JP2008190241A - 泥水固化壁工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】泥水プラントの設備ヤードが狭い現場においても高精度の泥水固化壁の施工を可能とする泥水固化壁工法を提供することを目的とする。
【解決手段】泥水の満たされた掘削孔内に、撹拌機を装着した泥水固化材供給装置を最深部まで降ろし、所定範囲分の容量の泥水固化材を供給した後に、原位置で泥水と泥水固化材を撹拌機により所定時間撹拌をしてから、泥水固化材供給装置を所定範囲分だけ引き上げ、再び所定範囲分の容量の泥水固化材を供給した後に、原位置で泥水と泥水固化材を撹拌機により所定時間撹拌をしてから、泥水固化材供給装置を所定範囲分だけ引き上げる作業を掘削孔の全長に亘って繰り返すことにより、或いは、更に掘削孔の全長に亘って攪拌機を上下動させて撹拌を行うことにより、泥水固化壁を構築する泥水固化壁工法を基本として提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地下構造物を構築する際に、周辺地盤が土砂の崩落や地下水の出水等による影響を受けることがないように、根伐のために構築する山留め止水壁としての泥水固化壁工法に関し、特には泥水プラントの設備ヤードが狭い現場においても高精度の泥水固化壁の施工を可能とするものである。
地中に構造物を構築しようとする場合、確実な土留め、止水壁が必要となる。このような土留め、止水のための山留め止水壁(地中連続壁)の工法としては、コンクリート系のRC工法(Rainforced Concrete)やソイルセメント系のCRM工法(Continuous walls using Recycled Mud)とともに、掘削に使用する泥水(安定液)に泥水固化材を混合して固結させる泥水固化壁工法が採用されている。
一般に泥水固化壁工法を採用するケースは、下部をRC工法による地下連続壁で構築し、上部3〜5m程度で最終的に別途構造物を構築するために、RC工法による地下連続壁は不要だが山留め止水を必要とするようなケースである。そのため、泥水固化壁工法によれば、RC工法やCRM工法に比べ、水分の多い状態で、しかも低強度の壁体が構築される。
この泥水固化壁工法は、H形鋼等の芯材と泥水固化体からなる壁体を構築する工法であり、RC工法やCRM工法と同様に、地中連続壁の掘削機を用いて高精度に所定の掘削孔を掘削する。そして、この掘削孔にH形鋼の芯材を建て込んだ後に、地上の泥水プラントの設備ヤードでベントナイト泥水にセメントやケイ酸ソーダ等を混合撹拌して製作した泥水固化液を芯材間に配置したトレミー管から供給して、掘削孔内の泥水と置換打設をする。
あるいは、芯材間にエアーブロー管を装備し、掘削孔の底部からエアブローをしながら、上部よりセメントミルクやケイ酸ソーダを投入し、掘削孔内のベントナイト泥水と掘削孔内で混合撹拌して泥水固化液を製作するエアーブロー工法が知られている。
上記に関して特許文献1には、掘削孔に充填されている泥水をポンプで地上に吸い上げてジェットポンプの噴射ノズルに供給してジェット水流状の泥水とし、粉粒体状の固化材と混合して再び掘削孔の最深部から置換打設する工法が開示されている。
特開平9−67819号公報
しかしながら、前記した地上の泥水プラントの設備ヤードで製作した泥水固化液を掘削孔内の泥水と置換打設する従来工法においては、掘削孔の容量の2倍から3倍の泥水貯留槽が必要となり、その結果、一定面積以上の泥水プラントの設備ヤードを確保することが必須の条件となる。泥水固化壁工法において使用する地中連続壁の掘削機は1/500以上の掘削精度を確保でき、その出来形も超音波測定にて測定可能であり、30m以深の超深度土留め壁を精度高く掘削することができる。にもかかわらず施工場所によっては、専ら泥水プラントの設備ヤードを十分確保できないことに起因して、泥水固化壁工法が適当な場合であっても泥水固化壁工法を採用できない場合が発生している。また、置換打設工法の本来的限界として、置換時に掘削孔の壁面からスライムが混入して壁体不良を起こすおそれがある。
また、特許文献1によれば、ジェットポンプ等の設備を新たに準備する必要があり、そのための泥水プラントの設備ヤードを必要とし、又掘削孔内の泥水と置換することには変わりないため、泥水中からのスライム混入等のおそれもある。また、エアブローにより、掘削孔内のベントナイト泥水と泥水固化材を原位置で混合撹拌するエアーブロー工法は、エアブローによる撹拌に限界があり、泥水と泥水固化材との撹拌が十分に行われないこともあり、そのため、深度25m以浅の浅い深度でしか使用することができない。
そこで本発明は上記事情に鑑みて、泥水プラントの設備ヤードが狭い現場においても高精度の泥水固化壁の施工を可能とする泥水固化壁工法を提供することを目的とするものである。
本発明は上記目的を達成するため、泥水の満たされた掘削孔内に、撹拌機を装着した泥水固化材供給装置を最深部まで降ろし、所定範囲分の容量の泥水固化材を供給した後に、原位置で泥水と泥水固化材を撹拌機により所定時間撹拌をしてから、泥水固化材供給装置を所定範囲分だけ引き上げ、再び所定範囲分の容量の泥水固化材を供給した後に、原位置で泥水と泥水固化材を撹拌機により所定時間撹拌をしてから、泥水固化材供給装置を所定範囲分だけ引き上げる作業を掘削孔の全長に亘って繰り返すことにより、或いは、更に掘削孔の全長に亘って攪拌機を上下動させて撹拌を行うことにより、泥水固化壁を構築する泥水固化壁工法を基本として提供する。
また、掘削孔を地中連続壁掘削機を使用し、泥水としてベントナイト溶液を使用する。更に、掘削孔の深さが30m以上であり、泥水固化材としてセメントミルクを使用し、又は泥水固化材として掘削土から分離した砂分を混練したモルタルを使用し、泥水と泥水固化材の撹拌の終了後に掘削孔に所定の芯材を挿入する。
かかる泥水固化壁工法によれば、掘削孔内の原位置で所定容量毎の泥水と泥水固化材をステップバイステップで混合撹拌するため、従来の置換打設工法のように掘削孔容量の2倍から3倍の泥水貯留槽が必要なく、又セメントミルク等の泥水固化材容量分の返泥容量(掘削孔容量の約1/3程度)の返泥受け槽を準備すればよいため、コンパクトな泥水プラントの設備ヤードで施工が可能であり、泥水プラントの設備ヤードが十分確保できない施工場所であっても、泥水固化壁工法を採用することができる。また、撹拌機を使用して所定容量毎に確実に撹拌するとともに、掘削孔全長に亘って撹拌機により確実に撹拌を行うことができるため、泥水と泥水固化材が均一に混合されて、施工する掘削孔の深さに限界がなく、従来エアブローによる撹拌では施工できなかった深度25m以深の、更には深度30m以深の掘削孔であっても精確に施工することができる。
更に、掘削孔内の泥水を利用して壁体を構築するため、廃棄する泥水の量を減らすことができ、施工時の返泥は次掘削の掘削泥水として使用するため、最終的には泥水固化材相当分の泥水のみを廃棄処分すればよい。そして、原位置撹拌であるので、従来の置換打設工法のように置換時に掘削孔の壁面からスライムが混入することがない。
以下図面に基づいて本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明においても、RC工法やCRM工法と同様に、地盤内に所定幅の先行エレメントを一定の間隔を設けて掘削・構築し、その後に各先行エレメントの間に後行エレメントを掘削・構築することにより、連続壁として構築している。本発明における各エレメントの構築工法は次の通りである。
図1は、本発明に係る泥水固化壁工法を概略的に示す施工フロー図であり、先ず、施工すべき地盤にステップ1で所定の掘削機の据付を行う。掘削機としては、RC工法やCRM工法と同様に水平多軸回転式掘削機,垂直多軸回転式掘削機やバケット式掘削機等を使用する。図2は1エレメント分の掘削孔を掘削するための地盤Eにバケット式掘削機21を据え付けた状態を示している。次にステップ2で所定深さの掘削孔を掘削する。掘削孔は30m以深の超深度であっても1/500以上の掘削精度を確保して掘削するようにする。図3はバケット式掘削機21のバケット21aにて掘削孔22を掘削している状態を示している。掘削孔22内には孔壁面保護等のため安定液(ベントナイト泥水)としての泥水23を満たして施工をする。なお、ベントナイト泥水は主材料をベントナイトとし、その他の添加剤を必要に応じて混合したものである。
所定深さまで掘削孔22の掘削が完了すると、バケット式掘削機21を引き上げ、ステップ3で掘削孔22内のスライム処理を行う。図4は、所定の深さD(例えば30m)まで掘削孔22の掘削が完了した後に、スライム処理装置24の水中サンドポンプ24aを掘削孔22内に底部まで挿入してスライムを泥水23とともに吸引して回収槽25に回収するとともに、泥水の良液槽26から新たな泥水を補充している状態を示している。なお、良液槽26から新たな泥水の補充は必要に応じて行えばよく、本来不要である。次にステップ4の掘削孔検査で、超音波検査機を使用して掘削孔22の掘削精度を検査・確認する。掘削精度が満たされていれば、ステップ5で撹拌機27aを装着した泥水固化材供給装置27を掘削孔22の開口部に配置する。
同時にステップ6でセメントミルク等の泥水固化材の製造を行う。図5は泥水固化材としてのセメントミルクの製造プラントの一例を示すものであり、セメントサイロ28からセメント計量槽29にセメントを供給し、所定量を計量して二軸ミキサー32に供給する。このセメントを清水槽30から流量計31を介しての二軸ミキサー32に供給された所定量の清水と混練し、更にアジテータ33にて撹拌してから、泥水固化材としてのセメントミルクを圧送ポンプ34を介して泥水固化材供給装置27に供給する。
泥水固化材としては、セメントミルクに限ることなく、例えば、掘削孔22から排出した掘削土から砂分を分離し、セメントと混練したモルタルを使用することもできる。この場合には排出土量の減容化を図ることもできる。
そして、ステップ7で、泥水23の満たされた掘削孔22内に、泥水固化材としてのセメントミルクの所定量を供給し、ステップ8で掘削孔22内における泥水固化材の供給された原位置で撹拌機27aにて撹拌を行う。撹拌時間は掘削すべき容量に応じて適宜選択すればよいが、概ね1〜2分程度の撹拌でよい。図6,図7はステップ7,8の作業状態を示す説明図である。先ず図7に示すように、所定深さD迄掘削が完了し、安定液としてのベントナイト泥水等の泥水23が満たされた掘削孔22の最深部22Dに、泥水固化材供給装置27の撹拌機27a及び泥水固化材供給管27bを降ろし、所定高さd1分、例えば掘削孔22の最深部22Dから1m程度の高さd1容量のセメントミルクを泥水固化材供給管27bから供給した後に、原位置で泥水23と供給されたセメントミルクを撹拌機27aにより所定時間撹拌をし、泥水とセメントミルクからなる泥水固化液40を原位置で製造する。なお、掘削孔22内の撹拌機27aの位置は深度計を使用して確認し、必要な場所に移動させる。
その後、ステップ9で、泥水固化材供給装置27を所定高さ分、例えば1m程度だけ引き上げる。即ち、図8に示すように泥水固化材供給装置27の撹拌機27a及び泥水固化材供給管27bをd1に連続するd2の位置まで上昇させて移動し、再び前記ステップ7の所定量の泥水固化材供給と、ステップ8の原位置での部分撹拌を行い、この作業を掘削孔22の全長に亘って繰り返すステップ10を実施する。図6は掘削孔22の最深部22Dから所定範囲分のd1,d2,d3,d4,d5と前記作業を繰り返している状態を示しており、このd1〜d5迄の範囲では泥水とセメントミルクからなる泥水固化液40を原位置で製造している。このように、掘削孔22の所定深さDまでの全域に亘って所定高さ毎にステップバイステップで泥水とセメントミルクからなる泥水固化液40を原位置で製造することが本発明の特徴である。なお、ステップ7のセメントミルクの供給をしつつ、同時にステップ8の撹拌機27aによる原位置での撹拌を行ってもよく、更に、撹拌機27aを原位置の範囲(図6,図7に示す所定高さd1〜d5の範囲)内及び原位置の範囲に近接する範囲で上下動させて撹拌してもよい。
掘削孔22の全域に亘って泥水固化材の供給と原位置での撹拌が終了すると、ステップ11で掘削孔22の全域撹拌を行う。図9,図10はステップ11の作業状態を示す説明図である。図9及び図10に示すように、掘削孔22の開口部22Eから最深部22Dの全域に亘って撹拌機27aを矢印A,Bに示すように下降、上昇の往復動させて、掘削孔22の全域において、セメントミルクと泥水23とを再度ターニング撹拌して泥水固化液40を均一に撹拌する。
次にステップ12でH形鋼等の芯材を掘削孔22に建て込む。即ち、図11に示すようにクレーン35で芯材としてのH形鋼36を吊り上げて、掘削孔22内の泥水固化液40が固化する前に建て込む。必要本数のH形鋼の建込が完了すると、泥水固化液40が固化して、泥水固化壁となるまで、ステップ13で養生させる。図12は泥水固化液40中に所定のH形鋼36を建て込んだ後、泥水固化液40が固化するまで掘削孔22の開口部22Eに蓋材37を被覆して養生している状態を示す。これにより、泥水固化壁の1エレメントの構築が終了する。このようにして地盤内に所定幅の先行エレメントを一定の間隔を設けて掘削・構築し、その後に各先行エレメントの間に後行エレメントを掘削・構築することにより、連続壁として構築する。
構築した泥水固化壁は、掘削孔22内の原位置で泥水23と泥水固化材を混合・撹拌するために、従来の置換打設する工法に比較して、泥水の回収タンクの容量が飛躍的に少なくて済み、その結果、泥水プラントの設備ヤードの面積が少なくても施工することが可能である。例えば1エレメントが、壁厚0.8m、掘削幅2.8m、深さ40mとした場合、その容積は89.6mとなり、置換打設によって掘削孔から地上に返される泥水を収納するための返泥回収槽として200mのものが必要となる。これに対して、本発明では、セメント添加量200Kg、水/セメント比50%とすると、返泥回収槽は30mでよく、従来の1/7程度の容量で済む。
また、従来の置換打設する工法では、1時間当たりの打設量が20m程度であり、前記した掘削孔であれば、4.5時間ほど打設時間がかかるが、本発明によれば仮に1m毎に原位置撹拌をすると、1m当たりのセメントミルク添加・撹拌時間は2分程度なので、80分(1.33時間)まで短縮することができる。
以上詳細に説明したように、本発明によれば掘削孔内の原位置で所定容量毎の泥水と泥水固化材をステップバイステップで混合撹拌するため、従来の置換打設工法のように掘削孔容量の2倍から3倍の泥水貯留槽が必要なく、又セメントミルク等の泥水固化材容量分の返泥容量(掘削孔容量の約1/3程度)の返泥受け槽を準備すればよいため、コンパクトな泥水プラントの設備ヤードで施工が可能であり、泥水プラントの設備ヤードが十分確保できない施工場所であっても、泥水固化壁工法を採用することができる。また、撹拌機を使用して所定容量毎に確実に撹拌するとともに、掘削孔全長に亘って撹拌機により確実に撹拌を行うことができるため、泥水と泥水固化材が均一に混合されて、施工する掘削孔の深さに限界がなく、従来エアブローによる撹拌では施工できなかった深度25m以深の、更には深土30m以深の掘削孔であっても精確に施工することができる。
ソイルセメント築造工法のCRM工法は、RC工法に比べてプラント設備ヤードを1/2程度に小さくすることができるが、都市部ではそれ以上にプラント設備ヤードを確保することが困難なケースが多い。そのため、RC工法で使用する掘削機の精度の高さは周知されていても、専らプラント設備ヤードの確保ができないためにソイル柱列壁を選択し、強度不足を補うために背面に薬注を行い施工している場合がある。本発明によれば、泥水プラントの設備ヤードとしては、RC工法のプラント設備ヤードの1/4程度の広さでよいため、RC工法やCRM工法が採用できない現場環境であっても高精度の泥水固化壁の施工を行うことができる。また、RC工法と同等のプラント設備ヤードが確保できれば、掘削機の台数を増やすことが可能であり、工期を短縮することができる。
また、従来のエアーブローによる泥水固化壁工法は、エアブローによる撹拌に限界があり、深度25m以浅の浅い深度でしか使用することができず、泥水と泥水固化材との撹拌が十分に行われないこともあるのに対して、本発明では深度30m以深の深い深度でも施工することができ、又掘削機により原位置及び掘削孔全体を強制的に撹拌することができ、泥水と泥水固化材の混合・撹拌が必要、かつ、十分に行われる。
更に、掘削孔内の泥水を利用して壁体を構築するため、廃棄する泥水の量を減らすことができ、施工時の返泥は次掘削の掘削泥水として使用するため、最終的には泥水固化材相当分の泥水のみを廃棄処分すればよい。そして、原位置撹拌であるので、従来の置換打設工法のように置換時に掘削孔の壁面からスライムが混入することがない。
本発明に係る泥水固化壁工法を概略的に示す施工フロー図。 掘削機の据付状態を示す説明図。 掘削状態を示す説明図。 掘削状態を示す説明図。 セメントミルクの製造工程を示す説明図。 泥水固化材の供給・撹拌状態を示す説明図。 泥水固化材の供給・撹拌状態を示す説明図。 泥水固化材の供給・撹拌状態を示す説明図。 泥水固化材の供給・撹拌状態を示す説明図。 泥水固化材の供給・撹拌状態を示す説明図。 芯材の建込状態を示す説明図。 泥水固化液の養生状態を示す説明図。
符号の説明
21…バケット式掘削機
21a…バケット
22…掘削孔
23…泥水
24…スライム処理装置
24a…水中サンドポンプ
25…回収槽
26…良液槽
27…泥水固化材供給装置
27a…撹拌機
27b…泥水固化材供給管
28…セメントサイロ
29…セメント計量槽
30…清水槽
31…流量計
32…二軸ミキサー
33…アジテータ
34…圧送ポンプ
35…クレーン
36…H形鋼
37…蓋材
40…泥水固化液

Claims (8)

  1. 泥水の満たされた掘削孔内に、撹拌機を装着した泥水固化材供給装置を最深部まで降ろし、所定範囲分の容量の泥水固化材を供給した後に、原位置で泥水と泥水固化材を撹拌機により所定時間撹拌をしてから、泥水固化材供給装置を所定範囲分だけ引き上げ、再び所定範囲分の容量の泥水固化材を供給した後に、原位置で泥水と泥水固化材を撹拌機により所定時間撹拌をしてから、泥水固化材供給装置を所定範囲分だけ引き上げる作業を掘削孔の全長に亘って繰り返すことにより、泥水固化壁を構築することを特徴とする泥水固化壁工法。
  2. 泥水の満たされた掘削孔内に、撹拌機を装着した泥水固化材供給装置を最深部まで降ろし、所定範囲分の容量の泥水固化材を供給した後に、原位置で泥水と泥水固化材を撹拌機により所定時間撹拌をしてから、泥水固化材供給装置を所定範囲分だけ引き上げ、再び所定範囲分の容量の泥水固化材を供給した後に、原位置で泥水と泥水固化材を撹拌機により所定時間撹拌をしてから、泥水固化材供給装置を所定範囲分だけ引き上げる作業を掘削孔の全長に亘って繰り返し、更に掘削孔の全長に亘って攪拌機を上下動させて撹拌を行うことにより、泥水固化壁を構築することを特徴とする泥水固化壁工法。
  3. 掘削孔を地中連続壁掘削機を使用して掘削する請求項1又は2記載の泥水固化壁工法。
  4. 泥水としてベントナイト溶液を使用する請求項1,2又は3記載の泥水固化壁工法。
  5. 掘削孔が深さが30m以上である請求項1,2,3又は4記載の泥水固化壁工法。
  6. 泥水固化材として、セメントミルクを使用する請求項1,2,3,4又は5記載の泥水固化壁工法。
  7. 泥水固化材として、掘削土から分離した砂分を混練したモルタルを使用する請求項1,2,3,4又は5記載の泥水固化壁工法。
  8. 泥水と泥水固化材の撹拌の終了後に掘削孔に所定の芯材を挿入する請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の泥水固化壁工法。
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