JP2008196458A - エジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを低減する。
【解決手段】金属材料を塑性加工することにより円筒状のボディ1を形成し、このボディ1の軸方向先端(縮径部15)に圧入固定される円筒状のノズルガイド6をボディ1とは別体として形成している。
また、ノズル2の軸方向先端付近の肩部24を、ノズルガイド6の軸方向後端(ノズル圧入部60)に圧入固定することにより、ノズルガイド6の内部において、ノズルガイド6の先端(小径部65)に形成される昇圧部の一部(63)とノズル2の軸方向先端23との間に吸引空間61を形成している。
そして、ノズル2およびノズルガイド6は、快削材からなる金属部材を切削加工(あるいは、鍛造と切削加工)により形成している。
【選択図】図2

Description

本発明は、高速で噴出する作動流体の巻き込み作用によって流体輸送を行う運動量輸送式ポンプであるエジェクタに関するものであり、冷媒を循環させるポンプ手段としてエジェクタを採用した蒸気圧縮式冷凍サイクル(以下、エジェクタ式冷凍サイクルと言う。)に適用して有効である。
従来、エジェクタ式冷凍サイクルに用いられるエジェクタとして、例えば、下記特許文献1に示されるものがある。この特許文献1に示されたエジェクタでは、切削加工で製作されボディ1に、高圧冷媒を導く駆動流体チューブ100と、気相冷媒を導く吸引流体チューブ110と、高圧冷媒と気相冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させるディフューザ120とを蝋付け接合し、次にそのボディ1にノズル2を圧入して組み立てて行く構造となっている。
特開2006−233807号公報
しかしながら、上記特許文献1のエジェクタでは、ボディ1が金属部材からの削り出しのため、製造コストが高くつくという問題点がある。本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目して成されたものであり、その目的は、製造コストを低減することのできる新規なエジェクタを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、蒸気圧縮式冷凍サイクルの冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧させるノズル(2)と、ノズル(2)から噴射する冷媒の巻き込み作用によって冷媒を吸引する吸引部(61)と、噴射した冷媒と吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部(63、120)とを有するエジェクタにおいて、
金属材料を塑性加工して形成した円筒状のボディ(1)と、ボディ(1)とは別体として構成され、且つボディ(1)の内部に収容、固定される円筒状のノズルガイド(6)とを有するとともに、
ノズルガイド(6)の軸方向先端(65)が、ボディ(1)の軸方向先端(15)に圧入固定され、ノズル(2)の軸方向先端(23)が、ノズルガイド(6)の軸方向後端(60)に圧入固定され、ノズルガイド(6)の内部であって、ノズルガイド(6)の軸方向先端(65)とノズル(2)の軸方向先端(23)との間の空間に、吸引部(61)が形成され、ボディ(1)の内部であって、ノズル(2)の外周側に、高圧冷媒をノズル(2)の内部に供給するための駆動流体空間が形成されていることを特徴としている。
この請求項1に記載の発明によれば、ボディ(1)を削り出しから塑性加工に変更することにより、エジェクタの製造コストを低減することができる。また、製造コスト低減のためにボディ(1)を削り出しから塑性加工に変更しても、ノズル(2)と昇圧部(63、120)の入口部(63a)との同軸度を精度良く確保することができて、高性能を維持することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のエジェクタにおいて、円筒状のノズルガイド(6)の内周面には、ノズル(2)が圧入、固定されるノズル圧入部(60)、吸引部(61)が形成される吸引空間(61)、軸方向先端(65)に向かって内径が縮小していくテーパー状の入口部(63a)、および昇圧部の一部を形成する混合部(63)が形成されていることを特徴としている。この請求項2に記載の発明によれば、ボディ(1)に頼ることなく、ノズル(2)とノズルガイド(6)だけで吸引空間(61)を形成することができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載のエジェクタにおいて、ノズルガイド(6)は、吸引空間(61)に冷媒を吸引するための連通孔(62)を有することを特徴としている。この請求項3に記載の発明によれば、連通孔(62)を介して吸引した冷媒を吸引空間(61)に導入することができる。
また、請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のエジェクタにおいて、ノズルガイド(6)は、入口部(63a)の冷媒流れ下流側に、噴射した冷媒と吸引した冷媒とを混合させる混合部(63)の一部を一体的に有していることを特徴としている。この請求項4に記載の発明によれば、入口部(63a)とその直後の混合部(63)との同軸度を精度良く確保することができて、高性能を維持することが可能となる。
また、請求項5に記載の発明では、請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のエジェクタにおいて、ノズルガイド(6)を快削材で形成していることを特徴としている。この請求項5に記載の発明によれば、ノズルガイド(6)に切削性の良い快削材を用いることで、エジェクタの製造コストを低減することができる。
また、請求項6に記載の発明では、請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載のエジェクタにおいて、ノズルガイド(6)を切削加工、もしくは鍛造と切削加工の組み合わせで形成していることを特徴としている。この請求項6に記載の発明によれば、ノズルガイド(6)を切削で精度良く形成して高性能を維持することが可能となるうえ、鍛造と組み合わせれば切削箇所を少なくできて、エジェクタの製造コストを低減することができる。
また、請求項7に記載の発明では、請求項1に記載のエジェクタにおいて、ノズル(2)は、冷媒を噴射する冷媒噴射口(23b)を入口部(63a)に対向させた姿勢で、ノズルガイド(6)の入口部(63a)と反対側の端部開口から圧入されていることを特徴としている。この請求項7に記載の発明によれば、ノズル(2)の冷媒噴射口(23b)と昇圧部(63、120)の入口部(63a)との同軸度を精度良く確保することができて、高性能を維持することが可能となる。
また、請求項8に記載の発明では、請求項1に記載のエジェクタにおいて、昇圧部(63、120)としてのディフューザ(120)を備え、ボディ(1)は主な外形部を形成する主径部(14)と、主径部(14)の冷媒流出側に形成された縮径部(15)とを有し、ノズルガイド(6)とディフューザ(120)とは、ともに縮径部(15)に嵌合して保持されていることを特徴としている。この請求項8に記載の発明によれば、ノズルガイド(6)とディフューザ(120)との同軸度を精度良く確保することができて、高性能を維持することが可能となる。
また、請求項9に記載の発明では、請求項8に記載のエジェクタにおいて、ディフューザ(120)は縮径部(15)の開放端側から縮径部(15)に圧入され、ノズルガイド(6)は主径部(14)側から縮径部(15)に圧入され、ノズルガイド(6)の冷媒流出部とディフューザ(120)の冷媒流入部とが縮径部(15)内で対向して当接していることを特徴としている。この請求項9に記載の発明によれば、ノズルガイド(6)の冷媒流出部とディフューザ(120)の冷媒流入部との連通構造が精度良く確保することができて、高性能を維持することが可能となる。
また、請求項10に記載の発明では、請求項1に記載のエジェクタにおいて、ボディ(1)に、金属部材としてステンレスのSUS304、もしくはSUS305を用いていることを特徴としている。この請求項10に記載の発明によれば、ボディ(1)に塑性加工性、蝋付け性、溶接性の良い金属材料を用いることで、高性能、高品質を維持することが可能となる。なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、実施の形態について添付した図1〜4を用いて詳細に説明する。図1は、一実施形態におけるエジェクタの全体構成を示す断面図であり、図2は、図1のエジェクタの要部構成を拡大して示す断面図である。図3は、エジェクタ要部の組み付け順序を説明する断面図であり、図4は、図3のエジェクタ要部の組み付け後を示す断面図である。本実施形態のエジェクタは、蒸気圧縮式冷凍サイクルに用いられ、例えば、減圧装置として用いることができる。
ボディ1は、エジェクタとしての構成部品を支持するハウジングとしての機能を有する。ボディ1は、略円筒状で、管材や板材の金属部材を塑性加工して形成されている。ボディ1には、塑性加工性、耐食性に優れ、且つ、蝋付け、溶接に適した非磁性体のステンレスSUS304、SUS305などの金属部材を用いて形成している。
金属材料を塑性加工して成形するボディ1は、金属を塑性加工したものとして、管材からのスエージング加工、スピニング加工、ローラー成形、ハイドロフォーミング、爆発成形などで成形したものであっても良いし、板材からの深絞り、プレス成形した部材を最中状に接合して成形したものなどであっても良いし、あるいはこれらの成形加工方法を組み合わせたものであっても良い。
ボディ1には、軸方向の一端側(図中上端)から順に小径となる3つの内径部、即ち、拡径部13、主径部14、縮径部15が形成されている。そして、主径部14と縮径部15との間には、円錐漏斗状のテーパー部16が形成され、主径部14と縮径部15とはこのテーパー部16で繋がれている。
なお主径部14は、図2〜4に示すように、拡径部13側の僅かに径の大きな第1主径部14aと、縮径部15側の僅かに径の小さな第2主径部14bとから構成されている。そして、第1主径部14aには高圧冷媒が流入する駆動流体流入口10が形成され、第2主径部14bには気相冷媒が流入する吸引流体流入口11が形成されている。
そして、駆動流体流入口10には図示しない放熱器からの高圧冷媒を導く駆動流体チューブ100が接続され、吸引流体流入口11には図示しない蒸発器からの気相冷媒を導く吸引流体チューブ110が接続されている。また、ボディ1の軸方向先端に形成された縮径部15の開放端側には、ディフューザ120の径の小さな混合部側端が、縮径部15の中程まで圧入されて保持されている。ディフューザ120は、後述するノズル2から噴射した冷媒と、後述する吸引部61から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して、冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部として機能するものである。
このディフューザ120は、ボディ1と同様、塑性加工性、耐食性に優れ、且つ、蝋付けに適した材料で、銅の管材やステンレスSUS304、SUS305などの管材から、縮管あるいは拡管成形、またはローラー成形などにより形成されている。そして、図3に示すように、ボディ1内に内部部品を組み付ける前に、ボディ1に駆動流体チューブ100、吸引流体チューブ110、ディフューザ120をセットした状態で蝋付け炉に入れて、これらを蝋付けで一体蝋付けしている。
次に、ボディ1内には、ノズル2と、本実施形態の特徴部材であるノズルガイド6とが収容されている。ノズルガイド6は、ノズル2から噴射する冷媒の巻き込み作用によって冷媒を吸引する吸引部61と、吸引部61からディフューザ120に向かって内径が縮小していく略円錐漏斗状の入口部63aを有している。このノズルガイド6に相当する部分は、従来、切削ボディの一部として構成されていた部分であり、本発明では、この部分(ノズルガイド6)をボディ1とは別部品として構成したものである。
ノズルガイド6は、略円筒状で、金属部材を切削加工、もしくは鍛造と切削加工の組み合わせで形成している。金属部材には、切削性、耐食性に優れたステンレスSUS303や黄銅材などの快削材を用いて、ノズルガイド6を形成している。ノズルガイド6は、軸方向の一端側(図中上端)から順に小径となる3つの内径部、即ち、ノズル圧入部60、吸引部61、混合部(昇圧部)63を有しており、これら3つの内径部は一体的に形成されている。そして、吸引部61と混合部63とは、略円錐漏斗状の入口部63aで繋がれている。
また、ノズルガイド6の外周側には、軸方向の一端側(図中上端)から順に小径となる2つの外径部が形成されている。即ち、外径部は、ノズル圧入部60および吸引部61の外周側に形成された大径部64と、混合部63の外周側に形成された小径部65とから形成されており、大径部64と小径部65との間であって、入口部63aの外周側には、円錐漏斗状のテーパー部66が形成されている。
なお、大径部64のノズル圧入部60側端部(図中上端)には、図2〜4に示すように、僅かに径の大きな鍔部67が形成されている。また、大径部64には、ボディ1の吸引流体流入口11に対応した位置に、吸引部61と吸引流体チューブ110とを連通させるための連通孔62が形成されている。
ノズル2は、冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して、冷媒を等エントロピ的に減圧膨張させるものである。本実施形態では、ノズル2から噴出する冷媒の速度を音速以上まで加速するために、ノズルの軸方向先端23に、通路途中に通路面積を最も縮小した喉部23a、および喉部23aから先端(図中下方)に向かって、実質的な冷媒通路断面積が徐々に拡大するように設定されたノズルディフューザ部23bを有するラバールノズル(流体工学(東京大学出版会)参照)を用いている。
ノズル2は、略円筒状で、金属部材を切削加工、もしくは鍛造と切削加工の組み合わせで形成している。金属部材には、切削性、耐食性に優れたステンレスSUS303や黄銅材などの快削材を用いて、ノズル2を形成している。ノズル2には、軸方向の一端側(図中上端)から順に小径となる3つの内径部、即ちニードルガイド圧入部20、駆動冷媒通路21、および通路面積を最も縮小したノズルディフューザ部23b(喉部23aを含む)が形成されている。
そして、駆動冷媒通路21と喉部23aとの間の通路面積は、円錐漏斗状のテーパー部により徐々に縮小されている。また、喉部23aの軸方向下流側は、逆に僅かに通路面積が拡大するような円錐テーパーとなったノズルディフューザ部23b(冷媒噴射口23bともいう)が形成されている。そして駆動冷媒通路21の側方には、ボディ1の駆動流体流入口10に対応した位置において、駆動冷媒通路21と駆動流体チューブ100とを連通させるための連通孔22が設けられており、ボディ1とノズル2との間に形成された環状の隙間(駆動流空間)を通して駆動流体チューブ100(駆動流体流入口10)と連通孔22とが連通している。
そして、これらの部材は図3に示すように、まずノズル2が冷媒を噴射する冷媒噴射口23bをノズルガイド6の入口部63aに対向させた姿勢で、ノズル2をノズルガイド6のノズル圧入部60に隙間なく圧入嵌合する。これにより、ノズル2とノズルガイド6の入口部63aとの間の空間において、冷媒噴射口23bの周りに、吸引部としての吸引空間61が形成される。また、ノズル2の冷媒噴射口23bとノズルガイド6の入口部63aとの同軸度が精度良く確保された状態で、ノズル2がノズルガイド6に結合される。
次に、ノズル2と一体的に結合されたノズルガイド6を、ボディ1の内部から、ノズルガイド6の軸方向先端に形成された小径部65がボディ1の軸方向先端に形成された縮径部15の中程に達するまで圧入嵌合する。その結果、ノズルガイド6の冷媒流出部(混合部63)と、先にボディ1に蝋付けしたディフューザ120の冷媒流入部とが、ボディ1の縮径部15内で対向して当接した状態で保持される。これにより、ノズルガイド6とディフューザ120とは、その同軸度を、容易にかつ精度良く維持できるようになっている。そのため、ノズルガイド6は、ボディ1に圧入しても変形しないよう、ボディ1に対して肉厚形状としている。
ノズルガイド6の小径部65がボディ1の縮径部15に圧入されたとき、ノズルガイド6の鍔部67は、ボディ1の第2主径部14bに圧入される。よって、ノズルガイド6の大径部64とボディ1の第2主径部14b、およびノズルガイド6のテーパー部66とボディ1のテーパー部16との間には、僅かな隙間が形成される。ノズル2の外周に形成される駆動流空間とノズルガイド6の外周に形成される吸引流空間とは、鍔部67によって区画される。
以上のようにして、固定ノズル式のエジェクタの要部が完成する。本実施形態のエジェクタは、ノズル開度を可変できる可変式のエジェクタとして構成しているため、ボディ1の拡径部13の側(図中上部)に、後述するノズル開度可変機構が組み付けられる。
金属製の円筒状ニードルガイド4は、ノズル2のニードルガイド圧入部20に圧入固定される圧入円筒部40と、ノズル2の上方に突出するネジ円筒部41とから構成されている。このネジ円筒部41には、後述するロータ5の雌ネジ53に螺合する雄ネジ42が形成されている。また、ニードルガイド4の中心部には、ニードル3を摺動自在に保持する円筒状のガイド孔43が形成されている。ニードルガイド4は、喉部23aとは反対側のノズル2の端部から、ニードルガイド圧入部20に圧入、組み付けられている。
ノズル2の駆動流体通路21には、駆動流体通路21の軸方向に変位して喉部23aの通路面積を調整する金属製のニードル3が配置されている。ニードル3は、ニードルガイド4に保持される大径円柱部30と、後述するスプリング130が配設される小径円柱部31と、喉部23aの通路面積を変化させるために、先端側に向かうほど断面積が縮小するように円錐状に形成された円錐部32とを有している。
ロータ5は、磁性体で、略カップ状に形成されている。そして、ニードル3の小径円柱部31にスプリング130を配設してロータ5の底部50の孔51に小径円柱部31を挿入し、小径円柱部31における孔51から突出した部位にワッシャ9を溶接している。カップ状のロータ5の内周面には、前述した雌ネジ53が形成されており、ネジ円筒部41の雄ネジ42と螺合している。
これにより、ニードル3とロータ5との相対的な位置関係は、スプリング130を縮める方向に強制的な力が働かない限り不変となる。即ち、ロータ5とニードル3は、ニードル3に形成された肩部とロータ5との間に圧縮状態で配置されたスプリング130の付勢力を介して連結されている。ニードル3は、専らニードルガイド4によってその径方向の位置が決められている。
ロータ5の円筒部52には、ニードル3の送り機構の一部、あるいは駆動機構の一部としての雌ねじ53が形成されており、前述のように、この雌ねじ53がニードルガイド4の雄ねじ42に螺合されている。これにより、ロータ5が回転されるとロータ5およびニードル3が軸方向に移動するようになっている。
これらのニードル3の送り機構(駆動機構)を組み付けた後、非磁性体の金属材料からなるカップ状のキャン7が、ボディ1の拡径部13に気密的に嵌合される。このキャン7は、ロータ5を覆うように形成されており、拡径部13との嵌合部が全周にわたってTiG溶接されている。
そして、キャン7の外周側には、図1に示されるように、ニードル3の送り機構を駆動するためのステッピングモータのコイル8が配置される。コイル8は、キャン7に嵌合されるとともに、図示しないクリップなどによって駆動流体チューブ100もしくはボディ1などに組み付けられている。
本実施形態では、前述の通り、ニードル3の送り機構として送りねじ機構が採用され、その一部のねじである雄ねじ42がニードルガイド4に一体的に形成されている。送り機構によってニードル3を軸方向に駆動する駆動機構は、回転電機としてのステッピングモータが採用さている。
送り機構の一部としてのロータ5には、送り機構の一部である雌ねじ53が一体に形成されている。雌ねじ53は、ロータ5と別体の部材に形成し、これらに回転力を伝達可能に連結する構成とすることもできる。駆動手段は、送り機構(ロータ5)と駆動機構(コイル8)とから構成されている。コイル8によって磁力が発生されると、ロータ5は誘導起電力により回転するようになっている。そして、ロータ5の回転により、ロータ5およびニードル3が軸方向に移動する。
以上説明したように、本実施形態では、金属材料を塑性加工することにより円筒状のボディ1を形成し、このボディ1の軸方向先端(縮径部15)に圧入固定される円筒状のノズルガイド6をボディ1とは別体として形成している。また、ノズル2の軸方向先端付近の肩部24を、ノズルガイド6の軸方向後端(ノズル圧入部60)に圧入固定することにより、ノズルガイド6の内部において、ノズルガイド6の先端(小径部65)に形成される昇圧部の一部(63)とノズル2の軸方向先端23との間に吸引空間61を形成している。そして、ノズル2およびノズルガイド6は、快削材からなる金属部材を切削加工(あるいは、鍛造と切削加工)により形成している。
上記のように構成される本実施形態のエジェクタと、ノズルガイド6に相当する部分を別体ではなく塑性加工により一体的にボディとして形成した仮想のエジェクタとの比較を行うことにより、本発明の効果を説明する。
昇圧部としてのディフューザ120(混合部の一部63)とノズル2との同軸度(噴射冷媒流の同軸度)を、高精度にすることが、エジェクタの性能上重要である。ノズル2が圧入固定されるボディを塑性加工により製作した場合は、ディフューザ120とノズル2との同軸度を高精度に維持管理することは困難である。
また、塑性加工により製作する場合は、塑性加工されるボディの肉厚を薄くすることが必要である。薄肉形状のボディに、駆動流体チューブ100、吸引流体チューブ110、およびディフューザ120を蝋付けするとき、薄肉形状のボディが熱変形することも避けられない。従って、ディフューザ120とノズル2との同軸度を高精度に維持することが困難となることが予想される。
ディフューザ120とノズル2との同軸度が低下している場合、冷媒噴射口を出た冷媒が混合部の口元壁面に衝突してしまい、冷媒の速度エネルギーが有効に圧力エネルギーに変換できずに、冷媒流れの乱れとしてエネルギー消費されてしまい、エジェクタの性能が低下することが考えられる。
そこで、本発明では、前述したように、ノズル2を圧入して保持させるノズルガイド6を、ボディ1とは別部品として構成したものである。従って、ボディ1を削り出しから塑性加工に変更することにより、エジェクタの製造コストを低減することができる。また、製造コスト低減のためにボディ1を削り出しから塑性加工に変更しても、別部品としてのノズルガイド6により、ノズル2と昇圧部63、120の入口部63aとの同軸度を精度良く確保することができて、高性能を維持することが可能となる。
また、ボディ1に、駆動流体チューブ100、吸引流体チューブ110、およびディフューザ120を蝋付けした後に、ノズルガイド6をボディ1に組付ける構造としている。その結果、蝋付け時のボディ1の熱変形が、噴射冷媒流の同軸度に影響しない構造とすることができる。
また、ノズルガイド6は、ノズル2と入口部63aとの間で、吸引部としての吸引空間61を形成するとともに、冷媒を吸引空間61に導入する連通孔62を有している。これにより、ボディ1の形状に関係なく、ノズル2とノズルガイド6だけで吸引空間61を形成することができるので、吸引空間61の設計が容易となる。
また、前述したように、ノズルガイド6を快削材で形成している。従来、切削で一体に形成していたボディ部分は、切削性や耐食性が求められるとともに、駆動流体チューブ100、吸引流体チューブ110の蝋付け性やキャン7の溶接性も求められ、それらがバランス良く成立する材料と言うことで、材料選択の制約が大きかった。しかし、本実施形態では、ノズルガイド6とボディ1とを別部品として構成することにより、ノズルガイド6は蝋付けや溶接が不要となるため、蝋付け性、溶接性に制約されることなく、切削性、耐食性で材料選定することが可能となる。
このノズルガイド6は、ボディ1に比べて肉厚形状とし、ノズル圧入部60や混合部の入口部63aは切削加工として、寸法、同軸度などを高精度に加工している。これによれば、ノズルガイド6に切削性、耐久性を考慮した金属材料として、ステンレスのSUS303や黄銅材などの快削材を用いることで、エジェクタの製造コストを低減することができる。
また、ノズルガイド6を、鍛造(冷鍛、温鍛)と切削加工との組み合わせで形成することもできる。これによれば、ノズルガイド6を切削で精度良く形成して高性能を維持することが可能となるうえ、鍛造と組み合わせれば切削箇所を少なくできて、エジェクタの製造コストを低減することができる。
また、ノズル2は、冷媒を噴射する冷媒噴射口23bを入口部63aに対向させた姿勢で、ノズルガイド6の入口部63aと反対側の端部開口(軸方向後端)から圧入されている。これによれば、ノズル2の冷媒噴射口23bと昇圧部63、120の入口部63aとの同軸度を精度良く確保することができて、高性能を維持することが可能となる。また、ノズル2やニードル3は、両者間の摺動による摩耗が発生しにくくなるため、耐磨耗性に優れた材料を用いる必要が無くなり、例えば、ノズル2やニードル3の材料を安価で加工し易いものに変更して、材料費、加工費を低減することもできる。
また、昇圧部63、120としてのディフューザ120を備え、ボディ1は主な外形部を形成する主径部14と、主径部14の冷媒流出側に形成された縮径部15とを有し、ノズルガイド6とディフューザ120とは、ともに縮径部15に嵌合して保持されている。これによれば、ノズルガイド6とディフューザ120との同軸度を精度良く確保することができて、高性能を維持することが可能となる。
また、ディフューザ120は、縮径部15の開放端側(先端側)から縮径部15に圧入され、ノズルガイド6は主径部14側(軸方向後端側)から縮径部15に圧入され、ノズルガイド6の冷媒流出部とディフューザ120の冷媒流入部とが縮径部15内で対向して当接している。これによれば、ノズルガイド6の冷媒流出部とディフューザ120の冷媒流入部との連通構造が精度良く確保することができて、高性能を維持することが可能となる。
また、ボディ1の金属部材として、ステンレスのSUS304、もしくはSUS305を用いている。これは、従来の切削ボディの場合、駆動流体チューブ100、吸引流体チューブ110、ディフューザ120の蝋付けやキャン7の溶接をするため、ボディの材質は蝋付け、溶接に適した材料を選定しなければならず、これらは切削性の劣る材料であった。しかし、本実施形態では塑性加工のボディ1とノズルガイド6とを分けることにより、それぞれの加工、組付け(接合)に適した材料を選定することができる。
つまり、ボディ1は、上述したノズルガイド6とは逆に、切削性、耐食性が不要となるため、これらに制約されることなく塑性加工性、蝋付け性、溶接性で材料選定することが可能となった。これによれば、ボディ1に塑性加工性、蝋付け性、溶接性の良い金属材料を用いることで、高性能、高品質を維持することが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態ではノズル開度を可変できる電気駆動式の可変ノズルのエジェクタとして構成しているが、固定ノズルのエジェクタであっても良い。また、上述の実施形態ではラバールノズルで構成しているが、喉部23a以降に実質的な冷媒流路断面積の拡大する部分(ノズルディフューザ部23b)が無いプラグノズルで構成しても良い。
一実施形態におけるエジェクタの全体構成を示す断面図である。 図1のエジェクタの要部構成を拡大して示す断面図である。 エジェクタ要部の組み付け順序を説明する断面図である。 図3のエジェクタ要部の組み付け後を示す断面図である。
符号の説明
1…ボディ
2…ノズル
6…ノズルガイド
14…主径部
15…軸方向先端、縮径部
23…軸方向先端
23b…冷媒噴射口
60…軸方向後端、ノズル圧入部
61…吸引部、吸引空間
62…連通孔
63…混合部(昇圧部)
63a…入口部
65…軸方向先端(小径部)
120…ディフューザ(昇圧部)

Claims (10)

  1. 蒸気圧縮式冷凍サイクルの冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧させるノズル(2)と、
    前記ノズル(2)から噴射する冷媒の巻き込み作用によって冷媒を吸引する吸引部(61)と、
    噴射した冷媒と吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部(63、120)とを有するエジェクタにおいて、
    金属材料を塑性加工して形成した円筒状のボディ(1)と、
    前記ボディ(1)とは別体として構成され、且つ前記ボディ(1)の内部に収容、固定される円筒状のノズルガイド(6)とを有するとともに、
    前記ノズルガイド(6)の軸方向先端(65)が、前記ボディ(1)の軸方向先端(15)に圧入固定され、
    前記ノズル(2)の軸方向先端(23)が、前記ノズルガイド(6)の軸方向後端(60)に圧入固定され、
    前記ノズルガイド(6)の内部であって、前記ノズルガイド(6)の前記軸方向先端(65)と前記ノズル(2)の前記軸方向先端(23)との間の空間に、前記吸引部(61)が形成され、
    前記ボディ(1)の内部であって、前記ノズル(2)の外周側に、高圧冷媒を前記ノズル(2)の内部に供給するための駆動流体空間が形成されていることを特徴とするエジェクタ。
  2. 前記円筒状のノズルガイド(6)の内周面には、前記ノズル(2)が圧入、固定されるノズル圧入部(60)、前記吸引部(61)が形成される吸引空間(61)、前記軸方向先端(65)に向かって内径が縮小していくテーパー状の入口部(63a)、および前記昇圧部の一部を形成する混合部(63)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
  3. 前記ノズルガイド(6)は、前記吸引空間(61)に冷媒を吸引するための連通孔(62)を有することを特徴とする請求項1または2に記載のエジェクタ。
  4. 前記ノズルガイド(6)は、前記入口部(63a)の冷媒流れ下流側に、噴射した冷媒と吸引した冷媒とを混合させる前記混合部(63)の一部を一体的に有していることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のエジェクタ。
  5. 前記ノズルガイド(6)を快削材で形成していることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のエジェクタ。
  6. 前記ノズルガイド(6)を切削加工、もしくは鍛造と切削加工の組み合わせで形成していることを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載のエジェクタ。
  7. 前記ノズル(2)は、冷媒を噴射する冷媒噴射口(23b)を前記入口部(63a)に対向させた姿勢で、前記ノズルガイド(6)の前記入口部(63a)と反対側の端部開口から圧入されていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
  8. 前記昇圧部(63、120)としてのディフューザ(120)を備え、
    前記ボディ(1)は主な外形部を形成する主径部(14)と、前記主径部(14)の冷媒流出側に形成された縮径部(15)とを有し、
    前記ノズルガイド(6)と前記ディフューザ(120)とは、ともに前記縮径部(15)に嵌合して保持されていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
  9. 前記ディフューザ(120)は前記縮径部(15)の開放端側から前記縮径部(15)に圧入され、前記ノズルガイド(6)は前記主径部(14)側から前記縮径部(15)に圧入され、前記ノズルガイド(6)の冷媒流出部と前記ディフューザ(120)の冷媒流入部とが前記縮径部(15)内で対向して当接していることを特徴とする請求項8に記載のエジェクタ。
  10. 前記ボディ(1)に、金属部材としてステンレスのSUS304、もしくはSUS305を用いていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
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