JP2008194330A - 畳寄せ枠 - Google Patents

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大卿 石井
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Abstract

【課題】体育館または講堂等の普段は道場として使用されていない建物の床の上に畳を敷いて、簡便かつ、柔道等の武道の試合・競技に使用に耐え得る武道場を作ることが出来ると共に、使用後には容易に解体撤去可能な手段を提供すること。
【解決手段】縁部及び畳差込部から成る畳寄せ枠であって、底面に滑り止め手段が設けられており、縁部が直線状をなし、畳差込部が縁部の下部から片側に伸長する平面状をなし畳の継ぎ目の下に差し込まれて使用される、ゴム等の衝撃緩衝作用を有する材料から成る畳寄せ枠。
【選択図】図1

Description

本発明は、体育館等で畳、特に、柔道畳を使用する場合に、その下に敷いて、畳がずれないように固定するための畳寄せ枠に関する。
体育館または講堂等の普段は道場として使用されていない建物の中で柔道等の武道の競技大会、試合、又は練習を行う場合には、その床の一部に畳を敷いて臨時の道場とすることが多い。そのような場合には、使用後にこれらの畳を片付ける必要がある。
一方で、使用中には、機能及び安全面等を考慮すると、畳が建物の床に確実に確保・固定されている必要がある。
登録実用新案第3111712号 登録実用新案第3038872号公報
従って、本発明の目的は、使用中に際しては、体育館等の床に対して畳を確実に固定して滑らないようにすると共に、使用後には容易に解体撤去可能な手段を提供することである。
即ち、本発明は、縁部及び畳差込部から成る畳寄せ枠であって、底面に滑り止め手段が設けられていることを特徴とする畳寄せ枠に係る。
本発明の畳寄せ枠は、その底面に滑り止め手段が設けられているために、体育館または講堂等の床の上に敷かれた畳を確実に固定して滑らないようにすることが可能となり、又、使用後には容易に解体撤去することができる。
本発明の畳寄せ枠の構成要素である縁部及び畳差込部の材質に特に制限はなく、当業者に公知の適当な材料を使用することが出来る。使用者の安全性等を考慮して、通常はゴム等の衝撃緩衝作用を有する材料から成るものが好ましい。それぞれ別の材質から成るものでも良い。
ゴムの種類に特に制限はなく、例えば、天然ゴム、又は、主成分としての天然ゴムに加えて、カーボンブラック、重質炭酸カルシウム(CaCO3)等の無機添加物及び石油系炭化水素から成る油等の各種補助剤を含む混合物であっても良い。
縁部がゴム等の材料から構成されている場合に、適当な強度を保持する限り、経済性及び取扱い性(軽量性)等を考慮して適当な厚みを有する中空構造をとることが可能である。このような中空構造における肉厚は、例えば、5〜15mmの範囲である。又、縁部の断面の形状は任意であるが、使用者の安全面を考慮すると、少なくともその上部には角がないような形状、例えば、かまぼこ型であることが好ましい(図4)。
縁部は畳の縁に接して畳を固定して動かないようにするためのものであり、一方で、使用時の障害とならないように、その高さは、畳の厚さの略同程度又は若干低くすることが好ましい。従って、通常、床からの高さは、30〜55mmの範囲であり、又、その幅は30〜60mmの範囲である。
又、畳差込部は縁部の下部からその片側に伸長する平面状(シート状)をなし、この部分が固定すべき畳の一部の下(畳と床の間)に差し込まれた状態で使用される。その面積は当業者がたたみの大きさ等に応じて適宜選択することができ、その上にある一枚の畳の全幅に亘る必要はない。従って、通常、畳差込部は縁部の片側方向に、150〜600mmの範囲で伸長した略四角の形状を有している(図1)。更に、使用に際しては、本発明の畳寄せ枠が差し込まれた畳の部分とそれ以外の畳の部分との高さは出来るだけ小さいほうが望ましく、従って、畳差込部は必要な強度を有する限り薄いほうが好ましい。よって、畳差込部の厚みは使用する材質等に応じて、通常、2〜6mmの範囲である。
本発明の畳寄せ枠は、通常、2枚の隣接する畳の継ぎ目の下に差し込まれる。従って、このような態様で使用される畳寄せ枠の縁部は直線状をなしている。その直線方向の長さは、通常、200〜900mm、好ましくは200〜450mmの範囲である。
或いは、本発明の畳寄せ枠は、複数枚から成る畳全体の角を固定する為に、その角にあたる一枚の畳の角の下に差し込んで使用することができる。従って、このような態様で使用される畳寄せ枠では、その縁部の一辺が、通常、200〜900mmの範囲の長さを有する略直交する角状態をなしている。即ち、このような態様にあっては、略四角の平面状である畳差込部の隣接する2辺に縁部が設けられた構成をとる。尚、このような態様において、略直交する2つの縁部の長さは異なっていても良い。更に、本発明の畳寄せ枠2つを複数枚から成る畳全体の角に合わせるようにして置くことによって、複数枚から成る畳全体の角を固定することも可能である。このような態様で畳全体の角に使用する畳寄せ枠にあっては、畳差込部が互いに重ならないように、畳差込部が略直角三角形の形状を有していることが好ましい(図3)。
本発明の畳寄せ枠は当業者に公知の任意の方法で製造することが可能である。縁部及び畳差込部がそれぞれ別の材質から成り、それらが適当な手段で結合された構造をとることも出来る。一方、縁部及び畳差込部がゴム等の同一の材質から成る場合には、それらを当業者に公知の任意の方法によって一体成形により製造することも可能である。このような場合には、畳寄せ枠の縁部及び畳差込部が共通した一つの底面を有することになる。
本発明の畳寄せ枠の底面に貼付されている滑り止め手段は、体育館又は講堂等の床の上に敷かれた畳を確実に固定して滑らないようにすることができるものであれば、どのような構造・形状を有するものでも良い。更に、使用後には畳寄せ枠を容易に解体撤去することができるものであることが好ましい。
例えば、滑り止め手段としてシート状部材を使用することが出来る。シート状部材自体は当業者に公知であり、例えば、床と接する吸着層及び本発明の畳寄せ枠の底面に貼付される面である接着層の少なくとも2層を有する複層構造を有するものを挙げることが出来る。吸着層及び接着層の材質などは当業者が適宜選択することが出来る。吸着層として、例えば、アクリル(共重合体)フォームなどのプラスチックフォームがある。又、接着層として、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラスチックから成るフィルム芯材とアクリル酸エステル共重合体から成る粘着剤を挙げることが出来る。更に、滑り止め手段を使用するまでの間、その吸着層及び接着層を保護する目的で、適当な材質を有する保護層、例えば、両面ポリ片面シリコン処理紙のような剥離紙でこれらの層を覆うことが好ましい。滑り止め手段は、出来るだけ薄いほうが望ましく、例えば、シート状部材の場合には、全体の厚みが1mm以下のものが好ましい。
本発明の効果が得られる限り、畳寄せ枠の底面に貼付される滑り止め手段の位置に何等制限はない。例えば、畳寄せ枠の縁部の底面、畳差込部の底面、又は、それらの共通した一つの底面の全体に亘って滑り止め手段が貼付されていても良く、或いは、それらの一部又は数箇所に分散して貼付されていても良い。例えば、少なくとも、縁部の底面に滑り止め手段が貼付されていると畳を効果的に固定することが出来る。一方、畳差込部の先端部分(例えば、10mm程度の幅の領域)又は角の適当な大きさの部分には滑り止め手段を貼付しないか、或いは、これらの部分では吸着層を覆う保護層を適当な手段で残すことによって床と吸着層が接しないようにすることによって、使用後に床から畳寄せ枠を容易に撤去(剥がす)ことが出来る。
尚、滑り止め手段は、本発明の畳寄せ枠を使用する度に、その都度、畳寄せ枠の底面に貼付して使用することも可能である。このようにすることで、体育館又は講堂等の床などの状況に応じて、畳寄せ枠の底面の中で、最も有効な効果が得られるような適当な位置に、滑り止め手段を貼付することが出来る。
本発明の畳寄せ枠を使用することによって、体育館または講堂等の普段は道場として使用されていない建物の床の上に畳を敷いて、簡便かつ、柔道等の武道の試合・競技に使用に耐え得る武道場を作ることが出来る。
本発明の畳寄せ枠の第一の態様を示す模式図である。 本発明の畳寄せ枠の使用状態を示す図である。 本発明の畳寄せ枠の第二の態様を示す模式図である。 本発明の畳寄せ枠の縁部の一例の断面の拡大図を示す。尚、図中の数字の単位はmmである。
符号の説明
1:縁部、2:畳差込部、3:中空部、4:畳、5:滑り止め手段

Claims (11)

  1. 縁部及び畳差込部から成る畳寄せ枠であって、底面に滑り止め手段が設けられていることを特徴とする畳寄せ枠。
  2. 縁部及び畳差込部がゴムから成る、請求項1記載の畳寄せ枠。
  3. 縁部が直線状をなし、畳差込部が縁部の下部から片側に伸長する平面状をなし畳の継ぎ目の下に差し込まれて使用されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の畳寄せ枠。
  4. 縁部が直交する角状態をなし、畳差込部が片側に伸長する平面状をなし畳の角の下に差し込まれて使用されることを特徴とする、請求項1又は2記載の畳寄せ枠。
  5. 縁部及び畳差込部が一体成形されて成る、請求項1〜4のいずれか一項記載の畳寄せ枠。
  6. 縁部が中空構造を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の畳寄せ枠。
  7. シート状部材である滑り止め手段が底面に貼付されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の畳寄せ枠。
  8. シート状部材が複層構造を有する、請求項7記載の畳寄せ枠。
  9. 複層構造が、床と接する吸着層及び畳との接着層を含む、請求項8記載の畳寄せ枠。
  10. 吸着層がプラスチックフォームから成る、請求項9記載の畳寄せ枠。
  11. 接着層がプラスチックフィルム芯材及び粘着剤から成る、請求項10記載の畳寄せ枠。
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