JP2008191476A - マスク検査光源装置及びマスク検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高性能でコンパクトな構成のマスク検査光源装置、及びそれを用いたマスク検査装置を提供することである。
【解決手段】本発明の一態様に係るマスク検査装置1は、レーザ光源を備え、レーザ光源を用いて、和周波発生により波長200nm以下の第1のレーザ光を出力し、かつ、波長200nm以下の第1のレーザ光の波長から40nm以上離れた波長の第2のレーザ光を出力する。また、第1のレーザ光は、チタンサファイアレーザからの出射光と第2のレーザ光との和周波である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体製造工程で利用されるフォトマスク(以下、単にマスクと呼ぶ。)の欠陥を検出する際に利用されるマスク検査光源装置及びマスク検査装置に関する。
一般にマスクの欠陥検査法には、マスクパターンと設計データとの比較検査法(一般にDie−to−database比較法と呼ばれる。)と、2つのマスクにおけるパターン比較検査法(一般にDie−to−die比較法と呼ばれる。)との2通りの方法が広く知られている。これらの検査方法では、いずれもマスクのパターン像を顕微鏡で検出している。その際に光学的顕微鏡を用いる場合は、マスクパターンを光で照明する必要がある。その光源(すなわちマスク検査光源)には、ランプを用いる場合とレーザを用いる場合とに大別される。レーザを用いるマスク検査装置では、連続のレーザ光が発生する連続レーザが一般に用いられている。
近年、半導体の進歩すなわち微細化と共に、検出が要求される欠陥サイズは年々小さくなっている。従って、欠陥検出感度を高めるために、検査光源の短波長化が必要となっている。そこで、従来製品化されたマスク検査装置では、波長364nmのアルゴンレーザが光源として用いられていた。また、最近では、波長257nmの連続レーザ光(これはアルゴンレーザにおける最大出力ラインである波長514nmの第二高調波である)を用いたマスク検査装置が市販されている。しかし、検出感度の点から、検査光源のさらなる短波長化が望まれている。このような波長257nmの連続レーザ光を用いた従来のマスク検査装置は、例えば、非特許文献1あるいは非特許文献2に示されている。
半導体の微細化が進むに連れてマスク上のパターンは微細化することから、欠陥検出感度向上のために、マスク検査装置の光源にも短波長化が求められている。次世代のマスク検査光源としては、波長200nm以下の光源が必要とされている。そこで、例えば、波長488nmのアルゴンレーザの第二高調波と波長1064nmのファイバレーザとの和周波数である198.5nmの紫外レーザ光を発生させて、これをマスク検査光源として用いたマスク検査装置が開発されている。このようなマスク検査装置は、例えば、特許文献1あるいは非特許文献3に示されている。
一方、マスク検査装置においては、前述したようなマスク検査光源だけでなく、マスクの観察部に対物レンズの焦点を合わせるためのオートフォーカス機構にもレーザ装置が用いられている。オートフォーカス用レーザには、フォーカス位置を高速に追従させる必要があることから、連続発振型が好ましく、あるいは数十kHz以上の高繰り返し型のレーザが必要である。そこで、波長405〜408nmのブルーの半導体レーザや、波長473nmの波長変換型固体レーザが用いられることが多かった。
ここで、マスク検査装置のオートフォーカス用レーザの波長に関して説明する。一般に、フォトマスクのパターン形成面上に形成されるパターン状の膜は、厚み約100〜300nm程度である。このため、マスクの欠陥検査時には、そのパターン面に100nm程度以下の精度で焦点を合わせる必要がある。従って、オートフォーカス用レーザの波長は短い程良い。ところが、オートフォーカス用レーザは、マスク検査光源の照明光と一緒にマスク上に照射させる必要がある。このため、ダイクロイックミラーを用いて、それぞれの光を同軸上に合わせて、マスク上に照射させている。
ダイクロイックミラーは、反射率・透過率に波長依存性を有する。このダイクロイックミラーの特性から、オートフォーカス用レーザの波長は、マスク検査光源の波長から離れている必要がある。そこで、従来、例えば検査光源の波長が257nmである場合、装置のコンパクト性を考慮すると、オートフォーカス用レーザとして前述した波長405nmの半導体レーザが最適であった。なお、波長405nmの光源をオートフォーカスに用いることに関しては、例えば、特許文献2に示されている。
また、波長405nm以下の連続レーザとしては、波長370nm程度まではコンパクトな市販品の半導体レーザ(例えば、日亜化学製)が入手できる。しかしながら、半導体レーザでは、波長が0.4μmを切ると、レーザ出力が大幅に低下してしまう。例えば、波長385nmの半導体レーザでは、最大出力は10mW程度までのものしか市販されていない。
一方、波長0.4μm以下で連続発振する波長変換型固体レーザとしては、波長266nmのYAGレーザの第四高調波が代表的である。このYAGレーザは、出力が数百mWのものまで市販されている。しかしながら、YAGレーザは装置が大きく、またコスト的にも2000万円前後もすることから、オートフォーカス用レーザとして利用することには問題が多かった。
また、マスク検査装置では、微小な観察部だけでなく、多少広い部分を観察するために低倍率の観察光学系を設ける場合がある。これは低倍レビューと呼ばれることもある。この場合の照明光として、レーザかランプが必要であった。従来の一般的なマスク検査装置には、オートフォーカス用や低倍レビュー用にもレーザ装置が必要であり、検査光源を含めると、レーザ装置が最低2台必要になっていた。
さらに、従来、波長約1547nmのレーザを用いた波長変換型波長193nmの固体レーザが開発され、それをマスク検査装置用光源に用いる提案がある。図8に従来の波長変換型波長193nm固体レーザの構成を示す。この従来型の波長変換型波長193nm固体レーザでは、図8に示したような波長変換の手法を用いることから、波長193nmのレーザ光の発生には、基本波の第七高調波である波長221nmと基本波との和周波数を利用していた。なお、このような従来の波長変換型波長193nmの固体レーザを用いたマスク検査装置に関しては、例えば、特許文献3、4において示されている。
特開2006−73970号公報 米国特許出願公開6661580号明細書 特開2005−010402号公報 特開2005−351919号公報 Proceedings of SPIE Vol. 446, pp.265−278,2004. 東芝レビュー、第58巻、第7号、第58〜61頁、2003年 Proceedings of SPIE Vol. 5592, pp.43,2005.
次世代マスク検査光源である波長198.5nmの紫外光を発生させる検査光源では、以下に示す問題点があった。特許文献1あるいは非特許文献3に記載されている検査光源では、大型の水冷アルゴンレーザを利用している。従って、装置が巨大になるだけでなく、消費電力も数十kWも必要になってしまい、さらにアルゴンレーザのレーザ管の交換によりランニングコストが高いなどの問題があった。さらに、オートフォーカス用や低倍レビュー用にもレーザ装置が必要であるため、装置構成をコンパクトにすることが困難であった。
また、図8に示されている特許文献3、4に記載の固体レーザでは、途中の段階では波長387nmのレーザ光を発生させてはいるが、これは波長221nmを発生させるために用いている。つまり、もしこの波長387nmのレーザ光の一部を分離して、オートフォーカス用光源等の別用途に用いようとするならば、波長221nmのレーザ光のパワーが低下することから、波長193nmのレーザ光のパワーも低下してしまうことになる。
通常、検査装置に用いられている対物レンズは、反射防止膜がコーティングされた複数枚のレンズが積層されて構成されている。反射防止膜がコーティングされたレンズの残留反射率は、反射防止膜の膜厚に依存して周期的に変化することが知られている。また、反射防止膜がコーティングされたレンズの残留反射率は、入射する光の波長に依存する。このため、入射する光の波長に対する残留反射率が極小となるように、反射防止膜の膜厚は決定される。しかしながら、特許文献2に記載されているように、波長405nmの光源をオートフォーカスに用いた場合、波長198.5nmの検査光源に対する残留反射率と波長405nmの光源の残留反射率の周期がほぼ等しく位相がすれているため、両者が等しく極小とならない。従って、波長198.5nmの検査光源に対する残留反射率が極小となるように、反射防止膜の膜厚を決定すると、オートフォーカス用の光源から出射される波長405nmの光がレンズ面で反射してしまい、光の有効利用ができないという問題があった。
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、高性能でコンパクトな構成のマスク検査光源装置、及びそれを用いたマスク検査装置を提供することである。
本発明の第1の態様に係るマスク検査光源装置は、レーザ光源を備え、前記レーザ光源を用いて、和周波発生により波長200nm以下の第1のレーザ光を出力し、かつ、前記波長200nm以下の第1のレーザ光の波長から40nm以上離れた波長の第2のレーザ光を出力するものである。これにより、高性能でコンパクトな構成のマスク検査光源装置を提供することができる。また、波長200nm以下の第1のレーザ光は、マスク検査光源として感度的に優れている。さらに、第1のレーザ光と第2のレーザ光とは、波長が50nm以上離れているため、ダイクロイックミラーで効率よく分離することができる。
本発明の第2の態様に係るマスク検査光源装置は、上記のマスク検査光源装置において、前記第1のレーザ光は、チタンサファイアレーザからの出射光と前記第2のレーザ光との和周波であるものである。
本発明の第3の態様に係るマスク検査光源装置は、上記のマスク検査光源装置において、前記第2のレーザ光は、エルビウムドープ型ファイバレーザからの出射光の第二高調波と前記第2のレーザ光との和周波であるものである。
本発明の第4の態様に係るマスク検査装置は、上記のいずれかに記載のマスク検査光源装置を備え、前記第1のレーザ光を、マスクを検査する検査用照明光として用いるものである。これにより、高性能でコンパクトな構成のマスク検査光源装置を提供することができる。また、波長200nm以下の第1のレーザ光をマスク検査用の光源として用いることにより、検出感度を向上させることができる。
本発明の第5の態様に係るマスク検査装置は、上記のマスク検査装置において、前記第2のレーザ光を、オートフォーカス用レーザ光として用いるものである。マスク検査光源である波長200nm以下の第1のレーザ光を発生させる際に、波長200nm以下の第1のレーザ光の波長から40nm以上離れた第2のレーザ光をオートフォーカス用の光源として利用することができる。よって、新たなレーザ光源装置が不要となり、しかも、検査用の波長200nm以下のレーザ光のパワーを損失することもなく、装置構成をコンパクトにできる。
本発明の第6の態様に係るマスク検査装置は、上記のマスク検査装置において、前記第2のレーザ光を、マスクを観察する観察用レーザ光として用いるものである。マスク検査光源である波長200nm以下の第1のーザ光を発生させる際に、波長200nm以下の第1のレーザ光の波長から40nm以上離れた第2のレーザ光を、観察用レーザ光として利用することができる。よって、新たなレーザ光源装置が不要となり、しかも、検査用の波長200nm以下のレーザ光のパワーを損失することもなく、装置構成をコンパクトにできる。
本発明の第7の態様に係るマスク検査装置は、上記のマスク検査装置において、前記第1のレーザ光及び前記第2のレーザ光を試料に集光するレンズを備え、前記レンズの表面には、反射防止膜がコーティングされているものである。
本発明によれば、高性能でコンパクトな構成のマスク検査光源装置、及びそれを用いたマスク検査装置を提供することができる。
本発明の実施の形態について以下に図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものを実質的に同様の内容を示している。
本発明の実施の形態に係るマスク検査装置について、図1〜図5を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係るマスク検査装置1の構成を示す図である。図1に示すように、本実施の形態に係るマスク検査装置1は、大別して、マスク検査光源100とマスク検査装置本体200とで構成されている。マスク検査光源100は、紫外線を出射する紫外線光源である。マスク検査光源100からは、例えば、波長193.4nmのレーザ光L04と、波長257.9nmのレーザ光L03cとが取り出され、マスク検査装置200内に供給される。
図2に、マスク検査光源100の構成を示す。図2に示すように、マスク検査光源100では、基本となるレーザ装置にチタンサファイアレーザ101が用いられ、波長773.6nmのレーザ光L01aが発生する。チタンサファイアレーザ101ではモードロックにより、パルス幅約1psの高速繰返しパルス動作を行っている。
レーザ光L01aは波長変換結晶(あるいは非線形光学結晶と呼ばれる。)102aに入射して、第二高調波である波長386.8nmのレーザ光L02が発生する。これはパワー的にはレーザ光L01aの約50%である。ただし、波長変換結晶102aによって変換しなかった基本波であるレーザ光L01bも約50%含まれる。波長変換結晶102aには、例えば、BBO結晶などを用いるのが好ましい。
そして、波長386.8nmのレーザ光L02とレーザ光L01bとが波長変換結晶002bに入射することで、これらの和周波数である波長257.9nmのレーザ光L03aが発生する。ただし、この波長変換結晶102bでも変換しなかった基本波のレーザ光L01cが約20%存在する。なお、波長変換結晶102bにも、例えば、BBO結晶などが好ましい。
波長257.9nmのレーザ光L03aと基本波のレーザ光L01cとが波長変換結晶102cに入射することで、波長193.4nmを含むレーザ光L03bが発生する。これはダイクロイックミラー103に入射し、波長193.4nmのレーザ光L04のみが反射し、ミラー104で折り返されて、検査装置本体200へ進む。なお、波長変換結晶102cには、波長257.9nmのレーザ光L03aと波長773.6nmのレーザ光L01cの和周波発生により、波長193.4nmが発生できるものであれば何でもよい。例えば、波長変換素子102cとしてDEEP PHOTONICS社製IP04を用いることができる。これにより、効率よく波長変換することができる。
本実施の形態に係るマスク検査装置1で用いられるマスク検査光源100は、基本波が波長約774nmの赤外レーザを用いて、それを僅か3回波長変換するだけで、検査光源である波長193.4nmの紫外レーザ光を発生させることができる。このため、図8に示した従来の波長変換型193nm固体レーザに比べて、装置が簡素化され、コンパクト化されている。
次に、本発明のマスク検査装置本体200を図3を用いて説明する。マスク検査装置200では、マスク検査光源100から取り出される波長193.4nmのレーザ光L04と、波長257.9nmのレーザ光L03cとが供給される。レーザ光L04はハーフミラー201に入射して2方向に分岐する。ここで、2方向に分岐したレーザ光L04の一方により、反射照明を行い、他方により透過照明を行っている。まず。透過照明について説明する。ハーフミラー201を出射したレーザ光L11は、レンズ202aで集光され、均一化光学系203aに入射する。均一化光学系203aには、例えば、ロッド型インテグレータと呼ばれるものなどが適する。あるいは、均一化光学系203aとしてバンドルファイバを用いることもできる。レーザ光L11は均一化光学系203a内で全反射を繰り返しながら伝播していく。
均一化光学系203aから、空間的に強度分布が均一化されたレーザ光L12が出射する。これはレンズ202bを通り、偏光ビームスプリッタ204aに入射し、レーザ光L13のように下方に反射する。レーザ光L13は、ダイクロイックミラー205を通過してから、λ/4波長板206aを通って円偏光になる。円偏光となったレーザ光L13は、対物レンズ207aを通ってマスク208上の観察領域210aを照明する。なお、以上は反射照明と呼ばれる照明系である。
マスク208を反射して上方に進むレーザ光L14は、対物レンズ207aを通過後、再びλ/4波長板206aを通過して直線偏光に戻る。ここで、上方に進むレーザ光L14と下方に進むレーザ光L13とは偏光方向が直交する。このことから、上方に進むレーザ光L14は偏光ビームスプリッタ204aを透過する。その結果、レーザ光L15のように進んで結像レンズ211aを透過して二次元光検出器212aに当たる。これによって観察領域210aを二次元光検出器212a上に拡大投影させて、パターン検査する。このように、λ/4波長板206を用いて、マスクに入射するレーザ光L13とマスクで反射したレーザ光L14との偏光方向を直交させる。これにより、光の利用効率を向上することができる。
一方、ハーフミラー201を下方に進むレーザ光L21は、ミラー203aで反射してレンズ202cを通過して均一化光学系203bに入射する。レーザ光L21は、均一化光学系203b内を進むことで、空間的に強度分布が均一化されたレーザ光L23が出射される。均一化光学系203bは均一化光学系203aと同様の構成を有している。均一化光学系203bを出射したレーザ光L23はミラー213bで反射してコンデンサレンズ214を通り、マスク208上の観察領域210aを照射する。なお、以上は透過照明と呼ばれる照明系である。そして、このマスク208上の観察領域210aを通過した透過光は、透過照明と同様に、二次元光検出器212aで検出される。すなわち、対物レンズ207a、λ/4波長板206a、ダイクロイックミラー205、偏光ビームスプリッタ204a、結像レンズ211aを透過して、二次元光検出器212aに入射する。なお、反射照明による観察領域210aと透過照明による観察領域210aは、同じ位置としている。すなわち、透過照明におけるコンデンサレンズ214での照明位置と、反射照明における対物レンズ207aでの照明位置とは一致している。
ところで、マスク検査装置1には、マスク208の観察領域210aと対物レンズ207aとの間隔を微調整することで、観察領域210aの像が、二次元光検出器212aでシャープに投影されるように調整する必要である。そのため、マスク検査装置200には、以下に説明するようなオートフォーカス機構が備わっている。
本発明のマスク検査装置1のオートフォーカス機構では、マスク検査光源100から取り出された波長257.9nmのレーザ光L03cを利用している。つまり、図3に点線で示したように、レーザ光L03cは、細いままで利用され、ダイクロイックミラー205に当たって、レーザ光L31のように下方に反射し、対物レンズ207aを通過して、マスク208の観察領域210aに当たる。ここで反射するレーザ光L32は、再びダイクロイックミラー205で反射すると、三角ミラー215で反射するため、位置センサー216に当たる。この位置センサー216は、日の字センサーとも呼ばれ、光量センサーが2個つながったものであり、ここに当たるレーザ光の中心位置が検出できるようになっている。なお、これに関しては、図4を用いて以下に説明する。
図4は本発明のマスク検査装置1におけるオートフォーカス機構の部分のみを示した図である。オートフォーカス用のレーザ光L03cは、初め、図3と同様に点線で示されている。すなわち、レーザ光L31のようにマスク208に入射する。そして、マスク208のパターン面が対物レンズ207aの合焦点位置となっていると、レーザ光L32のように進む。すなわち、マスク208で反射したレーザ光L32は、位置センサー216の中央に入射する。ここで、マスク208が矢印のように下方に移動した場合(つまり、マスク208と対物レンズ207aとの間隔が拡大した場合)、マスク208のパターン面からのレーザ光L31の反射光は、図4中一点鎖線で示すレーザ光L32'のように、レーザ光L32とは異なる経路を進むことになる。その結果、レーザ光L32'が三角ミラー215で反射すると、位置センサー216では、レーザ光L33'のように図4中で右側にシフトする。位置センサー216は例えば、2分割フォトダイオードであり、2分割された領域の差分を出力する。よって、このシフト量が位置センサー216によって検出され、マスク208の焦点位置がずれたことが判別される。そして、マスク208と対物レンズ207aとの間隔を補正するようにオートフォーカス機構が働く。
以上のように、本実施形態のマスク検査装置1において用いられるオートフォーカス機構では、細いレーザビームを用いる必要があり、細くても広がりにくいビームの特性が要求される。なお、レーザ光の広がり角は、その波長に比例することから、細いビームを広がりにくくするためにも、出来るだけ短波長であることが好ましい。そこで、本実施形態では、オートフォーカス用レーザに波長257.9nmの紫外レーザ光を用いており、その結果、従来、一般に用いられてきた波長405nmの半導体レーザの場合や、波長473nmの固体レーザを用いた場合に比べて短波長化されたことから、オートフォーカスの精度が高まる。
ここで、ダイクロイックミラー103の特性を図5に示す。図5に示すように、ダイクロイックミラー103は、波長193.4nmに対して90%以上の高い反射を有するのと同時に、波長257.9nmに対しては、90%以上の高い透過率を有する。その結果、波長変換結晶102cにおいて変換しなかった波長257.9nmのレーザ光L03cはダイクロイックミラー103を透過して、検査装置本体200に向かい、オートフォーカス用として用いられる。
本実施の形態のように、マスク検査光源100では、検査波長である193.4nmのレーザ光を発生させるために、最終段の波長変換結晶102cにおいて和周波発生を行っているが、そこで用いられる2本のレーザ光の波長差が64.5nmと比較的大きいことが特徴である。その結果、光学特性の優れたダイクロイックミラーを用いることで、これら2本のレーザ光を効率良く分離できる。これにより、従来よりもオートフォーカスの精度が高く、かつ、ダイクロイックミラーでの分離効率も良いという二つの特性を両立することができる。ただし、実際には2本のレーザ光の波長が最低40nm離れていれば利用できる。
なお、これに対して、従来の波長変換型193nm固体レーザでは、例えば、基本波が1547nmのレーザ光を用いて、最終段の波長変換結晶において、第七高調波と残留基本波との和周波発生で193nmを発生させる装置が用いられることもあった。しかしながら、その方式では、第七高調波の波長は約221nmとなるため、193nmとの差は約28nmしかなく、これらを効率良く分離するダイクロイックミラーを実現することが極めて困難であった。そのため、従来は193nmのレーザ光を効率良く分離するようなダイクロイックミラーを用いると、検査波長でない221nmのレーザ光が大きく損失してしまい、本発明のようにオートフォーカス用として利用することが難しかった。
ところで、本実施例のマスク検査光源100のように、特に最終段の波長変換結晶102cにおいて、波長257.9nmのレーザ光L03aを用いた和周波発生によって、波長193.4nmのレーザ光L04を発生させることの新たな効果を、図6を用いて以下に説明する。図6は、石英レンズ上にフッ化マグネシウムの単層コーティングを施した場合の残留的な反射率を示したグラフである。図6(a)〜(e)はそれぞれ、コーティング層の厚みに対して、波長193.4nmのレーザ光と、それより長い種々の波長のレーザ光の残留反射率を示している。(a)は、波長473nmのレーザ光の場合であり、(b)は波長405nmのレーザ光の場合であり、(c)は波長386.8nmのレーザ光の場合であり、(d)は波長257.9nmのレーザ光の場合であり、(e)は波長221nmのレーザ光の場合である。すなわち、これら5種類の波長のレーザ光を、オートフォーカス用レーザ光と仮定した場合に、対物レンズ等の表面にAR(Antireflection:反射防止)コーティングを施すためのコーティングの設計指針を与えるものである。
すなわち、対物レンズには、検査波長である波長193.4nmのレーザ光だけでなく、オートフォーカス用のレーザ光も通過するため、各レンズの表面に施すARコーティングには、検査波長である波長193.4nmと、オートフォーカス用レーザの波長の両方に対して、残留反射率が低くなるようなコーティングが望ましい。なお、図6では単層コーティングの場合であるが、多層コーティングの場合でも、残留反射率の波長特性の傾向は同等と考えられる。また、どちらの波長でも極小値が2%程度になるのは単層コーティングだからであり、多層にすることでこの極小値を下げられる。
図6における各グラフ中には、波長193.4nmにおける残留反射率の極小値をとり、しかもオートフォーカス波長でも、できるだけ残留反射率の小さくなる場合の膜厚を矢印で示してある。図から判るように、(a)に示す波長473nmの場合のオートフォーカス波長における残留反射率は2%程度と、波長193.4nmの場合の極小値に近いが、(b)に示す波長405nmの場合や、(c)に示す波長386nmの場合のオートフォーカス波長における残留反射率は3%前後と、193.4nmの極小値より約1%大きくなる。
これに対して、本実施例のように(d)に示す波長257.9nmの場合は、波長257.9nmのオートフォーカス用のレーザ光に対する残留反射率は約2.2%程度であり、波長193.4nmの場合の極小値に近い。従って、本実施例では、対物レンズでの波長193.4nmの検査用レーザ光の損失を抑えることができるのみならず、波長257.9nmのオートフォーカス用レーザ光の損失も小さくできる。
なお、(e)に示すように、波長221nmの場合は、さらに僅かに残留反射率は低下するが、前述したように、この波長は193.nmに近いため、効率良く分離できるダイクロイックミラーが実現できない問題がある。
また、オートフォーカス波長は短い方が、オートフォーカスの精度が高まることを考慮すると、残留反射率が比較的小さい波長473nmのレーザを用いるより、本実施例のように波長257.9nmのレーザ光をオートフォーカスに用いるのが総合的に優れている。
ところで、本発明のマスク検査装置1では、図3に示したように、波長257.9nmのレーザ光L03cをオートフォーカス以外にも、低倍率レビュー用照明光としても利用する場合がある。この低倍率レビュー用照明光に関して下記に説明する。本実施の形態では、レーザ光L03cの一部を低倍率レビュー用照明光として用いている。
低倍率レビュー機能を設ける場合は、マスク検査装置200におけるダイクロイックミラー205において、レーザ光L03cのP波が30〜50%透過する特性のものに交換する。ただし、S波に関しては、ほぼ100%反射する特性が好ましい。その結果、P波として供給されたレーザ光L03cの一部がダイクロイックミラー205を透過して、ビームエキスパンダー217で拡大され、λ/2波長板218を通過してS波になる。S波となったレーザ光L03cは、偏光ビームスプリッタ204bに当って下方に反射し、λ/4波長板206bを通過する。λ/4波長板206bはS波を円偏光にする。
λ/4波長板206bを通過したレーザ光L03cは、対物レンズ207bを通過してマスク208b上の観察領域210bに照射される。そこからの反射光は再び対物レンズ207bを通り、λ/4波長板206bを通過してから偏光ビームスプリッタ204bに入射する。ここで、P波であったレーザ光L04は往復でλ/4波長板206bを2回通過しているので、S波となる。よって、マスク208からの反射光は、偏光ビームスプリッタ204bを透過する。偏光ビームスプリッタ204bを透過した反射光は、結像レンズ211bを通って二次元光検出器212bに当たる。なお、対物レンズ207bと結像レンズ211bとの焦点距離の比から定まる拡大率は、対物レンズ207aと結像レンズ211aとの焦点距離の比から定まる検査用の光学系の拡大率よりも低くなっており、低倍レビューとして用いられる。すなわち、観察領域210bを低倍で観察する機能が備わっている。
以上のように、本発明のマスク検査装置1では、低倍レビューの機能も有している。上記のように、新たな光源やレーザ装置を備える必要もなく、低倍レビュー機能を実現できる。さらに、不必要となる257.9nmの光を用いて低倍レビューを観察している。このため、低倍レビュー用光源として、検査用のレーザ光を分岐して用いる必要がないことから、検査用のレーザ光L14のパワーを損なうことない。
また、以上のように、低倍レビュー用には波長257.9nmのレーザ光を用いていることから、対物レンズ207bや結像レンズ211bには、高価なDUV用石英やフッ化カルシウムを硝材に用いる必要がなく、通常の石英を用いることができる。
次に、本発明のマスク検査装置に適したマスク検査光源の他の構成例を図7を参照して説明する。図7は、マスク検査装置300の構成図である。本実施例では、エルビウムドープ型ファイバレーザ301が用いられている。エルビウムドープ型ファイバレーザ301は、広く知られているように、波長1.55ミクロン帯のレーザ光を平均出力1W以上で発生できる。なお、エルビウムドープ型ファイバレーザ301の使い方としては、発振器に波長1.55ミクロン帯の半導体レーザを用いて、そこからのレーザ光を増幅するために使うのが好ましい。特に半導体レーザとしては、波長幅の狭いDFB型が好ましい。
本実施の形態においては、エルビウムドープ型ファイバレーザ301から波長1547.2nmのレーザ光L41が取り出される。レーザ光L41は波長変換結晶302aに入射して、第二高調波である波長773.6nmのレーザ光L42、及び、第三高調波である波長515.7nmのレーザ光L43が発生する。波長変換結晶302aには、例えば、LBO結晶などを用いるのが好ましい。そして、第三高調波である波長515.7nmのレーザ光L43は波長変換結晶302bに入射して、第二高調波である257.9nmのレーザ光L44aが発生する。波長変換結晶302bには、例えば、BBO結晶などを用いるのが好ましい。
そして、波長257.9nmのレーザ光L44aと波長773.6nmのレーザ光L42とが波長変換結晶302cに入射することで、これらの和周波数である波長193.4nmのレーザ光と未変換部を含むレーザ光L44bが発生する。これはダイクロイックミラー303に入射し、波長193.4nmのレーザ光L45のみが反射し、ミラー304で折り返されて、検査装置本体200へ進む。なお、波長変換結晶302cには、例えば、DEEP PHOTONICS社製IP04を用いることができる。また、本発明のマスク検査装置1のオートフォーカス機構では、マスク検査光源100から取り出された波長257.9nmのレーザ光L44cが利用される。
以上に説明したように、本発明に係るマスク検査装置は、次世代の波長200nm以下の短波長光源を搭載したマスク検査装置を対象としたものであり、マスク製造メーカにおける次世代マスクの製造時の欠陥検査に利用できるだけでなく、半導体製造工場におけるマスクの品質管理にも利用できる。さらに、上記のマスク検査光源は、数MHz以上の繰り返し周波数で利用することができるため、擬似CWのレーザ光となり、マスク検査に好適である。このように、本実施の形態によれば、和周波発生により波長193.4nmの紫外線を発生することができる。さらに、193.4nmのレーザ光を検査用照明光として用いることにより、感度を向上することができる。よって、正確に検査を行うことができる。
また、アルゴンレーザが不要であり、かつ第二高調波を発生させる波長変換結晶の数を3以下にすることができるため、装置構成をコンパクトにすることができる。さらに、波長変換結晶の数の低下に伴い、レーザパワーのロスを低減することができる。このため出力パワーを高くすることができ、性能を向上することができる。
また、本発明によると、波長200nm以下のマスク検査光源用レーザ光のパワーを全く低下させることなく、オートフォーカス用レーザ光として、波長200nmから50n以上離れたレーザ光を供給でき、オートフォーカス専用のレーザ装置を備える必要がない。さらに、従来のオートフォーカス用光源の波長405〜473nmよりも短波長のレーザ光でオートフォーカスを行えることから、解像度が高まり、マスク上でのオートフォーカス光のスポットを小さくできる。その結果、高精度でオートフォーカスができるようになるとともに、光学特性の優れたダイクロイックミラーを用いることで、これら2本のレーザ光を効率良く分離できる。
実施の形態に係るマスク検査装置の構成を示す図である。 実施の形態に係るマスク検査光源の構成を示す図である。 実施の形態に係るマスク検査装置本体の構成を示す図である。 実施の形態に係るオートフォーカス機構を説明するための図である。 実施の形態に係るマスク検査装置に用いられるダイクロイックミラーの特性を示す図である。 石英レンズのコーティング層の厚みに対する、波長193.4nmのレーザ光及びそれより長い種々の波長のレーザ光の残留反射率を示すグラフである。 実施の形態に係るマスク検査光源の他の構成例を示す図である。 従来の波長変換型193nm固体レーザ装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 マスク検査装置
100 マスク検査光源
101 チタンサファイアレーザ
102a〜c 波長変換結晶
103 ダイクロイックミラー
104 ミラー
200 マスク検査装置
201 ハーフミラー
202a〜d レンズ
203a、b 均一化光学系
204a、b 偏光ビームスプリッタ
205 ダイクロイックミラー
206a、b λ/4波長板
207a、b 対物レンズ
208 マスク
210a、b 観察領域
212a、b 二次元光検出器
213a、b ミラー
214 コンデンサレンズ
215 三角ミラー
216 位置センサー
217 ビームエキスパンダー
218 λ/2波長板
300 マスク検査光源
301 エルビウムドープ型ファイバレーザ
302a、b 波長変換結晶
303a、b ダイクロイックミラー
304a、b ミラー
L01a、b、c、L42 波長773.6nmのレーザ光
L02 波長386.8nmのレーザ光
L03a、c、L31〜33、L32'、L33'、L44a、L44c 波長257.9nmのレーザ光
L03b、L44b 波長257.9nm及び波長193.4nmを含むレーザ光
L04、L11〜14、L21〜24、L45 波長193.4nmのレーザ光
L41 波長1547.2nmのレーザ光
L43 波長515.7nmのレーザ光

Claims (7)

  1. レーザ光源を備え、
    前記レーザ光源を用いて、和周波発生により波長200nm以下の第1のレーザ光を出力し、かつ、前記波長200nm以下の第1のレーザ光の波長から40nm以上離れた波長の第2のレーザ光を出力するマスク検査光源装置。
  2. 前記第1のレーザ光は、チタンサファイアレーザからの出射光と前記第2のレーザ光との和周波である請求項1に記載のマスク検査光源装置。
  3. 前記第2のレーザ光は、エルビウムドープ型ファイバレーザからの出射光の第二高調波と前記第2のレーザ光との和周波である請求項1に記載のマスク検査光源装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のマスク検査光源装置を備え、
    前記第1のレーザ光を、マスクを検査する検査用照明光として用いるマスク検査装置。
  5. 前記第2のレーザ光を、オートフォーカス用レーザ光として用いる請求項4に記載のマスク検査装置。
  6. 前記第2のレーザ光を、マスクを観察する観察用レーザ光として用いる請求項4又は5に記載のマスク検査装置。
  7. 前記第1のレーザ光及び前記第2のレーザ光を試料に集光するレンズを備え、
    前記レンズの表面には、反射防止膜がコーティングされている請求項4〜6のいずれか1項に記載のマスク検査装置。
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