって抽出された前記対象商品と前記対象商品の前記返品数とにより、前記ポイントの提供が取り消される前記提供元と、提供が取り消されるポイント数である取消提供ポイント数と、を決定する取消提供ポイント決定手段と、
前記売上データ情報付加手段によって前記返品売上データに付加された前記振り向け先と、前記取消提供ポイント決定手段によって決定された前記取消提供ポイント数とに基づいて、前記付与ポイントの付与が取り消される前記振り向け先と、取り消される付与ポイント数である取消付与ポイント数と、を決定する取消付与ポイント決定手段と、
前記取消提供ポイント決定手段による前記提供元と前記取消提供ポイント数との決定に基づいて、前記提供ポイント累積値記憶手段に記憶されている前記提供ポイント累積値データが示す前記提供元より提供される前記提供ポイント累積値から前記取消提供ポイント数を減算する提供ポイント取消手段と、
前記取消付与ポイント決定手段による前記振り向け先と前記取消付与ポイント数との決定に基づいて、前記付与ポイント累積値記憶手段に記憶されている前記付与ポイント累積値データが示す前記振り向け先に付与される前記付与ポイント累積値から前記取消付与ポイント数を減算する付与ポイント取消手段と、
を有することを特徴とする付記2記載のレジスタ端末装置。
(付記4) 前記取消提供ポイント決定手段によって前記取消提供ポイント数が決定されると、前記取消提供ポイント数を表示し、前記返品売上データ特定手段によって特定された前記返品売上データから前記ポイントが付与された前記振り向け先を取得し、取得した前記振り向け先を取消振り向け先候補として表示する取消振り向け先候補表示手段と、
付与された前記付与ポイントが減算される前記振り向け先と、前記振り向け先に付与された前記付与ポイントの減算数とを示す取消振り向け先データの入力を受け付ける取消振り向け先データ入力手段と、
を有し、
前記取消付与ポイント決定手段は、さらに、前記取消振り向け先データ入力手段によって入力が受け付けられた前記取消振り向け先データに基づいて、前記付与ポイントの付与が取り消される前記振り向け先と、付与が取り消されるポイント数である取消付与ポイント数と、
を決定することを特徴とする付記3記載のレジスタ端末装置。
(付記5) コンピュータの演算処理により、ポイント提供の対象である対象商品の購買者による購入に基づいて提供されるポイントの付与を管理するレジスタ端末処理方法において、
売上データ入力手段が、前記購買者によって購入される前記商品と、購入される前記商品の購入数とを示す売上データの入力を受け付け、
対象商品抽出手段が、商品が前記対象商品であるか否かと、前記対象商品の購入に基づいて提供される前記対象商品の所定単位数あたりのポイント数と、前記対象商品の購入に基づいて前記ポイントを提供する提供元とを定義する商品マスタデータに基づいて、前記売上データ入力手段によって入力が受け付けられた前記売上データから、購入される前記商品のうち前記対象商品と前記対象商品の購入数とを抽出し、
提供ポイント決定手段が、前記商品マスタデータに基づいて、前記対象商品抽出手段によって抽出された前記対象商品と前記対象商品の前記購入数とから、前記ポイントの提供を行う前記提供元と、前記提供元より提供されるポイント数である提供ポイント数と、を決定し、
提供ポイント記憶手段が、前記提供ポイント決定手段によって決定された、前記提供元と前記提供元より提供される前記提供ポイント数とを、関連付けて示す提供ポイントデータを記憶し、
振り向け先候補表示手段が、前記ポイントを振り向ける先として選択され得る振り向け先を定義する振り向け先マスタデータから前記振り向け先を取得し、取得した前記振り向け先を振り向け先候補として表示し、
振り向け先データ入力手段が、前記振り向け先候補表示手段によって表示された前記振り向け先候補のうちから選択された前記振り向け先を示す振り向け先データの入力を受け付け、
付与ポイント決定手段が、前記振り向け先データ入力手段によって入力が受け付けられた前記振り向け先データと、前記提供ポイント決定手段によって決定された前記提供ポイント数とから、提供された前記ポイントが振り向けられる前記振り向け先と、前記振り向け先に付与されるポイント数である付与ポイント数と、を決定し、
付与ポイント記憶手段が、前記付与ポイント決定手段によって決定された、前記振り向け先と前記振り向け先に付与される前記付与ポイント数とを、関連付けて示す付与ポイントデータを記憶する、
ことを特徴とするレジスタ端末処理方法。
(付記6) ポイント提供の対象である対象商品の購買者による購入に基づいて提供されるポイントの付与を管理するレジスタ端末処理プログラムにおいて、
コンピュータを、
商品が前記対象商品であるか否かと、前記対象商品の購入に基づいて提供される前記対象商品の所定単位数あたりのポイント数と、前記対象商品の購入に基づいて前記ポイントを提供する提供元とを定義する商品マスタデータを記憶する商品マスタ記憶手段、
前記ポイントを振り向ける先として選択され得る振り向け先を定義する振り向け先マスタデータを記憶する振り向け先マスタ記憶手段、
前記購買者によって購入される前記商品と、購入される前記商品の購入数とを示す売上データの入力を受け付ける売上データ入力手段、
前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記売上データ入力手段によって入力が受け付けられた前記売上データから、購入される前記商品のうち前記対象商品と前記対象商品の購入数とを抽出する対象商品抽出手段、
前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記対象商品抽出手段によって抽出された前記対象商品と前記対象商品の前記購入数とから、前記ポイントの提供を行う前記提供元と、前記提供元より提供されるポイント数である提供ポイント数と、を決定する提供ポイント決定手段、
前記提供ポイント決定手段によって決定された、前記提供元と前記提供元より提供される前記提供ポイント数とを、関連付けて示す提供ポイントデータを記憶する提供ポイント記憶手段、
前記振り向け先マスタ記憶手段に記憶されている前記振り向け先マスタデータから前記振り向け先を取得し、取得した前記振り向け先を振り向け先候補として表示する振り向け先候補表示手段、
前記振り向け先候補表示手段によって表示された前記振り向け先候補のうちから選択された前記振り向け先を示す振り向け先データの入力を受け付ける振り向け先データ入力手段、
前記振り向け先データ入力手段によって入力が受け付けられた前記振り向け先データと、前記提供ポイント決定手段によって決定された前記提供ポイント数とから、提供された前記ポイントが振り向けられる前記振り向け先と、前記振り向け先に付与されるポイント数である付与ポイント数と、を決定する付与ポイント決定手段、
前記付与ポイント決定手段によって決定された、前記振り向け先と前記振り向け先に付与される前記付与ポイント数とを、関連付けて示す付与ポイントデータを記憶する付与ポイント記憶手段、
として機能させることを特徴とするレジスタ端末処理プログラム。
本実施の形態の概略を示す図である。 本実施の形態のシステム構成例を示す図である。 本実施の形態のレジスタ端末機のハードウェア構成例を示す図である。 レジスタ端末機のポイント発生機能およびポイント累積機能を示すブロック図である。 レジスタ端末機のポイント取消機能を示すブロック図である。 提供ポイントの決定時におけるレジスタ端末機の動作を示す図である。 付与ポイントの振り向け時におけるレジスタ端末機の動作を示す図である。 商品マスタテーブルの例を示す図である。 振り向け先マスタ・付与ポイント累積値テーブルの例を示す図である。 売上データテーブルの例を示す図である。 提供元マスタ・提供ポイント累積値テーブルの例を示す図である。 ポイント発生処理の手順を示すフローチャートの前半である。 ポイント発生処理の手順を示すフローチャートの後半である。 ポイント取消処理の手順を示すフローチャートである。 同時に複数の振り向け先にポイントを振り向ける場合におけるレジスタ端末機の動作の様子を示す図である。 返品発生によるポイント取消時におけるレジスタ端末機の動作の様子を示す図である。
符号の説明
1 レジスタ端末装置
1a 商品マスタ記憶手段
1b 振り向け先マスタ記憶手段
1c 売上データ入力手段
1d 対象商品抽出手段
1e 提供ポイント決定手段
1f 提供ポイント記憶手段
1g 振り向け先候補表示手段
1h 振り向け先データ入力手段
1i 付与ポイント決定手段
1j 付与ポイント記憶手段
2a 商品マスタデータ
2b 振り向け先マスタデータ
2c 売上データ
2f 提供ポイントデータ
2g 振り向け先候補
2h 振り向け先データ
2j 付与ポイントデータ

Claims (5)

  1. ポイント提供の対象である対象商品の購買者による購入に基づいて提供されるポイントの付与を管理するレジスタ端末装置において、
    商品が前記対象商品であるか否かと、前記対象商品の購入に基づいて提供される前記対象商品の所定単位数あたりのポイント数と、前記対象商品の購入に基づいて前記ポイントを提供する提供元とを定義する商品マスタデータを記憶する商品マスタ記憶手段と、
    前記ポイントを振り向ける先として選択され得る振り向け先を定義する振り向け先マスタデータを記憶する振り向け先マスタ記憶手段と、
    前記購買者によって購入される前記商品と、購入される前記商品の購入数とを示す売上データの入力を受け付ける売上データ入力手段と、
    前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記売上データ入力手段によって入力が受け付けられた前記売上データから、購入される前記商品のうち前記対象商品と前記対象商品の購入数とを抽出する対象商品抽出手段と、
    前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記対象商品抽出手段によって抽出された前記対象商品と前記対象商品の前記購入数とから、前記ポイントの提供を行う前記提供元と、前記提供元より提供されるポイント数である提供ポイント数と、を決定する提供ポイント決定手段と、
    前記提供ポイント決定手段によって決定された、前記提供元と前記提供元より提供される前記提供ポイント数とを、関連付けて示す提供ポイントデータを記憶する提供ポイント記憶手段と、
    前記振り向け先マスタ記憶手段に記憶されている前記振り向け先マスタデータから前記振り向け先を取得し、取得した前記振り向け先を振り向け先候補として表示する振り向け先候補表示手段と、
    前記振り向け先候補表示手段によって表示された前記振り向け先候補のうちから選択された前記振り向け先を示す振り向け先データの入力を受け付ける振り向け先データ入力手段と、
    前記振り向け先データ入力手段によって入力が受け付けられた前記振り向け先データと、前記提供ポイント決定手段によって決定された前記提供ポイント数とから、提供された前記ポイントが振り向けられる前記振り向け先と、前記振り向け先に付与されるポイント数である付与ポイント数と、を決定する付与ポイント決定手段と、
    前記付与ポイント決定手段によって決定された、前記振り向け先と前記振り向け先に付与される前記付与ポイント数とを、関連付けて示す付与ポイントデータを記憶する付与ポイント記憶手段と、
    を有することを特徴とするレジスタ端末装置。
  2. 前記提供ポイント記憶手段に記憶されている前記提供ポイントデータから前記提供元と前記提供元に関連付けられた前記提供ポイント数とを取得し、取得した前記提供元と前記提供ポイント数とに基づいて前記提供元より提供されるポイント数の累積値である提供ポイント累積値を、前記提供元毎に算出する提供ポイント累計手段と、
    前記提供ポイント累計手段によって算出された前記提供ポイント累積値を取得し、取得した前記提供ポイント累積値を示す提供ポイント累積値データを記憶する提供ポイント累積値記憶手段と、
    前記付与ポイント記憶手段に記憶されている前記付与ポイントデータから前記振り向け先と前記振り向け先に関連付けられた前記付与ポイント数とを取得し、取得した前記振り向け先と前記付与ポイント数とに基づいて前記振り向け先に付与されるポイント数の累積値である付与ポイント累積値を、前記振り向け先毎に算出する付与ポイント累計手段と、
    前記付与ポイント累計手段によって算出された前記付与ポイント累積値を取得し、取得した前記付与ポイント累積値を示す付与ポイント累積値データを記憶する付与ポイント累積値記憶手段と、
    前記提供ポイント累積値記憶手段に記憶されている前記提供ポイント累積値データと、前記付与ポイント累積値記憶手段に記憶されている前記付与ポイント累積値データとを取得し、取得した前記提供ポイント累積値データと前記付与ポイント累積値データとを、前記提供ポイント累積値と前記付与ポイント累積値とを集計するポイントデータ集計装置に送信するデータ送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のレジスタ端末装置。
  3. 前記売上データ入力手段によって入力が受け付けられた前記売上データに、さらに、前記売上データを一意に特定する売上データ識別情報と、前記付与ポイントデータによって示された前記振り向け先と前記付与ポイント数と、を付加する売上データ情報付加手段と、
    前記売上データ情報付加手段によって前記売上データ識別情報と前記振り向け先と前記付与ポイント数とが付加された前記売上データを記憶する売上データ記憶手段と、
    前記売上データ情報付加手段によって前記売上データに付加された前記売上データ識別情報をレシートに印字するレシート印字手段と、
    購買者によって返品される前記対象商品の購入を含む前記売上データである返品売上データを特定するための、前記レシート印字手段によって返品される対象商品の購入時の前記レシートに印字された前記売上データ識別情報の入力を受け付ける識別情報入力手段と、
    前記識別情報入力手段によって入力が受け付けられた前記売上データ識別情報と、前記売上データ情報付加手段によって前記売上データに付加された前記売上データ識別情報とにより、前記売上データ記憶手段に記憶されている前記売上データのうちから前記返品売上データを特定する返品売上データ特定手段と、
    前記購買者によって返品される前記商品と、返品される前記商品の返品数とを示す返品データの入力を受け付ける返品データ入力手段と、
    前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記返品データ入力手段によって入力が受け付けられた前記返品データから前記対象商品と前記対象商品の返品数とを抽出する対象返品商品抽出手段と、
    前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記対象返品商品抽出手段によって抽出された前記対象商品と前記対象商品の前記返品数とにより、前記ポイントの提供が取り消される前記提供元と、提供が取り消されるポイント数である取消提供ポイント数と、を決定する取消提供ポイント決定手段と、
    前記売上データ情報付加手段によって前記返品売上データに付加された前記振り向け先と、前記取消提供ポイント決定手段によって決定された前記取消提供ポイント数とに基づいて、前記付与ポイントの付与が取り消される前記振り向け先と、取り消される付与ポイント数である取消付与ポイント数と、を決定する取消付与ポイント決定手段と、
    前記取消提供ポイント決定手段による前記提供元と前記取消提供ポイント数との決定に基づいて、前記提供ポイント累積値記憶手段に記憶されている前記提供ポイント累積値データが示す前記提供元より提供される前記提供ポイント累積値から前記取消提供ポイント数を減算する提供ポイント取消手段と、
    前記取消付与ポイント決定手段による前記振り向け先と前記取消付与ポイント数との決定に基づいて、前記付与ポイント累積値記憶手段に記憶されている前記付与ポイント累積値データが示す前記振り向け先に付与される前記付与ポイント累積値から前記取消付与ポイント数を減算する付与ポイント取消手段と、
    を有することを特徴とする請求項2記載のレジスタ端末装置。
  4. コンピュータの演算処理により、ポイント提供の対象である対象商品の購買者による購入に基づいて提供されるポイントの付与を管理するレジスタ端末処理方法において、
    売上データ入力手段が、前記購買者によって購入される前記商品と、購入される前記商品の購入数とを示す売上データの入力を受け付け、
    対象商品抽出手段が、商品が前記対象商品であるか否かと、前記対象商品の購入に基づいて提供される前記対象商品の所定単位数あたりのポイント数と、前記対象商品の購入に基づいて前記ポイントを提供する提供元とを定義する商品マスタデータに基づいて、前記売上データ入力手段によって入力が受け付けられた前記売上データから、購入される前記商品のうち前記対象商品と前記対象商品の購入数とを抽出し、
    提供ポイント決定手段が、前記商品マスタデータに基づいて、前記対象商品抽出手段によって抽出された前記対象商品と前記対象商品の前記購入数とから、前記ポイントの提供を行う前記提供元と、前記提供元より提供されるポイント数である提供ポイント数と、を決定し、
    提供ポイント記憶手段が、前記提供ポイント決定手段によって決定された、前記提供元と前記提供元より提供される前記提供ポイント数とを、関連付けて示す提供ポイントデータを記憶し、
    振り向け先候補表示手段が、前記ポイントを振り向ける先として選択され得る振り向け先を定義する振り向け先マスタデータから前記振り向け先を取得し、取得した前記振り向け先を振り向け先候補として表示し、
    振り向け先データ入力手段が、前記振り向け先候補表示手段によって表示された前記振り向け先候補のうちから選択された前記振り向け先を示す振り向け先データの入力を受け付け、
    付与ポイント決定手段が、前記振り向け先データ入力手段によって入力が受け付けられた前記振り向け先データと、前記提供ポイント決定手段によって決定された前記提供ポイント数とから、提供された前記ポイントが振り向けられる前記振り向け先と、前記振り向け先に付与されるポイント数である付与ポイント数と、を決定し、
    付与ポイント記憶手段が、前記付与ポイント決定手段によって決定された、前記振り向け先と前記振り向け先に付与される前記付与ポイント数とを、関連付けて示す付与ポイントデータを記憶する、
    ことを特徴とするレジスタ端末処理方法。
  5. ポイント提供の対象である対象商品の購買者による購入に基づいて提供されるポイントの付与を管理するレジスタ端末処理プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    商品が前記対象商品であるか否かと、前記対象商品の購入に基づいて提供される前記対象商品の所定単位数あたりのポイント数と、前記対象商品の購入に基づいて前記ポイントを提供する提供元とを定義する商品マスタデータを記憶する商品マスタ記憶手段、
    前記ポイントを振り向ける先として選択され得る振り向け先を定義する振り向け先マスタデータを記憶する振り向け先マスタ記憶手段、
    前記購買者によって購入される前記商品と、購入される前記商品の購入数とを示す売上データの入力を受け付ける売上データ入力手段、
    前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記売上データ入力手段によって入力が受け付けられた前記売上データから、購入される前記商品のうち前記対象商品と前記対象商品の購入数とを抽出する対象商品抽出手段、
    前記商品マスタ記憶手段に記憶されている前記商品マスタデータに基づいて、前記対象商品抽出手段によって抽出された前記対象商品と前記対象商品の前記購入数とから、前記ポイントの提供を行う前記提供元と、前記提供元より提供されるポイント数である提供ポイント数と、を決定する提供ポイント決定手段、
    前記提供ポイント決定手段によって決定された、前記提供元と前記提供元より提供される前記提供ポイント数とを、関連付けて示す提供ポイントデータを記憶する提供ポイント記憶手段、
    前記振り向け先マスタ記憶手段に記憶されている前記振り向け先マスタデータから前記振り向け先を取得し、取得した前記振り向け先を振り向け先候補として表示する振り向け先候補表示手段、
    前記振り向け先候補表示手段によって表示された前記振り向け先候補のうちから選択された前記振り向け先を示す振り向け先データの入力を受け付ける振り向け先データ入力手段、
    前記振り向け先データ入力手段によって入力が受け付けられた前記振り向け先データと、前記提供ポイント決定手段によって決定された前記提供ポイント数とから、提供された前記ポイントが振り向けられる前記振り向け先と、前記振り向け先に付与されるポイント数である付与ポイント数と、を決定する付与ポイント決定手段、
    前記付与ポイント決定手段によって決定された、前記振り向け先と前記振り向け先に付与される前記付与ポイント数とを、関連付けて示す付与ポイントデータを記憶する付与ポイント記憶手段、
    として機能させることを特徴とするレジスタ端末処理プログラム。
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