JP2008195184A - スイッチ信号伝送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】1つの操作スイッチごとに配置位置を乗員の好みに応じて変更することができ、かつ、操作スイッチ単位で数を増加できるようにする。
【解決手段】複数の操作スイッチを収容できる大きさとしたスイッチ収容部を表面に開口して設けたスイッチホルダと、スイッチ収容部の底面全長に取り付けられた第1アンテナコイルと、スイッチ収容部内で所要位置へスライド自在かつ着脱自在に取り付けられる車載機器動作用の複数の操作スイッチと、各操作スイッチの背面に取り付けられ、いずれの位置でも第1アンテナコイルと電磁波を送受信できる第2アンテナコイルと、スイッチホルダの第1アンテナコイルと接続されると共に、操作スイッチで動作される車載機器と接続され、スイッチホルダに装着された操作スイッチのスイッチオン/オフ状態と識別情報を受信して、対応する車載機器を動作させるスイッチ制御ユニットとを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】複数の操作スイッチを収容できる大きさとしたスイッチ収容部を表面に開口して設けたスイッチホルダと、スイッチ収容部の底面全長に取り付けられた第1アンテナコイルと、スイッチ収容部内で所要位置へスライド自在かつ着脱自在に取り付けられる車載機器動作用の複数の操作スイッチと、各操作スイッチの背面に取り付けられ、いずれの位置でも第1アンテナコイルと電磁波を送受信できる第2アンテナコイルと、スイッチホルダの第1アンテナコイルと接続されると共に、操作スイッチで動作される車載機器と接続され、スイッチホルダに装着された操作スイッチのスイッチオン/オフ状態と識別情報を受信して、対応する車載機器を動作させるスイッチ制御ユニットとを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、車載用のスイッチ信号伝送装置に関し、詳しくは、自動車に搭載された車載機器を操作スイッチから無線通信により遠隔操作するものであり、特に、操作スイッチを運転席や助手席の近傍に設けたスイッチホルダに取り付け、該スイッチホルダ内で乗員の所望位置に操作スイッチを配置できるようにするものである。
近年、自動車の車両内に搭載されるエアコン、オーディオ、カーナビ、照明等の車載機器の増加に伴い、車載機器を操作する操作スイッチも増加している。これら操作スイッチは、運転者の手の届く範囲のインストルメントパネルやステアリング周辺に集中して配置されている。
しかし、これらの多数の操作スイッチは、乗員がオプションとして選択した車載機器の操作スイッチが多く、車載機器を動作させる電子制御ユニットと操作スイッチとを接続する信号線の種類が搭載する車載機器によって異なるという問題がある。
また、メーカーによってインストルメントパネルやステアリング周辺の操作スイッチの配置位置が決められており、乗員が使用頻度の高い操作スイッチを好みに応じて使いやすい位置に変更することができない問題がある。
しかし、これらの多数の操作スイッチは、乗員がオプションとして選択した車載機器の操作スイッチが多く、車載機器を動作させる電子制御ユニットと操作スイッチとを接続する信号線の種類が搭載する車載機器によって異なるという問題がある。
また、メーカーによってインストルメントパネルやステアリング周辺の操作スイッチの配置位置が決められており、乗員が使用頻度の高い操作スイッチを好みに応じて使いやすい位置に変更することができない問題がある。
これらの問題を解決するために、特開2003−320909号公報(特許文献1)の車両用操作スイッチ装置では、図9に示すように、運転席近傍にユニットホルダ3(3a〜3d)を設け、複数個の操作スイッチ1を1つのユニットとしたスイッチユニット2を前記ユニットホルダ3(3a〜3d)にそれぞれ装着できるようにされている。
前記スイッチユニット2には電磁コイルが取り付けられると共にユニットホルダ3側にもスイッチユニット2の電磁コイルと対向する位置に電磁コイルを取り付けて電磁誘導結合し、かつ、ユニットホルダ3内では電磁コイルと接続した制御部が設けられている。
前記複数箇所に設けられたユニットホルダ3a〜3dにスイッチユニット2が選択的に取り付けられるとされている。
前記スイッチユニット2には電磁コイルが取り付けられると共にユニットホルダ3側にもスイッチユニット2の電磁コイルと対向する位置に電磁コイルを取り付けて電磁誘導結合し、かつ、ユニットホルダ3内では電磁コイルと接続した制御部が設けられている。
前記複数箇所に設けられたユニットホルダ3a〜3dにスイッチユニット2が選択的に取り付けられるとされている。
特許文献1では、複数のスイッチホルダ3a〜3dに対して複数のスイッチユニット2を選択的に装着できるようにされているが、各スイッチユニット2に対する複数の操作スイッチ1の取り付けは、スイッチユニット2に複数の凹部を設け、各凹部に夫々操作スイッチ1を嵌め込んで位置決め固定しており、スイッチユニット内で操作スイッチ1を移動して位置調整を行うことができない。即ち、操作スイッチ1の位置が固定されたスイッチユニット2の単位で任意の位置のスイッチホルダ3に取り付けることができるが、操作スイッチ1の位置を個別に調整することはできず、乗員の使いやすい位置に簡単に操作スイッチを位置させることができない問題がある。
さらに、操作スイッチを増加する場合にも、スイッチユニット単位で増加させなくてはならない問題もある。
さらに、操作スイッチを増加する場合にも、スイッチユニット単位で増加させなくてはならない問題もある。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、操作スイッチ毎に配置位置を乗員の好みに応じて変更することができるようにすると共に、スイッチホルダが異なる位置に複数ある場合においても、該スイッチホルダにそれぞれ操作スイッチ単位で配置位置を設定できることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、複数の操作スイッチを収容できる大きさとしたスイッチ収容部を表面に開口して設けたスイッチホルダと、
前記スイッチホルダのスイッチ収容部の底面全長に取り付けられた第1アンテナコイルと、
前記スイッチホルダの前記スイッチ収容部内で所要位置へスライド自在かつ着脱自在に取り付けられる車載機器動作用の複数の操作スイッチと、
前記各操作スイッチの背面に取り付けられ、いずれの位置でも前記第1アンテナコイルと電磁波を送受信できる第2アンテナコイルと、
前記スイッチホルダの第1アンテナコイルと接続されると共に、前記操作スイッチで動作される車載機器と接続され、前記スイッチホルダに装着された前記操作スイッチのスイッチオン/オフ状態と識別情報を受信して、対応する前記車載機器を動作させるスイッチ制御ユニットと、
を備えていることを特徴とする車載用のスイッチ信号伝送装置を提供している。
前記スイッチホルダのスイッチ収容部の底面全長に取り付けられた第1アンテナコイルと、
前記スイッチホルダの前記スイッチ収容部内で所要位置へスライド自在かつ着脱自在に取り付けられる車載機器動作用の複数の操作スイッチと、
前記各操作スイッチの背面に取り付けられ、いずれの位置でも前記第1アンテナコイルと電磁波を送受信できる第2アンテナコイルと、
前記スイッチホルダの第1アンテナコイルと接続されると共に、前記操作スイッチで動作される車載機器と接続され、前記スイッチホルダに装着された前記操作スイッチのスイッチオン/オフ状態と識別情報を受信して、対応する前記車載機器を動作させるスイッチ制御ユニットと、
を備えていることを特徴とする車載用のスイッチ信号伝送装置を提供している。
前記構成によれば、操作スイッチはスイッチホルダにスライド可能に取り付けできるようにしているため、スイッチホルダ内で操作スイッチをスライドさせて、スイッチホルダ内で操作スイッチの配置の調整を行うことができ、乗員の好みや体型などに応じて乗員の使用しやすい位置に操作スイッチを配置することができる。
また、操作スイッチはスイッチホルダに着脱自在に取り付けられている。このため、操作スイッチの位置を大幅に変更したい場合には、スイッチホルダを運転席付近の複数の場所に設け、乗員が使用しやすい場所にあるスイッチホルダに操作スイッチを装着することができる。
また、操作スイッチはスイッチホルダに着脱自在に取り付けられている。このため、操作スイッチの位置を大幅に変更したい場合には、スイッチホルダを運転席付近の複数の場所に設け、乗員が使用しやすい場所にあるスイッチホルダに操作スイッチを装着することができる。
さらに、操作スイッチとスイッチホルダとは信号線で接続せず、スイッチホルダのスイッチ収容部の底面全長に第1アンテナコイルを配置し、各操作スイッチの第2アンテナコイルとの間で電磁波で信号を送受信し、第1アンテナコイルは第2アンテナコイルの識別情報およびスイッチのオンオフ状態等を送受信できる構成としている。よって、スイッチ収容部内で操作スイッチをいずれの位置に配置しても、信号を送受信でき、容易に操作スイッチをスイッチホルダ内で位置変更および着脱することができる。
また、操作スイッチを増加させる場合は、新たな操作スイッチをスイッチホルダに取り付け、スイッチ制御ユニットに新たな操作スイッチの識別情報と該識別情報に対応する車載機器への動作指令を記憶させるだけでよい。よって、前記特許文献1のように複数の操作スイッチが設けられたスイッチユニット単位で操作スイッチを増加させる必要がなく、操作スイッチを必要とする個数だけ増加させることができる。
前記スイッチホルダが自動車のインストルメントパネルあるいは/およびステアリングの表面に複数個設けられ、各スイッチホルダは夫々前記スイッチ収容部を1つ備え、該スイッチ収容部は複数の操作スイッチを並列に収容できる大きさとされ、かつ、
前記複数のスイッチホルダの第1アンテナコイルに、1つの前記スイッチ制御ユニットが電線を介して接続されていることが好ましい。
前記複数のスイッチホルダの第1アンテナコイルに、1つの前記スイッチ制御ユニットが電線を介して接続されていることが好ましい。
前記構成によれば、インストルメントパネルあるいは/およびステアリングの表面の複数箇所に設けたスイッチホルダに、操作スイッチを単体で位置変更して取り付けることができるため、広範囲にわたって、乗員が座席に着座した状態でより好みの位置に操作スイッチを配置することができる。
また、複数のスイッチホルダの第1アンテナコイルを1つのスイッチ制御ユニットに接続し、複数のスイッチホルダの第2アンテナコイルから各操作スイッチの識別情報を受信することで、スイッチ制御ユニットは操作された操作スイッチを特定することができるため、スイッチ制御ユニットを共用化することができる。スイッチホルダ毎にスイッチ制御ユニットを設ける場合に比べてスイッチ制御ユニットの数を大幅に低減することができ、スイッチ信号伝送装置の構成が簡単となる。
前記スイッチホルダと操作スイッチに、送受信共用の第1、第2アンテナコイルを取り付けても良いし、送信専用の第1、第2アンテナコイルと受信専用の第1、第2アンテナコイルが取り付けられもよい。
送受信共用のアンテナコイルを用いた場合には、アンテナコイルは1つですむためスイッチ信号伝送装置の部品点数を削減することができる。
また、送信用のアンテナコイルと受信用のアンテナコイルの双方を取り付けている場合には、夫々のアンテナコイルを、電磁波用のアンテナコイル、識別情報およびスイッチのオンオフ状態の信号用のアンテナコイルと通信する信号に合わせて用いることができ、電磁波と識別情報等の信号の周波数帯域が異なる場合には、それぞれの周波数帯域に合わせたアンテナコイルをそれぞれ用いることができるため、送受信用アンテナコイルを1つ設ける場合に比べて電磁波および識別情報等の送受信を感度良く行うことができる。
送受信共用のアンテナコイルを用いた場合には、アンテナコイルは1つですむためスイッチ信号伝送装置の部品点数を削減することができる。
また、送信用のアンテナコイルと受信用のアンテナコイルの双方を取り付けている場合には、夫々のアンテナコイルを、電磁波用のアンテナコイル、識別情報およびスイッチのオンオフ状態の信号用のアンテナコイルと通信する信号に合わせて用いることができ、電磁波と識別情報等の信号の周波数帯域が異なる場合には、それぞれの周波数帯域に合わせたアンテナコイルをそれぞれ用いることができるため、送受信用アンテナコイルを1つ設ける場合に比べて電磁波および識別情報等の送受信を感度良く行うことができる。
前記操作スイッチはRFタグを含むものであることが好ましい。
RFタグを用いることで、アンテナコイルおよびスイッチ制御ユニットと非接触で識別情報等の読み書きが可能となり、かつ、スイッチ制御ユニットがアンテナコイルを介してRFタグに送信する電磁波によりRFタグを動作させる電力を得るため、操作スイッチにRFタグを動作させるための電源が不要となる。
RFタグを用いることで、アンテナコイルおよびスイッチ制御ユニットと非接触で識別情報等の読み書きが可能となり、かつ、スイッチ制御ユニットがアンテナコイルを介してRFタグに送信する電磁波によりRFタグを動作させる電力を得るため、操作スイッチにRFタグを動作させるための電源が不要となる。
前記操作スイッチは、オーディオスイッチ、エアコンスイッチ、インスツルメントパネルの輝度調整スイッチ、警報音量調整スイッチ、警報音色調整スイッチあるいは/および交通情報選択スイッチの少なくとも1つからなることが好ましい。
即ち、スイッチ信号伝送装置により無線通信を行う車載機器は、エアバックなど安全に関わる車載機器や、エンジン・ハンドル制御等走行に関わる車載機器ではないことが好ましい。
安全や走行に関わる車載機器は信号線を用いて接続し制御することにより、確実に信号の送受信を行うことが好ましい。一方、安全や走行に関わる車載機器以外の車載機器に接続されるスイッチ制御ユニットが操作スイッチと無線通信を行うことで、操作スイッチの着脱を容易とし、信号線の本数を削減することができる。
即ち、スイッチ信号伝送装置により無線通信を行う車載機器は、エアバックなど安全に関わる車載機器や、エンジン・ハンドル制御等走行に関わる車載機器ではないことが好ましい。
安全や走行に関わる車載機器は信号線を用いて接続し制御することにより、確実に信号の送受信を行うことが好ましい。一方、安全や走行に関わる車載機器以外の車載機器に接続されるスイッチ制御ユニットが操作スイッチと無線通信を行うことで、操作スイッチの着脱を容易とし、信号線の本数を削減することができる。
前述したように、本発明の車載用のスイッチ信号伝送装置によれば、操作スイッチはスイッチホルダにスライド可能に取り付けられているため、スイッチホルダ内で操作スイッチをスライドさせて、スイッチホルダ内で操作スイッチの配置の調整を行うことができ、乗員の好みや体型などに応じて乗員の使用しやすい位置に操作スイッチを配置することができる。
また、操作スイッチはスイッチホルダに着脱自在に取り付けられているため、操作スイッチの位置を大幅に変更したい場合には、スイッチホルダを運転席付近の複数の場所に設け、乗員が使用しやすい場所にあるスイッチホルダに操作スイッチを装着することができる。
さらに、スイッチホルダに取り付ける操作スイッチの増加も簡単に行うことができる。
また、操作スイッチはスイッチホルダに着脱自在に取り付けられているため、操作スイッチの位置を大幅に変更したい場合には、スイッチホルダを運転席付近の複数の場所に設け、乗員が使用しやすい場所にあるスイッチホルダに操作スイッチを装着することができる。
さらに、スイッチホルダに取り付ける操作スイッチの増加も簡単に行うことができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は本発明の第1実施形態を示す。
スイッチ信号伝送装置10は、図1に示すように、車載機器動作用の複数の操作スイッチ20と、操作スイッチ20を装着した複数のスイッチホルダ30と、これら複数のスイッチホルダ30と接続してインストルメントパネル11内部に配置される1つのスイッチ制御ユニット40を備えている。
前記スイッチホルダ30はインストルメントパネル11およびステアリング12の表面に設けており、本実施形態では、インストルメントパネル11の表面であってステアリング12を挟んで左右側と、ステアリング12のボス部の表面の3箇所にそれぞれスイッチホルダ30A〜30Cを設けている。
図1乃至図6は本発明の第1実施形態を示す。
スイッチ信号伝送装置10は、図1に示すように、車載機器動作用の複数の操作スイッチ20と、操作スイッチ20を装着した複数のスイッチホルダ30と、これら複数のスイッチホルダ30と接続してインストルメントパネル11内部に配置される1つのスイッチ制御ユニット40を備えている。
前記スイッチホルダ30はインストルメントパネル11およびステアリング12の表面に設けており、本実施形態では、インストルメントパネル11の表面であってステアリング12を挟んで左右側と、ステアリング12のボス部の表面の3箇所にそれぞれスイッチホルダ30A〜30Cを設けている。
前記各スイッチホルダ30には、表面に開口した1つの長方形状のスイッチ収容部30dを設け、該スイッチ収容部30d内に複数の操作スイッチ20を並列状態に着脱自在且つ所要位置にスライド可能に装着している。
本実施形態では図1、図2に示すように、スイッチホルダ30Aのスイッチ収容部30dに3つの操作スイッチ20A−1、20A−2、20A−3を並列に装着している。スイッチホルダ30Bのスイッチ収容部に操作スイッチ20B−1、20B−2、20B−3を装着し、スイッチホルダ30Cのスイッチ収容部に操作スイッチ20C−1、20C−2、20C−3を装着している。
本実施形態では図1、図2に示すように、スイッチホルダ30Aのスイッチ収容部30dに3つの操作スイッチ20A−1、20A−2、20A−3を並列に装着している。スイッチホルダ30Bのスイッチ収容部に操作スイッチ20B−1、20B−2、20B−3を装着し、スイッチホルダ30Cのスイッチ収容部に操作スイッチ20C−1、20C−2、20C−3を装着している。
操作スイッチ20はオーディオスイッチ、エアコンスイッチ、インスツルメントパネル11の輝度調整スイッチ、警報音量あるいは/および音色の調整スイッチ、交通情報選択のスイッチ等からなる。例えば、スイッチホルダ30Aに装着された操作スイッチ20A−1、20A−2、20A−3はそれぞれオーディオの電源スイッチ、再生スイッチ、停止スイッチである。
前記1つのスイッチ制御ユニット40は、図2に示すように、各スイッチホルダ30と接続すると共に、前記操作スイッチ20で動作されるオーディオ、エアコン等の車載機器(図示せず)とLANケーブル49を介して接続している。
前記各スイッチホルダ30のスイッチ収容部30dの底面30eには全長にわたって第1アンテナコイル31を取り付けている一方、各操作スイッチ20の裏面側に第2アンテナコイル21を取り付けている。前記第1、第2アンテナコイル21、31は電磁的に結合し、電磁波、識別情報および操作スイッチ20のオンオフ状態情報の送受信を行っている。
前記スイッチホルダ30の第1アンテナコイル21はスイッチ制御ユニット40と通信線51を介して接続し、第1アンテナコイル21を介して各操作スイッチ20の第2アンテナコイル31に電磁波を送信して、操作スイッチ20の駆動電力としている。
また、操作スイッチ20の第2アンテナコイル31からスイッチホルダ30の第1アンテナコイル21が受信する操作スイッチ20の識別情報と操作スイッチ20のオンオフ状態をスイッチ制御ユニット40に送信している。スイッチ制御ユニット40は識別情報等を受信すると、車載LANケーブル49を介して該識別情報等に対応する動作指令を車載機器に出し、車載機器を動作させる構成としている。
また、操作スイッチ20の第2アンテナコイル31からスイッチホルダ30の第1アンテナコイル21が受信する操作スイッチ20の識別情報と操作スイッチ20のオンオフ状態をスイッチ制御ユニット40に送信している。スイッチ制御ユニット40は識別情報等を受信すると、車載LANケーブル49を介して該識別情報等に対応する動作指令を車載機器に出し、車載機器を動作させる構成としている。
前記各スイッチホルダ30は、図3に示すように、インストルメントパネル11およびステアリング12のボス部に設けた凹部11a、12aと嵌合固定している。
スイッチホルダ30は底壁30aおよび両側壁30b、30cに囲まれた表面開口の前記スイッチ収容部30dを備えている。
底壁30aの表面となるスイッチ収容部30dの底面30eの幅方向Yの中央部に、長さ方向Xの全長にわたって第1アンテナコイル31を取り付けている。該アンテナコイル31は送受信共用であり、本実施形態ではフェライトに導線を巻きつけたコイル状のアンテナコイルである。
また、前記長さ方向Xの両側壁30bの内面の上部に、操作スイッチ20の取り付け用の溝30fを長さ方向に連続して凹設し、溝30fの底面から係止突起30gを所定間隔で突設している。
スイッチホルダ30は底壁30aおよび両側壁30b、30cに囲まれた表面開口の前記スイッチ収容部30dを備えている。
底壁30aの表面となるスイッチ収容部30dの底面30eの幅方向Yの中央部に、長さ方向Xの全長にわたって第1アンテナコイル31を取り付けている。該アンテナコイル31は送受信共用であり、本実施形態ではフェライトに導線を巻きつけたコイル状のアンテナコイルである。
また、前記長さ方向Xの両側壁30bの内面の上部に、操作スイッチ20の取り付け用の溝30fを長さ方向に連続して凹設し、溝30fの底面から係止突起30gを所定間隔で突設している。
前記スイッチホルダ30のスイッチ収容部30dに装着する操作スイッチ20は、表面に押しボタン型の操作部20aを備えた矩形状の箱形形状としている。該操作スイッチ20の底面20bには、長さ方向Xに第2アンテナコイル21を取り付けている。該操作スイッチ20をスイッチ収容部30dに装着した状態で、第2アンテナコイル21は第1アンテナコイル31と対向し、これら第1、第2アンテナコイル31、21間で電磁波等が送受信できる構成としている。
なお、操作スイッチ20の第2アンテナコイル21も送受信共用であり、スイッチホルダ30の第1アンテナコイル31と同様の構成としている。
なお、操作スイッチ20の第2アンテナコイル21も送受信共用であり、スイッチホルダ30の第1アンテナコイル31と同様の構成としている。
また、操作スイッチ20の側面上部には、スイッチホルダ30の両側壁30bに設けた溝30fに対応する位置に係合部20cを突設し、溝30fに係合部20cを挿入してスイッチホルダ30の長さ方向Xにスライド自在としている。
さらに、係合部20cの先端面の中央部に凹部20dを1箇所設けている一方、スイッチホルダ30の溝30fの底面に係止突起30gを間隔をあけて設け、前記凹部20dが係止突起30gと係合した位置で操作スイッチ20を係止して位置決め保持している。
さらに、係合部20cの先端面の中央部に凹部20dを1箇所設けている一方、スイッチホルダ30の溝30fの底面に係止突起30gを間隔をあけて設け、前記凹部20dが係止突起30gと係合した位置で操作スイッチ20を係止して位置決め保持している。
前記操作スイッチ20、スイッチホルダ30、スイッチ制御ユニット40は図4に示す回路構成としている。
なお、図4では説明を簡単にするために、操作スイッチ20とスイッチ制御ユニット40、スイッチホルダ30をそれぞれ1つずつ備えた構成を示している。
なお、図4では説明を簡単にするために、操作スイッチ20とスイッチ制御ユニット40、スイッチホルダ30をそれぞれ1つずつ備えた構成を示している。
操作スイッチ20はRFタグ22を備え、RFタグ22はコイルアンテナコイル21と、コイルアンテナコイル21に接続された制御回路23備えている。
また、操作スイッチ20の表面に取り付けた操作部20aからの信号がスイッチ検知手段24を介して制御回路23に入力されている。
制御回路23はCPU25と変調回路26、整流回路27、メモリ28を備えている。
CPU25は、整流回路27によりコイルアンテナコイル21で受信した電磁波を整流し、該整流された電磁波を操作スイッチ20の駆動電力としている。また、CPU25は操作スイッチ20からの信号をスイッチ検知手段24を介して受信すると、メモリ28に記憶された識別情報を変調回路26を介して変調し、図示しない送信アンプ等を介してコイルアンテナコイル21から送信している。なお、メモリ28はRFタグ22ごとに異なる識別情報を記憶している。
また、操作スイッチ20の表面に取り付けた操作部20aからの信号がスイッチ検知手段24を介して制御回路23に入力されている。
制御回路23はCPU25と変調回路26、整流回路27、メモリ28を備えている。
CPU25は、整流回路27によりコイルアンテナコイル21で受信した電磁波を整流し、該整流された電磁波を操作スイッチ20の駆動電力としている。また、CPU25は操作スイッチ20からの信号をスイッチ検知手段24を介して受信すると、メモリ28に記憶された識別情報を変調回路26を介して変調し、図示しない送信アンプ等を介してコイルアンテナコイル21から送信している。なお、メモリ28はRFタグ22ごとに異なる識別情報を記憶している。
前記したように、操作スイッチ20の第2アンテナコイル21と電磁的に結合されるスイッチホルダ30の第1アンテナコイル31はスイッチホルダ30のスイッチ収容部30dに取り付け、該第1アンテナコイル31をスイッチ制御ユニット40と通信線51を介して接続している。
スイッチ制御ユニット40は、安定化電源42と制御回路43とI/F部(インターフェース部)44を備えている。
安定化電源42は、スイッチホルダ30のコイルアンテナコイル31を介して操作スイッチ20へ電力を供給している。
制御回路43はCPU45と検出回路46とメモリ48を備えており、メモリ48は識別情報に対応した車載機器への動作指令を記憶している。
CPU45はコイルアンテナコイル31を介して受信した操作スイッチ20の識別情報を検出回路46により検出し、メモリ48を参照して識別情報に対応する車載機器への動作指令を特定している。
スイッチ制御ユニット40はI/F部44を介して車載LANケーブル49と接続しており、該車載LANケーブル49はオーディオなどの車載機器と接続している。CPU45はI/F部44、車載LANケーブル49を介して車載機器に動作指令を出している。
安定化電源42は、スイッチホルダ30のコイルアンテナコイル31を介して操作スイッチ20へ電力を供給している。
制御回路43はCPU45と検出回路46とメモリ48を備えており、メモリ48は識別情報に対応した車載機器への動作指令を記憶している。
CPU45はコイルアンテナコイル31を介して受信した操作スイッチ20の識別情報を検出回路46により検出し、メモリ48を参照して識別情報に対応する車載機器への動作指令を特定している。
スイッチ制御ユニット40はI/F部44を介して車載LANケーブル49と接続しており、該車載LANケーブル49はオーディオなどの車載機器と接続している。CPU45はI/F部44、車載LANケーブル49を介して車載機器に動作指令を出している。
なお、本実施形態の場合は、図5に示すようにスイッチ制御ユニット40の制御回路43にスイッチホルダ30A〜30Cの第1アンテナコイル31A〜31Cをそれぞれ並列に接続し、各スイッチホルダ30A〜30Cのスイッチ収容部30dに装着した3つの操作スイッチ20A−1〜20A−3、20B−1〜20B−3、20C−1〜20C−3と電磁波および識別情報の送受信を行っている。
次に、スイッチ信号伝送装置10の動作について説明する。
まず、スイッチホルダ30に操作スイッチ20を装着する。操作スイッチ20の側面の一方に設けた係合部20cをスイッチホルダ30の溝30fに嵌め込み、該係合部20cを支点として他方の係合部20cを撓め、他方のスイッチホルダ30の溝30fに係合部20cを嵌め込む。例えば、操作スイッチ20A−1がオーディオの再生スイッチであったとすると、乗員がオーディオを最も操作しやすい場所であると考えるスイッチホルダ30Aに操作スイッチ20A−1を装着する。
次に、操作スイッチ20を溝30fに沿ってスライドさせ、スイッチホルダ30内で乗員の好みの位置に配置する。操作スイッチ20を、スイッチホルダ30の溝30fに設けた係止突起30gと操作スイッチ20の係合部20cに設けた凹部20dが嵌合する位置に配置すると、操作スイッチ20の位置はスイッチホルダ30に固定される。
まず、スイッチホルダ30に操作スイッチ20を装着する。操作スイッチ20の側面の一方に設けた係合部20cをスイッチホルダ30の溝30fに嵌め込み、該係合部20cを支点として他方の係合部20cを撓め、他方のスイッチホルダ30の溝30fに係合部20cを嵌め込む。例えば、操作スイッチ20A−1がオーディオの再生スイッチであったとすると、乗員がオーディオを最も操作しやすい場所であると考えるスイッチホルダ30Aに操作スイッチ20A−1を装着する。
次に、操作スイッチ20を溝30fに沿ってスライドさせ、スイッチホルダ30内で乗員の好みの位置に配置する。操作スイッチ20を、スイッチホルダ30の溝30fに設けた係止突起30gと操作スイッチ20の係合部20cに設けた凹部20dが嵌合する位置に配置すると、操作スイッチ20の位置はスイッチホルダ30に固定される。
操作スイッチ20がスイッチホルダ30に装着されると、操作スイッチ20には、スイッチ制御ユニット40の安定化電源42からスイッチホルダ30の第1アンテナコイル31を介して電磁波が送信される。操作スイッチ20のRFタグ22の制御回路23のCPU25は、コイルアンテナコイル21で受信した電磁波を整流し、該整流された電磁波を駆動電力として操作スイッチ20を駆動する。
乗員が操作スイッチ20の操作部20aを操作してオンにすると、スイッチオン信号がスイッチ検知手段24を介してRFタグ22の制御回路23に入力され、整流回路27を介して識別情報とスイッチ状態(オン・オフ状態)を第2アンテナコイル21からスイッチホルダ30の第1アンテナコイル31に向けて送信する。
スイッチホルダ30の第1アンテナコイル31が識別情報とスイッチ状態を受信すると、スイッチ制御ユニット40は検出回路46により識別情報とスイッチ状態を検出し、メモリ28を参照して、該識別情報に対応する車載機器への動作指令を特定する。
オーディオの再生スイッチがオンした場合には、操作スイッチ20の識別情報からオーディオの再生スイッチが操作されたことを特定し、スイッチ状態から操作部20aがオンであることを特定する。
スイッチ制御ユニット40はI/F部44、車載LANケーブル49を介してオーディオに再生指令を送信する。
オーディオの再生スイッチがオンした場合には、操作スイッチ20の識別情報からオーディオの再生スイッチが操作されたことを特定し、スイッチ状態から操作部20aがオンであることを特定する。
スイッチ制御ユニット40はI/F部44、車載LANケーブル49を介してオーディオに再生指令を送信する。
新たな車載機器を自動車に搭載するためにスイッチホルダ30に操作スイッチ20を追加する場合には、操作スイッチ20を任意のスイッチホルダ30に装着すると共に、スイッチ制御ユニット40のメモリ48に操作スイッチ20の識別情報と、識別情報に対応した車載機器の動作指令とを記憶させる。
乗員が新たな操作スイッチ20を操作すると、識別情報とスイッチ状態を受信したスイッチ制御ユニット40は、メモリ48から新たな操作スイッチ20に対応する車載機器の動作指令を読み出して、車載機器に動作指令を送信する。
乗員が新たな操作スイッチ20を操作すると、識別情報とスイッチ状態を受信したスイッチ制御ユニット40は、メモリ48から新たな操作スイッチ20に対応する車載機器の動作指令を読み出して、車載機器に動作指令を送信する。
本実施形態によれば、操作スイッチ20はスイッチホルダ30にスライド可能に取り付けられているため、スイッチホルダ30内で操作スイッチ20をスライドさせて、スイッチホルダ30内で操作スイッチ20の配置の調整を行うことができ、乗員の好みや体型などに応じて乗員の使用しやすい位置に操作スイッチ20を配置することができる。
また、操作スイッチ20はスイッチホルダ30に着脱自在かつスライド可能に取り付けられているため、スイッチホルダ30が複数の場所に設けられている場合には、乗員が使用しやすい位置にあるスイッチホルダ30に操作スイッチ20を装着することができ、かつスイッチホルダ30内で操作スイッチ20の配置の調整を行うことができる。
また、操作スイッチ20はスイッチホルダ30に着脱自在かつスライド可能に取り付けられているため、スイッチホルダ30が複数の場所に設けられている場合には、乗員が使用しやすい位置にあるスイッチホルダ30に操作スイッチ20を装着することができ、かつスイッチホルダ30内で操作スイッチ20の配置の調整を行うことができる。
なお、本実施形態では、スイッチ制御ユニット40に安定化電源42を備えているが、自動車に搭載されているバッテリを電源として用いてもよい。この場合、スイッチ制御ユニット40にインバータ回路を設けてバッテリからの直流電圧を交流電圧に変換し、スイッチホルダ30の第1アンテナコイル31から操作スイッチ20に電磁波を送信する。
また、スイッチホルダ30を設ける場所はインストルメントパネル11あるいはステアリング12に限らず、センタクラスタやセンタコンソールに設けてもよい。
また、スイッチホルダ30を設ける場所はインストルメントパネル11あるいはステアリング12に限らず、センタクラスタやセンタコンソールに設けてもよい。
また、アンテナコイルはコイル状に限定されるものではなく、ループアンテナコイルを用いてもよい。
例えば、図6(A)に示すように、スイッチホルダ30のスイッチ収容部30dの底面30eの周辺部に導線をループ上に巻いてループアンテナコイル61とし、図6(B)に示すように、スイッチホルダ30に装着する操作スイッチ20の底面にも導線を巻いてループアンテナコイル71としてもよい。
ループアンテナコイル61、71を用いた場合であっても、操作スイッチ20とスイッチホルダ30との間で電磁波や識別情報等を送受信できる。
例えば、図6(A)に示すように、スイッチホルダ30のスイッチ収容部30dの底面30eの周辺部に導線をループ上に巻いてループアンテナコイル61とし、図6(B)に示すように、スイッチホルダ30に装着する操作スイッチ20の底面にも導線を巻いてループアンテナコイル71としてもよい。
ループアンテナコイル61、71を用いた場合であっても、操作スイッチ20とスイッチホルダ30との間で電磁波や識別情報等を送受信できる。
図7および図8に第2実施形態を示す。
前記スイッチホルダ30には、送受信共用とした第1アンテナコイル31ではなく、送信専用の第1アンテナコイル31−1と受信専用の第1アンテナコイル31−2を別々に設け、スイッチホルダ30の底面30eに、幅方向Yに所定間隔を空けて取り付けている。
同様に、操作スイッチ20にも、送受信共用とした第2アンテナコイル21ではなく、受信専用の第1アンテナコイル21−1と送信専用の第2アンテナコイル21−2を操作スイッチ20の底面20bに別々に設けている。スイッチホルダ30の送信用第1アンテナコイル31−1に対応する位置に操作スイッチ20の受信専用の第2アンテナコイル21−1を設けると共に、スイッチホルダ30の受信専用の第1アンテナコイル31−2に対応する位置に操作スイッチ20の送信専用の第2アンテナコイル21−2を設けている。
前記スイッチホルダ30には、送受信共用とした第1アンテナコイル31ではなく、送信専用の第1アンテナコイル31−1と受信専用の第1アンテナコイル31−2を別々に設け、スイッチホルダ30の底面30eに、幅方向Yに所定間隔を空けて取り付けている。
同様に、操作スイッチ20にも、送受信共用とした第2アンテナコイル21ではなく、受信専用の第1アンテナコイル21−1と送信専用の第2アンテナコイル21−2を操作スイッチ20の底面20bに別々に設けている。スイッチホルダ30の送信用第1アンテナコイル31−1に対応する位置に操作スイッチ20の受信専用の第2アンテナコイル21−1を設けると共に、スイッチホルダ30の受信専用の第1アンテナコイル31−2に対応する位置に操作スイッチ20の送信専用の第2アンテナコイル21−2を設けている。
図8に前記第2実施形態の回路を示す。なお、図8では説明を簡単にするために、操作スイッチ20とスイッチ制御ユニット40、スイッチホルダ30をそれぞれ1つずつ備えた構成を示している。
操作スイッチ20はRFタグ22を備え、RFタグ22は送信専用の第2アンテナコイル21−1と受信専用の第2アンテナコイル21−2の2つのアンテナコイルを備えている。
操作スイッチ20の受信専用の第2アンテナコイル21−1はスイッチホルダ30の送信専用の第1アンテナコイル31−1から電磁波を受信し、制御回路23のCUPは、整流回路27により電磁波を整流し、該整流された電磁波を操作スイッチ20の駆動電力としている。
操作スイッチ20の送信専用の第2アンテナコイル21−2は、制御回路23のCPU25の指示によりスイッチ状態と識別情報をスイッチホルダ30の受信専用の第1アンテナコイル31−2に送信している。
操作スイッチ20はRFタグ22を備え、RFタグ22は送信専用の第2アンテナコイル21−1と受信専用の第2アンテナコイル21−2の2つのアンテナコイルを備えている。
操作スイッチ20の受信専用の第2アンテナコイル21−1はスイッチホルダ30の送信専用の第1アンテナコイル31−1から電磁波を受信し、制御回路23のCUPは、整流回路27により電磁波を整流し、該整流された電磁波を操作スイッチ20の駆動電力としている。
操作スイッチ20の送信専用の第2アンテナコイル21−2は、制御回路23のCPU25の指示によりスイッチ状態と識別情報をスイッチホルダ30の受信専用の第1アンテナコイル31−2に送信している。
スイッチホルダ30の送信専用の第1アンテナコイル31−1はスイッチ制御ユニット40の安定化電源42と信号線51−2を介して接続しており、操作スイッチ20に電磁波を送信している。
スイッチホルダ30の受信専用の第1アンテナコイル31−2はスイッチ制御ユニット40の制御回路43と信号線51−1を介して接続しており、制御回路43のCPU45は受信専用の第1アンテナコイル31−2を介して受信した操作スイッチ20の識別情報を検出回路46により検出し、メモリ48を参照して識別情報に対応する車載機器への動作指令を特定している。
スイッチホルダ30の受信専用の第1アンテナコイル31−2はスイッチ制御ユニット40の制御回路43と信号線51−1を介して接続しており、制御回路43のCPU45は受信専用の第1アンテナコイル31−2を介して受信した操作スイッチ20の識別情報を検出回路46により検出し、メモリ48を参照して識別情報に対応する車載機器への動作指令を特定している。
本実施形態によれば、前記スイッチホルダ30と操作スイッチ20に、送信と受信を兼用する送受信用アンテナコイルを設けるのではなく、送信専用のアンテナコイルと受信専用のアンテナコイルを別々に取り付けているので、送受信共用アンテナコイルを設ける場合に比べて効率良く電磁波等の送受信を行うことができる。
なお、他の構成および作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
なお、他の構成および作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
10 スイッチ信号伝送装置
20 操作スイッチ
20a 操作部
20c 係合部
21 第2アンテナコイル
22 RFタグ
30(30A〜30C) スイッチホルダ
31 第1アンテナコイル
30d スイッチ収容部
30e 底面
30f 溝
40 スイッチ制御ユニット
42 安定化電源
43 制御回路
44 I/F部(インターフェース部)
61、71 ループアンテナコイル
X 長さ方向
Y 幅方向
20 操作スイッチ
20a 操作部
20c 係合部
21 第2アンテナコイル
22 RFタグ
30(30A〜30C) スイッチホルダ
31 第1アンテナコイル
30d スイッチ収容部
30e 底面
30f 溝
40 スイッチ制御ユニット
42 安定化電源
43 制御回路
44 I/F部(インターフェース部)
61、71 ループアンテナコイル
X 長さ方向
Y 幅方向
Claims (5)
- 複数の操作スイッチを収容できる大きさとしたスイッチ収容部を表面に開口して設けたスイッチホルダと、
前記スイッチホルダのスイッチ収容部の底面全長に取り付けられた第1アンテナコイルと、
前記スイッチホルダの前記スイッチ収容部内で所要位置へスライド自在かつ着脱自在に取り付けられる車載機器動作用の複数の操作スイッチと、
前記各操作スイッチの背面に取り付けられ、いずれの位置でも前記第1アンテナコイルと電磁波を送受信できる第2アンテナコイルと、
前記スイッチホルダの第1アンテナコイルと接続されると共に、前記操作スイッチで動作される車載機器と接続され、前記スイッチホルダに装着された前記操作スイッチのスイッチオン/オフ状態と識別情報を受信して、対応する前記車載機器を動作させるスイッチ制御ユニットと、
を備えていることを特徴とする車載用のスイッチ信号伝送装置。 - 前記スイッチホルダが自動車のインストルメントパネルあるいは/およびステアリングの表面に複数個設けられ、各スイッチホルダは夫々前記スイッチ収容部を1つ備え、該スイッチ収容部は複数の操作スイッチを並列に収容できる大きさとし、かつ、前記複数のスイッチホルダの第1アンテナコイルに、1つの前記スイッチ制御ユニットが電線を介して接続されている請求項1に記載の車載用のスイッチ信号伝送装置。
- 前記スイッチホルダと操作スイッチに、送受信共用の第1、第2アンテナコイル、或いは送信専用の第1、第2アンテナコイルと受信専用の第1、第2アンテナコイルが取り付けられている請求項1または請求項2に記載の車載用のスイッチ信号伝送装置。
- 前記操作スイッチはRFタグを含むものである請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車載用のスイッチ信号伝送装置。
- 前記操作スイッチは、オーディオスイッチ、エアコンスイッチ、インスツルメントパネルの輝度調整スイッチ、警報音量調整スイッチ、警報音色調整スイッチあるいは/および交通情報選択スイッチの少なくとも1つからなる請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車載用のスイッチ信号伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007031679A JP2008195184A (ja) | 2007-02-13 | 2007-02-13 | スイッチ信号伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008195184A true JP2008195184A (ja) | 2008-08-28 |
Family
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JP2007031679A Withdrawn JP2008195184A (ja) | 2007-02-13 | 2007-02-13 | スイッチ信号伝送装置 |
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JP (1) | JP2008195184A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011173449A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Tokai Rika Co Ltd | 車載スイッチユニット |
JP2018034589A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 株式会社Subaru | センターコンソール構造 |
JP2018061225A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | ハーレー−ダビッドソン・モーター・カンパニー・グループ・エルエルシー | 受動無線アクセサリスイッチパック |
-
2007
- 2007-02-13 JP JP2007031679A patent/JP2008195184A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011173449A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Tokai Rika Co Ltd | 車載スイッチユニット |
JP2018034589A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 株式会社Subaru | センターコンソール構造 |
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