JP2008190809A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】上下風向板の水平状態を保持でき、外観を損なうことなく、コスト的にも有利な空気調和機を提供する。
【解決手段】室内機本体の室内空気吹出口は露受皿5で形成されており、その吹出口側壁には上下風向板7を支持する支持穴5aがあり、支持穴5aに上下風向板の支持軸7aを受ける軸受け8と上下風向板7の支持軸7aが挿入されている。上下風向板7の支持軸7aにバネ10の力により回転モーメントを与えるバネ部材9を取り付け、バネ部材9を吹出口外側に固定させることで、常に上下風向板7の支持軸7aについて、この上下風向板自重による回転方向aとは逆方向の回転モーメントが加えられる。これにより、上下風向板自重によるねじれを抑制し、水平状態を保持でき、外観を損なうことなく、上下風向板7をモータ2個で両端支持する場合に比べてコスト的にも有利な空気調和機となる。
【選択図】図1
【解決手段】室内機本体の室内空気吹出口は露受皿5で形成されており、その吹出口側壁には上下風向板7を支持する支持穴5aがあり、支持穴5aに上下風向板の支持軸7aを受ける軸受け8と上下風向板7の支持軸7aが挿入されている。上下風向板7の支持軸7aにバネ10の力により回転モーメントを与えるバネ部材9を取り付け、バネ部材9を吹出口外側に固定させることで、常に上下風向板7の支持軸7aについて、この上下風向板自重による回転方向aとは逆方向の回転モーメントが加えられる。これにより、上下風向板自重によるねじれを抑制し、水平状態を保持でき、外観を損なうことなく、上下風向板7をモータ2個で両端支持する場合に比べてコスト的にも有利な空気調和機となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機の室内機に関し、特に、上下風向板の水平状態を保持するバネ部材に関するものである。
従来の空気調和機の室内機は、例えば図2、3で示す外観をしており、内部構造は図4の断面図のように表される。これらの図から判るように、幅方向に長い吹出口5には空気の吹出し方向を上下に変えるための板状の上下風向板7が配設されている。そして、この上下風向板7の左右両端には、図5に示すように支持軸7aが形成されている。この支持軸7aには図5に示すように、吹出口側壁の支持穴5aに上下風向板7の支持軸を受ける軸受け8と上下風向板7の支持軸7aが挿入されている。また、この支持軸の一方の支持軸7aには上下風向板7を上下方向に回動させるためのモータが取り付けられる(図示せず)。特に本体1が大型で横幅が大きい場合には、上下風向板7の横幅も比例して大きく設計される。このため、吸込口2a、2a’から吸い込まれ、前記本体1内で熱交換器3により熱交換された空気を送風ファン4により吹出口5から吹出す際、この吹出口5の両側壁に設けられたこの上下風向板7の支持軸7aにより、回動自在に軸支されている。このように回動自在に軸支された上下風向板7をほぼ水平位置に回動させる際に、この上下風向板7は風向板自身の自重の影響で下方にたわみが生じるという問題があった。
上記問題を解決しようとした従来技術として、特開平08−061762号が開示されており、この内容としては、水平状態にある上下風向板7のたわみを防止する支持具を、吹出口の上部に一体的に形成して、この支持具で上下風向板の中央部を支持して外観性を向上させた空気調和機が挙げられる。
上記従来技術の前者及び後者のように、上下風向板回動用モータが片側支持のみに接続されている場合は、上下風向板7の静止時において、モータ支持側は上下風向板7が回動せず、この反対側の支持側は単に軸受の穴に挿入支持されているだけで回動自在になっているため、上下風向板7のねじれ変形を生じるという形状変化が生じ、外観を損ねてしまうといった問題がある。そのため、モータを二つ使用し、上下風向板7の両側を支持して、水平状態を保持する方策も考えられるが、コスト的に不利となる問題があった。
本発明の課題は、モータ一つで上下風向板7のたわみ及びねじれを防止できるようにすることにある。
本発明は上記課題を解決するため、上下風向板7を支持している吹出口5の側壁のうち、モータの配置されていない側壁の外側面に、上下風向板の支持軸7aにバネの力により、上下風向板が自重によりねじれ変形する力に抗する回転モーメントを与えるバネ部材9を取り付け、そのバネ部材9を吹出口側壁外側に固定させることで、常に上下風向板の支持軸7aについて、同上下風向板7の自重による回転方向とは逆方向の抵抗が加えられるような構成とした。これによって上下風向板7の水平状態を保持でき、外観を損なうことなく、上下風向板7をモータ2個で両端支持する場合に比べてコスト的にも有利な空気調和機となる。
本発明により、上下風向板7の自重によるねじれを防止することで、上下風向板7の水平状態を保持することができ、外観を損なうことなく、コスト的にも有利な空気調和機が実現できる。
以下、本発明の空気調和機の実施例を図面に基づいて説明する。
図2、3は本発明の空気調和機の全体構成、図4は断面図を示す。本発明の空気調和機は室外機と室内機の分離型であるが、室外機は割愛した。
図4において、1は室内機本体を示しており、2はこの本体1に着脱可能に被せられた化粧カバーである。また、2aはこの本体1の上面部に設けられた吸込口を表しており、2a’は前面部に設けられた吸込口を表している。3はこの本体1内に設けられ、この吸込口2a及び2a’から吸い込まれた空気を熱交換する熱交換器である。4は空気通路に設けられ、熱交換された空気を後述する吹出口5に送出する送風ファンであり、5は室内に向けて熱交換された空気を吹き出す吹出口で、露受皿という部品で構成されている。6は前記吹出口5の後方の底壁面に回動自在に軸支され、吹出口左右方向に向けて風向を調節する複数の左右風向板である。7は同左右風向板6の前方のこの吹出口5の両側壁面に支持軸7aを備えて回動自在に軸支され、吹出口上下方向に向けて風向を調節する上下風向板である。この上下風向板7をほぼ水平位置に静止した際、モータ支持側の支持軸については、回動をモータによって制限されているが、モータ支持側と反対側の支持軸については、回動自在なため、図1のa方向に自重により少しばかり回転してしまい、図8のa’だけねじれたように見えてしまう。この現象を抑制するために、図1で示すように、モータ支持側と反対側の側壁外側に上下風向板7のねじれを防止するバネ部材9を配置した。そして、このバネ部材9により上下風向板7が水平に保持され、この上下風向板7のねじれを防止する構成となっている。
次に、本発明の上下風向板7の支持軸7aにバネの力により回転モーメントを与えてねじれを防止するバネ部材9について説明する。
図6は本発明の上下風向板7の軸部7aにバネ10の力により回転モーメントを与えるバネ部材9の斜視図であり、バネ10とカバー部品11、回動部品12より構成されている。また、図9は本発明による空気調和機の上下風向板7の組立工程を示した図であり、図10は本発明によるバネ部材9の組立状態の断面図である。バネ部材9の仕組みは図10で表したようになる。吹出口を形成する露受皿5とバネ部材カバー11がネジにより固定されており、このバネ部材カバー11が10aでバネ10と連結している。また、バネ10はバネ部材可動部品12と10bで連結しており、バネ部材可動部品12がa方向に動くことで、バネ10の力がb方向に働く構成となっている。このため、このバネ10により、部品12は回転モーメントがb方向に常に働く状態となっている。次に、図9のように、この部品12の穴部に上下風向板7の支持軸7aをc方向から挿入することで、上下風向板7の支持軸7aについて回転方向bの回転モーメントが働く。このとき、図7に示すように、上下風向板7の自重によるねじれa’が生じても、そのねじれa’を防止できる分だけの回転b’が働くようにバネ部材9のバネ10の弾性力を選別して使用すればよい。
以上の構成により、モータは片側のみの支持で、上下風向板7の外観を損なうことなく、モータ二つで回動する場合と比べて、コスト的に有利な空気調和機となる。
1…室内機、2…化粧カバー及び吸込口、2a…上面部吸込口、2b…前面部吸込口、3…熱交換器、4…送風ファン、5…露受皿及び吹出口、5a…吹出口側壁の支持穴、6…左右風向板、7…上下風向板、7a…上下風向板の支持軸、8…軸受け、9…バネ部材、10…バネ、10a…バネ10とバネ部材カバー部品11との連結部、10b…バネ10とバネ部材可動部品12との連結部、11…バネ部材カバー部品、12…バネ部材可動部品、a…上下風向板自重によるねじれ方向、a’…上下風向板自重によるねじれ、b…バネ10による回転モーメント方向、b’…バネ10による回転。
Claims (1)
- 吸込口と吹出口を結ぶ空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口に上下風向板を回動自在に軸支してある壁掛け式空気調和機において、
上下風向板の軸部にバネの力により回転モーメントを与えるバネ部材を上記吹出口の側壁外側に配設したことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007027464A JP2008190809A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007027464A JP2008190809A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008190809A true JP2008190809A (ja) | 2008-08-21 |
Family
ID=39751073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007027464A Withdrawn JP2008190809A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008190809A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010143378A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の室内機 |
JP2016099081A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | パナソニック株式会社 | ねじれ抑制機構およびそれを備えた空気調和機 |
CN110291340B (zh) * | 2017-02-21 | 2021-05-18 | 夏普株式会社 | 空气调节机 |
US11585569B2 (en) | 2019-11-22 | 2023-02-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Air conditioner |
-
2007
- 2007-02-07 JP JP2007027464A patent/JP2008190809A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010143378A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の室内機 |
JP2016099081A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | パナソニック株式会社 | ねじれ抑制機構およびそれを備えた空気調和機 |
CN110291340B (zh) * | 2017-02-21 | 2021-05-18 | 夏普株式会社 | 空气调节机 |
US11585569B2 (en) | 2019-11-22 | 2023-02-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Air conditioner |
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