JP2008191546A - 音楽プレーヤー - Google Patents

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Abstract

【課題】楽曲の再生位置に応じてエフェクトを制御する。
【解決手段】記憶部14に記憶されている曲データの中から再生する曲を選択すると、その曲名、アーティスト名及び演奏時間の情報をサーバー装置2に送信し、その曲に関連して準備されているコンテンツの一覧が記載されたコンテンツ種別リストを取得する。表示部13にコンテンツ種別リストを表示し、コンテンツが選択されると、そのリンク先から対応するXMLファイルをダウンロードする。XMLファイルには、エフェクタ19で実行させる処理に関する制御情報とその実行時刻の情報、及び、表示部13に表示するページとその実行時刻の情報が記載されており、制御部11は、曲データの再生位置が実行時刻となったときに、エフェクタ19で指定されたエフェクト処理を実行させ、サーバー装置2から表示するページを取得して表示部13に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、曲データなどのオーディオデータを再生する音楽プレーヤーに関する。
曲データなどのオーディオデータを再生する音楽プレーヤーの表示部に、再生中の楽曲に関連する情報や映像などを表示させることは知られている(特許文献1)。例えば、特許文献1には、パーソナルコンピュータを用い、歌手名や曲名をキーとしてネットワーク上のサーバーからその音楽コンテンツに関する付加情報(歌詞データなど)を取得し、オーディオプレーヤーに転送して表示させることが提案されている。
また、着信メロディの楽曲データとエフェクトプログラムをサーバーからダウンロードして、楽曲データの再生時にダウンロードしたエフェクトプログラムを用いてエフェクトを付与する端末装置が提案されている(特許文献2)。
特開2004−117618号公報 特開2003−122352号公報
音楽プレーヤーを、曲データをただ単に再生するという使用法だけではなく、多彩な楽しみ方で使用したいという要望がある。
例えば、曲データをカラオケコンテンツとして使用したい場合などには、通常の楽曲にはボーカルが入っているのでボーカルをキャンセルしたいという要望がある。また、マイク入力された音声にエコーやリバーブなどのエフェクトをかけたいという要望もある。
しかし、音楽プレーヤーにおいて、これらの設定をユーザーがマニュアルで設定することは面倒であり、そのような設定を行うことができないユーザーも多い。
このように、従来の音楽プレーヤーにおいては、多くの機能を有していても、コンテンツをすぐに楽しむことができないという問題があった。
また、特許文献2に記載されているように、エフェクトプログラムをサーバーからダウンロードして楽曲再生時に該エフェクトプログラムによりエフェクトを付与する装置においては、楽曲の再生時にエフェクトを変化させることはできなかった。すなわち、楽曲の再生時にその進行に合ったエフェクトとなるものではなかった。また、エフェクトプログラムをダウンロードして記憶するという操作が必要であった。
そこで本発明は、より幅の広いコンテンツを製作することができ、複雑な操作をすることなく多彩な楽しみ方ができる音楽プレーヤーを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の音楽プレーヤーは、オーディオデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているオーディオデータをオーディオ信号に変換し、該オーディオ信号に基づいて再生する再生手段と、前記オーディオ信号に効果を付与する効果付与手段と、前記オーディオデータの再生の進行に応じて前記効果付与手段に供給すべき制御情報と該制御情報を前記効果付与手段に供給するタイミングを示す情報が記述されているコンテンツファイルを取得する手段と、前記制御情報を前記効果付与手段に供給するタイミングとなったときに、前記効果付与手段に当該制御情報を供給する手段とを有するものである。
また、前記コンテンツファイルを取得する取得手段は、前記コンテンツファイルをサーバー装置からダウンロードするものとされている。
さらに、表示部を有し、前記コンテンツファイルには、前記オーディオデータの再生の進行に応じて表示部に表示すべき情報へのリンク情報と該情報を表示部に表示するタイミングを示す情報が記述されており、前記情報を表示部に表示するタイミングとなったときに、サーバー装置から前記表示すべき情報をダウンロードして表示部に表示する手段を有するものである。
さらにまた、さらに音源部を有し、前記コンテンツファイルには、音源部に対する音源制御情報と該音源制御情報を音源部に供給するタイミングを示す情報が記述されており、前記音源制御情報を音源部に供給するタイミングとなったときに、前記音源部に当該音源制御情報を供給する手段を有するものである。
さらにまた、前記コンテンツファイルはXMLで記述されているファイルとされているものである。
このような本発明の音楽プレーヤーによれば、コンテンツファイルの中にエフェクトを制御する制御情報を埋め込んでおくことにより、ユーザーが設定しなくても、コンテンツの内容にふさわしいエフェクト(効果)をかけることができる。例えば、コンテンツがカラオケの場合、ボーカルキャンセルを行う制御情報をコンテンツ中に埋め込んでおく。また、マイク入力にエコーがかかるようにする制御情報を埋め込んでおく。これにより、ユーザーがマニュアルで設定することなく、コンテンツを楽しむことが可能となる。
さらに、曲の途中でもエフェクトを制御することが可能であるため、より多彩な効果を得ることができる。
さらにまた、コンテンツファイルの中に音源部を制御する制御情報とそのタイミングを示す情報を埋め込んでおくことにより、コンテンツに応じた楽音を音源部で生成させることができる。
さらにまた、様々なクリエイターが曲に応じたエフェクトコンテンツを制作し、サーバーに蓄積しておくことで、ユーザーは様々なエフェクトやコンテンツを楽しむことが可能となる。
本発明の音楽プレーヤーは、オーディオデータを再生することができるものであればよく、携帯型の音楽プレーヤー、ミニコンポなどに搭載されたもの、あるいは、パソコンのアプリケーションソフトなど、各種のものであってよい。また、オーディオデータは、楽曲のデータ(曲データ)に限られることはなく、語学学習のオーディオデータや朗読のデータなどどのようなオーディオデータであっても良い。ここでは、曲データを再生する場合を例にとって説明する。
図1は、本発明の音楽プレーヤーの一実施の形態の構成を示すブロック図である。
この図に示すように、音楽プレーヤー1は、該音楽プレーヤー1全体の制御を行うマイクロコンピュータなどからなる制御部11、ユーザにより操作される操作部12、各種情報を表示する表示部13、曲データを記憶する曲データ記憶部14、インターネットやLANなどのネットワークに接続するためのインターフェース部15、曲データをデコードしてオーディオ信号を出力するデコーダ16、マイク17、マイク17からの入力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器(ADC)18、前記デコーダ16からの曲データをデコードしたオーディオ信号及び前記ADC18を介して入力されるマイク17から入力されたオーディオ信号に各種の効果(エフェクト)を付与するエフェクタ(効果付与手段)19、前記エフェクタ19からの2チャンネル(L、R)の出力信号をそれぞれアナログ信号に変換するD/A変換器(DAC)20及び21、該DAC20及び21の出力信号をそれぞれ増幅するアンプ22及び23、並びに、該アンプ22及び23の出力をそれぞれ放音するスピーカ24及び25を備えている。
前記制御部11には、制御プログラムなどが格納されたROM、各種データが記憶されるRAM、及び、タイマーなどが含まれている。
前記エフェクタ19は例えばDSP(Digital Signal Processor)により構成されており、与えられる制御パラメータに応じてオーディオ信号に各種のエフェクトを付与することができる。
また、2はインターネットなどのネットワーク上に設置されたサーバー装置、3はサーバー装置2に接続されたコンテンツデータベースであり、コンテンツデータベース3には、後述するコンテンツ種別データ、後述するコンテンツファイル及び各種コンテンツデータが格納されている。
前記音楽プレーヤー1は、前記インターフェース部15を用いて前記サーバー装置2に接続して所望のファイルの取得要求を送信し、前記コンテンツデータベース3に格納されている所望のコンテンツをダウンロードすることができる。
なお、前記インターフェース部15は、音楽プレーヤー1が携帯型のものであるときは、例えば、無線LAN通信部や携帯電話通信部などであり、据置型のものであるときには、LANカードなどのネットワークインターフェース部である。
このように構成された本発明の音楽プレーヤー1において、前記制御部11は、前記曲データ記憶部14に記憶されている曲データの中から選択された曲データを読み出して前記デコーダ16に出力する曲データ再生機能、インターネットなどのネットワークからHTML(HyperText Markup Language)で記述されたファイル(HTMLファイル)やXML(Extensible Markup Language)で記述されたファイル(XMLファイル)、画像ファイルなどをダウンロードして表示したり再生したりするウェブブラウザ機能、及び、前記デコーダ16やエフェクタ19などの曲データの再生のための構成要素を制御する機能などを有している。
そして、前記制御部11は、前記曲データ記憶部14に記憶されている曲データを再生するときに、該曲データの再生と並行して、該曲データに対応するコンテンツファイルを参照し、該コンテンツファイルに記述されている内容に応じた制御を行うようになされている。
前記コンテンツファイルは、曲データの再生の進行に応じた制御や表示を行うための情報が記述されたファイルであり、例えば、曲データの再生の進行に応じて、その曲のオーディオ信号などにエフェクトを付与するための制御情報と該エフェクトを付与するタイミングを示す情報、及び、曲データの再生の進行に応じて前記表示部13に表示すべきデータへのリンク情報と表示部13に表示すべきタイミングを示す情報などが記述されたXMLファイルである。
これにより、後述するように、曲データの再生開始からの経過時間に応じて、エフェクタ19により付与するエフェクトを変化させたり、前記表示部13に表示する情報を変化させたりすることができる。
図2及び図3は、このように構成された音楽プレーヤー1と該音楽プレーヤー1にアクセスされるサーバー装置2における処理の流れを示すフローチャートである。
音楽プレーヤー1が起動されると、まず、前記表示部13に前記曲データ記憶部14に格納されている楽曲のリストが表示される(S11)。
ユーザが該表示画面をみて再生する曲を選択すると(S12)、前記制御部11は、選択された楽曲の曲データを前記曲データ記憶部14から読み出す。その曲データには、その曲名、アーティスト名、演奏時間(演奏所要時間)、音楽ジャンルなどの付属情報(曲情報)が含まれている。
そして、前記制御部11は、読み出した曲データの曲名、アーティスト名及び演奏時間などの曲情報を付して、前記サーバー装置2に対して、その曲に関連するコンテンツの一覧が記載されているコンテンツ種別リストの取得要求を送信する(S13)。
前記サーバー装置2は、前記コンテンツ種別リストの取得要求を受信すると(S31)、その要求中に含まれている曲情報(曲名、アーティスト名、演奏時間)をキーとして前記コンテンツデータベース3を検索し、その楽曲用のコンテンツ種別リストのデータを読み出す(S32)。同一の曲名の楽曲が複数あったとしても、曲名、アーティスト名及び演奏時間をキーとして検索することにより楽曲を特定することができる。
そして、該コンテンツ種別リストを前記音楽プレーヤー1に送信する(S33)。
図4は、前記コンテンツ種別リストの一例を示す図である。
この図に示すように、コンテンツ種別リストは、選択された楽曲の再生中に、その再生の進行に応じて、前記表示部13に再生したり、あるいは、前記音楽プレーヤー1のエフェクタ19などの制御を行うためのコンテンツを一覧にして表示するページであり、例えば、HTMLで記述されている。そして、コンテンツ種別リストにおける各コンテンツ名には、それぞれのコンテンツに対応するコンテンツファイルの位置を指定するURL(リンク)が埋め込まれている。
この例では、当該楽曲に関連するコンテンツとして、カラオケ1、カラオケ2、ギターコード、楽譜、アルバム1、アルバム2、掲示板、紙芝居、漫画、ビデオ1、ビデオ2、ショートストーリー(小説)、エッセイ1、エッセイ2の14種類のコンテンツがあり、ユーザーは、それらの中から所望のコンテンツを選択することができるようになされている。
サーバー装置2から上述のようなコンテンツ種別リストを受信すると(S14)、音楽プレーヤー1の制御部11は、ウェブブラウザ機能により、該コンテンツ種別リストを前記表示部13に表示する(S15)。
図5は、前記音楽プレーヤー1の表示部13の外観の一例を示す図であり、表示部13におけるウェブブラウザの表示画面31にコンテンツ種別リストが表示される。
そして、ユーザーが、表示されているコンテンツ種別リスト上で所望のコンテンツを選択すると(S16)、そのコンテンツにリンクされているURLに対して、そのコンテンツのコンテンツファイル(XMLファイル)の取得要求が送信される(S17)。
前記サーバー装置2は、該コンテンツファイルの取得要求を受信すると(S34)、要求されたコンテンツファイルを前記コンテンツデータベース3などから読み出し、該要求を送信した音楽プレーヤー1にそのコンテンツファイルを送信する(S35)。
図6は、前記コンテンツファイル(XMLファイル)の一例を示す図である。
図示するように、この例に示すコンテンツファイルは、「file」という要素名の空要素と、「command」という要素名の空要素を含んでいる。
ファイル(file)要素は、ファイルの再生、例えば、HTMLファイルのウェブブラウザ画面31への表示を指示するものであり、属性「time」の属性値で再生を実行する時刻を曲データの再生開始からの経過時間で指定し、属性「name」の属性値で再生されるファイルのファイル名を指定している。
例えば、<file time="00:00", name="01.htm" />というファイル要素は、曲の再生開始から「01.htm」という名称のHTMLファイルを前記表示部13のウェブブラウザ表示画面31に表示させることを指定している。
また、コマンド(command)要素は、音楽プレーヤー1におけるオーディオ信号の再生に関連する構成要素に対するコマンド(指令)を示すものであり、属性「time」の属性値で制御を実行する時刻を曲データの再生開始からの経過時間を用いて指定し、属性「type」の属性値でそのコマンドの種別を指定し、それに後続する属性とその属性値とでコマンドに依存する各種制御パラメータなどを表す。
例えば、<command time="00:30", type="voice cancel", switch="on", wet="100" />というコマンド要素は、再生開始から30秒経過した時刻になったら、ボイスキャンセルという効果をウエット100%で効かせるということを意味している。ここで、属性「switch」の属性値「on」は当該コマンドを有効にすること、「off」は当該コマンドを無効にすることを指示している。
このように、XMLで記述されたコンテンツファイル中には、エフェクトを付与するタイミングや表示部13に所定のデータを表示すべきタイミング(以下、「実行時刻」という。)を示す情報と、それに対応する制御情報や表示すべき情報が、実行時刻順に記述されている。
前記音楽プレーヤー1は、サーバー装置2からコンテンツファイル(XMLファイル)を受信すると(S18)、該コンテンツファイル中に記述されているファイル要素又はコマンド要素に含まれている実行時刻のうちで最も早い実行時刻を前記制御部11内の所定の記憶領域に記憶し(S19)、選択されている楽曲の再生を開始する(S20)。これにより、制御部11により、曲データ記憶部14から読み出された曲データが順次前記デコーダ16へ供給され、オーディオ信号に変換されて、エフェクタ19、DAC20及び21、アンプ22及び23を介して、スピーカ24及び25からその楽曲が再生される。このとき、曲の再生の開始からの経過時間を計測するためのタイマーが起動される。
そして、楽曲の再生を開始してからの経過時間が前記ステップS19で記憶した実行時刻と等しくなったか否かを判定し(S21)、実行時刻となったときには、その実行時刻に対応する要素がファイル(file)要素であるかコマンド(command)要素であるかを判定する(S22)。
コマンド要素であるときには、そのコマンド要素に含まれる属性値に対応する制御パラメータをエフェクタにセットし、指定されたエフェクト処理を開始する(S26)。
また、ファイル要素であるときには、前記サーバー装置2に対し、該ファイル要素に記載されているコンテンツの取得要求を送信する(S23)。
前記サーバー装置2は、該コンテンツ取得要求を受信すると(S36)、要求されたコンテンツを前記コンテンツデータベース3などから読み出して当該音楽プレーヤー1に送信する(S37)。
音楽プレーヤー1は、要求したコンテンツを前記サーバー装置2から受信すると(S24)、前記表示部13におけるウェブブラウザの表示画面31に該受信したコンテンツを表示する(S25)。
前記ステップS26のコマンド要素により指定された制御の開始処理あるいは前記ステップS25のコンテンツの表示処理を行った後、前記ステップS19と同様に、前記コンテンツファイル中に記載されているコマンド要素又はファイル要素に含まれている次の実行時刻を記憶し(S27)、停止操作又は演奏の終了となるまで、前記ステップS21以降の処理を繰り返す(S28)。
このようにして、曲の再生が開始された後、コンテンツファイル中のコマンド要素又はファイル要素に含まれている実行時刻になると、表示すべきコンテンツを取得して表示部に表示したり、あるいは、コマンドに応じたエフェクト処理を実行することができる。
XMLファイルにコマンドを埋め込み、曲に同期して効果を付与することができる。
コンテンツファイルに演奏曲に同期した画像情報と音源制御情報を入れる。
演奏曲の進行にしたがって、画像情報と音源制御情報を読み出して、それぞれの情報の属性に従った制御を行う。
このように、再生される曲データの再生に同期して、該曲データに含まれているボーカル音のレベルを低減してカラオケの楽曲として使用するボーカルキャンセル処理と、マイクからの入力信号に対してエコーを付与するエコー処理を施して、カラオケコンテンツとして使用している。
前記図6に示したコンテンツファイルに基づく制御を行なう場合について、より詳細に説明する。
図6のコンテンツファイル中、aで示すファイル(file)要素により、前記表示部13のウェブブラウザ表示画面31に、曲の再生開始と同時に「01.htm」という名称のHTMLページが表示される。そして、再生開始から10秒経過後に、図中bで示すファイル要素により、ページ「02.htm」が表示され、それから30秒後(再生開始から40秒経過後)に、図中fで示すファイル要素によりページ「03.htm」が表示され、さらに10秒後(再生開始から50秒経過後)に、図中gで示すファイル要素により、ページ「04.htm」が表示される。
このように、指定されたタイミングで指定されたHTMLページがウェブブラウザ画面31に順次表示される。
また、図6中のcで示すコマンド(command)要素により、曲の再生開始から30秒後に、ボイスキャンセルエフェクトがウエット100%で付与される。すなわち、前記デコーダ16からエフェクタに入力されるオーディオ信号のセンターに定位している中音域の信号のレベルを低減するエフェクト処理が行われ、該エフェクト処理により加工された信号だけが出力される。
また、図6中のdで示すコマンド要素により、再生開始から30秒経過した時点から、イコライザーで低音域(BASS)の信号のレベルを3dB高くする処理が実行される。
さらに、図6中のeで示すコマンド要素により、再生開始から30秒経過した時点から、マイクからの入力信号に対して(target="mic")、DEPTHが50%、ウエットが50%で、エコーエフェクトが付与される。すなわち、前記マイク17からの入力信号に対して、ディレイされた音に50%の深さの変調を付与してエコー処理を行い、エフェクト加工された音(ウエット)とエフェクトがかかっていない音(ドライ)とを混合比50%で混合して出力するエフェクトが付与される。
図7は、前記図6に示すコンテンツファイルによる制御を実行するときの前記エフェクタ19の機能構成の一例を示す図である。
この図において、41は前記マイク17から入力され前記ADC18でデジタル信号に変換されたマイク入力信号に対してエコーを付与するエコー処理部、42は該エコー処理部41の出力信号に対して周波数帯域ごとのレベルを補正するイコライズ処理を行うイコライザである。また、43は前記デコーダ16から出力される曲データに対してボーカルキャンセル処理を行うボーカルキャンセル処理部、44は該ボーカルキャンセル処理部43からの出力信号に対してイコライズ処理を行うイコライザである。
前記イコライザ42及び44から出力される各チャンネルの信号は、Lチャンネル及びRチャンネル用にそれぞれ設けられた加算器45及び46に入力され、加算器45及び46において、前記エコー処理部41でエコーが付与されたマイク入力信号と前記ボーカルキャンセル処理部43でボーカルキャンセル処理がなされた楽曲の再生信号とが設定された割合でミキシングされて、それぞれ対応するチャンネルのスピーカ24及び25の出力信号として出力される。
前述のように、エフェクタ19におけるエフェクト処理の内容は、エフェクタ19に供給される制御パラメータにより任意に設定することができ、前記図6に示すコンテンツファイルに基づく制御を行なう場合には、この図に示すように、エフェクタ19でマイク17からの入力に対するエコーの付与と再生される曲データに対するボーカルキャンセル処理を実行させることにより、再生する曲データをカラオケコンテンツとして使用するのに適した処理を行うことができる。
なお、エフェクタ19において実行されるエフェクト処理の内容は、前記制御部11からエフェクタ19に供給される制御情報により設定することができるようになされており、図7に示したエコーやボーカルキャンセル以外にも、エフェクト制御情報に応じて種々のエフェクト処理を実行させることができる。
また、上記においては、コマンド要素におけるコマンドの種類(type)が、ボイスキャンセル(voice cancel)、イコライザ(equalizer)及びエコー(echo)といったエフェクタ19に対する制御がのみであったが、その他の制御要素に対する制御を行うコマンドを使用することができる。
例えば、音楽プレーヤー1が音源部を内蔵している場合には、該音源部を制御する情報を含むコマンド要素を用いることができる。この場合には、音色指定や、ノートオン、ノートオフなどの各種MIDIコマンドをコマンド要素を用いて所望のタイミングで音源部に供給することができる。すなわち、MIDIコマンドででできることはコマンド要素を用いて制御することができる。
図8は、このようなコマンド要素の例を示す図である。
この図に示す場合には、音楽プレーヤー1に音源部(Tone Generator)51が設けられている。そして、該音源部51に対する制御を行うコマンドをコマンド要素に記述することができる。
図8中には、音色(tone)、ノートオン(noteon)、ノートオフ(noteoff)を制御するコマンド要素の例が記載されている。
hで示すコマンド要素は音色を設定するコマンド要素であり、「time」属性で音源部51にMIDIメッセージを送出する時刻(実行時刻)を示し、「tone」属性で設定する音色(この例では、piano)を示している。これにより、再生開始からの経過時間が1分20秒となったときに、前記制御部11により、音色をピアノに設定するプログラムチェンジメッセージが音源部51に送出される。
iは、ノートオンメッセージを出力するコマンド要素であり、「time」属性で音源部51にMIDIメッセージを送出する時刻を示し、「noteon」属性でノートオンのノートナンバ(この例では、60)、「velocity」属性でベロシティの値(この例では、127)を示している。これにより、再生開始からの1分25秒7経過したときに、ノートナンバ60,ベロシティ127のノートオンメッセージが音源部51に送出される。
jは、ノートオフメッセージを出力するコマンド要素であり、「time」属性で音源部51にMIDIメッセージを送出する時刻を示し、「noteoff」属性でノートオフされるノートナンバ(この例では、60)を示している。これにより、再生開始から1分26秒8経過したときに、ノートナンバ60の楽音を消音させるノートオフメッセージが音源部51に送出される。
このように、音楽プレーヤー1に音源部51が設けられているときには、コンテンツファイル中に記述したコマンド要素により、所望のタイミングで該音源部51にMIDIメッセージを供給するように制御することができ、記憶している曲データの再生と同時に、音源部51から楽音を生成出力させることができる。
本発明の音楽プレーヤーの一実施の形態の構成を示すブロック図である。 音楽プレーヤーとサーバー装置における処理の流れを示すフローチャートである。 音楽プレーヤーとサーバー装置における処理の流れを示すフローチャートである。 コンテンツ種別リストの一例を示す図である。 音楽プレーヤーの表示部の外観の一例を示す図である。 コンテンツファイルの一例を示す図である。 エフェクタの機能構成の一例を示す図である。 コマンド要素の他の例を示す図である。
符号の説明
1:音楽プレーヤー、2:サーバー装置、3:コンテンツデータベース、11:制御部、12:操作部、13:表示部、14:曲データ記憶部、15:インターフェース部、16:デコーダ、17:マイク、18:A/D変換器(ADC)、19:エフェクタ、20,21:D/A変換器(DAC)、22,23:アンプ、24,25:スピーカ、31:ウェブブラウザの表示画面、41:エコー処理部、42:イコライザ、43:ボーカルキャンセル処理部、44:イコライザ、45,46:加算器、51:音源部

Claims (5)

  1. オーディオデータを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されているオーディオデータをオーディオ信号に変換し、該オーディオ信号に基づいて再生する再生手段と、
    前記オーディオ信号に効果を付与する効果付与手段と、
    前記オーディオデータの再生の進行に応じて前記効果付与手段に供給すべき制御情報と該制御情報を前記効果付与手段に供給するタイミングを示す情報が記述されているコンテンツファイルを取得する手段と、
    前記制御情報を前記効果付与手段に供給するタイミングとなったときに、前記効果付与手段に当該制御情報を供給する手段と
    を有することを特徴とする音楽プレーヤー。
  2. 前記コンテンツファイルを取得する取得手段は、前記コンテンツファイルをサーバー装置からダウンロードするものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の音楽プレーヤー。
  3. 表示部を有し、
    前記コンテンツファイルには、前記オーディオデータの再生の進行に応じて表示部に表示すべき情報へのリンク情報と該情報を表示部に表示するタイミングを示す情報が記述されており、
    前記情報を表示部に表示するタイミングとなったときに、サーバー装置から前記表示すべき情報をダウンロードして表示部に表示する手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の音楽プレーヤー。
  4. さらに音源部を有し、
    前記コンテンツファイルには、音源部に対する音源制御情報と該音源制御情報を音源部に供給するタイミングを示す情報が記述されており、
    前記音源制御情報を音源部に供給するタイミングとなったときに、前記音源部に当該音源制御情報を供給する手段を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の音楽プレーヤー。
  5. 前記コンテンツファイルはXMLで記述されているファイルであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の音楽プレーヤー。
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