JP2008193560A - リモコン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使い勝手を低下させることなく、消費電力を低減することができるリモコン装置を提供する。
【解決手段】リモコン装置1は、複数の操作キーが設けられた操作部3、操作部3のいずれかの操作キーが操作されたときに、この操作された操作キーを検出する制御部2と、制御部2が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成するコード信号生成部4と、コード信号生成部4が生成したコード信号に基づく無線波を送出する送出部5と、操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号をコード信号生成部4で生成するかどうかを切り換えるスイッチ8を設けている。
【選択図】図1
【解決手段】リモコン装置1は、複数の操作キーが設けられた操作部3、操作部3のいずれかの操作キーが操作されたときに、この操作された操作キーを検出する制御部2と、制御部2が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成するコード信号生成部4と、コード信号生成部4が生成したコード信号に基づく無線波を送出する送出部5と、操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号をコード信号生成部4で生成するかどうかを切り換えるスイッチ8を設けている。
【選択図】図1
Description
この発明は、テレビジョン受像機、DVD装置、空調機器等の電子機器を遠隔操作するリモコン装置に関する。
従来、テレビジョン受像機、DVD装置、空調機器等の様々な電子機器で、本体を遠隔操作するリモコン装置が利用されている。リモコン装置は、操作部に設けられたいずれかの操作キーが操作されたときに、操作されたキーに応じたコードを無線波(電波や光波)に載せて送出する。この無線波が制御対象の電子機器で受信され、この電子機器が受信した無線波に載せられているコードを検出し、このコードに応じて動作を切り換える。
また、消費電力を低減したリモコン装置も提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1では、液晶の表示部における消費電力を低減するために、この表示部における表示が、特定のキーが操作されてから一定時間だけ行われる構成を採用している。また、この一定時間だけ、駆動電力を本体に供給し、リモコンの操作を有効にすることが提案されている。簡単に言えば、特定のキーを操作すると、一定時間だけ電源がオンされるリモコン装置である。
特開平10−164667号公報
しかしながら、特許文献1は、上述したように、特定のキーが操作されたときに電源をオンし、このキー操作から一定時間経過後に電源をオフするものである。リモコン装置の表示部には、ユーザが電子機器本体を遠隔操作しないときにも確認したい情報、例えば現在時刻、本体の動作モード、設定温度、が表示される。このため、特許文献1のリモコンでは、電子機器本体を遠隔操作しないときであっても、表示部において表示される情報を確認したいときには、ユーザが特定のキーを操作しなければならない。このため、ユーザにとって使い勝手がよくないという問題があった。また、液晶表示部は、最近の技術の進歩によって、消費電力が極めて小さくなっている。リモコン装置の消費電力は、その殆どが操作された操作キーに応じたコード信号を生成する、発振素子等を設けた回路で消費されている。
この発明の目的は、使い勝手を低下させることなく、消費電力を低減することができるリモコン装置を提供することにある。
この発明のリモコン装置は、上記課題を解決するために、以下の構成を備えている。
(1)複数の操作キーが設けられた操作部と、
前記操作部のいずれかの操作キーが操作されたときに、この操作された操作キーを検出するキー操作検出部と、
前記キー操作検出部が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成するコード信号生成部と、
前記コード信号生成部が生成したコード信号に基づく無線波を送出する送出部と、を備えたリモコン装置において、
前記コード信号生成部で、前記キー操作検出部が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成するかどうかを切り換えるメカスイッチを設けている。
前記操作部のいずれかの操作キーが操作されたときに、この操作された操作キーを検出するキー操作検出部と、
前記キー操作検出部が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成するコード信号生成部と、
前記コード信号生成部が生成したコード信号に基づく無線波を送出する送出部と、を備えたリモコン装置において、
前記コード信号生成部で、前記キー操作検出部が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成するかどうかを切り換えるメカスイッチを設けている。
この構成では、メカスイッチにより、コード信号生成部で、前記キー操作検出部が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成するかどうかを切り換えられる。リモコン装置の消費電力は、その殆どがコード信号生成部で消費される電力である。したがって、使用しないときに、このメカスイッチでコード信号生成部が前記キー操作検出部が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成しない状態に切り換えておくことで、操作キーの誤操作による無駄な電力消費が防止できる。また、簡単な構成であるので、コストアップも十分に抑えられる。
(2)設定内容を表示する表示部を備え、
前記表示部は、前記メカスイッチの操作によって表示状態を切り換えない。
前記表示部は、前記メカスイッチの操作によって表示状態を切り換えない。
この構成では、メカスイッチの状態にかかわらず、ユーザは表示部において表示されている情報を確認することができる。したがって、ユーザの使い勝手を低下させることもない。
(3)前記メカスイッチは、操作された状態を保持するロック式のスイッチである。
この構成では、メカスイッチを。安価なスライドスイッチ等のロック式スイッチで構成するので、コストアップが殆ど生じない。
この発明によれば、ユーザの使い勝手を低下させることなく、消費電力を低減することができる。また、コストアップも十分に抑えられる。
以下、この発明の実施形態であるリモコン装置について説明する。
図1は、この実施形態のリモコン装置の主要部の構成を示すブロック図である。この実施形態のリモコン装置1は、制御部2と、操作部3と、コード信号生成部4と、送出部5と、表示部6と、電源部7と、スイッチ8と、を備えている。制御部2は、本体各部の動作を制御する。操作部3には、複数の操作キーが設けられている。各操作キーには、操作時に閉(または開)する回路が設けられている。制御部2は、各操作キーが対応する回路の状態変化(開閉)を監視することにより、操作されたキーを検出する。この発明で言うキー操作検出部は、このように制御部2に設けられている。制御部2は、操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号の生成をコード信号生成部4に指示する。
コード信号生成部4は、基準周波数で発振する発振素子を有し、この発振素子の出力に基づいて、制御部2が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成する。コード信号生成部4は、このコード信号を生成するときに消費する電力が、他の各部に比べて大きい。送出部5は、LED等を発光源として備え、コード信号生成部4で生成されたコード信号に基づいて、この発光源を点滅させることにより、コード信号に基づく無線波を送出する。この無線波は、操作部3において操作された操作キーに対応するコードが載せられた信号である。この無線波は、制御対象である電子機器で受信される。制御対象である電子機器は、周知のように受信した無線波に載せられているコードを検出し、検出したコードに応じて本体の動作を制御する。
表示部6は、現在時刻、本体の動作モード、設定温度(空調機の場合)等を表示する。電源部7には、電池がセットされる。電源部7にセットされている電池が、駆動電力を各部に供給する。図1では、電源ラインを太線で示している。制御部2は、スイッチ8の状態により、操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を、コード信号生成部4で生成するかどうかを切り換える。このスイッチ8は、ユーザが操作するメカスイッチである。また、このスイッチ8は、ユーザが操作した状態を保持するロック式のスイッチである。このスイッチ8は、例えばスライドスイッチを用い、本体の側面に設ければよい。このようにすれば、リモコン本体が大型化することもない。また、スイッチ8自体も安価であることから、コストアップも十分に抑えられる。
なお、図1に示すように、スイッチ8は、各部に対する電源ラインを開閉するものではない。
次に、この実施形態のリモコン装置の動作について説明する。図2は、この実施形態のリモコン装置の動作を示すフローチャートである。リモコン装置1の制御部2は、スイッチ8の状態がコード信号生成部4で操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成しない状態であれば(以下、コード信号生成部4がオフしている状態と言う。)、スイッチ8の状態がコード信号生成部4で操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成する状態(以下、コード信号生成部4がオンしている状態と言う。)に切り換えられるのを待つ(s1)。制御部2は、スイッチ8の状態がコード信号生成部4がオフしている状態であるとき、操作部3の各操作キーが対応する回路の状態変化(開閉)を監視しない。言い換えれば、制御部2は、スイッチ8の状態がコード信号生成部4をオフしている状態であれば、操作部3においていずれかの操作キーが操作されたかどうかを検出する処理を実行しない。
また、スイッチ8の状態がコード信号生成部4をオフしている状態であっても、表示部6においては、現在時刻、本体の動作モード、設定温度(空調機の場合)等の表示が行われている。したがって、ユーザは、スイッチ8によりコード信号生成部4がオフされていても、現在時刻、本体の動作モード、設定温度を表示部6で確認できる。
また、制御部2は、スイッチ8の状態がコード信号生成部4をオンしている状態であれば、操作部3においていずれかの操作キーが操作されたかどうかを検出する処理を実行するとともに、スイッチ8の状態がコード信号生成部4をオフしている状態に切り換えられるのを監視する(s2、s3)。制御部2は、操作部3においていずれかの操作キーが操作されたことを検出すると、この操作されたキーに応じたコード信号の生成をコード信号生成部4に指示する(s4)。これにより、コード信号生成部4が、今回操作された操作キーに応じたコード信号を生成する。いうまでもなく、このとき、コード信号生成部4はオンされている状態である。送出部5は、コード信号生成部4で生成されたコード信号に基づいて、発光源を点滅させて、このコード信号に基づく無線波を送出する。すなわち、操作部3において操作されたキーに応じたコードを載せた無線波を送出する。制御部2は、s4にかかる処理が終了すると、s2に戻る。また、s3で、スイッチ8の状態がコード信号生成部4をオフしている状態に切り換えられたことを検出すると、s1に戻る。
送出部5が送出した無線波は、制御対象の電子機器で受信される。この電子機器は、受信した無線波に載せられているコードを検出し、検出したコードに基づいて本体の動作を制御する。
このように、この実施形態のリモコン装置1は、スイッチ8の操作により、制御部2が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を、コード信号生成部4で生成するかどうかを切り換えることができる。したがって、リモコン装置1を使用しないときには、スイッチ8を操作して、コード信号生成部4をオフした状態にしておけば、このときに操作キーを誤って操作しても、コード信号生成部4が動作しないので、無駄な電力消費が防止でき、その結果、消費電力の効率的な低減が図れる。また、スイッチ8がコード信号生成部4をオフしている状態であるときには、制御部2が操作部3の各操作キーについて操作されたかどうかの検出を行わないようにしているので、すなわち各操作キーが対応する回路の状態変化(開閉)の監視を行わないようにしているので、無駄な電力消費が一層抑えられる。
また、スイッチ8の状態にかかわらず、表示部6において、現在時刻、本体の動作モード、設定温度(空調機の場合)等の表示を行っているので、ユーザはスイッチ8の状態にかかわらず、表示部6において表示されている情報を確認することができる。したがって、ユーザの使い勝手を低下させることもない。
さらに、スイッチ8をロック式のスイッチとしたので、安価なスライドスイッチ等を利用することにより、本体のコストアップも抑えられる。
なお、上記実施形態では、送出部5は、光による無線波を送出する構成であるとして説明したが、電波等で送出する構成であってもよい。
1−リモコン装置
2−制御部
3−操作部
4−コード信号生成部
5−送出部
6−表示部
7−電源部
8−スイッチ
2−制御部
3−操作部
4−コード信号生成部
5−送出部
6−表示部
7−電源部
8−スイッチ
Claims (4)
- 設定内容を表示する表示部と、
複数の操作キーが設けられた操作部と、
前記操作部のいずれかの操作キーが操作されたときに、この操作された操作キーを検出するキー操作検出部と、
前記キー操作検出部が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成するコード信号生成部と、
前記コード信号生成部が生成したコード信号に基づく無線波を送出する送出部と、を備えたリモコン装置において、
前記コード信号生成部で、前記キー操作検出部が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成するかどうかを切り換えるメカスイッチを設け、
前記メカスイッチは、操作された状態を保持するロック式のスイッチであり、
前記表示部は、前記メカスイッチの操作によって表示状態を切り換えない、リモコン装置。 - 複数の操作キーが設けられた操作部と、
前記操作部のいずれかの操作キーが操作されたときに、この操作された操作キーを検出するキー操作検出部と、
前記キー操作検出部が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成するコード信号生成部と、
前記コード信号生成部が生成したコード信号に基づく無線波を送出する送出部と、を備えたリモコン装置において、
前記コード信号生成部で、前記キー操作検出部が操作されたことを検出した操作キーに応じたコード信号を生成するかどうかを切り換えるメカスイッチを設けたリモコン装置。 - 設定内容を表示する表示部を備え、
前記表示部は、前記メカスイッチの操作によって表示状態を切り換えない、請求項2に記載のリモコン装置。 - 前記メカスイッチは、操作された状態を保持するロック式のスイッチである、請求項2または3に記載のリモコン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007027754A JP2008193560A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | リモコン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007027754A JP2008193560A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | リモコン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008193560A true JP2008193560A (ja) | 2008-08-21 |
Family
ID=39753193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007027754A Pending JP2008193560A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | リモコン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008193560A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015081462A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 有限会社起福 | 電気錠システム及び電気錠システム用遠隔操作装置 |
JP2019173524A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | Toto株式会社 | トイレ管理者用携帯リモコン及びトイレ管理者用携帯リモコンを備えたトイレ装置 |
-
2007
- 2007-02-07 JP JP2007027754A patent/JP2008193560A/ja active Pending
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