JP2008191935A - レイアウト調整プログラムおよびウェブページ閲覧装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の表を組み合わせて擬似的に構成される表を、ブラウザが備える表の自動調整機能を有効に利用して適切な表として提示可能とする。
【解決手段】 CPU15は、ブラウザプログラムおよびレイアウト調整プログラムに基づいてブラウザおよびレイアウト調整部として機能する。ブラウザは、複数の表を近接させて表すウェブページの提示のためのレイアウト情報を生成し、メモリ14に書き込む。レイアウト調整部は、上記の複数の表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの列幅をレイアウト情報に基づいて判定し、これらの判定した複数の列幅に基づいて共通の列幅を決定する。レイアウト調整部は、上記の共通の列幅を反映するようレイアウト情報を編集して調整レイアウト情報を生成し、メモリ14に書き込む。ブラウザは、調整レイアウト情報に基づいてウェブページの表示のための処理を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 CPU15は、ブラウザプログラムおよびレイアウト調整プログラムに基づいてブラウザおよびレイアウト調整部として機能する。ブラウザは、複数の表を近接させて表すウェブページの提示のためのレイアウト情報を生成し、メモリ14に書き込む。レイアウト調整部は、上記の複数の表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの列幅をレイアウト情報に基づいて判定し、これらの判定した複数の列幅に基づいて共通の列幅を決定する。レイアウト調整部は、上記の共通の列幅を反映するようレイアウト情報を編集して調整レイアウト情報を生成し、メモリ14に書き込む。ブラウザは、調整レイアウト情報に基づいてウェブページの表示のための処理を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の表を近接させて表すウェブページの提示のためのレイアウトを調整するレイアウト調整プログラムおよびウェブページ閲覧装置に関する。
表形式の文書の作成過程で、最新の表内容に基づいて枠形状を自動的に調整し表示することができる文書作成支援装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、表示に必要な最低限の列の幅で表示して、1画面で大量のデータを表示する技術が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
さらに既存のWebブラウザでは、一覧表示を行う際に列幅を明示的に指定されない場合には、自動的に適切な列幅を設定する機能が備わる。ここでいう適切な列幅とは、データの文字が折り返して表示されることが無く、また無駄な空白が発生しない列幅のことである。
ところで、大きな表を小さな領域で表示するために、表にスクロール機能を持たせることが一般に行われている。この場合、表のタイトル行までもスクロールすると、タイトル行が表示範囲外に出てしまって表が見づらくなってしまう。そこで、図6(a)に示すようなタイトル行のみの表(以下、タイトル表と称する)と、図6(b)に示すようにデータ行を表すとともにスクロール機能を持たせた表(以下、データ表と称する)とを個別に用意して、これらを図6(c)に示すように見かけ上空白無く配置することで、タイトル行を常に表示しつつデータ行をスクロール可能とした表が擬似的に実現されている。
特開平6−68084号公報
特開平8−6749号公報
しかしながら、上記のような手法によってタイトル行を固定してデータ行のみをスクロール可能とした表を閲覧可能とする場合には、次のような種々の不具合があった。
(1) 列幅の自動調整ができない
タイトル表とデータ表とがそれぞれ独立した表であるために、前述したような各種の自動調整技術を利用する場合には、タイトル表とデータ表とで個別に調整が行われることになる。このため、タイトル表とデータ表とを図6(c)に示すような意図した形態で提示することができなくなってしまう恐れがある。例えば列幅自動調整機能を適用した場合、互いに関連した列がそれぞれ異なる列幅に調整されてしまい、関連する列どうしがずれた例えば図7に示すような表を提示することになってしまう。このようなことから、前述したような各種の自動調整技術を実質的には利用することができない。
タイトル表とデータ表とがそれぞれ独立した表であるために、前述したような各種の自動調整技術を利用する場合には、タイトル表とデータ表とで個別に調整が行われることになる。このため、タイトル表とデータ表とを図6(c)に示すような意図した形態で提示することができなくなってしまう恐れがある。例えば列幅自動調整機能を適用した場合、互いに関連した列がそれぞれ異なる列幅に調整されてしまい、関連する列どうしがずれた例えば図7に示すような表を提示することになってしまう。このようなことから、前述したような各種の自動調整技術を実質的には利用することができない。
(2) 列幅を管理する必要がある
上記の(1)の理由から、それぞれの項目列の列幅を明示的に指定し、互いに関連した列どうしの列幅を一致させておく必要がある。この場合、ウェブページの設計者が予め適切な列幅を調査し、プログラム(ページデータ)内に書き込むことが必要となる。列幅の設定にあたっては、実際に画面上に設定対象とする一覧表を表示し、各列に表示され得る最大の文字列長を把握し、その上で適切な列幅を算出することが求められる。また、何らかの理由で表示されうる文字列長が変更になった場合や表示する列が追加・削除された場合には、その都度列幅の調査とプログラムの書き換えを行う必要がある。
上記の(1)の理由から、それぞれの項目列の列幅を明示的に指定し、互いに関連した列どうしの列幅を一致させておく必要がある。この場合、ウェブページの設計者が予め適切な列幅を調査し、プログラム(ページデータ)内に書き込むことが必要となる。列幅の設定にあたっては、実際に画面上に設定対象とする一覧表を表示し、各列に表示され得る最大の文字列長を把握し、その上で適切な列幅を算出することが求められる。また、何らかの理由で表示されうる文字列長が変更になった場合や表示する列が追加・削除された場合には、その都度列幅の調査とプログラムの書き換えを行う必要がある。
(3) デザイン・操作性の問題がある
上記の(2)の理由から、各列幅はその列のデータが持ち得る最大の列幅が予め設定されている必要がある。このため、実際には表示するデータの文字列長が最大の列幅に満たない場合でも常に最大の列幅を表示しておくこととなり、見た目上余分な空白が発生する。例えば図6(c)に示した表では、第2列(「タイトル2」なるタイトルが付された列)に属する欄は、いずれも空白を有しており、余分な空白が設定されている状態となっている。この余分な空白により、限られた領域にて提示可能な列数が減少してしまい、余計な横スクロールが必要になる場合がある。
上記の(2)の理由から、各列幅はその列のデータが持ち得る最大の列幅が予め設定されている必要がある。このため、実際には表示するデータの文字列長が最大の列幅に満たない場合でも常に最大の列幅を表示しておくこととなり、見た目上余分な空白が発生する。例えば図6(c)に示した表では、第2列(「タイトル2」なるタイトルが付された列)に属する欄は、いずれも空白を有しており、余分な空白が設定されている状態となっている。この余分な空白により、限られた領域にて提示可能な列数が減少してしまい、余計な横スクロールが必要になる場合がある。
(4) 汎用性に欠ける
上記の(2)に示したようにウェブページの作成段階において適切な列幅が設定されても、閲覧者がブラウザ上の表示フォントサイズを変更した場合には、列幅が適切ではなくなってしまう恐れがある。これはブラウザの仕様に付随する事象であり、回避することは困難である。
上記の(2)に示したようにウェブページの作成段階において適切な列幅が設定されても、閲覧者がブラウザ上の表示フォントサイズを変更した場合には、列幅が適切ではなくなってしまう恐れがある。これはブラウザの仕様に付随する事象であり、回避することは困難である。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、複数の表を組み合わせて擬似的に構成される表を調整機能を利用して適切な表として提示可能とすることにある。
本発明の第1の態様によるレイアウト調整プログラムは、複数の表を近接させて表すウェブページの提示のためにブラウザにより生成されたレイアウト情報を記憶したメモリにアクセス可能なコンピュータを、前記複数の表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの列幅を前記メモリに記憶された前記レイアウト情報に基づいて判定する判定手段と、判定された前記複数の列幅に基づいて前記複数の列に共通の列幅を決定する決定手段と、決定された前記共通の列幅を反映するように前記記憶手段に記憶された前記レイアウト情報を編集して調整レイアウト情報を生成する手段と、前記調整レイアウト情報を前記メモリに書き込む手段とのそれぞれとして機能させる。
本発明の第2の態様によるレイアウト調整プログラムは、複数の表を近接させて表すウェブページの提示のためにブラウザにより生成されたレイアウト情報を記憶したメモリにアクセス可能なコンピュータを、前記複数の表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの提示条件を前記メモリに記憶された前記レイアウト情報に基づいて判定する手段と、判定された前記複数の提示条件に基づいて前記複数の列に共通の提示条件を決定する決定手段と、決定された前記共通の提示条件を反映するように前記記憶手段に記憶された前記レイアウト情報を編集して調整レイアウト情報を生成する手段と、前記調整レイアウト情報を前記メモリに書き込む手段とのそれぞれとして機能させる。
本発明の第3の態様によるウェブページ閲覧装置は、複数の表を近接させて表すウェブページの提示のためのレイアウト情報を生成するブラウザと、前記レイアウト情報を記憶するメモリと、前記複数の表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの列幅を前記メモリに記憶された前記レイアウト情報に基づいて判定する手段と、判定された前記複数の列幅に基づいて前記複数の列に共通の列幅を決定する手段と、決定された前記共通の列幅を反映するように前記記憶手段に記憶された前記レイアウト情報を編集して調整レイアウト情報を生成する手段と、前記調整レイアウト情報を前記メモリに書き込む手段とを備え、さらに前記ブラウザは、前記メモリに記憶された前記調整レイアウト情報に基づいて前記ウェブページの提示のための処理を行う。
本発明の第3の態様によるウェブページ閲覧装置は、複数の表を近接させて表すウェブページの提示のためのレイアウト情報を生成するブラウザと、前記レイアウト情報を記憶するメモリと、前記複数の表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの提示条件を前記メモリに記憶された前記レイアウト情報に基づいて判定する手段と、判定された前記複数の提示条件に基づいて前記複数の列に共通の提示条件を決定する手段と、決定された前記共通の提示条件を反映するように前記記憶手段に記憶された前記レイアウト情報を編集して調整レイアウト情報を生成する手段と、前記調整レイアウト情報を前記メモリに書き込む手段とを備え、さらに前記ブラウザは、前記メモリに記憶された前記調整レイアウト情報に基づいて前記ウェブページの提示のための処理を行う。
本発明によれば、複数の表を組み合わせて擬似的に構成される表を調整機能を利用して適切な表として提示可能となる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係るウェブページ閲覧装置1について説明する。
図1はウェブページ閲覧装置1の構成を示すブロック図である。
このウェブページ閲覧装置1は、サーバ3からインターネット2を介して提供されるウェブページをユーザに閲覧させる。ウェブページ閲覧装置1は、通信部11、入力部12、表示部13、メモリ14およびCPU15を含む。このウェブページ閲覧装置1は、例えば汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いて実現することができる。
通信部11は、インターネット2を介してサーバ3と通信するための周知の通信処理を行う。
入力部12は、ユーザによる各種の指示を入力する。入力部12には、例えばキーボードやマウスなどの周知の各種の入力デバイスを含み得る。
表示部13は、ユーザにウェブページを閲覧させるための画面などを表示する。表示部13としては、液晶表示器などの周知の各種の表示デバイスを利用できる。表示部13は、ウェブページ閲覧装置1に備えず、外付けされる汎用の表示デバイスを代用することもできる。
メモリ14は、CPU15が使用するプログラムや、このプログラムに基づくCPU15の処理により取り扱われるデータなどを記憶する。メモリ14としては、上記のコンピュータ装置に内蔵されたメモリやハードディスク装置などの記憶デバイス、上記のコンピュータ装置に外付けされたメモリやハードディスク装置などの記憶デバイス、さらには磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスクなどのようなリムーバブルな記録媒体などを適宜利用することができる。
メモリ14が有する記憶エリアの一部は、ブラウザプログラムエリア14a、ページデータエリア14b、調整プログラムエリア14cおよびレイアウト情報エリア14dとして使用される。ブラウザプログラムエリア14aは、CPU15をブラウザとして機能させるためのブラウザプログラムを記憶する。ページデータエリア14bは、サーバ3から取得されたページデータを記憶する。調整プログラムエリア14cは、サーバ3から取得されたレイアウト調整プログラムを記憶する。レイアウト情報エリア14dは、ブラウザ機能により生成されたレイアウト情報またはレイアウト調整機能により生成された調整レイアウト情報を記憶する。なおこれらの各エリアは、メモリ14が有する記憶エリアのうちの特定エリアが固定的に割り当てられても良いし、メモリ14が有する記憶エリアのうちの空きエリアが適応的に割り当てられても良い。
CPU15は、メモリ14に記憶されたブラウザプログラムに基づいてブラウザとして動作する。ブラウザは、ウェブページに含まれる表の列幅を自動調整する周知の列幅自動調整機能を備える。またCPU15は、メモリ14に記憶されたレイアウト調整プログラムに基づいてレイアウト調整部として動作する。レイアウト調整部は、ブラウザによりウェブページの表示のために設定されたレイアウトを調整するもので、そのために次のような機能を備える。1つの機能は、ブラウザにより設定されたレイアウトに関して、複数の表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの列幅を判定する。1つの機能は、上記の判定された複数の列幅に基づいて上記の複数の列に共通の列幅を決定する。1つの機能は、上記の決定された共通の列幅を反映するように変更したレイアウトを設定する。もう1つの機能は、上記のように変更されたレイアウトを表した調整レイアウト情報をレイアウト情報エリア14dに書き込む。
なお、CPU15が備える機能は、その一部または全てをロジック回路などのハードウェアにより実現することも可能である。またCPU15が備える機能のそれぞれは、ハードウェアとソフトウェア制御とを組み合わせて実現することも可能である。
次に以上のように構成されたウェブページ閲覧装置1の動作について説明する。
図2はサーバ3により提供されるウェブページを表示部13にて表示するまでの流れを示した図である。なお、ブラウザおよびレイアウト調整部の実体は上述したようにいずれもCPU15であるが、以下においてはそれぞれ「ブラウザ」および「レイアウト調整部」と称して説明する。従って、以下の説明の理解のために図1を参照しようとするときには、「ブラウザ」および「レイアウト調整部」をCPU15と読み替えれば良い。
例えばブラウザからの要求に応じて、サーバ3からウェブページ閲覧装置1へとインターネット2を介してページデータが送信される。このとき、ページデータに、組み合わせられて1つの表(以下、複合表と称する)を擬似的に形成するための複数の表(以下、要素表と称する)が含まれる場合には、ページデータとともにレイアウト調整プログラムがサーバ3からウェブページ閲覧装置1へと送信される。そしてこれらページデータおよびレイアウト調整プログラムは、通信部11によって受信された上でブラウザに与えられる(イベントE1)。ブラウザは、与えられたページデータをメモリ14のページデータエリア14bに書き込む(イベントE2)。またブラウザは、与えられたレイアウト調整プログラムをメモリ14の調整プログラムエリア14cに書き込む(イベントE3)。
次にブラウザは、メモリ14のページデータエリア14bにて記憶されたページデータに基づいたページレイアウト処理を実行する(イベントE4)。このページレイアウト処理は、ページデータに基づいたウェブページを形成するように文字列、表および画像などの各種の素材をレイアウトし、そのレイアウトを表すレイアウト情報を生成する処理である。このページレイアウト処理は、例えば既存のブラウザにより行われているのと同様な処理であって良い。列幅自動調整機能による列幅の調整は、このページレイアウト処理の中で行われる。従ってレイアウト情報には、要素表に含まれた各列に関してそれぞれ設定された列幅を表す情報が含まれる。そしてブラウザは、生成したレイアウト情報をメモリ14のレイアウト情報エリア14dに書き込む。
レイアウト調整部は、上記のようにブラウザによりレイアウト情報エリア14dに書き込まれたレイアウト情報に基づいて、レイアウト調整処理を実行する(イベントE6)。
以下に、レイアウト調整処理について詳細に説明する。なお、ここでは説明の簡略化のため、要素表がタイトル表およびデータ表の2つのみである場合における処理手順について説明することとする。
図3はレイアウト調整処理におけるレイアウト調整部の処理手順を示すフローチャートである。
ステップSa1においてレイアウト調整部は、列番号カウンタ変数iを初期値「0」に設定する。
ステップSa2においてレイアウト調整部は、列番号カウンタ変数iを1つカウントアップする。
ステップSa3においてレイアウト調整部は、タイトル表におけるi番目の列の列幅W1[i]とデータ表におけるi番目の列の列幅W2[i]とをレイアウト情報に基づいて判定した上で、列幅W1[i]よりも列幅W2[i]のほうが大きいか否かを確認する。
列幅W1[i]よりも列幅W2[i]のほうが大きいことを確認した場合にレイアウト調整部は、ステップSa3からステップSa4へ進む。ステップSa4においてレイアウト調整部は、列幅W1[i]の値を列幅W2[i]の値に変更する。こののちにレイアウト調整部は、ステップSa7へ進む。
一方、列幅W1[i]よりも列幅W2[i]のほうが大きくはないことを確認した場合にレイアウト調整部は、ステップSa3からステップSa5へ進む。ステップSa5においてレイアウト調整部は、列幅W1[i]のほうが列幅W2[i]よりも大きいか否かを確認する。
列幅W1[i]のほうが列幅W2[i]よりも大きいことを確認した場合にレイアウト調整部は、ステップSa5からステップSa6へ進む。ステップSa6においてレイアウト調整部は、列幅W2[i]の値を列幅W1[i]の値に変更する。こののちにレイアウト調整部は、ステップSa7へ進む。
一方、列幅W1[i]のほうが列幅W2[i]よりも大きくはないことを確認した場合にレイアウト調整部は、ステップSa5からステップSa7へ進む。
かくしてステップSa3乃至ステップSa6では、タイトル表におけるi番目の列とデータ表におけるi番目の列とで列幅が異なる場合には列幅が小さな列の列幅を列幅が大きな列の列幅に合わせるように変更し、上記の両列の列幅が同じであるならば上記の両列の列幅をそのままとすることによって、上記の両列の列幅を揃える。
より具体的には、タイトル表が有する2つの列のそれぞれの列幅が図4(a)に示すようなW1[1]およびW1[2]に設定され、データ表が有する2つの列のそれぞれの列幅が図4(b)に示すようなW2[1]およびW2[2]に設定されているとするならば、1番目の列についてはデータ表の列幅がタイトル表の列幅W1[1]に合わせるように変更され、2番目の列についてはタイトル表の列幅がデータ表の列幅W2[2]に合わせるように変更される。
ステップSa7においてレイアウト調整部は、列番号カウンタ変数iの値がタイトル表およびデータ表が有する列数に一致しているか否かを確認する。もし一致していないならば、レイアウト調整部はステップSa2以降の処理を繰り返す。これにより、タイトル表およびデータ表が有する各列に関して、上記のような列幅の調整が行う。タイトル表およびデータ表が有する全ての列についての列幅の調整が完了したとき、列番号カウンタ変数iの値がタイトル表およびデータ表が有する列数に一致する。そこでこのような一致を確認したならばレイアウト調整部は、ステップSa7からステップSa8へ進む。
ステップSa8においてレイアウト調整部は、上記のように各列について調整した列幅を反映するようにレイアウト情報を編集することによって調整レイアウト情報を生成する。
そしてレイアウト調整部は、上記の生成した調整レイアウト情報をメモリ14のレイアウト情報エリア14dに書き込む(図2中のイベントE7)。このとき、レイアウト情報エリア14dに記憶されていたレイアウト情報を残したままで調整レイアウト情報を書き込むようにしても良いし、レイアウト情報を調整レイアウト情報により上書きしても良い。
ブラウザは、メモリ14のページデータエリア14bおよびレイアウト情報エリア14dに記憶されたページデータおよび調整レイアウト情報に基づいた画面作成処理を実行する(イベントE8)。すなわちブラウザは、ページデータおよび調整レイアウト情報に基づいて周知のようにレイアウトして表示画面を作成する。そしてブラウザは、この作成した表示画面を表した画面データを表示部13に送り、上記の表示画面を表示部13に表示させる。
このようにして表示部13にて表示される表示画面においては、図4(a)に示すタイトル表および図4(b)に示すデータ表により擬似的に形成される複合表は、図5に示すようなものとなる。この複合表は、タイトル表およびデータ表にそれぞれ含まれる互いに関連した列どうしが適正に揃っており、しかもブラウザの列幅自動調整機能により設定された列幅を採用しているために各列に余分な空白は生じていない。これにより、複合表を、限られた領域でより多くの情報を提示するように見易く表示することが可能となる。そしてこのように、ブラウザの列幅自動調整機能を利用することが可能であるから、ウェブページの設計者は列幅の管理をする必要がなく、設計者の負担を軽減することができる。さらには、ユーザがブラウザ上の表示フォントサイズを変更した場合には、ブラウザの列幅自動調整機能により列幅が最適化されるから、上記のような見易い表示状態を維持することが可能である。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
3つ以上の要素表から複合表を形成するウェブページの処理に当たっても、これらの要素表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの列幅のうちの最大のものを、これらの列の共通の列幅として採用することで前記実施形態と同様に実施が可能である。
列幅以外の、例えばフォントや背景色などの提示条件を調整することも可能である。具体的には、複数の要素表のうちの特定の要素表(例えばタイトル表)の列に記述された文字列のフォントや背景色に、他の要素表における上記の列に関連した列に記述された文字列のフォントや背景色を合わせるようにすることができる。
ウェブページの提示は、表示部13における表示に限らず、印刷や、他の端末装置への送信などによっても良い。
レイアウト調整プログラムは、ウェブページの取得前にインストールされたものを、複数のウェブページの処理のために共通に適用するようにしても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
1…ウェブページ閲覧装置、2…インターネット、3…サーバ、11…通信部、12…入力部、13…表示部、14…メモリ、14a…ブラウザプログラムエリア、14b…ページデータエリア、14c…調整プログラムエリア、14d…レイアウト情報エリア。
Claims (5)
- 複数の表を近接させて表すウェブページの提示のためにブラウザにより生成されたレイアウト情報を記憶したメモリにアクセス可能なコンピュータを、
前記複数の表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの列幅を前記メモリに記憶された前記レイアウト情報に基づいて判定する判定手段と、
判定された前記複数の列幅に基づいて前記複数の列に共通の列幅を決定する決定手段と、
決定された前記共通の列幅を反映するように前記記憶手段に記憶された前記レイアウト情報を編集して調整レイアウト情報を生成する手段と、
前記調整レイアウト情報を前記メモリに書き込む手段とのそれぞれとして機能させることを特徴とするレイアウト調整プログラム。 - 前記決定手段を、前記判定手段により判定された前記複数の列幅のうちの最大のものを前記共通の列幅に決定するものとする請求項1に記載のレイアウト調整プログラム。
- 複数の表を近接させて表すウェブページの提示のためにブラウザにより生成されたレイアウト情報を記憶したメモリにアクセス可能なコンピュータを、
前記複数の表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの提示条件を前記メモリに記憶された前記レイアウト情報に基づいて判定する手段と、
判定された前記複数の提示条件に基づいて前記複数の列に共通の提示条件を決定する決定手段と、
決定された前記共通の提示条件を反映するように前記記憶手段に記憶された前記レイアウト情報を編集して調整レイアウト情報を生成する手段と、
前記調整レイアウト情報を前記メモリに書き込む手段とのそれぞれとして機能させることを特徴とするレイアウト調整プログラム。 - 複数の表を近接させて表すウェブページの提示のためのレイアウト情報を生成するブラウザと、
前記レイアウト情報を記憶するメモリと、
前記複数の表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの列幅を前記メモリに記憶された前記レイアウト情報に基づいて判定する手段と、
判定された前記複数の列幅に基づいて前記複数の列に共通の列幅を決定する手段と、
決定された前記共通の列幅を反映するように前記記憶手段に記憶された前記レイアウト情報を編集して調整レイアウト情報を生成する手段と、
前記調整レイアウト情報を前記メモリに書き込む手段とを具備し、
さらに前記ブラウザは、前記メモリに記憶された前記調整レイアウト情報に基づいて前記ウェブページの提示のための処理を行うことを特徴とするウェブページ閲覧装置。 - 複数の表を近接させて表すウェブページの提示のためのレイアウト情報を生成するブラウザと、
前記レイアウト情報を記憶するメモリと、
前記複数の表にそれぞれ含まれる互いに関連した複数の列のそれぞれの提示条件を前記メモリに記憶された前記レイアウト情報に基づいて判定する手段と、
判定された前記複数の提示条件に基づいて前記複数の列に共通の提示条件を決定する手段と、
決定された前記共通の提示条件を反映するように前記記憶手段に記憶された前記レイアウト情報を編集して調整レイアウト情報を生成する手段と、
前記調整レイアウト情報を前記メモリに書き込む手段とを具備し、
さらに前記ブラウザは、前記メモリに記憶された前記調整レイアウト情報に基づいて前記ウェブページの提示のための処理を行うことを特徴とするウェブページ閲覧装置。
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CN113221046A (zh) * | 2020-01-17 | 2021-08-06 | 大唐移动通信设备有限公司 | 一种浏览器表格列的调整方法和装置 |
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Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100406 |