JP2008190935A - 車速パルス信号発生装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

車速パルス信号発生装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008190935A
JP2008190935A JP2007024055A JP2007024055A JP2008190935A JP 2008190935 A JP2008190935 A JP 2008190935A JP 2007024055 A JP2007024055 A JP 2007024055A JP 2007024055 A JP2007024055 A JP 2007024055A JP 2008190935 A JP2008190935 A JP 2008190935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle speed
speed pulse
vehicle
speed information
cycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007024055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4908249B2 (ja
Inventor
Masashi Otsuka
将史 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP2007024055A priority Critical patent/JP4908249B2/ja
Publication of JP2008190935A publication Critical patent/JP2008190935A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4908249B2 publication Critical patent/JP4908249B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

【課題】車両のCANバスなどから得る速度情報を、すべての速度域で高精度な車速パルスに変換する。
【解決手段】車両から受信した前記速度情報(列イ)とその受信間隔から、受信ごとの累積移動距離(列ロ、変数A)を計算して記憶する。速度情報の受信間隔より小さな処理周期で(列ニ、間隔T)、処理周期ごとの移動差分(列ホ、変数D)を計算し、この移動差分又はその時点における前記累積移動距離の残りのうち小さな方を、累積移動距離から減算して所定の出力カウンタ(列ヘ、変数E)に加算し、出力カウンタの積算値が所定値に達すると、車速パルスの出力信号状態(列ト)を変化させるとともに、前記積算値から前記所定値を減算する、という処理を繰り返す。出力カウンタの積算値が前記所定値の半分に達するたびに、車速パルスの信号が採る二値の電位状態をトグル切替制御する(列ト)。
【選択図】図2

Description

本発明は、ナビゲーション技術に関する技術を改良したものである。
自動車では旧来、スピードメーターやカーナビゲーションシステムなどの車載機器に車速を伝えるため、駆動軸などの回転に応じ、1回転あたり2パルスや4パルスの車速パルス(スピードパルス信号とも呼ぶ)を発生する機能を備えていた。その後、電子制御系の実装が進んだ近年の自動車では、ECUなど車両のコンピュータからCANバスなどのシリアル通信を経由して、端的に時速などを表すデジタル情報の形で、車両の速度情報を得る仕組みとなってきている。
一方、車両に取り付けるスピードメーターやカーナビゲーションシステムなどの機器では、汎用性や互換性なども考慮し、以前に準じ、車速の情報として車速パルスを必要とするものも多い(例えば、特許文献1参照)。そこで、速度情報を車速パルスに変換する装置が使用されることがあり、そのような装置は車速パルス信号発生装置などと呼ばれる。
その一例は、速度情報の速度に応じた周波数や周期のタイミングに、車速パルス信号の生成タイミングを合わせるもので、このような変換で重要な課題は、車速パルスからもとの速度情報を忠実に再現できるような、速度に正確に見合った高精度な車速パルスを、いかにして発生させるかである。
但し、パルスの出力は、頻度が車速に比例するという特性上、変動の幅が広いため、速度によってはパルスが欠落したり、速度変化に追従できなかったりする場合があり、このような問題を避けるには、出力するパルスの周期が例えば高々10msec程度であるのに対して、1msec以下のサンプリングなど、非常に高速な処理を行える能力を持ったマイコンなどの演算能力が必要であった。
すなわち、例えば、従来は動力軸などの回転数から、一定の車速パルス波形を生成し、このパルス信号を元に車両の速度や移動距離を得ていたが、このときのパルスの仕様についてはJIS D5601などで定義され、例えば、4パルス系と呼ばれる周期でパルスを発生させる場合、0km/h〜180km/hを目標とすると、0Hz〜127Hzまでの周期のパルスを全域にわたり安定して出力する必要がある。
特開平7−260502
しかし、これを上記の従来技術に従い、時速と単純に対応する周期のパルスを生成するような仕組みにすると、例えば低速時に1km/hではパルスを1つ出力するのに1.4secかかるため、1.4sec以内に発生した速度変化には追従できないことになる。
一方、高速の時速179km/hと180km/hでは、周期がおのおの、7.8931msec、7.8493msecとなり、この周期の差を正確に出力するには1/100msec単位の制御が必要となる。また、1kmと180km/hの双方の速度域を正確に処理するには、1.4sec(1400msec)〜7.84msecと、6桁近い有効桁を扱う必要が生じる点でも、正確な出力が困難となる。
このような問題点に関し、多くの実装例では、低速時か、高速時どちらかの表現精度を落とすことで対応しているが、この場合、速度に対してパルスの周期が一定の比例関係を保っていないこととなり、また、車両の速度によって、表現精度を犠牲にした側の低速側又は高速側であるために、移動距離や速度の測定精度に限界が生じる問題があった。
この点、低速域と高速域で処理を切り替えて精度を保つ提案もあるが、実装が複雑なうえ演算制御部の処理負荷も増大する問題があった。
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するもので、その目的は、車両のCANバスなどから得る速度情報を、すべての速度域で高精度な車速パルスに変換する技術を提供することである。
上記の目的をふまえ、本発明の一態様である車速パルス信号発生装置は、車両から所定周期で入力される速度情報に基いて、前記所定周期より小さな周期で継続的に移動差分を計算して積算し、その積算値が所定値に達するごとに車速パルスを発生させる手段を、コンピュータの演算制御部で実現することを特徴とする。
このように、最新の速度情報をもとに、車両の移動量を差分の積算でシミュレートすることにより、速度域を問わず高精度な車速パルスへの変換が実現可能となる。
本発明の他の態様は、車両から速度情報を受信する速度受信処理手段と、前記速度情報をもとに車速パルスを発生する車速パルス発生手段と、をコンピュータの演算制御部により実現する車速パルス発生装置において、前記速度受信処理手段は、車両から速度情報を受信すると共に、受信間隔を判断し、受信した前記速度情報と前記受信間隔から、受信ごとの累積移動距離を計算して記憶し、前記車速パルス発生手段は、前記受信間隔より小さな処理周期で、前記速度情報と前記処理周期から、処理周期ごとの移動差分を計算し、計算した前記移動差分又はその時点における前記累積移動距離の残りのうちいずれか小さな方を、前記累積移動距離から減算して所定の出力カウンタに加算し、前記出力カウンタの積算値が所定値に達すると、車速パルスの出力信号状態を変化させるとともに、前記積算値から前記所定値を減算する処理を繰り返すことを特徴とする。
このように、速度情報から計算した累積移動距離から周期ごとに移動差分を出力カウンタへ移し、その積算値を所定値ごとに車速パルスに変換するとともに、実際の速度変化と処理周期の間で生じるずれを、累積移動距離や出力カウンタの過不足として次のサイクルに反映し吸収する。これにより、どの速度域についても同様の限られた処理量や演算能力で車速パルスへの高精度な変換が実現可能となる。
本発明の他の態様は、さらに、前記車速パルス発生手段は、前記出力カウンタの積算値が前記所定値の半分に達するたびに、車速パルスの信号が採る二値の電位状態をトグル切替制御することを特徴とする。
このように、所定値の半分ごとに車速パルス信号の電位をhi/low切替することにより、目的とする最大の車速パルス出力周期の2倍程度という限られた最小限の処理周期で正確な処理が実現可能となる。
なお、方法及びプログラムについても上記各態様に準ずる。
以上のように、本発明によれば、最新の速度情報をもとに、車両の移動量を差分の積算でシミュレートすることにより、車両のCANバスなどから得る速度情報を、すべての速度域で高精度な車速パルスに変換することが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の実施形態について、図に沿って説明する。なお、背景技術や課題での説明と共通の前提事項については適宜省略する。
〔1.構成〕
本実施形態における車速パルス信号発生装置(以下「本装置」と呼ぶ)は、ナビゲーション装置などと組み合わせて車両に搭載するもので、図1の構成図に示すように、車両3から速度情報を受信する速度受信処理手段10と、前記速度情報をもとに車速パルスを発生する車速パルス発生手段20と、をコンピュータの演算制御部を所定の制御プログラムで制御することにより実現する。
各手段10,20は、以下のような本発明及び本実施形態の機能作用を実現実行する処理手段である。なお、本装置5以外の、例えば経路探索や誘導案内などのナビゲーション処理等については、本発明の要件ではないため省略する。
〔2.作用の概要〕
以上のように構成した本装置では、概要としては、車両から所定周期で入力される速度情報に基いて、前記所定周期より小さな周期で継続的に移動差分を計算して積算し、その積算値が所定値に達するごとに車速パルスを発生させる。
ここで、図2は、本装置における処理タイミングを示すタイミングチャートである。すなわち、速度受信処理手段10は、車両から速度情報を受信すると共に(図2の列イ、丸数字1)、受信間隔すなわちサンプリング間隔を判断し(図2の列イ、丸数字2)、受信した前記速度情報と前記受信間隔から、受信ごとの累積移動距離(図2の列ロ、変数A)を計算して記憶する。
また、車速パルス発生手段20は、速度情報の受信間隔より小さな処理周期で(図2の列ニ、間隔T)、この処理周期と前記速度情報から、処理周期ごとの移動差分(図2の列ホ、変数D)を計算し、計算した移動差分又はその時点における前記累積移動距離の残りのうちいずれか小さな方を、前記累積移動距離から減算して所定の出力カウンタ(図2の列ヘ、変数E)に加算し、この出力カウンタの積算値が所定値に達すると、車速パルスの出力信号状態(図2の列ト、アウトプットパルス)を変化させるとともに、前記積算値から前記所定値を減算する、という処理を繰り返す。
また、車速パルス発生手段20は、出力カウンタの積算値が前記所定値の半分に達するたびに、車速パルスの信号が採る二値の電位状態をトグル切替制御する(図2の列ト)。
〔3.具体的処理内容〕
以下、より具体的な処理手順について、図2に示したタイミングチャートと、図3に示すフローチャートと、に沿って説明する。なお、これらの図や説明は、次のような仕様例に基づく。
すなわち、本装置から出力する車速パルスすなわちスピードパルスについては、周期60km/hで637×4÷60≒42.467[Hz]の割合で、0[V](low)〜5[V](high)の方形波とする。デューティ比は、およそ50%を維持し、タイマイベントの分解能によって多少ずれる場合はあるが、平均周波数と、パルスの個数は仕様を満たすよう保持される。
一方、CANバス等から本装置へ入力される速度情報としては、車両速度0.01km/h単位、100msec周期で更新され、処理する速度範囲は0km/h〜300km/hとする。また、距離係数すなわち1パルスあたりに移動する距離は、[定数N]に格納し、上記スピードパルス仕様から、392.46 mm/pulseとする。
そして、処理手順としては、図3のフローチャートに示すように、まず、速度受信処理手段10において、車両側から定期的(約100msec)に速度情報の入力を受け付ける(ステップS1)。この情報には時刻と速度(0.01km/h単位)が含まれる。そして、前回と今回の各受信情報の時刻情報から受信間隔時間を求める(ステップS2。図2では列イの丸数字2)。受信する速度情報が時刻情報を持たない場合は本装置側で内蔵クロックなどにより受信間隔を計測する。
そして、ステップS2で求めた受信間隔と今回の速度情報とをかけて、この間の移動距離を求め、求めた移動距離はその時点の[変数A]に加算して記憶し、今回の速度は[変数B]で保持する(ステップS3)。
一方、車速パルス発生手段20では、タイマ処理により(ステップS4)、十分小さな一定の処理間隔で以下のステップS5〜S81の処理を実行する。なお、この処理間隔[変数C]は、処理する最大速度とパルス幅の仕様に依存し、例えば10msec程度以下が適するが、仮に300km/h程度まで処理する場合、1msec程度の処理間隔が適当である(ステップS4)。
この周期的処理では、まず、移動差分距離[変数D]を

移動差分距離[変数D] = 速度[変数B] × 処理間隔[変数C]

のように求める(ステップS5)。
続いて、移動差分[変数D]と累積移動距離[変数A]の関係を判定し(ステップS6)、以下の処理を行う。すなわち、

移動差分[変数D] > 累積移動距離[変数A]

のとき(ステップS6)、停止時などで[変数A]に端数が残ったときの処理として、出力カウンタ[変数E]に累積移動距離[変数A]を加え、累積移動距離[変数A]を0にする(ステップS61)。
一方、

移動差分[変数D] ≦ 累積移動距離[変数A]

のとき(ステップS6)、出力カウンタ[変数E]に移動差分[変数D]を加え、累積移動距離[変数A]から移動差分[変数D]を引く(ステップS62)。
また、出力信号は、以下の条件で制御する(ステップS7)。すなわち、

出力カウンタ[変数E] < 距離係数[定数N]/2

のとき(ステップS7)、アウトプット→5[V](high)とし(ステップS71)、一方、

出力カウンタ[変数E] ≧ 距離係数[定数N]/2

のとき、アウトプット→0[V](low)とする(ステップS72)。
そして、

出力カウンタ[変数E] ≧ 距離係数[定数N]

のとき(ステップS8)、出力カウンタ[変数E]は、出力カウンタ[変数E]を距離係数[定数N]で除した剰余に置き換える(ステップS81)。
〔4.例外処理〕
例外処理としては、まず、(場合1:)最初の一回目に前回の速度が得られないときは、処理を一回休み次を待つか、又は、100msec前に0km/hがあったと仮定する。また、(場合2:)入力情報が途絶えたときは、間隔の上限を決めておき、それ以上かかったときは場合1と同様に0km/hと仮定する。
また、(場合3:)入力速度が上限速度を超えたときは、実装方針に応じ、上限値と同じにするか、または0km/hと仮定する。また、(場合4:)電源断の際に各種動作状態を保持するなら変数A,B,Eを記録しておく。
また、(場合5:)累積カウンタ[変数A]のオーバフローについては、対策として、異常状態として定義し、上限を決めて止まり、0戻りしないように実装するか、または実装においては、0km/hになったときには、次のようにパルスを出力する処理を行う手段を講じることもできる。すなわち、フローチャートのステップS5で移動差分[変数D]を求める際、速度[変数B]が0のときは、累積距離を清算し移動させるため、0km/hでない直前の速度、または固定な微小移動速度(0.1km/h)して算出に使用する。
また、(場合6:)出力カウンタが距離係数の2倍以上になったときは、移動差分[変数D]は距離係数[定数N]を超えることはないことから、異常状態と考えられるため、何らかの処理遅延が起こっていると判断し、任意のエラー処理を行う。
〔5.効果〕
以上のように、本実施形態では、最新の速度情報をもとに、車両の移動量を差分の積算でシミュレートすることにより、速度域を問わず高精度な車速パルスへの変換が実現可能となる。
より具体的には、速度情報から計算した累積移動距離から周期ごとに移動差分を出力カウンタへ移し、その積算値を所定値ごとに車速パルスに変換するとともに、実際の速度変化と処理周期の間で生じるずれを、累積移動距離や出力カウンタの過不足として次のサイクルに反映し吸収する。これにより、どの速度域についても同様の限られた処理量や演算能力で車速パルスへの高精度な変換が実現可能となる。
また、速度変化の移動差分への即時反映により、車速パルスを速度情報へサンプリング間隔で最大限追従させることが可能となる。そのうえ、同じ単一のアルゴリズムで全速度域を処理可能となるため実装も容易となる。
また、本実施形態では、所定値の半分ごとに車速パルス信号の電位をhi/low切替することにより、目的とする最大の車速パルス出力周期の2倍程度という限られた最小限の処理周期で正確な処理が実現可能となる。
〔6.他の実施形態〕
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するものやそれ以外の他の実施形態も含むものである。例えば、累積移動距離の使用を省略し、速度情報から移動差分を直接計算するだけにしてもよい。
また、上記実施形態では、速度情報について100msec周期でのCANバスからのシリアル入力を想定したが、速度情報の入力については、メディアや方式は自由で、メモリバスなどのようにパラレル信号でもよいし、光や電波、音などを伝送媒体としたり、その入力周期も含め、自由に決定可能である。また、車速パルスの出力についても、一定の振幅を持った電圧変化を想定したが、この点も方式は自由に変更可能である。
本発明の実施形態の構成を示す図。 本発明の実施形態におけるタイミングチャートを例示する図。 本発明の実施形態における処理手順を例示するフローチャート。
符号の説明
3…車両
5…車速パルス信号発生装置
10…速度受信処理手段
20…車速パルス発生手段

Claims (9)

  1. 車両から所定周期で入力される速度情報に基いて、前記所定周期より小さな周期で継続的に移動差分を計算して積算し、その積算値が所定値に達するごとに車速パルスを発生させる手段を、コンピュータの演算制御部で実現することを特徴とする車速パルス信号発生装置。
  2. 車両から速度情報を受信する速度受信処理手段と、前記速度情報をもとに車速パルスを発生する車速パルス発生手段と、をコンピュータの演算制御部により実現する車速パルス発生装置において、
    前記速度受信処理手段は、
    車両から速度情報を受信すると共に、受信間隔を判断し、受信した前記速度情報と前記受信間隔から、受信ごとの累積移動距離を計算して記憶し、
    前記車速パルス発生手段は、前記受信間隔より小さな処理周期で、
    前記速度情報と前記処理周期から、処理周期ごとの移動差分を計算し、
    計算した前記移動差分又はその時点における前記累積移動距離の残りのうちいずれか小さな方を、前記累積移動距離から減算して所定の出力カウンタに加算し、
    前記出力カウンタの積算値が所定値に達すると、車速パルスの出力信号状態を変化させるとともに、前記積算値から前記所定値を減算する
    処理を繰り返す
    ことを特徴とする車速パルス信号発生装置。
  3. 前記車速パルス発生手段は、
    前記出力カウンタの積算値が前記所定値の半分に達するたびに、車速パルスの信号が採る二値の電位状態をトグル切替制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の車速パルス信号発生装置。
  4. 車両から所定周期で入力される速度情報に基いて、前記所定周期より小さな周期で継続的に移動差分を計算して積算し、その積算値が所定値に達するごとに車速パルスを発生させる処理を、コンピュータの演算制御部で実行することを特徴とする車速パルス信号発生装置の制御方法。
  5. 車両から速度情報を受信する速度受信処理手段と、前記速度情報をもとに車速パルスを発生する車速パルス発生手段と、をコンピュータの演算制御部により実現する車速パルス発生装置の制御方法において、
    前記速度受信処理手段に、
    車両から速度情報を受信すると共に、受信間隔を判断し、受信した前記速度情報と前記受信間隔から、受信ごとの累積移動距離を計算して記憶させ、
    前記車速パルス発生手段に、前記受信間隔より小さな処理周期で、
    前記速度情報と前記処理周期から、処理周期ごとの移動差分を計算させ、
    計算した前記移動差分又はその時点における前記累積移動距離の残りのうちいずれか小さな方を、前記累積移動距離から減算して所定の出力カウンタに加算させ、
    前記出力カウンタの積算値が所定値に達すると、車速パルスの出力信号状態を変化させるとともに、前記積算値から前記所定値を減算させる
    処理を繰り返す
    ことを特徴とする車速パルス信号発生装置の制御方法。
  6. 前記車速パルス発生手段で、
    前記出力カウンタの積算値が前記所定値の半分に達するたびに、車速パルスの信号が採る二値の電位状態をトグル切替制御する
    ことを特徴とする請求項5記載の車速パルス信号発生装置の制御方法。
  7. 車両から所定周期で入力される速度情報に基いて、前記所定周期より小さな周期で継続的に移動差分を計算して積算し、その積算値が所定値に達するごとに車速パルスを発生させる処理を、コンピュータの演算制御部を制御することにより実行させることを特徴とする車速パルス信号発生装置の制御プログラム。
  8. 車両から速度情報を受信する速度受信処理手段と、前記速度情報をもとに車速パルスを発生する車速パルス発生手段と、をコンピュータの演算制御部を制御することにより実現させる車速パルス発生装置の制御プログラムにおいて、
    そのプログラムは、
    前記速度受信処理手段に、
    車両から速度情報を受信すると共に、受信間隔を判断し、受信した前記速度情報と前記受信間隔から、受信ごとの累積移動距離を計算して記憶させ、
    前記車速パルス発生手段に、前記受信間隔より小さな処理周期で、
    前記速度情報と前記処理周期から、処理周期ごとの移動差分を計算させ、
    計算した前記移動差分又はその時点における前記累積移動距離の残りのうちいずれか小さな方を、前記累積移動距離から減算して所定の出力カウンタに加算させ、
    前記出力カウンタの積算値が所定値に達すると、車速パルスの出力信号状態を変化させるとともに、前記積算値から前記所定値を減算させる
    処理を繰り返させる
    ことを特徴とする車速パルス信号発生装置の制御プログラム。
  9. 前記車速パルス発生手段に、
    前記出力カウンタの積算値が前記所定値の半分に達するたびに、車速パルスの信号が採る二値の電位状態をトグル切替制御させる
    ことを特徴とする請求項8記載の車速パルス信号発生装置の制御プログラム。
JP2007024055A 2007-02-02 2007-02-02 車速パルス信号発生装置、その制御方法及びプログラム Expired - Fee Related JP4908249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007024055A JP4908249B2 (ja) 2007-02-02 2007-02-02 車速パルス信号発生装置、その制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007024055A JP4908249B2 (ja) 2007-02-02 2007-02-02 車速パルス信号発生装置、その制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008190935A true JP2008190935A (ja) 2008-08-21
JP4908249B2 JP4908249B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=39751184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007024055A Expired - Fee Related JP4908249B2 (ja) 2007-02-02 2007-02-02 車速パルス信号発生装置、その制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4908249B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114370343A (zh) * 2022-01-18 2022-04-19 杭叉集团股份有限公司 基于自适应通信的工业车辆控制方法、系统及仪表

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090175A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Kenwood Corp パルス発生器および車速パルス生成方法
JP2005202811A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Nippon Seiki Co Ltd パルス発生装置及びその装置を備えた車両用表示装置
JP2008111796A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Alpine Electronics Inc 自車位置算出装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090175A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Kenwood Corp パルス発生器および車速パルス生成方法
JP2005202811A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Nippon Seiki Co Ltd パルス発生装置及びその装置を備えた車両用表示装置
JP2008111796A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Alpine Electronics Inc 自車位置算出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114370343A (zh) * 2022-01-18 2022-04-19 杭叉集团股份有限公司 基于自适应通信的工业车辆控制方法、系统及仪表

Also Published As

Publication number Publication date
JP4908249B2 (ja) 2012-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2533011B1 (en) Gyroscope dynamic motor amplitude compensation for enhanced rate estimation during startup
US4373116A (en) Voice trip information system for an automotive vehicle
EP3598179A1 (en) Seismic sensor and earthquake determination method
WO2004019496A1 (ja) 波形発生方法、波形発生プログラム、波形発生回路、及びレーダ装置
JP2007322323A (ja) 走行メータ装置
JP4908249B2 (ja) 車速パルス信号発生装置、その制御方法及びプログラム
KR100456964B1 (ko) 차속신호 변환방법
EP1763128B1 (en) Voltage controlled oscillation apparatus
EP3355464B1 (en) Electric motor control system, driver, inverter and control method, and computer software and storage medium
JP5397393B2 (ja) 物理量センサ
JP5423573B2 (ja) 信号処理装置
JPH1073613A (ja) 回転体の速度検出装置
JP6300756B2 (ja) エンコーダ用信号処理回路
RU2258297C2 (ru) Электропривод постоянного тока
JP2011171974A (ja) 巡回型a/d変換器
JP2009125627A (ja) 超音波振動子の共振周波数追従装置
EP2645110B1 (en) Compression of inertial measurement unit data for transmission to an application processor
CN102289600A (zh) 车辆里程脉冲的软件滤波处理方法
JP5756267B2 (ja) エンコーダ用信号処理回路
JP6063190B2 (ja) パルスモータ制御装置およびパルス信号生成方法
SU1005272A1 (ru) Фазовращатель дискретного действи
JP2010011483A (ja) 温度補正装置
SU978314A1 (ru) Цифровой синтезатор частот
JP2017228161A (ja) 通過時刻測定方法、タイム測定方法、及びタイム測定装置
JPH02119592A (ja) モータ速度制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4908249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees