JP2008197413A - ギヤ及びこれを備えた駆動ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動部全体を冷却することができるギヤとコンパクトな構成で駆動ボックス内全体を冷却することができる駆動ユニットを提供すること。
【課題手段】斜め又は円弧形状のリブによって軸方向に送風する羽根形状を内周部に一体に形成してギヤG2,G3,G5を構成する。又、斜め又は円弧形状のリブによって軸方向に送風する羽根形状を内周部に一体に形成するとともに、半径方向に送風する羽根形状9をボス部上に一体に形成してギヤG1,G4を構成する。更に、大部分が密閉された駆動ボックス内にギヤ群G1〜G5を収容して構成される駆動ユニットにおいて、前記ギヤ群G1〜G5を前記ギヤG2,G3,G5と前記ギヤG1,G4の2種類を組み合わせて構成する。
【選択図】図3
【課題手段】斜め又は円弧形状のリブによって軸方向に送風する羽根形状を内周部に一体に形成してギヤG2,G3,G5を構成する。又、斜め又は円弧形状のリブによって軸方向に送風する羽根形状を内周部に一体に形成するとともに、半径方向に送風する羽根形状9をボス部上に一体に形成してギヤG1,G4を構成する。更に、大部分が密閉された駆動ボックス内にギヤ群G1〜G5を収容して構成される駆動ユニットにおいて、前記ギヤ群G1〜G5を前記ギヤG2,G3,G5と前記ギヤG1,G4の2種類を組み合わせて構成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、軸方向に送風する機能を備えたギヤと、軸方向及び半径方向の送風作用を備えたギヤ及びこれらのギヤを組み合わせて成るギヤ群を駆動ボックス内に収容して成る駆動ユニットに関するものである。
例えば、電子写真方式を採用した複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、像担持体や各種搬送ローラ等は駆動源であるモータによって回転駆動され、モータの回転は複数のギヤを経て像担持体や各種搬送ローラ等に伝達される。
ところで、画像形成装置には、複数のギヤを密閉された駆動ボックス内に収容して駆動ユニットを構成し、この駆動ユニットを画像形成装置本体に装着するようにしたものがある。
このような画像形成装置に装着された駆動ユニットにおいては、各ギヤには動力伝達に伴う摩擦熱等によって発熱し、しかも、これらのギヤは密閉された駆動ボックス内に収容されているために駆動ユニット内がギヤの発熱によって高温となるという問題が発生する。この問題に対しては、冷却ファンによって送風したり、ギヤにグリースを塗布する等の方法が採られている。
又、特許文献1には、ギヤの内周部に螺旋羽根を設け、ギヤと共に螺旋羽根が回転することによって空気を吸入・排気させる提案がなされている。
更に、特許文献2には、ファンにギヤを付ける方法が提案され、特許文献3には、ギヤの歯面に向けて空気を送る羽根を設ける提案がなされている。
特開平8−152836号公報
特開2006−208641号公報
特開2006−266484号公報
しかしながら、冷却ファンによって送風する方法では、冷却ファンが別途必要となって装置の大型化やコストアップを招き、ギヤにグリースを塗布する方法ではグリースが飛散して周囲を汚すという問題が発生する。
又、特許文献1〜3において提案された構成では、ギヤ自体の冷却はなされるが、駆動部全体を冷却することは不可能である。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、駆動部全体を冷却することができるギヤとコンパクトな構成で駆動ボックス内全体を冷却することができる駆動ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、斜め又は円弧形状のリブによって軸方向に送風する羽根形状を内周部に一体に形成してギヤを構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、斜め又は円弧形状のリブによって軸方向に送風する羽根形状を内周部に一体に形成するとともに、半径方向に送風する羽根形状をボス部上に一体に形成してギヤを構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、大部分が密閉された駆動ボックス内にギヤ群を収容して構成される駆動ユニットにおいて、前記ギヤ群を請求項1記載のギヤと請求項2記載のギヤとを組み合わせて構成したことを特徴とする。
本発明によれば、駆動ユニットの駆動ボックス内には、軸方向にのみ送風する機能を有するギヤと軸方向と半径方向に送風する機能を有するギヤの2種類のギヤが混在するため、駆動ボックス内には軸方向の冷却風の流れと半径方向の冷却風の流れが発生し、これらの流れによって駆動ボックス内が均一に且つ効率良く冷却され、その内部の異常昇温が防がれる。そして、このような効果は冷却ファンを別途設けることなく得られるため、駆動ユニットの大型化やコストアップを招くことがない。
又、各ギ自体も冷却風によって効果的に冷却されるため、これらの強度が温度上昇によって低下することもない。そして、従来のようにギヤにグリースを塗布する必要もないため、グリースの飛散によって駆動ユニット内が汚染されるという問題も発生しない。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る駆動ユニットを備えた画像形成装置の斜視図、図2は本発明に係る駆動ユニットの斜視図、図3は同駆動ユニット内のギヤ群の斜視図、図4〜図6は同ギヤ群を構成する各種ギヤの斜視図である。
図1に示す画像形成装置1は、電子写真方式によって用紙上に画像を形成する複写機であって、その本体(画像形成装置本体)2の側部には、不図示の像担持体や各種搬送ローラ等を駆動するための駆動ユニット3が装着されている。
上記駆動ユニット3は、図2に示す密閉された駆動ボックス4内に図3に示すギヤ群G1〜G5やクラッチ5を収容することによって構成されている。ここで、ギヤ群G1〜G5は2種類のギヤによって構成されており、ギヤG2,G3,G5は図3に破線矢印に示すように軸方向にのみ送風する機能を有するものであり、ギヤG1,G4は図3に破線矢印にて示す軸方向の送風機能と実線矢印にて示す半径方向の送風機能を備えたものである。
軸方向にのみ送風する機能を有する上記ギヤG2,G3,G5の基本構成は同じであり、以下、代表例としてギヤG5の構成を図4に基づいて説明する。
ギヤG5は、外周に複数の歯が刻設されたリング状の歯部6の内周部に、斜め又は円弧形状の4枚リブ7によって軸方向(図4の破線矢印方向)に送風する羽根形状8を一体に形成することによって構成されている。
又、軸方向と半径方向に送風する機能を有する前記ギヤG1,G4の基本構成も同じであるため、以下、代表例としてギヤG1の構成を図5及び図6に基づいて説明する。
ギヤG1は、前記ギヤG2,G3,G5と同様に、外周に複数の歯が刻設されたリング状の歯部6の内周部に、斜め又は円弧形状の4枚リブ7によって軸方向(図5及び図6の破線矢印方向)に送風する羽根形状8を一体に形成するとともに、半径方向(図5及び図6の実線方向)に送風するシロッコファン9をボス部上に一体に形成することによって構成されている。
而して、前述のように、図2に示す駆動ユニット3の駆動ボックス4内には、図3に示すギヤ群G1〜G5が収容されているが、このギヤ群G1〜G5には、軸方向にのみ送風する機能を有するギヤG2,G3,G5と軸方向と半径方向に送風する機能を有するギヤG1,G4とが混在するため、駆動ボックス4内には図3に破線矢印にて示す軸方向の冷却風の流れと実線矢印にて示す半径方向の冷却風の流れが発生し、これらの流れによって駆動ボックス4内が均一に且つ効率良く冷却され、その内部の異常昇温が防がれる。そして、このような効果は冷却ファンを別途設けることなく得られるため、駆動ユニット3の大型化やコストアップを招くことがない。
又、各ギヤG1〜G5自体も冷却風によって効果的に冷却されるため、これらの強度が温度上昇によって低下することもない。そして、従来のようにギヤG1〜G5にグリースを塗布する必要もないため、グリースの飛散によって駆動ユニット3内が汚染されるという問題も発生しない。
尚、以上は本発明を特に画像形成装置に装着される駆動ユニットとその内部に収容されるギヤに対して適用した形態について説明したが、本発明は、他の任意の装置に備えられる駆動ユニットとその内部に収容されるギヤに対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 画像形成装置
2 画像形成装置本体
3 駆動ユニット
4 駆動ボックス
5 クラッチ
6 歯部
7 リブ
8,9 羽根形状
G1〜G5 ギヤ群
2 画像形成装置本体
3 駆動ユニット
4 駆動ボックス
5 クラッチ
6 歯部
7 リブ
8,9 羽根形状
G1〜G5 ギヤ群
Claims (3)
- 斜め又は円弧形状のリブによって軸方向に送風する羽根形状を内周部に一体に形成して成ることを特徴とするギヤ。
- 斜め又は円弧形状のリブによって軸方向に送風する羽根形状を内周部に一体に形成するとともに、半径方向に送風する羽根形状をボス部上に一体に形成して成ることを特徴とするギヤ。
- 大部分が密閉された駆動ボックス内にギヤ群を収容して構成される駆動ユニットにおいて、
前記ギヤ群を請求項1記載のギヤと請求項2記載のギヤとを組み合わせて構成したことを特徴とする駆動ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007032976A JP2008197413A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | ギヤ及びこれを備えた駆動ユニット |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007032976A JP2008197413A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | ギヤ及びこれを備えた駆動ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=39756410
Family Applications (1)
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JP2007032976A Pending JP2008197413A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | ギヤ及びこれを備えた駆動ユニット |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013057295A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Kubota Corp | エンジンのアイドルギヤの軸受装置 |
CN107152514A (zh) * | 2017-06-16 | 2017-09-12 | 盐城市禾鼎机械股份有限公司 | 一种具有自散热装置的齿轮 |
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2007
- 2007-02-14 JP JP2007032976A patent/JP2008197413A/ja active Pending
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JP2013057295A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Kubota Corp | エンジンのアイドルギヤの軸受装置 |
CN107152514A (zh) * | 2017-06-16 | 2017-09-12 | 盐城市禾鼎机械股份有限公司 | 一种具有自散热装置的齿轮 |
CN107152514B (zh) * | 2017-06-16 | 2023-12-26 | 盐城市禾鼎机械股份有限公司 | 一种具有自散热装置的齿轮 |
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