JP2008196381A - 遠心圧縮機のインペラ及び遠心圧縮機 - Google Patents

遠心圧縮機のインペラ及び遠心圧縮機 Download PDF

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Abstract

【課題】遷音速の流体を対象とした遠心圧縮機において、圧縮機性能を向上させること。
【解決手段】このインペラ10は、遠心圧縮機に用いられるものである。インペラ10が備える副羽根12のチップ側における前縁12LEと、ハブ13の回転軸Zrに直交する直線LNとのなす角度βは35度以上55度以下である。また、ハブ側における主羽根11の前縁11LEと副羽根12の前縁12LEとの距離LBは、チップ側における主羽根11の前縁11LEと副羽根12の前縁12LEとの距離LAの1.5倍以上2.0倍以下である。
【選択図】 図6

Description

本発明は、遠心圧縮機に関する。
流体を圧縮する圧縮機として、遠心圧縮機が知られている。一般的な遠心圧縮機は、複数の羽根を備えるインペラがケーシング内に回転自在に支持され、インペラに対してその上流側にインペラの回転軸方向に沿って吸込通路が形成される一方、下流側に径方向に沿って吐出通路が形成され、この吐出通路にディフューザが設けられて構成されている。
圧縮機の駆動手段がインペラを回転させると、流体が吸込通路を通してケーシング内に吸い込まれるとともに、インペラを流過する過程で昇圧され、形成された圧縮流体が吐出通路に吐出され、ディフューザで圧縮流体の動圧が静圧に変換される。このような遠心圧縮機として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2005−233057号公報
特許文献1に開示されている遠心圧縮機は、遷音速の流体を対象とした、いわゆる遷音速圧縮機である。遷音速圧縮機は、流体の圧縮時にインペラに設けられる羽根の前縁に衝撃波が発生し、この衝撃波の強さが、圧縮機効率に対して支配的に作用する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、遷音速の流体を対象とした遠心圧縮機において、衝撃波を抑制し、圧縮機性能を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る遠心圧縮機のインペラは、ハブの周方向に向かって複数の羽根を備えて流体を圧縮する遠心圧縮機のインペラにおいて、前記ハブの周方向に向かって複数配置される主羽根と、前記ハブの周方向に向かって複数かつ前記主羽根と交互に配置される副羽根と、を備え、ハブ側における前記副羽根の前縁は、チップ側における前記副羽根の前縁よりも、前記流体の流れ方向下流側に配置されることを特徴とする。
このインペラは、遠心圧縮機に用いられるものであり、ハブ側における副羽根の前縁の位置を、チップ側における副羽根の前縁の位置よりも、圧縮対象の流体の流れ方向下流側とする。これによって、インペラのチップ側における主羽根前縁においては、圧縮対象の流体の流れ方向上流側と下流側との静圧差が小さくなるので、主羽根前縁に発生する衝撃波を抑制して圧縮機の効率を向上させることができる。その結果、遷音速の流体を対象とした遠心圧縮機において、圧縮機性能を向上させることができる。
本発明の望ましい態様としては、前記副羽根のチップ側における前縁と、前記ハブの回転軸に直交する線とのなす角度が35度以上55度以下であり、ハブ側における前記主羽根の前縁と前記副羽根の前縁との距離は、チップ側における前記主羽根の前縁と前記副羽根の前縁との距離の1.5倍以上2.0倍以下であることが好ましい。これによって、主羽根前縁に発生する衝撃波をより効果的に抑制して、圧縮機性能をより向上させることができる。
本発明の望ましい態様としては、前記副羽根のハブ側における前縁は、前記流体の流れ方向上流側に向かって延出していることが望ましい。これによって、主羽根前縁に発生する衝撃波を抑制することによる圧縮機性能の向上という効果の他に、副羽根とハブとの取り付け部の強度を向上させるという効果が得られる。
前記副羽根のハブ側における前縁を、前記流体の流れ方向上流側に向かって延出させるにあたっての望ましい態様としては、前記副羽根の前縁を、チップ側に設けた直線部とハブ側に設けた曲線部とで構成することが好ましい。
前記副羽根のハブ側における前縁を、前記流体の流れ方向上流側に向かって延出させるにあたっての望ましい態様としては、チップ側に設けた直線部とハブ側に設けた直線部とを、曲線部で接続して前記副羽根の前縁を構成することが好ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る遠心圧縮機は、前記インペラと、前記インペラを格納するケーシングと、圧縮対象の流体を前記インペラへ導入する吸込通路と前記インペラによって圧縮された流体が通過する圧縮通路と、前記インペラによって圧縮された流体が吐出される圧縮流体吐出通路と、を含むことを特徴とする。
この遠心圧縮機は、前記インペラを備えるので、インペラのチップ側における主羽根前縁においては、圧縮対象の流体の流れ方向上流側と下流側との静圧差が小さくなる。これによって、主羽根前縁に発生する衝撃波を抑制して、圧縮機の効率を向上させることができる。その結果、遷音速の流体を対象とした遠心圧縮機において、圧縮機性能を高くすることができる。
この発明に係る遠心圧縮機のインペラ及び遠心圧縮機は、遷音速の流体を対象とした遠心圧縮機において、遷音速の流体を対象とした遠心圧縮機において、衝撃波を抑制し、圧縮機性能を向上させることができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための最良の形態(以下実施形態という)によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る遠心圧縮機の構成例を示す要部断面図である。図2は、実施形態1に係る遠心圧縮機が備えるインペラを示す側面図である。図3は、実施形態1に係る遠心圧縮機のインペラを示す正面図である。図4は、インペラの表示方法を示す説明図である。図5は、インペラの主羽根に発生する衝撃波を説明する模式図である。
本実施形態に係る遠心圧縮機1において、図1に示すように、ケーシング2内にはインペラ10が回転軸Zrを中心に回転自在に支持されており、このインペラ10に圧縮対象の流体を導入する吸込通路20と、インペラ10の回転により圧縮された流体が通過する圧縮通路21と、インペラ10の回転により圧縮された流体が吐出される圧縮流体吐出通路(径方向直線通路)22とが設けられている。
図2、図3に示すように、インペラ10は、ハブ13と、このハブ13の外周部に周方向均等間隔で複数設けられる主羽根11と、このハブ13の外周部に周方向均等間隔で複数設けられる副羽根(スプリッタあるいは補助翼ともいう)12とから構成されている。本実施形態において、主羽根11と副羽根12とは、ハブ13の周方向に向かって、交互に配置される。インペラ10を構成するハブ13は、略円錐状に形成されている。また、ケーシング2の内部形状は、所定の間隔を設けてインペラ10を収容すべく、略円錐筒状に形成されている。
なお、本実施形態においては、主羽根11、副羽根12、ハブ13等の形状は、図4に示す子午平面P上に投影した投影像(子午平面形状)として表示する。図4に示すように、子午平面Pは、インペラ10の回転軸Zrと平行で、回転軸Zrを含む平面である。また、図3に示すように、インペラ10の外周側(OUT側)をチップ側といい、インペラ10の内周側(IN側)すなわちハブ13に主羽根11、副羽根12が取り付けられる側をハブ側という。
インペラ10が回転すると、圧縮対象である流体(気体)Fが吸込通路20を通してケーシング2内に吸い込まれ、このインペラ10の主羽根11、副羽根12を流過する過程で昇圧され、生成された圧縮流体が圧縮流体吐出通路22に吐出される。そして、圧縮流体吐出通路22内に配置されるディフューザ23により圧縮流体吐出通路22を流れる圧縮流体の動圧が静圧に変換される。
本実施形態に係る遠心圧縮機1は、いわゆる遷音速圧縮機であり、圧縮対象の流体Fは、遷音速で吸込通路20からインペラ10へ吸い込まれる。遷音速圧縮機は、流体の圧縮時においては、図5に示すように、主羽根11の前縁(主羽根前縁)11LEに衝撃波SWが発生する。そして、主羽根前縁11LEに発生する衝撃波SWの強さが、圧縮機効率に対して支配的に作用する。本実施形態に係る遠心圧縮機1では、副羽根12の前縁(副羽根前縁)12LEの形状によって、主羽根前縁11LEに発生する衝撃波SWの強さを制御して、遠心圧縮機1の効率を向上させるものである。
図6は、実施形態1に係る圧縮機が備えるインペラの羽根形状を説明するための側面図である。図7は、副羽根の前縁角度に対する衝撃波損失の変化を示す説明図である。図8は、副羽根の前縁角度に対する圧縮機効率の変化を示す説明図である。図6に示すように、本実施形態に係る遠心圧縮機1が備えるインペラは、副羽根12のハブ側における副羽根前縁12LEの位置を、副羽根12のチップ側における副羽根前縁12LEの位置よりも、圧縮対象である流体Fの流れ方向下流側(すなわち、図1に示す圧縮通路21の出口側)とする。
このように構成するため、図6に示すように、本実施形態に係るインペラ10は、副羽根12の前縁角度(副羽根前縁角度)βを35度以上55度以下とし、インペラ10のハブ側(IN側)における副羽根前縁距離(ハブ側副羽根前縁距離)LBを、インペラ10のチップ側(OUT側)における副羽根前縁距離(チップ側副羽根前縁距離)LAの1.5倍以上2.0倍以下とする。
ここで、副羽根前縁角度βは、副羽根12のチップ側における副羽根前縁12LEと、インペラ10の回転軸Zr(すなわち副羽根12の回転中心)に直交する直線LNとのなす角度である。ハブ側副羽根前縁距離LBは、インペラ10のハブ側における主羽根前縁11LEと副羽根前縁12LEとの距離である。チップ側副羽根前縁距離LAは、インペラ10のチップ側における主羽根前縁11LEと副羽根前縁12LEとの距離である。ハブ側副羽根前縁距離LB及びチップ側副羽根前縁距離LAは、いずれも図4に示す子午平面P上での距離であり、主羽根11のハブ側の形状に沿った距離である(以下同様)。
上記構成により、本実施形態に係る遠心圧縮機1では、インペラ10のチップ側における主羽根前縁11LEと副羽根前縁12LEとの間における部分(図6のBで示す部分)の静圧が、従来の遷音速圧縮機よりも上昇する。これによって、インペラ10のチップ側において、流体Fが主羽根11へ導入される部分(図6のAで示す部分)と、図6のBで示す部分との静圧差が小さくなるので、図6のAで示す部分とBで示す部分との間に生ずる衝撃波の強度は弱くなり、遠心圧縮機1の効率が向上する。
図7に示すように、副羽根前縁角度βの増加とともに衝撃波損失lは小さくなる。また、図8に示すように、副羽根前縁角度βの増加とともに圧縮機効率ηは向上する。ここで、副羽根前縁角度βを大きくするということは、副羽根12をハブ13に取り付ける部分の寸法が小さくなるということなので、副羽根前縁角度βを大きくしすぎると、副羽根12の取り付け強度が低下するおそれがある。そこで、衝撃波損失l、圧縮機効率ηと副羽根12の取り付け強度とのバランスを考慮して、副羽根前縁角度βは35度以上55度以下とすることが好ましい。
以上、実施形態1では、主羽根と副羽根とを備える遷音速圧縮機において、副羽根のハブ側における副羽根前縁の位置を、副羽根のチップ側における副羽根前縁の位置よりも流体の流れ方向下流側とする。これによって、マッハ数が高くなるインペラのチップ側における主羽根前縁において、圧縮対象流体の流れ方向上流側と下流側との静圧差を小さくして、チップ側における主羽根前縁に発生する衝撃波の強度を弱くする。その結果、圧縮機の効率を向上させることができる。
(実施形態2)
図9は、実施形態2に係るインペラの羽根形状を説明するための側面図である。図10は、実施形態2の変形例に係るインペラの羽根形状を説明するための側面図である。実施形態2は、上記実施形態1と同様の構成であるが、インペラのハブ側における副羽根の取り付け部を、圧縮対象である流体の流れ方向上流側、すなわち、圧縮通路の入口側へ延出させる点が異なる。その他の構成は実施形態1と同様なのでその説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態に係るインペラ10aは、副羽根12aのハブ側(図9のIN側)における副羽根前縁12LEaが、圧縮対象である流体Fの流れ方向上流側、すなわち、圧縮通路21の入口側に延出している。すなわち、ハブ側における副羽根前縁12LEaは、チップ側における副羽根前縁12LEaを構成する直線部Sの延長線とハブ取り付け部12EHとが交差する点よりも、圧縮通路21の入口側に位置する。
これによって、副羽根12aをハブ13に取り付ける部分の寸法を、実施形態1に係るインペラの副羽根12(図6参照)よりも大きくすることができる。その結果、主羽根前縁11LEに発生する衝撃波の強度を弱めて圧縮機の効率を向上させるとともに、副羽根12aの取り付け強度を確保することができる。
図9に示すインペラ10aが備える副羽根12aの副羽根前縁12LEaは、子午平面形状で見た場合、チップ側の直線部Sとハブ側の曲線部Rとで構成される。このように、ハブ側に曲線部Rを設けることで、副羽根前縁12LEaとハブ13との取り付け部における応力集中を抑制できる。
副羽根前縁角度βは、副羽根12aのチップ側における副羽根前縁12LEaと、インペラ10aの回転軸Zrに直交する直線LNとのなす角度であり、この副羽根12aでは、直線部Sとインペラ10aの回転軸Zrに直交する直線LNとのなす角度である。チップ側副羽根前縁距離LAは、インペラ10のチップ側における主羽根前縁11LEと副羽根前縁12LEaの直線部Sとの距離である。ハブ側副羽根前縁距離LBは、インペラ10のハブ側における主羽根前縁11LEと、副羽根前縁12LEの直線部Sがハブ取り付け部12EHと交差する点との距離である。
図10に示す、本実施形態の変形例に係るインペラ10bは、副羽根12bのハブ側(図9のIN側)における副羽根前縁12LEbが、圧縮対象である流体Fの流れ方向上流側に延出している点では、図9に示す実施形態2に係るインペラ10aと同様である。すなわち、ハブ側における副羽根前縁12LEbは、チップ側における副羽根前縁12LEbを構成する直線部Sの延長線とハブ取り付け部12EHとが交差する点よりも、圧縮通路21の入口側に位置する。
これによって、副羽根12bをハブ13に取り付ける部分の寸法を、実施形態1に係るインペラの副羽根12(図6参照)よりも大きくすることができる。その結果、主羽根前縁11LEに発生する衝撃波の強度を弱めて圧縮機の効率を向上させるとともに、副羽根12bの取り付け強度を確保することができる。
図10に示すインペラ10bが備える副羽根12bの副羽根前縁12LEbは、子午平面形状で見た場合、チップ側の直線部S1とハブ側の直線部S2とを、曲線部Rで接続して構成される。副羽根前縁角度βは、副羽根12aのチップ側における副羽根前縁12LEbを構成するチップ側の直線部S1と、インペラ10bの回転軸Zrに直交する直線LNとのなす角度である。チップ側副羽根前縁距離LAは、インペラ10bのチップ側における主羽根前縁11LEと副羽根前縁12LEbのチップ側の直線部S1との距離である。ハブ側副羽根前縁距離LBは、インペラ10のハブ側における主羽根前縁11LEと、副羽根前縁12LEのチップ側の直線部S1がハブ取り付け部12EHと交差する点との距離である。
以上、実施形態2及びその変形例では、主羽根と副羽根とを備える遷音速圧縮機において、副羽根のハブ側における副羽根前縁の位置を、副羽根のチップ側における副羽根前縁の位置よりも流体の流れ方向下流側とする。そして、インペラのハブ側における副羽根の取り付け部を、圧縮通路の入口側へ延出させる。これによって、チップ側における主羽根前縁に発生する衝撃波の強度を弱くして圧縮機の効率を向上させることができるとともに、副羽根の取り付け強度を確保することができる。
(実施形態3)
図11は、実施形態3に係るインペラの羽根形状を説明するための側面図である。図12、図13は、実施形態3の変形例に係るインペラの羽根形状を説明するための側面図である。実施形態2は、上記実施形態2と同様の構成であるが、インペラのチップ側における副羽根前縁を、曲線で構成した点が異なる。その他の構成は実施形態2と同様なのでその説明を省略する。
図11に示すように、本実施形態に係るインペラ10cは、副羽根12cのハブ側(図10のIN側)における副羽根前縁12LEcが、圧縮対象である流体Fの流れ方向上流側、すなわち、圧縮通路21の入口側に延出している。これによって、副羽根12cをハブ13に取り付ける部分の寸法を、実施形態1に係るインペラの副羽根12(図6参照)よりも大きくすることができる。その結果、主羽根前縁11LEに発生する衝撃波の強度を弱めて圧縮機の効率を向上させるとともに、副羽根12cの取り付け強度を確保することができる。
図11に示すインペラ10cが備える副羽根12cの副羽根前縁12LEcは、子午平面形状で見た場合、チップ側の曲線部Rとハブ側の直線部Sとで構成される。副羽根前縁角度βは、副羽根12cのチップ側における副羽根前縁12LEcを構成する曲線部Rの始点と終点とを結ぶ直線lbと、インペラ10の回転軸Zrに直交する直線LNとのなす角度である。チップ側副羽根前縁距離LAは、インペラ10cのチップ側における主羽根前縁11LEと副羽根前縁12LEcの曲線部Rとの距離である。ハブ側副羽根前縁距離LBは、インペラ10cのハブ側における主羽根前縁11LEと、副羽根前縁12LEcを構成する曲線部Rの始点と終点とを結ぶ直線lbがハブ取り付け部12EHと交差する点との距離である。また、ハブ側における副羽根前縁12LEcは、直線lbとハブ取り付け部12EHとが交差する点よりも、圧縮通路21の入口側に位置する。
図12に示す、本実施形態の変形例に係るインペラ10dは、副羽根12dのハブ側(図12のIN側)における副羽根前縁12LEdが、圧縮対象である流体Fの流れ方向上流側に延出している点では、図11に示す実施形態3に係るインペラ10cと同様である。これによって、副羽根12dをハブ13に取り付ける部分の寸法を、実施形態1に係るインペラの副羽根12(図6参照)よりも大きくすることができる。その結果、主羽根前縁11LEに発生する衝撃波の強度を弱めて圧縮機の効率を向上させるとともに、副羽根12cの取り付け強度を確保することができる。
図12に示すインペラ10dが備える副羽根12dの副羽根前縁12LEdは、子午平面形状で見た場合、チップ側の曲線部R1とハブ側の曲線部R2とを、直線部Sで接続して構成される。副羽根前縁角度βは、副羽根12dのチップ側における副羽根前縁12LEdを構成する曲線部R1の始点と終点とを結ぶ直線lbと、インペラ10の回転軸Zrに直交する直線LNとのなす角度である。チップ側副羽根前縁距離LAは、インペラ10dのチップ側における主羽根前縁11LEと副羽根前縁12LEdの曲線部R1との距離である。ハブ側副羽根前縁距離LBは、インペラ10dのハブ側における主羽根前縁11LEと、副羽根前縁12LEdを構成する曲線部R1の始点と終点とを結ぶ直線lbがハブ取り付け部12EHと交差する点との距離である。また、ハブ側における副羽根前縁12LEdは、直線lbとハブ取り付け部12EHとが交差する点よりも、圧縮通路21の入口側に位置する。
図13に示す、本実施形態の変形例に係るインペラ10eは、副羽根12eのハブ側(図12のIN側)における副羽根前縁12LEeが、圧縮対象である流体Fの流れ方向上流側に延出している点では、図11、図12に示すインペラ10c、10dと同様である。これによって、副羽根12eをハブ13に取り付ける部分の寸法を、実施形態1に係るインペラの副羽根12(図6参照)よりも大きくすることができる。その結果、主羽根前縁11LEに発生する衝撃波の強度を弱めて圧縮機の効率を向上させるとともに、副羽根12eの取り付け強度を確保することができる。
図13に示すインペラ10eが備える副羽根12eの副羽根前縁12LEeは、子午平面形状で見た場合、複数の曲線部で構成される。すなわち、副羽根12eの副羽根前縁12LEeは、チップ側の曲線部R1とハブ側の曲線部R3とを、曲線部Rで接続して構成される。副羽根前縁角度βは、副羽根12eのチップ側における副羽根前縁12LEeを構成する曲線部R1の始点と終点とを結ぶ直線lbと、インペラ10の回転軸Zrに直交する直線LNとのなす角度である。チップ側副羽根前縁距離LAは、インペラ10eのチップ側における主羽根前縁11LEと副羽根前縁12LEeの曲線部R1との距離である。ハブ側副羽根前縁距離LBは、インペラ10eのハブ側における主羽根前縁11LEと、副羽根前縁12LEeを構成する曲線部R1の始点と終点とを結ぶ直線lbがハブ取り付け部12EHと交差する点との距離である。また、ハブ側における副羽根前縁12LEeは、直線lbとハブ取り付け部12EHとが交差する点よりも、圧縮通路21の入口側に位置する。
以上、実施形態3及びその変形例では、主羽根と副羽根とを備える遷音速圧縮機において、副羽根のハブ側における副羽根前縁の位置を、副羽根のチップ側における副羽根前縁の位置よりも流体の流れ方向下流側とする。そして、インペラのハブ側における副羽根の取り付け部を、圧縮通路の入口側へ延出させる。これによって、チップ側における主羽根前縁に発生する衝撃波の強度を弱くして圧縮機の効率を向上させることができるとともに、副羽根の取り付け強度を確保することができる。また、インペラのチップ側における副羽根の前縁形状を変化させることにより、インペラのチップ側におけるケーシングの壁面近傍に発達する境界層を制御できるので、さらに遠心圧縮機の効率を向上させることができる。
以上のように、本発明に係るは、遠心圧縮機に有用であり、特に、遷音速の流体を対象とした遠心圧縮機の効率を向上させることに適している。
実施形態1に係る遠心圧縮機の構成例を示す要部断面図である。 実施形態1に係る遠心圧縮機が備えるインペラを示す側面図である。 実施形態1に係る遠心圧縮機のインペラを示す正面図である。 インペラの表示方法を示す説明図である。 インペラの主羽根に発生する衝撃波を説明する模式図である。 実施形態1に係る圧縮機が備えるインペラの羽根形状を説明するための側面図である。 副羽根の前縁角度に対する衝撃波損失の変化を示す説明図である。 副羽根の前縁角度に対する圧縮機効率の変化を示す説明図である。 実施形態2に係るインペラの羽根形状を説明するための側面図である。 実施形態2の変形例に係るインペラの羽根形状を説明するための側面図である。 実施形態3に係るインペラの羽根形状を説明するための側面図である。 実施形態3の変形例に係るインペラの羽根形状を説明するための側面図である。 実施形態3の変形例に係るインペラの羽根形状を説明するための側面図である。
符号の説明
1 遠心圧縮機
2 ケーシング
10、10a、10b、10c、10d、10e インペラ
11 主羽根
11LE 主羽根前縁
12、12a、12b、12c、12d、12e 副羽根
12EH ハブ取り付け部
12LE、12LEa、12LEb、12LEc、12LEd、12LEe 副羽根前縁
13 ハブ
20 吸込通路
21 圧縮通路
22 圧縮流体吐出通路
23 ディフューザ

Claims (6)

  1. ハブの周方向に向かって複数の羽根を備えて流体を圧縮する遠心圧縮機のインペラにおいて、
    前記ハブの周方向に向かって複数配置される主羽根と、
    前記ハブの周方向に向かって複数かつ前記主羽根と交互に配置される副羽根と、を備え、
    ハブ側における前記副羽根の前縁は、チップ側における前記副羽根の前縁よりも、前記流体の流れ方向下流側に配置されることを特徴とする遠心圧縮機のインペラ。
  2. 前記副羽根のチップ側における前縁と、前記ハブの回転軸に直交する線とのなす角度が35度以上55度以下であり、ハブ側における前記主羽根の前縁と前記副羽根の前縁との距離は、チップ側における前記主羽根の前縁と前記副羽根の前縁との距離の1.5倍以上2.0倍以下であることを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機のインペラ。
  3. 前記副羽根のハブ側における前縁は、前記流体の流れ方向上流側に向かって延出していることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠心圧縮機のインペラ。
  4. 前記副羽根の前縁は、チップ側に設けた直線部とハブ側に設けた曲線部とで構成されることを特徴とする請求項3に記載の遠心圧縮機のインペラ。
  5. 前記副羽根の前縁は、チップ側に設けた直線部とハブ側に設けた直線部とを、曲線部で接続して構成されることを特徴とする請求項3に記載の遠心圧縮機のインペラ。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のインペラと、
    前記インペラを格納するケーシングと、
    圧縮対象の流体を前記インペラへ導入する吸込通路と
    前記インペラによって圧縮された流体が通過する圧縮通路と、
    前記インペラによって圧縮された流体が吐出される圧縮流体吐出通路と、
    を含むことを特徴とする遠心圧縮機。
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