JP2008197248A - 液晶パネル - Google Patents

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健二 今津
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Abstract

【課題】ストレスによって液晶層内に気泡が発生するという問題を解消することを可能とする液晶パネルを提供することを目的とする。
【解決手段】第1プラスチック基板(102)、第2プラスチック基板(108)及び第1及び第2プラスチック基板間に封入された液晶層(105)を有する液晶セル(120)と、液晶セルと平面的に対向する基板(140)と、液晶セルと基板とを接着し且つ液晶セルと基板との変形量の違いを吸収する弾性接着層(130)を有することを特徴とする液晶パネル(100)。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶パネルに関し、特に液晶セルを用いた液晶パネルに関する。
フィルム基板間に液晶が封入された液晶表示装置において、液晶が封入された領域内への空気の侵入を低減するためにITO等の透明導電材料からなる保護膜を設けることが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載される液晶表示装置では、上下のフィルム基板の透明電極同士が対向しない非表示領域に空気透過率の極めて低いITOなどの無機系の透明な導電材料からなる保護層を設けることによって、フィルム基板からの空気の侵入を低減させ、気泡による表示不良を抑えようとしていた。
可撓性液晶表示器の下方にスイッチを配置し、使用者の指によって可撓性液晶表示器の上から物理的変形を起こしてスイッチを動作させるデータエントリ装置が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2000−284310号公報(第2図) 特開昭63−132323号公報(第3図)
図1は、液晶封入領域での気泡の発生を説明するための図である。
図1に示す液晶パネル1では、シール部材4の内部に、キャラクター、テンキー等の点灯制御のために、透明導電膜がエッチングされた第1の領域10と、透過モードと非透過モードを切り換え、液晶パネルの後方にある物体の可視性を制御する等のために、透明導電膜がエッチングされずに(ベタのままで)残されている大きなパターン化領域11を有している。
基板と液晶層中のガス濃度は、外部環境に応じて平衡状態を保っているが、外部環境が変化すると場合によって液晶層中のガス成分が過飽和となる場合がある。このような場合に、外部から液晶層に圧力や温度の急激な変化によるストレスが加わると、ガス成分が分離し、図1の12に示すような気泡が発生する。
図2は、液晶セルの歪みによるストレスを説明するための図である。
図2(a)は液晶パネルの断面図の一例を示し、図2(b)は液晶パネルの曲げ・反りの例を示す図である。
図2(a)に示すように、平面平板状に製造された液晶セル1も、所定の枠体に配置されたり、様々な使用時に加えられる圧力等によって、図2(b)に示すように、曲がったり、反ってしまったりしてしまう。そのような歪が定常的に液晶セル1に加わると、図1で説明したように、液晶セル1は、外部環境の変化によるストレスが加えられた状態となり、液晶層中に気泡が発生しやすくなるという問題があった。特に、表示パネルの下方にスイッチ基板があるようなものでは、曲げや反りが起き易く、液晶層中に気泡が発生して消滅せずに残る現象が生じ易くなる。
そこで、本発明は、外部環境の変化等によるストレスによって液晶層内に気泡が発生するという問題を解消することを可能とする液晶パネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る液晶パネルは、第1プラスチック基板、第2プラスチック基板及び第1及び第2プラスチック基板間に封入された液晶層を有する液晶セルと、液晶セルと平面的に対向する基板と、液晶セルと基板とを接着し且つ液晶セルと基板との変形量の違いを吸収する弾性接着層を有することを特徴とする。
また、本発明に係る液晶パネルでは、弾性接着層が透明であること、基板が透明であること、又は基板がガラスから構成されることが好ましい。
また、本発明に係る液晶パネルでは、液晶セルと基板とを接着している接着層が、外部からの衝撃による液晶セルと基板との変形量の違いを吸収するので、ストレスによる気泡の発生を防止することが可能となった。
以下図面を参照して、本発明に係る液晶パネルについて説明する。
図3は、本発明に係る液晶セル120を含む液晶パネル100の概要構成を示す図である。
図3(a)は液晶パネル100の断面図を示し、図3(b)は基板140の表面図を示している。なお、説明のために、縮尺が実際と異なる場合がある点に留意されたい。
図3に示すように、液晶パネル100は、液晶セル120、接着層130、基板140、及び表示部150等から構成されている。
液晶セル120は、第1偏光層101、第1プラスチック基板102、第2プラスチック基板108、第2偏光層109、シール部材110、第1及び第2プラスチック基板間の間隔を保持するために複数配置されたスペーサ111、第1及び第2プラスチック基板とシール部材間に封入された液晶層105等を有している。また、第1プラスチック基板102上には第1透明電極パターン103及び第1配向膜104が形成され、第2プラスチック基板108上には第2透明電極パターン107及び第2配向膜106が形成されている。
また、液晶層105には、一般的に用いられているTN(ツイステッドネマティック)液晶等が用いられる。さらに、第1偏光層101の透過軸と第2偏光層109の透過軸とは、互いに約90度傾いた状態に配置されている。
第1及び第2プラスチック基板102、108は、可撓性であって、厚さ100μmのポリカーボネイト樹脂によって形成されている。しかしながら、第1及び第2プラスチック基板102、108は、これに限定されるものではなく、変性アクリル樹脂、ポリメタクリル樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ノルボルテン樹脂等であっても良く、また厚さも50μm〜250μmとすることができる。
第1及び第2透明電極パターン103及び107は、第1及び第2プラスチック基板102及び108上に、それぞれスパッタリング法によって厚さ約0.03μmのITOから構成された透明導電膜を蒸着し、その後エッチングによって不要な部分を除去することによってパターン化されている。
接着層130は、厚さが200μmのエラストマー(例えば日立化成社製エラストマーシート)を基材とし両面に光学糊を塗布した総厚が250μmの弾性を有する透明な接着剤であり、液晶セル120の第2プラスチック基板108と基板140とを接着している。また、接着層130の透過率は92.0%、ヤング率は3.3×10Pa、密度は1.05g/cm、ショア硬度(JIS K 625)は10であったがこれは一例であって、これに限定されるものではない。
基板140は、厚さ1.0mmの透明なアクリル材料から構成され、液晶セル120の外形形状と同じ外形形状を有している。また、基板140は、図3(b)に示すように、第1開口部141、第2開口部142及び第3開口部143を有している。基板140は、液晶セル120と接着することによって、液晶セル120の補強部材として機能する一方、エラストマーからなる接着剤130は外部から基板140に加わった衝撃を吸収し液晶セル120へ減衰させて伝達させるので、ストレスによる液晶層124における気泡の発生を防止することが可能となる。なお、基板140は、アクリル材料ではなく、ガラスから構成されるようにしても良い。
表示部150は、表示体とスイッチシートの積層物である。表示体は、ガラス基板間又はプラスチック基板間に液晶が挟持された液晶セル、透明電極層、発光層、絶縁層、背面電極層等を含んでいる有機又は無機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等であり、不図示の制御部からの駆動信号に応じて、所定の表示を行えるように構成されている。なお、スイッチシートは、表示体上部に配置し、押圧位置を抵抗値から算出するタッチパネル等が使える。表示体に可撓性がある場合はスイッチシートを表示体下に設けても良い。
以下、液晶パネル100の利用例について説明する。
液晶セル120では、第1及び第2透明電極パターン間に所定の電圧が印加されることによって、液晶層105は透過モードと非透過モードに切換わるように構成されている。したがって、液晶セル120の第1及び第2透明電極パターン間に所定の電圧を印加することによって、液晶セル120を透過モードとし、表示部150の表示内容が視認され得る状態とすることができる。一方、液晶セル120の第1及び第2透明電極パターン間に所定の電圧を印加することによって、液晶セル120を非透過モードとし、表示部150の表示内容が視認できない状態とすることができる。
例えば、表示部150の表示内容を視認され得る状態において、図3(b)に示すように、表示部150の基板140の開口部141、142及び143に対応した箇所に、表示例151、152及び153を表示する。ここでは、表示例151はファンクションキーに、表示例152はアルファベットのキーに、表示例153はテンキーに対応させている。このように、液晶パネル100は、液晶セル120が透過モードの場合には入力キーを表示し、液晶セル120が非透過モードの場合には表示内容を全て隠してしまうように構成することができる。なお、図3(b)に示した基板140の開口部の形状、箇所、個数等、及び表示部150の表示例は一例であって、様々な変形が可能である。
図4は、本発明に係る液晶セル120を含む他の液晶パネル200の概要構成を示す断面図である。
図4において、図3に示した液晶パネル100と同様の構成には、同じ番号を付した。図4に示す液晶パネル200と図3に示す液晶パネル100との差異は、液晶パネル200が表示部150を有していない点である。即ち、図4に示す液晶パネル200は、液晶セル120、接着層130及び基板140から主に構成されている。基板140は、図3に示す液晶パネル100と同様に、液晶セル120の補強部材として機能する上に、液晶セル120と弾性接着層130によって接着されているため、外部からの衝撃に対し気泡の発生を防止することが可能である。
液晶封入領域への気泡の発生を説明するための図である。 液晶セルの歪みによるストレスを説明するための図である。 本発明に係る液晶パネルの概要構成を示す図である。 本発明に係る他の液晶パネルの概要構成を示す図である。
符号の説明
100、200 液晶パネル
101 第1偏光層
102 第1プラスチック基板
105 液晶層
108 第2プラスチック基板
109 第2偏光層
120 液晶セル
130 接着層
140 基板
150 表示部

Claims (4)

  1. 液晶パネルであって、
    第1プラスチック基板、第2プラスチック基板、及び前記第1及び第2プラスチック基板間に封入された液晶層を有する液晶セルと、
    前記液晶セルと平面的に対向する基板と、
    前記液晶セルと前記基板とを接着し、前記液晶セルと前記基板との変形量の違いを吸収する弾性接着層と、
    を有することを特徴とする液晶パネル。
  2. 前記弾性接着層は、透明である、請求項1に記載の液晶パネル。
  3. 前記基板は、透明である、請求項1又は2に記載の液晶パネル。
  4. 前記基板は、ガラスである、請求項1〜3の何れか一項に記載の液晶パネル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066678A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Toshiba Corp フレキシブル電子装置及びフレキシブル表示装置
JP2021036334A (ja) * 2014-03-13 2021-03-04 株式会社半導体エネルギー研究所 発光装置

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